JP2015123230A - バスケット型把持鉗子 - Google Patents

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Abstract

【課題】バスケット内に保持した異物を容易に外すことができるバスケット型把持鉗子を提供すること。【解決手段】シース2、バスケット部4と、センターワイヤ18と、操作ワイヤと、操作部とを備え、バスケット部4は、複数のバスケットワイヤ5の各々の遠位端に固定された遠位固定部材7と、センターワイヤ18の遠位端と遠位固定部材7とに固定されたチップ部材12とを備え、遠位固定部材7は、複数のバスケットワイヤ5のうちの少なくとも1つの遠位端が固定されているとともにチップ部材12に連結された第一部材8と、複数のバスケットワイヤ5のうち第一部材8に固定されたバスケットワイヤ5とは異なるバスケットワイヤ5bの遠位端が固定された第二部材11とを備え、センターワイヤ18は、第一部材8を間に挟んで第二部材11の反対側の位置に配されている。【選択図】図8

Description

本発明は、バスケット型把持鉗子に関する。
従来、胆管等の体内の管路に挿入され、結石等の異物を回収するためのバスケット型把持鉗子が知られている(たとえば特許文献1,2,3参照)。
バスケット型把持鉗子は、複数のワイヤによって異物を保持する構造を有しているので、大きい異物を回収しようとした場合、異物を保持したままでは管路からバスケットが抜去できなくなる事がある。たとえば、特許文献1,2,3に記載の複数のワイヤの間から異物が外れなくなってしまうと、バスケットを管路から抜去できなくなってしまう。
特開平11−114070号公報 特開2006−94876号公報 国際公開第2012/141213号
大きい異物を保持した際に、バスケットが異物と共に胆管などの管路から抜去できなくなった場合には、一度保持した異物を管路内でバスケットから放出し、バスケット型把持鉗子だけでも抜去する必要がある。しかしこのようなケースでは異物が大きいため、一度保持してしまうと、管路内では思うように異物をバスケット外に放出する事ができず、煩雑な作業が必要であった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、バスケット内に保持した異物を容易に外すことができるバスケット型把持鉗子を提供することである。
本発明の一態様は、挿入部と、対象物を収容するために前記挿入部の遠位部分に配され、複数のバスケットワイヤを有し、前記複数のバスケットワイヤにおける遠位部分は前記複数のバスケットワイヤの近位部分に対して密に配置されたバスケット部と、前記バスケット部の遠位端に接続され前記バスケット部の内部を経由して前記挿入部内に挿通される支持部材と、前記バスケット部の近位端に接続され前記挿入部内に挿入された操作ワイヤと、前記操作ワイヤを進退操作するために前記挿入部の近位端部に配された操作部と、を備え、前記バスケット部は、前記複数のバスケットワイヤの各々の遠位端に固定された結束部と、前記支持部材の遠位端と前記結束部とに固定されたチップ部材と、を備え、前記結束部は、前記複数のバスケットワイヤのうちの少なくとも1つの遠位端が固定されているとともに前記チップ部材に連結された第一部材と、前記複数のバスケットワイヤのうち前記第一部材に固定されたバスケットワイヤとは異なるバスケットワイヤの遠位端が固定された第二部材と、を備え、前記支持部材は、前記第一部材と前記第二部材との間若しくは前記第一部材を間に挟んで前記第二部材の反対側の位置に配されているバスケット型把持鉗子である。
前記チップ部材は、前記結束部の遠位端に固定されたチップ本体と、前記チップ本体の近位端から近位側へ延び、前記バスケット部の中心線に直交する断面において前記第二部材が位置する領域内で前記第一部材の遠位端に固定された連絡部と、を備えていてもよい。
また、前記第一部材は、前記支持部材が嵌入する収容部を有していてもよい。
前記収容部は、前記第一部材と前記第二部材との間に前記支持部材を嵌入させてもよい。
前記第一部材は、前記第二部材が前記第一部材に接した状態で前記第二部材を保持し変形可能な保持部と、前記保持部に固定され前記バスケットワイヤの遠位端が固定された固定部と、を有し、前記保持部は、前記バスケット部にかかる外力により前記保持部が変形することによって前記第二部材が前記第一部材から離間可能となるように前記第二部材を開放可能であってもよい。
前記結束部は、前記第一部材と前記第二部材とを一体的に結合する結合部を有していてもよい。
