JP2015129399A - 電気錠システム - Google Patents

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Abstract

【課題】扉の内部の加工を最小限に抑え、複数の電気錠に対するケーブルの配線作業を容易に行うことができる電気錠システムを提供する。
【解決手段】
本発明の電気錠システム1は、扉2の室外側壁面2cに設けられる室外側ハンドル4と、室外側ハンドル4を両端から挟むような位置で扉2に内設され、施解錠操作装置6に対する操作に基づいて施解錠される2つの電気錠7,8と、電気錠7,8にそれぞれ電気的に接続され、室外側ハンドル4に内設される内設ケーブル56と、を備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、扉の木口に対して進退可能なデッドボルトを電気的に駆動させて施解錠制御する電気錠システムに関する。
近年、商業施設、公共施設および集合住宅等の出入口や一般住宅の玄関等には、セキュリティや操作性の向上を目的として、ICカード、タグ若しくはキー等をリーダにかざすことによって電気的に施解錠される電気錠システムが設置されることが多い。
従来、この種の電気錠システムとして、扉の木口から出没方向に変位するデッドボルトを有する電気錠を2つ備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この電気錠システムでは、2つの電気錠同士が、扉に内設されたケーブルによって接続されている。
特開2008−184744号公報
一般的に、扉の内部には断熱材や補強部材等が配置(または充填)されている。しかしながら、従来の電気錠システムでは、各電気錠の間を接続するケーブルを扉の内部に配線しなければならないため、扉の内部の断熱材や補強部材等を除去または回避しながら配線を行う必要があった。このような配線作業は、加工が難しく施工時間もかかるという問題があった。
また、扉の内部の配線スペースを確保するために断熱材や補強部材等を除去した場合、扉の断熱性能や強度性能が若干低下する虞もあった。
本発明は、扉の内部の加工を最小限に抑え、複数の電気錠に対するケーブルの配線作業を容易に行うことができる電気錠システムを提供することを目的とする。
上記した目的を達成するため、本発明の電気錠システムは、扉の壁面に設けられるハンドルと、前記ハンドルを両端から挟むような位置で前記扉に内設され、施解錠操作装置に対する操作に基づいて施解錠される複数の電気錠と、前記複数の電気錠にそれぞれ電気的に接続され、前記ハンドルに内設されるケーブルと、を備えていることを特徴とする。
この構成によれば、扉の内部にケーブルを通すことなく、ハンドル内に設けられたケーブルを介して、扉内に配置された各電気錠を互いに接続することができる。これにより、扉の内部に対する配線のための加工を省略することができ、容易且つ短時間でケーブルの配線作業を行うことができる。また、例えば工場出荷時等、予めハンドル内にケーブルを配設可能であるため、電気錠(電気錠システム)の施工現場での作業工程を簡略化することができる。さらに、扉の内部の断熱材や補強部材等を除去加工が不要であるため、扉の断熱性能や強度性能を高く維持することができる。
この場合、前記扉の木口に対して進退可能なラッチボルトを有するラッチ錠を備え、前記ハンドルには、前記ラッチボルトを退避可能な状態にするラッチ解除機構が設けられていることが好ましい。
この構成によれば、ハンドルに対する扉の開放動作に連動してラッチボルトを解除することができる。これにより、ユーザは、ラッチボルトの解除を意識することなく容易に扉を開放することができる。
この場合、前記ハンドルは、前記扉の壁面に離間して固定される一対の台座と、前記一対の台座の少なくとも一方に対して進退可能に支持される可動グリップと、を有し、前記ラッチ解除機構は、前記可動グリップの進退動作により作動し、前記ケーブルは、前記可動グリップを介して前記一対の台座を貫通するように配設されていることが好ましい。
