JP2015131015A - 関節機構、マニピュレータおよびマニピュレータシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】小さい牽引力で湾曲可能とし、装置の小型化および制御特性の向上を図る。【解決手段】貫通孔17を有する筒状の第1の部材13aと、その先端側に配置され、第1の部材13aに対して中心軸に交差する揺動軸線回りに揺動可能に設けられた第2の部材13bと、貫通孔17の中心軸近傍を貫通し、先端が第2の部材13bに固定された可撓性を有する筒状のガイドシース21a,21bと、その先端側に導入された操作ワイヤ22a,22bと、第2の部材13bに揺動軸線から径方向に偏心した位置に設けられ、ガイドシース21a,21bを経由して第1の部材13a側から導入されてきた操作ワイヤ22a,22bを第1の部材13a側にUターンさせる折り返し部20a,20bとを備え、折り返し部20a,20bにおいてUターンさせられた操作ワイヤ22a,22bの先端が、径方向に偏心した位置に固定されている関節機構12aを提供する。【選択図】図4

Description

本発明は、関節機構、マニピュレータおよびマニピュレータシステムに関するものである。
従来、揺動可能に連結された複数の湾曲駒を、それぞれ操作ワイヤによって独立して個々に操作する多関節湾曲機構を有する医療機器が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この多関節湾曲機構は、モーメントを発生させるために各操作ワイヤによって各湾曲駒の外周に近い位置を基端側に牽引する方式である。このため、牽引力を効率的に湾曲駒に伝達するように、各操作ワイヤおよび該操作ワイヤを案内する筒状のガイドシースが、湾曲駒の比較的外周に近い経路を通るようにルーティングされている。
また、特許文献1の多関節湾曲機構では、先端側の湾曲駒に接続される操作ワイヤよりも湾曲駒の径方向の内側に基端側の湾曲駒に接続される操作ワイヤが配置されている。そして、操作ワイヤに牽引力を加えることにより各湾曲駒が他の湾曲駒に対して揺動させられると、これに伴って操作ワイヤおよびガイドシースが湾曲させられるようになっている。
特許第5197980号公報
しかしながら、特許文献1の多関節湾曲機構のように、湾曲駒の外周に近い位置にガイドシースをルーティングする場合、特に、湾曲の最も内側に配置されるガイドシースは、極めて小さな曲率半径で湾曲されなければならず、各関節の湾曲に要する牽引力が、操作ワイヤおよびガイドシースの剛性により、湾曲の度合いに従って大きく変化するという不都合がある。湾曲に応じて牽引力が変化する場合には、牽引力を増大させるために装置を大型化する必要があり、また、制御特性が悪化することにもなるので好ましくない。
また、湾曲駒の外周に近い位置にルーティングされたガイドシースは、関節湾曲時に内側に配置される場合と外側に配置される場合とで必要長さが大きく相違するため、湾曲することを想定してあらかじめ、ガイドシースを弛ませておかなければならず、その収容スペースを確保しなければならないという不都合もある。また、ガイドシース自体の剛性により、ガイドシースを弛ませるためにも力が必要となり、駆動に悪影響を及ぼす場合もある。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであって、小さい牽引力で湾曲させることができ、装置の小型化および制御特性の向上を図ることができる関節機構、マニピュレータおよびマニピュレータシステムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
本発明の一態様は、中心軸方向に沿って貫通する貫通孔を有する筒状の第1の部材と、該第1の部材の先端側に配置され、該第1の部材に対して前記中心軸に交差する揺動軸線回りに揺動可能に設けられた第2の部材と、前記第1の部材の前記貫通孔の前記中心軸近傍を貫通し、先端が前記第2の部材に固定された可撓性を有する筒状のガイドシースと、該ガイドシースを経由して該ガイドシースの先端側に導入された操作ワイヤと、前記第2の部材に前記揺動軸線から径方向に偏心した位置に設けられ、前記ガイドシースを経由して前記第1の部材側から導入されてきた操作ワイヤを前記第1の部材側にUターンさせる折り返し部とを備え、該折り返し部においてUターンさせられた前記操作ワイヤの先端が、前記第1の部材の前記揺動軸線から径方向に偏心した位置に固定されている関節機構を提供する。
本態様によれば、操作ワイヤの基端に基端側に向かう牽引力を作用させると、牽引力が操作ワイヤを先端まで伝播し、操作ワイヤをUターンさせている折り返し部と、操作ワイヤの先端を固定している第1の部材とを相互に近接させる方向に作用する。折り返し部および操作ワイヤの第1の部材への固定位置は、揺動軸線から径方向に偏心しているので、偏心量と牽引力の大きさとに応じたモーメントが作用して、第2の部材を第1の部材に対して揺動軸線回りに一方向に揺動させることができる。
