JP2015124454A - 紡糸延伸装置 - Google Patents

紡糸延伸装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015124454A
JP2015124454A JP2013269518A JP2013269518A JP2015124454A JP 2015124454 A JP2015124454 A JP 2015124454A JP 2013269518 A JP2013269518 A JP 2013269518A JP 2013269518 A JP2013269518 A JP 2013269518A JP 2015124454 A JP2015124454 A JP 2015124454A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yarn
roller
godet
heating roller
point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013269518A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6258698B2 (ja
Inventor
欣三 橋本
Kinzo Hashimoto
欣三 橋本
研志 杉山
Kenji Sugiyama
研志 杉山
俊也 乾
Toshiya Inui
俊也 乾
野村 浩
Hiroshi Nomura
浩 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TMT Machinery Inc
Original Assignee
TMT Machinery Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TMT Machinery Inc filed Critical TMT Machinery Inc
Priority to JP2013269518A priority Critical patent/JP6258698B2/ja
Priority to CN201410612810.2A priority patent/CN104746154B/zh
Priority to DE102014226964.4A priority patent/DE102014226964B4/de
Priority to TW103145503A priority patent/TWI599685B/zh
Publication of JP2015124454A publication Critical patent/JP2015124454A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6258698B2 publication Critical patent/JP6258698B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01DMECHANICAL METHODS OR APPARATUS IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS
    • D01D5/00Formation of filaments, threads, or the like
    • D01D5/12Stretch-spinning methods
    • D01D5/16Stretch-spinning methods using rollers, or like mechanical devices, e.g. snubbing pins
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01DMECHANICAL METHODS OR APPARATUS IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS
    • D01D10/00Physical treatment of artificial filaments or the like during manufacture, i.e. during a continuous production process before the filaments have been collected
    • D01D10/02Heat treatment

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Abstract

【課題】紡糸延伸装置において、延伸前に糸を十分に加熱しつつも、糸の延伸点の変動を極力小さくし、加熱ローラの延伸された糸と擦れる部分の長さを極力短くする。
【解決手段】紡糸延伸装置3において、糸Yは5つゴデットローラ11〜15に巻き掛けられる。ゴデットローラ11〜13において加熱された糸Yは、ゴデットローラ13とゴデットローラ14との間で延伸される。ゴデットローラ13の径は、ゴデットローラ12の径よりも小さくなっている。また、ゴデットローラ13の表面温度は、ゴデットローラ12の表面温度以下となっている。また、ゴデットローラ11〜15が収容される保温箱16内部の内部空間21は、仕切り部材22により、ゴデットローラ11、12が収容される空間21aと、ゴデットローラ13が収容される空間21bと、ゴデットローラ14、15が収容される空間21cとに仕切られている。
【選択図】図2

