JP2004188011A - バスケット型把持鉗子 - Google Patents

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剛士 中川
Yutaka Yanuma
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Abstract

【課題】ワイヤの本数を増やすことなく、バスケット部を形成するワイヤと異物との接触機会を増やすことができる、製造が容易で低コストなバスケット型把持鉗子の提供を目的としている。
【解決手段】本発明のバスケット型把持鉗子1のバスケット部4は、複数の弾性ワイヤ9A〜9Dの先端と後端とを結束して、各弾性ワイヤ9A〜9Dの途中部分に複数の屈曲部P1,P2を形成することによって籠状に形成され、各弾性ワイヤ9A〜9Dは、2つの屈曲部P1,P2によって区分される3つのワイヤ部W1,W2,W3を少なくとも有し、これら3つのワイヤ部W1,W2,W3と2つの屈曲部P1,P2とによって互いに異なる2つの面を規定している。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バスケット型把持鉗子に係わり、特に、経内視鏡的に体腔内に挿入され、体腔内の結石等の異物を把持して除去するために用いられるバスケット型把持鉗子に関する。
【0002】
【従来の技術】
経内視鏡的に体腔内に挿入され、胆道や膀胱などの体腔内に発生した結石等の異物を把持するバスケット型鉗子は、従来から様々な形態のものが知られている。その中でも、標準的なバスケット型把持鉗子のバスケット部は、複数の弾性ワイヤの先端と後端とを結束して、各弾性ワイヤの途中部分に複数の折れ目を付けることにより、全体として多角形の籠状に形成されている。そして、前記バスケット部は、これを押し引きする操作ワイヤに接続され、この操作ワイヤが挿通されるシース内に収納可能であるとともに、前記シースの先端から突没されることにより弾性ワイヤの弾性力によって収縮したり拡開したりするものである。
【0003】
また、各弾性ワイヤが螺旋状に捻られた形状を成すバスケット部(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)や、複数の弾性ワイヤを並べて形成したワイヤ組を複数組有し、各ワイヤ組の各弾性ワイヤに複数の屈曲部を設けて成るバスケット部(例えば、特許文献4参照)も従来から知られている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−178732号公報
【0005】
【特許文献2】
特開2001−178732号公報
【0006】
【特許文献3】
特開2000−126193号公報
【0007】
【特許文献4】
特開平11−285500号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前述した標準的なバスケット型把持鉗子にあっては、図6に示されるように、胆管等の管路15内でバスケット部12を拡張し(図6の(a)参照)、その拡張状態を保持したまま、管路15内でバスケット部12を移動させることにより、結石10をバスケット部12内に収納する(図6の(b)(c)参照)。しかし、バスケット部12の弾性ワイヤと結石10との位置関係が図7に示すような関係にある場合には、図8に示されるように、移動するバスケット部12の弾性ワイヤの脇を結石10がすり抜けてしまい、うまくバスケット部12内に結石10を収納できない場合がある。
【0009】
このような事態を回避するためには、一般に、バスケット部内の異物とワイヤとが接触する機会をできる限り増やす必要があるが、前述した従来のバスケット型把持鉗子はいずれも、各ワイヤが同一の面内で屈曲されつつ或は捻られつつ延びているだけであるため、ワイヤと異物との接触機会を増やすには、ワイヤの本数を増やさなければならない。実際に、特許文献4では、複数の弾性ワイヤを並べて形成したワイヤ組を複数組設けてワイヤの数を増やしている。また、特許文献1〜3のようにワイヤを螺旋状に形成してワイヤの変形を極力防止するようにしても、前述した事態の回避に寄与し得る。
