JP2015130268A - 端子接続構造、半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】端子の振動耐久性を確保できる端子接続構造等を提供する。
【解決手段】本端子接続構造は、雄端子と、前記雄端子と嵌合する雌端子と、を備えた端子接続構造であって、前記雄端子は、第1金属材と、前記第1金属材を直接又は間接に被覆して最表面に形成された第1金属膜と、を含み、前記雌端子は、第2金属材と、前記第2金属材を直接又は間接に被覆して最表面に形成された第2金属膜と、を含み、前記第1金属材と前記第2金属材とは硬度が異なる。
【選択図】図3

Description

本発明は、端子接続構造、及び前記端子接続構造を備えた半導体装置に関する。
電子部品の外部接続用の端子(雄側)を基板の貫通孔(雌側)に挿入し、はんだ等を用いて基板の配線と接続する構造が知られている。一例として、半導体素子を樹脂封止した半導体モジュールの外部接続用の端子を基板の貫通孔に挿入し、はんだ等を用いて基板の配線と接続した半導体装置を挙げることができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−199622号公報
ところで、上記の技術では、はんだ等を用いて端子と配線とを接続する工程が必要となるため、製造工程が複雑となる。従って、はんだ等を用いて端子と配線とを接続するのではなく、はんだ等を用いずに雄側の端子を雌側の端子と接続する端子接続構造を用いることが好ましい。
しかしながら、このような端子接続構造は車載用等の振動を受けやすい環境で使用される電子機器に搭載される場合もあるため、端子の初期磨耗量や摺動磨耗量、端子変形等を含めた端子の耐久性を十分に考慮した構造とする必要がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、端子の耐久性を確保できる端子接続構造等を提供することを課題とする。
本端子接続構造は、雄端子と、前記雄端子と嵌合する雌端子と、を備えた端子接続構造であって、前記雄端子は、第1金属材と、前記第1金属材を直接又は間接に被覆して最表面に形成された第1金属膜と、を含み、前記雌端子は、第2金属材と、前記第2金属材を直接又は間接に被覆して最表面に形成された第2金属膜と、を含み、前記第1金属材と前記第2金属材とは硬度が異なることを要件とする。
開示の技術によれば、端子の耐久性を確保できる端子接続構造等を提供できる。
第1の実施の形態に係る半導体装置を例示する図である。 第1の実施の形態に係る半導体モジュールを例示する斜視図である。 雄端子と雌端子とが嵌合する部分の構造を例示する断面模式図である。 磨耗の低減について説明するための断面模式図である。 銅材料の硬度によるSN曲線を例示する図である。 表面処理材のビッカース硬さと変形量との関係を例示する図である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各実施の形態では、端子接続構造の一例として、半導体モジュールの外部接続用の端子である雄端子が、基板に実装されたコネクタに内蔵された雌端子と嵌合している半導体装置について説明するが、これには限定されない。例えば、半導体素子を内蔵しない電子部品(例えば、コンデンサ等)の外部接続用の端子である雄端子が、基板に実装されたコネクタに内蔵された雌端子と嵌合してもよい。又、第1基板に実装された第1コネクタから突出する雄端子が、第2基板に実装された第2コネクタに内蔵された雌端子と嵌合してもよい。なお、各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
〈第1の実施の形態〉
図1は、第1の実施の形態に係る半導体装置を例示する図であり、(a)は斜視図、(b)は(a)のYZ平面に平行で雄端子16(後述)を通る平面に沿う断面図である。図1を参照するに、半導体装置1は、半導体モジュール10と、基板20と、コネクタ30とを有する。半導体装置1において、半導体モジュール10の外部接続用の端子である雄端子16及び17が、基板20を介して、コネクタ30に内蔵された雌端子31と嵌合している。