この構成によれば、可動グリップは略直線的に進退するため、可動グリップと各台座との間において、ケーブルが挟まってしまうことを防止することができると共にケーブルの外部への露出を抑えることができる。
この場合、前記ハンドル内において前記ケーブルの配設位置を規定するガイド部材を備えていることが好ましい。
この構成によれば、ハンドルの内部において、ケーブルの位置がずれることを防止することができる。これにより、例えば、可動部分にケーブルが挟まれて断線すること等を有効に防止することができる。また、ケーブルをハンドル内に取り付ける際の位置決め作業を、迅速且つ正確に行うことができる。
本発明によれば、扉の内部の加工を最小限に抑え、複数の電気錠に対するケーブルの配線作業を容易化可能な電気錠システムを得ることができる。
本発明の一実施形態に係る電気錠システムを示す概略図である。 本発明の一実施形態に係る電気錠システムの室内側ハンドルおよび室外側ハンドルを示す側断面図である。 本発明の一実施形態に係る室外側ハンドルのグリップカバーを取り外した状態を示す正面図である。 図2のA−A断面図である。 図2のB−B断面図である。 本発明の一実施形態の変形例における図2のA−A断面図である。
以下、図1ないし図5を参照しつつ、本発明の実施の形態に係る電気錠システム1について説明する。ここで、図1は電気錠システム1を示す概略図、図2は室内側ハンドル3および室外側ハンドル4を示す側断面図、図3は室外側ハンドル4のグリップカバー23bを取り外した状態を示す正面図である。図4および図5は、図2のA−A断面図およびB−B断面図である。なお、説明の便宜のため、図2において、扉2の室外側である左側を正面(前)とし、扉2の室内側である右側を背面(後)と規定する。
図1および図2に示すように、電気錠システム1は、扉2の室内外の両壁面にそれぞれ固定される室内側ハンドル3および室外側ハンドル4と、扉2の木口2aに対して進退可能なラッチボルト35を有するラッチ錠5と、室外側ハンドル4に設置される施解錠操作装置6と、施解錠操作装置6に対する操作に基づいて施解錠される主電気錠7および副電気錠8と、扉2の内部に設けられる制御装置9と、施解錠操作装置6、各電気錠7,8および制御装置9に電力を供給する電源供給装置10と、を含んで構成されている。
図2に示すように、室内側ハンドル3は、扉2の室内側壁面2bに上下方向に離間して固定される上室内側台座11および下室内側台座12と、各台座11,12を連結するように設けられる室内側可動グリップ13と、を有している。
上室内側台座11は、側面視で(木口2a方向から見て)上方に向かって室内側壁面2b側に湾曲して形成されている。上室内側台座11の下側には、上室内側凹部11aが凹設されている。上室内側凹部11aの内部には、室内側ラッチ解除機構15が設けられている。上室内側凹部11aの底部には、複数のネジ挿入部11bが設けられている。なお、上室内側台座11の上部には、サムターン開口部11cが前後方向に貫通形成されている。
下室内側台座12は、上室内側台座11と上下対称となるように、側面視で下方に向かって室内側壁面2b側に湾曲して形成されている。下室内側台座12の上側には、下室内側凹部12aが凹設されている。下室内側凹部12aの内部には、左右方向(扉2の幅方向)に室内側回転軸部16が設けられている。下室内側凹部12aの底部には複数のネジ挿入部12bが設けられている。なお、下室内側台座12の下部には、サムターン開口部12cが前後方向に貫通形成されている。
室内側可動グリップ13は、その上下両端部に形成される室内上側脚部17および室内下側脚部18と、各脚部17,18を連結するように上下方向に延びる室内側連結部19と、を有し、全体として後側(室内側)に僅かに湾曲したアーチ状に形成されている。
