JP2015127195A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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智史 大野
Tomohito Ono
智史 大野
大庭 吉裕
Yoshihiro Oba
吉裕 大庭
米田 篤彦
Atsuhiko Yoneda
篤彦 米田
清水 康夫
Yasuo Shimizu
康夫 清水
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Abstract

【課題】操舵に係る中立位置付近であっても、車両の挙動を安定させながら快適な操舵フィーリングをもって、操舵ハンドルの操舵を遂行する。
【解決手段】電動パワーステアリング装置11は、運転者が入力した操舵トルクを検出する操舵トルクセンサ25、操舵ハンドル13の操舵角を検出する操舵角センサ26、操舵ハンドル13の操舵に係る補助力を与える操舵補助モータ27、及び、操舵トルク及び操舵角に基づいて操舵補助モータ27の駆動制御を行う駆動制御部63を備える。操舵トルクセンサ25から操舵補助モータ27に至る操舵力伝達部の捩り剛性は、車両の安定走行を維持するための基準閾値を超えるように設定される。駆動制御部63は、操舵角センサ26により検出される操舵角、及び、操舵角の変化に関連付けられる操舵反力に関するヒステリシス特性に基づいて、操舵補助モータ27の駆動制御を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、運転者による操舵部材の操舵に係る補助力を操舵補助モータの駆動によって与える電動パワーステアリング装置に関する。
従来、運転者が操向ハンドルなどの操舵部材を操舵する際の身体的な負担を軽減するために、運転者による操舵部材の操舵に係る補助力を操舵補助モータの駆動によって与える電動パワーステアリング装置が知られている。
特許文献1に係る電動パワーステアリング装置では、モータ制御手段は、操舵トルクセンサによって検出される操舵トルクを第1所定値(例えばゼロ)となるように制御する第1制御手段と、操舵量センサによって検出される操舵量に基づいて、操舵トルクセンサによって検出される操舵トルクを前記第1所定値よりも大きい第2所定値になるように制御する第2制御手段とを備える。前記モータ制御手段は、前記第1制御手段の出力と前記第2制御手段の出力とに基づいて操舵補助モータの駆動を制御する。
特許文献1に係る電動パワーステアリング装置によれば、操舵感の低下を防止しつつ、同装置の開発工数を低減させることができる。
特開2012−162210号公報
しかしながら、特許文献1に係る電動パワーステアリング装置では、操舵角が切り増しされている際及び切り戻しされている際の、操舵角の変化に関連付けられる操舵反力特性に関し、切り増し時及び切り戻し時での軌跡が相互に異なるヒステリシス特性を積極的に付与することについては開示も示唆もない。そのため、特許文献1に係る電動パワーステアリング装置では、操舵に係る中立位置付近において、操舵フィーリングが損なわれると共に車両の挙動が安定せず、運転者に違和感を抱かせるおそれがあった。
本発明は、前記の課題を解決するためになされたものであり、操舵に係る中立位置付近であっても、車両の挙動を安定させながら快適な操舵フィーリングをもって、操舵部材の操舵を遂行可能な電動パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、(1)に係る発明は、操舵部材に設けた操舵軸に対して運転者が入力した操舵トルクを検出する操舵トルク検出部と、前記操舵部材に係る操舵角を検出する操舵角検出部と、運転者による前記操舵トルクを調整するために前記操舵部材の操舵に係る補助力を与える操舵補助モータと、少なくとも、前記操舵トルク検出部により検出される前記操舵トルク、及び、前記操舵角検出部により検出される前記操舵角に基づいて前記操舵補助モータの駆動制御を行う駆動制御部と、を備え、前記駆動制御部は、前記操舵角が切り増しされている際及び切り戻しされている際の、当該操舵角の変化に関連付けられる、前記操舵補助モータの駆動により生じる操舵反力に関するヒステリシス特性を記憶する操舵反力特性記憶部を有し、当該操舵角及び当該操舵反力特性記憶部に記憶された前記ヒステリシス特性に基づいて、前記操舵補助モータの駆動制御を行う、ことを最も主要な特徴とする。
