JP2015121883A - 印刷制御装置及び印刷制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】以前の印刷物と同じ印刷結果を得るため、印刷履歴に記憶された印刷条件を用いた再印刷において、その印刷条件を記憶した時から画像が変更されていると、同じ印刷結果を得ることができず、ミスプリントとなる。【解決手段】印刷データや印刷装置などの印刷条件が変更されていると判定された場合、再印刷を行っても前回の印刷結果とは異なる結果になることをユーザに通知して、ユーザに再考を促す。そして、ユーザからの再印刷に関する再確認の指示に基づいて、再印刷を実行するよう制御する。【選択図】 図6

Description

本発明は印刷制御装置及び印刷制御方法に関し、特に印刷履歴に記憶された印刷条件を用いて画像を再印刷する技術に関する。
インクジェットプリンタやレーザビームプリンタ等の印刷装置で印刷した画像を、印刷履歴に記憶した印刷条件を用いてもう一度同じように印刷を行う技術がある。この種の技術として、特許文献1では、印刷装置に対する印刷設定を履歴情報として格納し、表示することにより、その履歴情報から所望の印刷設定を再利用可能とする印刷制御装置及びその制御方法が開示されている。また、特許文献2では、印刷した画像と当該画像に係る印刷条件とを印刷履歴として記憶装置に記憶する印刷装置が開示されている。
特開2001−243031号公報 特開2010−137524号公報
しかしながら、特許文献1では印刷履歴に記憶された印刷条件を用いて画像を再印刷しようとしても、前回印刷時と比べて画像が変更されていると、同じ印刷結果を得ることができずにミスプリントとなってしまう場合がある。特に、共有フォルダなどを用いる場合複数ユーザが同じ画像にアクセスしてこれを変更できる環境であると、画像が変更されていることに気付かずに再印刷を行う可能性が高くなる。画像の変更内容が印刷を行うユーザにとって許容できる内容であれば良いが、許容できない内容であればミスプリントとなり用紙やインクが無駄になってしまう。
一方、特許文献2では、印刷設定だけでなく画像も印刷履歴として記憶するため、再印刷において前回と同じ印刷結果を得ることができる。しかし、大判印刷で使われるような大容量の画像データ扱う場合、画像を印刷履歴として記憶することは、記憶容量の増大を招く。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、再印刷を行う際にも印刷データが変更されていると気づかずに再印刷してミスプリントが発生することを防止できる印刷制御装置及び印刷制御方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明の印刷制御装置は次のような構成を有する。
即ち、ネットワークを介して印刷装置と接続され、前記印刷装置を制御する印刷制御装置であって、前記印刷装置による以前の印刷において用いた印刷データによる再印刷において、前記印刷データに変更がなされているかどうかを判定する判定手段と、前記判定手段により前記印刷データが変更されていると判定された場合、前記印刷データが変更されていることをユーザに通知する通知手段と、前記通知手段による通知によるユーザからの再確認の指示に従って、前記印刷装置による前記再印刷の実行を制御する制御手段とを有することを特徴とする。
従って本発明によれば、再印刷の実行に当っては印刷データの変更があったかどうかを確認し、変更がある場合にはユーザに通知を行って再印刷の再考を促すことができるという効果がある。これにより、再印刷において前回の印刷物と同じ印刷結果を得ることができずミスプリントとなり、記録媒体や記録剤などの消費財が無駄になることを未然に防ぐことができる。
本発明の実施例を適用できる印刷システムの構成を示すブロック図である。 図1に示す印刷システムで利用される印刷条件の例を示す図である。 印刷処理の全体像を示すフローチャートである。 実施例1に従う、印刷条件を用いて再印刷を行う際の警告通知処理を示すフローチャートである。 クライアントコンピュータで実行されるプログラムによりディスプレイに表示されるメインUIの画面を示す図である。 印刷履歴の例を示す図である。 印刷データの最終変更日時を利用して印刷データが変更されているかどうかを調べる処理を示すフローチャートである。 変更日時とその変更内容の具体例を示す図である。 警告画面の例を示す図である。 クライアントコンピュータがUI画面に印刷データ変更時に表示する変更内容の例を示す図である。 実施例2に従う、印刷条件を用いて再印刷を行う際の警告通知や変更情報通知の処理を示すフローチャートである。 変更内容をユーザに通知するUI画面の例を示す図である。 実施例3に従う、印刷条件を用いて再印刷を行う際の警告通知処理を示すフローチャートである。
以下添付図面を参照して本発明の好適な実施例について、さらに具体的かつ詳細に説明する。
