JP2015126671A - 回転子積層鉄心の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】工数および設備コストを削減することが可能な回転子積層鉄心の製造方法を提供する。【解決手段】搬送トレイ20をエジェクタ19によって押し上げて積層鉄心2を磁石受けプレート8とともにランナプレート14から離間させると、樹脂残滓7Aが積層鉄心2から切り離されてランナプレート14に付着し、この樹脂残滓7Aは、プランジャ17によって下型12から押し出して排出することができるので、搬送トレイから積層鉄心を取り外すための工程およびその装置、ならびに、搬送トレイに付着した樹脂残滓を除去するための工程およびその装置を無くすことが可能であり、工数および設備コストを削減することができる。【選択図】図6

Description

本発明は、回転子積層鉄心の製造方法に関し、特に、磁石挿入孔に充填された樹脂によって積層鉄心に永久磁石が固定される回転子積層鉄心の製造方法に関する。
従来、電磁鋼板をかしめ積層して積層鉄心を製造する工程と、搬送トレイに載置された積層鉄心の各磁石挿入孔に永久磁石を挿入する工程と、積層鉄心を載せた搬送トレイを一対の型間にセットする工程と、型締め後、樹脂ポットの樹脂をプランジャによって各磁石挿入孔に注入する工程と、樹脂残滓(カル)が付着した搬送トレイを上型によって引き上げる工程と、上型から搬送トレイを取り外す工程と、を含む回転子積層鉄心の製造方法が知られている(例えば「特許文献1」参照)。
前述した製造方法では、積層鉄心が樹脂残滓(カル)が付着した搬送トレイとともに上型によって引き上げられるため、搬送トレイを上型から取り外す工程とは別に、積層鉄心(回転子積層鉄心)を搬送トレイから取り外すための工程およびその装置、さらには、搬送トレイに付着した樹脂残滓(カル)を除去するための工程およびその装置が必要であり、工数および設備コストの増大を余儀なくされていた。
特開2013−215058号公報
そこで本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、工数および設備コストを削減することが可能な回転子積層鉄心の製造方法を提供することを課題としてなされたものである。
上記課題を解決するために、本発明の回転子積層鉄心の製造方法は、磁石挿入孔に充填された樹脂によって積層鉄心に永久磁石が固定される回転子積層鉄心の製造方法であって、一対の型によって前記積層鉄心を積層方向に加圧する積層鉄心加圧工程と、一方の型に形成された樹脂ポット内の樹脂をプランジャによって前記磁石挿入孔に注入する樹脂注入工程と、前記積層鉄心を前記一方の型から離間させて前記積層鉄心から樹脂残滓を切り離して前記一方の型に付着させる樹脂残滓切り離し工程と、前記一方の型に付着させた樹脂残滓を前記プランジャによって押し出して前記一方の型から離型させる樹脂残滓排出工程と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、一方の型に付着した樹脂残滓をプランジャによって型から排出するようにしたので、回転子積層鉄心の製造の工数および設備コストを削減することができる。
第1実施形態の説明図であって、特に、準備段階を説明するための図である。 第1実施形態の説明図であって、特に、各磁石挿入孔に永久磁石が挿入された積層鉄心が磁石受けプレートとともに搬送トレイに載置された状態を示す図である。 第1実施形態の説明図であって、特に、樹脂が下型の樹脂ポットに装填される工程を説明するための図である。 第1実施形態の説明図であって、特に、積層鉄心加圧工程の説明図である。 第1実施形態の説明図であって、特に、樹脂注入工程の説明図である。 第1実施形態の説明図であって、特に、樹脂残滓切り離し工程の説明図である。 第1実施形態の説明図であって、特に、樹脂残滓をプランジャから離型させた状態を示す図である。 第1実施形態の説明図であって、特に、樹脂残滓排出工程の説明図である。 第1実施形態の説明図であって、特に、一対の型から磁石受けプレートとともに搬出された積層鉄心が磁石受けプレートから取り外された状態を示す図である。 第2実施形態の説明図であって、特に、第1実施形態における図5に対応する図である。 第2実施形態の説明図であって、特に、第1実施形態における図6に対応する図である。 第3実施形態の説明図であって、特に、第1実施形態における図1に対応する図である。 第3実施形態の説明図であって、(A)は図12における矢視Aの拡大図であり、(B)は図12におけるB矢視の拡大図である。 第3実施形態の説明図であって、特に、第1実施形態における図5に対応する図である。 第3実施形態の説明図であって、特に、第1実施形態における図6に対応する図である。 第3実施形態の説明図であって、特に、第1実施形態における図7に対応する図である。 第3実施形態の説明図であって、特に、第1実施形態における図8に対応する図である。 第3実施形態の説明図であって、特に、一対の型から搬出された積層鉄心(回転子積層鉄心)を示す図である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態を添付した図を参照して説明する。
