JP6022126B2 - バスケット型把持鉗子 - Google Patents

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Description

本発明は、バスケット型把持鉗子に関する。
本願は、2014年10月7日に、日本に出願された特願2014−206485号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
従来、胆管等の体内の管路に挿入され、結石等の異物を回収するためのバスケット型把持鉗子が知られている(たとえば特許文献1,2参照)。
バスケット型把持鉗子は、複数のワイヤによって異物を保持する構造を有している。バスケット型把持鉗子を用いて大きい異物を回収しようとした場合、異物を保持したままでは管路からバスケットが抜去できなくなる事がある。たとえば、特許文献1,2に記載の複数のワイヤの間から異物が外れなくなってしまうと、バスケットを管路から抜去できなくなってしまう。
国際公開第2012/141213号 米国特許第8118816号明細書
大きい異物を保持した際に、バスケットが異物と共に胆管などの管路から抜去できなくなった場合には、一度保持した異物を管路内でバスケットから放出し、バスケット型把持鉗子だけでも抜去する必要がある。しかしこのような場合では、異物が大きいため、異物を一度保持してしまうと、管路内では思うように異物をバスケット外に放出する事ができず、煩雑な作業が必要であった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、バスケット内に保持した異物を容易に放出することができるバスケット型把持鉗子を提供することである。
本発明の一態様は、シースと、前記シース内に挿入された操作ワイヤと、前記シースの遠位部から突出され、対象物を保持するためのバスケット部を形成する複数のバスケットワイヤと、前記複数のバスケットワイヤの近位端側で前記複数のバスケットワイヤの一部の近位端に固定され、前記操作ワイヤに接続されて前記シースの内部と前記シースの外部との間で移動自在に設けられた第一結束部と、前記複数のバスケットワイヤのうち前記第一結束部に固定されたバスケットワイヤとは異なるバスケットワイヤの近位端に固定され、前記シースの内部で前記第一結束部により保持され、前記シースの外部に位置させた状態では前記第一結束部から分離されることにより前記操作ワイヤから解放される第二結束部と、を有するバスケット型把持鉗子である。
また、前記バスケット部は、前記バスケット部における遠位端側で前記対象物を捕捉可能な間隔で複数のバスケットワイヤが螺旋状に配された密部と、前記バスケット部における近位端側で前記対象物を前記バスケット部内に取り込み可能な間隔で前記複数のバスケットワイヤが螺旋状に配された疎部と、を有していてもよい。
また、前記第一結束部は、前記シースの内部に前記第二結束部が収容された状態において、前記第二結束部の遠位端よりも前記シースの遠位端側に設けられ、前記第二結束部を係止するように前記シースの近位側に向けられた当接面を有する遠位係止部を有していてもよい。
また、前記第一結束部は、前記シースの内部に前記第二結束部が収容された状態において、前記第二結束部の近位端よりも前記シースの近位端側に設けられ、前記第二結束部を係止するように前記シースの遠位側に向けられた当接面を有する近位係止部を有していてもよい。
前記複数のバスケットワイヤのうち前記第一結束部に固定されたバスケットワイヤは半円弧状に並べられていてもよく、前記複数のバスケットワイヤのうち前記第二結束部に固定されたバスケットワイヤは半円弧状に並べられていてもよい。
前記第一結束部は前記操作ワイヤに接続されていてもよく、前記第二結束部は、前記第一結束部からの前記第二結束部の離間に伴い前記操作ワイヤから分離されてもよい。
前記第一結束部及び前記第二結束部が前記シース内で進退するように前記操作ワイヤの移動が規制された状態と、前記第一結束部及び前記第二結束部が前記シースの外部に露出する位置まで前記操作ワイヤの移動が許容された状態とを切り替えて前記操作ワイヤの進退量を調節する調節機構をさらに有していてもよい。