(1)に係る発明によれば、駆動制御部は、操舵角及び操舵反力特性記憶部に記憶されたヒステリシス特性に基づいて操舵補助モータの駆動制御を行うため、操舵に係る中立位置付近であっても、車両挙動の安定性に寄与する特性の操舵反力が与えられる。その結果、車両の挙動を安定させながら快適な操舵フィーリングをもって、操舵部材の操舵を遂行することができる。
また、(2)に係る発明は、(1)に係る発明に記載の電動パワーステアリング装置であって、前記操舵トルク検出部から前記操舵補助モータに至る操舵力伝達部の捩り剛性は、車両の安定走行を維持するための基準閾値を超えるような高剛性に設定されている、ことを特徴とする。
(2)に係る発明によれば、操舵トルク検出部から操舵補助モータに至る操舵力伝達部の捩り剛性は、車両の安定走行を維持するための基準閾値を超えるような高剛性に設定されるため、(1)に係る発明が奏する作用効果を一層向上させることができる。
また、(3)に係る発明は、(1)又は(2)に係る発明に記載の電動パワーステアリング装置であって、前記ヒステリシス特性において、前記操舵角が中立位置にある際に関連付けられる前記操舵反力は、ゼロ以外の値が設定される、ことを特徴とする。
(3)に係る発明によれば、前記ヒステリシス特性において、操舵角が中立位置にある際に関連付けられる操舵反力は、ゼロ以外の値が設定されるため、(1)又は(2)に係る発明が奏する作用効果に加えて、特に、操舵に係る中立位置付近における操舵フィーリングを向上させることができる。
また、(4)に係る発明は、(1)〜(3)に係る発明のいずれか一に記載の電動パワーステアリング装置であって、前記操舵力伝達部の捩り剛性に係る前記基準閾値は、560Nm/radである、ことを特徴とする。
また、(5)に係る発明は、(1)〜(4)に係る発明のいずれか一に記載の電動パワーステアリング装置であって、前記操舵トルク検出部は、前記操舵軸周りに設けられて運転者が入力した操舵トルクを検出する磁歪式トルクセンサからなる、ことを特徴とする。
(5)に係る発明によれば、操舵トルク検出部として磁歪式トルクセンサを採用したため、操舵トルク検出部から操舵補助モータに至る操舵力伝達部の捩り剛性を、例えばトーションバー式のトルクセンサと比べて大きく設定することができる。その結果、車両の挙動を安定させながら快適な操舵フィーリングをもって、操舵部材の操舵を遂行する効果を高いレベルで実現することができる。
また、(6)に係る発明は、(1)〜(5)に係る発明のいずれか一に記載の電動パワーステアリング装置であって、前記車両の車速を検出する車速検出部をさらに備え、前記駆動制御部は、前記車速検出部により検出される前記車速に応じて、前記操舵反力特性記憶部に記憶された前記ヒステリシス特性を補正する操舵反力特性補正部を有し、当該操舵角及び当該操舵反力特性補正部で補正後のヒステリシス特性に基づいて、前記操舵補助モータの駆動制御を行う、ことを特徴とする。
(6)に係る発明によれば、車速に応じて補正したヒステリシス特性に基づいて、操舵補助モータの駆動制御を行うため、車速に適応した操舵反力を目標として、操舵補助モータの駆動制御を実行することができる。その結果、車速の変化にかかわらず、車両の挙動を安定させながら、快適な操舵フィーリングをもって、操舵部材の操舵を遂行することができる。
本発明に係る電動パワーステアリング装置によれば、操舵に係る中立位置付近であっても、車両の挙動を安定させながら快適な操舵フィーリングをもって、操舵部材の操舵を遂行することができる。