【0010】
しかしながら、ワイヤの本数が増えれば、その分だけ材料費がかかり、製造コストが高くなってしまう。また、ワイヤの本数が増えれば、その分、バスケット部が大きくなり、バスケット部を収納するためのシースの外径も大きくなってしまう。そのため、シースを胆管等の管腔内に挿入することが難しくなる。一方、ワイヤを螺旋状に形成することは、製造上、非常に難しい。
【0011】
本発明は前記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、ワイヤの本数を増やすことなく、バスケット部を形成するワイヤと異物との接触機会を増やすことができる、製造が容易で低コストなバスケット型把持鉗子を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明は、シースと、シース内に進退自在に挿通される操作ワイヤと、操作ワイヤの先端に設けられ且つ回収対象物を内部に収容して把持するバスケット部とを備え、前記操作ワイヤを進退操作することにより、前記バスケットを前記シースの先端から突没させて弾性的に収縮または拡開させるバスケット型把持鉗子において、前記バスケット部は、複数の弾性ワイヤの先端と後端とを結束して、各弾性ワイヤの途中部分に複数の屈曲部を形成することによって籠状に形成され、前記各弾性ワイヤは、2つの屈曲部によって区分される3つのワイヤ部を少なくとも有し、これら3つのワイヤ部と2つの屈曲部とによって互いに異なる2つの面を規定している(一方の屈曲部を介して互いに隣り合う2つのワイヤ部同士によって規定される面と他方の屈曲部を介して互いに隣り合う2つのワイヤ部同士によって規定される面とが互いに交差するように延びている)ことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
【0014】
図1および図2は本発明の第1の実施形態を示している。これらの図に示されるように、本実施形態のバスケット型把持鉗子1は、樹脂等によって形成され且つ図示しない内視鏡の鉗子チャンネル(処置具挿通用チャンネル)内に挿通可能な可撓性のシース2と、このシース2内に進退自在に挿通される操作ワイヤ3と、この操作ワイヤ3の先端に設けられた把持用のバスケット部4とを備えている。
【0015】
可撓性シース2の基端には、図示しない口金が設けられており、この口金から可撓性シース2内を通じて送液することができるようになっている。また、前記口金の基端には、図示しない操作部が設けられており、この操作部には操作ワイヤ3を進退させる操作手段が設けられている。
【0016】
バスケット部4は、複数(本実施形態では、4本)の弾性ワイヤ9A,9B,9C,9Dの前端と後端とを結束して、各弾性ワイヤ9A,9B,9C,9Dの途中部分に複数の折れ目を付けることにより、全体として籠状に形成されている。
【0017】
具体的には、各弾性ワイヤ9A,9B,9C,9Dの前端同士が先端チップ7で結束され、各弾性ワイヤ9A,9B,9C,9Dの後端同士は、操作ワイヤ3の先端も一緒に纏められて、後端チップ8により結束されている。また、各弾性ワイヤ9A,9B,9C,9Dは、撚り線から成る単一のワイヤであり、途中(先端チップ7と後端チップ8との間)に2つの屈曲部P1,P2を有している。これにより、各弾性ワイヤ9A,9B,9C,9Dは、屈曲部P1,P2を境に、3つのワイヤ部W1,W2,W3に区分される。なお、本実施形態の場合、各ワイヤ部W1,W2,W3は、直線状または曲線状を成している。
【0018】
また、各弾性ワイヤ9A,9B,9C,9Dは、その折り曲げ(屈曲)形態が全く同じであるとともに、バスケット部4を正面(先端チップ7側;図1の(a)の方向)から見て、先端チップ7を中心に周方向に90度の角度間隔で配置されており、その結果、先端チップ7を対称中心とする互いに点対称な配置関係を成している。
【0019】