前記バスケット部は、前記複数のバスケットワイヤの遠位端に連結され前記シース内に少なくとも一部が挿入された支持部材を有していてもよい。
前記支持部材は、前記バスケット部の密部において、前記複数のバスケットワイヤのうち前記第二結束部に固定されたバスケットワイヤよりも、前記複数のバスケットワイヤのうち前記第一結束部に固定されたバスケットワイヤに近い位置に配されていてもよい。
本発明によれば、バスケット内に保持した異物を容易に放出することができる。
本発明の第1実施形態のバスケット型把持鉗子を示す部分断面図である。 同バスケット型把持鉗子のバスケット部の一部を示す側面図である。 図2のA−A線における断面図である。 図2のB−B線における断面図である。 同バスケット部の一部を示す正面図である。 同バスケット型把持鉗子の作用を説明するための図である。 同バスケット型把持鉗子の作用を説明するための図である。 同バスケット型把持鉗子を用いた採石の例を示す模式図である。 同バスケット型把持鉗子を用いた採石における結石の取り外しの一過程を示す模式図である。 同バスケット型把持鉗子を用いた採石における結石の取り外しの一過程を示す模式図である。 同バスケット型把持鉗子を用いた採石における結石の取り外しの一過程を示す模式図である。 同バスケット型把持鉗子を用いた採石における結石の取り外しの一過程を示す模式図である。 同バスケット型把持鉗子によるバスケット部の作用を説明するための斜視図である。 同バスケット型把持鉗子を用いた採石における結石の取り外しの一過程を示す模式図である。 同バスケット型把持鉗子を用いた採石における結石の取り外しの一過程を示す模式図である。 本発明の第2実施形態のバスケット型把持鉗子におけるバスケット部の一部を示す側面図である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。図1は、本実施形態のバスケット型把持鉗子を示す部分断面図である。図2は、同バスケット型把持鉗子のバスケット部の一部を示す側面図である。図3は、図2のA−A線における断面図である。図4は、図2のB−B線における断面図である。図5は、同バスケット部の一部を示す正面図である。図6及び図7は、バスケット型把持鉗子1の作用を説明するための図である。
図1に示す本実施形態のバスケット型把持鉗子1は、胆管などの体内の管路に挿入され、異物を取り除くための医療器具である。
バスケット型把持鉗子1は、シース2と、シース2に挿通された本体部3と、シース2に固定された操作部20とを備える。
シース2は、柔軟性を有する筒部材である。シース2の外形寸法は、内視鏡の処置具チャンネルに対して進退自在に挿通可能な程度である。シース2の遠位端は、バスケット型把持鉗子1の使用時において後述するバスケット部4を畳むことができる程度の硬さを有する。
本体部3は、遠位端と近位端とを有しシース2に挿通された細長い部材である。本体部3は、バスケット部4と、バスケット部4に連結された操作ワイヤ19と、バスケット部4に固定されたセンターワイヤ18(支持部材)とを備える。
バスケット部4は、対象物を採取するために操作ワイヤ19の遠位端に設けられている。バスケット部4は、本体部3における遠位側に配され異物を保持するために略紡錘状に広がり、伸縮可能である。バスケット部4は、収縮状態では、シース2の内部に収容可能な略線状形状となる。
バスケット部4は、複数のバスケットワイヤ5と、複数のバスケットワイヤ5を略紡錘状とするための固定部材6と、バスケット部4の遠位端とセンターワイヤ18の遠位端とを連結するチップ部材12とを備える。
