JPH1147141A - 体腔内異物回収用把持具 - Google Patents

体腔内異物回収用把持具

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JPH1147141A
JPH1147141A JP9209121A JP20912197A JPH1147141A JP H1147141 A JPH1147141 A JP H1147141A JP 9209121 A JP9209121 A JP 9209121A JP 20912197 A JP20912197 A JP 20912197A JP H1147141 A JPH1147141 A JP H1147141A
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gripping
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distal end
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JP9209121A
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English (en)
Inventor
Masahiro Ishikawa
石川  正宏
Takayuki Suzuki
孝之 鈴木
Koichi Kawashima
晃一 川島
Tsutomu Okada
勉 岡田
Akito Sadamasa
明人 定政
Hiroki Hibino
浩樹 日比野
Kazuhiro Yoshida
和博 吉田
Ryuta Sekine
竜太 関根
Hiroki Moriyama
宏樹 森山
Kunihide Kaji
国英 梶
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、体腔内へ一度の挿入操作により体腔
内にある複数の異物を連続的に保持してそれらを容易に
回収することができると共に異物の回収作業の能率がよ
い体腔内異物回収用把持具を提供することにある。 【解決手段】内視鏡の処置具挿通用チャンネル内に挿入
可能なシース1の先端付近に、独立して把持動作を行う
拡張及び縮小自在な複数の把持アーム部11,20を設
け、前記シース1の手元側端には独立して作動する前記
各把持アーム部11,20の把持動作を個別的に操作可
能な複数のハンドル7,8を設けた体腔内異物回収用把
持具である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は体腔内に発生した胆
石や血栓またはポリープ等の体腔内異物を回収する体腔
内異物回収用把持具に関する。
【0002】
【従来の技術】胃や大腸などの体腔内に発生したポリー
プや胆道結石または血栓等の異物を回収するために例え
ば実公昭61−9601号公報において知られるような
バスケット鉗子が使用されてきた。従来のバスケット鉗
子は図12に示すようなものである。これは、可撓管1
01内に進退自在に挿通した操作ワイヤ102の先端に
かご状に弾性的に膨らむ複数の弾性ワイヤ103を連結
してなり、これらの弾性ワイヤ103により可撓管10
1の先端から突き出したときにかご状に膨らむ把持用バ
スケット部104を形成し、このバスケット部104内
に異物を取り込んで異物の回収を行うものである。
【0003】しかし、この従来のバスケット鉗子は1回
の回収操作で1つの異物しか回収することができない。
体腔内に回収すべき複数の異物があっても1つの異物ご
とバスケット部104に取り込んで、その都度、内視鏡
と共にバスケット鉗子を体外に引き出さなければならな
い。複数の異物がある場合、内視鏡とバスケット鉗子の
挿入操作を繰り返するため、作業が面倒であるばかりで
なく、長い手術時間を要すると共に、患者に多大な負担
をかけてしまう。
【0004】このような煩わしさを解消し、連続して胆
石等の異物を回収するために、複数のバスケット部を設
けたものが、米国特許第3,108,593号明細書に
おいて提案されている。これは図13及び図14に示す
ように、複数のワイヤ111を複数途中で把束し、複数
のバスケット部112を形成し、ワイヤ111を引くこ
とにより各々のバスケット部112が同時に縮少し、ワ
イヤ111を押することにより各々のバスケット部11
2が同時に開くものである。このため、あるバスケット