第1の弾性ワイヤ9Aを例にとってその折れ曲がり形態を具体的に説明すると、まず、バスケット部4を正面(先端チップ7側;図1の(a)の方向)から見て、先端チップ7から第1のワイヤ部W1が後側に向かって右斜め上方に延び、第1の屈曲部P1を境に第2のワイヤ部W2が後側に向かって下方に延び、第2の屈曲部P2を境に第3のワイヤ部W3が後側に向かって左斜め上方に延びて後端チップ8に至っている。すなわち、第1の弾性ワイヤ9Aは、正面(図1の(a)の方向)から見て略三角形状を成している。
【0020】
また、前述したように、第2の弾性ワイヤ9Bも、第1の弾性ワイヤ9Aと同じ折り曲げ形態を成しているが、第1の弾性ワイヤ9Aを先端チップ7を中心に90度回転させた姿勢で位置されている。したがって、図1の(a)に示される姿勢で見た場合、第2の弾性ワイヤ9Bの折れ曲がり方向は、第1の弾性ワイヤ9Aのそれと異なっている。すなわち、バスケット部4を正面(先端チップ7側;図1の(a)の方向)から見て、第2の弾性ワイヤ部9Bの第1のワイヤ部W1は、先端チップ7から後側に向かって左斜め上方に延び、第1の屈曲部P1を境に第2のワイヤ部W2が右後方に延び、第2の屈曲部P2を境に第3のワイヤ部W3が後側に向かって右斜め下方に延びて後端チップ8に至っている。
【0021】
同様に、第1および第2の弾性ワイヤ9A,9Bと同じ折り曲げ形態を成す第3の弾性ワイヤ9Cは、第2の弾性ワイヤ9Bを先端チップ7を中心に90度回転させた姿勢(先端チップ7を中心に第1の弾性ワイヤ9Aと点対称な位置)で配置され、また、これらの弾性ワイヤ9A,9B,9Cと同じ折り曲げ形態を成す第4の弾性ワイヤ9Dは、第3の弾性ワイヤ9Cを先端チップ7を中心に90度回転させた姿勢(先端チップ7を中心に第2の弾性ワイヤ9Bと点対称な位置)で配置されているため、これらの具体的な折れ曲がり方向についてはこれ以上説明しない。
【0022】
以上から分かるように、バスケット部4を構成する各弾性ワイヤ9A,9B,9C,9Dは、第1の屈曲部P1を介して互いに隣り合う第1のワイヤ部W1および第2のワイヤ部W2によって規定される面(平面もしくは曲面)と、第2の屈曲部P2を介して互いに隣り合う第2のワイヤ部W2および第3のワイヤ部W3によって規定される面(平面もしくは曲面)とが互いに交差するように延びている。すなわち、各弾性ワイヤ9A,9B,9C,9Dは、3つのワイヤ部W1,W2,W3と2つの屈曲部P1,P2とによって互いに異なる2つの面(平面または曲面)を規定しており、同一の面内でのみ延びるのではなく、3次元的な広がりをもって延びている。
【0023】
次に、本実施形態のバスケット型把持鉗子1を用いて例えば胆管結石を回収する場合について説明する。
【0024】
まず、バスケット部4をシース2内に収納した状態で、例えば側視型の鉗子起上台付きの内視鏡のチャンネルを通じてバスケット型把持鉗子1を体腔内に導入する。そして、シース2の先端側を内視鏡の先端から突出させて十二指腸乳頭から胆管内へと挿入する。
【0025】
次いで、シース2の基端に設けられた操作部の前記操作手段を操作することにより操作ワイヤ3を前進させ、操作ワイヤ3の先端に取着されたバスケット部4をシース2の先端から突出させる。これにより、バスケット部4は、これを構成する各弾性ワイヤ9A,9B,9C,9Dの弾性復元力により拡開する。その状態が図1および図2に示されている。
【0026】
続いて、このように拡開したバスケット部4内に結石を取り込んだ後、前記操作手段により操作ワイヤ3を後退させて、バスケット部4をシース2内に収納しながらバスケット部4を収縮させる。この時、バスケット部4の各弾性ワイヤ9A,9B,9C,9Dは、3次元的な広がりをもって延びており、同一面内でのみ延びている場合に比べて結石と接触する機会が格段に増大しているため、バスケット部4を収縮させても、変形したワイヤ間の隙間から結石がバスケット部4の外側に抜け出てしまう虞は殆どなく、バスケット部4内の結石とワイヤとが確実に接触して、バスケット部4内に結石を確実に保持することができる。その後、バスケット型把持鉗子1を内視鏡と共に体腔内から抜去すれば、結石を回収することができる。