この場合において、第1の部材に対して第2の部材が揺動すると、第2の部材に先端が固定されているガイドシースも第2の部材の揺動方向に湾曲させられるが、ガイドシースが関節機構の中心軸近傍を貫通するように配置され、操作ワイヤのみが関節機構の外周近傍に配置されているので、比較的剛性の高いガイドシースが極度に小さい曲率半径で湾曲させられることを防止でき、小さい牽引力で湾曲させることができる。その結果、装置の小型化および制御特性の向上を図ることができる。
上記態様においては、前記折り返し部が、前記操作ワイヤを巻き付けてUターンさせるプーリであってもよい。
このようにすることで、操作ワイヤに加えた牽引力によって、第1の部材に対して第2の部材が揺動させられる際に、プーリを回転させて、操作ワイヤを少ない摩擦力で移動させることができ、さらに小さい牽引力で湾曲させることができる。
また、上記態様においては、前記折り返し部が、前記操作ワイヤを貫通させることによりUターンさせる略U字状の管状部材であってもよい。
このようにすることで、操作ワイヤに加えた牽引力によって、第1の部材に対して第2の部材が揺動させられる際に、管状部材によって定められた曲率半径を維持しつつ管状部材内で操作ワイヤを移動させることができ、安定した牽引力で湾曲させることができる。
また、上記態様においては、前記ガイドシース、前記操作ワイヤおよび前記折り返し部が、前記第2の部材を前記第1の部材に対して前記揺動軸線回りに2方向に揺動させるように、一対ずつ設けられていてもよい。
このようにすることで、一方の操作ワイヤに牽引力を加えて、第2の部材を第1の部材に対して一方向に揺動させ、他方の操作ワイヤに牽引力を加えて、第2の部材を第1の部材に対して多方向に揺動させることができる。このように揺動軸線回りに2方向に揺動させる場合には特に、ガイドシースが2方向ともに極度に小さい曲率半径で湾曲させられることを防止できる点で、ガイドシースを中心軸近傍に貫通させている効果が高い。
また、上記態様においては、一対の前記折り返し部が、一対の前記操作ワイヤを径方向に部分的に重なる位置でUターンさせるように設けられていてもよい。
このようにすることで、折り返し部の直径を第2の部材の半径よりも大きく確保することができ、操作ワイヤをUターンさせる際に、操作ワイヤと折り返し部との間で発生する摩擦力を低減することができる。
また、上記態様においては、前記第1の部材と前記第2の部材との間に、相互に並行する2以上の中間軸線回りに揺動可能に連結された1以上の中間部材を備えていてもよい。
このようにすることで、中間部材を中間軸線回りに揺動させることで、中間軸線の位置を揺動方向に移動させて、第1の部材に対する第2の部材の総合的な揺動角度範囲を大きく確保することができる。
また、上記態様においては、各前記中間部材に、前記ガイドシースを貫通させるシース用貫通孔と、前記操作ワイヤを貫通させるワイヤ貫通部とが設けられ、該ワイヤ貫通部が、前記中間軸線に直交する方向に延びる長孔または切欠であってもよい。
このようにすることで、第1の部材に対する第2の部材の揺動角度に応じて、長孔または切欠からなるワイヤ貫通部内において操作ワイヤを中間軸線に直交する方向に移動させることで、操作ワイヤに横方向に加わる力を極力解放し、操作ワイヤが移動する際の摩擦を低減することができる。これにより、操作ワイヤに小さい牽引力を加えるだけで第1の部材に対して第2の部材を揺動させることができる。
また、本発明の他の態様は、上記いずれかの関節機構を2以上直列に備えるマニピュレータを提供する。
本態様によれば、総合的な湾曲角度範囲をさらに大きく確保することができる。
上記態様においては、各前記関節機構に設けられた折り返し部が、各前記第2の部材の径方向および周方向に略同一の位置に配置されていてもよい。
このようにすることで、複数の第1の部材、第2の部材および折り返し部として共通する形状のものを採用することができ、部品の共通化を図ることができる。また、牽引力が作用する折り返し部および操作ワイヤの先端の固定位置を共通にして、全ての関節機構において、同等の制御特性を達成することができる。
また、上記態様においては、各前記関節機構に設けられた折り返し部が、各前記第2の部材の径方向に略同一の位置かつ周方向に異なる位置に配置されていてもよい。
このようにすることで、牽引力が作用する折り返し部および操作ワイヤの先端の固定位置を略同等に維持しながら、ガイドシースの先端開口から折り返し部に向かう操作ワイヤのルーティングを無理なく行うことができる。
また、本発明の他の態様は、筒状のマニピュレータ本体と、該マニピュレータ本体の先端に設けられた基端側関節部と、該基端側関節部の先端側に直列に接続された上記いずれかの1以上の関節機構を備える先端側関節部とを備え、該基端側関節部が、前記マニピュレータ本体に揺動軸線回りに揺動可能に連結された揺動部材と、先端開口が前記マニピュレータ本体に固定された筒状のガイドシースと、該ガイドシースを経由して導入され該ガイドシースの前記先端開口から突出して延び、先端が前記揺動部材の前記揺動軸線から径方向に偏心した位置に固定された操作ワイヤとを備えるマニピュレータを提供する。
