JP6788689B2 - バスケット型処置具 - Google Patents

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Description

本発明は、バスケット型処置具に関する。
従来、胆管等の体内の管路に挿入され、結石等の異物を回収するためのバスケット型把持鉗子が知られている(例えば、特許文献1参照)。バスケット型把持鉗子は、複数のワイヤにより異物を保持する構造を有しているので、大きい異物を回収する場合、異物を保持したままでは管路からバスケットが抜去できなくなる場合がある。例えば、特許文献1に記載のバスケット型把持鉗子では、複数のワイヤの間から異物が外れないと、バスケットを管路から抜去できなくなる。
日本国特開2013−22386号公報
大きい異物を保持した際に、バスケットが異物と共に胆管などの管路から抜去できなくなった場合には、一度保持した異物を管路内でバスケットから放出し、バスケット型把持鉗子だけでも抜去する必要がある。しかしこのようなケースでは異物が大きいため、一度保持してしまうと、管路内では思うように異物をバスケット外に放出する事ができず、煩雑な作業が必要である。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、バスケット内に保持した異物を容易に外すことができるバスケット型処置具の提供を目的とする。
本発明の第一の態様に係るバスケット型処置具は、長手軸方向に延びるシースと、前記シースの先端に取り付けられた筒状の部材であり、内周面と外周面を貫通し先端から基端に向かって凹状に形成された複数の溝を有する先端カバーと、前記先端カバーから突没可能であり、前記先端カバーからの突没に応じて拡開および収縮可能なバスケットを形成する複数のバスケットワイヤと、前記複数のバスケットワイヤの基端に接続され、前記シースに対して進退可能に挿通された操作ワイヤと、を備え、前記複数の溝は、第一溝と、前記第一溝から前記先端カバーの周方向に離間して位置する第二溝と、を有し、前記第一溝は、前記第一溝の底面から前記内周面に向かって傾斜した第一面を有し、前記第二溝は、前記第二溝の底面から前記内周面に向かって傾斜し、前記第二溝の底面のうち少なくとも一部が前記第一面と異なる形状の第二面を有し、前記バスケットに処置対象物が収容された状態で前記操作ワイヤが前記シースの先端から基端に向かう方向に牽引された時に、前記複数のバスケットワイヤは異なる前記複数のをそれぞれ通って牽引され、前記第一面と前記第二面とで前記バスケットワイヤの破断力が異なる。
本発明の第二の態様は、第一の態様に係るバスケット型処置具において、前記第二面は、前記第一面の第一の面取り量よりも小さい第二の面取り量で面取りされて形成さてもよい。
本発明の第三の態様は、第二の態様に係るバスケット型処置具において、前記第二の面取り量は、前記第一の面取り量の1/2以下であってもよい。
本発明の第四の態様は、第一の態様に係るバスケット型処置具において、前記第二溝を2以上備え、前記第二溝は前記周方向に隣り合う位置に形成されていてもよい。
本発明の第五の態様は、第一の態様に係るバスケット型処置具において、前記複数のバスケットワイヤの数は、前記複数の溝の数と等しくてもよい。
本発明の第の態様は、第一の態様に係るバスケット型処置具において、前記第一面は、前記第一溝の底面のうち少なくとも前記内周面側の前記底面が面取りされて形成されており、前記第二面は、前記第二溝の底面のうち少なくとも前記内周面側の前記底面が前記第一面と異なる形状に面取りされていてもよい。
上記態様に係るバスケット型処置具によれば、バスケット内に保持した異物を容易に外すことができる。
