JP6569206B2 - 医療用バスケット型処置器具 - Google Patents

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本発明は、医療用バスケット型処置器具に関する。
内視鏡と共に用いられ、胆管内の胆石などの体内の異物を除去する技術として、医療用バスケット型処置器具が知られている。医療用バスケット型処置器具は、カテーテルチューブの遠位端開口から繰り出される、複数本のバスケットワイヤで構成されたバスケット部により、異物を掴むことができるように構成されている。
操作者が、異物を掴んだバスケット部を、カテーテルチューブに引き込むように操作することにより、異物へ力が加わり、異物を破砕または除去することが可能である。医療用バスケット型処置器具においては、ワイヤの耐久性や異物の捕捉性を向上させるべく、バスケット部の形状について種々の検討がなされており、例えば、バスケットワイヤに複数の折曲部を持たせることで、ワイヤの耐久性や異物の捕捉性を向上させる検討がなされている(特許文献1および特許文献2参照)。
ところで、従来の医療用バスケット型処置器具を用いて異物を把持する際には、通常、把持すべき異物の位置よりも先(体内の奥)の位置でバスケット部を拡開させてから、その拡開したバスケット部を異物の位置まで引き戻すことによって、バスケットワイヤ間の隙間からバスケット部内に異物を収容する操作を行うことが一般的である。しかしながら、胆管などの体内管腔が広い場合や、胆石などの異物が大きい場合には、異物の収容が困難となる場合があった。また、従来の医療用バスケット型処置器具では、バスケット部内に異物を収容した後に、バスケット部をカテーテルチューブに引き込むように操作して異物を掴もうとする際に、バスケット部が変形して、バスケット部から異物が脱落してしまう場合があった。すなわち、従来の医療用バスケット型処置器具は、体内管腔が広い場合や異物が大きい場合に効率よくバスケット部内に異物を収容することが困難であるという課題と、バスケット部内に収容した異物をバスケット部で掴もうとする際に異物が脱落しやすいという課題を有している。
実公平6−91号公報 特開2013−22386号公報
本発明は、このような実状に鑑みてなされ、その目的は、体内管腔が広い場合や異物が大きい場合であっても、異物を容易にバスケット部内に収容することが可能であり、しかも、その収容した異物を掴む際に異物が脱落し難い医療用バスケット型処置器具を提供することである。
本発明者らは、上記目的を達成するために鋭意検討した結果、医療用バスケット型処置器具のバスケット部を構成するワイヤに特定の条件を満たす複数の折曲部を持たせると、収縮した状態のバスケット部を把持すべき異物の位置に置いて、その位置でバスケット部を拡開させる操作をすることにより、体内管腔が広い場合や異物が大きい場合であっても、異物が容易にバスケット部に収容されることを見出した。また、その、特定の条件を満たす複数の折曲部を持ったワイヤで構成されたバスケット部は、収容した異物を掴む際に異物が脱落し難いものとなることをも見出した。本発明は、これらの知見に基づき、完成に至ったものである。
かくして完成された、本発明に係る医療用バスケット型処置器具は、
カテーテルチューブ内部に配置される操作用ワイヤと、
前記操作用ワイヤの遠位端部に接続され、前記操作用ワイヤを前記カテーテルチューブの内部で長手方向に沿って移動させ、前記カテーテルチューブの遠位端開口から出入りさせることで、拡開および収縮可能になっているバスケット部と、
前記バスケット部の遠位端部に具備され、前記バスケット部を構成する複数本のバスケットワイヤの各遠位端部が束ねられた先端結束部と、
前記バスケット部の近位端部に具備され、前記バスケット部を構成する複数本のバスケットワイヤの各近位端部が束ねられた後端結束部と、を有する医療用バスケット型処置器具であって、
前記カテーテルチューブの遠位端開口から前記バスケット部の全長が飛び出し、前記バスケット部が拡開した状態で、各々の前記バスケットワイヤは、前記バスケット部の前記後端結束部と前記先端結束部との間に、角部が外側を向く複数の外向き折曲部を少なくとも有し、