本態様によれば、マニピュレータ本体に最も近い基端側関節部においては、マニピュレータ本体側から揺動部材を基端側に牽引することにより、マニピュレータ本体に対して揺動部材を揺動させることができる。これにより、基端側関節部を貫通するガイドシースの数を減らすことができ、剛性を低減して、小さい牽引力で基端側関節部を湾曲させることができる。
また、本発明の他の態様は、中心軸方向に沿って貫通する貫通孔を有する筒状のマニピュレータ本体と、該マニピュレータ本体の先端側に配置され、該マニピュレータ本体に対して前記中心軸に交差する揺動軸線回りに揺動可能に設けられたに揺動部材と、前記マニピュレータ本体の前記貫通孔の前記中心軸近傍を貫通し、先端が前記揺動部材に固定された可撓性を有する筒状のガイドシースと、該ガイドシースを経由して該ガイドシースの先端側に導入された操作ワイヤと、前記揺動部材に設けられ、前記ガイドシースを経由して前記マニピュレータ本体側から導入されてきた操作ワイヤを前記マニピュレータ本体側にUターンさせる折り返し部とを備え、該折り返し部においてUターンさせられた前記操作ワイヤの先端が、前記マニピュレータ本体の前記揺動軸線から径方向に偏心した位置に固定されているマニピュレータを提供する。
本態様によれば、マニピュレータ本体の先端に単一の関節機構が配置されているマニピュレータにおいても、操作ワイヤをUターンさせてマニピュレータ本体に先端を固定することにより、揺動軸線から径方向に十分に偏心した位置に牽引力を作用させることができ、小さい牽引力によって揺動部材を揺動させることができる。
また、本発明の他の態様は、上記いずれかのマニピュレータと、該マニピュレータを駆動する駆動部とを備えるスレーブ装置と、操作者により操作される操作部を備えるマスタ装置と、該マスタ装置の前記操作部により入力された入力信号に基づいて前記スレーブ装置の駆動部を制御するコントローラとを備えるマニピュレータシステムを提供する。
本発明によれば、小さい牽引力で湾曲させることができ、装置の小型化および制御特性の向上を図ることができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係るマニピュレータシステムを示す全体構成図である。 内視鏡を備えるスレーブ装置を示す斜視図である。 図2の内視鏡の湾曲部の(a)簡易化した側面図、(b)模式化した側面図である。 図3の湾曲部の基端側関節群を真っ直ぐに延ばした状態を示す縦断面図である。 図3の湾曲部の基端側関節群の最先端の屈曲関節を屈曲させた状態を示す縦断面図である。 図3の湾曲部の基端側関節群の最も基端側の屈曲関節を示す分解斜視図である。 図5の屈曲関節における、プーリ、ガイドシースおよび操作ワイヤの配置を示す中心軸に沿う方向に見たリンク部材の正面図である。 図4の基端側関節群における、プーリ、ガイドシースおよび操作ワイヤの配置を示す模式的な側面図および各リンク部材の正面図である。 図6の変形例を示す分解斜視図である。 図7のプーリの配置の変形例を示す(a)最も基端側のリンク部材、(b)基端側から2番目のリンク部材、(c)基端側から3番目のリンク部材の正面図である。 図7のプーリの変形例を示す正面図である。 図8の変形例を示す模式的な側面図および各リンク部材の正面図である。 屈曲方向の異なる屈曲関節を交互に配置した基端側関節群を示す側面図である。 図13の(a)最も基端側のリンク部材、(b)基端側から2番目のリンク部材、(c)基端側から3番目のリンク部材の正面図である。 図14の変形例を示す(a)最も基端側のリンク部材、(b)基端側から2番目のリンク部材、(c)基端側から3番目のリンク部材の正面図である。 単一の屈曲関節を有する湾曲部を示す縦断面図である。 コマの変形例を示す正面図である。 コマの他の変形例を示す正面図である。 図18のコマを有する湾曲部を示す縦断面図である。
本発明の一実施形態に係る関節機構、マニピュレータおよびマニピュレータシステムについて、図面を参照して以下に説明する。
本実施形態に係るマニピュレータシステムは、内視鏡システム1であって、図1に示されるように、医師(操作者)Aにより操作されるマスタ装置2と、該マスタ装置2を介した入力により駆動されるスレーブ装置3と、マスタ装置2への入力に基づいてスレーブ装置3を制御するコントローラ4と、モニタ25とを備えている。
スレーブ装置3は、図2に示されるように、患者Pの体腔内に挿入される本実施形態に係る内視鏡(マニピュレータ)5と、該内視鏡5を駆動する駆動部6a,6bとを備えている。
本実施形態に係る内視鏡5は、湾曲可能な軟性の細長い挿入部7を有する軟性内視鏡であって、細長い軟性部(マニピュレータ本体)8と、先端に配置される先端部9と、これら先端部9と軟性部8との間に配置される湾曲部10とを備えている。なお、本実施形態では、軟性内視鏡としているが、細長い硬性部を有する硬性内視鏡でもよい。
湾曲部10は、図3(a),(b)に示されるように、軟性部8の先端に対する先端部9の位置および姿勢を変更するための先端側関節群11と基端側関節群12とを備えている。先端側関節群11と基端側関節群12とは、挿入部7の長手方向に並んで配列されている。図3(a)は、湾曲部10を簡略化した図、図3(b)は、湾曲部10を模式化した図である。