なお、この明細書において、「記録(印刷)」(「プリント」という場合もある)とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わない。さらに人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かも問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、または媒体の加工を行う場合も表すものとする。
また、「記録媒体」とは、一般的な記録装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチック・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、インクを受容可能なものも表すものとする。
図1は本発明の実施例を適用できる印刷システムの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、この印刷システムはファイルサーバ601とクライアントコンピュータ607と印刷装置616から構成され、それらがLANなどのネットワーク622で接続されている。
これらの構成要素は、印刷システムにおいて単一であっても良いし、複数であっても良い。例えば、クライアントコンピュータ607や印刷装置616が複数備えられ、各印刷拠点に配置された分散システム構成でもよい。この場合、ファイルサーバ601は、クラウドなどでのファイル共有システムを利用することが想定される。また、ファイルサーバ601とクライアントコンピュータ607はコンピュータ1台で構成してもよい。この場合、ファイルサーバ601としてクライアントコンピュータ607のHDD(ハードディスクドライブ)610を利用した構成となる。
ファイルサーバ601は、印刷データ、印刷条件の各種データを管理する。ファイルサーバ601は、CPU602とRAM603とHDD604とシステムバス605とI/F(インタフェース)606から構成される。CPU602は、プログラムを実行し、またシステムバス605に接続される各デバイスを総括的に制御する。RAM603はCPU602のメインメモリやワークエリア等として機能する。HDD604はCPU602で実行されるプログラムや画像/文書など、印刷装置616で印刷可能なデータを記憶する。また印刷データの印刷履歴として印刷条件を記憶する。
クライアントコンピュータ607は印刷データに関する各種処理を行う。クライアントコンピュータ607は、CPU608とRAM609とHDD610とシステムバス611とI/F(インタフェース)612で構成される。CPU608は、プログラムを実行し、またシステムバス611に接続される各デバイスを総括的に制御する。RAM609はCPU608のメインメモリやワークエリア等として機能する。HDD610はCPU608で実行されるプログラムを格納する。I/F612は所定のプロトコルに従ってファイルサーバ601や印刷装置616と通信し、印刷データの送受信や印刷条件の送受信を行う。
クライアントコンピュータ607はまた、マウス(登録商標)613やキーボード614を通じて操作者の指示を入力したり、ディスプレイ615にUI(ユーザインタフェース)画面を表示したりする。クライアントコンピュータ607は、ファイルサーバ601に格納された各種データのアップロード、ダウンロード、変更、削除などを行うことができる。また、印刷装置616に印刷データを送信して印刷を行うよう指示することができる。従って、クライアントコンピュータ607は印刷装置616に対する印刷制御装置として機能する。
印刷装置616は、クライアントコンピュータ607から送信された印刷データの印刷を行う。印刷装置616は、CPU617とRAM618とHDD619とシステムバス620とI/F621とプリンタエンジン623で構成される。CPU617は、プログラムを実行し、またシステムバス620に接続される各デバイスを総括的に制御する。RAM618はCPU617のメインメモリやワークエリア等として機能する。HDD619はCPU617で実行されるプログラムを格納する。I/F621は所定のプロトコル従ってクライアントコンピュータ607と通信し、印刷データや印刷設定の受信する。
また、プリンタエンジン623は、受信した印刷設定に従って受信した印刷データを用い、記録媒体に画像を印刷する。なお、プリンタエンジン623が採用する画像形成の方式は電子写真方式やインクジェット方式などがある。
図2は図1に示す印刷システムで利用される印刷条件の例を示す図である。
印刷条件には、例えば、図2(a)に示すように印刷日時、印刷したユーザ、印刷データのファイルパス、印刷設定の情報を記憶し、いつ、だれが、何を、どのように印刷したかが以前の印刷が履歴として残るようにする。これらのデータは、クライアントコンピュータ607から送信され、ファイルサーバ601が受信して記憶する。
また、図2(b)は印刷データを更新した最終更新日時も合わせて記憶される例を示しており、図2(c)は印刷装置の条件も合わせて記憶される例を示している。
図3は印刷処理の全体像を示すフローチャートである。
