JP2015124576A - 押縁用押え金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】道路脇等に設置される防音壁において、防音パネルを枠体に保持する押縁の落下を防止することができる押え金具を提供する。【解決手段】防音壁1に設けられた防音板3の防音パネル4は、その周縁が横枠押縁61及び縦板押縁62からなる押縁6を介して額縁状の枠体5に保持されている。防音板3のコーナー部に略L字形の押え金具10を位置付けて、押え金具10のうち左右方向に延びる押当て横板部11を押縁6の横枠押縁61に取り付けるとともに、上下方向に延びる押当て縦板部12を枠体5の縦枠52に取り付ける。【選択図】図3

Description

本発明は、車両走行による騒音対策のために高速道路等の道路脇等に設けられる防音壁において、一定間隔を空けて立設された支柱間に設けられる防音板の枠体と防音パネルとの間に介在する押縁が落下しないように設けられる押縁用押え金具に関するものである。
従来より、道路を走行する自動車等からの騒音が、道路周辺の住宅等に伝わるのを防止するために、道路脇や中央分離帯等に防音壁を張りめぐらせることが行われている。そして、この防音壁は、道路脇に一定間隔を空けて立設された支柱間に防音板を設けてなり、当該防音板は、矩形状の防音パネルと、それを取り囲む枠体とからなるものが一般的である。そして、防音パネルが枠体から外れて落下しないように、様々な手段が講じられている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1では、薄板(防音パネル)の周縁を枠体と押縁とにより挟み込んで、薄板が外れないように保持している。また、この押縁は、ボルトで枠体に取り付けられている。
特開平9−88016号公報(特に段落0014、第3頁、図3)
ところで、防音壁は、長期にわたって屋外に設置されるものであるため、耐久性の向上が強く求められている。
しかし、上記従来の特許文献1によると、押縁は枠体にボルトで取り付けられているだけであり、振動や風等により防音壁が揺れを繰り返すことでボルトが緩んだり、錆や腐食等によって押縁やボルトが劣化すると、押縁が外れて落下するおそれがある。さらに、押縁が外れると、薄板(防音パネル)のがたつきや落下等が懸念される。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、押縁の落下を防止するための押縁用押え金具を提供することにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、押縁の落下を防止するための押縁用押え金具において、該押え金具を押縁に固定するとともに枠体に固定するようにした。
具体的には、第1の発明では、額縁状の枠体内に防音パネルが配置され、該防音パネルの上下縁部は横枠押縁を介して上記枠体に保持され、該防音パネルの左右縁部は縦枠押縁を介して上記枠体に保持された防音板が、一定間隔を空けて設けられた支柱間に設置されてなる防音壁において、上記防音板の一角に、上記横枠押縁と上記縦枠押縁とに跨るように取り付けられた押え金具が前提である。そして、上記横枠押縁に押し当てられる押当て横板部と、上記縦枠押縁に押し当てられる押当て縦板部と、上記横枠押縁及び上記縦枠押縁の少なくとも一方に取り付けられる押縁取付部と、上記枠体に取り付けられる枠体取付部とを一体に備えることを特徴とする。
第2の発明では、第1の発明において、上記押当て横板部には、上記横枠押縁のうち上記防音パネルと平行に延びる面に押し当てられる第1横面部と、上記横枠押縁のうち平面視で防音パネルの中心側を向いた面に押し当てられる第2横面部とが一体に形成され、上記押当て縦板部には、上記縦枠押縁のうち上記防音パネルと平行に延びる面に押し当てられる第1縦面部と、上記縦枠押縁のうち平面視で防音パネルの中心側を向いた面に押し当てられる第2縦面部とが一体に形成されていることを特徴とする。
第3の発明では、第1または第2の発明において、上記押え金具は、支柱を挟んで隣り合うように上記防音板に取り付けられ、隣り合う該押え金具同士が連結手段で連結されていることを特徴とする。