基端側関節群12は、複数の、例えば、4つの屈曲関節(関節機構)12a〜12dを備えている。これらの屈曲関節12a〜12dは、それぞれ、2つのリンク部材13a〜13eの間に設けられ、隣接する2つのリンク部材13a〜13e間の相対角度を変化させるようになっている。
各屈曲関節12a〜12dは、挿入部7の長手方向、すなわち、各リンク部材13a〜13eの長手軸方向に間隔をあけて平行に配される(Y軸方向に沿う)軸線14a〜14d回りにそれぞれ独立して屈曲させられるようになっている。各屈曲関節12a〜12dは、例えば、±60°の屈曲角度範囲にわたって屈曲可能に構成され、基端側関節群12全体として、±240°屈曲させることができるようになっている。なお、軸線14a〜14dは必ずしも平行に配されている必要はなく、屈曲することができるように並行して配列されていればよい。
本実施形態に係る屈曲関節12a〜12dについて、図4〜図7を参照して以下に説明する。
まず、最も基端側の屈曲関節12aについて詳細に説明する。
屈曲関節12aは、図4および図5に示されるように、軟性部8の端部を構成するリンク部材(第1の部材)13aと、リンク部材(第2の部材)13bと、これらの間に連結された、複数、例えば、4個のコマ(中間部材)15a〜15dとを備えている。
各リンク部材13a〜13eおよび各コマ15a〜15dは、略平行な軸線(中間軸線)16a〜16e回りに相対的に揺動可能に連結されている。なお、軸線16a〜16eも必ずしも平行に配置されている必要はなく、屈曲することができるように並行して配列されていればよい。
軟性部8およびリンク部材13a,13bには、図6に示されるように、長手方向に貫通する貫通孔17が設けられている。また、コマ15a〜15dは、中央に厚さ方向に貫通する貫通孔18を有するリング状に形成されている。リンク部材13bおよび各コマ15a〜15dには、その両側に配置されるリンク部材13a,13bまたは他のコマ15a〜15dと2つの略平行な軸線16a〜16e回りに相対的に揺動可能に連結するための2対の連結部19a,19bが設けられている。リンク部材13bは2つの部品13b1,13b2を組み合わせて構成されている。
また、本実施形態に係る屈曲関節12aは、リンク部材13bに回転可能に取り付けられた2つのプーリ20a,20bと、軟性部8の貫通孔17およびコマ15a〜15dの貫通孔18を貫通して、それらの中心軸近傍に沿って配置され、先端開口がリンク部材13bの部品13b1に固定された可撓性を有する筒状のガイドシース21a,21bと、該ガイドシース21a,21bを経由して、軟性部8の基端側から導入された操作ワイヤ22a,22bとを備えている。
プーリ20a,20bは、図7に示されるように、リンク部材13bとコマ15aとを連結している軸線16aを挟んで両側に、該軸線16aと略平行な軸線23a,23b回りに回転可能にリンク部材13bに取り付けられている。これにより、一対のプーリ20a,20bは、リンク部材13bの軸線16aの近傍に配置されている一対のガイドシース21a,21bの先端開口から突出する一対の操作ワイヤ22a,22bを逆方向にUターンさせて、それぞれ、軸線16aから径方向に最も離れたリンク部材13bおよびコマ15a〜15dの外周近傍の経路に沿ってリンク部材13aの方向に戻すようになっている。
各コマ15a〜15dには一対のプーリ20a,20bによって外周側にUターンさせられた一対の操作ワイヤ22a,22bをそれぞれ貫通させる一対の貫通孔24a,24bが設けられている。一対のプーリ20a,20bによって折り返された一対の操作ワイヤ22a,22bは、各コマ15a〜15dの貫通孔24a,24bを貫通した後、その端部がリンク部材13aの固定部26a,26bにそれぞれ固定されている。
他の屈曲関節12b〜12dも、上記屈曲関節12aと同じ構造を有している。すなわち、各屈曲関節12b〜12dは、基端側に隣接する屈曲関節12b〜12dの先端側のリンク部材13b〜13dを第1の部材とし、先端側に隣接するリンク部材13c〜13eを第2の部材として、それらの間に4個のコマ15a〜15dをそれぞれ備えている。各屈曲関節12a〜12dのガイドシース21a,21b、プーリ20a,20bおよび操作ワイヤ22a,22bは、図8に簡略化して示すように配置されている。
図5は基端側関節群12の内、最も先端に配置される屈曲関節12dの動作を示すものである。挿入部7の基端側から、屈曲関節12dの先端側のリンク部材13eまで長手方向に沿って配置された2本のガイドシース21a,21bによって、それぞれリンク部材13eに導かれた2本の操作ワイヤ22a,22bが、プーリ20a,20bによってそれぞれUターンさせられて、屈曲関節12dの基端側のリンク部材13dに固定部26a,26bにおいて固定されている。図4のように、全ての屈曲関節12a〜12dが真っ直ぐに延びた状態から、図5のように一方の操作ワイヤ22aに牽引力Fをかけることで、先端の屈曲関節12dのみを一方向に屈曲させることができるようになっている。なお,このとき操作ワイヤ22bは屈曲に必要な分送り出されるようになっている。