複数のバスケットワイヤ5は、体内において採取すべき対象物(たとえば胆石等の体内の異物)を内部に保持する略紡錘状をなすようにシース2の遠位部分に配されている。本実施形態では、複数のバスケットワイヤ5は、各々、バスケット部4の中心線を中心とした螺旋状をなしている。また、複数のバスケットワイヤ5は、いずれも、遠位側に行くに従って螺旋のピッチが密になっている。すなわち、複数のバスケットワイヤ5による開口の大きさは、バスケット部4の遠位端において最も小さく、バスケット部4の近位側へ行くに従って漸次大きくなっている。バスケット部4の遠位部分は、対象物を捕捉することができる程度の隙間を空けてバスケットワイヤ5が配された密部4aである。バスケット部4の近位部分は、対象物をバスケット部4の内部に取り込むことができる程度の隙間を空けてバスケットワイヤ5が配された疎部4bである。
複数のバスケットワイヤ5の材質は、外力がかかっていない状態において複数のバスケットワイヤ5によって略紡錘状の形状が維持されるような復元力を有する材料である。本実施形態では、複数のバスケットワイヤ5は、各々、形状記憶合金によって形成されている。具体的には、本実施形態における複数のバスケットワイヤ5は、ニッケルチタン合金製である。本実施形態のバスケット部4は8本のバスケットワイヤ5を有している。なお、バスケットワイヤ5の本数は8本には限られず、バスケット部4の形状に応じて適宜選択されてよい。
固定部材6は、バスケット部4の遠位側において各バスケットワイヤ5を束ねて固定する遠位固定部材7と、バスケット部4の近位側において各バスケットワイヤ5を束ねて固定する近位固定部材8(結束部)とを有する。遠位固定部材7は、バスケット部4の中心線を中心とする同一円周上にバスケットワイヤ5の各遠位端部分が位置するように各バスケットワイヤ5を支持している。
遠位固定部材7は、バスケット部4の遠位部分において複数のバスケットワイヤ5を結束する結束部である。遠位固定部材7は、筒状形状を有している。遠位固定部材7の内部には、全てのバスケットワイヤ5が挿通されている。遠位固定部材7とバスケットワイヤ5とは、接着、はんだ付け、あるいは溶接など、公知の固定方法によって固定されている。
遠位固定部材7の遠位端には、後述する連絡部14が固定されている。
図1及び図2に示す近位固定部材8は、バスケット部4の近位部分において複数のバスケットワイヤ5を結束する結束部である。近位固定部材8は、複数のバスケットワイヤ5の少なくとも1つ(本実施形態では4本の第一ワイヤ5a)が固定された第一結束部9と、複数のバスケットワイヤ5のうちの他(本実施形態では4本の第二ワイヤ5b)が固定された第二結束部11とを備える。
図2、図3、及び図4に示す第一結束部9は、8本のバスケットワイヤ5のうちの4本の近位端が固定されているとともに、操作ワイヤ19に接続されている。第一結束部9とバスケットワイヤ5とは、接着、ろう付け、はんだ付け、あるいは溶接など、公知の固定方法によって固定されている。
第一結束部9は、第二結束部11が第一結束部9に接した状態で第二結束部11を保持可能な保持部9aと、第一結束部9に対して第二結束部11を係止させるための遠位係止部9b及び近位係止部9cとを有する。第一結束部9には、4本の第一ワイヤ5aが半円弧状に並べられて固定されている。
保持部9aは、第二結束部11を収容可能な空間を規定する。保持部9a内に第二結束部11が挿入された状態では、操作ワイヤ19よって、第一結束部9と第二結束部11とは一体的に動作する。
遠位係止部9bは、第一結束部9における遠位側の一部に配されている。遠位係止部9bにおいて近位端側へ向けられた面には、保持部9aに挿入された第二結束部11の遠位端部分が当接する。遠位係止部9bは、第一結束部9の保持部9aに挿入された第二結束部11が第一結束部9よりも遠位側に移動しないように、第二結束部11の移動を規制する。遠位係止部9bは、第一結束部9の遠位端に当接可能且つ4本の第二ワイヤ5bをすべて収容することが可能となるように、4本の第二ワイヤ5bを避けるように窪んだ形状とされている。遠位係止部9bにおいて近位端側へ向けられた面は、操作ワイヤ19の軸線と直交する方向への第二結束部11の移動を規制しない平面とされている。