【0027】
以上説明したように、本実施形態のバスケット型把持鉗子1のバスケット部4を構成する各弾性ワイヤ9A,9B,9C,9Dは、2つの屈曲部P1,P2によって区分される3つのワイヤ部W1,W2,W3を有し、これら3つのワイヤ部W1,W2,W3と2つの屈曲部P1,P2とによって互いに異なる2つの面を規定している(第1の屈曲部P1を介して互いに隣り合う2つのワイヤ部W1,W2同士によって規定される面と第2の屈曲部P2を介して互いに隣り合う2つのワイヤ部W2,W3同士によって規定される面とが互いに交差するように延びている)。
【0028】
このように、各弾性ワイヤ9A,9B,9C,9Dが3次元的な広がりをもって延びていれば、同一面内でのみ延びている場合に比べて結石と接触する機会が格段に増大するため、バスケット部4を収縮させても、変形したワイヤ間の隙間から結石がバスケット部4の外側に抜け出てしまう虞は殆どなく、バスケット部4内の結石とワイヤとが確実に接触して、バスケット部4内に結石を確実に保持することができる。
【0029】
また、本実施形態の場合、1本の弾性ワイヤを複数の点で折り曲げるだけで済み、しかも、4本の弾性ワイヤを結束してから折り曲げることもできるため、製造が非常に簡単である。また、ワイヤの屈曲は、ワイヤを螺旋状に成形する場合に比べて加工が簡単である。
【0030】
図3は本発明の第2の実施形態を示している。なお、本実施形態において、第1の実施形態と同一の構成部分については、以下、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0031】
図3に示されるように、本実施形態のバスケット型把持鉗子1Aのバスケット部4Aも、第1の実施形態と同様、4本の弾性ワイヤ9A,9B,9C,9Dの前端と後端とを結束して、各弾性ワイヤ9A,9B,9C,9Dの途中部分に複数の折れ目を付けることにより、全体として籠状に形成されている。
【0032】
各弾性ワイヤ9A,9B,9C,9Dは、撚り線から成る単一のワイヤであり、途中(先端チップ7と後端チップ8との間)に3つの屈曲部P1,P2,P3を有している。これにより、各弾性ワイヤ9A,9B,9C,9Dは、屈曲部P1,P2,P3を境に、4つのワイヤ部W1,W2,W3,W4に区分される。なお、本実施形態の場合も、各ワイヤ部W1,W2,W3,W4は、直線状または曲線状を成している。
【0033】
また、各弾性ワイヤ9A,9B,9C,9Dは、その折り曲げ(屈曲)形態が全く同じであるとともに、バスケット部4Aを正面(先端チップ7側;図3の(a)の方向)から見て、先端チップ7を中心に周方向に90度の角度間隔で配置されており、その結果、先端チップ7を対称中心とする互いに点対称な配置関係を成している。
【0034】
第1の弾性ワイヤ9Aを例にとってその折れ曲がり形態を具体的に説明すると、まず、バスケット部4Aを正面(先端チップ7側;図3の(a)の方向)から見て、先端チップ7から第1のワイヤ部W1が後側に向かって右水平に延び、第1の屈曲部P1を境に第2のワイヤ部W2が後側に向かって上方に延び、第2の屈曲部P2を境に第3のワイヤ部W3が第2のワイヤ部W2と略同一の面内で後側に向かって下方に延び、第3の屈曲部P3を境に第4のワイヤ部W4が第1のワイヤ部W1と略同一の面内で後側に向かって左水平に延びて後端チップ8に至っている。
【0035】
また、前述したように、第2の弾性ワイヤ9Bも、第1の弾性ワイヤ9Aと同じ折り曲げ形態を成しているが、第1の弾性ワイヤ9Aを先端チップ7を中心に90度回転させた姿勢で位置されている。したがって、図3の(a)に示される姿勢で見た場合、第2の弾性ワイヤ9Bの折れ曲がり方向は、第1の弾性ワイヤ9Aのそれと異なっている。すなわち、バスケット部4Aを正面(先端チップ7側;図3の(a)の方向)から見て、第2の弾性ワイヤ部9Bの第1のワイヤ部W1は、先端チップ7から後側に向かって上方に延び、第1の屈曲部P1を境に第2のワイヤ部W2が後側に向かって左水平に延び、第2の屈曲部P2を境に第3のワイヤ部W3が第2のワイヤ部W2と略同一の面内で後側に向かって右水平に延び、第3の屈曲部P3を境に第4のワイヤ部W4が第1のワイヤ部W1と略同一の面内で後側に向かって下方に延びて後端チップ8に至っている。