以下、半導体装置1について詳説する。まず、半導体モジュール10、基板20、及びコネクタ30について簡単に説明し、次に、半導体モジュール10の雄端子16及び17とコネクタ30の雌端子31とが嵌合する部分の構造(端子接続構造)について詳細に説明する。
まず、半導体モジュール10について説明する。半導体モジュール10は、外部接続用の端子である雄端子を備えていれば内部構造は問わないが、本実施の形態では、IGBT(Insulated gate bipolar transistor)及びダイオードを備えた半導体モジュールを例にして以下の説明をする。
図2は、第1の実施の形態に係る半導体モジュールを例示する斜視図である。図1及び図2を参照するに、半導体モジュール10は、金属板11と、金属板12と、金属板13と、金属板14と、金属板15と、複数の雄端子16と、複数の雄端子17と、封止樹脂18とを有する。
半導体モジュール10において、金属板11及び14に挟まれるように第1の半導体素子(図示せず)が実装されている。又、金属板13及び15に挟まれるように第2の半導体素子(図示せず)が実装されている。
金属板11、12、及び13は、第1及び第2の半導体素子の何れか一方又は双方の電極と電気的に接続されており、第1及び第2の半導体素子の入出力端子の一部として用いることができる。又、金属板11〜15は、第1の半導体素子や第2の半導体素子の動作時に生じる熱を外部に放出することができる。
金属板11〜15の材料としては、例えば、銅(Cu)やアルミニウム(Al)等を用いることができる。金属板11〜15の表面にめっき処理を施しても構わない。金属板11〜15は、例えば、リードフレームから作製できる。
第1の半導体素子は、例えば、車両に搭載されるインバータ回路や昇降圧コンバータ回路の一部を構成するIGBT、及びIGBTのエミッタとコレクタとの間に接続される還流用のダイオードである。第2の半導体素子についても、第1の半導体素子と同様である。
雄端子16は半導体モジュール10の外部接続用の端子となる金属製の端子であり、例えばボンディングワイヤを介して、第1の半導体素子や温度センサ等と電気的に接続されている。雄端子17は半導体モジュール10の外部接続用の端子となる金属製の端子であり、例えばボンディングワイヤを介して、第2の半導体素子や温度センサ等と電気的に接続されている。
金属板11〜15、雄端子16及び17、並びに第1及び第2の半導体素子は、封止樹脂18により封止されている。但し、金属板11〜13の端部は封止樹脂18から外部に突出している。又、金属板14及び15の所定の面は封止樹脂18から外部に露出している。又、雄端子16及び17の端部は封止樹脂18から外部に突出している。なお、金属板11〜13の端部と、雄端子16及び17の端部とは、Z方向の反対向きに突出している。封止樹脂18の材料としては、例えば、フィラーを含有したエポキシ系樹脂等を用いることができる。
図1を参照するに、基板20は、半導体モジュール10を実装する部分である。基板20には、半導体モジュール10を駆動する回路(図示せず)を備えることができる。基板20としては、ガラスクロスにエポキシ系樹脂等の絶縁性樹脂を含浸させた所謂ガラスエポキシ基板やシリコン基板、セラミック基板等を用いることができる。基板20に多層の配線層が設けられていても構わない。
基板20には、半導体モジュール10の雄端子16及び17を挿入するための複数の貫通部20xが形成されている。各貫通部20xの平面形状は、雄端子16及び17の長手方向に垂直な方向の断面形状に合わせて、例えば、矩形状や円形状等とすることができる。なお、平面形状とは対象物を基板20の一方の面20aの法線方向から視た形状を指すものとする。