本発明の一実施形態に係るバスケット型処置具の全体図である。 本発明の一実施形態に係るバスケット型処置具のシースの先端部を示す側面図である。 本発明の一実施形態の先端カバーの正面図である。 本発明の一実施形態のシースの先端部分の断面図である。 斜面の面取り態様を説明するための模式図である。 斜面の面取り態様を説明するための模式図である。 本発明の一実施形態のバスケット型処置具の使用態様を示す図である。 本発明の一実施形態のバスケット型処置具の使用態様を示す図である。 本発明の一実施形態のバスケット型処置具の使用態様を示す図である。 本発明の一実施形態の先端チップの変形例を示す断面図である。 本発明の一実施形態の先端チップの変形例を示す断面図である。
本発明の一実施形態について、本実施形態に係るバスケット型処置具(以下、単に「処置具」と称する。)1について説明する。図1は、処置具1の全体図である。本実施形態では、処置具1の長さ方向において、バスケットが設けられている側を先端側、先端側と反対側を基端側として説明を行う。
図1に示すように、処置具1は、可撓性シース(以下、単に「シース」と記す。)5と、操作部7と、処置具本体8と、を備える。
操作部7は、シース5の基端に設けられており、操作部本体70と、ハンドル71と、ワイヤ接続ボタン72と、切替スライダ73とを備える。
操作部本体70は各種操作機構の筐体及び操作者の把持部として機能する。図示は省略するが、操作部本体70内には、操作ワイヤ3が挿通される連通路、操作ワイヤ3と係合される係合部の他、ハンドル71やワイヤ接続ボタン72に接続される可動機構等が収容されている。ハンドル71は、回転軸74周りに回転操作可能に設けられている。回転軸74は、操作部本体70内に位置する端部に不図示のピニオンが設けられている。操作部本体70内には不図示のラックを有する操作ワイヤの基端部が係合部に接続されている。ハンドル71の回転操作により、ラックが操作部本体70に対して進退し、ラックの移動に伴い係合部が移動し、操作ワイヤ3の基端部が移動可能となるように構成されている。なお、係合部は、必ずしも操作ワイヤ3の基端部に直接接続されている必要はなく、操作ワイヤ3の基端部に接続されたロッドを介して係合部に接続されていてもよい。
切替スライダ73は、操作部本体70のスリット75内をスライド可能に設けられており、切替スライダ73の位置に応じて、ハンドル71が一方向のみに回転操作可能な状態と、双方向に回転可能な状態とに切り替えられるように構成されている。
ワイヤ接続ボタン72は、操作ワイヤ係合部に操作ワイヤ3の基端部が係合した状態と、その係合が解除された状態とを切り替えるボタンである。以上説明した操作部7の基本構造は、例えば、日本国特開2006−314715号公報に記載のように公知である。
図2はシース5の先端部を示す側面図である。図3は、先端カバーを先端側から見た正面図である。図4は、シースの先端部分の断面図である。シース5は、フッ素樹脂や熱可塑性エラストマーなどの公知の樹脂材料や、金属線材を巻き回して形成されるコイルシースや金属線を用いたブレードなどを適宜選択し、または組み合わせて構成することができる。図4に示すように、本実施形態のシース5は、コイルシース51の内側に樹脂チューブ52を設けた二層構造のシースである。
シース5の先端部には、先端カバー6がロウ付け、若しくはレーザ溶接等により固定されている。先端カバー6は、金属からなる筒形状の部材である。先端カバー6の先端部には、バスケットワイヤを受け入れ可能な溝60が形成されている。好ましくは、その溝60の数は、バスケットワイヤの数に一致している。
図2から図4に示すように、各溝60は、厚さ方向に貫通し(先端カバー6の内周面62と外周面64を貫通し)先端から基端に向かって凹状に形成されている。好ましくは、各溝60は周方向に等間隔で離間して形成されている。図3及び図4に示すように、複数の溝60はそれぞれ、先端カバー6の長手軸方向において溝60の底部(底面)61から内周面62側に向かって傾斜するように面取りされて斜面63が形成されている。複数の溝60は、先端カバー6の内周面62側の斜面63の面取り態様が異なる第一溝601と第二溝602とからなる。以下、第一溝601の斜面を第一面631と称し、第二溝602の斜面を第二面632と称する。