部112で第1の胆石を把持した後、その他のいずれか
のバスケット部112で第2の胆石を把持しようとして
バスケット部112を拡開しようとすると、全てのバス
ケット部112が拡開してしまい、一旦、把持した第1
の胆石を離してしまうことがある。このため、複数の異
物を同時に把持できるきわめて特定的な状況でしか使用
できなかった。多くの場合、複数の胆石を連続して次々
に把持し、そのまま回収することは実際には困難であっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上の如く、従来は体
腔内に回収すべき異物が複数あっても1つの異物の回収
の都度、内視鏡と共にバスケット鉗子を体外に引き出さ
なければならなかった。このため、内視鏡とバスケット
鉗子の挿入操作を繰り返すため、作業が面倒であるばか
りでなく、長い手術時間を要すると共に、患者に多大な
負担をかけてしまう。
【0006】また、後者のものにあってはあるバスケッ
ト部で1つの異物を把持しても、残る他のバスケット部
で、他の異物を把持するときに外れてしまい、多くの場
合、複数の胆石を連続して次々に把持し、そのまま回収
することは実際には困難であった。
【0007】本発明は、体腔内へ一度の挿入操作により
体腔内にある複数の異物を連続的に保持してそれらを容
易に回収することができると共に異物の回収作業の能率
がよい体腔内異物回収用把持具を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、内視鏡の処置
具挿通用チャンネル内に挿入可能な挿入部本体用シース
と、このシースの先端付近に設けられ、独立して把持動
作を行う拡張及び縮小自在な複数の把持部と、前記挿入
部本体用シースの手元側端に設けられ、独立して作動す
る前記各把持部の把持動作を個別的に操作可能な複数の
ハンドルを有する操作部と、この操作部の各ハンドルと
各々の把持部を繋ぎ、前記挿入部本体用シースに移動自
在に挿通された操作力伝達部材とを具備したことを特徴
とする体腔内異物回収用把持具である。
【0009】
【作用】このような構成の把持具によれば、手元側の操
作部の各ハンドルを独立して作動させることにより力伝
達部材を通して、先端側の各把持部に独立して開放、把
持等の作動をさせることができ、各把持部に体腔内の複
数の異物を連続して把持し、複数の異物をまとめて回収
することが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態を説
明する。 (構成)図1〜図5は本発明の第1実施形態に係わる体
腔内異物回収用把持具を示すものである。この把持具は
可撓性シース(第1の可撓管)1を有し、この可撓性シ
ース1は内視鏡の処置具挿通用チャンネル内に挿通可能
な挿入部本体となるものである。
【0011】可撓性シース1内には第2の可撓管となる
操作カニューラ2がその軸方向に進退自在に挿通されて
おり、操作カニューラ2内には同じくその軸方向に進退
自在に可撓性の操作コイル3が挿通されている。
【0012】可撓性シース1の手元端には前記操作カニ
ューラ2及び前記操作コイル3を選択的に独立して進退
操作を行う操作部5が設けられている。すなわち、操作
部5は筒状の手元部本体6を有し、この手元部本体6は
前記可撓性シース1の基端部に取着固定されている。手
元部本体6の後端にはつば状の指掛け部6aが形成され
ている。この手元部本体6内には同じく筒状に形成され
た第1のハンドル7が嵌挿されている。この第1のハン
ドル7は手元部本体6に対してその軸方向ヘスライド自
在に設けられている。第1のハンドル7の外端にはつば
状の指掛け部7aが形成されている。第1のハンドル7
内には第2のハンドル8がその軸方向ヘスライド自在に
嵌挿されている。この第2のハンドル8の外端部にはリ
ング状の指掛け部8aが設けられている。
【0013】第1のハンドル7は前記操作カニューラ2
の基端に連結され、第2のハンドル8は前記操作コイル
3の基端に連結されている。そして、手元部本体6を基
準にして第1のハンドル7のみを前後に動かすことによ
り可撓性シース1内で操作カニューラ2を進退する操作
を行うことができ、同様に手元部本体6を基準にして第
2のハンドル8のみを前後に動かすことにより操作カニ
ューラ2内で操作コイル3を進退する操作を行うことが
できる。また、第1のハンドル7と第2のハンドル8を
一緒に前後に動かすことにより可撓性シース1内で操作