本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置の周辺部を含むブロック構成図である。 本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置の動作説明に供するフローチャート図である。 本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置の動作説明に供する、操向ハンドルに係る操舵角の変化に関連付けられる操舵反力(操舵反力制御電流)の変化を例示的に表したヒステリシス特性線図である。 本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置の動作説明に供する、ヒステリシス特性が車速の変化に応じて、操舵反力(操舵反力制御電流)に係る縦軸に沿ってシフトする様子を表す説明図である。
以下、本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置について、図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下に示す図において、共通の機能を有する部材間、又は、相互に対応する機能を有する部材間には、原則として共通の参照符号を付するものとする。また、説明の便宜のため、部材のサイズ及び形状は、変形又は誇張して模式的に表す場合がある。
〔電動パワーステアリング装置11と連係する操舵装置10の構成〕
本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置11の説明に先だって、電動パワーステアリング装置11と連係する操舵装置10の構成について、図1を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置11の周辺部を含むブロック構成図である。
操舵装置10は、図1に示すように、操向ハンドル(ステアリングホイール)13、操舵補助装置15、転舵装置17を備える。
本発明の“操舵部材”に相当する操向ハンドル13は、車両(不図示)の進行方向を、運転者が所望の方向に変えようとする際に操作される部材である。操向ハンドル13の中央部には、操舵軸19の一方の端部が連結されている。操舵軸19は、上部筺体21における下部、中間部、上部のそれぞれに設けた軸受23a,23b,23cを介して、上部筺体21に対して回転自在に支持されている。
筺体21の内部には、操舵軸19を囲むように、磁歪式の操舵トルクセンサ(本発明の“操舵トルク検出部”に相当する。)25が設けられている。操舵軸19のうち操舵トルクセンサ25と対向する位置には、操舵軸19の周方向全周を覆うように、例えばNi−Feメッキよりなる磁歪膜(不図示)が設けられている。操舵トルクセンサ25は、操向ハンドル13を介して操舵軸19に入力される操舵トルクの大きさを、例えばソレノイド型の第1及び第2コイル25a,25bを用いて、操舵軸19に対し非接触で検出する機能を有する。
ここで、磁歪式の操舵トルクセンサ25における操舵トルクの検出原理について説明する。操舵軸19に操舵トルクが入力されると、操舵軸19の表面には、張力方向(+45°方向)及び圧縮方向(−45°方向)の歪みが発生する。このとき、張力方向では透磁率が増加する一方、圧縮方向では透磁率が減少する。この現象を“磁歪効果”と呼ぶ。透磁率が増加する方向に沿って磁束が通過するように、第1コイル25aを設ける。一方、透磁率が減少する方向に沿って磁束が通過するように、第2コイル25bを設ける。
すると、透磁率が増加する方向に沿って磁束が通過するように設けた第1コイル25aではインダクタンスが増加する一方、透磁率が減少する方向に沿って磁束が通過するように設けた第2コイル25bではインダクタンスが減少する。第1コイル25aと第2コイル25bとをブリッジ接続して、差動増幅回路(不図示)において差動電圧を増幅し出力とする。これにより、操舵トルクに比例した出力電圧、すなわち、操舵トルクの相関値(操舵トルク信号)を検出することができる。
操舵トルクセンサ25で検出された操舵トルク信号は、例えばCAN(Controller Area Network)のような通信媒体24を介して、後記する電動パワーステアリング制御装置(以下、“EPS制御装置”と省略する場合がある。)51に供給される。
また、操舵軸19には、操向ハンドル13の操舵角を検出する操舵角センサ(本発明の“操舵角検出部”に相当する。)26が設けられている。操舵角センサ26で検出された操舵角信号は、通信媒体24を介して、EPS制御装置51に供給される。
