JP2013224522A - 電気錠システム - Google Patents

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英幸 田島
Takeshi Sumiya
健 角谷
Sumihiro Kuchino
純洋 口野
Tetsuo Horibatake
哲男 堀畑
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Abstract

【課題】ケーブルの断線や電気設備の故障を防止し、配線経路の簡素化及び組立性の向上を図ると共に、施解錠制御ボタン等の配置の自由度を高める。
【解決手段】本発明に係る電気錠システムは、扉1の壁面に固定されるハンドル3と、ハンドル3に回転可能に支持される操作レバー4,5と、操作レバー4,5の回転に伴って扉1の木口に対して進退可能に駆動されるラッチボルト6と、ハンドル3に設置される施解錠操作装置8と、施解錠操作装置8から送られた信号に基づいて電気的に駆動されるデッドボルト9,10と、を備えていることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、扉の木口に対して進退可能なデッドボルトを電気的に駆動させて施解錠制御する電気錠システムに関するものである。
近年、ホテルやオフィスビル等の商業施設や公共施設の出入口、集合住宅や一般住宅のエントランスや玄関等には、セキュリティの向上や操作性の向上を目的として、ICカードやタグ、キー等をリーダにかざすことにより、デッドボルトを電気的に駆動させて施解錠制御する電気錠システムが設置されることが多い。
従来のこの種の電気錠システムとしては、例えば、扉の壁面に回動可能に設けられるハンドルに施解錠制御ボタンを設置し、この施解錠制御ボタンを押下して電気錠を解錠した後にハンドルを回動操作することにより扉の開閉動作を行う電気錠システム等、様々な形態のものが提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特開2008−150802号公報 特開2008−174992号公報 特開2010−109722号公報
しかしながら、上記した従来の電気錠システムでは、扉の開閉時に回動させるハンドルに施解錠制御ボタンが設置されており、施解錠制御ボタンに接続される電源ケーブルや通信ケーブルは必ず可動部分を通過するため、ケーブルが断線し難いように十分に配慮して配線経路を決定する必要があり、配線経路の簡素化や組立性の向上を図り難いという問題がある。
また、例え電源ケーブルや通信ケーブルが断線し難いように配線経路を決定したとしても、施解錠制御ボタンを設置するハンドルが回動する限り、依然として断線リスクが高いことに変わりはない。
さらに、ハンドル回動時の振動が施解錠制御ボタンに接続される電源ケーブルや通信ケーブル等を介して電源回路や制御回路等の電気設備に伝わり易くなるため、該電気設備が故障するリスクが高くなるという問題がある。
さらに、施解錠制御ボタンの操作性を高めるためには該施解錠制御ボタンの設置場所がハンドルの回動中心近傍に限定されてしまい、該施解錠制御ボタンの配置の自由度が低下するという問題もある。
本発明は、上記した課題を解決すべくなされたものであり、ケーブルの断線や電気設備の故障を防止し、配線経路の簡素化及び組立性の向上を図ると共に、施解錠制御ボタン等の配置の自由度を高めることのできる電気錠システムを提供することを目的するものである。
上記した目的を達成するため、本発明に係る電気錠システムは、扉の壁面に固定されるハンドルと、該ハンドルに回転可能に支持される操作レバーと、該操作レバーの回転に伴って前記扉の木口に対して進退可能に駆動されるラッチボルトと、前記ハンドルに設置される施解錠操作装置と、該施解錠操作装置から送られた信号に基づいて電気的に駆動されるデッドボルトと、を備えていることを特徴とする。
また、本発明に係る電気錠システムにおいて、前記施解錠操作装置は、前記ハンドルの正面側に設置されるリーダによって構成されていてもよい。
また、本発明に係る電気錠システムにおいて、前記施解錠操作装置は、リーダとスイッチとによって構成され、該リーダは前記ハンドルの正面側に設置され、前記スイッチは前記ハンドルの背面側に設置されていてもよい。
また、本発明に係る電気錠システムにおいて、前記施解錠操作装置は、スイッチによって構成されていてもよい。
