JP7296178B2 - 医療用デバイス - Google Patents

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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/22Implements for squeezing-off ulcers or the like on the inside of inner organs of the body; Implements for scraping-out cavities of body organs, e.g. bones; Calculus removers; Calculus smashing apparatus; Apparatus for removing obstructions in blood vessels, not otherwise provided for
    • A61B17/221Gripping devices in the form of loops or baskets for gripping calculi or similar types of obstructions

Description

本開示は、医療用デバイスに関する。
総胆管の内部に生じる結石を除去するための医療用デバイスには、手元から先端部まで延びる操作ワイヤによって、先端部に設けられたバスケットを押し引き、または回転させるものがある。術者は、バスケットを径方向に拡張し、バスケット内部に結石を内包して回収することができる(例えば、特許文献1参照)。
また、難渋症例の一例として、総胆管の一部に内腔の直径が急激に拡大する凹部(以下、総胆管凹部と記載する)が存在し、その総胆管凹部に結石が生じたため、結石の回収が困難な症例がある。
特許文献1に記載の内視鏡用処置具は、操作ワイヤが手元側から先端まで真直ぐに伸びている。
特許第6188997号
特許文献1に記載の、操作ワイヤが手元側から先端まで真直ぐに伸びている内視鏡用処置具においては、総胆管凹部に結石が生じている場合に、バスケットの形状が総胆管凹部の形状に適応することができず、結石を回収することができない場合がある。
本開示は上述した課題を解決するためになされたものであり、総胆管凹部に生じた結石を容易に回収可能な医療用デバイスを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本開示の一形態に係る医療用デバイスは、操作ワイヤと、操作ワイヤの先端部に後端部が接合されるとともに、複数のワイヤから形成され、径方向に拡縮可能なバスケットと、を有し、操作ワイヤは、操作ワイヤの先端部に湾曲部を備える。本形態の医療用デバイスによると、操作ワイヤの先端部が総胆管凹部の形状に沿うことで、バスケットを総胆管凹部の側壁面近くに配置し、拡張することが可能であり、総胆管凹部に生じた結石を容易に回収可能となる。
上記の形態に係る医療用デバイスのバスケットは、複数のワイヤのうち、バスケットの周方向に隣接し、バスケットが拡張した状態において、バスケットの中心軸よりも湾曲部の湾曲方向に設けられる、第1の内側ワイヤ及び第2の内側ワイヤと、バスケットの中心軸よりも湾曲部の湾曲方向と反対方向に設けられる、第1の外側ワイヤ及び第2の外側ワイヤと、を有し、バスケットの横断面における、第1の内側ワイヤ及び第2の内側ワイヤの距離が、第1の外側ワイヤ及び第2の外側ワイヤの距離よりも大きくてもよい。本構成の医療用デバイスによると、第1の内側ワイヤ及び第2の内側ワイヤの距離が大きく開いていることで、サイズの大きな結石でもバスケット内部に容易に収容することができる。
上記の形態に係る医療用デバイスの操作ワイヤの湾曲部は、操作ワイヤの先端部に設けられる第1の湾曲部と、第1の湾曲部よりも操作ワイヤの後端側に設けられる第2の湾曲部と、を有し、第1の湾曲部の湾曲度合いが、第2の湾曲部の湾曲度合いよりも大きくてもよい。本構成の医療用デバイスによると、湾曲部を複数設けることで、操作ワイヤの先端部をより多様な形状に形成することができる。これにより、総胆管凹部の形状が複雑に湾曲している場合においても、操作ワイヤの先端部が総胆管凹部の形状に沿うことができる。また、総胆管凹部において、総胆管凹部の側壁面が総胆管の管路の下に潜り込むように湾曲し、それにより形成された空間に結石が生じている場合においても、バスケットを総胆管凹部の側壁面により一層接近させて拡張させることが可能となる。この結果、総胆管凹部に生じた結石をより一層容易に回収可能となる。