ここでは、磁石挿入孔4に充填された樹脂7によって積層鉄心2に永久磁石6が固定される回転子積層鉄心1(図9参照)の製造方法を説明する。なお、積層鉄心2は、磁石挿入孔4および軸孔5が形成された複数枚の電磁鋼板3を積層してかしめることで製造される周知の積層鉄心(コア)が使用される。
図4を参照して、第1実施形態に係る製造方法に使用される金型を説明する。金型は、一対の上型11および下型12によって構成される。上型11は、プレス装置(図示省略)の型駆動機構によって上下方向(図4における上下方向)へ駆動される。下型12は、プレス装置のボルスタに固定されるダイプレート13と、ダイプレート13の上面に取り付けられるランナプレート14と、を有する。
ランナプレート14は、後述する磁石受けプレート8の各ゲート9を介して積層鉄心2の各磁石挿入孔4に連通される複数個のランナ15(樹脂注入路)を有する。ゲート9は、先端が磁石受けプレート8の上面に開口する、すなわち、先端開口が積層鉄心2の磁石挿入孔4に臨む略円錐形(裁頭円錐形)に形成される。換言すると、ゲート9は、磁石受けプレート8の下面から上面へ断面積が漸次小さくなるように形成されている。このように構成することで、後述する樹脂残滓切り離し工程で、積層鉄心2(磁石受けプレート8)を下型12(一方の型)から離間させると、樹脂残滓7A(図6参照)が積層鉄心2から切り離されてランナプレート14(下型12)側に残る(付着する)。
下型12は、ダイプレート13に埋め込まれた複数個のスリーブ16を有する。スリーブ16は、ランナプレート14の各ランナ15、延いては、積層鉄心2の各磁石挿入孔4に対応して配置され、上端がダイプレート13の上面に開口し、下端がダイプレート13の下面に開口する。下型12は、各スリーブ16の内側に挿入される複数個のプランジャ17を有する。プランジャ17は、プレス装置のプランジャ駆動機構(図示省略)によって上下方向(図4における上下方向)へ駆動される。下型12は、ランナプレート14、スリーブ16およびプランジャ17によって画定される複数個の樹脂ポット18を有する。なお、下型12は、各樹脂ポット18に装填された樹脂7を加熱するためのヒータを有する。
下型12は、ダイプレート13によって支持される複数個のエジャクタ19(シャフト)を有する。エジェクタ19は、プレス装置のエジェクタ駆動機構(図示省略)によって上下方向(図4における上下方向)に駆動される。このように構成することで、後述する樹脂残滓切り離し工程でエジェクタ19を作動させると、積層鉄心2が磁石受けプレート8および搬送トレイ20とともに押し上げられて積層鉄心2をランナプレート14(下型12)から離間させることができる。
次に、前述した一対の上型11および下型12を使用して積層鉄心2の各磁石挿入孔4に樹脂を注入する手順を説明する。
(準備段階)
図1に示されるように、搬送トレイ20に載置された磁石受けプレート8に積層鉄心2をセットする。次に、積層鉄心2の各磁石挿入孔4に永久磁石6を挿入する。なお、磁石受けプレート8には、積層鉄心2を位置決めするためのガイド21が設けられている。これにより、磁石受けプレート8の各ゲート9は、各磁石挿入孔4に臨む、より詳細には、磁石挿入孔4と永久磁石6との隙間に開口するように配置される(図2参照)。また、積層鉄心2がセットされた磁石受けプレート8を搬送トレイ20に載置してもよい。
次に、図3に示されるように、一対の上型11および下型12が型開きされた状態で、下型12(一方の型)の各樹脂ポット18に樹脂7を装填する。樹脂7の装填後、下型12に、搬送トレイ20に磁石受けプレート8とともに載置された積層鉄心2(図2参照)をセットし、上型11を下降させて一対の上型11および下型12を型閉じする。この状態では、図4に示されるように、搬送トレイ20はダイプレート13の上面に載置され、磁石受けプレート8は搬送トレイ20から浮いた状態でランナプレート14上に載置される。なお、搬送トレイ20に磁石受けプレート8(積層鉄心2)を載置する工程と、樹脂ポット18に樹脂7を装填する工程とを並行させることができる。
(積層鉄心加圧工程)
次に、図4に示されるように、プレス装置が発生する動力によって一対の上型11および下型12を型締めして、上型11と下型12との間の積層鉄心2を上下方向(積層方向)に一定の加圧力で加圧する。なお、各樹脂ポット18に装填された樹脂7は、下型12をヒータで加熱することにより軟化される。