また、本発明に係る電気錠システムにおいて、前記施解錠操作装置は、リーダと該リーダの背面側に設けられるスイッチとがユニット化されて構成されていてもよい。
また、本発明に係る電気錠システムにおいて、前記施解錠操作装置は、前記操作レバーと重ならない位置に配置されているのが好ましい。
本発明によれば、ケーブルの断線や電気設備の故障を防止し、配線経路の簡素化及び組立性の向上を図ると共に、施解錠操作装置の配置の自由度を高めることができる等、種々の優れた効果を得ることができる。
本発明の実施形態に係る電気錠システムを示す概略図である。 本発明の実施形態に係る電気錠システムのハンドルの周辺部分を示す側断面図である。 図2のA−A断面図である。 本発明の実施形態に係る電気錠システムの変形例を示す側断面図である。 本発明の実施形態に係る電気錠システムの別の変形例を示す側断面図である。 本発明の実施形態に係る電気錠システムのさらに別の変形例を示す側断面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態に係る電気錠システムについて説明する。ここで、図1は本発明の実施形態に係る電気錠システムを示す概略図、図2は本発明の実施形態に係る電気錠システムのハンドルの周辺部分を示す側断面図、図3は図2のA−A断面図である。
本発明の実施の形態に係る電気錠システムは、扉1の室内外の壁面にそれぞれ固定される室内側ハンドル2及び室外側ハンドル3と、該各ハンドル2,3にそれぞれ回転可能に支持される室内側操作レバー4及び室外側操作レバー5と、該各操作レバー4,5の回転に伴って扉1の木口に対してラッチボルト6が進退可能に設けられるラッチ錠7と、室外側ハンドル3に設置される施解錠操作装置8と、該施解錠操作装置8から送られる信号に基づいてデッドボルト9,10をそれぞれ駆動させる主電気錠11及び副電気錠12と、扉1の内部に設けられる制御装置13と、施解錠操作装置8と主電気錠11及び副電気錠12と制御装置13に電源を供給する電源供給装置14と、を備えて概略構成されている。
以下、各構成部材について順番に説明する。
図2に良く示されているように、室内側ハンドル2は、その上下両端部に形成される固定部15と、各固定部15を連結するように上下方向に延びる連結部16と、を備えて構成されている。下側の固定部15の下部は、ネジ17を介して扉1に固定されており、連結部16は室内側に僅かに湾曲して形成されている。また、上側の固定部15の背面側(後側)には、上端から連結部16の上下方向中央に亘る部分に、操作レバー挿入部17が凹状に形成されており、操作レバー挿入部17は、上下方向に長い形状を成している。
室内側操作レバー4は、この操作レバー挿入部17に設けられ、室内側操作レバー4の上部には室内側ラッチバー18が設けられている。室内側操作レバー4は、上部に設けられた回転軸19を中心として前後方向に回転可能に設けられており、回転軸18の外周に巻回された捩りコイルバネ20によって後方に付勢されている。なお、室内側ラッチバー18は後述する室外側ラッチバー27と同様の構成を有しているため、ここでは詳細な説明を省略する。
室外側ハンドル3は、前記室内側ハンドル2と同様の構成を有する上下固定部21,22及び連結部23の正面側に空隙24を隔てて嵩上げ部材25を固定して形成されており、嵩上げ部材25は、上下固定部21,22及び連結部23の表面形状に沿って湾曲して形成されている。上側の固定部21の背面側(後側)には、上端から連結部23の上下方向中央に亘る部分に、操作レバー挿入部26が凹状に形成されており、操作レバー挿入部26は、上下方向に長い形状を成している。
室外側操作レバー5は、この操作レバー挿入部26に設けられ、室外側操作レバー5の上部には室外側ラッチバー27が設けられている。室外側操作レバー5は、上部に設けられた回転軸28を中心として前後方向に回転可能に設けられており、回転軸28の外周に巻回された捩りコイルバネ29によって後方に付勢されている。
室内側ラッチバー18は、縦長形状のラッチバー側取付部35と、このラッチバー側取付部35の上部から扉1内に挿入するように延設される横長形状の突起部36と、により構成されている。
図3に示されるように、ラッチ錠7は、扉1の木口64に沿って扉1の内部に設置される錠ケース65と、錠ケース65の前端に配置されるラッチボルト6と、ラッチボルト6の後上方と後下方に配置される上下一対の係止片67、68と、各係止片67、68の後方に配置される一対の作動片70、71と、が設けられている。