上記の形態に係る医療用デバイスは、操作ワイヤ及びバスケットを収容するシースを有し、操作ワイヤは、操作ワイヤの先端部に、シースの内腔から外部に露出するときに湾曲する湾曲部を有し、バスケットの先端方向が、操作ワイヤの湾曲部の湾曲に従って変化していてもよい。本構成の医療用デバイスによると、湾曲部がシースから外部に押し出されることにより湾曲し、その湾曲に従って、バスケットの先端方向が変化することで、手前の総胆管の内壁と、総胆管凹部の内壁とが成す角度にバスケットの角度を適応させることができるため、総胆管凹部に生じた異物を容易に回収可能となる。
本開示によると、総胆管凹部に生じた結石を容易に回収可能な医療用デバイスを提供することができる。
本開示の第1実施形態に係る医療用デバイスの概略部分縦断面図であり、バスケットがシースの内部に収容され、収縮した状態を示す図である。 本開示の第1実施形態に係る医療用デバイスの先端部の概略部分縦断面図であり、バスケットがシースの外部に露出し、拡張した状態を示す図である。 本開示の第1実施形態に係る医療用デバイスの先端部の概略横断面図であり、図2AにおけるA-A線によって切り取られた断面を矢印の方向から観察した図である。 本開示の第1実施形態に係る医療用デバイスが総胆管に挿入され、総胆管凹部に生じた結石を回収する状態を示す図である。 本開示の第2実施形態に係る医療用デバイスの先端部の概略部分縦断面図である。 本開示の第2実施形態に係る医療用デバイスの先端部の概略横断面図であり、図4AにおけるB-B線によって切り取られた断面を矢印の方向から観察した図である。 本開示の第3実施形態に係る医療用デバイスの先端部の概略部分縦断面図である。 本開示の第4実施形態に係る医療用デバイスの先端部の概略部分縦断面図である。
本開示の実施形態に係る医療用デバイスについて図面を参照して説明する。本開示は、当該図面に記載の実施形態にのみ限定されるものではない。
<第1実施形態>
図1は、本開示の第1実施形態に係る医療用デバイス1Aの概略部分縦断面図である。
図1は、説明の便宜上、各構成部材の大きさの相対比を実際とは異なる相対比で記載している部分を含んでいる。また、各構成部材の一部を誇張して記載している部分を含んでいる。これらの点は、図2から図6についても同様である。
図1において、左側は医療用デバイス1A及び医療用デバイス1Aの各構成部材の先端側であり、右側は医療用デバイス1A及び医療用デバイス1Aの各構成部材の後端側である。また、医療用デバイス1A及び医療用デバイス1Aの各構成部材について、先端側に位置する端部を「先端」と記載し、「先端」を含み先端から後端側に向かって中途まで延びる部位を「先端部」と記載する。同様に、医療用デバイス1A及び医療用デバイス1Aの各構成部材について、後端側に位置する端部を「後端」と記載し、「後端」を含み後端から先端側に向かって中途まで延びる部位を「後端部」と記載する。これらの点は、図2B及び図4Bは除いて、図2から図6についても同様である。
図1において、医療用デバイス1Aは、バスケット部10A、バスケット部10Aの後端部に接続された操作ワイヤ20A、バスケット部10Aの一部及び操作ワイヤ20Aの一部の外周を覆うシース30、及びシース30の後端部に接続された操作部40、から構成されている。
バスケット部10Aは、先端チップ11と、後端チップ13と、先端が先端チップ11に接続されるとともに後端が後端チップ13に接続されたバスケット14Aと、を有している。バスケット14Aは、複数のワイヤ12Aを有している。
操作ワイヤ20Aには、先端側に湾曲部21Aが形成され、湾曲部21Aより後端側に湾曲部21Aから連続するストレート部22Aが形成されている。
シース30は、内部に、医療用デバイス1Aの長手方向に延びる第1のルーメン31が形成された管状体である。第1のルーメン31には、バスケット部10Aの一部であるバスケット14A及び後端チップ13、並びに、操作ワイヤ20Aの湾曲部21A及びストレート部22Aの一部が挿入されている。バスケット部10Aの一部である先端チップ11は、シース30の先端から外部に突出している。