操舵補助装置15は、運転者による操向ハンドル13の操舵に係る補助力を与える機能を有する。操舵補助装置15は、運転者による操向ハンドル13の操舵トルクを軽減(手応えの調整を含む)するための補助力(操舵反力)を供給する操舵補助モータ27と、操舵補助モータ27の出力軸に設けられたウォームギヤ29に噛合するウォームホイールギヤ31とを含んで構成されている。
ウォームホイールギヤ31は、操舵軸19のうち、操向ハンドル13が設けられた一方の端部とは反対側の他方の端部の側に、操舵軸19を回動中心として設けられている。ウォームホイールギヤ31は、操舵補助モータ27の回転力を、操舵軸19を介して操向ハンドル13に伝えると共に、転舵装置17を介して操舵車輪41a,41bに伝える役割を果たす。
操舵トルクセンサ25から操舵補助モータ27に至る操舵力伝達部の捩り剛性は、車両の安定走行を維持するための基準閾値を超えるような高剛性に設定されている。前記操舵力伝達部の捩り剛性に係る前記基準閾値としては、例えば、実車を用いた実験や、実車を用いない模擬実験などを通じて適切な値が設定される。具体的には、前記基準閾値としては、特に限定されないが、例えば560Nm/radを採用することができる。
操舵軸19のうち前記他方の端部には、一対の自在継手33を直列に介して、ピニオン軸35が連結されている。ピニオン軸35は、下部筺体37における下部及び中間部のそれぞれに設けた軸受39a,39bを介して、下部筺体37に対して回転自在に支持されている。
転舵装置17は、操向ハンドル13及び操舵軸19を介して入力された運転者の操舵力(操舵トルク)を、操舵車輪41a,41bに伝達する機能を有する。転舵装置17は、ピニオン軸35に設けられたピニオンギヤ43と、ピニオンギヤ43に噛合するラック歯45を有して車幅方向に往復運動可能なラック軸47と、ラック軸47の両端側にそれぞれ設けられるタイロッド49a,49bと、タイロッド49a,49bをそれぞれ介して回転可能に設けられる操舵車輪41a,41bと、を含んで構成されている。
〔本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置11の構成〕
次に、本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置11の構成について、図1を参照して説明する。
電動パワーステアリング装置11は、操舵補助装置15及びEPS制御装置51を含んで構成されている。EPS制御装置51は、通信媒体24に接続されている。通信媒体24には、前記の操舵トルクセンサ25及び操舵角センサ26の他に、自車両の速度(車速)を検出する車速センサ53、ブレーキペダル(不図示)の踏み込みストロークを検出するブレーキセンサ55、及び、アクセルペダル(不図示)の踏み込みストロークを検出するアクセルセンサ57がそれぞれ接続されている。
(EPS制御装置51の構成)
EPS制御装置51は、操舵トルクセンサ25により検出される操舵トルク信号、操舵角センサ26により検出される操舵角信号、車速センサ53により検出される車速信号などの各種信号を参照して、電動パワーステアリング装置11が発揮する操向ハンドル13の操舵補助力を制御する機能を有する。EPS制御装置51は、演算処理を行うマイクロコンピュータ、及び、操舵補助モータ27の駆動制御回路を含む各種の周辺回路を含んで構成される。
詳しく述べると、EPS制御装置51は、操舵情報処理部61及び駆動制御部63を備える。
操舵情報処理部61は、操舵トルクセンサ25により検出される操舵トルク、及び、操舵角センサ26により検出される操舵角を含む操舵情報に対して、所要の処理を施す機能を有する。具体的には、操舵情報処理部61は、時々刻々と変化する、操舵角センサ26により検出される操舵角に係る情報θh を時間微分する演算処理を施し、当該時間微分値dθh /dtを出力する。前記時間微分値dθh /dtは、駆動制御部63へと送られる。
前記操舵角及び前記時間微分値dθh /dtは、駆動制御部63において、例えば図3及び表1に示すように、操向ハンドル13の現在の操舵状況(操向ハンドル13が右旋回方向に操舵されているか、又は、左旋回方向に操舵されているか、及び、切り増しか、又は、切り戻しか)を割り出すと共に、割り出した現在の操舵状況において、操舵角に対応する操舵反力(操舵反力制御電流)を、後記するヒステリシス特性に基づいて算出する際に参照される。