錠ケース65の前端は錠ケース取付板72に固定され、錠ケース取付板72は固定ネジ69を介して扉1の木口64に固定されている。錠ケース65の前部には、ラッチボルト装着部73が形成され、ラッチボルト6は、このラッチボルト装着部73に水平方向回転可能に装着されており、この水平方向の回転に伴って扉1の木口64に対して進退するようになっている。ラッチボルト6の前側部分は、扉1の木口64の前方に突出しており、扉枠76に設けられたストライク77に進入している。これにより、扉枠76に対する扉1の閉止状態(仮締まり状態)が保持される。
ラッチボルト6は、コイルバネ80によって、突出方向に付勢されており、ラッチボルト6の外周には鍔部81が設けられている。
各係止片67、68は、錠ケース65内に収容されている。上側の係止片67は、その前後方向中央に設けられた第1支点82を中心に回転可能となっている。上側の係止片67の前端部には、下方に向かって係止突起83が設けられ、この係止突起83がラッチボルト6の鍔部81に係止している。上側の係止片67の後端部には、上方に向かって被押圧部84が突設されている。上側の係止片67には、連結腕部85が下方に向かって突設され、連結腕部85の下端には係合突起86が設けられている。
下側の係止片68は、その前後方向中央に設けられた第2支点87を中心に回転可能となっている。下側の係止片68の前端部には、上方に向かって係止突起88が設けられ、この係止突起88によってラッチボルト6の鍔部81が係止されている。下側の係止片68の後端部には、下方に向かって被押圧部90が突設されている。下側の係止片68には、連結腕部91が上方に向かって突設され、連結腕部91の上端には係合穴92が設けられている。この係合穴92が上側の係止片67の係合突起86と係合することで、リンク93が形成されている。第2支点87の周りには付勢バネ89が巻回され、この付勢バネ89によって、各係止片67、68がラッチボルト6を係止する姿勢(図3の実線参照)に付勢されている。
各作動片70、71は、上下動可能な状態で錠ケース65内に収容されている。一方の作動片70の上端には、上側の係止片67の被押圧部84と当接する押圧部94が設けられている。一方の作動片70の下端には、各ラッチバー18,27と当接する当接部95が設けられている。他方の作動片71の下端には、下側の係止片68の被押圧部90と当接する押圧部96が設けられている。他方の作動片71の上端には、当接部97が設けられている。
上記の如く構成されたものにおいて、扉1を開放するために室外側ハンドル3を把持して、室外側操作レバー5を前方に押圧操作すると、室外側操作レバー5が回転軸28を中心に前方に回転し、室外側操作レバー5に固定された室外側ラッチバー27が回転し、室外側ラッチバー27の突起部36が下方に移動する。
このように室外側ラッチバー27の突起部36が下方に移動すると、突起部36によって一方の作動片70の当接部95が下方に押圧され、図3に二点鎖線で示されるように、一方の作動片70が下方に移動する。これに伴って、一方の作動片70の押圧部94が上側の係止片67の被押圧部84を下方に押圧し、付勢バネ89の付勢力に抗して上側の係止片67が回転する。この回転により、上側の係止片67の係止突起83によるラッチボルト6の係止が解除される。また、上側の係止片67の回転に伴って、上側の係止片67とリンク93を介して接続された下側の係止片68も、付勢バネ89の付勢力に抗して回転し、下側の係止片68の係止突起88によるラッチボルト6の係止が解除される。これにより、ラッチボルト6が扉1の木口64から退避可能となる。
なお、室内側ハンドル2の室内側操作レバー4を押圧操作した場合の作用は、室外側ハンドル3を押圧操作した場合の作用と同様であるため、説明を省略する。
再び、図2に戻ると、施解錠操作装置8は、嵩上げ部材25の上部に形成された開口30に正面側から嵌着されるリーダ31と、連結部23の背面側に設置されるスイッチ32と、を備えている。リーダ31やスイッチ32に対する電源ケーブルや通信ケーブルは、空隙24を利用して配設される(図2の破線参照)。
リーダ31としては、例えば、FeliCa(登録商標)等の非接触型ICカード、キーヘッド、タグや、指で接触するタッチキー、テンキー、指紋等の生体認証式等、各種タイプのリーダを使用することができる。また、スイッチ32としては、例えば、押しボタン式、静電容量式等、各種タイプのスイッチを使用することができる。