Description

本発明は、紡糸された糸を延伸する紡糸延伸装置に関する。
特許文献1では、紡糸機から紡出された糸が、4つのゴデットローラに巻き掛けられる。4つのゴデットローラは、ヒータを備えた加熱ローラであり、ほぼ同じ径を有している。また、4つのゴデットローラは、下流側のゴデットローラほど回転速度が速くなっている。これにより、特許文献1では、4つのゴデットローラは、下流側のゴデットローラほど表面速度が速くなり、4つのゴデットローラに巻き掛けられた糸は、加熱されつつ、ゴデットローラの回転速度差に応じて延伸される。
特開2012−214941号公報
ここで、特許文献1における糸の延伸について詳細に説明すると、糸がある2つのゴデットローラの間の表面速度の差によって延伸される場合、上流側のゴデットローラ(以下、上流側ローラとする)に巻き掛けられた糸は、上流側ローラへの糸の突入点から、下流側のゴデットローラ(以下、下流側ローラとする)に向けて糸が離れる離脱点に向かって走行するにつれて徐々に張力が高くなる。そして、糸の張力の大きさが糸を延伸させるのに必要な力に到達する位置(以下、延伸点とする)において走行速度が急激に上昇し、糸が延伸される。
延伸点は、上流側ローラの軸を中心として、離脱点からある角度だけずれた位置にくる。ここで、延伸点における糸の張力の大きさは、糸を延伸させるのに必要な力の大きさと等しくなる。また、延伸点における糸の張力の大きさは、後述するように、上流側ローラへの糸の巻付角度、上流側ローラと糸との間の摩擦係数等の関数で表される。そのため、上流側ローラの表面と糸との間の摩擦係数や、糸を延伸させるに必要な力の大きさが変われば、上記角度も変わる。一方、上流側ローラの表面と糸との間の摩擦係数は、上流側ローラの表面の滑らかさ、糸の形状、糸に付与される油剤の種類や付着量によって変わる。また、糸を延伸させるに必要な力の大きさは、糸の品種や温度によって変わる。これらのことから、延伸点の位置を決める上記角度は、上流側ローラの表面の部分毎の滑らかさのばらつき、糸への油剤の付着状態のばらつき、糸の温度のばらつきなどの要因によって変動する。このとき、上流側ローラの径が大きいと、上記角度の変動に対して、延伸点が大きく変動することになる。糸の延伸点が大きく変動すると、糸の延伸率が変動して糸を染める際に染めムラが生じる虞がある。
また、上記角度が同じであれば、上流側ローラの径が大きくなるほど、延伸点と離脱点との間の長さが長くなる。一方、延伸点が上流側ローラの表面にある場合、延伸点よりも上流側では糸の走行速度が上流側ローラの表面速度と略等しくなるが、延伸点と離脱点との間では、延伸された糸が、上流側ローラの表面速度より速い速度で走行する。そのため、延伸された糸は、延伸点から離脱点までの間において、上流側ローラの表面速度と異なる速度で走行することによって擦過される。このとき、上流側ローラの径が大きくなり、上流側ローラの表面の延伸点と離脱点との間の長さが長くなるほど、上流側ローラの表面の、延伸された糸が擦過される部分の長さが長くなる。その結果、糸に毛羽が生じやすくなる。
一方で、糸を加熱しつつ延伸する場合には、糸を延伸前に十分に加熱しておく必要があるため、延伸点よりも上流側において、糸のゴデットローラと接触する長さをある程度長くする必要がある。
本発明の目的は、延伸前に糸を十分に加熱しつつも、糸の延伸点の変動を極力小さくし、加熱ローラの、延伸された糸が擦過される部分の長さを極力短くすることが可能な紡糸延伸装置を提供することである。
第1の発明に係る紡糸延伸装置は、紡糸装置から紡出される糸を延伸する紡糸延伸装置であって、巻き掛けられた前記糸を送る複数の加熱ローラを備え、前記複数の加熱ローラは、第1加熱ローラと、前記第1加熱ローラから前記糸が送られる第2加熱ローラと、
前記第2加熱ローラから前記糸が送られる、前記第2加熱ローラよりも表面速度が速い第3加熱ローラと、を含み、前記第2加熱ローラの径が、前記第1加熱ローラの径よりも小さい。
第2加熱ローラと第3加熱ローラとの表面速度の差により、加熱された糸が延伸される。第2加熱ローラに巻き掛けられた糸は、第1加熱ローラからの糸の突入点から、第3加熱ローラに向けて糸が離れる離脱点に向かって走行するにつれて徐々に張力が高くなる。そして、糸の張力の大きさが糸を延伸させるのに必要な力に到達する位置(以下、延伸点とする)において走行速度が急激に上昇し、糸が延伸される。
延伸点は、第2加熱ローラの軸を中心として、離脱点からある角度だけずれた位置にくる。ここで、延伸点における糸の張力の大きさは、糸を延伸させるのに必要な力の大きさと等しくなる。また、延伸点における糸の張力の大きさは、後述するように、第2加熱ローラへの糸の巻付角度、第2加熱ローラと糸との間の摩擦係数等の関数で表される。そのため、第2加熱ローラの表面と糸との間の摩擦係数や、糸を延伸させるに必要な力の大きさが変われば、上記角度も変わる。一方、第2加熱ローラの表面と糸との間の摩擦係数は、第2加熱ローラの表面の滑らかさ、糸の形状、糸に付与される油剤の種類や付着量によって変わる。また、糸を延伸させるに必要な力の大きさは、糸の品種や温度によって変わる。これらのことから、延伸点の位置を決める上記角度は、第2加熱ローラの表面の部分毎の滑らかさのばらつき、糸への油剤の付着状態のばらつき、糸の温度のばらつきなどの要因によって変動する。このとき、第2加熱ローラの径が大きいと、上記角度の変動に対して、延伸点が大きく変動することになる。糸の延伸点が大きく変動すると、糸の延伸率が変動して糸を染める際に染めムラが生じる虞がある。
また、上記角度が同じであれば、第2加熱ローラの径が大きくなるほど、第2加熱ローラの表面の延伸点と離脱点との間の長さが長くなる。一方、延伸点が第2加熱ローラの表面にある場合、延伸点よりも上流側では糸の走行速度が第2加熱ローラの表面速度と略等しくなるが、延伸点と離脱点との間では、延伸された糸が、第2加熱ローラの表面速度より速い速度で走行する。そのため、延伸された糸は、延伸点から離脱点までの間において、第2加熱ローラの表面速度と異なる速度で走行することによって擦過される。このとき、第2加熱側ローラの径が大きくなり、第2加熱ローラの表面の延伸点と離脱点との間の長さが長くなるほど、糸が擦過されて毛羽が生じやすくなる。