【0036】
同様に、第1および第2の弾性ワイヤ9A,9Bと同じ折り曲げ形態を成す第3の弾性ワイヤ9Cは、第2の弾性ワイヤ9Bを先端チップ7を中心に90度回転させた姿勢(先端チップ7を中心に第1の弾性ワイヤ9Aと点対称な位置)で配置され、また、これらの弾性ワイヤ9A,9B,9Cと同じ折り曲げ形態を成す第4の弾性ワイヤ9Dは、第3の弾性ワイヤ9Cを先端チップ7を中心に90度回転させた姿勢(先端チップ7を中心に第2の弾性ワイヤ9Bと点対称な位置)で配置されているため、これらの具体的な折れ曲がり方向についてはこれ以上説明しないが、以上によって、バスケット部4Aは、全体として、正面(図3の(a)の方向)から見て略卍形状を成している。
【0037】
以上から分かるように、バスケット部4Aを構成する各弾性ワイヤ9A,9B,9C,9Dは、第1の屈曲部P1を介して互いに隣り合う第1のワイヤ部W1および第2のワイヤ部W2によって規定される面(平面もしくは曲面)と、第2の屈曲部P2を介して互いに隣り合う第2のワイヤ部W2および第3のワイヤ部W3によって規定される面(平面もしくは曲面)とが互いに交差するように延びている(あるいは、第2の屈曲部P2を介して互いに隣り合う第2のワイヤ部W2および第3のワイヤ部W3によって規定される面(平面もしくは曲面)と、第3の屈曲部P3を介して互いに隣り合う第3のワイヤ部W3および第4のワイヤ部W4によって規定される面(平面もしくは曲面)とが互いに交差するように延びている)。すなわち、各弾性ワイヤ9A,9B,9C,9Dは、4つのワイヤ部W1,W2,W3,W4と3つの屈曲部P1,P2,P3とによって互いに異なる3つの面(平面または曲面)を規定しており、同一の面内でのみ延びるのではなく、3次元的な広がりをもって延びている。したがって、第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
【0038】
図4は本発明の第3の実施形態を示している。なお、本実施形態において、第1の実施形態と同一の構成部分については、以下、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0039】
図4に示されるように、本実施形態のバスケット型把持鉗子1Bのバスケット部4Bも、第1および第2の実施形態と同様、4本の弾性ワイヤ9A,9B,9C,9Dの前端と後端とを結束して、各弾性ワイヤ9A,9B,9C,9Dの途中部分に複数の折れ目を付けることにより、全体として籠状に形成されている。
【0040】
各弾性ワイヤ9A,9B,9C,9Dは、撚り線から成る単一のワイヤであり、途中(先端チップ7と後端チップ8との間)に4つの屈曲部P1,P2,P3,P4を有している。これにより、各弾性ワイヤ9A,9B,9C,9Dは、屈曲部P1,P2,P3,P4を境に、5つのワイヤ部W1,W2,W3,W4,W5に区分される。なお、本実施形態の場合も、各ワイヤ部W1,W2,W3,W4,W5は、直線状または曲線状を成している。
【0041】
また、各弾性ワイヤ9A,9B,9C,9Dは、その折り曲げ(屈曲)形態が全く同じであるとともに、バスケット部4Bを正面(先端チップ7側;図4の(a)の方向)から見て、先端チップ7を中心に周方向に90度の角度間隔で配置されており、その結果、先端チップ7を対称中心とする互いに点対称な配置関係を成している。
【0042】
第1の弾性ワイヤ9Aを例にとってその折れ曲がり形態を具体的に説明すると、まず、バスケット部4Bを正面(先端チップ7側;図4の(a)の方向)から見て、先端チップ7から第1のワイヤ部W1が後側に向かって右水平に延び、第1の屈曲部P1を境に第2のワイヤ部W2が後側に向かって上方に延び、第2の屈曲部P2を境に第3のワイヤ部W3が第2のワイヤ部W2と略同一の面内で後側に向かって下方に延び(第1の屈曲部P1よりも下側まで延び)、第3の屈曲部P3を境に第4のワイヤ部W3が第3のワイヤ部W3と略同一の面内で後側に向かって上方に延び、第4の屈曲部P4を境に第5のワイヤ部W5が第1のワイヤ部W1と略同一の面内で後側に向かって左水平に延びて後端チップ8に至っている。