図1に示されているように、主電気錠11は、ラッチ錠7の上方において扉1の木口64に沿うように扉1の内部に設けられており、扉1の木口64(図3参照)に対して進退するようにデッドボルト9を駆動制御するモーターやソレノイド等の駆動機構を備えて構成されている。また、主電気錠11は、デッドボルト9を手動で操作可能なように、扉1の室内側にサムターン(図示省略)を備えていると共に扉1の室外側にシリンダ錠33を備えている。
副電気錠12は、ラッチ錠7の下方において扉1の木口64(図3参照)に沿うように扉1の内部に設けられており、扉1の木口64に対して進退するようにデッドボルト10を駆動制御するモーターやソレノイド等の駆動手段(図示省略)を備えて構成されている。また、主電気錠11と同様に、副電気錠11は、デッドボルト10を手動で操作可能なように、扉1の室内側にサムターン(図示省略)を備えていると共に扉1の室外側にシリンダ錠34を備えている。
制御装置13は、主電気錠11の上方において扉1の内部に設けられており、CPUやROM、RAM等を有するマイクロコンピュータにより構成され、施解錠操作装置8からの認証情報が正しい認証情報であるか否かを判別する機能等を有している。
電源供給装置14は、扉1の外部に配置されており、扉1の吊元に設置される通電金具40や扉1の内部に配線される電源ケーブル41を介して、施解錠操作装置8、主電気錠11、副電気錠12、制御装置13等、扉1に設置される電気錠システムを構成する各構成機器に電源を供給するようになっている。
次に、上記した構成を備えた本発明の実施の形態に係る電気錠システムの動作について説明する。
先ず、室外側から入室しようとする者が室外側ハンドル2を把持して指でスイッチ32を押圧操作すると、スイッチ32から制御装置13に送られた信号に基づいて電源装置14から通電金具40及び電源ケーブル41を介してリーダ31に電源が供給される。
次いで、例えばFeliCa(登録商標)等の非接触型ICカードがリーダ31にかざされると、リーダ31から認証情報が制御装置13に送信され、制御装置13では、受信した該認証情報が予め記憶されている特定の認証情報と合致するか否かが判別される。
この結果、前記受信した認証情報が前記特定の認証情報と合致していると制御装置13によって判別されると、制御装置13から主電気錠11に対して解錠信号が出力され、主電気錠11では、該解錠信号に基づき、前記駆動手段に対して駆動信号が出力されて解錠される。
これに対して、前記受信した認証情報が前記特定の認証情報と合致しないと制御装置13によって判別された場合には、制御装置から主電気錠11に解錠信号が出力されず、主電気錠11において錠の解錠は行われない。
また、上記したように主電気錠11が解錠されると、制御装置13から副電気錠12に対して解錠信号が出力され、副電気錠12では、該解錠信号に基づき、前記駆動手段に対して駆動信号が出力され、副電気錠12は主電気錠11と連動して解錠される。
上記したように本発明の実施の形態に係る電気錠システムによれば、施解錠操作装置8が扉1に固定される室外側ハンドル3に設置されているため、施解錠操作装置8に接続される電源ケーブルや通信ケーブルが断線し難い。そのため、断線リスクを配慮することなく配線経路を決定することができ、配線経路の簡素化や組立性の向上を図ることが可能となる。
また、室外側ハンドル3を回動させた時の振動が施解錠操作装置8に接続される電源ケーブルや通信ケーブル等を介して制御装置13等の電気設備に伝わることがないため、該電気設備が故障するリスクを低下させることができる。
さらに、室外側ハンドル3の任意の場所に施解錠操作装置8を配置することができ、配置の自由度を高めることができると共に、施解錠操作装置8の操作性の向上を図ることができる。
なお、上記した本発明の実施の形態では、施解錠操作装置8として、室外側ハンドル3にリーダ31とスイッチ32を設け、スイッチ32を操作してからリーダ31にICカードをかざす場合について例示して説明したが、本発明はこの形態に限定されるものではない。
すなわち、図4に示すように、施解錠操作装置8として、室外側ハンドル3にリーダ31のみを設置したり、或いは、特に図示しないが、リーダ31を扉1以外の場所に設置した上で室外側ハンドル3にスイッチのみを設置したり、或いは、リーダ31をどこにも設置することなく室外側ハンドル3にスイッチのみを設置したりすることもできる。