一方で、糸を加熱しつつ延伸する場合には、糸を延伸前に十分に加熱しておく必要があるため、延伸点よりも上流側において、糸の加熱ローラと接触する長さはある程度長くする必要がある。
本発明によると、第2加熱ローラの径が第1加熱ローラの径よりも小さいため、糸の延伸点の変動範囲を極力小さくすることができる。また、第2加熱ローラの表面の、延伸点と離脱点との間の長さ(延伸された糸が擦過される部分の長さ)を極力短くすることができる。また、加熱ローラに巻き付けられる糸の長さは、加熱ローラへの糸の巻付角度が同じであれば、加熱ローラの径が大きくなるほど長くなる。本発明では、第1加熱ローラの径は第2加熱ローラよりも径も大きいため、第2加熱ローラの径が小さくても、第1加熱ローラに巻き掛けられる糸の長さと第2加熱ローラに巻き掛けられる糸の長さとを合計した長さをある程度長くすることができ、糸を延伸前に十分に加熱することができる。
第2の発明に係る紡糸延伸装置は、第1の発明に係る紡糸延伸装置において、前記第2加熱ローラの温度が、前記第1加熱ローラの温度以下である。
糸の温度が低いほど、糸を延伸するのに必要な力は大きくなる。そのため、第2ローラに巻き掛けられた糸の温度が低いほど、糸の延伸点が上記離脱点に近づく。ここで、糸の延伸点と離脱点とが大きく離れていると、上述したように、延伸された糸が擦過される部分の長さが長くなり、糸に毛羽が発生しやすくなる。本発明では、第2加熱ローラの温度が第1加熱ローラの温度以下であるため、糸を、第2加熱ローラよりも径の大きい第1加熱ローラによって十分に加熱した上で、第1加熱ローラよりも径の小さい第2加熱ローラによってガラス転移温度以上で且つ極力低い温度に保持することができる。これにより、糸の延伸点が糸の離脱点に近づき、第2加熱ローラの、延伸された糸が擦過される部分の長さが短くなる。その結果、糸に毛羽が発生するのを抑えることができる。
第3の発明に係る紡糸延伸装置は、第1又は第2の発明に係る紡糸延伸装置において、前記複数の加熱ローラが収容される保温箱をさらに備え、前記保温箱の内部空間は、前記第2加熱ローラが収容される空間と、他の加熱ローラが収容される空間とに仕切られている。
第2加熱ローラの温度が不安定であると、第2加熱ローラに巻き掛けられた糸の温度も不安定になり、糸の延伸点が変動しやすくなる。本発明では、保温箱の内部空間が、第2加熱ローラが収容される空間と、他の加熱ローラが収容される空間とに仕切られているため、第2加熱ローラの温度が他の加熱ローラからの熱によって変動しにくくなり、第2加熱ローラの温度を安定させることができる。
本発明によれば、第2加熱ローラの径が第1加熱ローラの径よりも小さいため、糸の延伸点の変動範囲を極力小さくすることができる。また、第2加熱ローラの表面の延伸点と離脱点との間の長さ(延伸された糸が擦過される部分の長さ)を極力短くすることができる。また、第1加熱ローラの径は第2加熱ローラよりも径も大きいため、第2加熱ローラの径が小さくても、第1加熱ローラに巻き掛けられる糸の長さと第2加熱ローラに巻き掛けられる糸の長さとを合計した長さをある程度長くすることができ、
本発明の実施の形態に係る紡糸巻取機の概略構成図である。 図1の紡糸延伸装置の拡大図である。 図2の第2加熱ローラ近傍の部分を拡大した図である。
以下、本発明の好適な実施の形態について説明する。図1に示すように、紡糸巻取機1は、紡糸延伸装置3と糸巻取装置4とを備えている。
紡糸延伸装置3は、上方にある紡糸装置2から、ポリエステル等の溶融繊維材料を連続的に紡出することによって生成された、複数の糸Yを延伸するものである。紡糸延伸装置3は、油剤ガイド10と、5つのゴデットローラ11〜15とを備えている。油剤ガイド10は、紡糸装置2から紡出された複数の糸Yにそれぞれ油剤を付与するものである。
5つのゴデットローラ11〜15は、図示しないモータによってそれぞれ回転駆動される。また、5つのゴデットローラ11〜15は、それぞれ、内部にヒータを有する。すなわち5つのゴデットローラ11〜15は、糸を送りながら加熱する糸加熱ローラである。5つのゴデットローラ11〜15は、直方体形状の保温箱16内に収容されている。保温箱16の右側壁部には、複数の糸Yを保温箱16内に導入するための糸導入口16aと、複数の糸Yを保温箱16内から外部へ導出するための糸導出口16bとが形成されている。なお、保温箱16の詳細な構成については後で説明する。
油剤ガイド10において油剤が付与された複数の糸Yは、案内ローラ17を経て、糸導入口16aから保温箱16内へ案内される。保温箱16内に導入された複数の糸Yは、5つのゴデットローラ11〜15に対して、順に巻き掛けられている。5つのゴデットローラ11〜15に対する糸の巻付角度は、それぞれ270度未満となっている。なお、本実施の形態では、ゴデットローラ12が本発明の第1加熱ローラに相当し、ゴデットローラ13が本発明の第2加熱ローラに相当し、ゴデットローラ14が本発明の第3加熱ローラに相当する。
上流側3つのゴデットローラ11〜13は、複数の糸Yを延伸する前に予熱するための加熱ローラである。ゴデットローラ11〜13の表面温度は、糸Yのガラス転移温度以上の温度に設定されている。さらに、これら3つのゴデットローラ11〜13のうち、下流側1つのゴデットローラ13の表面温度が、上流側2つのゴデットローラ11、12の表面温度以下となっている。具体的には、例えば、ゴデットローラ11、12が、80〜110℃程度に設定されているのに対して、ゴデットローラ13が、70〜80℃程度に設定されている。また、ゴデットローラ13の径φD2は、ゴデットローラ11、12の径φD1よりも小さくなっている。具体的には、例えば、ゴデットローラ11、12の径φD1が300mm程度であるのに対して、ゴデットローラ13の径φD2は、200〜220mm程度となっている。
