JP2015123808A - 車両のドア開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】衝撃に起因するドア部材の開閉作動も抑制することができる車両のドア開閉装置を提供する。
【解決手段】車両の衝突を検出する衝突検出手段と、衝突検出手段によって車両の衝突が検出されると、開閉制御手段による開閉制御を中止して前記ドア部材の開閉作動を停止させる停止制御を実行する停止制御手段と、を備える構成とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両に設けられるドア部材、例えば、電動スライドドアや、電動テールゲート等の開閉作動を制御する車両のドア開閉装置に関する。
従来、自動車等の車両においては、車体に形成される開口部を自動開閉する装置として、例えば、後部座席の乗降口を開閉する電動スライドドア装置等が実用化されている。電動スライドドア装置は、スライドドアのドアノブ等で構成される起動スイッチの操作に応じて、内蔵の電動モータが起動してスライドドアが開作動又は閉作動するようになっている。このような電動スライドドア装置は、法規に則り車両の走行中にはスライドドアが開かないように制御されている。
さらに近年は、車両の安全性を向上すべく、起動スイッチの誤操作による車両走行中のスライドドアの開閉を防止するための技術が、様々提案されている。例えば、車速が3km/h以下で、フットブレーキ若しくはサイドブレーキが作動していたときには、直前の車両の減速状態を確認し、減速状態が急制動に該当するとき以外は動力スライド装置を起動させるようにしたものがある(特許文献1参照)。
この特許文献1に係る発明によれば、起動スイッチの誤操作による車両走行のスライドドアの開作動を抑制することができる。例えば、車輪がロックした状態で車両が移動している場合等でも、スライドドアの開作動を抑制することができる。
特許第3726956号公報
上述のように特許文献1に係る発明によれば、起動スイッチの誤操作によるスライドドア等のドア部材の開作動を抑制することはできるが、さらなる安全性の向上が望まれている。
例えば、車両の衝突が発生した場合、スライドドア等のドア部材が、その衝撃によって開作動或いは閉作動してしまうことが考えられる。そして車両の衝突時にドア部材が開作動した場合、乗員や荷物が外部に転落する虞があり、またドア部材が開いた状態から閉作動した場合、乗員がドア部材によって挟まれてしまう虞がある。
しかしながら、上述した従来の技術では、このような衝撃に起因するドア部材の開閉作動を抑制することはできない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、衝撃に起因するドア部材の開閉作動も抑制することができる車両のドア開閉装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の第1の態様は、車体に形成された開口部を開閉可能に設けられたドア部材と、前記ドア部材を開閉駆動する駆動装置と、乗員による起動スイッチの操作に応じて前記駆動装置を駆動させて前記ドア部材の開閉作動を制御する開閉制御手段と、を備える車両のドア開閉装置であって、車両の衝突を検出する衝突検出手段と、該衝突検出手段によって車両の衝突が検出されると、前記開閉制御手段による開閉制御を中止して前記ドア部材の開閉作動を停止させる停止制御を実行する停止制御手段と、を有することを特徴とする車両のドア開閉装置にある。
本発明の第2の態様は、第1の態様の車両のドア開閉装置において、前記停止制御手段は、前記停止制御の実行完了後の一定期間、前記開閉制御手段による開閉制御の実行を禁止することを特徴とする車両のドア開閉装置にある。
本発明の第3の態様は、第1又は2の態様の車両のドア開閉装置において、前記ドア部材の作動状態を検出する作動状態検出手段を有し、前記停止制御手段は、前記停止制御の実行完了後に、前記作動状態検出手段によって前記ドア部材が動いていることが検出されると、当該ドア部材の動きを鈍くさせる制動制御をさらに実行することを特徴とする車両のドア開閉装置にある。
本発明の第4の態様は、第1から3の何れか一つの態様の車両のドア開閉装置において、前記ドア部材の作動状態を検出する作動状態検出手段を有し、前記停止制御手段は、前記衝突検出手段によって車両の衝突が検出されると共に前記作動状態検出手段によって前記ドア部材が閉作動中であることが検出されると、前記ドア部材の閉作動が終了した時点で前記停止制御を実行することを特徴とする車両のドア開閉装置にある。