室内上側脚部17には、室内側ラッチ解除機構15の進退を許容する室内側開口部17aが形成されている。また、室内下側脚部18には室内側軸支部18aが形成されており、この室内側軸支部18aは下室内側台座12の室内側回転軸部16に回動可能に支持されている。したがって、室内側可動グリップ13は、下側の室内側回転軸部16を中心として、上側が前後方向に進退(正確には回動)するようになっている。なお、室内側ラッチバー15cを含む室内側ラッチ解除機構15は、後述する室外側ラッチ解除機構25と同様の構成を有しているため、ここでは詳細な説明を省略する。
また、図1ないし図3に示すように、室外側ハンドル4は、上記した室内側ハンドル3と同様に、扉2の室外側壁面2cに上下方向に離間して固定される上室外側台座21および下室外側台座22と、各台座21,22を連結するように設けられる室外側可動グリップ23と、を有している。
上室外側台座21は、側面視で上方に向かって室外側壁面2c側に湾曲して形成されている。上室外側台座21の下側には、上室外側凹部21aが凹設されている。上室外側凹部21aの内部には、室外側ラッチ解除機構25が設けられている。上室外側凹部21aの底部には、複数のネジ固定部21bが設けられている。なお、上室外側台座21の上部には、シリンダ開口部21cが前後方向に貫通形成されている。また、上室外側凹部21aの底部には、上側配線孔21dが前後方向に貫通形成されている。
下室外側台座22は、上室外側台座21と上下対称となるように、側面視で下方に向かって室外側壁面2c側に湾曲して形成されている。下室外側台座22の上側には、下室外側凹部22aが凹設されている。下室外側凹部22aの内部には、左右方向(扉2の幅方向)に室外側回転軸部26が設けられている。下室外側凹部22aの底部には、複数のネジ固定部22bが設けられている。なお、下室外側台座22の下部には、シリンダ開口部22cが前後方向に貫通形成されている。また、下室外側凹部22aの底部には、下側配線孔22dが前後方向に貫通形成されている。なお、扉2の室外側壁面2cには、上側配線孔21dおよび下側配線孔22dに対応する位置に、それぞれ配線孔(図示せず)が開口している。
上室外側台座21は、上室内側台座11との間に扉2を挟むように配置され、各ネジ挿入部11bに挿入した固定ネジB1を各ネジ固定部21bに螺合させることで扉2に固定される。同様に、下室外側台座22は、下室内側台座12との間に扉2を挟むように配置され、各ネジ挿入部12bに挿入した固定ネジB1を各ネジ固定部22bに螺合させることで扉2に固定される。
室外側可動グリップ23は、グリップ本体部23aの室外側をグリップカバー23bで覆い、全体として前側(室外側)に僅かに湾曲したアーチ状に形成されている。グリップ本体部23aは、その上下両端部に形成される室外上側脚部27および室外下側脚部28と、各脚部27,28を連結するように上下方向に延びる室外側連結部29と、を有している。
室外上側脚部27には、室外側ラッチ解除機構25の進退を許容する室外側開口部27aが形成され、室外下側脚部28には室外側回転軸部26に軸支される室外側軸支部28aが形成されている。したがって、室外側可動グリップ23は、下側の室外側回転軸部26を中心として、上側が前後方向に進退(正確には回動)するようになっている。
グリップ本体部23a(主に室外側連結部29)は、全体として略箱状に形成され、その内部にはグリップ内空間S1が凹設されている(図4参照)。なお、室外上側脚部27の上端部および室外下側脚部28の下端部には、それぞれ取付ネジ挿通孔23cが形成され(図3参照)、グリップカバー23bには、各取付ネジ挿通孔23cに対応する位置に取付ネジ孔部23dが形成されている。各取付ネジ挿通孔23cに挿入した取付ネジB2を取付ネジ孔部23dに螺合させることで、グリップ内空間S1を閉塞するようにグリップカバー23bが取り付けられる。
グリップ本体部23aのグリップ内空間S1には、所定の剛性確保のために、上下方向に延びる複数の縦リブ30と、左右方向に延びる複数の横リブ31とが格子状に形成されている(図3参照)。各縦リブ30および各横リブ31は、グリップ本体部23aの底面から突出するように設けられている(図4参照)