本発によれば、バスケット内に保持した異物を容易に外すことができる。
本発明の第1実施形態のバスケット型把持鉗子の部分断面図である。 同バスケット型把持鉗子の正面図である。 同バスケット型把持鉗子の遠位部分の部分断面図である。 図3のIV-IV線における断面図である。 同バスケット型把持鉗子における遠位固定部材を示す斜視図である。 同バスケット型把持鉗子における第一部材の背面図である。 同バスケット型把持鉗子における第二部材の斜視図である。 同バスケット型把持鉗子の作用を説明するための図である。 同バスケット型把持鉗子の作用を説明するための図で、図8のIXに示す方向から見た正面図である。 同バスケット型把持鉗子の作用を説明するための図である。 同バスケット型把持鉗子の作用を説明するための図である。 本発明の第2実施形態のバスケット型把持鉗子における遠位固定部材を示す斜視図である。 同バスケット型把持鉗子における近位部材を示す側面図である。 同バスケット型把持鉗子における遠位部材を示す断面図である。 本発明の第3実施形態のバスケット型把持鉗子における遠位固定部材を示す斜視図である。 同バスケット型把持鉗子における第一部材を示す背面図である。 同バスケット型把持鉗子の作用を説明するための部分断面図である。 同バスケット型把持鉗子の作用を説明するための図で、図17のXVIIIに示す方向から見た正面図である。 本発明の第4実施形態のバスケット型把持鉗子の部分断面図である。 同バスケット型把持鉗子の正面図である。 同バスケット型把持鉗子の作用を説明するための図である。 本発明の第5実施形態のバスケット型把持鉗子における遠位固定部材を示す断面図である。 (a)は同遠位固定部材の他の構成例を示す側面図、(b)は(a)の正面図である。 同構成例を示す図であり、図23(b)のXXIV-XXIV線における断面図である。 (a)は同遠位固定部材のさらに他の構成例を示す側面図、(b)は(a)の正面図である。 同構成例を示す図であり、図25のXXVI-XXVI線における断面図である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。図1は、本実施形態のバスケット型把持鉗子の部分断面図である。図2は、同バスケット型把持鉗子の正面図である。図3は、同バスケット型把持鉗子の遠位部分の部分断面図である。図4は、図3のIV-IV線における断面図である。
図1に示す本実施形態のバスケット型把持鉗子1は、胆管などの体内の管路に挿入され、異物を取り除くための医療器具である。
図1に示すように、バスケット型把持鉗子1は、シース2(挿入部)と、シース2に挿通された本体部3と、シース2に固定された操作部20とを備える。
シース2は、柔軟性を有する筒部材である。シース2の外形寸法は、内視鏡の処置具チャンネルに対して進退自在に挿通可能な程度である。シース2の遠位端は、バスケット型把持鉗子1の使用時において後述するバスケット部4を畳むことができる程度の硬さを有する。
本体部3は、遠位端と近位端とを有しシース2に挿通された細長い部材である。本体部3は、バスケット部4と、バスケット部4に連結された操作ワイヤ19と、バスケット部4に固定されたセンターワイヤ18(支持部材)とを備える。
バスケット部4は、本体部3における遠位側に配され異物を保持するために略紡錘状に広がり、伸縮可能である。バスケット部4は、収縮状態では、シース2の内部に収容可能な略線状形状となる。
バスケット部4は、複数のバスケットワイヤ5と、複数のバスケットワイヤ5を略紡錘状とするための固定部材6と、バスケット部4の遠位端とセンターワイヤ18の遠位端とを連結するチップ部材12とを備える。
図1及び図2に示すように、複数のバスケットワイヤ5は、体内において採取すべき対象物(たとえば胆石等の体内の異物)を内部に保持する略紡錘状をなすようにシース2の遠位部分に配されている。本実施形態では、複数のバスケットワイヤ5は、各々、バスケット部4の中心線を中心とした螺旋状をなしている。また、複数のバスケットワイヤ5は、いずれも、遠位側に行くに従って螺旋のピッチが密になっている。すなわち、複数のバスケットワイヤ5による開口の大きさは、バスケット部4の遠位端において最も小さく、バスケット部4の近位側へ行くに従って漸次大きくなっている。複数のバスケットワイヤ5の材質は、外力がかかっていない状態において複数のバスケットワイヤ5によって略紡錘状の形状が維持されるような復元力を有する材料である。本実施形態では、複数のバスケットワイヤ5は、各々、形状記憶合金によって形成されている。具体的には、本実施形態における複数のバスケットワイヤ5は、ニッケルチタン合金製である。本実施形態のバスケット部4は8本のバスケットワイヤ5を有している。なお、バスケットワイヤ5の本数は8本には限られず、バスケット部4の形状に応じて適宜選択されてよい。