各々の前記バスケットワイヤは、前記複数の外向き折曲部の1つとして、前記バスケット部の外径が最も大きくなる位置にある最大径外向き折曲部を有し、さらに、前記複数の外向き折曲部の他の1つとして、前記最大径外向き折曲部よりも遠位端側にある遠位端側外向き折曲部を有し、
前記遠位端側外向き折曲部は、前記最大径外向き折曲部の前記バスケット部の中心軸からの距離をW1とし、前記遠位端側外向き折曲部の前記バスケット部の中心軸からの距離をW2とし、前記最大径外向き折曲部から前記遠位端側外向き折曲部までの前記バスケット部の中心軸に沿った長さをL1とした場合に、W1>W2>W1/2、及びL1>W1を満たす位置にあることを特徴とする。
本発明の医療用バスケット型処置器具では、W1>W2>W1/2、及びL1>W1である。このため、カテーテルチューブの遠位端開口からバスケット部を徐々に軸方向の遠位端方向に繰り出す際に、最大径外向き折曲部が遠位端開口から繰り出される直後のタイミングで、最大径外向き折曲部と遠位端側外向き折曲部との間に位置するバスケットワイヤに、内側に凹んだ変形凹部が生じる。そのため、異物がある位置でバスケット部を拡開させると、その変形凹部に、異物が捕まり、異物がバスケット部の近位端側または遠位端側に逃げられなくなる。
その後に、遠位端開口からバスケット部を、さらに軸方向の遠位端方向に繰り出すと、最大径外向き折曲部と遠位端側外向き折曲部との間に位置するバスケットワイヤに、中心軸に対して相互に略平行な変形平行部分が生じる。その状態では、異物は、変形平行部分に対応するバスケットワイヤの間に挟まれる。
その後に、遠位端開口からバスケット部を、さらに軸方向の遠位端方向に繰り出すと、最大径外向き折曲部と遠位端側外向き折曲部との間に位置するバスケットワイヤの相互間隔がさらに広がり、異物は、バスケット部の内部に入り込んで収容される。
次に、遠位端開口の内部にバスケット部を、軸方向の近位端方向に引き込むと、最大径外向き折曲部と遠位端側外向き折曲部との間のバスケットワイヤに、異物が挟まれて、バスケット部で異物が把持される。本発明の医療用バスケット型処置器具では、W1>W2>W1/2、及びL1>W1であるため、バスケット部を遠位端開口に引き込む過程において、異物を挟む箇所のバスケット部の変形の程度が従来の医療用バスケット型処置器具よりも小さくなるので、バスケット部に収容した異物が脱落し難い。
さらに、遠位端開口の内部にバスケット部を、軸方向の近位端方向に引き込むと、異物は、バスケット部の内部で、バスケットワイヤの間に挟まれて力が加わり、破砕処理も可能となる。なお、破砕処理を行うことなく、バスケット部の内部に異物を保持したまま、医療用バスケット型処置器具自体を体外まで引き出すことで、異物を取り出すことも可能である。
好ましくは、前記バスケット部の後端結束部の遠位端から前記最大径外向き折曲部までの前記バスケット部の中心軸に沿った長さをL2とし、前記遠位端側外向き折曲部から前記バスケット部の先端結束部の近位端までの前記バスケット部の中心軸に沿った長さをL3とした場合に、L3/L2が、1/3〜1である。このように構成することで、バスケット部で異物を把持する際に、異物と接するそれぞれのバスケットワイヤが互いに略平行な状態になりやすくなるため、異物に把持力がかかりやすくなり、バスケット部に収容した異物がより脱落し難くなる。
前記遠位端側外向き折曲部よりも遠位端側に位置する前記バスケットワイヤには、前記複数の外向き折曲部の中で最も遠位端側に位置し、前記遠位端側外向き折曲部とは異なる最遠位端外向き折曲部を形成しても良い。このように構成することで、前述の変形凹部がより生じやすくなり、バスケット部による異物の捕捉がより容易になる。
また、前記後端結束部と前記最大径外向き折曲部との間に位置する前記バスケットワイヤには、少なくとも1つの外向き折曲部が形成してあっても良い。この外向き折曲部を形成することで、前述した変形凹部または変形平行部を作りやすくなる。