詳細には、図2ないし図4に示すように、縦リブ30は、左右方向に略等間隔に、且つ平行に5本配設されている。各縦リブ30は、室外側連結部29の上端近傍から室外下側脚部28の上部まで延設されている。左右方向中央の縦リブ30以外の縦リブ30は、その先端がグリップ内空間S1を閉塞した状態のグリップカバー23bの内側面に当接するように形成されている。一方、左右方向中央の縦リブ30は、前後方向の長さが他の縦リブ30の略半分に形成されている。
また、横リブ31は、上下方向に略等間隔(正確には上下端での間隔のみ狭い)に、且つ平行に14本配設されており、グリップ内空間S1を上下方向に細かく仕切るように形成されている。各横リブ31は、その左右方向略中央が前側(室外側)から切り欠かれた切欠き部31aが形成されている。この切欠き部は、上記した左右方向中央の縦リブ30の先端位置まで切り欠かれている。
次に、図2および図5を参照して室外側ラッチ解除機構25およびラッチ錠5について説明する。
図2に示すように、室外側ラッチ解除機構25は、上部に設けられるバー回転軸25aと、バー回転軸25aの外周に巻回された捩りコイルバネ25bと、捩りコイルバネ25bによって後方(室内側)に付勢される室外側ラッチバー25cと、を有している。
室外側ラッチバー25cは、縦長矩形状のラッチバー側取付部32と、その上部から扉2内に挿設される略横長矩形状の突起部33と、により一体形成されている。ラッチバー側取付部32の下部には、室外側可動グリップ23の室外側開口部27aに進退可能に係合する室外側突起部32aが形成されている。また、捩りコイルバネ25bの一方の腕部はバー回転軸25aと水平位置に固定され、他方の腕部は下方に延び室外側突起部32aに係合するように設けられている。これにより、室外側可動グリップ23は、室外側ラッチバー25cを介して捩りコイルバネ25bによって後方に付勢されている。室外側ラッチバー25cは、室外側可動グリップ23の進退に連動して、バー回転軸25aを中心として前後方向に回動(進退)するように構成されている。
図5に示すように、ラッチ錠5は、扉2の内部に設置される錠ケース34と、錠ケース34の前端部に配置されるラッチボルト35と、上下一対の係止片36,37と、一対の作動片38,39と、を有している。
錠ケース34には錠ケース取付板34aが固定され、錠ケース取付板34aは固定ネジ34bにより扉2の木口2aに固定されている。木口2aから突出したラッチボルト35は、扉枠40に設けられたストライク41に進入するようになっている。これにより、扉枠40に対する扉2の閉止状態(仮締り状態)が保持される。なお、ラッチボルト35はコイルバネ35aによって木口2aから突出するように付勢されている。
上側の係止片36は、第1支点36aに回動可能に支持されている。係止片36の木口2a側には、ラッチボルト35の鍔部35bに係合する係止突起36bが下方に向かって突設されている。係止片36の吊元側(木口2aの反対側)には、被押圧部36cが上方に向かって突設されている。係止片36の左右方向略中央には、連結腕部36dが下方に延出し、連結腕部36dの下端部には係合突起36eが設けられている。
下側の係止片37は、上記した係止片36を上下反転させたような形状であり、係止突起37b、被押圧部37cおよび連結腕部37dを有し、第2支点37aに回動可能に支持されている。連結腕部37dの上端部には係合穴37eが設けられ、この係合穴37eが係合突起36eと係合することでリンク42が形成される。第2支点37aの周りには、ラッチボルト35を係止姿勢(図5の実線参照)とするように各係止片36、37を付勢する付勢バネ43が巻回されている。
各作動片38、39は、それぞれ、上下動可能に構成されている。一方の作動片38の上部には、係止片36の被押圧部36cと当接する押圧部38aが設けられている。作動片38の下部には、各ラッチバー15c,25cと当接する当接部38bが設けられている。同様に、他方の作動片39の下部には係止片37の被押圧部37cと当接する押圧部39aが設けられ、その上部には当接部39bが設けられている。