固定部材6は、バスケット部4の遠位側において各バスケットワイヤ5を束ねて固定する遠位固定部材7(結束部)と、バスケット部4の近位側において各バスケットワイヤ5を束ねて固定する近位固定部材17とを有する。遠位固定部材7は、バスケット部4の中心線を中心とする円周上にバスケットワイヤ5の各遠位端部分が位置するように各バスケットワイヤ5を支持している。
図3及び図4に示すように、遠位固定部材7は、複数のバスケットワイヤ5の少なくとも1つ(本実施形態では4本の第一ワイヤ5a)が固定された第一部材8と、複数のバスケットワイヤ5のうちの他(本実施形態では4本の第二ワイヤ5b)が固定された第二部材11とを備える。
図3に示すように、第一部材8は、8本のバスケットワイヤ5のうちの4本の遠位端が固定されているとともに、チップ部材12に連結されている。第一部材8とバスケットワイヤ5とは、接着、ろう付け、はんだ付け、あるいは溶接など、公知の固定方法によって固定されている。
図5は、同バスケット型把持鉗子における遠位固定部材を示す斜視図である。図6は、同バスケット型把持鉗子における第一部材の背面図である。図7は、同バスケット型把持鉗子における第二部材の斜視図である。
図5及び図6に示すように、本実施形態では、第一部材8は、第二部材11が第一部材8に接した状態で第二部材11を保持可能な保持部9と、バスケットワイヤ5及び後述する連絡部14,15が固定された固定部10とを有する。また、第一部材8には、第二部材11を収容可能な空間が形成されており、この空間内に第二部材11が挿入された状態では、第一部材8と第二部材11とは保持部9の作用により一体化されている。
保持部9は、弾性変形あるいは塑性変形可能な材質で形成されており、バスケット部4にかかる外力により保持部9が変形することによって、第二部材11が第一部材8から離間可能となるように第二部材11を開放可能である。
固定部10は、保持部9に固定されバスケットワイヤ5の遠位端が固定された部分である。固定部10は、近位側においては略半円柱状をなしており、第二部材11と一体化されたときに第二部材11と合わせて全体として略円柱状をなすようになっている。固定部10の遠位側は、遠位端面が曲面状をなす略円柱形状を有している。
図3及び図7に示すように、第二部材11は、複数のバスケットワイヤ5のうち第一部材8に固定されたバスケットワイヤ5とは異なるバスケットワイヤ5の遠位端が固定されている。本実施形態では、第一部材8に固定された4本とは異なる4本のバスケットワイヤ5の各遠位端が第二部材11の近位端に固定されている。
図2及び図3に示すように、チップ部材12は、遠位端が曲面形状を有するチップ本体13と、チップ本体13と第一部材8とを連結する連絡部14,15とを有する。
チップ本体13は、遠位固定部材7の第一部材8の遠位端に、連絡部14,15を介して固定されている。
連絡部14,15は、チップ本体13の近位端から近位側へと延び、バスケット部4の中心線に直交する断面において第二部材11が位置する領域内で第一部材8の遠位端に固定されている。連絡部14,15の各々の遠位端はチップ本体13の近位端に固定されており、2つの連絡部14,15は、遠位側から近位側へ行くに従って互いの距離が漸次開くように近位側へと延びている。本実施形態における連絡部14,15は、いずれも断面円形をなす線材からなっている。各連絡部14,15は、外力がかかっていない状態では直線状をなす弾性部材である。各連絡部14,15は、たとえば形状記憶合金によって形成されている。チップ本体13が2つの連絡部14,15によって保持されていることにより、チップ本体13は、バスケット部4の中心線を回転中心とする回転動作が規制されている。
図1に示す近位固定部材17は、筒状形状を有している。近位固定部材17の内部には、全てのバスケットワイヤ5が挿通されている。近位固定部材17とバスケットワイヤ5とは、接着、はんだ付け、あるいは溶接など、公知の固定方法によって固定されている。