さらに、前記後端結束部と前記最大径外向き折曲部との間に位置する前記バスケットワイヤには、少なくとも1つの内向き折曲部が形成してあっても良い。この後端結束部と最大径外向き折曲部との間に形成してある内向き折曲部は、カテーテルチューブの遠位端開口へバスケット部を引き込みやすくすると共に、カテーテルチューブの遠位端開口からバスケット部を引き出しやすくする機能や、バスケット部で異物を把持する際に、異物と接するそれぞれのバスケットワイヤが互いに略平行な状態になりやすくさせて、バスケット部に収容した異物をより脱落し難くする機能を果たす。
図1は本発明の一実施形態に係る医療用バスケット型処置器具の全体構成を示す断面図である。 図2は図1に示すバスケット部およびカテーテルチューブの遠位端部を示す斜視図である。 図3Aは図2に示すバスケット部の側面図である。 図3Bは本発明の他の実施形態に係る医療用バスケット型処置器具におけるバスケット部の側面図である。 図4Aは図3Aに示すバスケット部が胆石などの異物を把持する工程を示す側面図である。 図4Bは図4Aの続きの工程を示す側面図である。 図4Cは図4Bの続きの工程を示す側面図である。 図4Dは図4Cの続きの工程を示す側面図である。 図4Eは図4Dの続きの工程を示す側面図である。
以下、本発明を、図面に示す実施形態に基づき説明する。
図1および図2に示す医療用バスケット型処置器具2は、図示省略してある内視鏡のチャネル内に軸方向移動自在に挿入され、たとえば不図示の十二指腸の十二指腸乳頭から胆管内に挿入されて使用される。
まず、医療用バスケット型処置器具2の全体構成について説明する。図1に示すように、本実施形態の医療用バスケット型処置器具2は、遠位端4aから近位端4bに連続する内腔5を有するカテーテルチューブ4と、チューブ4の近位端4bがコネクタチューブ6を介して接続してあるコネクタハブ7と、カテーテルチューブ4の内腔5を軸方向に貫通するバスケット付きワイヤ部材20とを有する。
本実施形態では、コネクタハブ7には、二つの接続口8および10が形成してあるが、コネクタハブ7の具体的形状は特に限定されず、単一の接続口のみを有するコネクタ、3以上の接続口を有するコネクタなどであっても良い。一般にコネクタハブ7の剛性(硬さ)は、カテーテルチューブ4の剛性(硬さ)よりも高く、このコネクタハブ7は、たとえばポリカーボネート、ポリアミド、ポリサルホン、ポリアクリレート、メタクリレート−ブチレン−スチレン共重合体などの熱可塑性樹脂またはステンレス等の金属で形成される。このコネクタハブ7は、患者の体外側に位置し、操作者が片手で掴みやすい形状および大きさに成形される。
カテーテルチューブ4の内径は、好ましくは1.0mm〜5.0mmであり、カテーテルチューブ4の肉厚は、好ましくは0.1mm〜1.0mmである。カテーテルチューブ4の遠位端4aには、管状の遠位端部材4cが接続してある。遠位端部材4cは、バスケット部22をカテーテルチューブ4に引き込んで異物を破砕するための強度を確保する観点からは、たとえばステンレス鋼などの金属で構成されることが好ましいが、必ずしも金属である必要はなく、その他の材料で構成されていても良く、また、遠位端部材4cを設けなくても良い。カテーテルチューブ4の軸方向長さは、特に限定されないが、一般的には、1000〜3000mmである。
カテーテルチューブ4は、たとえば金属製コイルをフッ素樹脂で被覆してあるコイルチューブで構成してある。カテーテルチューブ4をコイルチューブで構成することで、曲がりくねった体腔内に沿って挿入可能である程度の適度な可撓性を有すると共に、胆石などの異物の破砕を目的とする場合には、バスケット部22をカテーテルチューブ4に引き込んで、異物を破砕できる程度の軸方向強度を有する。なお、カテーテルチューブ4の挿入特性を向上させるために、カテーテルチューブ4の遠位端部の所定長さ範囲のみを特に柔軟に構成しても良い。カテーテルチューブ4の遠位端部の所定長さ範囲のみを特に柔軟に構成するための手段としては、特に限定されないが、たとえばコイルチューブにおけるコイルの巻きピッチを遠位端側で疎にすればよい。
カテーテルチューブ4の内腔5には、その軸方向に沿って移動自在にバスケット付きワイヤ部材20が挿入される。このバスケット付きワイヤ部材20は、操作用ワイヤ24と、その遠位端部に接合部28を介して接続してあるバスケット部22とを有する。