Figure 2015127195
前記駆動制御部63は、少なくとも、操舵トルクセンサ25により検出される操舵トルク、及び、操舵角センサ26により検出される操舵角に基づいて、操舵補助モータ27の駆動制御を行う機能を有する。また、駆動制御部63は、操舵反力特性記憶部65、及び、操舵反力特性補正部67を備える。
駆動制御部63の操舵反力特性記憶部65には、操向ハンドル13の操舵角θh が切り増し(操向ハンドル13の中立位置から離れる操作)されている際及び切り戻し(操向ハンドル13の中立位置に近づく操作)されている際の、操舵角の変化に関連付けられる、操舵補助モータ27の駆動により生じる操舵反力に関し、例えば図3に示すような、切り増し時及び切り戻し時での軌跡が相互に異なるヒステリシス特性が記憶されている。
図3に示すヒステリシス特性線図71は、第1の特性線図73、及び、第2の特性線図75を有する。第1の特性線図73は、図3に示すように、第2の特性線図75に対して、縦軸(操舵反力制御電流)方向に所定のヒステリシス幅77だけ平行にシフトした位置関係にある。
第1の特性線図73は、操向ハンドル13を右旋回方向において切り増し操作した際の特性線図、及び、操向ハンドル13を左旋回方向において切り戻し操作した際の特性線図同士を、操向ハンドル13の操舵角が中立位置(操舵角がゼロの位置)となる部分において接続してなる。
一方、第2の特性線図75は、操向ハンドル13を左旋回方向において切り増し操作した際の特性線図、及び、操向ハンドル13を右旋回方向において切り戻し操作した際の特性線図同士を、操向ハンドル13の操舵角が中立位置となる部分において接続してなる。
図3に示すヒステリシス特性線図71では、操舵角θh が中立位置にある際に対応する操舵反力(操舵反力制御電流)は、ゼロ以外の値が記憶されている。操舵反力特性記憶部65に記憶されたヒステリシス特性は、駆動制御部63において、操舵補助モータ27の駆動制御を行う際に参照される。
駆動制御部63の操舵反力特性補正部67は、車速センサ53により検出される車速に応じて、操舵反力特性記憶部65に記憶されたヒステリシス特性を、前記検出された車速に相応しい特性に補正する機能を有する。具体的には、例えば図4に示すように、操舵反力特性補正部67は、車速が高車速領域にある(例えば時速60〜80km程度)際のヒステリシス特性に関し、車速が低車速領域にある(例えば時速30〜50km程度)際のヒステリシス特性のヒステリシス幅77aと比べて、そのヒステリシス幅77bを圧縮するように補正する。
車速が高車速領域にある場合には、操向ハンドル13が任意の操舵角にあるときに旋回方向を切り替える際において、切り替え前後の操舵反力(操舵反力制御電流)の差の小さい方が、車両挙動の安定性を確保する上で有利だからである。操舵反力特性記憶部65で補正後のヒステリシス特性は、駆動制御部63において、操舵補助モータ27の駆動制御を行う際に参照される。
〔本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置11の動作〕
次に、本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置11の動作について、図2を参照して説明する。図2は、本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置の動作説明に供するフローチャート図である。
図2に示すステップS11において、操舵情報処理部61は、操舵トルクセンサ25により検出される操舵トルク、及び、操舵角センサ26により検出される操舵角を含む操舵情報を取得する。
ステップS12において、操舵情報処理部61は、操舵角センサ26により時々刻々と検出される操舵角に係る情報θh を時間微分する演算を行う。操舵情報処理部61で演算された時間微分値dθh /dtは、駆動制御部63へと送られる。