次に、図2および図5を参照して、ラッチ錠5の作用について説明する。扉2が閉止された状態では、付勢バネ43によって各係止突起36b、37bがラッチボルト35の鍔部35cを係止しており、扉2の木口2aからのラッチボルト35の退避が規制されている(図5の実線参照)。
この状態で、室外から扉2を開放するには、ユーザは、室外側ハンドル4の室外側可動グリップ23を把持して手前(前方)に引っ張る。すると、室外側可動グリップ23が室外側回転軸部26を中心に前方に回動し、室外側ラッチ解除機構25の室外側ラッチバー25cがバー回転軸25aを中心に下方に回動する。そして、室外側ラッチバー25cの突起部33が当接部38bに当接し、作動片38が下方に移動する。これに伴って、作動片38の押圧部38aが被押圧部36cを押下げ、付勢バネ43の付勢力に抗して係止片36が回動する(図5の二点鎖線参照)。同様に、リンク42を介して接続された係止片37も回動する。これにより、係止突起36bおよび係止突起37bによるラッチボルト35の係止が解除され、ラッチボルト35が扉2の木口2aから退避可能となる。
以上のように、室外側ハンドル4に対する扉2の開放動作に連動してラッチボルト35を退避可能状態(解除)することができる。これにより、ユーザは、ラッチボルト35の状態を意識することなく容易に扉2を開放することができる。なお、室内側ハンドル3の室内側可動グリップ13を押圧操作した場合の作用は、室外側ハンドル4を引張操作した場合の作用と略同様であるため、その説明を省略する。
次に、図2および図3に示すように、施解錠操作装置6は、グリップカバー23bの上部に形成された開口に取り付けられるリーダ44と、リーダ44と電気的に接続され、グリップ本体部23aのグリップ内空間S1に設置される操作装置本体45と、を有している。なお、リーダ44は、例えば、非接触型ICカード、キーヘッドまたはタグ等に記憶された情報を読み取る。
図1および図2に示すように、主電気錠7および副電気錠8は、各ハンドル3,4を上下方向両端から挟むような位置で扉2に内設されている。
主電気錠7は、上室内側台座11と上室外側台座21との間に挟まれるように扉2の内部に設けられ、木口2aに対して主側デッドボルト46を進退させるモータやソレノイド等の駆動手段を駆動制御する電気基板(いずれも図示せず)等を備えている。主電気錠7の室内側には、手動で主側デッドボルト46を進退操作するためのサムターン7aが、上室内側台座11のサムターン開口部11cから露出するように設けられている。さらに、主電気錠7の室外側には、機械的キー(図示せず)が挿入されて施解錠が行われるシリンダ錠7bが、上室外側台座21のシリンダ開口部21cから露出するように設けられている。
また、主電気錠7には、主側ケーブル47が接続され、下方に向けて延出している。主側ケーブル47の下端部には、主側レセプタクルコネクタ48が取り付けられている。
副電気錠8は、主電気錠7と同様に、下室内側台座12と下室外側台座22との間に挟まれるように扉2の内部に設けられ、副側デッドボルト50を進退させる駆動手段や電気基板等(図示せず)を備えて構成されている。また、副電気錠8には、サムターン8aおよびシリンダ錠8bが設けられている。
また、副電気錠8には、副側ケーブル51が接続され、上方に向けて延出している。副側ケーブル51の上端部には、副側レセプタクルコネクタ52が取り付けられている。
図1に示すように、制御装置9は、主電気錠7の上方において扉2の内部に設けられており、CPU、ROMおよびRAM等を有するマイクロコンピュータ(図示せず)により構成されている。制御装置9は、リーダ44で読み取り、操作装置本体45から送信された認証情報が正しい認証情報であるか否かを判別する機能等を有している。また、制御装置9は、機械的キーまたはサムターン7aにより、主電気錠7を施錠した場合に、副電気錠8も同時に施錠する施錠追従機能を有している。さらに、制御装置9は、機械的キーまたはサムターン7aにより、主電気錠7および副電気錠8の一方のみを解錠し、一定時間内に他方の電気錠を解錠しない場合に、解錠した一方の電気錠を再び自動的に施錠する施錠復帰機能を有している。