第4の発明では、第1ないし第3のいずれか1つの発明において、上記押当て横板部と上記押当て縦板部との接続部分には、補強部が一体に形成されていることを特徴とする。
第5の発明では、第1ないし第4のいずれか1つの発明において、上記押縁取付部は、上記押当て横板部に一体に形成されて、上記横枠押縁に固定され、上記枠体取付部は、上記押当て縦板部に一体に形成されて、枠体の縦辺部に固定されることを特徴とする。
以上説明したように、第1の発明によると、押縁用押え金具は、押縁取付部が押縁に取り付けられるとともに、枠体取付部が枠体に取り付けられているので、振動や劣化等によって押縁が枠体から外れて落下することを防止できる。
第2の発明によると、横枠押縁に第1横面部及び第2横面部が押し当てられ、縦枠押縁に第1縦面部及び第2縦面部が押し当てられるため、押縁をしっかりと保持することができ、押縁の落下をさらに確実に防止できる。
第3の発明によると、仮に、一方の押縁用押え金具が外れた場合であっても、連結手段によって他方の押え金具に連結されているため、押え金具の落下を防止することができる。
第4の発明によると、押縁用押え金具の強度が向上するので、押え金具の変形を抑制することができる。
第5の発明によると、押縁用押え金具は、横枠押縁と枠体の縦辺部とに固定される、すなわち横方向と縦方向において固定されるので、取付の安定性向上に有用である。
図1は、本発明の実施形態1にかかる押縁用押え金具を適用した防音壁を道路側から見た平面図である。 図2は、本発明の実施形態1にかかる押縁用押え金具の斜視図である。 図3は、図1の一点鎖線で囲んだA部の部分拡大斜視図である。 図4は、図1のB−B線断面図である。 図5は、図1のC−C線断面図である。 図6は、本発明の実施形態2にかかる押縁用押え金具の斜視図である。 図7は、本発明の実施形態2にかかる押縁用押え金具を適用した防音壁を道路側から見た平面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものでは全くない。
(実施形態1)
防音壁の構成について図1、図4及び図5に基づいて説明する。
図1に示すように、1は高速道路等の道路脇に設置される防音壁である。防音壁1は、一定間隔を空けて立設された支柱2の間に、矩形状の防音板3を上下方向に複数枚並設して構成される。図4に示すように、支柱2はH形鋼からなり、支柱2の凹部には防音板3の両側部が係合している。防音板3の両側部は、一般的に知られているように、バネ板材8を介して支柱2の凹部に保持されている。バネ板材8は、既存のもの(例えば、特開2004−190369、特開2012−2049、特開2008−190220、特開2005−307632等)が使用され、ここでは詳細な説明は省略する。
図1、図4及び図5に示すように、防音板3は、透光性を有する防音パネル4と、該防音パネル4を取り囲む枠体5とを備えている。さらに、図4及び図5に示すように、枠体5にはボルトB1及びB2によって押縁6が取り付けられ、当該押縁6と枠体5とにより防音パネル4の周縁を挟み込んで保持している。
図4及び図5に示すように、枠体5は、耐食性に優れるステンレス鋼等を用いた中空材からなり、左右方向に延びる横枠51及び上下方向に延びる縦枠52とを枠組みして額縁状に構成されている。
図4及び図5に示すように、押縁6は、ステンレス鋼等を用いた中空材からなり、左右方向に延びる横枠押縁61及び上下方向に延びる縦枠押縁62とで構成されている。図5に示すように、押縁6は、枠体5に防音パネル4を押し付けるように設けられる。図4及び図5に示すように、横枠押縁61は、防音パネル4と枠体5とにボルトB1を連通して枠体5の横枠51に固定され、縦枠押縁62は、ボルトB2で枠体5の縦枠52に固定されている。なお、押縁6の枠体5への固定構造はこの構造に限られるものではなく、例えば、押縁6の横枠押縁61は、防音パネル4を介さずに枠体5の横枠51に固定してもよい。
図1に示すように、防音板3の各々コーナー部には、押縁6の横枠押縁61及び縦枠押縁62に跨るように、本発明にかかる押縁用押え金具10(以下、押え金具10と称す。)が設けられている。なお、以下の説明においては、図1の紙面上における防音板3の左上コーナー部に設けられる押え金具10について説明する。防音板3の右上コーナー部に設けられる押え金具10は、左上コーナー部に設けられる押え金具10と左右対称の形状をなしており、説明は省略する。また、各々押え金具10は、防音板3の左上及び右下コーナー部において共用でき、右上及び左下コーナー部において共用できる。