先端側関節群11は、図3(a)に示されるように、複数の、例えば、3つの屈曲関節(先端側屈曲関節)11a〜11cを備えている。これらの屈曲関節11a〜11cも、それぞれ、2つのリンク部材13f〜13hの間に配置され、2つのリンク部材13f〜13h間の相対角度を変化させるようになっている。
基端側の2つの屈曲関節11a,11bは、図3(a)に示されるように、それぞれ、基端側関節群12の最先端の屈曲関節12dの軸線14dおよびリンク部材13e〜13hの長手軸を含む平面に直交する(Z軸方向に沿う)軸線14e,14f回りにリンク部材13f〜13hを揺動させるようになっている。また、最先端の1つの屈曲関節11cは、上記屈曲関節11a,11bの軸線14e,14fおよびリンク部材13e〜13hの長手軸を含む平面に直交する(Y軸方向に沿う)軸線14g回りに先端部9を揺動させるようになっている。なお、軸線14e,14fは、必ずしも軸線14dおよび長手軸を含む平面に直交していなくてもよく、屈曲することができるように上記平面に交差して設けられていてもよい。
全ての屈曲関節11a〜11c,12a〜12dを動作させる操作ワイヤ22a,22bは軟性部8の内部の貫通孔17を通して軟性部8の基端側から湾曲部10に導入されている。
駆動部6a,6bは、図2に示されるように、先端側関節群11を駆動する先端側駆動部6aと、基端側関節群12を駆動する基端側駆動部6bの2つを備えている。各駆動部6a,6bは、中継部27を介して内視鏡5の軟性部8に接続されている。
各駆動部6a,6bは、軟性部8内を経由して基端側に延びる操作ワイヤ22a,22bの基端部を牽引して、各操作ワイヤ22a,22bに個別に加える牽引力Fを調節するように、各操作ワイヤ22a,22bの基端に取り付けられたスライダ(図示略)を備えている。各駆動部6a,6bは、電動式のアクチュエータを備える駆動源28、もしくは手動式の手動操作用マスタ(図示略)に着脱することできるようになっている。
駆動源28のアクチュエータは、例えば、リニアモータのようなリニアアクチュエータであり、駆動部6a,6bを取り付けると、駆動部6a,6bのスライダにアクチュエータが係合し、アクチュエータの作動によってスライダがスライドして操作ワイヤ22a,22bに牽引力Fが付与されるようになっている。
また、手動操作用マスタは駆動部6a,6bを取り付けると、駆動部6a,6bのスライダに操作部が係合し、医師Aの加えた力によってスライダがスライドして操作ワイヤ22a,22bに牽引力Fが付与されるようになっている。
中継部27には挿入部7の長手方向に沿って延び、先端面に開口する鉗子チャネル(図示略)内への処置具の挿入ポート29が設けられている。
マスタ装置2は、図1に示されるように、内視鏡5の湾曲部10と同じ数の関節を有する相似形の入力装置である。各関節には、その屈曲角度を検出するエンコーダ等の検出器(図示略)が備えられており、医師Aが先端部を把持して移動させるときの検出器により検出されたマスタ装置2の各関節の屈曲角度信号を出力するようになっている。
コントローラ4はマスタ装置2から出力された屈曲角度信号により示されるマスタ装置2の各関節の屈曲角度と、内視鏡5の湾曲部10の各屈曲関節11a〜11c,12a〜12dの屈曲角度とが同じ角度となるように駆動部6a,6bを制御するようになっている。
このように構成された本実施形態に係る屈曲関節12a〜12d、内視鏡5および内視システム1の作用について以下に説明する。
本実施形態に係る内視鏡5を用いて患者Pの体腔内の観察および処置を行うには、先端側関節群11を駆動する先端側駆動部6aのみに手動操作用マスタを取り付けて体腔内への挿入作業を行う。
医師Aは、手動操作用マスタを左手に持って操作しながら、挿入部7を右手で保持して、従来の内視鏡と同様の方法で内視鏡5を体腔内に挿入していく。このとき、内視鏡5を作動させることによって体腔内の様子を撮影しモニタ25に表示する。医師Aは、モニタ25を見ながら手動操作用マスタを操作することにより、先端側関節群11を駆動させて、内視鏡5の先端部9が患部に近接するまで、挿入部7を体腔内に挿入していく。
この状態においては、基端側関節群12を駆動する基端側駆動部6bには駆動源28および手動操作用マスタが取り付けられていないので、基端側関節群12は、先端側関節群11の動作に倣って受動的に追従して動作させられる。これにより、基端側関節群12によって挿入動作が妨げられずに済む。
そして、挿入部7の先端部9が患部近傍に配置されたときには、手動操作用マスタを駆動源28に切り替えるとともに、基端側駆動部6bにも駆動源28を取り付けて、医師Aがマスタ装置2を操作する。
本実施形態に係る内視鏡5は、基端側関節群12として合計で±240°屈曲する4つの屈曲関節12a〜12dを有しているので、湾曲部10をU字状に湾曲させて内視鏡5の先端面を後方に向けることができる。また、湾曲部10をU字状に湾曲させた状態でも各屈曲関節12a〜12dの動作範囲に余裕があるので、挿入部7の先端部9を進退させることができる。その結果、体腔への挿入方向の前方に配置される患部のみならず、襞の裏側のように、逆方向に配置される患部に対しても、観察あるいは処置し易い位置に挿入部7の先端面を向けることができるという利点がある。