カニューラ2と操作コイル3を一体的に進退させること
も可能である。
【0014】このように操作カニューラ2と操作コイル
3を進退させる際、可撓性シース1の先端から前記操作
カニューラ2の先端部が突き出すと共に前記操作カニュ
ーラ2の先端からも操作コイル3の先端部が突き出す図
1の状態と、可撓性シース1の先端部内に前記操作カニ
ューラ2の先端部が引き込むと共に前記操作カニューラ
2の先端部内に操作コイル3の先端部が引き込む図2の
状態とを両端とするストローク範囲で、操作カニューラ
2及び操作コイル3は進退するようになっている。
【0015】前記操作カニューラ2の先端部には、把持
部としての第1の把持アーム部11が構成されている。
この第1の把持アーム部11は複数の弾性ワイヤ、ここ
ではチタンやステンレス等の金属より成る複数の弾性板
12が設けられている。この実施形態では特に上下の合
わせて2本の弾性板12によって構成されている。これ
らの帯状の弾性板12の手元端と先端はそれぞれ接合部
としての接合部材13,14により操作カニューラ2の
外周に取着固定されている。これにより複数の弾性板1
2は操作カニューラ2に連結されている。
【0016】さらに、前記弾性板12にはその先端側の
接合部材14側から手元側の接合部材13に向かって順
番に第1〜第3の屈曲部15a,15b、15cが、そ
れぞれの間にある間隔をおいて形成されている。そし
て、フリーな状態ではそれら第1〜第3の屈曲部15
a,15b,15cによって、各弾性板12には、第1
の把持アーム部11の全体として図1で示す如くの半円
状に拡開するように癖が付けられている。
【0017】最先端の第1屈曲部15aと最後端の第3
屈曲部15cはその把持アーム部11の外側に向かって
折曲されており、中央の第2屈曲部15bはその把持ア
ーム部11の内側に向かって折曲されている。そして、
第1の把持アーム部11が拡張したとき、最先端の屈曲
部15a及び最後端の屈曲部15cは4分の1の円弧を
形成し、中央の屈曲部15bは半円の円弧を形成する。
また、拡張したとき中央の屈曲部15bの半円の円弧は
両端の屈曲部15a及び15cの4分の1の円弧と比べ
て充分に大きく、このため、第1の把持アーム部11の
全体として外側に向く半円の円弧を形成するようになっ
ている。
【0018】一方、前記操作コイル3の先端部には把持
部としての第2の把持アーム部20が設けられている。
この第2の把持アーム部20は複数の弾性ワイヤ、ここ
ではチタンやステンレス等の金属より成る複数の弾性板
21が設けられている。この実施形態では特に上下の合
わせて2本の弾性板21によって構成されている。この
弾性板21の手元端は接合部としての接合部材22によ
って前記操作コイル3の外周に取着固定され、弾性板2
1の先端は先端側の接合部としての先端チップ23によ
って取着され、前記操作コイル3に連結されている。
【0019】前記弾性板21には先端チップ23側から
手元側の接合部材22に向かって順番に第1〜第3の屈
曲部24a,24b、24cが、それぞれの間にある間
隔をおいて形成されている。そして、フリーな状態では
それら第1〜第3の屈曲部24a,24b,24cによ
って弾性板21が開き、第2の把持アーム部20の全体
としては図1で示す如くの半円状に拡開するように癖が
付けられている。
【0020】さらに、最先端の第1屈曲部24aと最後
端の第3屈曲部24cはその把持アーム部20の外側に
向かって折曲されており、中央の第2屈曲部24bはそ
の把持アーム部20の内側に向かって折曲されている。
そして、第1の把持アーム部20が拡張したとき、最先
端の屈曲部24a及び最後端の屈曲部24cは4分の1
の円弧を形成し、中央の屈曲部24bは半円の円弧を形
成する。また、拡張したとき中央の屈曲部24bの半円
の円弧は両端の屈曲部24a及び屈曲部24cの4分の
1の円弧と比べて充分に大きく、第2の把持アーム部2
0の全体として外側に向く半円の円弧を形成するように
なっている。第2の把持アーム部20の全体として半円
の半径は前述した第1の把持アーム部11のものより全
体として小さい。また、前述した第1の把持アーム部1
1と第2の把持アーム部20は軸方向に対して直列に位
置して設けられている。
【0021】(作用)このように構成された把持具を用
いて、体腔内の複数の異物、例えば切除完了した複数の
ポリープ片を把持して連続的に回収する場合について説
明する。まず、操作部5のハンドル操作によって操作カ