操作部40は、シース30の後端部に接続された把持部41と、操作ワイヤ20Aの後端部に接続された、操作ワイヤ20Aを操作するためのハンドル45と、を有している。
把持部41の内部には、シース30の第1のルーメン31に連通するとともに、医療用デバイス1Aの長手方向に延びる第2のルーメン42が形成されている。第2のルーメン42には操作ワイヤ20Aのストレート部22Aの一部が挿入されている。
操作ワイヤ20Aは、シース30の第1のルーメン31及び把持部41の第2のルーメン42に挿入され、操作ワイヤ20Aの後端部は、把持部41の後端から突出し、ハンドル45に接続されている。
シース30は、体腔内に挿入されたときに、体腔内の内壁を傷つけないようにするために、横断面の形状が円形や楕円形であることが好ましいが、三角形または四角形のような、多角形であってもよい。
シース30は、細長い一つ又は複数の素線を螺旋状に巻くことにより形成されるコイル体であってもよい。この場合、コイル体を構成する素線は、単一の線でも複数の素線を撚り合わせて形成される撚り線であってもよい。また、シース30は、細長い複数の素線を互いに交差させて筒状に形成される、即ち、複数の素線を編むことによって筒状に形成される編組であってもよい。
シース30を構成する材料としては、シース30が屈曲した体腔に挿入されることから、可撓性および生体適合性を有することが好ましく、樹脂材料であれば、例えば、ポリアミド樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂等を採用することができる。金属材料であれば、例えば、SUS304などのステンレス鋼、ニッケルチタン合金、コバルトクロム合金等を採用することができる。また、上記の樹脂材料、金属材料の組み合わせであってもよい。
操作ワイヤ20Aは、その先端部に設けられた所定の方向に湾曲する湾曲部21Aと、湾曲部21Aの後端に連続し、医療用デバイス1Aの後端側に向かって延びるストレート部22Aを有する。操作ワイヤ20Aの湾曲部21Aは、予め、湾曲形状に加工され、その湾曲形状が記憶させられている、即ち、湾曲部21Aは湾曲形状を記憶している部位である。図1は、湾曲部21Aがシース30の内周面に押圧され、略直線形状に変形させられて第1のルーメン31に収容された状態を示している。ストレート部22Aは、医療用デバイス1Aの長手方向に沿うように、略直線形状に形成されており、後端部は、ハンドル45の先端部に接続されている。
操作ワイヤ20Aを構成する材料としては、操作ワイヤ20Aがシース30とともに屈曲した体腔に挿入されることから、可撓性および生体適合性を有することが好ましい。樹脂材料であれば、例えば、ポリアミド樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂等を採用することができる。また、術者によるハンドル45の操作を、バスケット部10Aに伝達するための剛性を有する材料が好ましい。金属材料であれば、例えば、SUS304などのステンレス鋼、ニッケルチタン合金、コバルトクロム合金等を採用することができる。前述したように、湾曲部21Aが湾曲形状を記憶していることを踏まえると、ニッケルチタン合金がより好ましい。また、上記の樹脂材料、金属材料の組み合わせであってもよい。
バスケット部10Aは、上述したように先端チップ11と、バスケット14Aと、後端チップ13と、を有する。バスケット14Aは複数のワイヤ12Aから成る。ワイヤ12Aのそれぞれの先端は、ばらけないように先端チップ11により固定され、後端も、ばらけないように後端チップ13により固定されている。図1の状態において、即ち、バスケット14A及び後端チップ13がシース30の第1のルーメン31に収容された状態において、ワイヤ12Aは、先端チップ11と後端チップ13との間では、互いに交差することなく、又、互いに撚り合されることなく配置されている。