電源供給装置10は、扉2の外部に配置されており、扉2の吊元に設置される通電金具53や扉2の内部に配線される電源ケーブル54を介して、施解錠操作装置6、主電気錠7、副電気錠8、制御装置9等に電源を供給するようになっている。
ところで、上記した制御装置9による各種機能を実現するために、制御装置9は、施解錠操作装置6と、主電気錠7と、副電気錠8とに対し、それぞれ各種ケーブルを介して電気的に接続されている。すなわち、各種ケーブルを通じて、制御情報等の伝送が行われている。具体的には、制御装置9と主電気錠7とは、制御ケーブル55により接続されている(図1参照)。また、主電気錠7と副電気錠8とは、施解錠操作装置6を介して、内設ケーブル56により接続されている(図2参照)。
ここで、内設ケーブル56は、上記した室外側可動グリップ23のグリップ内空間S1に配設されている。詳細には、図2ないし図4に示すように、内設ケーブル56は、左右方向中央の縦リブ30の先端と、これに隣り合う左右の縦リブ30と、各横リブ31の切欠き部31aとで囲まれる空間(以下、「配線空間S2」という。)にガイドされつつ保持されている。つまり、配線空間S2によって内設ケーブル56の配設位置が規定される。なお、この配線空間S2を形成する各部が、請求項にいうガイド部材である。
図2に示すように、配線空間S2の上端から上方に延出した内設ケーブル56は、一旦、施解錠操作装置6の下部に接続されると共に、施解錠操作装置6の上部から室外上側脚部27に向かって更に上方に延出して設けられている。また、内設ケーブル56の上端部は、上室外側台座21の上側配線孔21dを通って扉2内部に設けられている。内設ケーブル56の上端には、上端プラグコネクタ57が取り付けられている。
また、内設ケーブル56は、配線空間S2の下端において室外下側脚部28に向かって延び、下室外側台座22の下側配線孔22dを通って扉2内部に設けられている。内設ケーブル56の下端には、下端プラグコネクタ58が取り付けられている。
なお、内設ケーブル56は、室外側ハンドル4の内部(配線空間S2)に取り付けられた状態で工場出荷される。
主電気錠7と副電気錠8とを電気的に接続するには、作業者は、主側ケーブル47の主側レセプタクルコネクタ48を扉2に開口した配線孔(図示せず(上側配線孔21dに対応する孔))から引き出す。次に、引き出した主側レセプタクルコネクタ48と内設ケーブル56の上端プラグコネクタ57とを接続する。同様に、作業者は、副側ケーブル51の副側レセプタクルコネクタ52を、扉2に開口した配線孔(図示せず(下側配線孔22dに対応する孔))から室外側に引き出し、副側レセプタクルコネクタ52と内設ケーブル56の下端プラグコネクタ58とを接続する。以上により、主電気錠7と副電気錠8とが電気的に接続された状態となる。その後、接続された各コネクタは扉2内部に収容され、室外側ハンドル4(各台座21,22)は扉2の室外側壁面2cに取り付けられる。
次に、上記した本実施形態に係る電気錠システム1の動作について説明する。なお、施解錠操作装置6のリーダ44には、通電金具53および電源ケーブル54を介して電源供給装置10から電源が供給されているものとする。
先ず、室外側から入室しようとする者(ユーザ)が、非接触型ICカードをリーダ44にかざすと、リーダ44から認証情報が制御装置9に送信される。制御装置9では、受信した認証情報が予め記憶されている特定の認証情報と合致するか否かが判別される。
この結果、認証情報が特定の認証情報と合致していると判別された場合、制御装置9から主電気錠7に対して解錠信号が出力され、主電気錠7では、解錠信号に基づいて駆動手段に対して駆動信号が出力されて解錠される。また、主電気錠7が解錠されると、制御装置9から副電気錠8に対して解錠信号が出力され、副電気錠8は、解錠信号に基づいて駆動手段に対して駆動信号を出力し、主電気錠7と連動して解錠される。