雄端子16及び17を挿入可能とするため、各貫通部20xの平面形状は、雄端子16及び17の長手方向に垂直な方向の断面形状よりも大きく形成されている。従って、各貫通孔20xの内壁面と雄端子16及び17の側面との間には隙間が生じている。貫通部20xは、例えば、基板20を貫通する孔や切り欠き等とすることができる。
コネクタ30は、基板20の一方の面20a側に実装されている。コネクタ30は、雄端子16及び17の端子の個数に対応する雌端子31を備えている。各雌端子31は、基板20に形成された回路と電気的に接続することができる。
コネクタ30の雌端子31には、半導体モジュール10の雄端子16及び17が、基板20の一方の面20aとは反対側の面である他方の面20b側から貫通部20xを介して挿入され、両者は嵌合している。これにより、半導体モジュール10の第1及び第2の半導体素子を、雄端子16及び17、コネクタ30の雌端子31を介して、基板20に形成された配線(回路)と電気的に接続することができる。
なお、半導体装置1では1つの半導体モジュール10が基板20を介してコネクタ30と嵌合しているが、複数の半導体モジュール10が基板20を介して各半導体モジュール10に対応するコネクタ30と嵌合してもよい。
次に、半導体モジュール10の雄端子16及び17とコネクタ30の雌端子31とが嵌合する部分の構造(端子接続構造)について詳細に説明する。図3は、雄端子と雌端子とが嵌合する部分の構造を例示する断面模式図であり、図1(b)に対応する断面の一部を拡大して例示している。
図3を参照するに、雄端子16は、中心側に形成された母材である金属材161と、金属材161を被覆して形成された金属膜162と、金属膜162を被覆して雄端子16の最表面に形成された表面処理材である金属膜163とを有する。なお、母材とは、表面処理材等を形成するための基体となる部分である。金属材161は本発明に係る第1金属材の代表的な一例であり、金属膜163は本発明に係る第1金属膜の代表的な一例である。
なお、金属膜162は雄端子16の必須の構成要素ではなく、金属膜163は金属材161を被覆して直接形成してもよい。すなわち、金属膜163は、金属材161を直接又は間接に被覆して最表面に形成されればよい。なお、雄端子17の図示は省略するが、雄端子17は雄端子16と同一構造である。
金属材161としては、例えば、銅(Cu)や銅合金、アルミニウム(Al)やアルミニウム合金等を主成分とする金属板を用いることができる。金属材161の厚さは、例えば、0.2〜0.8mm程度とすることができる。なお、主成分とは、その部材中に複数の金属が含まれている場合や添加物等が含まれている場合に、その部材中に占める割合(重量%)が最も大きい物質を指すものとする。又、主成分以外の金属や添加物等を副成分と称するものとする。
金属膜162としては、例えば、ニッケル(Ni)等を主成分とする金属膜を用いることができる。金属膜162の厚さは、例えば、2〜15μm程度とすることができる。金属膜162は、例えば、めっき法により金属材161上に形成できる。又、金属膜162を複数の金属膜が積層された構造としてもよい。例えば、金属膜162として金属材161側にニッケル(Ni)膜、金属膜163側にパラジウム(Pd)膜が積層された構造とすることができる。
金属膜163としては、例えば、金(Au)、白金(Pt)、パラジウム(Pd)、ロジウム(Rh)等の貴金属を主成分とする金属膜を用いることができる。金属膜163の厚さは、例えば、0.3〜0.8μm程度とすることができる。金属膜163は、例えば、めっき法により金属膜162上に形成できる。
雌端子31は、母材である金属材311と、金属材311を被覆して雌端子31の最表面に形成された表面処理材である金属膜312とを有する。金属材311は本発明に係る第2金属材の代表的な一例であり、金属膜312は本発明に係る第2金属膜の代表的な一例である。
雌端子31は、ばね性を有している。雄端子16の両側に配置された雌端子31は同一構造であり、ばね性を利用して雄端子16を両側から挟むように2点で押さえている。雌端子31の金属膜312が雄端子16の金属膜163と接触している。