バスケット14Aは、予め、径方向、即ち、バスケット14Aの中心軸Cに垂直な方向に拡張した拡張形状に加工され(図2A参照)、この拡張形状が記憶させられている、即ち、バスケット14Aは、径方向へ拡張した形状を記憶している部位である。具体的には、バスケット14Aを構成する複数のワイヤ12Aのそれぞれが、予め、湾曲形状に加工され、この湾曲形状を記憶している。図1は、バスケット14Aがシース30の内周面によって押圧され、径方向に収縮した形状に変形させられて第1のルーメン31に収容された状態を示している。
バスケット部10Aは、バスケット14Aと後端チップ13のみが第1のルーメン31に収容され、先端チップ11が第1のルーメン31に収容できないように構成されてもよい。具体的には、先端チップ11の一部が、シース30の先端の内径よりも大きい外径を有するように形成されてもよい。このような構成とすると、先端チップ11がシース30の第1のルーメン31に収容されない。そのため、ハンドル45の操作によって第1のルーメン31でバスケット部10Aを進退させた場合でも、先端チップ11が第1のルーメン31に入り込んでシース30の内周面に引っ掛かってしまうことがない。この結果、図1の状態から、比較的容易に、バスケット14A及び操作ワイヤ20Aの湾曲部21Aをシース30の先端から突出した状態へと移行させることができる。
先端チップ11は、バスケット14Aを構成する複数のワイヤ12Aのそれぞれの先端をばらけないようにできる部材であればよく、たとえば、複数のワイヤ12Aのそれぞれの先端を互いに接合するためのろう材や接着材であってもよい。また、先端チップ11を複数のワイヤ12Aの先端を互いに溶接することによって形成してもよい。同様に、後端チップ13は、たとえば、複数のワイヤ12Aのそれぞれの後端を互いに接合するためのろう材や接着材であってもよい。また、後端チップ13を、複数のワイヤ12Aの後端を互いに溶接することによって形成してもよい。また、先端チップ11の先端を、体内を傷つけないように、研磨加工、切削加工などにより、略半球形状に加工してもよい。
先端チップ11は、医療用デバイス1Aと併用されるガイドワイヤ(不図示)を挿通するために、医療由デバイス1Aの長手方向に延びるルーメン(不図示)、即ち貫通孔を有していてもよい。この場合、先行して体腔内に挿入されたガイドワイヤを先端チップ11に設けられたルーメンに通すことで、ガイドワイヤに沿って医療用デバイス1Aを体腔内に容易に挿入することができる。
ワイヤ12Aを構成する材料としては、バスケット14Aが体腔内に挿入されること、また、屈曲した体腔内で拡縮させられる場合があることから、生体適合性、可撓性、及び弾性を有することが好ましく、樹脂材料であれば、例えば、ポリアミド樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂等を採用することができる。金属材料であれば、例えば、SUS304などのステンレス鋼、ニッケルチタン合金、コバルトクロム合金等を採用することができる。前述したように、ワイヤ12Aが湾曲形状を記憶していることを踏まえると、ニッケルチタン合金がより好ましい。または、上記の樹脂材料、金属材料の組み合わせであってもよい。
操作部40を構成する把持部41は、送液ルーメン44を有する送液部43を備える。送液部43は、把持部41の任意の場所に配置され、その内周面により送液ルーメン44が規定される。送液ルーメン44は、把持部41の第2のルーメン42と連通する。即ち、シース30の第1のルーメン31、把持部41の第2のルーメン42、及び送液ルーメン44は連通している。
送液部43は、例えば、図1に示すように、医療用デバイス1Aの長手方向に延びる把持部41の側面から突出するように設けられ、その外周面に、螺旋状の溝(不図示)を有していても良い。この場合、内周面に螺旋状の凸部が設けられているシリンジ(不図示)を送液部43に接続することができ、シリンジから送液ルーメン44に注入した薬液等を、第2のルーメン42、及び第1のルーメン31を介して、シース30の先端から体腔内へと流入させることができる。
図1においては、送液部43は、把持部41の一部として形成されているが、別部材として形成し、把持部41に取り付けてもよい。また、シース30に取り付けてもよく、その場合、送液ルーメン44は、第1のルーメン31に直接連通することになる。