【0043】
また、前述したように、第2の弾性ワイヤ9Bも、第1の弾性ワイヤ9Aと同じ折り曲げ形態を成しているが、第1の弾性ワイヤ9Aを先端チップ7を中心に90度回転させた姿勢で位置されている。したがって、図4の(a)に示される姿勢で見た場合、第2の弾性ワイヤ9Bの折れ曲がり方向は、第1の弾性ワイヤ9Aのそれと異なっている。すなわち、バスケット部4Bを正面(先端チップ7側;図4の(a)の方向)から見て、第2の弾性ワイヤ部9Bの第1のワイヤ部W1は、先端チップ7から後側に向かって上方に延び、第1の屈曲部P1を境に第2のワイヤ部W2が後側に向かって左水平に延び、第2の屈曲部P2を境に第3のワイヤ部W3が第2のワイヤ部W2と略同一の面内で後側に向かって右水平に延び(第1の屈曲部P1よりも右側まで延び)、第3の屈曲部P3を境に第4のワイヤ部W3が第3のワイヤ部W3と略同一の面内で後側に向かって右水平に延び、第4の屈曲部P4を境に第5のワイヤ部W5が第1のワイヤ部W1と略同一の面内で後側に向かって下方に延びて後端チップ8に至っている。
【0044】
同様に、第1および第2の弾性ワイヤ9A,9Bと同じ折り曲げ形態を成す第3の弾性ワイヤ9Cは、第2の弾性ワイヤ9Bを先端チップ7を中心に90度回転させた姿勢(先端チップ7を中心に第1の弾性ワイヤ9Aと点対称な位置)で配置され、また、これらの弾性ワイヤ9A,9B,9Cと同じ折り曲げ形態を成す第4の弾性ワイヤ9Dは、第3の弾性ワイヤ9Cを先端チップ7を中心に90度回転させた姿勢(先端チップ7を中心に第2の弾性ワイヤ9Bと点対称な位置)で配置されているため、これらの具体的な折れ曲がり方向についてはこれ以上説明しない。
【0045】
以上から分かるように、バスケット部4Bを構成する各弾性ワイヤ9A,9B,9C,9Dは、第1の屈曲部P1を介して互いに隣り合う第1のワイヤ部W1および第2のワイヤ部W2によって規定される面(平面もしくは曲面)と、第2の屈曲部P2を介して互いに隣り合う第2のワイヤ部W2および第3のワイヤ部W3によって規定される面(平面もしくは曲面)とが互いに交差するように延びている(あるいは、第3の屈曲部P3を介して互いに隣り合う第3のワイヤ部W3および第4のワイヤ部W4によって規定される面(平面もしくは曲面)と、第4の屈曲部P4を介して互いに隣り合う第4のワイヤ部W4および第5のワイヤ部W5によって規定される面(平面もしくは曲面)とが互いに交差するように延びている)。すなわち、各弾性ワイヤ9A,9B,9C,9Dは、5つのワイヤ部W1,W2,W3,W4,W5と4つの屈曲部P1,P2,P3,P4とによって互いに異なる3つの面(平面または曲面)を規定しており、同一の面内でのみ延びるのではなく、3次元的な広がりをもって延びている。したがって、第1および第2の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
【0046】
図5は本発明の第4の実施形態を示している。なお、本実施形態において、第1の実施形態と同一の構成部分については、以下、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0047】
図5に示されるように、本実施形態のバスケット型把持鉗子1Cのバスケット部4Cも、前述した各実施形態と同様、4本の弾性ワイヤ9A,9B,9C,9Dの前端と後端とを結束して、各弾性ワイヤ9A,9B,9C,9Dの途中部分に複数の折れ目を付けることにより、全体として籠状に形成されている。
【0048】
各弾性ワイヤ9A,9B,9C,9Dは、撚り線から成る単一のワイヤであり、途中(先端チップ7と後端チップ8との間)に3つの屈曲部P1,P2,P3を有している。これにより、各弾性ワイヤ9A,9B,9C,9Dは、屈曲部P1,P2,P3を境に、4つのワイヤ部W1,W2,W3,W4に区分される。なお、本実施形態の場合も、各ワイヤ部W1,W2,W3,W4は、直線状または曲線状を成している。