(樹脂注入工程)
次に、各樹脂ポット18内の軟化された樹脂7を各プランジャ17によって加圧すると、図5に示されるように、各樹脂ポット18内の樹脂7は、ランナプレート14の各ランナ15(樹脂注入路)を経由して、磁石受けプレート8の各ゲート9から積層鉄心2の各磁石挿入孔4へ注入される。なお、積層鉄心2の磁石挿入孔4と永久磁石6との隙間に充填された樹脂7が熱硬化することで、磁石挿入孔4内の永久磁石6が積層鉄心2に固定される。
(樹脂残滓切り離し工程)
次に、上型11を上昇させて一対の上型11および下型12を型開きした後、エジェクタ19を作動(上昇)させる。これにより、図6に示されるように、搬送トレイ20が押し上げられて積層鉄心2が磁石受けプレート8とともに下型12から離間される。このとき、ゲート9内の樹脂7は、先端で積層鉄心2から切り離されて下型12に付着する。換言すると、ゲート9内の樹脂7は、応力が集中する積層鉄心2と磁石受けプレート8との界面部分で磁石挿入孔4内に充填された樹脂7から切り離されてゲート9から離型し、ランナプレート14(ランナ15)内の樹脂7とともに樹脂残滓7A(カル)として下型12側に残される。なお、ゲート9の形状は、積層鉄心2が下型12から離間されるときに、内部の樹脂7(樹脂残滓7A)が積層鉄心2から切り離される条件を満たすことができれば、略円錐形以外の形状とすることができる。
(樹脂残滓排出工程)
次に、図7に示されるように、プランジャ17を一定の距離だけ下降させて樹脂残滓7Aをプランジャ17から離型させる。なお、樹脂残滓7Aをプランジャ17から離型させる工程は省略することが可能である。次に、プランジャ17を、例えば、図8に示されるように、少なくとも先端がランナプレート14の上面と面一になる位置まで上昇させる。これにより、下型12(ランナプレート14)に付着した樹脂残滓7Aがプランジャ17によって押し出されて下型12から離型(排出)される。なお、下型12から離型された樹脂残滓7A、すなわち、ランナプレート14上に残された樹脂残滓7Aは、エアブロー等によって下型12から除去することができる。
次に、積層鉄心2を磁石受けプレート8とともに一対の上型11および下型12間から搬出して、その搬出後、積層鉄心2(回転子積層鉄心1)を磁石受けプレート8から取り出す。なお、積層鉄心2を一対の上型11および下型12間から搬出する工程は、樹脂残滓7Aを下型12(ランナプレート14)から離型(排出)させる工程と並行させることができる。
第1実施形態では以下の効果を奏する。
従来の製造方法では、積層鉄心(従来の製造方法に関する説明においては符号を省略する)を磁石受けプレートとともに下型から離間させると、樹脂残滓が積層鉄心(磁石受けプレート)に付着するため、型から搬送トレイを外す工程とは別に、搬送トレイから積層鉄心を取り外すための工程およびその装置、さらには、搬送トレイに付着した樹脂残滓を除去するための工程およびその装置が必要であり、工数および設備コストの増大を余儀なくされていた。
第1実施形態によれば、搬送トレイ20をエジェクタ19によって押し上げて磁石受けプレート8をランナプレート14から離間させると、樹脂残滓7A(カル)が積層鉄心2から切り離されてランナプレート14に付着する、換言すると、樹脂残滓7Aが磁石受けプレート8のゲート9から離型されて下型12側に残る。そして、樹脂残滓7Aは、プランジャ17によって下型12から押し出して排出する(離型させる)ことができるので、前述した従来の製造方法における、搬送トレイから積層鉄心を取り外すための工程およびその装置、ならびに、搬送トレイに付着した樹脂残滓を除去するための工程およびその装置を無くすことが可能であり、その結果、回転子積層鉄心1を製造するために要する工数および設備コストを大幅に削減することができる。
実施形態は前述した第1実施形態に限定されるものではなく、例えば、次のように構成することができる。なお、第1実施形態と同一または相当する要素に、同一の名称および符号を付与し、重複する説明を省略する。
(第2実施形態)
図10に示されるように、第1実施形態における一対の上型11および下型12の上下を入れ替える、すなわち、ランナプレート14、スリーブ16、プランジャ17、樹脂ポット18、およびエジェクタ19を上型11に構成することができる。この場合、ゲート9は、積層鉄心2と上型11(ランナプレート14)との間に配置されるプレート23に形成される。また、積層鉄心2の下端には永久磁石6を受けるためのエンドプレート24が取り付けられる。
第2実施形態では、エジェクタ19を一対の上型11および下型12の型開き動作と同期させるように作動させると、図11に示されるように、プレート23がランナプレート14から離間される。これにより、樹脂残滓7A(カル)は、積層鉄心2から切り離されてランナプレート14に付着する。換言すると、積層鉄心2が上型11から離間されると、樹脂残滓7Aは、プレート23のゲート9から離型されて上型12側に残る。