図2に示すように、バスケット部22は、複数本(本実施形態では4本)のバスケットワイヤ22a〜22dから成り、バスケットワイヤ22a〜22dの先端部が先端チップ(先端結束部の一例)26により接合してある。なお、複数本のバスケットワイヤ22a〜22dは、それぞれ別個のワイヤで構成しても良いし、1本のワイヤを先端チップ26内で折り曲げることによって2本のバスケットワイヤを構成しても良く、本実施形態では、2本のワイヤの各々を先端チップ26内で折り曲げることにより、4本のバスケットワイヤ22a〜22dとしている。また、バスケットワイヤ22a〜22dの後端部は、接合部(後端結束部の一例)28において、銀ロウ溶接などの溶接法により結束してあり、操作用ワイヤ24に接合してある。
図2に示す各バスケットワイヤ22a〜22dは、カテーテルチューブ4の遠位端4aに装着してある遠位端部材4cの遠位端開口3(図2参照)から飛び出した状態で、半径方向外方に弾力により膨らむように癖付けしてある。遠位端開口3の内径は、カテーテルチューブ4の内径と同程度であるが、1.0〜10mm程度に大きくしても良い。
本実施形態では、図1に示すように、バスケットワイヤ22a〜22dの間の隙間に胆石などの異物30などを把持することが可能になっている。このバスケット部22は、カテーテルチューブ4の内部に引き込まれた状態では、折り畳まれて、その外径が小さくなるように弾性変形可能になっている。
図2に示す操作用ワイヤ24は、バスケット部22を構成する4本のバスケットワイヤ22a〜22dを長手方向に延長することにより構成しても良いが、これらバスケットワイヤ22a〜22dとは全く別のワイヤにより構成しても良い。操作用ワイヤ24は、その近位端側に作用する操作力をバスケット部22まで伝達し、カテーテルチューブ4の内部で折り畳まれたバスケット部22をカテーテルチューブ4の遠位端4aの開口部3から外部に送り出すことが可能な程度の剛性を有する。また、この操作用ワイヤ24は、バスケット部22の外径が縮む力を利用して胆石などの異物30を破砕する力を伝達できる程度の引張強度を有する。
バスケット部22を構成するバスケットワイヤ22a〜22dは、たとえば線径が0.2mm〜1.0mm程度の金属製ワイヤで構成してある。ワイヤの材質としては、たとえば、ステンレス鋼、ニッケルチタン合金、金、銀、白金、ニッケル、鉄、チタン、アルミ、スズ、亜鉛、タングステンなどが例示されるが、ステンレス鋼、またはニッケルチタン合金が好ましい。操作用ワイヤ24は、バスケットワイヤ22a〜22dと同様な材質および線径で構成しても良いし、異なる材質および線径で構成しても良い。
図1に示すように、バスケット部22がカテーテルチューブ4の遠位端開口3から飛び出している状態(バスケット部22の形状の説明については以下同様)では、各ワイヤ22a〜22dは、図3Aに示すように、バスケット部22の近位端部ep(すなわち後端結束部28の遠位端)からバスケット部22の遠位端部ed(すなわち先端結束部26の近位端)に向かって順に、第1内向き折曲部ri1、第2内向き折曲部ri2、第1〜第4外向き折曲部ro1〜ro4、第3内向き折曲部ri3を有している。なお、外向き折曲部とは、バスケット部22の中心軸Cに対して半径方向の外側に向けて凸状となるワイヤの折曲部であり、内向き折曲部とは、逆にバスケット部22の中心軸Cに対して半径方向の内側に向けて凸状となるワイヤの折曲部である。また、バスケット部22の中心軸とは、操作用ワイヤ24の長手方向の延長線上にあり、バスケット部22が半径方向の内側に最小限に収縮された場合にワイヤ22a〜22dが束ねられる中心軸である。
本実施形態では、バスケット部22の近位端部ep(後端結束部28の遠位端)からバスケット部22の遠位端部ed(先端結束部26の近位端)までのバスケット部の中心軸Cに沿った長さをL0とする。また、バスケット部22が最大限に開いた状態で、バスケット部22の外径が最も大きくなる位置にあるバスケットワイヤ22の外向折曲部ro2を最大径外向き折曲部rkとする。