ニューラ2及び操作コイル3の両方を後退させ、図2の
状態にする。つまり第1の把持アーム部11は可撓性シ
ース1内に収納され、第2の把持アーム部20は操作カ
ニューラ2内に収納される。そして、第1の把持アーム
部11及び第2の把持アーム部20は両方共、可撓性シ
ース1内に収納される状態にする。
【0022】そして、この収納状態での可撓性シース1
を、これとは別に予め、体腔内に導入した図示しない内
視鏡の処置具挿通用チャンネル内を通じて挿入し、前記
可撓性シース1の先端を体腔内に突き出す。そして、内
視鏡の処置具挿通用チャンネルの先端開口から突き出し
た可撓性シース1の先端部を粘膜に平行に突き出す。
【0023】ついで、操作部5の第1のハンドル7を手
元部本体6に対して軸方向に沿って前進させると共に第
2のハンドル8も操作カニューラ2に対して軸方向に沿
って前進させる。すると、図1で示す如く、可撓性シー
ス1の先端から第1の把持アーム部11の全体が突き出
し、操作カニューラ8の先端から第2の把持アーム部2
0の全体が突き出して、各把持アーム部11,20はそ
れぞれ拡開する。つまり、第1の把持アーム部11を構
成する弾性板12、及び第2の把持アーム部20を構成
する弾性板21は半円状に拡開する癖が付けられている
ため、それ自身の弾性力によってそれぞれ半円状に自ら
拡開する。
【0024】そこで、例えば図3で示す如く、第2の把
持アーム部20の半円状に拡開した弾性板21の隙間か
らその弾性板21と操作コイル3の間に第1のポリープ
31を取り込む。ついで、手元側の操作部5において、
第2のハンドル8を手元側に引くと、図4で示す如く、
操作コイル3が操作カニューラ2内に引き込まれ、その
第2の把持アーム部20が操作カニューラ2の先端部内
に引き込まれる。このため、第2の把持アーム部20の
弾性板21が縮小される。従って、第1のポリープ31
はその縮小した把持アーム部20と操作コイル3の間に
把持されることになる。
【0025】次に、内視鏡を体腔内に留置したまま、そ
の把持具で続けて別の第2のポリープ32を回収する場
合には次のように行う。第1の把持アーム部11の半円
状に拡開した弾性板12の隙間からその弾性板12と操
作カニューラ2の間に第2のポリープ32を取り込む。
ついで、手元側の操作部5において、第1のハンドル7
及び第2のハンドル8の両者を同量の長さで手元側に一
体的に引くと、図5で示す如く、操作カニューラ2及び
操作コイル3が可撓性シース1側に一体的に引き込ま
れ、第1の把持アーム部11が前記第2のポリープ32
を把持した状態で可撓性シース1の先端部内に引き込ま
れるため、その第1の把持アーム部11の弾性板12が
縮小される。従って、第2のポリープ32はその縮小し
た把持アーム部11の弾性板12と操作カニューラ2の
間に把持される。尚、体腔内において把持する順番とし
ては最初に第1の把持アーム部11で第1のポリープを
回収し、続いて第2の把持アーム部20で第2のポリー
プ32を回収しても良い。
【0026】その後、図5で示す如く、第1のポリープ
31及び第2のポリープ32を保持した把持具を内視鏡
と共に体腔内から抜き取ってそれらのポリープ31,3
2を体外に回収する。また、回収するポリープが小さい
など、場合によっては内視鏡を留置したまま、把持具の
みを体外に引き出してもよい。
【0027】(効果)本実施形態によれば、第1のポリ
ープ31を一方の把持アーム部11,20で把持した
後、第1のポリープ31を把持したまま、把持具本体を
体外に回収することなく、かつ第1のポリープ31を把
持したままの状態で連続して他の第2のポリープ32を
他の把持アーム部11,20で把持することができる。
このことにより、体腔内に複数のポリープが存在する状
況において、1つのポリープごとに把持具と内視鏡をそ
の都度、体外に出し入れする必要がなく、把持具と内視
鏡を体外に出し入れする頻度が少なくなり、作業が単純
化され、かつ治療時間が大幅に短縮され、しかも患者の
負担が軽減される。
【0028】また、把持アーム11,20の弾性板1
2,21が半円状に拡開し、縮小把持するため、把持し
たポリープ31,32に対して半円状に均一に接触し、
包み込むので、回収するポリープ31,32を潰し過ぎ
たりダメージを与えたりすることが少なくなる。
【0029】以下、本発明の第2実施形態を説明する。 (構成)図6〜図8は本発明の第2実施形態に係わる体
腔内異物回収用把持具を示すものである。この把持具は