操作ワイヤ20Aのストレート部22Aの後端部は把持部41の後端から突出し、ハンドル45に接続されている。ハンドル45は術者によって操作され、この術者による操作を操作ワイヤ20Aに伝達するための部材である。図1において、ハンドル45は2つの屈曲部を有しているが、ハンドル45の形状は、術者が容易に操作できるものであればよく、図1に示すような、屈曲部を有する形状に限られない。
術者は、把持部41を把持し、医療用デバイス1Aの長手方向にハンドル45を前後させることで、シース30の第1のルーメン及び把持部41の第2のルーメン42において、操作ワイヤ20A及びバスケット部10Aを前後に移動させることができる。また、ハンドル45を操作ワイヤ20Aを中心として操作ワイヤ20Aの周りに回転させることで、操作ワイヤ20A及びバスケット部10Aを回転させることができる。
把持部41及びハンドル45を構成する材料としては、耐久性を有し、滅菌処理に適していることが好ましく、金属、射出成形された樹脂、又はそれらの組み合わせであってもよい。
図2Aは、本開示の第1実施形態に係る医療用デバイス1Aの先端部の概略部分縦断面図である。図2Aにはバスケット部10Aの中心軸C(先端チップ11と後端チップ13を通る仮想の直線)が記載されている。図2Aは、医療用デバイス1Aが図1の状態にあるときに、術者が把持部41を把持した状態で、ハンドル45を把持部41に対して先端側に相対移動させた結果、バスケット部10A及び操作ワイヤ20Aの湾曲部21Aがシース30の先端から突出した状態を示す図であり、バスケット14Aがシース30の内周面による押圧から解放され、バスケット部10Aの中心軸Cに略垂直な方向に収縮した形状から拡張した形状へ変化した状態を示している。また、操作ワイヤ20Aの湾曲部21Aがシース30の内周面による押圧から解放され、略直線形状から湾曲形状に変化した状態を示している。図2Aにおいて、湾曲部21Aの先端部は後端チップ13に接続されている。
図2Aに示すように、医療用デバイス1Aが図1の状態にあるときに、ハンドル45を先端側に移動させると、複数のワイヤ12Aは、第1のルーメン31から外部に押し出され、シース30の内周面による押圧から解放される。このとき、複数のワイヤ12Aを構成するそれぞれのワイヤ(本実施形態においては、12Aa、12Ab、12Ac、12Ad)が互いに異なる方向であって、バスケット部10Aの中心軸Cから離れる方向に湾曲する。即ち、複数のワイヤ12Aを構成するそれぞれのワイヤがバスケット部10Aの中心軸Cを中心に放射状に拡がる。これにより、放射状に拡がった複数のワイヤ12Aの内側に空間が形成され、この空間に後述の総胆管凹部101に生じた結石102(図3参照)を取り込むことが可能となる。
医療用デバイス1Aが図2Aの状態にあるときに、術者がハンドル45を後端側に移動させると、操作ワイヤ20Aとバスケット部10Aが後端側に移動し、バスケット14A及び操作ワイヤ20Aの湾曲部21Aがシース30の第1のルーメン31に再び収容される。このとき、操作ワイヤ20Aの湾曲部21Aは、シース30の内周面により押圧され、湾曲形状から真直ぐに近い形状(略直線形状)に変形し、第1のルーメン31に収容される。また、バスケット14Aのワイヤ12Aのそれぞれがシース30の内周面により押圧され、湾曲形状から略直線形状に変形することでバスケット14Aが収縮し、操作ワイヤ20Aに追従して第1のルーメン31に収容される。この結果、医療用デバイス1Aは、図1の状態に戻る。
図2Bは、図2Aにおける医療用デバイス1Aの先端部のA-A線によって切り取られた断面を、矢印の方向から観察した図である。
図2A及び図2Bにおいては、バスケット14Aは12Aa、12Ab、12Ac、12Adの4本のワイヤから成る。図2A及び図2Bにおいて、4本のワイヤ12Aのうちワイヤ12Aaとワイヤ12Abが中心軸Cに対して対称に配置されており、かつ、ワイヤ12Acとワイヤ12Adが中心軸Cに対して対称に配置されている。尚、ワイヤ12Aを構成するそれぞれのワイヤは、中心軸Cに対して対称に配置されなくてもよい。具体的には、4本のワイヤ12Aのうちいずれか2つのワイヤを中心軸Cに対して対称に配置し、かつ、残りの2つのワイヤを中心軸Cに対して非対称に配置してもよい。または、いずれの2つのワイヤの組み合わせも中心軸Cに対して非対称となるように配置してもよい。また、ワイヤ12Aの数も4本に限定されない。