また、本実施形態では、最大径外向き折曲部rkよりも遠位端側に位置するバスケットワイヤ22a〜22dには、最大径外向き折曲部rkとは異なる外向き折曲部ro3が形成してあり、その折曲部ro3を遠位端側外向き折曲部rdとする。
遠位端側外向き折曲部rdは、最大径外向き折曲部rkのバスケット部22の中心軸Cからの距離をW1とし、遠位端側外向き折曲部rdの中心軸Cからの距離をW2とし、最大径外向き折曲部rkから遠位端側外向き折曲部rdまでのバスケット部22の中心軸Cに沿った長さをL1とした場合に、以下の2式を満たす位置にある。
2式のうちのひとつは、W1>W2>W1/2である。すなわち、W2/W1の値が、1/2を超え1未満である。また、W2/W1の値は、好ましくは1/2を超え4/5未満であり、さらに好ましくは1/2を超え7/10未満である。また、2式のうちの他のひとつは、L1>W1である。すなわち、L1/W1の値が、1を超えるものである。また、L1/W1の値は、好ましくは5/4〜2であり、さらに好ましくは3/2〜2である。
好ましくは、L1/L0は、1/2〜4/5、さらに好ましくは1/2〜2/3である。
好ましくは、バスケット部22の近位端部ep(後端結束部28の遠位端)から最大径外向き折曲部rkまでのバスケット部22の中心軸Cに沿った長さをL2とし、バスケット部22の遠位端側外向き折曲部rdからバスケット部22の遠位端部edまでのバスケット部22の中心軸Cに沿った長さをL3とした場合に、L3/L2は、1/3〜1、さらに好ましくは、1/2〜5/6である。また、好ましくは、L2/L0は、1/10〜1/2、さらに好ましくは1/4〜1/2である。
なお、バスケット部22の全長L0は、患者や用途などに応じて決定され、特に限定されないが、通常20〜100mmの範囲で選択される。また、最大径外向き折曲部rkの中心軸Cからの距離W1も患者や用途によって異なり、特に限定されないが、好ましくは10〜25mmである。
接合部28から第1内向き折曲部ri1に至るまでのワイヤ22a〜22dの中心軸Cに対する角度θ1は、好ましくは5〜50度、さらに好ましくは10〜40度である。また、各外向き折曲部ro1〜ro4の折り曲げ角度θ2は、好ましくは120〜175度、さらに好ましくは130〜170度である。各内向き折曲部ri1〜ri3の折り曲げ角度θ3は、各外向き折曲部ro1〜ro4の内角度θ2と同程度であるが、必ずしも同じである必要はない。
本実施形態のバスケット部22を成形するには、まず、複数のワイヤ22a〜22dの遠位端部を先端チップ26と銀ロウ溶接などで接合すると共に、その近位端部を銀ロウ溶接などで接合して接合部28を形成する。その後、図2および図3Aに示すように、各ワイヤ22a〜22dの折曲加工を行い、内向き折曲部ri1〜ri3および外向き折曲部ro1〜ro4を形成すればよい。折曲加工に際しては、曲げ金型やピンセットなどを用いて行う。
なお、図1に示す符号60は、操作用ワイヤ24の操作器具を示す。操作器具60は、ルアーテーパ部78と、ルアーテーパ部78の外周に周方向に回転自在に装着してあるルアーロック部80とから成る接続具76を有する。ルアーテーパ部78の先端テーパ部は、図1に示すように、コネクタハブ7の接続口8内に差し込まれ、ルアーロック部80は、接続口8の外周部に着脱自在に装着される。カテーテルチューブ4の内部およびコネクタハブ7の内部を通して伸びる操作用ワイヤ24の近位端部は、接続口8を介して、ルアーテーパ部78の内部を通り、図示省略してある駆動手段に接続してあり、駆動手段を操作することにより、操作用ワイヤ24がカテーテルチューブ4の内部を軸方向に移動可能になっている。
次に、本実施形態に係る医療用バスケット型処置器具2の使用方法について説明する。本実施形態に係る医療用バスケット型処置器具2は、図示省略してある内視鏡と共に使用される。内視鏡の遠位端が、常法に従い十二指腸(不図示)の内部の十二指腸乳頭の近くまで案内された段階で、内視鏡の近位端から医療用バスケット型処置器具2を内視鏡チューブ本体のチャネル内部に差し込む。医療用バスケット型処置器具2の遠位端部を、内視鏡チューブ本体の遠位端開口から側方に飛び出させ、乳頭を通し、胆管内に挿入する。