本発明の第5の態様は、第1から4の何れか一つの態様の車両のドア開閉装置において、前記停止制御手段は、前記停止制御の実行後に、前記ドア部材の手動操作を可能な状態とすることを特徴とする車両のドア開閉装置にある。
本発明の第6の態様は、第1から5の何れか一つの態様の車両のドア開閉装置において、前記衝突検出手段が、車両に搭載されたエアバッグ装置を構成するインパクトセンサであることを特徴とする車両のドア開閉装置にある。
かかる本発明に係る車両のドア開閉装置によれば、例えば、車両の衝突時の衝撃等に起因するドア部材の開作動又は閉作動を抑制することができる。したがって、乗員や荷物の車両からの転落や、ドア部材による乗員の挟み込みの発生を抑制することができる。
本発明に係るドア開閉装置を搭載した車両の一例を示す側面図である。 駆動装置の一例を模式的に示す図である。 本発明に係るドア開閉装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係るドア開閉制御の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係るドア開閉制御の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係るドア開閉装置を搭載した車両の側面図であり、図2は、スライドドア及び駆動装置の断面を車両上方から見た模式図である。
まずは、本実施形態に係るドア開閉装置を備えた車両の構成について説明する。
図1に示すように、本実施形態に係るドア開閉装置を備えた車両1は、例えば、ミニバンタイプの自動車であり、後部座席2へ乗降するための乗降口3には、車両1の前後方向にスライドさせることで乗降口3を開閉するスライドドア4が取り付けられている。このスライドドア4の前端部にはラッチ機構5が設けられ、車両1の乗降口3の前側(図中左側)のパネル部材6にはストライカ7が設けられている。スライドドア4で乗降口3が閉じられた状態(全閉状態)では、スライドドア4のラッチ機構5がパネル部材6のストライカ7に係合してスライドドア4がロックされる。
このスライドドア4は、駆動源としての伝導モータを備える駆動装置によって駆動されるようになっている。なおスライドドア4の駆動装置は、周知の構成であるため、ここでは、その一例について簡単に説明する。
例えば、図2に示すように、スライドドア4を駆動する駆動装置10は、駆動モータ(電動モータ)11を備え、この駆動モータ11には減速機や電磁クラッチ等の伝達機構12を介して駆動プーリ13が接続されている。駆動プーリ13は、車両前後方向にスライドドア4の略前後長だけ離れた位置に配置された前部ガイドプーリ14及び後部ガイドプーリ15に掛け渡された無端ワイヤ16に連結されている。無端ワイヤ16には、スライドドア4のインナーパネルに一端部が固定されたブラケット17の他端部が連結されている。
そしてスライドドア4は、このような駆動装置10の駆動モータ11が駆動することにより、無端ワイヤ16と共動して前後のガイドプーリ14、15間を、図示しないガイドレールに案内されてスライドする。これにより乗降口3がスライドドア4によって開閉される。
また車両1の後面には荷室の開口部を開閉するテールゲート8が車体上部に上下方向に回動可能に設けられている。このテールゲート8も、スライドドア4と同様に、駆動源としての電動モータを備える駆動装置(図示なし)によって駆動するように構成されている。
そして本実施形態に係る車両のドア開閉装置は、ドア部材であるスライドドア4の開閉作動を制御するものであり、例えば、車両1の衝突が起こった際、スライドドア4の動きを停止させる「停止制御」を実行する点に、すなわち駆動装置10を適宜制御して、スライドドア4にブレーキを掛けてスライドドア4の動きを停止させるようにしたところに特徴がある。
以下、本実実施形態に係るドア開閉装置の構成について説明する。図3は、本実施形態に係るドア開閉装置の概略構成を示すブロック図である。
本実施形態に係るドア開閉装置20は、図3に示すように、衝突検出手段としての複数のインパクトセンサ(衝撃センサ)21と、スライドドア4の開閉作動を制御するための制御部25と、を備えている。
インパクトセンサ21は、車両1に入力される衝撃を検出するものであり、本実施形態では、車両1に搭載されているエアバッグ装置(図示なし)を兼ねている。このインパクトセンサ21によって所定値よりも大きい衝撃が検出されると、車両1の衝突が発生したと判定される。インパクトセンサ21は、車両1の前端部及び後端部並びに左右の側端部の4箇所に設けられている。勿論、インパクトセンサ21の数及び配置は特に限定されず、必要に応じて適宜決定されればよい。
制御部25は、開閉制御手段26と、作動状態検出手段27と、停止制御手段28と、を有する。