印刷条件をファイルサーバ601に記憶する契機は印刷の実行タイミングである。
即ち、図3に示すようにステップS401で印刷を実行すると、その後、ステップS402で印刷条件を記憶する。ファイルサーバ601のI/F606は、所定のプロトコルに従ってクライアントコンピュータ607と通信し、印刷データの送受信や印刷条件の送受信を行う。
次に、以上のような構成の印刷システムにおいて実行される印刷履歴に記憶された印刷条件を用いて再印刷を行う実施例について説明する。
ここでは、印刷データの変更により、再印刷で前回と同じ印刷結果が得られないことを通知する例について説明する。
図4は実施例1に従う、印刷条件を用いて再印刷を行う際の警告通知の処理を示すフローチャートである。
ステップS101では、クライアントコンピュータ607はファイルサーバ601から印刷履歴として記憶した印刷条件を取得する。印刷条件を取得する契機は、例えば、印刷データの再印刷のため印刷履歴をディスプレイ615に表示させる時など、印刷データを再印刷するタイミングが好ましい。
ここで、印刷条件を取得するタイミングについて図を参照して具体的に説明する。
図5はクライアントコンピュータ607で実行されるプログラムによりディスプレイ615に表示されるメインUIの画面を示す図である。
図5によれば、ファイルサーバ601に記憶された印刷データをリスト1201として表示するとともに、使用可能な印刷装置をリスト1201として表示する。従って、ユーザは印刷を行う印刷データや印刷装置の指定をマウス613やキーボード614を用いて行うことができる。また、ユーザは「印刷」ボタン1203を選択することで、選択された印刷データを指定の印刷装置で印刷することができる。また、「印刷履歴」ボタン1204を選択することで印刷履歴が表示される。
図6は印刷履歴の例を示す図である。
「印刷履歴」ボタン1204が選択され、図6(a)に示すように印刷履歴をディスプレイ615に表示する前のタイミングで印刷条件が取得される。ここで、取得する印刷条件は全ての印刷条件を取得する必要はなく、目的に合わせて選択的に取得すればよい。例えば、図5に示すUI画面で印刷データが指定された状態(例えば、印刷データA)で、「印刷履歴」ボタン1204が選択された場合は、指定された印刷データの印刷条件のみを取得すればよい。
次にステップS102では、クライアントコンピュータ607は印刷条件を記憶した後に対象の印刷データが変更されているかどうかを調べる。ここで、判定の対象となる印刷条件が複数ある場合は、全ての印刷条件について判定を行う。印刷データが変更されているかどうか判定方法は、例えば、ファイルサーバ601のファイルシステムで管理している印刷データの最終変更日時を利用する方法がある。
図7は印刷データの最終変更日時を利用して印刷データが変更されているかどうかを調べる処理を示すフローチャートである。これはステップS102の詳細な処理の例に相当する。この処理では印刷条件に記憶された印刷日時よりも印刷データの最終変更日時が新しい場合は、印刷データが変更されたと判定する。
まず、ステップS501では印刷条件から印刷日時(日時A)を取得し、ステップS502では印刷データからファイルシステムで管理されている最終変更日時(日時B)を取得する。
図8は変更日時とその変更内容の具体例を示す図である。
次に、ステップS503では日時Aよりも日時Bが後であるかをどうかを調べる。例えば、図2(a)に示すように印刷日時が「2011/10/17 12:00:00」である印刷条件であって、図8に示すように印刷データAが変更されて最終変更日時が「2011/10/18 14:00:00」であるとする。この場合、日時Aより日時Bの方が後になっているので、処理はステップS504に進み、印刷データが変更されたと判定する。
これに対して、図2(b)に示すように、日時Aよりも日時Bが後でない場合は、処理はステップS505に進み、印刷データが変更されていないと判定する。
また、図2(b)に示すように印刷時に印刷データの最終変更日時を印刷条件に記憶しておき、再印刷時の印刷データの最終変更日時と印刷条件に記憶された最終変更日時が異なる場合に、印刷データが変更されたと判定してもよい。
図4に戻って説明を続けると、ステップS102において印刷条件を記憶してから対象の印刷データが変更されていると判定された場合、処理はステップS103に進み警告通知を行う。これに対して、印刷条件を記憶してから対象の印刷データが変更されていないと判定された場合、処理はそのまま終了する。
ステップS103では、クライアントコンピュータ607は再印刷で前回と同じ印刷結果が得られないことを該当の印刷条件と対応付けて通知する。
この通知については、再び図6を参照して具体的に説明する。
図6(a)は印刷履歴を表示するUIであり、ステップS101において取得した印刷条件をリスト901として表示する。従って、ユーザはマウス613やキーボード614を用いて再印刷する印刷条件を指定することができる。また「再印刷」ボタン904を選択すると、指定された印刷条件を用いて再印刷を実行し、「閉じる」ボタン905を選択すると、その画面を閉じて図5に示すメインUIの画面に戻る。