次に、図2に基づいて、押え金具10の構造を詳細に説明する。なお、以下において、防音パネル4の平面視で中心に向かう方向(図2の紙面上における右下方向)を内側、中心から離れる方向(図2の紙面上における左上方向)を外側とし、防音壁1を道路側から見た手前方向(図2の紙面上における左下方向)を手前側、その反対方向(図2の紙面上における右上方向)を奥側とする。
図2に示すように、押え金具10は、例えばステンレス鋼等の金属からなる板状部材を曲げ加工して形成されている。
押え金具10は、左右方向に延びて押縁6の横枠押縁61に当接する(押し当てられる)押当て横板部11と、上下方向に延びて縦枠押縁62及び枠体5の縦枠52に当接する(押し当てられる)押当て縦板部12とを備え、平面視略L字形に一体的に形成されている。また、押当て横板部11及び押当て縦板部12との接続部分は相対的に幅広に形成され、当該接続部分を補強する補強部13となっている。
押当て横板部11は、第1横面部14と、該第1横面部14の下部から奥側にL字形に屈曲した第2横面部15とを有する。第1横面部14には、押え金具10を押縁6の横枠押縁61に固定するときにボルトB3を挿通する押縁取付孔14aが左右方向に2か所形成されている。なお、押縁取付孔14aの位置や数はこれに限られるものではない。詳細は後述するが、第1横面部14は押縁取付部として押縁6の横枠押縁に61に取り付けられ、第1横面部14と第2横面部15とで横枠押縁61を保持する。
一方、押当て縦板部12は、第1縦面部16と、該第1縦面部16の一方の側辺から奥側にL字形に屈曲した第2縦面部17と、第1縦面部16の他方の側辺から手前側にL字形に屈曲した枠体取付部18と、さらに該枠体取付部18の側辺からL字形に屈曲した枠体当接面部19とを有する。枠体取付部18には、押え金具10を枠体5の縦枠52に固定するときにボルトB4を挿通する枠体取付孔18aが上下方向に3か所形成されている。なお、枠体取付孔18aの位置や数はこれに限られるものではない。詳細は後述するが、枠体取付部18が枠体5の縦枠52に取り付けられ、第1縦面部16と第2縦面部17とで押縁6の縦枠押縁62を保持する。
次に、当該押え金具10を防音板3に取り付けた状態について、図3ないし図5に基づいて説明する。
図3に示すように、防音板3のコーナー部にL字形に形成された押え金具10のコーナー部が沿うように取り付ける。具体的には、押え金具10の押当て横板部11の第1横面部14が、横枠押縁61のうち手前側を向いた面(以下、手前面61aと称す。)に沿い、第2横面部15が、横枠押縁61のうち内側を向いた面(以下、内側面61bと称す。)に沿うように位置付ける。それとともに、押え金具10の押当て縦板部12の第1縦面部16が、縦枠押縁62のうち手前側を向いた面(以下、手前面62aと称す。)に沿い、第2縦面部17が、縦枠押縁62のうち内側を向いた面(以下、内側面62bと称す。)に沿うように位置付ける。そうすると、押当て縦板部12の枠体取付部18が、枠体5の縦枠52のうち内側を向いた面(以下、内側面52a)に沿い、枠体当接面部19が、縦枠52のうち手前側を向いた面(以下、手前面52b)に沿うこととなる。
この状態で、押当て横板部11の第1横面部14の押縁取付孔14aにボルトB3を挿通して締付ける。このことにより、横枠押縁61の手前面61a及び内側面61bに押当て横板部11の第1横面部14及び第2横面部15が押し当てられた状態、すなわち横枠押縁61が第1横面部14及び第2横面部15で保持された状態で押さえ金具10が横枠押縁61に取り付けられる。
一方、押当て縦板部12の枠体取付部18の枠体取付孔18aにボルトB4を挿通して締付ける。このことにより、縦枠52の内側面52a及び手前面52bに枠体取付部18及び枠体当接面部19が押し当てられた状態で押え金具10が縦枠52に取り付けられる。このとき、押当て縦板部12の第1縦面部16は縦枠押縁62の手前面62aに押し当てられ、第2縦面部17は縦枠押縁62の内側面62bに押し当てられた状態、すなわち縦枠押縁62が第1縦面部16及び第2縦面部17で保持された状態となっている。