開閉制御手段26は、乗員によって起動スイッチであるスライドドア4のドアノブ4a(図1参照)が操作されると、このドアノブ4aの操作に応じて駆動装置10を駆動させてスライドドア4を開閉させる開閉制御を実行する。具体的には、スライドドア4が閉じられた状態であればスライドドア4を開く方向に作動(開作動)させ、スライドドア4が開いた状態であればスライドドア4を閉じる方向に作動させる(閉作動)。
なお「閉作動」には、スライドドア4を車両1の前方側にスライドさせる「スライド作動」と、スライドドア4のラッチ機構5がパネル部材6のストライカ7と係合した後、スライドドア4を全閉状態となるまで車両1の内側に向かって移動させる「閉め切り作動」と、が含まれることとする。
作動状態検出手段27は、スライドドア4の作動状態(動き)を検出する。本実施形態では、作動状態検出手段27は、駆動装置10を構成する駆動モータ11に設けられるパルスセンサ11aの信号に基づいて、スライドドア4の作動状態を検出する。例えば、スライドドア4が停止状態、開作動状態又は閉作動状態の何れの作動状態であるかを検出する。
停止制御手段28は、インパクトセンサ21によって車両1の衝突が検出されると、開閉制御手段26によるスライドドア4の「開閉制御」を中止し、スライドドア4の開作動又は閉作動を停止させる「停止制御」を実行する。すなわちスライドドア4にブレーキをかけてスライドドア4を停止させる。具体的には、駆動装置10の駆動モータ11と駆動プーリ13とを伝達機構(電磁クラッチ)12を介して繋ぐことでブレーキを掛ける。これにより、スライドドア4の動きが抑制され、スライドドア4を停止させることができる。勿論、スライドドア4を停止させる方法は、特に限定されるものではない。
このようにスライドドア4にブレーキを掛けてスライドドア4を停止させることで、車両1の衝突が発生した際に、乗降口3が広く開放されるのを抑制することができる。例えば、スライドドア4が自動作動(開作動)中に衝突が発生した場合、スライドドア4の動作をその場で停止させるため、乗降口3が広く開放されるのを抑制することができる。また例えば、衝突時の衝撃に起因してスライドドア4が開作動した場合でも、スライドドア4にブレーキを掛けてスライドドア4を停止させるため、乗降口3が広く開放されるのを抑制することができる。したがって、車両1から乗員や荷物の転落を抑制することができる。一方で、スライドドア4が自動作動(閉作動)している場合、あるいは衝突時の衝撃に起因して閉作動している場合には、スライドドア4を停止させることで、スライドドア4による乗員の挟み込みを防止することができる。
さらに本実施形態では、停止制御手段28は、上記「停止制御」の実行完了後の一定期間、開閉制御手段26による開閉制御の実行を禁止する。すなわちスライドドア4を停止させた後の一定期間(数秒程度)は、スライドドア4のドアノブ4aが操作された場合でも、スライドドア4の自動作動を禁止する。これにより、ドアノブ4aの誤操作によってスライドドア4が開動作し、乗降口3から乗員が転落するといった事態を未然に防止することができる。
また停止制御手段28は、上記「停止制御」の実行完了後の一定期間は、さらに「制動制御」を実行する。この「制動制御」では、作動状態検出手段27によってスライドドア4が動いていることが検出されると、通常よりも動作速度を鈍くさせるようにスライドドア4にブレーキを掛ける。例えば、スライドドア4は、その自重等によって動いてしまうことがあるが、このような場合に、スライドドア4にブレーキを掛けて、スライドドア4の急開閉を抑制する。なおブレーキの強さは、例えば、伝達機構(電磁クラッチ)12による駆動モータ11と駆動プーリ13との接続状態により調整する。
また停止制御手段28は、「停止制御」を実行後、スライドドア4を駆動装置10による自動操作が可能な状態に戻すのではなく、手動操作が可能な状態に切り替る。本実施形態では、停止制御手段28は、「制動制御」を実行後、作動状態検出手段27によって一定期間スライドドア4の動きが検出されなかった場合に、手動操作が可能な状態とする。これにより、スライドドア4をより安全に開閉することができる。さらに駆動装置10の故障等によりスライドドア4を開けないといった問題の発生も防止することができる。
なお、このような停止制御手段28によるスライドドア4の開閉制御は、所定の操作を行うことで解除される。例えば、車両1のイグニッションキー(図示なし)をオフにする操作を行うことで解除される。