図1から図3に示すように、センターワイヤ18は、バスケット部4の遠位端に接続されバスケット部4の内部を経由してシース2の内部に挿通されている。センターワイヤ18の遠位端は、チップ部材12の近位端に固定されている。図4に示すように、センターワイヤ18は、第一部材8の固定部10を間に挟んで第二部材11の反対側の位置に配されている。バスケット部4の内部において、センターワイヤ18は、遠位固定部材7に対してバスケット部4の中心線よりも外周方向へとオフセットされた位置でバスケット部4の内部を通過するようになっている。すなわち、バスケット部4の内部において、センターワイヤ18は、バスケット部4の中心線に直交する断面において、遠位固定部材7の周囲のうち第二部材11から最も離れた位置に配されている。
また、センターワイヤ18の近位側領域は、シース2の内部に配されている。
操作ワイヤ19は、バスケット部4の近位側に配されバスケット部4に対して固定されている。操作ワイヤ19とバスケット部4とは、接着、ろう付け、はんだ付け、かしめ、あるいは溶接など、公知の固定方法によって固定されている。操作ワイヤ19は、シース2の内部を通じて操作部20まで延びている。
図1に示すように、操作部20は、操作ワイヤ19とセンターワイヤ18との各々をシース2に対して進退移動させるためにシース2の近位端に設けられている。操作部20は、シース2の近位端に設けられている。
操作部20は、操作本体21と、スライダ24とを備える。
操作本体21は、シース2の近位端に固定されている。操作本体21は、操作ワイヤ19を進退させるためのスライダ24の一部が挿通される第一ポート22と、操作本体21の内部で第一ポート22と連通され操作本体21の外部に開口された第二ポート23とを有する。
第一ポート22は、後述するシャフト25が水密状態で進退可能なポートである。
第二ポート23は、たとえば造影剤や洗浄水等の液体を送液するためのシリンジ等を接続可能なポートである。第二ポート23は、操作本体21の内部を通じてシース2と連通している。第一ポート22が水密状態とされている状態で第二ポート23から液体が注入されると液体はシース2の内部に流れ込みシース2の遠位端側の開口から排出される。
スライダ24は、操作ワイヤ19の近位端に固定されたシャフト25と、シャフト25の近位端に配されたグリップ26とを有する。
シャフト25は、硬質な部材であり、パイプや棒状の部材からなる。操作ワイヤ19とシャフト25とは、接着、ろう付け、はんだ付け、あるいは溶接など、公知の固定方法により固定されていてもよい
グリップ26は、バスケット型把持鉗子1の操作者が持ちやすいようにシャフト25の外形よりも太く形成された部材である。グリップ26は、必要に応じて滑り止めを有していてよい。
次に、本実施形態のバスケット型把持鉗子1の作用について説明する。図8から図11は、本実施形態のバスケット型把持鉗子の作用を説明するための図である。
本実施形態のバスケット型把持鉗子1は、一般的なバスケット型医療用処置具と同様に、図1に示すバスケット部4がシースの内部に収納された状態で内視鏡チャンネルを通じて患者体内の胆管等の管路に挿入される。スライダ24の前進操作により管路内でバスケット部4がシース2から遠位側へと突出すると、バスケットワイヤ5の弾性力によりバスケット部4が拡開する。拡開したバスケット部4内に結石等の異物を操作者が取り込んだ後、スライダ24を近位側へ移動させることでバスケット部4を縮径させ、異物50(図8参照)をバスケット内にしっかりと保持する事ができる。そして、その状態で胆管等の管路からバスケット部4を抜き出した後、内視鏡とともにバスケット型把持鉗子1を操作者が患者体内から抜去することにより、異物50が回収される。
図4に示すように、バスケット部4の内部において、センターワイヤ18は、バスケット部4の中心線に直交する断面において、遠位固定部材7の周囲のうち第二部材11から最も離れた位置に配されている。このため、図8および図9に示すように、バスケット部4の内部に取り込まれた異物50は、バスケット部4の遠位端近傍においては、複数のバスケットワイヤ5のうち第二部材11に固定されたバスケットワイヤ5と、センターワイヤ18との間に入り込む。
バスケット部4内に異物50を保持した状態でバスケット型把持鉗子1が管路から抜去できなくなった場合には、バスケット部4をシース2の遠位端の開口から完全に露出させてバスケットワイヤ5が最も広がった状態とすることで、バスケットワイヤ5の隙間から異物50をバスケット外に放出することができる。しかしながら、バスケットワイヤ5が最も広がった状態でも異物50が放出できない場合には、次の操作によってバスケット部4を意図的に破壊することができる。