一方、下流側2つのゴデットローラ14、15は、延伸された複数の糸Yを熱セットするための加熱ローラである。ゴデットローラ14、15の表面温度は、上流側3つのゴデットローラ11〜13の表面温度よりも高い温度(例えば、120〜140℃程度)に設定されている。また、下流側2つのゴデットローラ14、15の表面速度は、上流側3つのゴデットローラ11〜13の表面速度よりも速くなっている。また、ゴデットローラ14、15の径φD3は、300mm程度である。
糸導入口16aから保温箱16内に導入された複数の糸Yは、まず、上流側3つのゴデットローラ11〜13によって送られる間に、延伸可能な温度、すなわち、ガラス転移温度以上の温度まで予熱される、次に、予熱された複数の糸Yは、ゴデットローラ13とゴデットローラ14と表面速度の差によって延伸される。糸Yの延伸については、後程詳細に説明する。さらに、複数の糸Yは、下流側2つのゴデットローラ14、15によって送られる間により高温に加熱されて、延伸された状態が熱セットされる。上記のようにして延伸された複数の糸Yは、糸導出口16bから保温箱16外に導出され、さらに、案内ローラ18によって糸巻取装置4に送られる。
糸巻取装置4は、紡糸延伸装置3の下方に配置されている。この糸巻取装置4は、ボビンホルダ30と、コンタクトローラ31等を備えている。ボビンホルダ30は、図1の紙面垂直方向に延びる長尺な形状を有し、図示しないモータによって回転駆動される。このボビンホルダ30には、その軸方向に沿って複数のボビン32が並べて装着される。糸巻取装置4は、ボビンホルダ30を回転させることによって、複数のボビン32に複数の糸Yを同時に巻き取り、複数の巻取パッケージ33を形成する。コンタクトローラ31は、複数の巻取パッケージ33の表面に接触して所定の接圧を付与し、巻取パッケージ33の形状を整える。
次に、ゴデットローラ13とゴデットローラ14との表面速度の差による糸Yの延伸について詳細に説明する。ゴデットローラ13とゴデットローラ14との表面速度の差で糸Yが延伸される場合、ゴデットローラ13に巻き掛けられた糸Yは、ゴデットローラ12から送られてきた糸Yの突入点P0から、ゴデットローラ14に向けて離脱する離脱点P1に向かって走行するにつれて徐々に張力が高くなる。そして、糸Yの張力が、糸Yを延伸させるのに必要な力に到達する延伸点P2において、走行速度が急激に上昇し、糸Yが延伸される。
延伸点P2についてより詳細に説明する。ゴデットローラ13の表面の延伸点P2から離脱点P1に至る範囲内の任意の点Pにおける糸Yの張力Tdは、ゴデットローラ13とゴデットローラ14との表面速度の差によって糸Yに生じる張力をT1、ゴデットローラ13の軸を中心とする上記点Pの離脱点P1に対する角度をθ、ゴデットローラ13の表面と糸Yとの間の摩擦係数をμ、単位長さあたりの糸の質量をm、糸の走行速度をvとして、下記のように表されることが一般に知られている。なお下式のmvは遠心張力と呼ばれ、糸の遠心力で生じる張力である。
Figure 2015124454
そして、ゴデットローラ13の表面における、糸Yの張力Tdが、糸Yを延伸するために必要な力Fと等しくなるような角度θに対応する位置が、延伸点P2となる。
ただし、実際には、ゴデットローラ13の表面の部分毎の滑らかさのばらつきや、糸Yへの油剤の付着斑による糸Yへの油剤の付着状態のばらつき等によって摩擦係数μにばらつきが生じる等、点Pにおける糸Yの張力Tdの大きさにはばらつきが生じる。また、糸Yの部分毎の温度のばらつき等の影響によって、糸Yを延伸させるのに必要な力Fの大きさにもばらつきが生じる。これらのことから、張力Tdが、糸Yを延伸するのに必要な力Fと等しくなるときの角度θ、すなわち、延伸点P2の位置が変動する。このとき、張力Tdが糸Yを延伸させるのに必要な力Fと等しくなるときの角度θの変動量をΔθとすると、ゴデットローラ13の周方向に沿った延伸点P2の変動量をΔLは、ΔL=(φD2/2)・Δθとなる。すなわち、ゴデットローラ13の径φD2が大きくなるほど、角度θの変動量Δθに対する延伸点P2の変動量ΔLが大きくなる。
延伸点P2の変動量ΔLが大きくなると、ゴデットローラ13とゴデットローラ14との間で延伸される糸Yの延伸率に大きなばらつきが生じる。糸Yの延伸率に大きなばらつきが生じると、延伸した糸Yを染める際に染めムラが生じる虞がある。
これに対して、本実施の形態では、上述したように、ゴデットローラ13の径φD2がゴデットローラ11、12の径φD1よりも小さい。そのため、例えば、ゴデットローラ13の径φD2をゴデットローラ11、12の径φD1と同程度とした場合と比較して、上記角度θの変動量Δθに対する延伸点P2の変動量ΔLが小さくなる。これにより、延伸点P2の変動量ΔLが小さくなり、糸Yの延伸率のばらつきを抑えることができる。
また、上記角度θが同じであれば、ゴデットローラ13の径φD2が大きくなるほど、延伸点P2と離脱点P1との間の長さが長くなる。一方、離脱点P1がゴデットローラ13の表面にある場合、延伸点P2よりも上流側では糸Yの走行速度がゴデットローラ13の表面速度と略等しくなるが、延伸点P2と離脱点P1との間では、延伸された糸Yが、ゴデットローラ13の表面速度より速い速度で走行する。そのため、延伸された糸Yは、延伸点P2から離脱点P1までの間において、ゴデットローラ13の表面速度と異なる速度で走行することによって擦過される。このとき、ゴデットローラ13の径が大きいほど、ゴデットローラ13の表面の延伸点P2と離脱点P1との間の長さ、すなわち、ゴデットローラ13の表面の、延伸された糸Yが擦過される部分の長さが長くなる。その結果、延伸された糸Yに毛羽が生じやすくなる。
これに対して、本実施の形態では、ゴデットローラ13の径φD2が、ゴデットローラ12の径φD1よりも小さい。そのため、例えば、ゴデットローラ13の径φD2をゴデットローラ11、12の径φD1と同程度とした場合と比較して、ゴデットローラ13の表面の、延伸点P2と離脱点P1との間の部分の長さ(延伸された糸Yと擦過される部分の長さ)が短くなる。これにより、糸Yに毛羽が生じにくくなる。