近位係止部9cは、第一結束部9における近位側の一部に配されている。近位係止部9cにおいて遠位側へ向けられた面には、保持部9aに挿入された第二結束部11の近位端部分が当接する。近位係止部9cは、第一結束部9の保持部9aに挿入された第二結束部11が第一結束部9よりも近位側に移動しないように、第二結束部11の移動を規制する。近位係止部9cにおいて遠位側へ向けられた面は、操作ワイヤ19の軸線と直交する方向への第二結束部11の移動を規制しない平面とされている。
第二結束部11は、複数のバスケットワイヤ5のうち第一結束部9に固定されたバスケットワイヤ5(第一ワイヤ5a)とは異なるバスケットワイヤ5(第二ワイヤ5b)の近位端が固定されている。本実施形態では、第二ワイヤ5bの各近位端が第二結束部11の遠位端に固定されている。第二結束部11には、4本の第二ワイヤ5bが半円弧状に並べて固定されている。
図2及び図3に示すように第一結束部9と第二結束部11とが組み合わされている状態では、第一結束部9の保持部9aに第二結束部11が挿入されている。このとき、半円弧状に並べられた第一ワイヤ5aと半円弧状に並べられた第二ワイヤ5bとは、全体として一つの円状に並んだ状態となる。
図1に示すチップ部材12は、遠位端が曲面形状を有するチップ本体13と、チップ本体13と遠位固定部材7とを連結するワイヤ状の連絡部14とを有する。
チップ本体13は、遠位固定部材7の遠位端に、連絡部14を介して固定されている。
図1及び図5に示すセンターワイヤ18は、バスケット部4の遠位端に接続されバスケット部4の内部を経由してシース2の内部に挿通されている。センターワイヤ18の遠位端は、チップ部材12の近位端に固定されている。バスケット部4の内部において、センターワイヤ18は、遠位固定部材7に対してバスケット部4の中心線よりも外周方向へとオフセットされた位置でバスケット部4の内部を通過するようになっている。
センターワイヤ18は、バスケット部4の密部4aにおいて、バスケットワイヤ5のうち第二結束部11に固定されたバスケットワイヤ(第二ワイヤ5b)よりも、バスケットワイヤ5のうち第一結束部9に固定されたバスケットワイヤ(第一ワイヤ5a)に近い位置に配されている。このため、バスケット部4の密部4aでは、結石等の異物を捕捉する際に異物が入りやすい相対的に広い空間が第二ワイヤ5b側に確保されている。
センターワイヤ18の近位側領域は、シース2の内部に配されている。センターワイヤ18の近位端は、近位固定部材8よりも近位側まで延びている。
図1に示す操作ワイヤ19は、バスケット部4の近位側に配されバスケット部4に固定されている。操作ワイヤ19とバスケット部4とは、接着、ろう付け、はんだ付け、かしめ、あるいは溶接など、公知の固定方法によって固定されている。操作ワイヤ19は、シース2の内部を通じて操作部20まで延びている。
図1に示す操作部20は、操作ワイヤ19とセンターワイヤ18との各々をシース2に対して進退移動させるためにシース2の近位端に設けられている。操作部20は、シース2の近位端に設けられている。
操作部20は、操作本体21と、スライダ24と、調節機構27とを備える。
操作本体21は、シース2の近位端に固定されている。操作本体21は、操作ワイヤ19を進退させるためのスライダ24の一部が挿通される第一ポート22と、操作本体21の内部で第一ポート22と連通され操作本体21の外部に開口された第二ポート23とを有する。
第一ポート22は、後述するシャフト25が水密状態で進退可能なポートである。
第二ポート23は、たとえば造影剤や洗浄水等の液体を送液するためのシリンジ等を接続可能なポートである。第二ポート23は、操作本体21の内部を通じてシース2と連通している。第一ポート22が水密状態とされている状態で第二ポート23から液体が注入されると、液体は、シース2の内部に流れ込み、シース2の遠位端側の開口から排出される。
スライダ24は、操作ワイヤ19の近位端に固定されたシャフト25と、シャフト25の近位端に配されたグリップ26とを有する。