また本実施形態では、停止制御手段28は、スライドドア4が閉作動中のうち上述した「スライド作動」中であれば、スライドドア4の作動を停止させるが、「閉め切り作動」中であれば、スライドドア4の閉動作を継続させるようにしている。これにより、車両1からの乗員の外部への転落を抑制することができる。すなわち「閉め切り作動」中は、スライドドア4の作動を停止させるよりも、作動を継続した方が、スライドドア4の動きをより確実に停止させることができる。
次に、このようなドア開閉装置によるドア開閉制御の一例について、図4のフローチャートを参照して説明する。
まずステップS1で、インパクトセンサ21によって車両1の衝突が検出されると、ステップS2でスライドドア4が自動作動中か否かを判定する。すなわち開閉制御手段26によって「開閉制御」が実行されているか否かを判定する。スライドドア4が作動中の場合(ステップS2:Yes)、さらに上述した「閉め切り作動」中であるか否かを判定する(ステップS3)。ここで、スライドドア4が「閉め切り作動」中ではない場合、すなわちスライドドア4が、上述した「スライド作動」中である場合、または「開作動」中である場合には(ステップS3:No)、「停止制御」を実行する。すなわち、開閉制御手段26によるスライドドア4の作動(閉作動)を中止して(ステップS4)、スライドドア4の自動作動を禁止する(ステップS5)。次いで、ステップS6でスライドドア4にブレーキを掛けてスライドドア4の動作を停止させ、この状態を一定期間保持した後、「制動制御」を実行してスライドドア4の急開閉を抑制する(ステップS7)。その後、イグニッションキーをオフとする操作が行われたか否かが判定され、キーオフ操作が行われると(ステップS8:Yes)、ステップS9で自動作動の禁止を解除して、一連の処理を終了する。
またステップS3で、スライドドア4が「閉め切り作動」中の場合には(ステップS3、スライドドア4が全閉位置となるまで「開閉制御」を継続し(ステップS10)、スライドドア4が全閉位置となった時点で、「停止制御」を実行する。この場合、スライドドア4は停止状態にあるため、具体的にはスライドドア4の自動作動を禁止する(ステップS11)。これにより、スライドドア4は全閉位置に確実に保持される。
またステップS2で、スライドドア4が自動作動中でない場合には(ステップS2:No)、次いでステップS12でスライドドア4が全閉位置にあるか否かを判定する。スライドドア4が全閉位置にある場合には(ステップS12:Yes)、スライドドア4は停止状態にあるため、次に、スライドドア4の自動作動を禁止する(ステップS13)。その後、一定時間内にスライドドア4の作動が検知された場合(ステップS14:Yes)、ステップS15でスライドドア4にブレーキを掛けてスライドドア4の作動を停止させ、この状態を一定期間保持した後、「制動制御」を実行してスライドドア4の急開閉を抑制し(ステップS16)、ステップS8に進む。
またステップS12でスライドドア4が全閉位置にない場合、例えば、スライドドア4が半開状態である場合には(ステップS12:No)、即座に「停止制御」を実行し、その場でスライドドア4を停止させる(ステップS17)。次いで、ステップS18でスライドドア4の自動作動を禁止し、スライドドア4にブレーキを掛けた状態を一定期間保持する(ステップS19)。一定機関が経過すると、ステップS20で「制動制御」を実行してスライドドア4の急開閉を抑制し、その後、ステップS8に進む。
以上説明したように、本実施形態に係るドア開閉装置20によれば、例えば、車両1の衝突時の衝撃等に起因するスライドドア4の開作動又は閉作動を抑制することができる。したがって、乗員や荷物が車両外部に投げ出されること、或いは乗員がドア部材に挟まれることを抑制することができる。
(実施形態2)
図5は、実施形態2に係るドア開閉制御の一例を示すフローチャートである。
上述の実施形態では、停止制御手段28は、車両1の衝突が検出された際に、スライドドア4が開作動中又は閉作動中であった場合には、その場でスライドドア4の作動を停止するようにした。これに対し、本実施形態は、停止制御手段28が、車両1の衝突が検出された際に、スライドドア4が閉作動中であった場合には、スライドドア4の作動を停止せずに、閉作動を継続するようにしている。
具体的には、図5に示すように、ステップS3の後に、ステップS21〜ステップS23が追加されている点が、実施形態1とは異なる。すなわちステップS3で、スライドドア4が「閉め切り作動」中ではない場合には(ステップS3:No)、ステップS21に進み、スライドドア4が閉作動中であるか否かをさらに判定する。そしてスライドドア4が閉作動中でない場合、すなわちスライドドア4が開作動中である場合には(ステップS21:No)、ステップS4に進む。一方、スライドドア4が閉作動中である場合には(ステップS21:Yes)、ステップS22に進み、スライドドア4が全閉位置となるまで「開閉制御」を継続し、スライドドア4が全閉位置となった時点で、「停止制御」を実行する。この場合、スライドドア4は停止状態にあるため、具体的にはスライドドア4の自動作動を禁止する(ステップS23)。その後、ステップS8に進む。