また、上記した実施の形態における構成と同様に、施解錠操作装置8として、室外側ハンドル3にリーダ31とスイッチ32を設けた上で、上記した実施の形態の動作とは反対に、リーダ31にICカードをかざして認証がなされた後、スイッチ32を操作して電気錠11,12を解錠するように構成することもできる。
さらに、図5に示すように、施解錠操作装置8としてリーダ31を操作レバー5と重ならないように嵩上げ部材25の下部に設置することもできる。これにより、施解錠操作装置8やそのケーブルを操作レバー5と干渉させずに効率よく配置することができ、室外側ハンドル3のコンパクト化を図ることができる。
或いは、図6に示すように、リーダ31とスイッチ32とを制御基板を内設した制御ボックス37を介してユニット化した上で、操作レバー5と重ならないように嵩上げ部材25の下部に施解錠操作装置8を設置することもできる。このように、リーダ31とスイッチ32をユニット化することにより、施解錠操作装置8の取付けを効率よく行うことができる。また、操作レバー5と重ならないように施解錠操作装置8を設置することにより、施解錠操作装置8やそのケーブルを操作レバー5と干渉させずに効率よく配置することができ、室外側ハンドル3のコンパクト化を図ることができる。
さらに、上記した実施の形態では、制御装置13を主電気錠11及び副電気錠12と別の位置に設置しているが、これは単なる例示に過ぎず、制御装置13を設置する代わりに、該制御装置13の機能を主電気錠11と副電気錠12とにそれぞれ分散させてもたせる等、各種変更が可能である。
さらにまた、電源装置14を扉1に設置したり、又は、外部に設置した電源装置14からの電源取り込み箇所を扉1の吊元ではなく、木口側としたりする等、各種変更が可能である。
このように上記した本発明の実施の形態の説明は、本発明に係る電気錠システムにおける好適な実施の形態を説明しているため、技術的に好ましい種々の限定を付している場合もあるが、本発明の技術範囲は、特に本発明を限定する記載がない限り、これらの態様に限定されるものではない。すなわち、上記した本発明の実施の形態における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、かつ、他の既存の構成要素との組合せを含む様々なバリエーションが可能であり、上記した本発明の実施の形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
1 扉
3 室外側ハンドル
4,5 操作レバー
6 ラッチボルト
8 施解錠操作装置
9,10 デッドボルト
31 リーダ
32 スイッチ
64 木口

Claims (6)

  1. 扉の壁面に固定されるハンドルと、
    該ハンドルに回転可能に支持される操作レバーと、
    該操作レバーの回転に伴って前記扉の木口に対して進退可能に駆動されるラッチボルトと、
    前記ハンドルに設置される施解錠操作装置と、
    該施解錠操作装置から送られた信号に基づいて電気的に駆動されるデッドボルトと、
    を備えていることを特徴とする電気錠システム。
  2. 前記施解錠操作装置は、前記ハンドルの正面側に設置されるリーダによって構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電気錠システム。
  3. 前記施解錠操作装置は、リーダとスイッチとによって構成され、該リーダは前記ハンドルの正面側に設置され、前記スイッチは前記ハンドルの背面側に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の電気錠システム。
  4. 前記施解錠操作装置は、スイッチによって構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電気錠システム。
  5. 前記施解錠操作装置は、リーダと該リーダの背面側に設けられるスイッチとがユニット化されて構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電気錠システム。
  6. 前記施解錠操作装置は、前記操作レバーと重ならない位置に配置されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1の請求項に記載の電気錠システム。
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