雄端子16を挿入する前の雌端子31は、雄端子16を挿入可能であって挿入後に雄端子16をばね性によって両側から押さえられる程度の間隔をあけて、金属膜312側が内側(雄端子16と接触する側)を向くように対向配置されている。なお、雄端子16の両側の雌端子31は、コネクタ30内で一体化され互いに導通している(図示せず)。
金属材311としては、例えば、銅(Cu)や銅合金、アルミニウム(Al)やアルミニウム合金等を主成分とする金属板を用いることができる。金属材311の厚さは、例えば、0.1〜0.3mm程度とすることができる。
金属膜312としては、例えば、金(Au)、白金(Pt)、パラジウム(Pd)、ロジウム(Rh)等の貴金属を主成分とする金属膜を用いることができる。金属膜312の厚さは、例えば、0.3〜0.8μm程度とすることができる。金属膜312は、例えば、めっき法により金属材311上に形成できる。金属膜312の硬度は、例えば、金属膜163の硬度と同一とすることができる。
なお、雌端子31は、金属材311と金属膜312との間に挟持される金属膜を有してもよい。金属材311と金属膜312との間に挟持される金属膜の材料や厚さは、例えば、雄端子16の金属膜162と同様とすることができる。
本実施の形態では、雄端子16の母材である金属材161と雌端子31の母材である金属材311との硬度(ビッカース硬さ)を異ならせている。具体的には、雌端子31の金属材311の硬度を雄端子16の金属材161の硬度よりも高くしている。つまり、雌端子31の金属材311を雄端子16の金属材161よりも硬くしている。
このように、雌端子31の金属材311を雄端子16の金属材161よりも硬くすることで、半導体装置1が振動を受けやすい環境で使用された場合にも、雄端子16と雌端子31との接点部(金属膜163と金属膜312とが接触する部分)の磨耗量を低減できる。なお、振動を受けやすい環境とは、例えば、半導体装置1が移動体に搭載された場合等を挙げることができる。移動体とは、例えば、自動車、オートバイ、電車等である。
ここで、図4を参照しながら、磨耗を低減する効果について、更に詳しく説明する。図4は、雄端子と雌端子とが嵌合し、振動を受けやすい環境で使用されている様子を模式的に示している。図4において、雄端子16は、雌端子31により接圧Pで両側から2点で押さえられている。又、雄端子16及び雌端子31は振動を受けており、相対的に摺動距離ΔLだけ摺動している。
このとき、磨耗量をW、摩擦係数をK、ビッカース硬さをHvとすると、式(数1)の関係が成立する。なお、摩擦係数Kは、雄端子16の金属膜163及び雌端子31の金属膜312の表面粗さや接触面積等に依存して決定される。
Figure 2015130268
式(数1)より、接圧Pを小さくすると磨耗量Wを低減できることがわかる。又、摺動距離ΔLを小さくすると磨耗量Wを低減できることがわかる。又、ビッカース硬さHvを大きくすると磨耗量Wを低減できることがわかる。
本実施の形態では、両側から2点で押さえる雌端子31の金属材311を雄端子16の金属材161よりも硬くしている。この構造では、金属材161に対する金属材311の追従性が高く、金属材311のばね荷重が金属材161に伝わりやすい。又、金属材311が金属材161に強く押し付けられるため、雄端子16の金属膜163及び雌端子31の金属膜312の初期の変形量は大きくなるが、両者がしっかりかみこむため、摺動距離ΔLを小さくすることができる。距離ΔLが小さくなった結果、式(数1)からわかるように、雄端子16の金属膜163及び雌端子31の金属膜312の磨耗量W(摺動磨耗量)を低減できる(振動耐久性を確保できる)。
雌端子31の金属材311の硬度を雄端子16の金属材161の硬度よりも高くするには、例えば、金属材311及び金属材161として同一の金属材料を主成分とし、所定の副成分が含有された材料を選定し、夫々に含有される副成分の量を調整すればよい(なお、含有される副成分の量はゼロでもよい)。