図3は、術者が、医療用デバイス1Aを総胆管100に挿入し、総胆管凹部101に生じた結石102を回収する様子を示した図である。尚、総胆管凹部101とは、総胆管100の一部の直径が急激に拡大してできた部位である。図3における総胆管凹部は、医療用デバイス1Aの説明のために、実際の形態とは異なる部分を含む
医療用デバイス1Aは、十二指腸の乳頭(不図示)近くまで先端部が挿入された内視鏡(不図示)の内部を通り、予め内視鏡の内部を経由して乳頭から総胆管100に挿入されたガイドワイヤ(不図示)に沿って総胆管100に挿入される。尚、医療用デバイス1Aは、図1に示す状態、即ち、バスケット14A、後端チップ13、操作ワイヤ20Aの湾曲部21Aがシース30の第1のルーメン31に収容された状態で総胆管100に挿入される。医療用デバイス1Aが総胆管100の凹部101に到達した後、術者は、一方の手で把持部41を把持し、もう一方の手でハンドル45を先端側に移動させることにより、バスケット14A及び操作ワイヤ20Aの湾曲部21Aをシース30の先端から押し出す。このとき、バスケット14Aが収縮形状から拡張形状に変化するとともに操作ワイヤ20Aの湾曲部21Aが、略直線形状から凹部101の形状に沿うように湾曲形状に変化する。この結果、術者は、総胆管凹部101の側壁面103近くにバスケット14Aを拡張させることができる。術者は、拡張したバスケット14Aによって総胆管凹部101の壁面に生じた結石102を、複数のワイヤ12Aの隣り合うワイヤの隙間から拡張したバスケット14Aの内部の空間に収容することができる。その後、術者はハンドル45を後端側に引っ張ってバスケット14Aの一部又は全部をシース30の第1のルーメン31に収容することで、バスケット14Aを収縮させ、結石102をバスケット14Aの内部に保持することができる。術者は、ハンドル45及び把持部41を更に後端側に引くことで、結石102を内包するバスケット14Aを、総胆管凹部101及び総胆管100から乳頭を通って引き抜くことができる。
以上のように、医療用デバイス1Aによると、操作ワイヤ20Aの先端部に設けられた湾曲部21Aが総胆管凹部101の形状に沿うように湾曲しているため、バスケット14Aを総胆管凹部101の側壁面103により接近させて拡張させることが可能となる。この結果、総胆管凹部101に生じた結石102をより容易に回収可能となる。
<第2実施形態>
図4Aは、本開示の第2実施形態に係る医療用デバイス1Bにおけるバスケット部10Bの概略部分縦断面図である。
図4Bは、図4Aにおける医療用デバイス1BのB-B線によって切り取られた断面を、矢印の方向から観察した図である。第2実施形態に係る医療用デバイス1Bと第1実施形態に係る医療用デバイス1Aとは、バスケット14Bの構造のみが相違する。医療用デバイス1Bの各構成部材のうち、第1実施形態に係る医療用デバイス1Aと共通する構成部材については、第1実施形態において付されている番号と同じ番号を付し、その詳細説明を省略する。
図4A及び図4Bは、バスケット14B及び操作ワイヤ20Aの湾曲部21Aがシース30の先端から突出した状態を示す図であり、バスケット14Bがシース30の内周面による押圧から解放され、バスケット部10Bの中心軸Cに略垂直な方向に収縮した形状から拡張した形状へ変化した状態を示している。また、操作ワイヤ20Aの湾曲部21Aがシース30の内周面による押圧から解放され、略直線形状から湾曲形状に変化した状態を示している。
図4A及び図4Bにおいて、バスケット14Bは、複数のワイヤ12Bを有する。複数のワイヤ12Bは、第1の内側ワイヤ12Ba、第2の内側ワイヤ12Bb、第1の外側ワイヤ12Bc、及び、第2の外側ワイヤ12Bdから成る。第1の内側ワイヤ12Baと第2の内側ワイヤ12Bbは、バスケット14Bの周方向に沿って隣接し、バスケット14Bが拡張した状態において、バスケット部10Bの中心軸Cよりも湾曲部21Aの湾曲方向に位置するように配置されている(換言すると、中心軸Cよりも湾曲部21Aの湾曲形状の内側に位置するように配置されている)。第1の外側ワイヤ12Bcと第2の外側ワイヤ12Bdは、バスケット14Bの周方向に沿って隣接し、バスケット14Bが拡張した状態において、バスケット部10Bの中心軸Cよりも湾曲部21Aの湾曲方向の反対方向に位置するように配置されている(換言すると、中心軸Cよりも湾曲部21Aの湾曲形状の外側に位置するように配置されている)。図4Bに示されるように、バスケット14Bが拡張した状態では第1の内側ワイヤ12Baの横断面の中心と第2の内側ワイヤ12Bbの横断面の中心との距離aは、第1の外側ワイヤ12Bcの横断面の中心と第2の外側ワイヤ12Bdの横断面の中心との距離bよりも大きい。