図5に示すように本実施形態に係る屈曲関節12dを屈曲させるには、ガイドシース21a,21bを経由して軟性部8の基端側に引き出されている操作ワイヤ22a,22bの内、屈曲の内側に配されることとなる一方の操作ワイヤ22aに駆動源28により牽引力Fを加えて牽引し、屈曲の外側に配されることとなる他方の操作ワイヤ22bは外側に配される経路長に合わせて送り出す。
これにより、操作ワイヤ22aを先端まで伝播した牽引力Fによって、リンク部材13e上のプーリ20aとリンク部材13d上の固定部26aとの間の操作ワイヤ22aに張力が発生し、リンク部材13dと13eおよびその間のコマ15a〜15dを相対的に揺動させて、リンク部材13e上のプーリ20aとリンク部材13d上の固定部26aとが近接させられ、屈曲関節12dが屈曲させられる。屈曲関節12a〜12cについても,同様に屈曲させることができる。
この場合において、各屈曲関節12a〜12dにおいては、操作ワイヤ22a,22bを軟性部8の基端側から先端側のリンク部材13b〜13eまで導入するガイドシース21a,21bが屈曲関節12a〜12dの中心軸近傍に沿って配置されている。このため、屈曲関節12a〜12dが屈曲させられる際のガイドシース21a,21bの曲率半径を,一般に関節外周付近に配置することで内側にシースが配される場合よりも大きく保持することができる。
さらに,湾曲方向が反転した場合においても,屈曲関節12a〜12dの中心軸近傍に沿って配置されているので、シースの曲率半径のずれが小さく,シースの剛性によって発生される湾曲の際の抵抗力の変動を少なく抑えることができる。
ガイドシース21a,21bは内側に配される操作ワイヤ22aよりも大径で曲げ剛性が高いので、屈曲時に曲率半径を大きく保持することで、屈曲に要する牽引力Fを小さくし、かつ、必要な牽引力Fの変動を少なく抑えることができるという利点がある。
また、操作ワイヤ22a,22bがプーリ20a,20bによってUターンするように折り返されているので、牽引力Fを加えられて屈曲関節12a〜12dが屈曲する際の操作ワイヤ22a,22bの移動が、少ない摩擦でスムーズに行われる。これにより、屈曲関節12a〜12dを屈曲させるための牽引力Fをさらに低減することができる。
また、プーリ20a,20bによって折り返された操作ワイヤ22a,22bの先端は、第1の部材を構成しているリンク部材13a〜13dの軸線16eから径方向に大きく離れた固定部26a,26bに固定されているので、操作ワイヤ22a,22bに加えた牽引力Fによって大きなモーメントを発生させることができ、屈曲関節12a〜12dを効率よく屈曲させることができるという利点もある。
また、本実施形態においては、各リンク部材13b〜13eにおいて、周方向および半径方向の同一位置に同一の姿勢で同一のプーリ20a,20bを配置しているので、リンク部材13b〜13eを共通化して部品の種類を少なくすることができる。
また、このような屈曲関節12a〜12dを有する本実施形態に係る内視鏡5は、屈曲関節12a〜12dの屈曲の度合いに応じた牽引力Fの変化を低く抑えることができる。したがって、駆動部6a,6bによる制御特性を向上することができるという利点がある。
さらに、本実施形態に係る内視鏡システム1によれば、内視鏡5の制御特性が向上されることにより、マスタ装置2の操作に対するスレーブ装置3の応答性を向上し、操作性を向上することができるという利点がある。
なお、本実施形態に係る屈曲関節12a〜12dにおいては、各屈曲関節12a〜12dを両側に湾曲させるための一対の操作ワイヤ22a,22bを案内する一対のガイドシース21a,21bを、軸線16a〜16eを挟んで隣接する位置に配置したが、スペースが許す場合には軸線16a〜16e上に一列に並べて配置することが好ましい。これにより、全てのガイドシース21a,21bの両側に屈曲させられる際の曲率半径を同じにすることができ、シースの経路長が一定となり,シースを弛ませたりする必要がなくなり,屈曲に必要な牽引力を最も低減することができる。
また、本実施形態においては、操作ワイヤ22a,22bをUターンさせる折り返し部としてプーリ20a,20bを採用したが、これに代えて、図9に示されるように、剛性の高い材質からなり、操作ワイヤ22a,22bを貫通させることでUターンさせるU字状の管状部材30a,30bを採用してもよい。これによっても、操作ワイヤ22a,22bは管状部材30a,30bによって定められた曲率を保ちながらスムーズに管状部材30a,30b内を移動するので、小さな牽引力Fによって湾曲動作を行うことができる。また、回転するプーリ20a,20bのような可動部品を有しない構造により、耐久性を向上することができる。