本実施形態においてバスケット部4を破壊するためには、まず、図1に示すスライダ24のグリップ26を近位側(手元側)へと移動させることにより、バスケット部4の近位端から漸次バスケット部4をシース2内に収容する。これにより、バスケット部4を構成する各バスケットワイヤ5は収縮する。各バスケットワイヤ5が近位側から収縮すると、バスケット部4内の異物50はバスケット部4の近位側から遠位側へと押されて移動するか、バスケットワイヤ5の隙間においてバスケットワイヤ5と噛み合って動かなくなる。
バスケット型把持鉗子1の操作者は、図1に示すスライダ24のグリップ26を近位側(手元側)へとさらに移動させる。スライダ24のグリップ26を近位側(手元側)へとさらに移動させると、各バスケットワイヤ5は近位側へと移動しようとするが、バスケット部4内に異物50があるために、バスケット部4をシース2内に収容することができない状態となる。すなわち、スライダ24のグリップ26を近位側(手元側)へとさらに移動させることによって、バスケット部4において、シース2の遠位端が異物50を遠位側へ押圧し、且つ各バスケットワイヤ5が操作ワイヤ19により近位側へ移動される。すなわち、スライダ24のグリップ26を近位側(手元側)へとさらに移動させる力は、各バスケットワイヤ5の遠位端に固定された第一部材8と第二部材11とを分離させようとする力となる。
第一部材8と第二部材11とは、保持部9の作用によって一体化されている。図10に示すように、各バスケットワイヤ5が第一部材8と第二部材11とを分離させようとする力が保持部9を変形させると、第一部材8の固定部10内に保持されていた第二部材11の保持部9による保持状態は解除される。すなわち、第二部材11は第一部材8から分離可能となる。
このとき、複数のバスケットワイヤ5のうち第二部材11に固定された第二ワイヤ5bと、センターワイヤ18との間に異物50が入り込んでいるので、図11に示すように、第二部材11が第一部材8から離間したときに、第一ワイヤ5aとセンターワイヤ18との間に異物50が挟み込まれてしまうことがなく、第二部材11の分離に伴う第二ワイヤ5bの開放により、異物50がバスケット部4外へ放出される。
また本実施形態では、センターワイヤ18と第二ワイヤ5bとの間に異物50が入りやすい位置関係にセンターワイヤ18があるので、センターワイヤ18が直線状に戻ろうとする復元力が、異物50がバスケット部4の外部へと押し出す力として異物50の放出に寄与する。
さらに、バスケット部4の外へと異物50が押し出された後、第一ワイヤ5a及び第二ワイヤ5bは、シース2の内部に引き込まれる。そして、第二ワイヤ5bの遠位端に固定された遠位固定部材7は、シース2の遠位端の開口にはまり、シース2の遠位端に対する蓋となる。この状態では、第一ワイヤ5a及び第二ワイヤ5bは両方ともシース2内に引き込まれているので、バスケットワイヤ5が生体組織に触れることなくバスケット型把持鉗子1を体外へと引き出すことができる。たとえば、バスケット部4が破壊され異物50が放出されたバスケット型把持鉗子1は、内視鏡とともに体外へ引き出され、廃棄される。
従来のバスケット型把持鉗子において管路内でこの異物をバスケットから外すためには、破砕装置等を体内に導入して異物を破砕するなどの手当てが必要である。
しかしながら、バスケット内に保持された異物を管路内で放出するだけの目的で把持鉗子等を体内に導入するのは非効率である。
さらに、従来のバスケット型把持鉗子では、バスケットの近位側においてワイヤを固定する部材からワイヤが外れると、ワイヤの近位端が体内で近位側に向いた状態となるので、バスケットを近位側へと引き戻してバスケットを体外に取り出す過程で、ワイヤの近位端が生体組織を傷つける可能性があり、外れたワイヤが生体組織等に接触しないように慎重な操作が必要である。
これらの点において、本実施形態のバスケット型把持鉗子1は、バスケット部4の遠位端において各バスケットワイヤ5を固定する遠位固定部材7が、バスケット部4を意図的に破壊する際に、第一部材8と第二部材11とに分離する。このため、異物50をバスケット部4の外部へと放出するための開口がバスケット部4の先端に形成される。その結果、本実施形態のバスケット型把持鉗子によれば、バスケット内に保持した異物50を容易に外すことができる。
さらに、各バスケットワイヤ5の遠位端は第一部材8と第二部材11とのいずれか一方に固定された状態にあるので、各バスケットワイヤ5の遠位端が生体組織に直接触れることがない。このため、生体組織をバスケットワイヤ5の遠位端が傷つける可能性が低い。
