JP2015131680A - 結束バンド及びその連結体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】合成樹脂製の可撓性短尺バンドBの一端部B2寄りに係止孔4を、同じく他端部B1寄りに係止突起5をそれぞれ有する結束バンド3に前記被結束体1に先端が食い込む爪部12を立設するするとともに、その爪部に補強リブ15を形成する。合成樹脂製可撓性シートにハーフカットを施して、この結束バンドを多数個、横並びに連結形成するとき、ハーフカットされないで残った非ハーフカット部17の厚みを制御する。すると、結束バンド連結体の先端結束バンドと後続結束バンドとを屈曲させても、非ハーフカット部が変形前の形状を発現しない。
【選択図】図3
Description
前記第一の課題を解決するために、本発明の結束バンドは、合成樹脂製の可撓性短尺帯板(B)の一端部(B2)寄りの部位に略長円形又は略長方形の係止孔(4)を有するとともに、前記可撓性短尺帯板(B)の他端部(B1)寄り部位に、前記可撓性短尺帯板(B)を長さ方向に二つ折りにしたとき、前記係止孔(4)と係止・係脱可能な係止突起(5)を有する被結束体(1)の結束バンド(3)において、
前記可撓性短尺帯板(B)における前記係止孔(4)と前記係止突起(5)との間に、前記可撓性短尺帯板(B)を二つ折りにしたとき、前記被結束体(1)に食い込む爪部(12)が立設され、かつ、その爪部(12)には、その立設を補強する補強リブ(15)が形成される構成とした。
前記可撓性短尺帯板(B)の長さ方向のほぼ中間位置で他の部位よりも幅狭に形成される易折部(13)と、
前記可撓性短尺帯板(B)の幅方向の両側縁部(B3)が同帯板に対しほぼ垂直に折り曲げられることにより形成される前記爪部(12)と、
前記可撓性短尺帯板(B)の一端部(B2)の板面に、前記爪部(12)と同じ向きに立ち上げられる凸部(21)とを備え、
前記可撓性短尺帯板(B)が易折部(13)で長さ方向に二つ折りにされると、前記可撓性短尺帯板(B)の他端部(B1)の板面に前記凸部(21)の先端が当たることにより、前記可撓性短尺帯板(B)の一端部(B2)と他端部(B1)との各板面の間に前記凸部21の高さ分の隙間が保たれる構成を採用した。
さらには、このような追加の構成を採用すると、結束バンドが二つ折り状態のとき、可撓性短尺帯板(B)の一端部(B2)と他端部(B1)とが密着して重ならないため、これらの端部を簡単に掴んで拡げることが可能になる。これにより、一旦収束した被結束体(包装袋)の口を開放する際の作業性が良好になるといった新たな効果を得ることもできる。
可撓性短尺帯板Bの長さ方向のほぼ中間位置であって、短尺帯板B、言い換えれば、結束バンド3の両側縁部B3の中央には短尺帯板Bを二つ折可能な易折部13が他の部位より幅狭に形成されている。この易折部13が可撓性短尺帯板Bを二つ折りにするときの曲げ起点となる。
しかしながら、本発明に係る結束バンド3においては、前記爪部12が存在する部位において片持ちリブ14の外側下部領域が、結束バンド3を成形した際に使用された上下金型の所定キャビティ(図示なし)により、前記結束バンド3の内方に押圧されて、前記爪部12の内側下部領域に爪部12の立設を補強する補強リブ15が形成されている点において従来技術と顕著に相異する(第一の特徴)。すなわち、本実施形態では、補強リブ15が爪部12の先端やや下側の位置から短尺帯板Bの板幅内向きに膨らんで、下方にゆくにつれて見かけ上の外周形状が大きくなるように形成されている。
改良タイプの結束バンド3は、図13(A)及び(B)に示すように、短尺帯板Bの一端部B2に円形の凸部21が設けられる。この凸部21は、円錐台形の形状で、短尺帯板Bの板面に爪部12と同じ向きに立ち上げられる。凸部21の板厚は、短尺帯板Bの板厚にほぼ等しい(図14)。これは、結束バンド3の成形時に金型で同帯板Bの板面を押し出すことにより凸部21を形成したことによる。
この結果、爪部21の可動範囲が制限されて折曲方向(図15で上下方向)の内側に入りすぎることがなくなるため、爪部12同士の干渉や、同帯板Bの板面からの負荷を抑えることが可能になり、被結束体(薄手の包装袋や網袋を含む)の収束をより確実にすることができる。
さらには、このような追加の構成を採用すると、結束バンド3が二つ折り状態のとき、短尺帯板Bの一端部B2と他端部B1とが密着して重ならないため、これらの端部を簡単に掴んで拡げることが可能になる。これにより、一旦収束した被結束体(包装袋)の口を開放する際の作業性が良好になるといった効果を得ることもできる。
2:収束部、
3:結束バンド
31:先端結束バンド
32:後続結束バンド
3x:追従結束バンド
4:係止孔、
5:係合突起、
6:結束バンド連結体
7:結束バンド巻回物、
8:結束装置、
9:リール、
10:接合部.