シャフト25は、硬質な部材であり、パイプや棒状の部材からなる。操作ワイヤ19とシャフト25とは、接着、ろう付け、はんだ付け、あるいは溶接など、公知の固定方法により固定されていてもよい。
グリップ26は、バスケット型把持鉗子1の操作者が持ちやすいようにシャフト25の外形よりも太く形成された部材である。グリップ26は、必要に応じて滑り止めを有していてよい。
調節機構27は、操作本体21の近位端部分に連結されている。調節機構27はシャフト25が挿通される貫通孔を有する筒状部材である。調節機構27は、操作本体21に対して突没するように移動可能である。また調節機構27は、操作本体21からの突出量が互いに異なる2つの位置で、操作本体21に対して固定可能である。
調節機構27は、第一結束部9及び第二結束部11がシース2内で進退するように操作ワイヤ19の移動が規制された状態(図1参照)と、第一結束部9及び第二結束部11がシース2の外部に露出する位置まで操作ワイヤ19の移動が許容された状態(図6及び図7参照)とを切り替えて操作ワイヤ19の進退量を調節する。
調節機構27を操作本体21に対して固定したり移動可能としたりするための機構として、公知の構成が適宜選択して採用されてよい。たとえば、調節機構27と操作本体21とが図1に示すようにねじ嵌合していて、図1及び図6に示すように操作本体21に対して調節機構27を回転させて調節機構27の突出量を可変としてよい。また、別の例としては、操作本体21が、調節機構27に係合して操作本体21に対する調節機構27の移動を規制する不図示のストッパ構造を有していてもよい。このストッパ構造がたとえば手動で解除されると調節機構27は操作本体21に対して移動可能となる。
次に、本実施形態のバスケット型把持鉗子1の作用について説明する。図8は、バスケット型把持鉗子1を用いた採石の例を示す模式図である。図9から図12は、バスケット型把持鉗子1を用いた採石における結石の取り外しの一過程を示す模式図である。図13は、バスケット型把持鉗子1によるバスケット部4の作用を説明するための斜視図である。図14及び図15は、バスケット型把持鉗子1を用いた採石における結石の取り外しの一過程を示す模式図である。
本実施形態のバスケット型把持鉗子1は、図8に示すように、一般的なバスケット型医療用処置具と同様に、バスケット部4がシース2の内部に収納された状態で内視鏡チャンネルを通じて患者体内の胆管等の管路に挿入される。
バスケット部4内に異物を取り込む通常の使用態様では、図1に示すように、調節機構27は、第一結束部9及び第二結束部11がシース2内で進退するように操作ワイヤ19の移動が規制された状態となるように、操作本体21から最大限突出された位置で固定されている。図1に示すスライダ24の前進操作により管路内でバスケット部4がシース2から遠位側へと突出すると、バスケットワイヤ5の弾性力によりバスケット部4が拡開する。このとき、第一結束部9と第二結束部11とは、図2に示すように第一結束部9の保持部9aに第二結束部11が挿入された状態で、図3及び図4に示すようにシース2の内周面に囲まれている。このため、第一結束部9及び第二結束部11は、シース2の内部では分離せずに一体的にシース2内で進退動作する。
拡開したバスケット部4内に図8に示すように結石等の異物50を操作者が取り込んだ後、スライダ24(図1参照)を近位側へ移動させることでバスケット部4を縮径させ、異物50をバスケット内にしっかりと保持する事ができる。バスケット部4の内部において、バスケット部4の内部に取り込まれた異物は、バスケット部4の密部4aに集まり、さらに、バスケット部4の密部4aにおいて相対的に広く確保された部分である第二ワイヤ5b近傍に集まる(図8参照)。そして、その状態で胆管等の管路からバスケット部4を抜き出した後、内視鏡とともにバスケット型把持鉗子1を操作者が患者体内から抜去することにより、異物50が回収される。