一方で、糸Yを延伸するためには、延伸前に糸Yを十分に加熱しておく必要がある。ここで、ゴデットローラ11〜13に巻き掛けられる糸Yの長さは、巻付角度が同じであれば、ゴデットローラ11〜13の径が大きいほど長くなる。これに対して、本実施の形態では、ゴデットローラ11、12の径φD1が、ゴデットローラ13の径φD2よりも大きくなっている。したがって、本実施の形態では、ゴデットローラ11、12の径をゴデットローラ13の径と同じφD2とした場合よりも、ゴデットローラ11、12に巻き掛けられた糸Yの長さと、ゴデットローラ13に巻き掛けられた糸Yの長さとを合計した長さを長くすることができる。これにより、延伸前に糸Yを十分に加熱することができる。
また、糸Yを延伸するのに必要な力Fは、ゴデットローラ13に巻き掛けられた糸Yの温度が高くなるほど小さくなる。そのため、ゴデットローラ13に巻き掛けられた糸Yの温度が高くなるほど、延伸に必要な張力が小さくなり、延伸点P2は、離脱点P1から遠ざかる(張力Tdが上記力Fと等しくなるときの角度θが大きくなる)。延伸点P2が離脱点P1から遠ざかると、ゴデットローラ13の表面の、延伸された糸Yと擦過される部分の長さが長くなる。その結果、糸Yに毛羽が発生しやすくなる。
本実施の形態では、上述したように、ゴデットローラ13の表面温度が、ゴデットローラ11、12の表面温度以下となっているため、ゴデットローラ11、12において糸を十分に加熱した上で、ゴデットローラ13において、糸Yを延伸可能な範囲、すなわち、ガラス転移温度以上で、極力低い温度に保持することができる。これにより、高い延伸倍率が必要な高強度糸を生産する場合でも延伸点P2を離脱点P1に近づけることができる。その結果、ゴデットローラ13の表面の、延伸された糸Yと擦過される部分の長さが短くなり、糸Yに毛羽が発生しにくくなる。
次に、ゴデットローラ11〜15が収容される保温箱16について説明する。保温箱16は略直方体状に形成され、内部に、ゴデットローラ11〜15を収容するための内部空間21が形成されている。内部空間21には、仕切り部材22が設けられている。仕切り部材22は、内部空間21を、ゴデットローラ11、12が収容される空間21aと、ゴデットローラ13が収容される空間21bと、ゴデットローラ14、15が収容される空間21cとに仕切っている。これにより、本実施の形態では、ゴデットローラ13が収容される空間21bが、他のゴデットローラ11、12、14、15が収容される空間21a、21cと仕切られている。
また、仕切り部材22の空間21aと空間21bとを仕切っている部分には、スリット22aが形成されている。また、仕切り部材22の空間21bと空間21cとを仕切っている部分には、スリット22bが形成されている。
案内ローラ17によって案内された糸Yは、糸導入口16aから空間21a内に導入され、ゴデットローラ11、12に順に巻き掛けられる。さらに、ゴデットローラ12からゴデットローラ13に向けて送られた糸Yは、スリット22aを介して空間21aから空間21bに送られ、ゴデットローラ13に巻き掛けられる。さらに、ゴデットローラ13からゴデットローラ14に向けて送られた糸Yは、スリット22bを介して空間21bから空間21cに送られ、ゴデットローラ14、15に順に巻き掛けられる。そして、ゴデットローラ15から送り出された糸Yは、糸導出口16bを介して空間21cから保温箱16の外部に導出される。
ゴデットローラ13の表面温度が不安定であると、ゴデットローラ13に巻き掛けられた糸Yの温度も不安定となり、延伸点P2が変動しやすくなる。これに対して、本実施の形態では、保温箱16において、ゴデットローラ13が収容される空間21bが、仕切り部材22によって、ゴデットローラ11、12が収容される空間21a、及び、ゴデットローラ14、15が収容される空間21cと仕切られている。これにより、ゴデットローラ13の表面温度は、ゴデットローラ11、12、14、15からの熱の影響を受けにくくなり、ゴデットローラ13の表面温度を安定させることができる。
次に、本実施の形態に種々の変更を加えた変形例について説明する。
上述の実施の形態では、保温箱16において、ゴデットローラ11、12が収容される空間21aと、ゴデットローラ13が収容される空間21bと、ゴデットローラ14、15が収容される空間21cとが互いに仕切られていたが、これには限られない。
例えば、空間21aと空間21cとは仕切られていなくてもよい。この場合でも、ゴデットローラ13が収容される空間21bは、ゴデットローラ11、12、14、15が収容される空間と仕切られているため、ゴデットローラ13がゴデットローラ11、12、14、15からの熱の影響を受けにくい。
さらには、ゴデットローラ13が収容される空間21bと、ゴデットローラ11、12、14、15が収容される空間とが仕切られていることにも限られない。例えば、5つのゴデットローラ11〜15が全て、互いに仕切られていない1つの空間に収容されていてもよい。
また、上述の実施の形態では、ゴデットローラ13の表面温度が、ゴデットローラ12の表面温度以下であったが、ゴデットローラ13の表面温度は、ゴデットローラ12の表面温度よりも高くてもよい。この場合には、上述の実施の形態の場合と比較して、延伸点P2が離脱点P1から遠ざかり、ゴデットローラ13の表面の、延伸された糸Yと擦過される部分の長さが長くなる。しかしながら、この場合でも、ゴデットローラ13の径φD2がゴデットローラ11、12の径φD1よりも小さいため、例えば、ゴデットローラ13の径φD2がゴデットローラ11、12の径φD1と同程度である場合と比較すれば、ゴデットローラ13の表面の、延伸された糸Yと擦れる部分の長さは短くなる。
また、上述の実施の形態では、ゴデットローラの数が5個であったが、これには限られない。ゴデットローラの数は3個又は4個であってもよいし、6個以上であってもよい。
2 紡糸装置
3 紡糸延伸装置
11〜15 ゴデットローラ
16 保温箱
21 内部空間
21a〜21c 空間
22 仕切り部材