ステップS13において、駆動制御部63は、ステップS11で取得された操舵角に係る情報θh 、及び、ステップS12で演算された時間微分値dθh /dtに基づいて、操向ハンドル13の現在の操舵状況(操向ハンドル13が右旋回方向に操舵されているか、又は、左旋回方向に操舵されているか、及び、切り増しか、又は、切り戻しか)を割り出す。
ステップS14において、駆動制御部63は、ステップS13で割り出した現在の操舵状況において、操舵角θh に対応する操舵反力(操舵反力制御電流)を、操舵反力特性記憶部65に記憶されたヒステリシス特性を参照して算出する。
ステップS15において、駆動制御部63は、ステップS13で算出された現在の操舵角θh に対応する操舵反力(操舵反力制御電流)を目標として、操舵補助モータ27の駆動制御(Proportional Integral Derivative Controller:PID制御)を実行する。その後、EPS制御装置51は、処理の流れをステップS11へと戻し、以下の処理を繰り返し実行させる。
〔本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置11が奏する作用効果〕
次に、本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置11が奏する作用効果について説明する。
運転者が操向ハンドル13を操舵すると、その操舵力が、操舵軸19、一対の自在継手33、ピニオン軸35、ピニオンギヤ43、ラック歯45を有するラック軸47、及び、タイロッド49a,49bに順次伝達される。その結果、左右の操舵車輪41a,41bが転舵される。
運転者が操向ハンドル13を操舵した際に、操舵軸19に対して運転者が入力した操舵トルクが、操舵軸19周りに設けた磁歪式の操舵トルクセンサ25によって検出される。EPS制御装置51は、操舵トルクセンサ25により検出された操舵トルクに応じて、運転者による操舵トルクの身体的な負担を軽減(手応えの調整を含む)するように、操舵補助モータ27の駆動制御を行う。
操舵補助モータ27の駆動により生じた操舵反力に係るトルクは、ウォームギヤ29及びウォームホイールギヤ31を介して操舵軸19に伝えられると共に、ピニオン軸35にも伝えられる。その結果、運転者による操向ハンドル13の操舵力(操舵トルク)が、操舵補助モータ27の補助力(操舵反力)によって適切に調整される。
仮に、操舵トルクセンサ25から操舵補助モータ27に至る操舵力伝達部の捩り剛性が、前記基準閾値の半分以下程度の低剛性のケース(例えば、トーションバー式の操舵トルクセンサを採用したケース)では、運転者による操向ハンドル13の操舵方向とは真逆の方向に、操舵補助モータ27の回転力が、操舵車輪41a,41bに伝えられるおそれがある。かかるケースでは、操舵に係る中立位置付近において、操舵フィーリングが損なわれると共に車両の挙動が安定せず、運転者に違和感を抱かせるおそれがあった。
前記のように操舵方向と転舵方向との間に逆転現象が生じる作用機序について、操舵に係る中立位置付近において、操舵角の変化に対して、操舵補助モータ27の駆動により生じる操舵反力に関するヒステリシス特性が設定されていない(切り増し時及び切り戻し時での軌跡が共通であって、操舵に係る中立位置付近の操舵反力に係る軌跡が原点を通る:例えば、図3の一点鎖線で示す特性線図74を参照)例をあげて説明する。
前記のように、操舵トルクセンサ25から操舵補助モータ27に至る操舵力伝達部(トーションバーを含む)の捩り剛性が低剛性であり、かつ、切り増し時及び切り戻し時での軌跡が相互に異なるヒステリシス特性(例えば図3の実線で示すヒステリシス特性線図71参照)が設定されていない場合には、操舵に係る中立位置付近において、操舵及び車両挙動が安定しないという課題があった。
そこで、第1の観点(請求項1に対応)に基づく電動パワーステアリング装置11では、駆動制御部63は、操舵角が切り増しされている際及び切り戻しされている際の、当該操舵角の変化に関連付けられる、操舵補助モータ27の駆動により生じる操舵反力に関するヒステリシス特性を記憶する操舵反力特性記憶部65を有し、当該操舵角及び当該操舵反力特性記憶部65に記憶されたヒステリシス特性に基づいて、操舵補助モータ27の駆動制御を行う、構成を採用することとした。