例えば、金属材311及び金属材161として、表1に示すような銅を主成分とし他の金属を副成分とする材料(又は副成分を含有しない材料)を適宜組み合わせることができる。
Figure 2015130268
又、金属材311及び金属材161として、例えば、表1に示す同一の材料を用い、金属材161となる部材を表1の軟化温度を超える温度に熱処理し、その後冷却して軟らかくしてもよい。なお、表1の硬さ及び軟化温度は代表的な値を示したものであり、この値に限定されるものではない。
又、別の例としては、金属材311及び金属材161として、銅を主成分としベリリウムを副成分として含有するベリリウム銅を用いる。そして、金属材311に含有されるベリリウムの量を、金属材161に含有されるベリリウムの量よりも多くすることで、金属材311の硬度を金属材161の硬度よりも高くできる。
又、金属材311及び金属材161として、銅を主成分としニッケル(Ni)、シリコン(Si)、マグネシウム(Mg)等を副成分として含有するコルソン系銅合金を用いる。そして、コルソン系銅合金の副成分であるニッケル(Ni)、シリコン(Si)、マグネシウム(Mg)等の含有量を調整することで、金属材311の硬度を金属材161の硬度よりも高くしてもよい。
又、金属材311及び金属材161として異なる金属材料を主成分とする材料を用い、金属材311の硬度を金属材161の硬度より高くしてもよい。例えば、金属材311として銅又は銅合金を主成分とする材料を用い、金属材161として銅又は銅合金より硬度の低いアルミニウム又はアルミニウム合金を主成分とする材料を用いればよい。
又、金属材311及び金属材161として同一の金属材料を主成分とする材料を用い、金属材311に熱処理(焼入れ等)を施して金属材161より硬くしてもよい。
〈第1の実施の形態の変形例〉
第1の実施の形態の変形例でも第1の実施の形態と同様に、雄端子16の母材である金属材161と雌端子31の母材である金属材311との硬度(ビッカース硬さ)を異ならせている。但し、第1の実施の形態の変形例では、第1の実施の形態とは異なり、雄端子16の金属材161の硬度を雌端子31の金属材311の硬度よりも高くしている。つまり、雄端子16の金属材161を雌端子31の金属材311よりも硬くしている。
図5は、銅材料の硬度によるSN曲線を例示する図である。図5では、熱履歴がなくビッカース硬さが高いサンプルのデータ(菱形)と、熱履歴がありビッカース硬さが低いサンプルのデータ(三角)とを示しており、夫々、複数のデータの分布の中心にプロットされている。熱履歴がないサンプルのビッカース硬さの平均値は108.5Hvであり、熱履歴があるサンプルのビッカース硬さの平均値は61.7Hvである。なお、縦軸は材料に与える振幅一定の繰り返し応力の値(MPa)であり、横軸は繰り返し回数(回)である。
図5に示すように、ビッカース硬さが高いサンプルの方が、ビッカース硬さが低いサンプルに比べて、疲労限度が高く、より大きな応力に耐えられる(破断に至らない)ことがわかる。なお、図5では、一例として銅材料のSN曲線を示しているが、他の材料の場合にも、ビッカース硬さが高い方が疲労限度が高くなる。又、熱履歴の有無以外の方法でビッカース硬さに差を持たせた場合にも、ビッカース硬さが高い方が疲労限度が高くなる。
このように、ビッカース硬さが高い部材の方がビッカース硬さが低い部材に比べて疲労限度が高くなる。
半導体装置1が振動を受けやすい環境で使用された場合に、ばね性を有しない雄端子16は振動による変位を受けやすく、雄端子16の母材である金属材161が変形し、更には折れてしまう場合もある。そこで、本実施の形態では、雄端子16の母材である金属材161の硬度を雌端子31の母材である金属材311の硬度よりも高くしている。そのため、金属材161は金属材311に比べて疲労限度が高くなり、変形したり折れたりするおそれが低減され、雄端子16の耐久性(端子強度)を確保できる。