なお、第2実施形態では、一対の上型11および下型12を型開きするときに積層鉄心2を下型12に保持する機構を設けることで、上型11からエジェクタ19を無くすることが可能であり、一対の上型11および下型12の構造を簡易化することができる。
(第3実施形態)
図12に示されるように、第3実施形態は、積層鉄心2を搬送トレイ20に直接載置する、すなわち、第1実施形態から磁石受けプレート8を無くした実施形態である。第3実施形態では、図13(A)に示されるように、積層鉄心2の上端に磁石挿入孔4が開口する。また、積層鉄心2の下端は、エンドプレート26によって構成され、図13(B)に示されるように、エンドプレート26には、磁石挿入孔4と永久磁石6との隙間に臨む(開口する)樹脂注入孔27、換言すると、磁石挿入孔4と永久磁石6との隙間とランナ15(図14参照)とを連通する樹脂注入孔27が設けられる。
(樹脂注入工程)
第3実施形態では、各樹脂ポット18(図4参照)内の軟化された樹脂7は、各プランジャ17によって加圧されると、図14に示されるように、ランナプレート14の各ランナ15(樹脂注入路)を経由して、エンドプレート26の各樹脂注入孔27から積層鉄心2の各磁石挿入孔4へ注入される。
(樹脂残滓切り離し工程)
次に、上型11を上昇させて一対の上型11および下型12を型開きした後、エジェクタ19を作動(上昇)させると、図15に示されるように、積層鉄心2が押し上げられて下型12から離間される。このとき、ランナ15内の樹脂7は、エンドプレート26の樹脂注入孔27内の樹脂7から切り離されて樹脂残滓7A(カル)として下型12側に残る。
(樹脂残滓排出工程)
次に、図16に示されるように、プランジャ17を一定の距離だけ下降させて樹脂残滓7Aをプランジャ17から離型させる。なお、第1実施形態同様に、樹脂残滓7Aをプランジャ17から離型させる工程は省略することが可能である。次に、プランジャ17を、例えば、図17に示されるように、少なくとも先端がランナプレート14の上面と面一になる位置まで上昇させる。これにより、下型12(ランナプレート14)に付着した樹脂残滓7Aは、プランジャ17によって押し出されて下型12から離型(排出)される。なお、下型12から離型された樹脂残滓7A、すなわち、ランナプレート14上の樹脂残滓7Aは、エアブロー等によって下型12から除去することができる。
次に、積層鉄心2(図18参照)を一対の上型11および下型12間から搬出する。第3実施形態では、第1実施形態における磁石受けプレート8を積層鉄心2(回転子積層鉄心1)から取り外す工程を無くすことが可能であり、製造工程をより合理化することができる。
1 回転子積層鉄心、2 積層鉄心、4 磁石挿入孔、6 永久磁石、7 樹脂、7A 樹脂残滓、11 上型、12 下型、17 プランジャ、18 樹脂ポット

Claims (3)

  1. 磁石挿入孔に充填された樹脂によって積層鉄心に永久磁石が固定される回転子積層鉄心の製造方法であって、
    一対の型によって前記積層鉄心を積層方向に加圧する積層鉄心加圧工程と、
    一方の型に形成された樹脂ポット内の樹脂をプランジャによって前記磁石挿入孔に注入する樹脂注入工程と、
    前記積層鉄心を前記一方の型から離間させて前記積層鉄心から樹脂残滓を切り離して前記一方の型に付着させる樹脂残滓切り離し工程と、
    前記一方の型に付着させた樹脂残滓を前記プランジャによって押し出して前記一方の型から離型させる樹脂残滓排出工程と、
    を含むことを特徴とする回転子積層鉄心の製造方法。
  2. 前記一方の型は、樹脂注入路を有するランナプレートを含み、
    前記積層鉄心は、前記樹脂注入路に連通されるゲートを有する磁石受けプレートにセットされ、
    前記樹脂残滓切り離し工程では、
    前記磁石受けプレートにセットされた積層鉄心を前記ランナプレートから離間させると、前記ゲート内の樹脂残滓が前記磁石挿入孔内に充填された樹脂から切り離されて前記ランナプレートに付着することを特徴とする請求項1に記載された回転子積層鉄心の製造方法。
  3. 前記一方の型は、樹脂注入路を有するランナプレートを含み、
    前記積層鉄心は、積層方向端部に配置されて前記磁石挿入孔に開口する樹脂注入孔を有する電磁鋼板を備え、
    前記樹脂残滓切り離し工程では、
    前記積層鉄心を前記ランナプレートから離間させると、前記樹脂注入路内の樹脂残滓が前記樹脂注入孔内の樹脂残滓から切り離されて前記ランナプレートに付着することを特徴とする請求項1に記載された回転子積層鉄心の製造方法。
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