これに対して、受信した認証情報が特定の認証情報と合致しないと判別された場合には、制御装置9から主電気錠7に解錠信号が出力されず、主電気錠7の解錠は行われない。
なお、上記した本実施形態では、施解錠操作装置6として、室外側ハンドル4にリーダ44等を設け、ICカード等をかざす場合について例示したが、本発明はこの形態に限定されるものではない。例えば、指紋等の生体認証式のリーダを用いてもよいし、リーダに加えて指等で接触するタッチキー、テンキーを設けてもよい。また、図示は省略するが、例えば、操作装置本体45に接続されるスイッチを、室外側ハンドル4に設け、室外側ハンドル4を把持したユーザがスイッチを押圧操作した場合に、制御装置9が、電源供給装置10からリーダ44に電源供給するように制御してもよい。
以上の本実施形態に係る電気錠システム1によれば、扉2の内部にケーブルを通すことなく、室外側ハンドル4内に設けられた内設ケーブル56を介して、扉2の内部に配置された各電気錠7,8を互いに接続することができる。これにより、扉2の内部に対する配線のための加工を省略することができ、容易且つ短時間で内設ケーブル56の配線作業を行うことができる。また、例えば工場出荷時等、予め室外側ハンドル4内に内設ケーブル56を配設可能であるため、電気錠システム1の施工現場での作業工程を簡略化することができる。さらに、扉2の内部の断熱材や補強部材等を除去加工が不要であるため、扉2の断熱性能や強度性能を高く維持することができる。
また、本実施形態に係る電気錠システム1によれば、室外側可動グリップ23は、正確には下室外側台座22の室外側回転軸部26を中心として回動するが、室外側回転軸部26から上方に離間した室外側可動グリップ23の上部では、略直線的に進退する。このため、室外側可動グリップ23と上室外側台座21との間において、内設ケーブル56が挟まってしまうことを防止することができると共に内設ケーブル56の外部への露出を抑えることができる。なお、室外側可動グリップ23と下室外側台座22との間では進退移動しないため、内設ケーブル56の挟まり等は生じない。
なお、各配線孔21d,22d等の内設ケーブル56が摺接する箇所に、摩擦係数の低い樹脂等からなるパッキン等を配設してもよい。
さらに、本実施形態に係る電気錠システム1によれば、内設ケーブル56は、配線空間S2に沿って位置決めされているため、室外側ハンドル4の内部(グリップ内空間S1)において、内設ケーブル56の位置がずれることを防止することができる。これにより、例えば、内設ケーブル56が予期せず移動し、上室外側台座21と室外側可動グリップ23との間等の可動部分に内設ケーブル56が挟まれて断線すること等を有効に防止することができる。また、内設ケーブル56の配線作業は、内設ケーブル56を配線空間S2に配置するのみで完了するため、配線作業時(取り付ける際)における内設ケーブル56の位置決めを、迅速且つ正確に行うことができる。
<変形例>
次に、図6を参照し、本発明の本実施形態の変形例に係る電気錠システム1について説明する。
上記した実施形態では、内設ケーブル56をガイドおよび保持する部材である各リブ30,31は、室外側可動グリップ23のグリップ本体部23a側(グリップ内空間S1)に形成されていたが、これに代えて、グリップカバー23b側に内設ケーブル56を保持するガイド部材60を形成してもよい。
図6に示すように、例えば、ガイド部材60が、内設ケーブル56を挟み込んで保持する複数の挟持部61により構成されていてもよい。複数の挟持部61は、上下方向に等間隔でグリップカバー23bの内面(背面)から突出するように設けられている。各挟持部61は、内設ケーブル56を挟持可能なU字状に形成されている。この複数の挟持部61に内設ケーブル56を挟持させた状態で、グリップカバー23bをグリップ本体部23aに取り付けることで、内設ケーブル56がグリップ内空間S1に内設される。