第1実施形態と同様、可撓性シース51の基端部に操作
部52を設けるが、この操作部52の手元部本体53は
前記可撓性シース51の基端に取着されている。この手
元部本体53の後端にはつば状の指掛け部53aが形成
されている。
【0030】手元部本体53内には1つの指掛け部55
aを有するメーンハンドル55が軸方向へスライド自在
に設けられている。さらに手元部本体53内には前記メ
ーンハンドル55に連係してその軸方向へスライド自在
な、第1のハンドル56と第2のハンドル57が設けら
れている。第1のハンドル56と第2のハンドル57に
はそれぞれ同様な指掛け部56a,57aが付設されて
いる。
【0031】そして、メーンハンドル55の先端には前
記可撓性シース51内に挿通された操作ワイヤ60の手
元端が連結されている。第1のハンドル56の先端には
前記可撓性シース51内に挿通された第1の操作ワイヤ
61の手元端が連結されている。第2のハンドル57の
先端には前記可撓性シース51内に挿通された第2の操
作ワイヤ62の手元端が連結されている。そして、操作
ワイヤ60、第1の操作ワイヤ61及び第2の操作ワイ
ヤ62はそれぞれのメーンハンドル55、第1のハンド
ル56及び第2のハンドル57の個別的な操作によって
それぞれ独立的に可撓性シース51内で軸方向に進退さ
せられるようになっている。また、各ハンドル55,5
6,57を一緒に進退操作によって操作ワイヤ60、第
1の操作ワイヤ61及び第2の操作ワイヤ62を一体的
に進退させることができるようになっている。
【0032】前記操作ワイヤ60の先端部には、把持部
としての第1の把持アーム部65及び第2の把持アーム
部66が設けられている。第1の把持アーム部65はチ
タンやステンレス等の金属から成る第1の弾性板67に
よって構成されている。第1の弾性板67はその手元側
端が接合部としての第1の摺動リング68に取着されて
おり、弾性板67の先端は前記操作ワイヤ60の先端に
接合部材としての先端チップ69によって取着されてい
る。前記第1の摺動リング68は前記操作ワイヤ60に
摺動自在に被嵌され、前後に移動自在に取り付けられた
ものであり、さらに第1の摺動リング68は前記第1の
操作ワイヤ61の先端に取着して連結されている。
【0033】同様に第2の把持アーム部66はチタンや
ステンレス等の金属から成る第2の弾性板71によって
構成されている。この第2の弾性板71はその手元側端
が接合部としての第2の摺動リング72に取着され、第
2の弾性板71の先端は前記先端チップ69に取着され
ている。前記第2の摺動リング72は前記操作ワイヤ6
0に摺動自在に被嵌され、前後に移動自在に取り付けら
れたものであり、この第2の摺動リング72は前記第2
の操作ワイヤ62の先端に取着して連結されている。前
記各摺動リング68,72は操作ワイヤ60に対して摺
動性を有し、進退自在であり、また、第1の操作ワイヤ
61及び第1の摺動リング68は第2の摺動リング72
内に挿通可能なものであり、干渉することなく移動でき
る。
【0034】(作用)このように構成された把持具を用
いて、体腔内の複数の異物、例えば切除完了した複数の
ポリープ片を把持して回収する場合について説明する。
まず、操作部52でのハンドル操作によって、操作ワイ
ヤ60、第1の操作ワイヤ61及び第2の操作ワイヤ6
2の全部を後退させ、可撓性シース51内に第1の把持
アーム部65及び第2の把持アーム部66を引き込んで
収納する。つまり、メーンハンドル55と一緒に第1の
ハンドル56及び第2のハンドル57を後退させること
により操作ワイヤ60、第1の操作ワイヤ61及び第2
の操作ワイヤ62を一体的に後退し、可撓性シース51
内に第1の把持アーム部65及び第2の把持アーム部6
6を引き込んで収納する。
【0035】そして、この状態での可撓性シース51
を、あらかじめ体腔内に導入した図示しない内視鏡の処
置具挿通用チャンネル内を通じて挿入し、前記可撓性シ
ース51の先端を体腔内に突き出す。そして、内視鏡の
処置具挿通用チャンネルの先端開口から突き出した可撓
性シース51の先端部分を粘膜に平行に突き出す。
【0036】ついで、操作部52の各ハンドル55,5
6,57の全部を手元部本体53に対して前進させる
と、図6で示す如く、可撓性シース51の先端から第1
の把持アーム部65及び第2の把持アーム部66が突き
出してそれぞれの弾性板67,71が拡開する。
【0037】そこで、例えば、図7で示す如く、第1の