ここでいう斜面63の面取り態様とは、斜面63の形状、傾斜角度、長さ、面取り量など、バスケットワイヤを破断するための破断力に影響を与える斜面を特徴付けるパラメータを言う。これらのパラメータが第一溝601の斜面63(第一面631)と第二溝602の斜面63(第二面632)とで異なる。
図5A及び図5Bは斜面63の面取り態様を説明するための模式図である。斜面63の傾斜角度は、図5Aおよび図5Bに示すように、長手軸方向(中心軸方向)Lの断面において、先端カバー6の内周面62(シース5の中心軸)に対する斜面63の傾斜角度θを指す。距離m1は、図5Aおよび図5Bに示すように、長手軸方向Lの断面において、斜面63の長手軸方向L成分である距離(先端カバー6の内周面62と斜面63が交差する位置から図5Aに示す仮想の角部となる点Cまでの長さ)を指す。距離m2は、図5Aおよび図5B示すように、長手軸方向Lの断面において、斜面63の基端633と先端634とを結ぶ最短距離を指す。斜面63の形状が異なる場合とは、具体的には、傾斜角度θ、距離m1、m2のうちの少なくとも一つが、第一面631よりも第二面632の方が小さいことを言う。例えば、第二面632の面取り量は、第一面631の面取り量よりも小さい場合等である。なお、ここでいう面取りは、C面取りあるいはR面取りを含み、仮想の角部Cとなる点(先端カバー6の内周面の先端縁)を含まないような面であれば何でもよい(図5Aおよび図5B参照)。第一面631および第二面632は、バスケットワイヤ2の延びる方向に沿うように、先端カバー6の基端側から先端側に向かうにつれてシース5の中心軸Lから離れる方向に延びている。
ここで言う面取り量を実現する方法は、溝60の底部61と内周面62との角部Cを削り取る加工に限定されない。例えば、型材を用いて成形加工した先端カバー等、他の方法により形成される斜面であっても、上述の考え方に基づき各斜面の面取り態様を特定できる。
本実施形態では、図3に示すように、4つの溝60のうち、第一溝601と第二溝602とがそれぞれ2つずつ形成されている。第一溝601と第二溝602の配置は、例えば、先端カバー6の周方向において、第一溝601が2つ隣り合って設けられ、第二溝602が2つ隣り合って設けられている。
本実施形態では、図4に示すように、第一面631と第二面632とはいずれも傾斜角度θが45度のC面であり、斜面63の長さ(図5Aに示す長さm2に相当する長さ)が相違し、第一面631の方が第二面632より面取り量が大きい。より好ましくは、第二面632の面取り量(第二の面取り量)は第一面631の面取り量(第一の面取り量)の1/2以下である。ここでは、第一面631及び第二面632が、それぞれC面である例を示したが、第一面631と第二面632はそれぞれR面であっても良い。また、第一面631がR面、第二面632がC面、あるいは、第一面631がC面、第二面632がR面であってもよい。
次に、図1に示すように、処置具本体8は、操作ワイヤ3と、結束部40と、複数のバスケットワイヤ2と、先端チップ41と、を備える。操作ワイヤ3は、処置具本体8の長手軸方向に延びる長尺な部材であり、シース5に進退可能に挿通されている。操作ワイヤ3の基端側が係合部に接続されている。操作ワイヤ3の先端には、バスケット4が設けられている。本実施形態では、操作ワイヤ3としては、複数の金属線材からなる撚り線ワイヤが用いられている。
複数のバスケットワイヤ2は、第一溝601および第二溝602の幅よりも小さい外径であり、弾性変形可能な弾性ワイヤである。バスケットワイヤ2は、高い弾性を有する材料で形成された単線若しくは撚り線によって構成されている。バスケットワイヤ2の材料としては、例えば、ニッケルチタン合金や、ステンレス鋼、ステンレス合金等を採用できる。
操作ワイヤ3の先端部には、複数のバスケットワイヤ2の基端部が結束部40によって束ねられて固定されている。結束部40としては、ロウ付け、溶接、カシメ、樹脂溶着、接着剤及びその組み合わせによって、各バスケットワイヤ2を互いに固定する構成や、結束部材で複数のバスケットワイヤ2の外周側を包囲して固定する構成が採用できる。本実施形態では、筒状の結束部40に各バスケットワイヤ2を挿通させて、ロウ付けにより固定することにより結束部40を構成している。