第1の観点(請求項1)に基づく電動パワーステアリング装置11によれば、駆動制御部63は、操舵角及び操舵反力特性記憶部65に記憶されたヒステリシス特性に基づいて、操舵補助モータ27の駆動制御を行うため、操舵に係る中立位置付近であっても、車両挙動の安定性に寄与する特性の操舵反力が与えられる。その結果、車両の挙動を安定させながら快適な操舵フィーリングをもって、操舵部材の操舵を遂行することができる。
しかし、前記のように操舵反力に関するヒステリシス特性を設定しても、操舵トルクセンサ25から操舵補助モータ27に至る操舵力伝達部(トーションバーを含む)の捩り剛性が低剛性の場合には、操向ハンドル13の操舵方向に対して操舵車輪41a,41bの転舵方向が逆向きになってしまう懸念があった。
そこで、第2の観点(請求項2に対応)に基づく電動パワーステアリング装置11では、操舵トルクセンサ(操舵トルク検出部)25から操舵補助モータ27に至る操舵力伝達部の捩り剛性は、車両の安定走行を維持するための基準閾値(例えば、560Nm/rad程度)を超えるような高剛性に設定されている。
第2の観点(請求項2)に基づく電動パワーステアリング装置11によれば、操舵トルクセンサ25から操舵補助モータ27に至る操舵力伝達部の捩り剛性は、車両の安定走行を維持するための基準閾値を超えるような高剛性に設定されるため、第1の観点(請求項1)に基づく発明が奏する作用効果を一層向上させることができる。
また、第3の観点(請求項3に対応)に基づく電動パワーステアリング装置11は、前記ヒステリシス特性において、操舵角が中立位置にある際に関連付けられる操舵反力は、ゼロ以外の値が設定される、構成を採用してもよい。
第3の観点(請求項3)に基づく電動パワーステアリング装置11によれば、前記ヒステリシス特性において、操舵角θh が中立位置にある際に関連付けられる操舵反力は、ゼロ以外の値が設定される(例えば図3参照)ため、第1の観点(請求項1)に基づく電動パワーステアリング装置11が奏する作用効果に加えて、特に、操舵に係る中立位置付近における操舵フィーリングを向上させることができる。
また、第4の観点(請求項4に対応)に基づく電動パワーステアリング装置11では、前記操舵力伝達部の捩り剛性に係る前記基準閾値は、560Nm/radである、構成を採用してもよい。
また、第5の観点(請求項5に対応)に基づく電動パワーステアリング装置11では、操舵トルク検出部25は、前記操舵軸19に対し非接触で設けられて運転者が入力した操舵トルクを検出する磁歪式トルクセンサからなる、構成を採用してもよい。
第5の観点(請求項5)に基づく電動パワーステアリング装置11によれば、操舵トルク検出部として磁歪式トルクセンサ25を採用したため、操舵トルクセンサ(操舵トルク検出部)25から操舵補助モータ27に至る操舵力伝達部の捩り剛性を、例えばトーションバー式のトルクセンサと比べて大きく設定することができる。その結果、車両の挙動を安定させながら快適な操舵フィーリングをもって、操舵部材の操舵を遂行する効果を高いレベルで実現することができる。
また、第6の観点(請求項6に対応)に基づく電動パワーステアリング装置11では、車両の車速を検出する車速センサ(車速検出部)53をさらに備え、駆動制御部63は、車速センサ53により検出される車速に応じて、操舵反力特性記憶部65に記憶されたヒステリシス特性を補正する操舵反力特性補正部67を有し、当該操舵角及び当該操舵反力特性補正部67で補正後のヒステリシス特性に基づいて、操舵補助モータ27の駆動制御を行う、構成を採用してもよい。
第6の観点(請求項6)に基づく電動パワーステアリング装置11によれば、車速に応じて(ヒステリシス幅77を)補正したヒステリシス特性に基づいて、操舵補助モータ27の駆動制御を行うため、車速に適応した操舵反力を目標として、操舵補助モータ27の駆動制御を実行することができる。その結果、車速の変化にかかわらず、車両の挙動を安定させながら、快適な操舵フィーリングをもって、操舵部材の操舵を遂行することができる。
〔その他の実施形態〕