さらに、第一部材8は第一ワイヤ5aに固定され、第二部材11は第二ワイヤ5bに固定された状態であるので、第一部材8から第二部材11が分離していても、体内に脱落する部材がない。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、本実施形態以下の各実施形態において、上記第1実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付し、第1実施形態と重複する説明を省略する。図12は、本実施形態のバスケット型把持鉗子における遠位固定部材を示す斜視図である。図13は、同バスケット型把持鉗子における近位部材を示す側面図である。図14は、同バスケット型把持鉗子における遠位部材を示す断面図である。
図12に示すように、本実施形態のバスケット型把持鉗子1Aは、第1実施形態で説明した第一部材8に代えて、第1実施形態で説明した第一部材8とは形状が異なる第一部材8Aを有している。
図12から図14に示すように、第一部材8Aは、第二部材11が入り込む凹部30aを有する近位部材30と、第1実施形態で説明した保持部9を有する遠位部材31とを備える。
近位部材30は、第二部材11が入り込んだときに全体として円柱形状となるように凹部30aの形状が設定されており、凹部30a内に第二部材11が入り込んだときの第二部材11の遠位側と近位側との各々に、第二部材11の移動を規制するように第二部材11に当接可能な壁面30b、30cを有する。
遠位部材31は、近位部材30および第二部材11が共に収容可能な略円柱形状の空間を近位側に有している。遠位部材31の遠位端は、上記第1実施形態と同様に曲面形状を有している。また、遠位部材31の遠位端には、第1実施形態で説明した連絡部14,15の近位端が第1実施形態と同様に固定されている。遠位部材31の近位端には、第1実施形態と同様に、複数のバスケットワイヤ5のうち第一ワイヤ5a(図3参照)の遠位端が固定されている。
図13および図14に示すように、遠位部材31に設けられた保持部9は、遠位部材31を構成する材料と同一材料によって一体成形によって構成されている。保持部9は、近位部材30の凹部30aに第二部材11が入り込んだ状態で、第二部材11が凹部30aに接するように第二部材11を保持する。また、本実施形態においても、保持部9は、第二ワイヤ5bによって第二部材11が近位側へと移動される力を受けて変形可能である。
本実施形態では、遠位固定部材7の組み立て時に、近位部材30の凹部30aに第二部材11が入り込んだ状態のまま、近位部材30および第二部材11が遠位部材31の近位側から遠位部材31の内部に挿入される。近位部材30と遠位部材31とは、たとえば接着等によって固定される。第二部材11は近位部材30と遠位部材31とのいずれにも固定されておらず、保持部9によって第二部材11の外面が保持されている。このため、第二部材11は、保持部9が変形しない状態では凹部30aから出ないようになっている。
第1実施形態と同様にバスケット部4内に異物50が取り込まれた状態(図8及び図10参照)でバスケット部4を意図的に破壊する場合には、第1実施形態と同様に、第一部材8から第二部材11を離間させるために、保持部9を変形させるようにバスケットワイヤ5を近位側へと移動させる。これにより、第1実施形態と同様に異物50をバスケット部4の外部へと放出することができる。
本実施形態では、保持部9を変形させることなく遠位固定部材7を容易に組み立てることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図15は、本実施形態のバスケット型把持鉗子における遠位固定部材を示す斜視図である。図16は、同バスケット型把持鉗子における第一部材を示す背面図である。図17は、同バスケット型把持鉗子の作用を説明するための部分断面図である。図18は、同バスケット型把持鉗子の作用を説明するための図で、図17のXVIIIに示す方向から見た正面図である。
図15に示すように、本実施形態のバスケット型把持鉗子1Bは、センターワイヤ18(図17参照)が嵌入する収容部8aを第一部材8が有している点が異なっている。
収容部8aは、バスケット部4の中心線と平行に延びている。図17および図18に示すように、収容部8aには、センターワイヤ18がバスケット部4の中心線に沿って直線状にあるときに、センターワイヤ18が入り込む。たとえば、バスケット部4を閉じた状態や、バスケット部4が籠形状をなして広がっており異物50が入っていない状態等、センターワイヤ18を変形させるような負荷がかかっていない状態では、センターワイヤ18は収容部8a内に嵌入される。
このような構成であっても、上記第1,2実施形態と同様の効果を奏する。