把持アーム部65においての拡開した弾性板67と操作
ワイヤ60の間にその隙間から第1のポリープ75を取
り込む。ついで、操作部52において、第1のハンドル
56を手元側に引くと、図8で示す如く、第1の操作ワ
イヤ61及び第1の摺動リング68が手元側に引かれて
移動し、第1の把持アーム部65の半円が平たく収縮す
る。従って、第1のポリープ75はその縮小した第1の
把持アーム部65と操作ワイヤ60の間に把持される。
【0038】続けて、次の第2のポリープを把持する場
合には第2の把持アーム部66においての拡開した弾性
板71と操作ワイヤ60の間にその隙間から第2のポリ
ープを取り込む。ついで、操作部52において、第2の
ハンドル57を手元側に引くと、第2の操作ワイヤ62
及び第2の摺動リング72が、手元側に引かれて移動
し、第2の把持アーム部66の半円が平たく収縮する。
従って、第2のポリープはその縮小した第2の把持アー
ム部66と操作ワイヤ60の間に把持される。
【0039】その後、第1、第2のポリープを保持した
把持具を内視鏡と共に体腔内から抜き取って体外に回収
する。 (効果)本実施形態の場合、第1実施形態の効果に加え
て2つの把持アーム部65,66が把持具の軸方向前後
にずれることなく略同じ範囲において並列して位置して
いるため、把持具の、特に把持アーム部65,66の全
長が短くなり、第1、第2のポリープの取り込み作業が
容易になる。
【0040】以下、本発明の第3実施形態を説明する。 (構成)図9〜図11は本発明の第3実施形態に係わる
体腔内異物回収用把持具を示すものである。本実施形態
では前述した第1実施形態及び第2実施形態と似たとこ
ろがあるが、特に以下の点で相違する。
【0041】可撓性シース81内には操作コイル82を
挿通してなり、この操作コイル82の先端部には軸方向
前後に把持部としての第1の把持アーム部83と第2の
把持アーム部84が軸方向に直列に配置して設けられて
いる。各把持アーム部83,84はいずれもテフロンや
ナイロン等の樹脂より成る複数の弾性ワイヤ85,86
によって構成されている。第1の把持アーム部83の弾
性ワイヤ85はその先端が接合部としての先端チップ8
7に取着固定され、手元端は接合部としての摺動リング
88に取着固定されている。摺動リング88は操作コイ
ル82に対して前後軸方向に移動自在に被嵌されてい
る。
【0042】また、第2の把持アーム部84の弾性ワイ
ヤ86はその後端が手元側接合部としての接合部材91
を介して操作コイル82に取着固定されている。また、
弾性ワイヤ86の先端側部分は前記摺動リング88内を
通じて第1の把持アーム部83の内側部位に延び、先端
側接合部としての接合部材92を介して、操作コイル8
2に取着固定されている。ここで、摺動リング88は操
作コイル82、弾性ワイヤ86及び接合部材92の部分
に対して摺動通過性を有する構成であり、それらに対し
て進退自在である。摺動リング88は前記可撓性シース
81内に挿通した操作ワイヤ94の先端に連結されてい
る。
【0043】可撓性シース81の基端部に設けられる操
作部95はその手元部本体96内に進退自在な第1のハ
ンドル97と第2のハンドル98を設けてなり、第2の
ハンドル98には前記操作ワイヤ94が連結している。
第1のハンドル97には前記操作コイル82が連結され
ている。手元部本体96、第1のハンドル97及び第2
のハンドル98の後端にはそれぞれつば状の指掛け部9
6a,97a,98aが形成されている。
【0044】(作用)このように構成された把持具を用
いて、体腔内の複数の異物、例えば切除完了した複数の
ポリープ片を把持して回収する場合について説明する。
まず、操作部95でのハンドル操作によって、操作コイ
ル82及び操作ワイヤ94を後退させ、可撓性シース5
1内に第1の把持アーム部83及び第2の把持アーム部
84を引き込んで収納する。
【0045】そして、第1実施形態と同様に内視鏡の処
置具挿通用チャンネル内を通じて前記可撓性シース81
の先端部を体腔内に突き出す。ついで、操作部95のハ
ンドル操作によって、操作コイル82及び操作ワイヤ9
4を前進させ、可撓性シース81の先端からそれぞれ各
把持アーム部83,84を突き出してそれらの弾性ワイ
ヤ85,86を拡開する。
【0046】このように拡開した状態で、図10で示す
如く、第1の把持アーム部83における弾性ワイヤ85
と操作コイル82の間の隙間から第1のポリープ99を
取り込む。そこで、操作部95において、第1のハンド