以上説明した複数の実施形態は、本発明の具現化の例を示したものである。したがって、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならない。本発明はその要旨又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形態で実施することができるからである。
例えば、本発明の実施形態に係る説明において、操舵軸19に操舵角センサ26を設ける例をあげて説明したが、本発明はこの例に限定されない。操舵補助モータ27の回転位置情報を、操向ハンドル13の操舵角に変換して用いる構成を採用してもよい。
また、本発明の実施形態に係る説明において、操舵軸19に対して操舵補助モータ27の補助力を与える構成を例示して説明したが、本発明はこの例に限定されない。例えば、ピニオン軸35に対して操舵補助モータ27の補助力を与える構成や、ラック軸47に対して操舵補助モータ27の補助力を与える構成を採用してもよい。
11 電動パワーステアリング装置
13 操向ハンドル(操舵部材)
19 操舵軸
25 操舵トルクセンサ(操舵トルク検出部)
26 操舵角センサ(操舵角検出部)
27 操舵補助モータ
53 車速センサ(車速検出部)
63 駆動制御部
65 操舵反力特性記憶部
67 操舵反力特性補正部

Claims (6)

  1. 操舵部材に設けた操舵軸に対して運転者が入力した操舵トルクを検出する操舵トルク検出部と、
    前記操舵部材に係る操舵角を検出する操舵角検出部と、
    運転者による前記操舵トルクを調整するために前記操舵部材の操舵に係る補助力を与える操舵補助モータと、
    少なくとも、前記操舵トルク検出部により検出される前記操舵トルク、及び、前記操舵角検出部により検出される前記操舵角に基づいて前記操舵補助モータの駆動制御を行う駆動制御部と、を備え、
    前記駆動制御部は、前記操舵角が切り増しされている際及び切り戻しされている際の、当該操舵角の変化に関連付けられる、前記操舵補助モータの駆動により生じる操舵反力に関するヒステリシス特性を記憶する操舵反力特性記憶部を有し、当該操舵角及び当該操舵反力特性記憶部に記憶された前記ヒステリシス特性に基づいて、前記操舵補助モータの駆動制御を行う、
    ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 請求項1に記載の電動パワーステアリング装置であって、
    前記操舵トルク検出部から前記操舵補助モータに至る操舵力伝達部の捩り剛性は、車両の安定走行を維持するための基準閾値を超えるような高剛性に設定されている、
    ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  3. 請求項1又は2に記載の電動パワーステアリング装置であって、
    前記ヒステリシス特性において、前記操舵角が中立位置にある際に関連付けられる前記操舵反力は、ゼロ以外の値が設定される、
    ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の電動パワーステアリング装置であって、
    前記操舵力伝達部の捩り剛性に係る前記基準閾値は、560Nm/radである、
    ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の電動パワーステアリング装置であって、
    前記操舵トルク検出部は、前記操舵軸周りに設けられて運転者が入力した操舵トルクを検出する磁歪式トルクセンサからなる、
    ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の電動パワーステアリング装置であって、
    前記車両の車速を検出する車速検出部をさらに備え、
    前記駆動制御部は、前記車速検出部により検出される前記車速に応じて、前記操舵反力特性記憶部に記憶された前記ヒステリシス特性を補正する操舵反力特性補正部を有し、当該操舵角及び当該操舵反力特性補正部で補正後のヒステリシス特性に基づいて、前記操舵補助モータの駆動制御を行う、
    ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
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