バスケットワイヤ2の先端部は管状部材からなる先端チップ41によって1つに結束されている。先端チップ41は、挿入穴(不図示)が形成され、挿入穴内に複数のバスケットワイヤ2の先端部が挿入されて、ロウ付け、溶接、カシメ、樹脂溶着、接着剤及びその組み合わせによって、各バスケットワイヤ2の先端部が先端チップ41に固定されている。
各バスケットワイヤ2は、好ましくは、先端チップ41から結束部40までの間に複数の屈折部20が形成されている。なお、各バスケットワイヤ2は、必ずしも複数の屈折部20を有している必要はなく、先端チップ41から結束部40まで滑らかに湾曲していてもよい。バスケット4は、複数のバスケットワイヤ2により自然状態で籠状に膨らむように構成されている。
本実施形態では、4本のバスケットワイヤ2によりバスケットが構成されているが、結石の取り込み易さや取りこぼしにくさを考慮して適宜バスケットワイヤの本数が設定されてよい。
処置具本体8は、操作ワイヤ3がシース5内に進退可能に挿通され、且つ操作ワイヤ3の基端が操作部7の係合部に着脱可能に接続されている。操作部7のハンドル71の回転操作により操作ワイヤ3がシース5に対して進退してバスケット4が先端カバー6の先端(シースの先端)から突没する。
上記のように構成された処置具1の動作及び処置具1を用いた手技について説明する。以下では、胆管内に生じた結石などの異物を取り除く手技を例に、図2から図4及び図6を参照して説明する。図6は、処置具1の使用態様を示す図である。図7及び図8は、処置具1の使用時の状態を示す模式図である。
図6に示すように、処置具1は、内視鏡装置100の内視鏡挿入部101に挿入して使用される。まず、操作者は、内視鏡装置100の内視鏡挿入部101を、例えば、患者Pの口から消化管内へ挿入し、不図示の撮像手段で確認しながら内視鏡挿入部101の先端を十二指腸まで挿入する。続いて、操作者は、処置具1を挿入口103から内視鏡装置100の内視鏡挿入部101に挿入し、シース5の先端部を内視鏡挿入部101の先端から突出させる。シース5の先端部を突出させる際、内視鏡装置100の内視鏡操作部102を操作して、内視鏡挿入部101内に設けられた起上台(不図示)によりシース5を起上させる。操作者は、内視鏡挿入部101に対してシース5を前進させて、乳頭より胆管内に進入させ、シース5の先端が胆管内に生じている結石Tの近傍に達するまで挿入する。
操作ワイヤ3は、基端部が操作部本体70内に挿通されてワイヤ接続ボタン72の操作により操作部本体70に連結されている。このとき、バスケット4はシース5内に収容されている。図示は省略するが、バスケット4がシース5内に収納された状態では、バスケット4はシース5のルーメンの内壁に押圧されて弾性変形して縮径されている。続いて、操作者は、操作部本体70を把持してハンドル71を操作し、結束部40がシース5の先端カバー6から突出するまでバスケット4を突出させる。このとき、バスケット4は結石Tよりも遠位側に位置する。
図1は、バスケット4がシース5の先端から押し出された状態を示す図である。バスケット4がシース5の先端から押し出され、且つ、バスケット4に外力が付与されない状態では、バスケット4は、バスケットワイヤ2の復元力により図1に示すように予め付与された基本形状のバスケット4を形成する。
続いて、操作者がハンドル71を回転操作してバスケット4を後退させると、隣り合うバスケットワイヤ2が結石Tによって押し広げられて、結石Tがバスケット4内に捕捉される。結石Tがバスケット4内に捕捉されたら、操作者はハンドル71を回転操作して、バスケット4の基端部をシース5内に収納する。このとき、結石Tはバスケット4の収納部26に収納された状態で、複数のバスケットワイヤ2に保持される。図7に示すように、バスケット4の中心軸L4は、操作ワイヤ3の中心軸L3と略同軸上に配置されている。そのため、操作ワイヤ3が牽引されてバスケット4がシース5内に没入する時は、バスケット4の中心軸L4が操作ワイヤ3の中心軸L3に沿った状態を保ちながら、バスケットワイヤ2が均等に引き込まれる。