11:開口部
12:爪部、
13:易折部
14:片持ちリブ、
15:補強リブ、
16:接合前駆部位、
17:非ハーフカット部
21:凸部
A:結束機構
B:短尺帯板
B1:一端部
B2:他端部
D:厚み
F1、F2、F3、F4:外力
R:鎖線
V:空間
X:横幅方向
Y:進行方向
Z:進行方向と交叉する方向。
Claims (3)
- 合成樹脂製の可撓性短尺帯板(B)の一端部(B2)寄りの部位に略長円形又は略長方形の係止孔(4)を有するとともに、前記可撓性短尺帯板(B)の他端部(B1)寄り部位に、前記可撓性短尺帯板(B)を長さ方向に二つ折りにしたとき、前記係止孔(4)と係止・係脱可能な係止突起(5)を有する被結束体(1)の結束バンド(3)において、
前記可撓性短尺帯板(B)における前記係止孔(4)と前記係止突起(5)との間に、前記可撓性短尺帯板(B)を二つ折りにしたとき、前記被結束体(1)に食い込む爪部(12)が立設され、かつ、その爪部(12)には、その立設を補強する補強リブ(15)が形成されることを特徴とする結束バンド。 - 請求項1記載の結束バンドであって、
前記可撓性短尺帯板(B)の長さ方向のほぼ中間位置で他の部位よりも幅狭に形成される易折部(13)と、
前記可撓性短尺帯板(B)の幅方向の両側縁部(B3)が同帯板に対しほぼ垂直に折り曲げられることにより形成される前記爪部(12)と、
前記可撓性短尺帯板(B)の一端部(B2)の板面に、前記爪部(12)と同じ向きに立ち上げられる凸部(21)とを備え、
前記可撓性短尺帯板(B)が易折部(13)で長さ方向に二つ折りにされると、前記可撓性短尺帯板(B)の他端部(B1)の板面に前記凸部(21)の先端が当たることにより、前記可撓性短尺帯板(B)の一端部(B2)と他端部(B1)との各板面の間に前記凸部21の高さ分の隙間が保たれるように構成されたことを特徴とする結束バンド。 - 合成樹脂製方形の可撓性シートに対して、その厚さ方向にハーフカットを施して得られた可撓性短尺帯板(B)からなるとともに、その一端部(B2)寄りの部位に略長円形又は略長方形の係止孔(4)を有し、同じく他端部(B1)寄り部位に、前記可撓性短尺帯板(B)を二つ折りにしたとき、前記係止孔と係止・係脱可能な係止突起(5)を有する被結束体の結束バンド(3)を多数個、横長に、前記ハーフカットがなされないで残った非ハーフカット部(17)を介して、連結してなる結束バンド連結体(6)において、相隣接する任意の先端結束バンドに負荷をかけて、それとそれに後続する後続結束バンドとを、前記非ハーフカット部(17)を起点にして、相対的に屈曲・変形させた後、前記負荷を除去しても、前記非ハーフカット部(17)が前記両結束バンドを屈曲・変形する前の形状を発現しない程度の厚み(D)を有していることを特徴とする結束バンド連結体。
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