異物50の大きさ等によっては、バスケット部4内に異物50を保持した状態でバスケット型把持鉗子1が管路から抜去できなくなる場合がある。この場合、バスケット部4をシース2の遠位端の開口から完全に露出させてバスケットワイヤ5が最も広がった状態とすることで、バスケットワイヤ5の隙間から異物50をバスケット外に放出することができる。しかしながら、バスケットワイヤ5が最も広がった状態でも異物50が放出できない場合には、次の操作によってバスケット部4を意図的に破壊することができる。
本実施形態においてバスケット部4を破壊するためには、図6に示すように、操作本体21に対する調節機構27の突出量が短くなるように、操作本体21に対して調節機構27を移動させる。この操作により、第一結束部9及び第二結束部11がシース2の外部に露出する位置まで操作ワイヤ19の移動が許容された状態になる。図7に示すように、第一結束部9と第二結束部11とが共にシース2の外部に露出すると、第一結束部9及び第二結束部11はシース2の内周面による保持を失い、分離可能となる。このため、第一結束部9と第二結束部11とが共にシース2の外部に露出すると、第二結束部11は第一結束部9から離間する。
図9に示すように、第一結束部9から第二結束部11が離間すると、全体として1つの円状に並べられていた第一ワイヤ5aと第二ワイヤ5bとは、それぞれ、半円弧状に並べられた4本ずつのワイヤとして分離する。このため、第一ワイヤ5aと第二ワイヤ5bとはバスケット部4の形状を維持することができず、バスケット部4の形状が、略紡錘状でなくなる。
第一ワイヤ5aは、センターワイヤ18によって遠位部分が保持されているとともに操作ワイヤ19によって近位部分が保持されているので、略紡錘状の一部をなす形状のまま、第二結束部11の分離前と略同様な形状で維持される。
第二ワイヤ5bは、センターワイヤ18によって遠位部分が保持されているが、第二結束部11が第一結束部9から分離したことにより操作ワイヤ19による保持を失う。このため、第二ワイヤ5bは、図10に示すように、第二ワイヤ5b自身の弾性により、ループ形状をなすように変形する。
続いて、操作ワイヤ19が近位側に引き戻され、バスケットワイヤ5のうちの第一ワイヤ5aがシース2内に図10に示すように引き込まれる。すると、本実施形態では、バスケットワイヤ5の全数のうちの半数がシース2内に配された状態となるので、バスケット部4内の異物50はバスケット部4の近位側からバスケット部4の外に取り出し可能となる。
バスケット部4の近位側からバスケット部4の外に異物50を取り出すためには、操作ワイヤ19を再度遠位側へ押しだしてバスケット部4を移動させたり(図11参照)、操作部20自体を遠位側へ押しだしたりする。
異物50をバスケット部4から取り出したあと、バスケット部4がシース2から完全に出ている状態では、バスケット部4が異物50に干渉してバスケット型把持鉗子1が体外に取り出しにくい。このため、本実施形態では、異物50をバスケット部4から取り出したあと、操作ワイヤ19を近位側へ移動させることで、第一ワイヤ5aをシース2内に移動させる。
異物50がバスケット部4から取り出されているので、シース2の外部に配された第二ワイヤ5bは、第二ワイヤ5b自身の弾性によって、バスケット部4の遠位側と近位側とにそれぞれ開口が向けられたループ形状となる(図13参照)。このとき、第二ワイヤ5bによるループの開口部分は、バスケット部4内に取り込まれた異物50が通過する通路として利用できる(図14参照)。このため、第二結束部11を第一結束部9から分離したあとにバスケット部4を近位側へ引き戻すと、バスケット部4内にあった異物は第二ワイヤ5bによるループの開口内を通過して、図15に示すように管路内に残される。これで、バスケット部4内の異物50はバスケット部4から取り出され、バスケット型把持鉗子1を管路から抜去できるようになる。
バスケット部4の破壊後のバスケット型把持鉗子1は再使用されない。また、バスケット部4を破壊して異物を管路内に残しているので、この異物を回収できる他の手技により、異物を回収する。たとえば、砕石バスケットを用いて異物を小片に分割したり、開腹により異物を除去したりする。