続いて、操作者がハンドル71を回転操作して操作ワイヤ3を基端側に牽引すると、バスケット4にはシース5内に引き込まれる力が作用し、バスケット4で結石Tが挟持された状態となる。操作者は引き続きハンドル71を回転操作し、バスケットワイヤ2を基端側に引き込み、結石Tを締め付けて破砕する。上述した一連の手技により破砕された結石Tは、胆管内から十二指腸に排出され、最終的体外に排出される。
一方、例えば、図7に示すように、大きく且つ硬い結石Tがバスケット4内に収納された場合において、胆管に引っ掛かり、さらに、その結石Tをバスケット4により砕くことができない状態(嵌頓)が生じる。このような場合に、操作者は、ハンドル71を回転操作し続けると、操作ワイヤ3が基端側に牽引されて、バスケット4にはシース5内に引き込まれる力が作用し、複数のバスケットワイヤ2により結石Tが締め付けられた状態となる。
このとき、バスケットワイヤ2がそれぞれ溝60に進入して、強い張力が掛かった状態で第一面631または第二面632に接触しながら基端側に牽引される。複数のバスケットワイヤ2のうち、面取り量が小さい第二溝602に進入したバスケットワイヤ2が第二面632と接触する部分に最も応力が集中する。そのため、そのバスケットワイヤ2は、第一面631に接触するバスケットワイヤより早く破断する。つまり、第二面632と接触するバスケットワイヤ2が最初に破断する(図8参照)。第二面632と接触するバスケットワイヤ2の破断が確認されると、操作者はハンドル71の回転操作を中止し、バスケット4による結石Tの挟持を緩める。その後、バスケットワイヤ2が破断した部分に広い隙間が形成され、結石Tがバスケット4から脱落し、嵌頓が解消する。このとき、複数のバスケットワイヤ2のうち第二面632に接触したバスケットワイヤ2のみが破断し、破断したバスケットワイヤ2は、破断部よりも先端側の部分が先端チップ41に連結しているので、破断後にバスケットワイヤ2が処置具本体8から分離して脱落することを防ぐことができる。結石Tがバスケット4から脱落した後、シース5及び処置具本体8を内視鏡挿入部の基端側から体外に抜去する。
なお、バスケット4に収容された結石Tがバスケットワイヤ2による破砕処理が可能な大きさや硬さである場合、バスケットワイヤ2が斜面63との接触により破断する破断力に達する前に結石Tが破砕される。すなわち、バスケットワイヤ2は、結石Tを捕獲した状態でバスケットワイヤ2を牽引することによりバスケットワイヤ2に所定の張力が負荷された状態で、第二面632に接触しても破断しないように設定され、上記所定の張力以上の力が付加された状態で第二面632に接触すると破断可能な強度に設定されている。
本実施形態に係る処置具1は、バスケットワイヤ2の数に対応する複数の溝60が周方向に離間して形成されている。一つの溝に複数のバスケットワイヤ2が進入しないように複数の溝60は、各バスケットワイヤ2の位置に対応している。そのため、結石Tが収容された状態で操作ワイヤ3が基端側に牽引されると、各バスケットワイヤ2が各溝60に個別に進入する。
その結果、上記所定の張力以上の力が付加された状態で操作ワイヤ3を基端側に牽引すると、各バスケットワイヤ2は、各溝60を通り、バスケット4内の結石Tを保持したバスケットワイヤ2に強い張力が掛かった状態で、先端カバー6の内周面62側の斜面63に当接する。このとき、溝60の斜面63は面取り形態が異なる第一面631と第二面632とを有するので、各バスケットワイヤ2には均等な張力が掛からず、一部のバスケットワイヤに応力が集中し、そのバスケットワイヤが先行して破断する。したがって、複数のバスケットワイヤ2が同時に破断してバスケット4の先端側の部分が体内に脱落することを防ぐことができる。