第1の実施の形態及びその変形例における説明から理解できるように、雄端子16の母材である金属材161と、雌端子31の母材である金属材311との硬度を異ならせることに技術的な意義がある。すなわち、雄端子16の母材である金属材161と雌端子31の母材である金属材311のうち一方を相対的に硬く他方を相対的に軟らかくすることにより、第1の実施の形態及びその変形例で説明した特有の効果を奏する。従って、要求される仕様に合わせて、何れの硬度を硬くするかを選択すればよい。
第1の実施の形態及びその変形例の何れの場合も、はんだや溶接等を用いて雄端子16と基板20の配線とを接続する工程が不要であるため、製造工程を簡略化できる。又、雄端子16の母材と雌端子31の母材との硬度を同一にする場合と比べて、雄端子16及び雌端子31の少なくとも一方の耐久性を向上できる。なお、以上の説明は、雄端子16及び雌端子31に関するものであるが、雄端子17は雄端子16と同一構造であるため、雄端子17及び雌端子31についても同様の効果を奏する。
〈第2の実施の形態〉
第2の実施の形態では、雄端子16の表面処理材である金属膜163と雌端子31の表面処理材である金属膜312との硬度(ビッカース硬さ)を異ならせている。具体的には、雌端子31の金属膜312の硬度を雄端子16の金属膜163の硬度よりも高くしている。つまり、雌端子31の金属膜312を雄端子16の金属膜163よりも硬くしている。
図6は、雌端子31の金属膜312のビッカース硬さと変形量との関係を例示する図である。但し、雄端子16の金属膜163のビッカース硬さは100Hvに固定している。又、図6では、金属膜163及び金属膜312として、同一膜厚の金膜を用いている。又、図6では、接圧Pを4Nとしている。
なお、図6では、金属膜312の変形量が、金属膜312の膜厚(0.3〜0.8μm程度)よりも大きな値である1.5〜2.5μm程度となっている。これは、金属膜312の下層には金属膜312よりも厚い金属材311が存在しており、金属材311の変形(窪み)に追従して金属膜312が変形するためである。金属膜312の膜厚自体は、ほとんど変化していない。
図6に示すように、雌端子31の金属膜312と雄端子16の金属膜163とのビッカース硬さの差が大きくなるにつれて金属膜312の変形量が小さくなる。そして、雌端子31の金属膜312のビッカース硬さが200Hv以上になると、すなわち、雌端子31の金属膜312と雄端子16の金属膜163とのビッカース硬さの差が100Hv以上になると、金属膜312の変形量は徐々に一定値に近づいてくる。
このように、雌端子31の金属膜312と雄端子16の金属膜163とのビッカース硬さの差を100Hv以上とすることにより、金属膜312の変形量を小さくできる。又、変形量が小さければ、初期の磨耗量も少なくなることがわかっている。なお、ここで、変形とは、雄端子16と雌端子31とを嵌合させた直後に生じる金属膜163及び金属膜312の窪みを指す。又、磨耗とは、その後の振動により生じる金属膜163及び金属膜312の膜厚の減少を指す。
半導体装置1が振動を受けやすい環境で使用された場合に、雄端子16は振動に起因する摺動により金属膜163の異なる領域が金属膜312と接触する。これに対して、雌端子31は常に金属膜312の同じ領域が金属膜163と接触し続ける。
そこで、本実施の形態では、雌端子31の金属膜312の硬度を雄端子16の金属膜163の硬度よりも高くしている。これにより、雌端子31の金属膜312と雄端子16の金属膜163とが同一の硬度である場合と比べて、金属膜312の磨耗や変形を抑制できる。すなわち、雌端子31の耐久性を確保できる。
雌端子31の金属膜312の硬度を雄端子16の金属膜163の硬度よりも高くするには、例えば、金属膜163及び金属膜312として同一の金属材料を主成分とし、所定の副成分が含有された材料を選定し、夫々に含有される副成分の量を調整すればよい。例えば、金属膜163及び金属膜312として、金(Au)を主成分としコバルト(Co)を副成分として含有する金属膜を用いる。そして、金属膜312に含有されるコバルトの量を、金属膜163に含有されるコバルトの量よりも多くすることで、金属膜312の硬度を金属膜163の硬度よりも高くできる。なお、この場合、金属膜163はコバルトを含有しなくてもよい(例えば、純金を用いてもよい)。