従来のバスケット型把持鉗子において管路内でこの異物をバスケットから外すためには、破砕装置等を体内に導入して異物を破砕するなどの手当てが必要である。
しかしながら、バスケット内に保持された異物を管路内で放出するだけの目的で破砕装置等を体内に導入するのは効率が悪い。
本実施形態のバスケット型把持鉗子1は、調節機構27によって操作ワイヤ19の移動可能範囲を変更することができる。このため、バスケット部4を破壊する操作は、調節機構27により、第一結束部9と第二結束部11とがシース2の外部に出るように操作ワイヤ19の移動可能範囲を変更することで可能となる。その結果、バスケット部4を破壊するために大きな力を加える必要がなく、第一結束部9と第二結束部11とがシース2の外部に出るように操作ワイヤ19を移動させるだけで容易に異物をバスケット部4から取り外すことができる。
また、調節機構27が設けられていることにより、バスケット部4内に異物を取り込む操作をしている間は第一結束部9と第二結束部11とは、シース2の内部でシース2の内面によって保持されていて分離することが無い。その結果、バスケット部4内に異物を取り込む過程で意図せずにバスケット部4が破壊されてしまうことがない。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、本実施形態以下の各実施形態において、上記第1実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付し、第1実施形態と重複する説明を省略する。図16は、本実施形態のバスケット型把持鉗子におけるバスケット部の一部を示す側面図である。
本実施形態のバスケット型把持鉗子は、上記の第1実施形態で説明した第二ワイヤ5bに代えて、近位端部分に折り返し41を有する第二ワイヤ40を有している。
また、本実施形態のバスケット型把持鉗子は、第一結束部9が、保持部9aに代えて、第二ワイヤ40の折り返し41が引っかかる突起42を有している。
本実施形態では、第二ワイヤ40は、2本のワイヤがそれぞれ折り返し41で折り返されることで、第1実施形態と同様のバスケット部4を構成している。2本の第二ワイヤ40の各折り返し41は、第一結束部9に第二ワイヤ40を連結する。
第一結束部9の突起42に第二ワイヤ40の折り返し41が引掛けられた状態で突起42と折り返し41とがともにシース2内に配されているときは、シース2(図1参照)内では第二ワイヤ40が突起42から抜けず、バスケット部4は略紡錘状を維持可能である。第一結束部9の突起42に第二ワイヤ40の折り返し41が引掛けられた状態で突起42と折り返し41とがシース2から外にでたときは、突起42から折り返し41が外れ、第1実施形態と同様に、第二ワイヤ40が、異物を通過可能な開口を持つループ形状に変形する。
本実施形態でも、第1実施形態と同様に、バスケット部4を破壊するために無理な力を加える必要がない。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
また、上述の各実施形態及び各変形例において示した構成要素は適宜に組み合わせて構成することが可能である。
本発明は、バスケット型把持鉗子に適用できる。
1,1A バスケット型把持鉗子
2 シース
3 本体部
4 バスケット部
4a 密部
4b 疎部
5 バスケットワイヤ
5a 第一ワイヤ
5b 第二ワイヤ
6 固定部材
7 遠位固定部材
8 近位固定部材
9 第一結束部
9a 保持部
9b 遠位係止部
9c 近位係止部
11 第二結束部
12 チップ部材
13 チップ本体
14 連絡部
18 センターワイヤ
19 操作ワイヤ
20 操作部
21 操作本体
22 第一ポート
23 第二ポート
24 スライダ
25 シャフト
26 グリップ
27 調節機構
40 第二ワイヤ
41 折り返し
42 突起
50 異物

Claims (9)

  1. シースと、
    前記シース内に挿入された操作ワイヤと、
    前記シースの遠位部から突出され、対象物を保持するためのバスケット部を形成する複数のバスケットワイヤと、