また、本実施形態においては、第2の部材を構成する全てのリンク部材13b〜13eにおいてプーリ20a,20bの配置を共通化したが、これに代えて、図10(a)〜(c)に示されるように、異なるリンク部材13b〜13dにおけるプーリ20a,20bの配置を周方向に異ならせることにしてもよい。斜線は、対応するリンク部材13b〜13dのプーリ20a,20bに操作ワイヤ22a,22bを導入してくるガイドシース21a,21bを示している。これにより、ガイドシース21a,21bの先端開口をプーリ20a,20bに近接させることができ、ガイドシース21a,21bからの操作ワイヤ22a,22bの取り回しを無理なく行うことができるという利点がある。
また、本実施形態においては、軸線16aを挟んだ両側の対称位置に一対のプーリ20a,20bを配置したが、これに代えて、図11に示されるように、一対のプーリ20a,20bどうしが相互に径方向に部分的に重なるように、厚さ方向にずらして配置されていてもよい。このように配置することで、プーリ20a,20bの直径寸法を大きく確保することができ、折り返される操作ワイヤ22a,22bの曲率半径を大きくして、操作ワイヤ22a,22bにかかる負担を低減することができる。
また、本実施形態においては、全ての屈曲関節12a〜12dにおいてプーリ20a,20bにより操作ワイヤ22a,22bをUターンさせることとしたが、これに代えて、図12に示されるように、最も基端側の屈曲関節12aについては、軟性部8の端部のリンク部材13aに固定したガイドシース21a,21bから先端側に延ばした操作ワイヤ22a,22bによってリンク部材13bを基端側に牽引する方式を採用してもよい。このような構成によっても、屈曲関節12aの屈曲によっては屈曲しない位置にガイドシース21a,21bを配置でき、プーリ20a,20bを省略して構造を簡略化することができる。
また、本実施形態においては、基端側関節群12が略平行な軸線14a〜14dを有する4つの屈曲関節12a〜12dによって構成されていることとしたが、これに代えて、図13に示されるように、屈曲方向を交互に直交する方向に配置した基端側関節群12を採用してもよい。この場合、図14(a)〜(c)に示されるように、ガイドシース21a,21bの配置を共通にし、プーリ20a,20bの配置の異なるリンク部材13b〜13eを交互に採用することにしてもよいし、図15に示されるように、共通のリンク部材13b〜13eの位相を90°異ならせて使用することにしてもよい。図中、符号31は、ガイドシース21a,21bよりさらに剛性の高い配線等を貫通させるチャネルである。
また、本実施形態においては、4つの屈曲関節12a〜12dを直列に接続した基端側関節群12を有する内視鏡5を例示したが、これに代えて、図16に示されるように、単一の屈曲関節12aを有するマニピュレータ5に適用してもよい。
また、コマ15a〜15dとして操作ワイヤ22a,22bを貫通させる貫通孔24a,24bを有するものを例示したが、これに代えて、図17および図18に示されるように、操作ワイヤ22a,22bを貫通させる貫通部として、軸線16a〜16eに直交する方向に延びる長孔32a,32bまたは溝33a,33bを有するものを採用してもよい。
図16に示されるように、貫通孔24a,24bが操作ワイヤ22a,22bの外径より若干大きな内径を有する場合には、屈曲関節12a〜12dを屈曲させると、コマ15a〜15dが揺動することによって各コマ15a〜15dに設けられた貫通孔24a,24bが曲線上に配列されるため、貫通孔24a,24bを貫通する操作ワイヤ22a,22bは貫通孔24a,24bを連絡するように湾曲させられる。
そして、この場合には、操作ワイヤ22a,22bに発生する張力は、牽引力Fの大きさによって増大するので、操作ワイヤ22a,22bが貫通孔24a,24bの内面に押し付けられて摩擦が大きくなる。これに対して、図17および図18に示されるように、貫通部を長孔32a,32bまたは溝33a,33bにすることによって、図19に示されるように、屈曲関節12a〜12dが屈曲させられたときの操作ワイヤ22a,22bの径方向の変形を少なくして、張力が大きくなっても操作ワイヤ22a,22bと長孔32a,32bまたは溝33a,33bの内面との摩擦力を低減し、操作ワイヤ22a,22bのスムーズな移動を確保することができる。なお、図19自体は、貫通部が溝33a,33bの場合の屈曲状態を示している。
また、本実施形態においては、マニピュレータおよびマニピュレータシステムの一例として内視鏡5および内視鏡システム1を例示したが、これに限定されるものではなく、処置具等の他のマニピュレータおよびマニピュレータシステムに適用してもよい。
また、スレーブ装置3に設けられた内視鏡5に設けられる屈曲関節を例示したが、これに代えて、手動式の内視鏡に設けられる屈曲関節に適用してもよい。
また、操作ワイヤ22a,22bとしては、単線、撚り線、編み線、板状等を挙げることができる。
A 医師(操作者)
1 内視鏡システム(マニピュレータシステム)
2 マスタ装置
3 スレーブ装置
4 コントローラ
5 内視鏡(マニピュレータ)
8 軟性部(マニピュレータ本体)
12a〜12d 屈曲関節(関節機構)
13a リンク部材(第1の部材)