このように、スライドドア4が閉作動中である場合には、スライドドア4の作動を継続させることで、車両1の衝突が起こった際に、乗員や荷物の車両1からの転落をより確実に抑制することができる。
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではない。本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更が可能なものである。
例えば、上述の実施形態では、インパクトセンサによって車両の衝突を検出するようにしたが、衝突を検出する方法は、特に限定されず、例えば、車載カメラの画像や、ミリ波レーダーの検出結果等に基づいて衝突の有無を判定することもできる。また上述したインパクトセンサがエアバッグ装置を兼ねる構成とすることで、本発明に係る車両のドア開閉装置を比較的安価に実現することができるが、勿論、インパクトセンサはエアバッグ装置とは別途設けられていてもよい。
また上述の実施形態では、スライドドアが駆動装置によって自動動作する構成を例示したが、スライドドアは自動動作と乗員による手動操作と、所定のスイッチ等を操作することにより、切り替えられるようにしてもよい。このような構成とした場合には、スライドドアの自動動作が選択されていると、上述した制御が実行されることになる。
さらに、上述の実施形態では、ドア部材の一例として電動のスライドドアを例示して、本発明を説明したが、例えば、電動のテールゲートについても本発明を適用することができる。
1 車両
2 後部座席
3 乗降口
4 スライドドア
4a ドアノブ
5 ラッチ機構
6 パネル部材
7 ストライカ
8 テールゲート
10 駆動装置
11 駆動モータ
11a パルスセンサ
12 伝達機構
13 駆動プーリ
14 前部ガイドプーリ
15 後部ガイドプーリ
16 無端ワイヤ
17 ブラケット
20 ドア開閉装置
21 インパクトセンサ
25 制御部
26 開閉制御手段
27 作動状態検出手段
28 停止制御手段

Claims (6)

  1. 車体に形成された開口部を開閉可能に設けられたドア部材と、
    前記ドア部材を開閉駆動する駆動装置と、
    乗員による起動スイッチの操作に応じて前記駆動装置を駆動させて前記ドア部材の開閉作動を制御する開閉制御手段と、
    を備える車両のドア開閉装置であって、
    車両の衝突を検出する衝突検出手段と、
    該衝突検出手段によって車両の衝突が検出されると、前記開閉制御手段による開閉制御を中止して前記ドア部材の開閉作動を停止させる停止制御を実行する停止制御手段と、を有する
    ことを特徴とする車両のドア開閉装置。
  2. 請求項1に記載の車両のドア開閉装置において、
    前記停止制御手段は、前記停止制御の実行完了後の一定期間、前記開閉制御手段による開閉制御の実行を禁止する
    ことを特徴とする車両のドア開閉装置。
  3. 請求項1又は2に記載の車両のドア開閉装置において、
    前記ドア部材の作動状態を検出する作動状態検出手段を有し、
    前記停止制御手段は、前記停止制御の実行完了後に、前記作動状態検出手段によって前記ドア部材が動いていることが検出されると、当該ドア部材の動きを鈍くさせる制動制御をさらに実行する
    ことを特徴とする車両のドア開閉装置。
  4. 請求項1から3の何れか一項に記載の車両のドア開閉装置において、
    前記ドア部材の作動状態を検出する作動状態検出手段を有し、
    前記停止制御手段は、前記衝突検出手段によって車両の衝突が検出されると共に前記作動状態検出手段によって前記ドア部材が閉作動中であることが検出されると、前記ドア部材の閉作動が終了した時点で前記停止制御を実行する
    ことを特徴とする車両のドア開閉装置。
  5. 請求項1から4の何れか一項に記載の車両のドア開閉装置において、
    前記停止制御手段は、前記停止制御の実行後に、前記ドア部材の手動操作を可能な状態とすることを特徴とする車両のドア開閉装置。
  6. 請求項1から5の何れか一項に記載の車両のドア開閉装置において、
    前記衝突検出手段が、車両に搭載されたエアバッグ装置を構成するインパクトセンサであることを特徴とする車両のドア開閉装置。
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