ル97を手元側に引き、操作ワイヤ94を手元側に引き
込む。すると、摺動リング88及び弾性ワイヤ85が手
元側に引かれることにより第1の把持アーム部83の半
円が平たく縮小する。従って、図11で示す如く、第1
のポリープ99は縮小した第1の把持アーム部83と操
作コイル82の間に把持される。
【0047】次に、操作部95において、両方のハンド
ル97,98を一緒に手元側に引き込む。すると、操作
コイル82及び操作ワイヤ94の両方が手元側に一緒に
引き込まれ、第2の把持アーム部84が前記可撓性シー
ス81内に引き込まれることにより、第2の把持アーム
部84が縮小する。従って、第2のポリープがその縮小
した第2の把持アーム部84と操作コイル82の間に把
持される。その後、第1のポリープ99と第2のポリー
プをそれぞれ保持した把持具を内視鏡と共に体腔内から
抜き取ってポリープを体外に回収する。
【0048】(効果)本実施形態の場合、第1実施形態
の効果に加えて、2つの把持アーム部83,84が同一
の操作コイル82に連結しているため、シース81を第
1実施形態のものよりも細くできる。よって、内視鏡チ
ャンネル径が小さなものでも対応できるという利点を有
する。また、各把持アーム部83,84がそれぞれ複数
の弾性ワイヤ85,86からなるために、金属弾性板と
比べてポリープを広い角度で包み込むことができるの
で、ポリープの把持性が良好で、旦つポリープを潰すこ
とが少ない利点を有する。
【0049】尚、本発明は前記実施形態のものに限定さ
れるものではない。本発明に関連する事項を以下に列挙
する。各事項を組み替えたり組み合わせたりすることも
可能である。
【0050】<付記> 1.内視鏡の処置具挿通用チャンネル内に挿入可能な挿
入部本体用シースと、このシースの先端付近に設けら
れ、独立して把持動作を行う拡張及び縮小自在な複数の
把持部と、前記挿入部本体用シースの手元側端に設けら
れ、独立して作動する前記各把持部の把持動作を個別的
に操作可能な複数のハンドルを有する操作部と、この操
作部の各ハンドルと各々の把持部を繋ぎ、前記挿入部本
体用シースに移動自在に挿通された操作力伝達部材とを
具備したことを特徴とする体腔内異物回収用把持具。
【0051】2.第1項の把持具において、複数の把持
部が、挿入部本体用シースの軸方向に対して直列に位置
していることを特徴とする。 3.第1項の把持具において、複数の把持部が、挿入部
本体用シースの軸方向に対して並列に位置していること
を特徴とする。 4.第1項において、把持部が、拡張及び縮小自在な弾
性部材から成ることを特徴とする。
【0052】5.円筒状の第1の可撓管と、この第1の
可撓管内に進退可能に挿通した円筒状の第2の可撓管
と、この第2の可撓管内に進退可能に挿通した操作コイ
ルと、前記第2の可撓管の先端近傍に設けられ、前記第
1の可撓管に出し入れ可能で前記第1の可撓管から突出
するにつれて、前記第1の可撓管の長軸方向に対して直
角方向に膨らむように曲がり癖を付けた第1の弾性ワイ
ヤと、前記操作ワイヤの先端近傍に配置され、前記第2
の可撓管に出し入れ可能で、前記第2の可撓管から突出
するにつれて、前記第2の可撓管の長軸方向に対して直
角方向にかご状に膨らむように曲がり癖を付けた第2の
弾性ワイヤと、を具備したことを特徴とする把持具。
【0053】6.円筒状の可撓管と、この可撓管内にそ
の略中心を通り進退可能に挿通した第1の操作コイル
と、前記可撓管の内径より小さい外径を有し、前記第1
の操作コイルを軸として摺動する第1の摺動リングと、
この第1の摺動リングの外径より大きな内径と、前記可
撓管の内径より小さな外径を有し、前記第1の操作コイ
ルを軸として摺動する第2の摺動リングと、前記第1の
摺動リングにその先端を連結し、前記可撓管を進退可能
に挿通する第2の操作ワイヤと、前記第2の摺動リング
にその先端を連結し、前記可撓管を進退可能に挿通する
第3の操作ワイヤと、前記第1の操作ワイヤの先端部と
前記第1の摺動リングとに両端を接続し、この両端のそ
れぞれの接続部が所定の間隔のとき、前記第1の操作ワ
イヤの長軸方向に対して直角方向にかご状に膨らみ、前
記接続部同士が前記所定の間隔より小さくなったとき、
前記第1の操作ワイヤの長軸方向に対して直角方向に縮
小するように曲がり癖を付けた第2の弾性ワイヤと、を
具備したことを特徴とする把持具。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の体腔内異