13b リンク部材(第2の部材)
14a 揺動軸線
15a〜15d 中間部材
16a〜16e 中間軸線
17 貫通孔
18 貫通孔(シース用貫通孔)
20a,20b プーリ(折り返し部)
21a,21b ガイドシース
22a,22b 操作ワイヤ
24a 貫通孔(ワイヤ貫通部)
30a,30b 管状部材(折り返し部)
32a,32b 長孔(ワイヤ貫通部)
33a,33b 溝(ワイヤ貫通部)

Claims (13)

  1. 中心軸方向に沿って貫通する貫通孔を有する筒状の第1の部材と、
    該第1の部材の先端側に配置され、該第1の部材に対して前記中心軸に交差する揺動軸線回りに揺動可能に設けられた第2の部材と、
    前記第1の部材の前記貫通孔の前記中心軸近傍を貫通し、先端が前記第2の部材に固定された可撓性を有する筒状のガイドシースと、
    該ガイドシースを経由して該ガイドシースの先端側に導入された操作ワイヤと、
    前記第2の部材に前記揺動軸線から径方向に偏心した位置に設けられ、前記ガイドシースを経由して前記第1の部材側から導入されてきた操作ワイヤを前記第1の部材側にUターンさせる折り返し部とを備え、
    該折り返し部においてUターンさせられた前記操作ワイヤの先端が、前記第1の部材の前記揺動軸線から径方向に偏心した位置に固定されている関節機構。
  2. 前記折り返し部が、前記操作ワイヤを巻き付けてUターンさせるプーリである請求項1に記載の関節機構。
  3. 前記折り返し部が、前記操作ワイヤを貫通させることによりUターンさせる略U字状の管状部材である請求項1に記載の関節機構。
  4. 前記ガイドシース、前記操作ワイヤおよび前記折り返し部が、前記第2の部材を前記第1の部材に対して前記揺動軸線回りに2方向に揺動させるように、一対ずつ設けられている請求項1から請求項3のいずれかに記載の関節機構。
  5. 一対の前記折り返し部が、一対の前記操作ワイヤを径方向に部分的に重なる位置でUターンさせるように設けられている請求項4に記載の関節機構。
  6. 前記第1の部材と前記第2の部材との間に、相互に並行する2以上の中間軸線回りに揺動可能に連結された1以上の中間部材を備える請求項1から請求項5のいずれかに記載の関節機構。
  7. 各前記中間部材に、前記ガイドシースを貫通させるシース用貫通孔と、前記操作ワイヤを貫通させるワイヤ貫通部とが設けられ、
    該ワイヤ貫通部が、前記中間軸線に直交する方向に延びる長孔または切欠である請求項6に記載の関節機構。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載の関節機構を2以上直列に備えるマニピュレータ。
  9. 各前記関節機構に設けられた折り返し部が、各前記第2の部材の径方向および周方向に略同一の位置に配置されている請求項8に記載のマニピュレータ。
  10. 各前記関節機構に設けられた折り返し部が、各前記第2の部材の径方向に略同一の位置かつ周方向に異なる位置に配置されている請求項8に記載のマニピュレータ。
  11. 筒状のマニピュレータ本体と、
    該マニピュレータ本体の先端に設けられた基端側関節部と、
    該基端側関節部の先端側に直列に接続された、請求項1から請求項7のいずれかに記載の1以上の関節機構を備える先端側関節部とを備え、
    該基端側関節部が、前記マニピュレータ本体に揺動軸線回りに揺動可能に連結された揺動部材と、先端開口が前記マニピュレータ本体に固定された筒状のガイドシースと、該ガイドシースを経由して導入され該ガイドシースの前記先端開口から突出して延び、先端が前記揺動部材の前記揺動軸線から径方向に偏心した位置に固定された操作ワイヤとを備えるマニピュレータ。
  12. 中心軸方向に沿って貫通する貫通孔を有する筒状のマニピュレータ本体と、
    該マニピュレータ本体の先端側に配置され、該マニピュレータ本体に対して前記中心軸に交差する揺動軸線回りに揺動可能に設けられた揺動部材と、
    前記マニピュレータ本体の前記貫通孔の前記中心軸近傍を貫通し、先端が前記揺動部材に固定された可撓性を有する筒状のガイドシースと、
    該ガイドシースを経由して該ガイドシースの先端側に導入された操作ワイヤと、
    前記揺動部材に設けられ、前記ガイドシースを経由して前記マニピュレータ本体側から導入されてきた操作ワイヤを前記マニピュレータ本体側にUターンさせる折り返し部とを備え、
    該折り返し部においてUターンさせられた前記操作ワイヤの先端が、前記マニピュレータ本体の前記揺動軸線から径方向に偏心した位置に固定されているマニピュレータ。
  13. 請求項8から請求項12のいずれかに記載のマニピュレータと、該マニピュレータを駆動する駆動部とを備えるスレーブ装置と、
    操作者により操作される操作部を備えるマスタ装置と、
    該マスタ装置の前記操作部により入力された入力信号に基づいて前記スレーブ装置の駆動部を制御するコントローラとを備えるマニピュレータシステム。
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