この構成によると、バスケット14Bが拡張したときに第1の内側ワイヤ12Baの横断面の中心と第2の内側ワイヤ12Bbの横断面の中心との距離aが第1の外側ワイヤ12Bcの横断面の中心と第2の外側ワイヤ12Bdの横断面の中心との距離bと等しくなる構成に比べ、より大きなサイズの結石102をバスケット14Bの内部に容易に収容することができる。
<第3実施形態>
図5は、本開示の第3実施形態に係る医療用デバイス1Cの先端部の概略部分縦断面を示す図である。
医療用デバイス1Cと第1実施形態に係る医療用デバイス1Aとは、操作ワイヤ20Cの構造のみが相違する。医療用デバイス1Cの各構成部材のうち、第1実施形態に係る医療用デバイス1Aと共通する構成部材については、第1実施形態において付されている番号と同じ番号を付し、その詳細説明を省略する。
図5において、医療用デバイス1Cは、第1実施形態に係る医療用デバイス1Aの操作ワイヤ20Aに替えて操作ワイヤ20Cを有する。操作ワイヤ20Cは、先端部に、後端チップ13の後端部に連続する第1のストレート部22Caと、第1のストレート部22Caの後端部に連続する湾曲部21Cと、湾曲部21Cの後端部に連続し、シース30と略平行に延びる第2のストレート部22Cbと、を有する。言い換えると、湾曲部21Cは、操作ワイヤ20Cの先端側に形成されている。
尚、図5は、バスケット部10A、操作ワイヤ20Cの第1のストレート部22Ca、湾曲部21C、及び第2のストレート部22Cbの一部がシース30の先端から突出した状態を示す図であり、バスケット14Aがシース30の内周面による押圧から解放され、バスケット部10Aの中心軸C(図2A参照)に略垂直な方向に収縮した形状から拡張した形状へ変化した状態を示している。また、操作ワイヤ20Cの湾曲部21Cがシース30の内周面による押圧から解放され、略直線形状から湾曲形状に変化した状態を示している。このような構成によっても、第1実施形態に係る医療用デバイス1Aと同様の効果を奏することができる。
<第4実施形態>
図6は、本開示の第4実施形態に係る医療用デバイス1Dの先端部の概略部分縦断面図である。第4実施形態に係る医療用デバイス1Dと第1実施形態に係る医療用デバイス1Aとは、操作ワイヤ20Dの構造のみが相違する。医療用デバイス1Dの各構成部材のうち、第1実施形態に係る医療用デバイス1Aと共通する構成部材については、第1実施形態において付されている番号と同じ番号を付し、その詳細説明を省略する。
図6において、医療用デバイス1Dは操作ワイヤ20Dを有し、操作ワイヤ20Dは2つの湾曲部を有する。具体的には、操作ワイヤ20Dは、後端チップ13の後端部に連続する第1のストレート部22Daと、第1のストレート部22Daの後端部に連続する第1の湾曲部21Daと、第1の湾曲部21Daの後端部に連続する第2のストレート部22Dbと、第2のストレート部22Dbの後端部に連続する第2の湾曲部21Dbと、第2の湾曲部21Dbの後端部に連続する第3のストレート部22Dcを有する。第2の湾曲部21Dbの湾曲度合いより、第1の湾曲部21Daの湾曲度合いの方が大きい。湾曲度合は、例えば、最小の曲率半径によって規定することができる。湾曲度合を最小の曲率半径で定義する場合、第2の湾曲部21Dbの最小の曲率半径より、第2の湾曲部21Daの最小の曲率半径が小さい。
湾曲部の曲率半径とは、湾曲部の局所的な曲がり具合を円に近似したときの、その円の半径である。最小の曲率半径とは、上記円の半径が最も小さくなる点における円の半径である。