物回収用把持具によれば、体腔内へ一度の挿入操作によ
り体腔内にある複数の異物を連続して把持し、まとめて
複数の異物の回収が行えるため、異物の回収作業の能率
がよく、しかも患者の負担を軽減することができるとい
うすぐれた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は第1実施形態に係わる体腔内異物回収
用把持具の把持部を展開した状態の縦断面図、(b)は
その把持具の正面図。
【図2】(a)は同じく第1実施形態に係わる体腔内異
物回収用把持具の収納状態での縦断面図、(b)はその
把持具の正面図。
【図3】(a)は同じく第1実施形態に係わる体腔内異
物回収用把持具の使用状態の縦断面図、(b)はその把
持具の正面図。
【図4】(a)は同じく第1実施形態に係わる体腔内異
物回収用把持具の使用状態の縦断面図、(b)はその把
持具の正面図。
【図5】(a)は同じく第1実施形態に係わる体腔内異
物回収用把持具の使用状態の縦断面図、(b)はその把
持具の正面図。
【図6】(a)は第2実施形態に係わる体腔内異物回収
用把持具の把持部を展開した状態の縦断面図、(b)は
(a)中、A−A矢視線に沿う部分の断面図。
【図7】(a)は同じく第2実施形態に係わる体腔内異
物回収用把持具の使用状態の縦断面図、(b)は(a)
中、A−A矢視線に沿う部分の断面図。
【図8】(a)は同じく第2実施形態に係わる体腔内異
物回収用把持具の使用状態の縦断面図、(b)は(a)
中、A−A矢視線に沿う部分の断面図。
【図9】(a)は第3実施形態に係わる体腔内異物回収
用把持具の把持部を展開した状態の縦断面図、(b)は
(a)中、B−B矢視線に沿う部分の断面図。
【図10】(a)は同じく第3実施形態に係わる体腔内
異物回収用把持具の使用状態の縦断面図、(b)は
(a)中、B−B矢視線に沿う部分の断面図。
【図11】(a)は同じく第3実施形態に係わる体腔内
異物回収用把持具の使用状態の縦断面図、(b)は
(a)中、B−B矢視線に沿う部分の断面図。
【図12】従来のバスケット鉗子の先端部分の縦断面
図。
【図13】他の従来のバスケット鉗子の説明図。
【図14】同じくそのバスケット鉗子の使用状態の説明
図。
【符号の説明】
1…可撓性シース、2…操作カニューラ、3…操作コイ
ル、5…操作部、7…第1のハンドル、8…第2のハン
ドル、11…第1の把持アーム部、12…弾性板(弾性
ワイヤ)、20…第2の把持アーム部、21…弾性板
(弾性ワイヤ)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 勉 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 定政 明人 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 日比野 浩樹 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 吉田 和博 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 関根 竜太 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 森山 宏樹 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 梶 国英 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内視鏡の処置具挿通用チャンネル内に挿入
    可能な挿入部本体用シースと、 このシースの先端付近
    に設けられ、独立して把持動作を行う拡張及び縮小自在
    な複数の把持部と、 前記挿入部本体用シースの手元側端に設けられ、独立し
    て作動する前記各把持部の把持動作を個別的に操作可能
    な複数のハンドルを有する操作部と、 この操作部の各ハンドルと各々の把持部を繋ぎ、前記挿
    入部本体用シースに移動自在に挿通された操作力伝達部
    材とを具備したことを特徴とする体腔内異物回収用把持
    具。
JP9209121A 1997-08-04 1997-08-04 体腔内異物回収用把持具 Withdrawn JPH1147141A (ja)

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