また、本実施形態では、センターワイヤ18が収容部8a内に収まっている状態では、上記第1,2実施形態と比較してバスケット部4の遠位部分を細径とすることができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について説明する。図19は、本実施形態のバスケット型把持鉗子の部分断面図である。図20は、同バスケット型把持鉗子の正面図である。図21は、同バスケット型把持鉗子の作用を説明するための図である。
図19および図20に示すように、本実施形態では、センターワイヤ18は、第一部材8と第二部材11との境界32の位置に配される点で上記第1−3実施形態と構成が異なっている。
本実施形態のバスケット型把持鉗子1Cでは、異物50がバスケット部4の内部に入った状態で異物50が大きすぎて体外へと取り出せない場合、操作ワイヤ19を近位側へと移動させることによって、第1実施形態と同様に各バスケットワイヤ5を近位側へと移動させる。
すると、センターワイヤ18は、異物50がバスケット部4の内部にあるときには異物50により変形され、また、図21に示すように、センターワイヤ18の位置が最も安定するまで、バスケット部4の中心線を回転中心として回動する。センターワイヤ18は、センターワイヤ18が連絡部14,15に向かい合う位置で安定する。センターワイヤ18がバスケット部4の中心線回りに回動する過程において、センターワイヤ18は第一ワイヤ5aに接して第一ワイヤ5aを移動させる。これにより、バスケット部4の中心線方向から見たときに、第一ワイヤ5aと第二ワイヤ5bとの間に隙間が生じる。
その後、上記第1実施形態と同様に第二部材11を第一部材8から離間させると、第1実施形態と同様に異物50を取り出し可能な開口がバスケット部4に生じる。本実施形態では、第一ワイヤ5aがセンターワイヤ18によって移動された分だけ、異物50を取り出し可能な開口の大きさが大きい。
このため、本実施形態では、上記第1実施形態と比較して、さらに容易に異物50が取り出される。
なお、本実施形態においても、上記第3実施形態で説明した収容部8aが設けられていてよい。この場合、収容部8aは、第一部材8と第二部材11との間(図20に示す境界32)に位置している。たとえば、第一部材8と第二部材11との間に収容部8aが設けられる場合、第一部材8側に一部、第二部材11側に他の部分が配され、第一部材8側の一部と第二部材11側の他の部分とが組み合わされることによって、センターワイヤ18を収容可能な溝状形状を構成してもよい。第一部材8と第二部材11との境界32に収容部8aが設けられていると、センターワイヤ18は、第一部材8と第二部材11との境界32の位置において収容部8aに収容可能となっている。
このような構成であっても、上記第4実施形態と同様の効果を奏する。また、収容部8aが設けられたことにより、本変形例では上記第4実施形態と比較してバスケット部4の遠位部分が小径である。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態について説明する。図22は、本実施形態のバスケット型把持鉗子における遠位固定部材を示す断面図である。図23(a)は同遠位固定部材の他の構成例を示す側面図、図23(b)は図23(a)の正面図である。図24は、同構成例を示す図であり、図23(b)のXXIV-XXIV線における断面図である。図25(a)は同遠位固定部材のさらに他の構成例を示す側面図、図25(b)は図25(a)の正面図である。図26は、同構成例を示す図であり、図25のXXVI-XXVI線における断面図である。
本実施形態のバスケット型把持鉗子1Dは、遠位固定部材7に代えて、互いに固定された第一部材33および第二部材34を有する遠位固定部材35(結束部)が設けられている点が異なっている。
すなわち、本実施形態では、第1実施形態で説明した第一部材8に代えて設けられた第一部材33と、第二部材11に代えて設けられた第二部材34とが、結合部36を介して一体的に結合している。
具体的には、本実施形態の第一部材33は、第二部材34に形成された棒状部34aが挿入される孔部33aを有する。第二部材34に形成された棒状部34aは、第一部材33の孔部33aに差し込まれた状態で接着等の手法によって固定されている。すなわち、本実施形態の棒状部34aにおいて孔部33aから延出した部分が本実施形態における結合部36である。
本実施形態では、第一部材33と第二部材34とを離間させるような力がバスケットワイヤ5から第一部材33および第二部材34に伝わると、結合部36において棒状部34aが破断する。棒状部34aが破断すると、第一部材33から第二部材34が離間可能となり、上記第1実施形態と同様に、異物50を取り出すことが可能な開口がバスケット部4に生じる。