又、金属膜163及び金属膜312として異なる金属材料を主成分とする材料を用い、金属膜312の硬度を金属膜163の硬度より高くしてもよい。例えば、金属膜312として白金(Pt)を主成分とする材料を用い、金属膜163として白金(Pt)より硬度の低い金(Au)を主成分とする材料を用いればよい。
第2の実施の形態では、はんだや溶接等を用いて雄端子16と基板20の配線とを接続する工程が不要となるため、製造工程を簡略化できる。又、雄端子16の表面処理材と雌端子31の表面処理材との硬度を同一にする場合と比べて、雌端子31の磨耗や変形を抑制可能となり、耐久性を向上できる。なお、以上の説明は、雄端子16及び雌端子31に関するものであるが、雄端子17は雄端子16と同一構造であるため、雄端子17及び雌端子31についても同様の効果を奏する。
以上、好ましい実施の形態及びその変形例について詳説したが、上述した実施の形態及びその変形例に制限されることはなく、特許請求の範囲に記載された範囲を逸脱することなく、上述した実施の形態及びその変形例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、第1の実施の形態又はその変形例と第2の実施の形態とを組み合わせてもよい。これにより、第1の実施の形態又はその変形例、及び第2の実施の形態で説明した夫々の効果を同時に得ることができる。
又、上述した実施の形態及びその変形例では、ビッカース硬さを指標として対象物の硬さの違いを示したが、ビッカース硬さ以外を指標として対象物の硬さの違いを示してもよい。
又、本発明に係る端子接続構造は、振動を受けやすい環境で使用された場合に所定の効果を奏するが、本発明に係る端子接続構造は、振動を受けやすい環境以外でも使用できることは言うまでもない。
1 半導体装置
10 半導体モジュール
11、12、13、14、15 金属板
16、17 雄端子
18 封止樹脂
20 基板
30 コネクタ
31 雌端子
161、311 金属材
162、163、312 金属膜
P 接圧
ΔL 摺動距離

Claims (7)

  1. 雄端子と、前記雄端子と嵌合する雌端子と、を備えた端子接続構造であって、
    前記雄端子は、第1金属材と、前記第1金属材を直接又は間接に被覆して最表面に形成された第1金属膜と、を含み、
    前記雌端子は、第2金属材と、前記第2金属材を直接又は間接に被覆して最表面に形成された第2金属膜と、を含み、
    前記第1金属材と前記第2金属材とは硬度が異なることを特徴とする端子接続構造。
  2. 前記第2金属材は前記第1金属材よりも硬度が高い請求項1記載の端子接続構造。
  3. 前記第1金属材は前記第2金属材よりも硬度が高い請求項1記載の端子接続構造。
  4. 前記第2金属膜は前記第1金属膜よりも硬度が高い請求項1乃至3の何れか一項記載の端子接続構造。
  5. 前記雌端子は、ばね性を有し、前記雄端子を両側から挟むように2点で押さえている請求項1乃至4の何れか一項記載の端子接続構造。
  6. 請求項1乃至5の何れか一項記載の端子接続構造を備えた半導体装置であって、
    前記雄端子は半導体モジュールの外部接続用の端子であり、
    前記雌端子は基板に実装されたコネクタに内蔵された端子であることを特徴とする半導体装置。
  7. 前記基板には、前記雄端子を挿入する貫通部が形成され、
    前記コネクタは、前記基板の前記雄端子が挿入される側の面とは反対側の面に実装され、
    前記雄端子は、前記貫通部を貫通して前記雌端子と嵌合している請求項6記載の半導体装置。
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