このように、横枠押縁61の手前及び内側方向(すなわち、横枠押縁61が外れる方向)への動きは押え金具10の第1横面部14及び第2横面部15で規制され、かつ縦枠押縁62の手前及び内側方向(すなわち、縦枠押縁62が外れる方向)への動きは押え金具10の第1縦面部16及び第2縦面部17で規制された状態で、押え金具10が枠体5の縦枠52に取り付けられる。枠体5の縦枠52は支柱2に保持されているため、押え金具10はしっかりと防音板3に固定されて押縁6を保持することができる。
また、押え金具10の防音板3への取付箇所は、互いに異なる方向に延び、かつ交差する第1横面部14及び縦枠取付部18に設けられているため、取付の安定性をさらに向上させることができる。
さらに、相対的に負荷がかかりやすい押当て横板部11と押当て縦板部12との接続部分が補強部13によって補強されているので、押え金具10の強度を向上させることができる。
以上説明したように、押さえ金具10は、押縁6に押し当てられた状態で枠体5に取り付けられるため、押縁6を枠体5に固定するボルトB1、B2が劣化しても押縁6が外れることなく保持される。また、押え金具10の折り曲げ箇所を変えることによって、サイズの異なる防音板にも適用でき、汎用性に優れている。
特に、押え金具10は、すでに施工済みの防音壁に取り付けることができるので、既存の防音壁の補強・補修対策として有用である。
(実施形態2)
次に、実施形態2について、図6及び図7に基づいて説明する。なお、実施形態2では、上記実施形態1と異なる部分のみ説明し、共通部分の説明は省略する。押え金具101の押当て縦板部121には、枠体取付部181の側辺から外側に延びる枠体当接面部191が一体に形成されている。また、枠体取付部181の側辺上部から手前側に突出して延びる連結部201が一体に形成されている。連結部201には、連結孔201aが形成されている。詳細は後述するが、この連結孔201aに挿通可能なワイヤ7、該ワイヤ7の端部に螺合可能なナットN及び連結部201とで連結手段を構成している。
図8に示すように、支柱2を挟んで隣り合う押え金具101,101の各々連結孔201a,201aにワイヤ7を挿通して、ワイヤ7の各々端部にナットN,Nを螺合させる。なお、ナットNは、ワイヤ7が連結孔201aから抜けることがないように設けられるものであり、他の部材を用いて抜け止めするようにしてもよい。
当該実施形態2においても前述の実施形態1と同様の効果を奏するが、さらに、このように隣り合う押え金具101,101を連結することで、仮に一方の押え金具101が外れても落下することがなく、安全性を高めることができる。
(その他の実施形態)
上記各実施形態では、防音板3の各々コーナー部に押え金具10,101を取り付けるようにしたが、必ずしも各々コーナー部に取り付ける必要はなく、例えば押縁6の劣化が見受けられるコーナー部のみに取り付けるようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、押縁取付部を押当て横板部11の第1横面部14としたが、押え金具10,101を押縁6に取り付けることができればよいものであり、第1横面部14に限られるものではない。例えば第2横面部15としてもよいが、組付性の観点からは、手前側から取り付けやすい第1横面部14に設ける方が好ましい。また、押当て横板部11ではなく、例えば押当て縦板部12,121に押縁取付部を設けてもよい。あるいは、押当て横板部11及び押当て縦板部12,121の両方に押縁取付部を設けてもよい。
また、枠体5への取付は、押当て縦板部12,121の枠体取付部18,181に限られるものではなく、押え金具10,101を枠体5に取り付けることができればよいものである。例えば枠体当接面部19,191でもよいが、押縁取付部を第1横面部14とする場合は、該第1横面部14と交差する面を取り付けた方が安定するので枠体取付部18,181とすることが好ましい。また、押当て縦板部12,121ではなく、例えば押当て横板部11を枠体5に取り付けるようにしてもよい。あるいは、押当て横板部11及び押当て縦板部12,121の両方を枠体5に取り付けるようにしてもよい。