Claims (3)

  1. 紡糸装置から紡出される糸を延伸する紡糸延伸装置であって、
    巻き掛けられた前記糸を送る複数の加熱ローラを備え、
    前記複数の加熱ローラは、
    第1加熱ローラと、
    前記第1加熱ローラから前記糸が送られる第2加熱ローラと、
    前記第2加熱ローラから前記糸が送られる、前記第2加熱ローラよりも表面速度が速い第3加熱ローラと、を含み、
    前記第2加熱ローラの径が、前記第1加熱ローラの径よりも小さいことを特徴とする紡糸延伸装置。
  2. 前記第2加熱ローラの温度が、前記第1加熱ローラの温度以下であることを特徴とする請求項1に記載の紡糸延伸装置。
  3. 前記複数の加熱ローラが収容される保温箱をさらに備え、
    前記保温箱の内部空間は、前記第2加熱ローラが収容される空間と、他の加熱ローラが収容される空間とに仕切られていることを特徴とする請求項1又は2に記載の紡糸延伸装置。
JP2013269518A 2013-12-26 2013-12-26 紡糸延伸装置 Active JP6258698B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013269518A JP6258698B2 (ja) 2013-12-26 2013-12-26 紡糸延伸装置
CN201410612810.2A CN104746154B (zh) 2013-12-26 2014-11-04 纺丝拉伸装置
DE102014226964.4A DE102014226964B4 (de) 2013-12-26 2014-12-23 Spinngarnstreckvorrichtung
TW103145503A TWI599685B (zh) 2013-12-26 2014-12-25 紡紗拉伸裝置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013269518A JP6258698B2 (ja) 2013-12-26 2013-12-26 紡糸延伸装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015124454A true JP2015124454A (ja) 2015-07-06
JP6258698B2 JP6258698B2 (ja) 2018-01-10