医療用バスケット型処置器具2の遠位端部には、金属製の遠位端部材4c(図1参照)が装着してあるため、医療用バスケット型処置器具2の遠位端部の挿入位置は、X線により観察することができる。
その後、必要に応じて、図1に示す接続口10からカテーテルチューブ4を通して、造影剤を胆管内部に流し、胆管の内部をX線により観察する。次に、カテーテルチューブ4の遠位端開口3から、バスケット付きワイヤ部材20のバスケット部22を飛び出させ、バスケット部22を拡げ、胆石などの異物30をバスケット部22により掴む。その後、ワイヤ駆動装置60などを用いて、操作用ワイヤ24をカテーテルチューブ4内で遠位端部から近位端部方向へ向けて移動させ、バスケット部22を、カテーテルチューブ4の遠位端開口3内に引き込みつつ、バスケット部22の外径を狭め、異物30を破砕する。
本実施形態に係る医療用バスケット型処置器具2では、W1>W2>W1/2、及びL1>W1を満たす。このため、図4Aに示すように、カテーテルチューブ4の遠位端開口3からバスケット部22を徐々に中心軸Cの遠位端方向Aに繰り出す際に、最大径外向き折曲部ro2が遠位端開口3から飛び出す直後のタイミングで、最大径外向き折曲部rkと遠位端側外向き折曲部rdとの間のバスケットワイヤ22a〜22dに、中心軸Cに対して半径方向の内側に凹んだ変形凹部22αが生じる。そのため、バスケット部22の側方に形成された変形凹部22αに、胆石などの異物30が体腔内で捕まり、異物30がバスケット部22の近位端側または遠位端側に逃げられなくなる。
その後に、図4Bおよび図4Cに示すように、遠位端開口3からバスケット部22を、さらに中心軸Cの遠位端方向Aに繰り出すと、最大径外向き折曲部rkの外径が広がり、バスケット部22における変形凹部22αが徐々に小さくなり、その部分が、中心軸Cに対して相互に略平行な変形平行部分22βへと変化する。その状態では、バスケット部22における第1外向き折曲部ro1も遠位端開口3から飛び出していると考えられる。異物30は、変形平行部分22βに対応して周方向に隣接するバスケットワイヤ(たとえば22bと22c)の間に挟まれるが、まだバスケット部22の内部に入るほどには、ワイヤの間隔が広がっていない。
その後に、図4Dに示すように、遠位端開口3からバスケット部22を、さらに中心軸Cの遠位端方向Aに繰り出すと、最大径外向き折曲部rkの外径がさらに広がり、それと同時に、最大径外向き折曲部rkと遠位端側外向き折曲部rdとの間に位置して周方向に隣接するバスケットワイヤ(たとえば22bと22c)の相互間隔がさらに広がり、異物30は、バスケット部22の側方(横)から内部(中心軸C側)に入り込む。その状態では、第2内向き折曲部ri2が遠位端開口3から飛び出していると考えられる。
なお、異物30がさらに大きい場合には、図3Aに示す第1内向き折曲部ri1までもが、図4Dに示す遠位端開口3から飛び出していても良い。その場合には、さらに大きな異物30であっても、周方向に隣接するバスケットワイヤ(たとえば22bと22c)の相互間隔がさらに広がり、異物30は、バスケット部22の内部(中心軸C側)に入り込む。あるいは、異物30が小さい場合には、図4Dまたは図4Cに示す状態の手前まで、遠位端開口3からバスケット部22を矢印A方向に飛び出させれば、異物30は、バスケット部22の内部に入り込む。
次に、図4Eに示すように、遠位端開口3の内部にバスケット部22を、中心軸Cの近位端方向Bに引き込むと、最大径外向き折曲部rkと遠位端側外向き折曲部rdの間のバスケットワイヤ22a〜22dにより、異物30は、バスケット部22の内部で外周から挟まれる。本実施形態に係る医療用バスケット型処置器具2では、W1>W2>W1/2、及びL1>W1を満たすため、このようにバスケット部22を遠位端開口3に引き込む過程において、異物を挟む箇所のバスケット部22の変形の程度が従来の医療用バスケット型処置器具よりも小さくなるので、バスケット部22に収容した異物が脱落し難い。