なお、押え金具10,101の取付安定性を向上させるために、押当て縦板部12,121を押縁6に取り付ける場合は、押当て横板部11を枠体5に取り付ける等、少なくとも異なる方向に延びる面において押縁取付部と枠体取付部とを各々設ける方が好ましい。
また、枠体当接面部19,191を延出して、支柱2と縦枠52との間に当該延出部分を嵌め込むようにしてもよい。あるいは、枠体当接面部19,191は省略してもよい。
また、上記各実施形態では、補強部13を相対的に幅広に形成することで、押当て横板部11と押当て縦板部12,121との接続部分を補強するようにしたが、この形状に限られるものではなく、例えば、板厚を厚くしたり、ビードを設けることで補強するようにしてもよい。
また、押え金具10,101の押当て横板部11と押当て縦板部12,121とを同じ形状とすれば、防音板3の4つのコーナー部において共用することができる。
また、上記実施形態2では、ワイヤ7を連結孔201aに挿通して隣り合う押え金具101,101を連結するようにしたが、この連結手段に限られるものではなく、例えば、ワイヤ7ではなく棒状の部材を用いたり、押え金具101の一部を延出させて形成し、その延出部分同士を係合させるようにしてもよい。また、押え金具101,101は、予め連結してから現場で防音板3に取り付けてもよいし、現場で連結するようにしてもよい。
本発明は、高速道路等の道路脇等に設けられる防音壁において、防音パネルを枠体に保持する押縁が脱落しないように、防音壁に取り付ける押え金具に好適である。
1 防音壁
2 支柱
3 防音板
4 防音パネル
5 枠体
52 縦枠
6 押縁
61 横枠押縁
62 縦枠押縁
7 ワイヤ(連結手段)
10,101 押え金具
11 押当て横板部
12,121 押当て縦板部
13 補強部
14 第1横面部(押縁取付部)
15 第2横面部
16 第1縦面部
17 第2縦面部
18 枠体取付部
201 連結部(連結手段)

Claims (5)

  1. 一定間隔を空けて設けられた複数の支柱間に防音板が設置されてなる防音壁における該防音板に用いられ、該防音板は額縁状の枠体内に防音パネルが配置され、該防音パネルの上下縁部が上記枠体と横枠押縁とで挟み込まれて保持され、該防音パネルの左右縁部が上記枠体と縦枠押縁とで挟み込まれて保持されてなり、該横枠押縁及び該縦枠押縁を保持する押え金具であって、
    上記防音板の一角に、上記横枠押縁と上記縦枠押縁とに跨るように取り付けられており、
    上記横枠押縁に押し当てられるとともに、上記横枠押縁を上記防音パネルの方向に押し当てて保持する押当て横板部と、
    上記縦枠押縁に押し当てられるとともに、上記縦枠押縁を上記防音パネルの方向に押し当てて保持する押当て縦板部と、
    上記横枠押縁及び上記縦枠押縁の少なくとも一方に取り付けられる押縁取付部と、
    上記枠体に取り付けられる枠体取付部とを一体に備えることを特徴とする押え金具。
  2. 請求項1において、
    上記押当て横板部には、上記横枠押縁のうち上記防音パネルと平行に拡がる面に押し当てられる第1横面部と、
    上記横枠押縁のうち防音パネルの面の中心側を向いた面に押し当てられる第2横面部とが一体に形成され、
    上記押当て縦板部には、上記縦枠押縁のうち上記防音パネルと平行に拡がる面に押し当てられる第1縦面部と、
    上記縦枠押縁のうち防音パネルの面の中心側を向いた面に押し当てられる第2縦面部とが一体に形成されていることを特徴とする押え金具。
  3. 請求項1または2において、
    上記押え金具は、支柱を挟んで隣り合うように上記防音板に取り付けられ、
    隣り合う該押え金具同士が連結手段で連結されていることを特徴とする押え金具。
  4. 請求項1から3のいずれか1つにおいて、
    上記押当て横板部と上記押当て縦板部との接続部分には、補強部が一体に形成されていることを特徴とする押え金具。
  5. 請求項1から4のいずれか1つにおいて、
    上記押縁取付部は、上記押当て横板部に一体に形成されて、上記横枠押縁に固定され、
    上記枠体取付部は、上記押当て縦板部に一体に形成されて、枠体の縦辺部に固定されることを特徴とする押え金具。
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