Family

ID=53372324

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013269518A Active JP6258698B2 (ja) 2013-12-26 2013-12-26 紡糸延伸装置

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP6258698B2 (ja)
CN (1) CN104746154B (ja)
DE (1) DE102014226964B4 (ja)
TW (1) TWI599685B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017519918A (ja) * 2014-07-08 2017-07-20 エーリコン テクスティル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフトOerlikon Textile GmbH & Co. KG 完全延伸された合成糸を製造する方法および装置
JP2020529533A (ja) * 2017-08-05 2020-10-08 エーリコン テクスティル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフトOerlikon Textile GmbH & Co. KG 糸群を引き出しかつ巻き取る装置

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7053287B2 (ja) * 2018-01-29 2022-04-12 Tmtマシナリー株式会社 紡糸延伸装置
CN114045565B (zh) * 2021-12-21 2023-04-28 长青藤高性能纤维材料有限公司 一种超高分子量聚乙烯纤维拉伸设备及工艺
CN115506064B (zh) * 2022-10-08 2023-11-10 杭州永兴化纤有限公司 一种涤纶细旦多孔丝的后牵伸生产设备及方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5236013Y2 (ja) * 1974-11-06 1977-08-17
JPS60104516A (ja) * 1983-11-09 1985-06-08 Toray Ind Inc ポリエステルフイラメントの製造方法
JPH055876U (ja) * 1991-07-02 1993-01-26 帝人株式会社 ポリエステル繊維の延伸装置
JP2012036526A (ja) * 2010-08-06 2012-02-23 Tmt Machinery Inc 糸条加熱装置
JP2012229504A (ja) * 2011-04-26 2012-11-22 Tmt Machinery Inc 糸条加熱装置