尚、図6は、バスケット部10A、操作ワイヤ20Dの第1のストレート部21Da、第1の湾曲部21Da、第2のストレート部22Db、第2の湾曲部21Db、及び第3のストレート部22Dcの一部がシース30の先端から突出した状態を示す図であり、バスケット14Aがシース30の内周面による押圧から解放され、バスケット部10Aの中心軸C(図2A参照)に略垂直な方向に収縮した形状から拡張した形状へ変化した状態を示している。また、操作ワイヤ20Dの第1の湾曲部21Da及び第2の湾曲部21Dbがシース30の内周面による押圧から解放され、略直線形状から湾曲形状に変化した状態を示している。
本構成によると、図3のような総胆管凹部101の縦断面図において、総胆管凹部101の側壁面103が総胆管100の管路の下に潜り込むように湾曲し、それにより形成された空間に結石102が生じている場合においても、バスケット14Aを総胆管凹部101の側壁面103により一層接近させて拡張させることが可能となる。この結果、総胆管凹部101に生じた結石102をより一層容易に回収可能となる。
尚、図6では、湾曲度合が異なる2つの湾曲部(第1の湾曲部21Da及び第2の湾曲部21Db)を有する操作ワイヤ20Dを例示したが、湾曲部は2つに限られず、3つ以上であってもよい。その場合、先端側に位置する湾曲部の湾曲度合いの方が、後端側に位置する湾曲部の湾曲度合いより大きくてもよい。
なお、本開示は、上述した実施形態の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。例えば、上述した実施形態の構成のうちの一部を削除したり、他の構成に置換してもよく、上述した実施形態の構成に他の構成を追加等してもよい。
例えば、第2実施形態に係る医療用デバイス1Bの操作ワイヤ20Aに替えて第3実施形態に係る医療用デバイス1Cの操作ワイヤ20C、又は、第4実施形態に係る医療用デバイス1Dの操作ワイヤ20Dを適用してもよい。また、第4実施形態においては、第2の湾曲部21Dbの湾曲度合いより、第1の湾曲部21Daの湾曲度合いの方が小さくてもよい。
1A、1B、1C、1D:医療用デバイス
10A、10B:バスケット部
11:先端チップ
12A、12B:ワイヤ
13:後端チップ
14A、14B:バスケット
20A、20C、20D:操作ワイヤ
21A:湾曲部
22A:ストレート部
30:シース
31:第1のルーメン
40:操作部
41:把持部
42:第2のルーメン
43:送液部
44:送液ルーメン
45:ハンドル
100:総胆管
101:総胆管凹部
102:結石
103:総胆管凹部の側壁面

Claims (3)

  1. 操作ワイヤと、
    前記操作ワイヤの先端部に後端部が接合されるとともに、複数のワイヤから形成され、径方向に拡縮可能なバスケットと、を有し、
    前記操作ワイヤは、前記操作ワイヤの先端部に湾曲部を備え
    前記操作ワイヤの前記湾曲部は、前記操作ワイヤの先端部に設けられる第1の湾曲部と、
    前記第1の湾曲部よりも前記操作ワイヤの後端側に設けられる第2の湾曲部と、を有し、
    前記第1の湾曲部の湾曲度合いが、前記第2の湾曲部の湾曲度合いよりも大きい、
    医療用デバイス。
  2. 前記バスケットは、
    前記複数のワイヤのうち、前記バスケットの周方向に隣接し、前記バスケットが拡張した状態において、前記バスケットの中心軸よりも前記湾曲部の湾曲方向に設けられる、第1の内側ワイヤ及び第2の内側ワイヤと、
    前記バスケットの中心軸よりも前記湾曲部の湾曲方向と反対方向に設けられる、第1の外側ワイヤ及び第2の外側ワイヤと、を有し、
    前記バスケットの横断面における、前記第1の内側ワイヤ及び第2の内側ワイヤの距離が、前記第1の外側ワイヤ及び第2の外側ワイヤの距離よりも大きい、
    請求項1に記載の医療用デバイス。
  3. 前記医療用デバイスは、
    前記操作ワイヤ及び前記バスケットを収容するシースを有し、
    前記操作ワイヤは、前記操作ワイヤの先端部に、前記シースの内腔から外部に露出するときに湾曲する湾曲部を有し、
    前記バスケットの先端方向が、前記操作ワイヤの湾曲部の湾曲に従って変化する、
    請求項1又は2に記載の医療用デバイス
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