さらに、遠位端開口3の内部にバスケット部22を、中心軸Cの近位端方向Bに引き込むと、異物30は、バスケット部22の内部で、バスケットワイヤ22a〜22dの間に挟まれて力が加わり、破砕処理が可能となる。なお、破砕処理を行うことなく、バスケット部22の内部に異物を保持したまま、医療用バスケット型処置器具2自体を体外まで引き出すことで、異物30を取り出すことも可能である。
本実施形態では、図3Aに示すように、遠位端側外向き折曲部rdよりも遠位端側に位置するバスケットワイヤ22a〜22dに、外向き折曲部として、最も遠位端側に位置し、先端チップ(先端結束部)26に最も近い外向き折曲部ro4を、最遠位端外向き折曲部rmとして形成してある。この最遠位端外向き折曲部rmを、遠位端側外向き折曲部rdとは別に形成することで、変形凹部22α(図4A参照)がより生じやすくなり、バスケット部22による異物の捕捉がより容易になる。
また、本実施形態では、図3Aに示すように、最大径外向き折曲部rkと接合部28との間に位置するバスケットワイヤ22a〜22dに、少なくとも1つの外向き折曲部ro1が形成してある。この外向き折曲部ro1を形成することで、前述した変形凹部22αまたは変形平行部22βを作りやすくなる。
さらに、本実施形態では、接合部28と最大径外向き折曲部rkとの間に位置するバスケットワイヤ22a〜22dには、2つの内向き折曲部ri1,ri2が形成してある。内向き折曲部ri1は、接合部(後端結束部)28の近傍に形成してあり、この内向き折曲部ri1はカテーテルチューブ4の遠位端開口3へバスケット部22を引き込みやすくすると共に、カテーテルチューブ4の遠位端開口3からバスケット部22を繰り出しやすくする。また、内向き折曲部ri2は、バスケット部22をカテーテルチューブ4の遠位端開口3に引き込む過程で、最大径外向き折曲部rkから遠位端側に延びるバスケットワイヤ22a〜22dが互いに略平行となるとき(図4Eに示す状態のとき)に、内向き折曲部ri2が遠位端開口3に位置するように形成してあり、バスケット部22で異物を把持する際に、異物と接するそれぞれのバスケットワイヤ22a〜22dが互いに略平行な状態になりやすくさせて、バスケット部に収容した異物をより脱落し難くする。接合部28と最大径外向き折曲部rkとの間に位置するバスケットワイヤ22a〜22dに形成される内向き折曲部の数は、少なくとも1つであることが好ましく、少なくとも2つであることがより好ましい。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変することができる。たとえば、本発明の医療用バスケット型処置器具では、バスケットワイヤ22a〜22dが、少なくとも、最大径外向き折曲部rkと前述の式を満たす遠位端側外向き折曲部rdとを含む複数の外向き折曲部を有していればよく、バスケットワイヤ22a〜22d1本あたり、前述の式を満たす遠位端側外向き折曲部rdが少なくとも1つ存在すれば、遠位端側外向き折曲部rdが複数存在していても良いし、それ以外の外向き折曲部や内向き折曲部が形成してあっても良い。より具体的には、たとえば、図3Bに示すように、遠位端側外向き折曲部rdから最大径外向き折曲部rkまでの間に位置するバスケットワイヤ22a〜22dには、遠位端側外向き折曲部rdとは別の外向き折曲部ro5または内向き折曲部(図示省略)が形成してあっても良い。本実施形態のその他の構成は、前述した実施形態と同様であり、同様な作用効果を奏する。
また、上述した実施形態では、4本のバスケットワイヤ22a〜22dにおいて、中心軸Cに沿って略同じ位置に、外向き折曲部ro1〜ro5と内向き折曲部ri1〜ri3とを形成したが、本発明の作用効果を奏する限りにおいて、これらは、中心軸C方向に沿って多少位置ズレしても良い。
さらに、上記実施形態では、医療用バスケット型処置器具2の内部に挿入すべきバスケット付きワイヤ部材として、4本のバスケットワイヤ22a〜22dで構成するバスケット部22を有するものを用いたが、それ以外に、3本以上の複数本バスケットワイヤで構成されたバスケット部を有するバスケット付きワイヤ部材を用いても良い。