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10343462A1 (de) 2002-10-11 2004-04-22 Saurer Gmbh & Co. Kg Verfahren und Vorrichtung zum Spinnen und Aufwickeln synthetischer multifiler Fäden
CN101120127B (zh) * 2005-02-04 2010-06-16 欧瑞康纺织有限及两合公司 用于制造卷曲变形的复合丝的方法和设备
CN104630914A (zh) * 2009-07-22 2015-05-20 欧瑞康纺织有限及两合公司 用于引出和拉伸合成丝线的方法和用于实施该方法的装置
WO2011009498A1 (de) * 2009-07-24 2011-01-27 Oerlikon Textile Gmbh & Co. Kg Verfahren zum schmelzspinnen, verstrecken und aufwickeln eines multifilen fadens sowie eine vorrichtung zur durchführung des verfahrens
JP2011117518A (ja) * 2009-12-02 2011-06-16 Tmt Machinery Inc ローラユニット
CN102373525B (zh) * 2010-08-06 2015-10-07 日本Tmt机械株式会社 丝线加热装置
CN102140700B (zh) * 2011-03-08 2012-10-10 东华大学 两重异收缩混纤丝的制备方法及装置
JP5808606B2 (ja) 2011-03-31 2015-11-10 Tmtマシナリー株式会社 紡糸巻取機
JP5580242B2 (ja) * 2011-03-31 2014-08-27 Tmtマシナリー株式会社 糸条加熱装置
DE102011102560A1 (de) 2011-05-26 2012-11-29 Oerlikon Textile Gmbh & Co. Kg Vorrichtung zum Abziehen und Verstrecken eines synthetischen Fadens
DE102011120909A1 (de) * 2011-12-12 2013-06-13 Oerlikon Textile Gmbh & Co. Kg Vorrichtung zum Behandeln synthetischer Fäden
JP5894871B2 (ja) * 2012-06-22 2016-03-30 Tmtマシナリー株式会社 紡糸延伸装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5236013Y2 (ja) * 1974-11-06 1977-08-17
JPS60104516A (ja) * 1983-11-09 1985-06-08 Toray Ind Inc ポリエステルフイラメントの製造方法
JPH055876U (ja) * 1991-07-02 1993-01-26 帝人株式会社 ポリエステル繊維の延伸装置
JP2012036526A (ja) * 2010-08-06 2012-02-23 Tmt Machinery Inc 糸条加熱装置
JP2012229504A (ja) * 2011-04-26 2012-11-22 Tmt Machinery Inc 糸条加熱装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017519918A (ja) * 2014-07-08 2017-07-20 エーリコン テクスティル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフトOerlikon Textile GmbH & Co. KG 完全延伸された合成糸を製造する方法および装置
JP2020529533A (ja) * 2017-08-05 2020-10-08 エーリコン テクスティル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフトOerlikon Textile GmbH & Co. KG 糸群を引き出しかつ巻き取る装置
JP7203818B2 (ja) 2017-08-05 2023-01-13 エーリコン テクスティル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト 糸群を引き出しかつ巻き取る装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN104746154B (zh) 2018-04-20
DE102014226964B4 (de) 2022-10-06
CN104746154A (zh) 2015-07-01
DE102014226964A1 (de) 2015-07-02
TW201525209A (zh) 2015-07-01
TWI599685B (zh) 2017-09-21
JP6258698B2 (ja) 2018-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6258698B2 (ja) 紡糸延伸装置
JP5937945B2 (ja) 紡糸延伸装置
TWI576477B (zh) 紡紗拉伸裝置
JP6258610B2 (ja) 紡糸延伸装置
JP5669385B2 (ja) 紡糸巻取設備
JP5808606B2 (ja) 紡糸巻取機
TWI567255B (zh) Spinning stretching device
JP2011047074A (ja) 仮撚加工機
EP3842576A1 (en) Combined filament yarn producing device
JP6668163B2 (ja) 糸加熱装置
JP6145340B2 (ja) 紡糸引取機の糸掛け治具、及び、紡糸引取機の糸掛け方法
JP6671110B2 (ja) 混繊糸製造装置
JP5965834B2 (ja) 紡糸延伸装置
JP6457342B2 (ja) 仮撚加工機、及び、仮撚加工機の糸掛け方法
JP6133637B2 (ja) 紡糸延伸装置
EP3012355B1 (en) Method of drawing a spun yarn
JP6530259B2 (ja) 紡糸延伸装置、及び、紡糸延伸方法
JP6027344B2 (ja) 繊維機械
JP6484425B2 (ja) 紡糸延伸方法
JP6507043B2 (ja) 紡糸引取装置
JP2016156118A (ja) ベルト式仮撚装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20160825

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160825

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20160825

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20160825

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170518

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170523

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170712

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171207

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6258698

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250