【0049】
また、各弾性ワイヤ9A,9B,9C,9Dは、その折り曲げ(屈曲)形態が全く同じであるとともに、バスケット部4Cを正面(先端チップ7側;図5の(a)の方向)から見て、先端チップ7を中心に周方向に90度の角度間隔で配置されており、その結果、先端チップ7を対称中心とする互いに点対称な配置関係を成している。
【0050】
第1の弾性ワイヤ9Aを例にとってその折れ曲がり形態を具体的に説明すると、まず、バスケット部4Cを正面(先端チップ7側;図5の(a)の方向)から見て、先端チップ7から第1のワイヤ部W1が後側に向かって右斜め下に延び、第1の屈曲部P1を境に第2のワイヤ部W2が後側に向かって右斜め上に延び、第2の屈曲部P2を境に第3のワイヤ部W3が後側に向かって左斜め上に延び、第3の屈曲部P3を境に第4のワイヤ部W4が後側に向かって左斜め下に延びて後端チップ8に至っている。
【0051】
また、前述したように、第2の弾性ワイヤ9Bも、第1の弾性ワイヤ9Aと同じ折り曲げ形態を成しているが、第1の弾性ワイヤ9Aを先端チップ7を中心に90度回転させた姿勢で位置されている。したがって、図5の(a)に示される姿勢で見た場合、第2の弾性ワイヤ9Bの折れ曲がり方向は、第1の弾性ワイヤ9Aのそれと異なっている。すなわち、バスケット部4Cを正面(先端チップ7側;図5の(a)の方向)から見て、第2の弾性ワイヤ部9Bの第1のワイヤ部W1は、先端チップ7から後側に向かって右斜め上に延び、第1の屈曲部P1を境に第2のワイヤ部W2が後側に向かって左斜め上に延び、第2の屈曲部P2を境に第3のワイヤ部W3が後側に向かって左斜め下に延び、第3の屈曲部P3を境に第4のワイヤ部W4が後側に向かって右斜め下に延びて後端チップ8に至っている。
【0052】
同様に、第1および第2の弾性ワイヤ9A,9Bと同じ折り曲げ形態を成す第3の弾性ワイヤ9Cは、第2の弾性ワイヤ9Bを先端チップ7を中心に90度回転させた姿勢(先端チップ7を中心に第1の弾性ワイヤ9Aと点対称な位置)で配置され、また、これらの弾性ワイヤ9A,9B,9Cと同じ折り曲げ形態を成す第4の弾性ワイヤ9Dは、第3の弾性ワイヤ9Cを先端チップ7を中心に90度回転させた姿勢(先端チップ7を中心に第2の弾性ワイヤ9Bと点対称な位置)で配置されているため、これらの具体的な折れ曲がり方向についてはこれ以上説明しない。
【0053】
以上から分かるように、バスケット部4Cを構成する各弾性ワイヤ9A,9B,9C,9Dは、第1の屈曲部P1を介して互いに隣り合う第1のワイヤ部W1および第2のワイヤ部W2によって規定される面(平面もしくは曲面)と、第2の屈曲部P2を介して互いに隣り合う第2のワイヤ部W2および第3のワイヤ部W3によって規定される面(平面もしくは曲面)とが互いに交差するように延びている(あるいは、第2の屈曲部P2を介して互いに隣り合う第2のワイヤ部W2および第3のワイヤ部W3によって規定される面(平面もしくは曲面)と、第3の屈曲部P3を介して互いに隣り合う第3のワイヤ部W3および第4のワイヤ部W4によって規定される面(平面もしくは曲面)とが互いに交差するように延びている)。すなわち、各弾性ワイヤ9A,9B,9C,9Dは、4つのワイヤ部W1,W2,W3,W4と3つの屈曲部P1,P2,P3とによって互いに異なる3つの面(平面または曲面)を規定しており、同一の面内でのみ延びるのではなく、3次元的な広がりをもって延びている。したがって、第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
【0054】