    前記複数のバスケットワイヤの近位端側で前記複数のバスケットワイヤの一部の近位端に固定され、前記操作ワイヤに接続されて前記シースの内部と前記シースの外部との間で移動自在に設けられた第一結束部と、
    前記複数のバスケットワイヤのうち前記第一結束部に固定されたバスケットワイヤとは異なるバスケットワイヤの近位端に固定され、前記シースの内部で前記第一結束部により保持され、前記シースの外部に位置させた状態では前記第一結束部から分離されることにより前記操作ワイヤから解放される第二結束部と、
    を有する
    バスケット型把持鉗子。
  2. 請求項1に記載のバスケット型把持鉗子であって、
    前記バスケット部は、
    前記バスケット部における遠位端側で前記対象物を捕捉可能な間隔で複数のバスケットワイヤが螺旋状に配された密部と、
    前記バスケット部における近位端側で前記対象物を前記バスケット部内に取り込み可能な間隔で前記複数のバスケットワイヤが螺旋状に配された疎部と、
    を有する
    バスケット型把持鉗子。
  3. 請求項1に記載のバスケット型把持鉗子であって、
    前記第一結束部は、前記シースの内部に前記第二結束部が収容された状態において、前記第二結束部の遠位端よりも前記シースの遠位端側に設けられ、前記第二結束部を係止するように前記シースの近位側に向けられた当接面を有する遠位係止部を有する
    バスケット型把持鉗子。
  4. 請求項3に記載のバスケット型把持鉗子であって、
    前記第一結束部は、前記シースの内部に前記第二結束部が収容された状態において、前記第二結束部の近位端よりも前記シースの近位端側に設けられ、前記第二結束部を係止するように前記シースの遠位側に向けられた当接面を有する近位係止部を有する
    バスケット型把持鉗子。
  5. 請求項1に記載のバスケット型把持鉗子であって、
    前記複数のバスケットワイヤのうち前記第一結束部に固定されたバスケットワイヤは半円弧状に並べられており、
    前記複数のバスケットワイヤのうち前記第二結束部に固定されたバスケットワイヤは半円弧状に並べられている
    バスケット型把持鉗子。
  6. 請求項に記載のバスケット型把持鉗子であって、
    前記第一結束部は前記操作ワイヤに接続され、
    前記第二結束部は、前記第一結束部からの前記第二結束部の離間に伴い前記操作ワイヤから分離される
    バスケット型把持鉗子。
  7. 請求項1に記載のバスケット型把持鉗子であって、
    前記第一結束部及び前記第二結束部が前記シース内で進退するように前記操作ワイヤの移動が規制された状態と、前記第一結束部及び前記第二結束部が前記シースの外部に露出する位置まで前記操作ワイヤの移動が許容された状態とを切り替えて前記操作ワイヤの進退量を調節する調節機構をさらに有する
    バスケット型把持鉗子。
  8. 請求項1に記載のバスケット型把持鉗子であって、
    前記バスケット部は、前記複数のバスケットワイヤの遠位端に連結され前記シース内に少なくとも一部が挿入された支持部材を有する
    バスケット型把持鉗子。
  9. 請求項に記載のバスケット型把持鉗子であって、
    前記バスケット部は、
    前記バスケット部における遠位端側で前記対象物を捕捉可能な間隔で複数のバスケットワイヤが螺旋状に配された密部と、
    前記バスケット部における近位端側で前記対象物を前記バスケット部内に取り込み可能な間隔で前記複数のバスケットワイヤが螺旋状に配された疎部と、
    を有し
    前記支持部材は、前記バスケット部の密部において、前記複数のバスケットワイヤのうち前記第二結束部に固定されたバスケットワイヤよりも、前記複数のバスケットワイヤのうち前記第一結束部に固定されたバスケットワイヤに近い位置に配されている
    バスケット型把持鉗子。
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