さらにまた、上述した図面に示す実施形態では、外向き折曲部ro1〜ro5と内向き折曲部ri1〜ri3とが、角状に折曲してあるが、必ずしも角状に折り曲げることなく、角部に丸みを持たせても良い。
2… 医療用バスケット型処置器具
3… 遠位端開口
4… カテーテルチューブ
4a… 遠位端
4b… 近位端
4c… 遠位端部材
22… バスケット部
22a〜22d… バスケットワイヤ
26… 先端チップ(先端結束部)
28…接合部(後端結束部)
ri1〜ri3… 内向き折曲部
ro1〜ro5… 外向き折曲部
rk… 最大径外向き折曲部
rd… 遠位端側外向き折曲部
rm… 最遠位端外向き折曲部

Claims (4)

  1. カテーテルチューブ内部に配置される操作用ワイヤと、
    前記操作用ワイヤの遠位端部に接続され、前記操作用ワイヤを前記カテーテルチューブの内部で長手方向に沿って移動させ、前記カテーテルチューブの遠位端開口から出入りさせることで、拡開および収縮可能になっているバスケット部と、
    前記バスケット部の遠位端部に具備され、前記バスケット部を構成する複数本のバスケットワイヤの各遠位端部が束ねられた先端結束部と、
    前記バスケット部の近位端部に具備され、前記バスケット部を構成する複数本のバスケットワイヤの各近位端部が束ねられた後端結束部と、を有する医療用バスケット型処置器具であって、
    前記カテーテルチューブの遠位端開口から前記バスケット部の全長が飛び出し、前記バスケット部が拡開した状態で、各々の前記バスケットワイヤは、前記バスケット部の前記後端結束部と前記先端結束部との間に、角部が外側を向く複数の外向き折曲部を少なくとも有し、
    各々の前記バスケットワイヤは、前記複数の外向き折曲部の1つとして、前記バスケット部の外径が最も大きくなる位置にある最大径外向き折曲部を有し、さらに、前記複数の外向き折曲部の他の1つとして、前記最大径外向き折曲部よりも遠位端側にある遠位端側外向き折曲部を有し、
    前記遠位端側外向き折曲部は、前記最大径外向き折曲部の前記バスケット部の中心軸からの距離をW1とし、前記遠位端側外向き折曲部の前記バスケット部の中心軸からの距離をW2とし、前記最大径外向き折曲部から前記遠位端側外向き折曲部までの前記バスケット部の中心軸に沿った長さをL1とした場合に、W1>W2>W1/2、及びL1>W1を満たす位置にあり、
    前記バスケット部の近位端部から遠位端部までの前記バスケット部の中心軸に沿った長さをL0とし、前記バスケット部の近位端部から前記最大径外向き折曲部までの前記バスケット部の中心軸に沿った長さをL2とした場合に、L2/L0が、1/10〜1/2であり、
    各々の前記バスケットワイヤは、前記バスケット部の前記後端結束部と前記先端結束部との間に、角部が内側を向く内向き折曲部を少なくとも1つ有し、
    各々の前記バスケットワイヤの前記内向き折曲部の1つは、前記バスケット部を前記カテーテルチューブの遠位端開口に引き込む過程で、前記最大径外向き折曲部から遠位端側に延びる各々の前記バスケットワイヤが互いに略平行となるときに、前記カテーテルチューブの遠位端開口に位置するように形成してあることを特徴とする医療用バスケット型処置器具。
  2. 前記バスケット部の後端結束部の遠位端から前記最大径外向き折曲部までの前記バスケット部の中心軸に沿った長さをL2とし、前記遠位端側外向き折曲部から前記バスケット部の先端結束部の近位端までの前記バスケット部の中心軸に沿った長さをL3とした場合に、L3/L2が、1/3〜1である請求項1に記載の医療用バスケット型処置器具。
  3. 前記遠位端側外向き折曲部よりも遠位端側に位置する前記バスケットワイヤには、前記複数の外向き折曲部の中で最も遠位端側に位置し、前記遠位端側外向き折曲部とは異なる最遠位端外向き折曲部が形成してある請求項1または2に記載の医療用バスケット型処置器具。
  4. 前記後端結束部と前記最大径外向き折曲部との間に位置する前記バスケットワイヤには、少なくとも1つの外向き折曲部が形成してある請求項1〜3のいずれかに記載の医療用バスケット型処置器具。
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