また、結合部36における結合強度は、棒状部34aの材質や太さ、あるいは棒状部34aに切れ込み等の形状を形成する等の成形状態等によって適宜設定可能である。
また、図23及び図24に示すように、棒状部34aが孔部33aに挿入されることに代えて、結合部36を介して第一部材33と第二部材34とが結合された構造物がたとえば樹脂の成型等によって一体成型されていてもよい。
また、たとえば図25および図26に示すように、結合部36の位置および形状は、適宜選択して採用可能である。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
また、上述の各実施形態及び各変形例において示した構成要素は適宜に組み合わせて構成することが可能である。
1,1A,1B,1C,1D バスケット型把持鉗子
2 シース
3 本体部
4 バスケット部
5 バスケットワイヤ
5a 第一ワイヤ
5b 第二ワイヤ
6 固定部材
7 遠位固定部材
8 第一部材
8a 収容部
8A 第一部材
9 保持部
10 固定部
11 第二部材
12 チップ部材
13 チップ本体
14,15 連絡部
17 近位固定部材
18 センターワイヤ
19 操作ワイヤ
20 操作部
21 操作本体
22 第一ポート
23 第二ポート
24 スライダ
25 シャフト
26 グリップ
30 近位部材
30a 凹部
30b、30c 壁面
31 遠位部材
32 境界
33 第一部材
33a 孔部
34 第二部材
34a 棒状部
35 遠位固定部材
36 結合部
50 異物

Claims (6)

  1. 挿入部と、
    対象物を収容するために前記挿入部の先端に配され、複数のバスケットワイヤを有し、前記複数のバスケットワイヤは基端側よりも先端側が密に配置されたバスケット部と、
    前記バスケット部の先端に接続され前記バスケット部の内部を経由して前記挿入部内に挿通される支持部材と、
    前記バスケット部の先端に接続され前記挿入部内に挿入された操作ワイヤと、
    前記操作ワイヤを進退操作するために前記挿入部の基端部に配された操作部と、
    を備え、
    前記バスケット部は、
    前記複数のバスケットワイヤの各々の先端に固定された結束部と、
    前記結束部、および前記支持部材の先端に接続されたチップ部材と、
    を備え、
    前記結束部は、
    前記チップ部材に連結されるとともに、前記複数のバスケットワイヤのうちの少なくとも1つが固定された第一部材と、
    前記第一部材に対し離間可能であるとともに、前記第一部材に固定されたバスケットワイヤとは異なるバスケットワイヤが固定された第二部材と、
    を備え、
    前記支持部材は、前記第一部材と前記第二部材との間若しくは前記第一部材を間に挟んで前記第二部材の反対側の位置に配されている
    バスケット型把持鉗子。
  2. 請求項1に記載のバスケット型把持鉗子であって、
    前記チップ部材は、
    前記結束部の先端に固定されたチップ本体と、
    前記チップ本体の基端から先端側へ延び、前記バスケット部の中心線に直交する断面において前記第二部材が位置する領域内で前記第一部材の先端に固定された連絡部と、
    を備えるバスケット型把持鉗子。
  3. 請求項2に記載のバスケット型把持鉗子であって、
    前記第一部材は、前記支持部材が嵌入する収容部を有する
    バスケット型把持鉗子。
  4. 請求項3に記載のバスケット型把持鉗子であって、
    前記収容部は、前記第一部材と前記第二部材との間に前記支持部材を嵌入させる
    バスケット型把持鉗子。
  5. 請求項4に記載のバスケット型把持鉗子であって、
    前記第一部材は、
    前記第二部材が前記第一部材に接した状態で前記第二部材を保持し変形可能な保持部と、
    前記保持部に固定され前記バスケットワイヤの先端が固定された固定部と、
    を有し、
    前記保持部は、前記バスケット部にかかる外力により前記保持部が変形することによって前記第二部材が前記第一部材から離間可能となるように前記第二部材を開放可能である
    バスケット型把持鉗子。
  6. 請求項1に記載のバスケット型把持鉗子であって、
    前記結束部は、前記第一部材と前記第二部材とを一体的に結合する結合部を有している
    バスケット型把持鉗子。
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