この結果、嵌頓が生じた場合に、バスケットワイヤ2の一部を破断させて結石Tを除去し、且つ、一部のバスケットワイヤ2が破断した後の処置具本体8の全てをシース5から抜去することができる。つまり、嵌頓時の処置を円滑かつ迅速に行うことができる。
本実施形態に係る処置具1は、複数の溝60のうち、第二面632の面取り量が第一面631の面取り量より小さいので、操作ワイヤ3を基端側に牽引する際、第二面632に接触するバスケットワイヤ2に作用する破断力は、第一面631に接触するバスケットワイヤ2に比べて大きくなる。したがって、嵌頓が生じた際に操作ワイヤ3を基端側に牽引する際、第二面632に接触するバスケットワイヤ2を他のバスケットワイヤ2に先行して破断させることができる。
本実施形態に係る処置具1において、第二面632の面取り量(第二の面取り量)は第一面631の面取り量(第一の面取り量)の1/2以下であるので、第二面632に接触するバスケットワイヤ2と第一面631に接触するバスケットワイヤ2との破断力の差を大きくすることができる。この結果、嵌頓が生じた際に操作ワイヤ3を基端側に牽引すると、第二面632に接触するバスケットワイヤ2を、より確実に先行して破断させることができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
また、上述の各実施形態及び各変形例において示した構成要素は適宜に組み合わせて構成することが可能である。以下に、本発明の変形例等について説明するが、上述した実施形態で説明した部品や部材等と同一または同様なものについては同一の符号を用いて説明を省略する。
本実施形態に係る処置具1は、第一溝601と第二溝602とがそれぞれ2つ形成された例を挙げたが、本発明に係る処置具において、複数の溝のうち、面取り態様が異なる溝を少なくとも一つ有する構成であればよい。例えば、4つの溝を有する先端カバーにおいて、3つの溝が第一溝であり、1つの溝が第二溝であってもよい。
(変形例1)
上記実施形態の先端カバーの変形例について説明する。図9は、上記実施形態の変形例1の構成を示す模式図である。本変形例では、図9に示すように、先端カバー6の第一面631がR面であり、第二面632がC面であり、傾斜角度及び面取り量が同じ例である。本変形例では、バスケットワイヤ2は、第二面632と底部61との境界あるいは第二面632と内周面62との境界に形成される角部に接触すると、その接触位置に応力が集中しやすい。一方、第一面631はR面であるため、第二面632のような角部が形成されないため、第二溝602を通るバスケットワイヤ2に比べて破断され難い。このように、面取り量が同じでも、斜面63の形状が異なることによっても、上記実施形態と同様に、第二面と接触するバスケットワイヤ2に応力集中が生じて、第一溝601を通るバスケットワイヤ2よりも第二溝602を通るバスケットワイヤ2が先に切断される。
(変形例2)
図10は、上記実施形態の先端カバーの変形例2の構成を示す模式図である。先端カバーの斜面はR面及びC面に限定されるものではなく、図10に示すように、傾斜角度がわずかに異なるC面が連続して形成された斜面であってもよい。図10に示す変形例では、第一面631Bと第二面632Bとの長さm2が異なる例である。本変形例では、第一面631Bの長さm21よりも第二面632Bの長さm22が短い。したがって、バスケットワイヤ2に張力が掛かった場合に、第二溝602を通るバスケットワイヤ2の方が、第一溝601を通るバスケットワイヤ2に比べて大きな破断力が作用し、第二面632Bと接触するバスケットワイヤ2が先に破断する。その結果、本変形例においても上記実施形態と同様の効果を奏する。
本実施形態では、先端カバーの4つの溝のうちの2つ溝に第二面632を形成する例を示したが、第二面の数はこれに限定されず、複数の溝のうち、第一面を有する第一溝と第二面を有する溝とが少なくとも1つずつあればよい。例えば、4つの先端カバーの4つの溝のうち、3つの第一溝と、1つの第二溝とを設ける構成であってもよい。この他、5本以上のバスケットワイヤを備える場合でも、複数のバスケットワイヤのうちの一部を先行して破断させるという効果を得る点において、先端カバーの第二溝を複数有する場合は周方向に隣り合う位置に第二溝を形成することがより好ましい。また、第一溝及び第二溝に加えて斜面を有さない溝をさらに備える先端カバーであってもよい。