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できることは言うまでもない。例えば、前述した各実施形態において、バスケット部を構成する弾性ワイヤの数は4本であったが、弾性ワイヤの数はこれに限定されない。また、各弾性ワイヤは、立体的に折れ曲がっていれば良く、互いに対称な配置関係を成している必要はない。また、1本の弾性ワイヤにおける屈曲部の数およびワイヤ部の数も前述した実施形態の数に限定されない。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ワイヤの本数を増やすことなく、バスケット部を形成するワイヤと異物との接触機会を増やすことができる、製造が容易で低コストなバスケット型把持鉗子を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施形態に係るバスケット型把持鉗子のバスケット部の正面図、(b)は本発明の第1の実施形態に係るバスケット型把持鉗子の先端側の一部断面を有する側面図である。
【図2】図1のバスケット型把持鉗子のバスケット部の斜視図である。
【図3】(a)は本発明の第2の実施形態に係るバスケット型把持鉗子のバスケット部の正面図、(b)は本発明の第2の実施形態に係るバスケット型把持鉗子の先端側の一部断面を有する側面図である。
【図4】(a)は本発明の第3の実施形態に係るバスケット型把持鉗子のバスケット部の正面図、(b)は本発明の第3の実施形態に係るバスケット型把持鉗子の先端側の一部断面を有する側面図である。
【図5】(a)は本発明の第4の実施形態に係るバスケット型把持鉗子のバスケット部の正面図、(b)は本発明の第4の実施形態に係るバスケット型把持鉗子の先端側の一部断面を有する側面図である。
【図6】従来のバスケット型把持鉗子を管路内に導入して結石を把持する様子を示す概略図である。
【図7】図8の(a)のA方向矢視図である。
【図8】(a)はバスケット部で結石を把持する前の状態を示す概略図、(b)は移動するバスケット部の脇を結石がすり抜けてしまった状態を示す概略図である。
【符号の説明】
1,1A,1B,1C…バスケット型把持鉗子
2…シース
3…操作ワイヤ
4,4A,4B,4C…バスケット部
9A,9B,9C,9D…弾性ワイヤ
P1,P2…屈曲部
W1,W2,W3…ワイヤ部

Claims (2)

  1. シースと、シース内に進退自在に挿通される操作ワイヤと、操作ワイヤの先端に設けられ且つ回収対象物を内部に収容して把持するバスケット部とを備え、前記操作ワイヤを進退操作することにより、前記バスケットを前記シースの先端から突没させて弾性的に収縮または拡開させるバスケット型把持鉗子において、
    前記バスケット部は、複数の弾性ワイヤの先端と後端とを結束して、各弾性ワイヤの途中部分に複数の屈曲部を形成することによって籠状に形成され、
    前記各弾性ワイヤは、2つの屈曲部によって区分される3つのワイヤ部を少なくとも有し、これら3つのワイヤ部と2つの屈曲部とによって互いに異なる2つの面を規定していることを特徴とするバスケット型把持鉗子。
  2. シースと、シース内に進退自在に挿通される操作ワイヤと、操作ワイヤの先端に設けられ且つ回収対象物を内部に収容して把持するバスケット部とを備え、前記操作ワイヤを進退操作することにより、前記バスケットを前記シースの先端から突没させて弾性的に収縮または拡開させるバスケット型把持鉗子において、
    前記バスケット部は、複数の弾性ワイヤの先端と後端とを結束して、各弾性ワイヤの途中部分に複数の屈曲部を形成することによって籠状に形成され、
    前記各弾性ワイヤは、2つの屈曲部によって区分される3つのワイヤ部を少なくとも有し、一方の屈曲部を介して互いに隣り合う2つのワイヤ部同士によって規定される面と他方の屈曲部を介して互いに隣り合う2つのワイヤ部同士によって規定される面とが互いに交差するように延びていることを特徴とするバスケット型把持鉗子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113143402A (zh) * 2021-04-02 2021-07-23 台州浩欣医疗科技有限公司 分层式取物导管

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