また、図示は省略するが、その他の変形例として、内設ケーブル56を保持するガイド部材を、例えば管状に形成した別部材で構成してもよい。この場合、管状のガイド部材に挿通させた内設ケーブル56を、グリップ本体部23aのグリップ内空間S1に配設し、グリップカバー23bを取り付けることにより、グリップ本体部23a(各リブ30,31)とグリップカバー23bとの間に管状のガイド部材が挟まれて位置決め固定される。なお、管状のガイド部材は、内設ケーブル56を保護することができるように、弾性(可撓性)を有する材料で形成されていることが好ましい。
なお、上記した実施形態およびその変形例に係る電気錠システム1では、室外側ハンドル4の内部に内設ケーブル56を配設したが、これに代えて、室内側ハンドル3の内部に内設ケーブル56を配設するように構成してもよい。また、内設ケーブル56をグリップ内空間S1の左右中央に配設したが、左右いずれかに寄せて配設してもよい。さらに、各リブ30,31を省略してもよい。さらに、上記した各ハンドル3,4は、下側の各回転軸部16,26を中心に上側が回動したが、各ハンドル3,4の上下が、水平方向に平行移動するように構成してもよい。
なお、上記した実施形態およびその変形例に係る配設ケーブル56の配線構造を、所謂面付きタイプのプッシュプルハンドルに適用してもよい。
なお、上記した本発明の実施形態およびその変形例の説明は、本発明に係る電気錠システム1における好適な実施の形態を説明しているため、技術的に好ましい種々の限定を付している場合もあるが、本発明の技術範囲は、特に本発明を限定する記載がない限り、これらの態様に限定されるものではない。さらに、上記した本発明の実施形態における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、かつ、他の既存の構成要素との組合せを含む様々なバリエーションが可能であり、上記した本発明の実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
1 電気錠システム
2 扉
3 室内側ハンドル
4 室外側ハンドル
5 ラッチ錠
6 施解錠操作装置
7 主電気錠
8 副電気錠
11 上室内側台座
12 下室内側台座
13 室内側可動グリップ
15 室内側ラッチ解除機構
21 上室外側台座
22 下室外側台座
23 室外側可動グリップ
25 室外側ラッチ解除機構
30 縦リブ(ガイド部材)
31 横リブ(ガイド部材)
31a 切欠き部(ガイド部材)
35 ラッチボルト
56 内設ケーブル(ケーブル)
60 ガイド部材
S1 グリップ内空間
S2 配線空間

Claims (4)

  1. 扉の壁面に設けられるハンドルと、
    前記ハンドルを両端から挟むような位置で前記扉に内設され、施解錠操作装置に対する操作に基づいて施解錠される複数の電気錠と、
    前記複数の電気錠にそれぞれ電気的に接続され、前記ハンドルに内設されるケーブルと、を備えていることを特徴とする電気錠システム。
  2. 前記扉の木口に対して進退可能なラッチボルトを有するラッチ錠を備え、
    前記ハンドルには、前記ラッチボルトを退避可能な状態にするラッチ解除機構が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電気錠システム。
  3. 前記ハンドルは、
    前記扉の壁面に離間して固定される一対の台座と、
    前記一対の台座の少なくとも一方に対して進退可能に支持される可動グリップと、を有し、
    前記ラッチ解除機構は、前記可動グリップの進退動作により作動し、
    前記ケーブルは、前記可動グリップを介して前記一対の台座を貫通するように配設されていることを特徴とする請求項2に記載の電気錠システム。
  4. 前記ハンドル内において前記ケーブルの配設位置を規定するガイド部材を備えていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の電気錠システム。
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