上記実施形態及び変形例では、バスケットワイヤ及び先端カバーの溝の数が4つの例を示したが、バスケットワイヤ及び先端カバーの溝の数はこれに限定されず、処置対象物が収容可能なバスケットが形成可能な数であればよく、バスケットワイヤ及び先端カバーの溝を3本以上備える構成であればよい。
本発明のバスケットは、上記実施形態に示す形状に限定されるものではなく、複数のバスケットワイヤで構成され、異物を補足可能なバスケット形状を有する構成であればよい。
本発明におけるバスケットワイヤの形態は上記実施形態の態様に限定されない。例えば、各バスケットワイヤがバスケットの基端側では1本の撚線ワイヤであり、バスケットの中間部で各バスケットワイヤが複数のワイヤに分岐するバスケットワイヤを用い、各バスケットワイヤの先端部を先端チップで束ねる構成であってもよい。本発明に掛かる処置具は、処置対象物よりも基端側のバスケットワイヤが先端カバーの第二溝の第二面と接触する部分でバスケットワイヤが破断するので、少なくとも一つの第二面を形成することにより、上記実施形態と同様の効果が得られる。
バスケット内に保持した異物を容易に外すことができるバスケット型処置具を提供できる。
1 バスケット型処置具
2 バスケットワイヤ
3 操作ワイヤ
4 バスケット
5 シース
6 先端カバー
60 溝
601 第一溝
602 第二溝
631 第一面
2 第二面
62 内周面

Claims (6)

  1. 長手軸方向に延びるシースと、
    前記シースの先端に取り付けられた筒状の部材であり、内周面と外周面を貫通し先端から基端に向かって凹状に形成された複数の溝を有する先端カバーと、
    前記先端カバーから突没可能であり、前記先端カバーからの突没に応じて拡開および収縮可能なバスケットを形成する複数のバスケットワイヤと、
    前記複数のバスケットワイヤの基端に接続され、前記シースに対して進退可能に挿通された操作ワイヤと、を備え、
    前記複数の溝は、第一溝と、前記第一溝から前記先端カバーの周方向に離間して位置する第二溝と、を有し、
    前記第一溝は、前記第一溝の底面から前記内周面に向かって傾斜した第一面を有し、
    前記第二溝は、前記第二溝の底面から前記内周面に向かって傾斜し、前記第二溝の底面のうち少なくとも一部が前記第一面と異なる形状の第二面を有し、
    前記バスケットに処置対象物が収容された状態で前記操作ワイヤが前記シースの先端から基端に向かう方向に牽引された時に、前記複数のバスケットワイヤは異なる前記複数のをそれぞれ通って牽引され、前記第一面と前記第二面とで前記バスケットワイヤの破断力が異なるバスケット型処置具。
  2. 前記第二面は、前記第一面の第一の面取り量よりも小さい第二の面取り量で面取りされて形成される
    請求項1に記載のバスケット型処置具。
  3. 前記第二の面取り量は、前記第一の面取り量の1/2以下である
    請求項2に記載のバスケット型処置具。
  4. 前記第二溝を2以上備え、
    前記第二溝は前記周方向に隣り合う位置に形成されている
    請求項1に記載のバスケット型処置具。
  5. 前記複数のバスケットワイヤの数は、前記複数の溝の数と等しい
    請求項1に記載のバスケット型処置具。
  6. 前記第一面は、前記第一溝の底面のうち少なくとも前記内周面側の前記底面が面取りされて形成されており、
    前記第二面は、前記第二溝の底面のうち少なくとも前記内周面側の前記底面が前記第一面と異なる形状に面取りされている
    請求項に記載のバスケット型処置具。
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