ステップS102において印刷データが変更されたと判定された場合、図6(a)に示すようにリスト901には「再印刷警告」欄902に「印刷データが変更されています」というメッセージが表示される。これにより、ユーザは再印刷で前回と同じ印刷結果が得られない印刷条件を一覧で確認でき、印刷条件を選択して再印刷を実行するユーザに対して注意が喚起される。
また、印刷条件が選択されて再印刷が指示された際に、UI画面として別の警告画面を表示しても良い。
図9は警告画面の例を示す図である。
例えば、図9(a)に示すように再印刷を続行するかキャンセルするかを選択できる画面を表示させてもよい。これにより、ユーザはマウス613やキーボード614を用いて再印刷を続行したい場合は「OK」ボタン1001を選択し、再印刷をキャンセルしたい場合は「キャンセル」ボタン1002を選択する。
従って以上説明した実施例に従えば、再印刷で前回と同じ印刷結果が得られない場合には、ユーザにその旨を通知し、再印刷の実行の熟慮を促すとともに、ユーザの選択によって再印刷を回避することができる。
ここでは、印刷データの変更により再印刷で前回と同じ印刷結果が得られないことを通知する際、更に印刷データの変更情報を通知する例について説明する。
実施例2ではHDD604にプログラムや印刷データや印刷条件だけでなく印刷データの変更情報を記憶するようにする。変更情報には、例えば、図8に示すように、変更日時と変更したユーザと印刷データのファイルパスと変更内容の情報とを記憶し、いつ、だれが、何を、どのように変更したかが履歴として残るようにする。
図10はクライアントコンピュータ607がUI画面に印刷データ変更時に表示する変更内容の例を示す図である。
この変更は、図10に示すようなUI画面の変更内容入力欄1301にユーザが変更内容をキーボード614から入力することによって行う。さらにマウス613やキーボード614によって、「OK」ボタン1302が選択されると、変更された印刷データや入力された変更内容はクライアントコンピュータ607からファイルサーバ601に送信され、ファイルサーバのHDD604に記憶される。「キャンセル」ボタン1303が選択されると、入力された変更内容を破棄し、印刷データの変更をキャンセルする。変更内容などのデータは、印刷データの変更時にクライアントコンピュータ607からファイルサーバ601に送信され、ファイルサーバ601が記憶する。
図11は実施例2に従い、印刷条件を用いて再印刷を行う際の警告通知や変更情報通知の処理を示すフローチャートである。なお、ステップS201〜S203の処理は、実施例1で説明したステップS101〜S103の処理と同様であるため、説明は省略する。
ステップS204において、クライアントコンピュータ607はファイルサーバ601から対象の印刷データの変更情報を取得する。変更情報は、例えば、図6(a)や図9(a)に示したように印刷条件に対応付けて通知するUI画面にある「詳細」ボタン903/1003が選択された時に取得する。
ステップS205では、クライアントコンピュータ607は印刷条件を記憶後に記憶された変更情報を該当の印刷条件と対応付けて通知する。その情報が印刷条件を記憶後に記憶された変更情報であるかどうかの判定は、印刷条件に記憶された印刷日時と変更情報に記憶された変更日時を比較し、印刷日時よりも変更日時が後になっているかどうかを判定すればよい。
図12は変更内容をユーザに通知するUI画面の例を示す図である。
図12(a)に示すように、例えば、変更日時、変更したユーザ、変更内容を変更情報としてリスト1101で表示する。図12(a)に示すUI画面は、ユーザが図6(a)や図9(a)に示した「詳細」ボタン903/1003をマウス613やキーボード614を用いて選択された時に表示される。図12(a)に示す「閉じる」ボタン1002が選択されると、前のUI画面である図6(a)や図9(a)に示すUI画面に戻る。
従って以上説明した実施例に従えば、印刷データの変更内容を通知するので、印刷データの変更情報に応じて再印刷を行うかをユーザが決定できる。例えば、誤字修正などで再印刷をしても問題ない場合は印刷を選択したり、画像サイズが変わって印刷に問題が生じる可能性がある場合は印刷を止めるなどといったことができる。
ここでは、印刷装置の条件(機種、ファームバージョンなど)が印刷条件を保存した時とは異なるために、再印刷で前回と同じ印刷結果が得られないことを通知する例について説明する。ここでは、図2(c)に示すように機種名やファームバージョンといった印刷装置条件を印刷条件としてHDD604に記憶するものとしている。
図13は実施例3に従い、印刷条件を用いて再印刷を行う際の警告通知処理を示すフローチャートである。
ステップS301では、再印刷を行う印刷装置616を指定する。実施例1で述べた通り、印刷装置616などの構成要素は印刷システムに複数備えられてもよいので、その中の印刷装置の1つをユーザの指示によって指定する。例えば、図5に示したように印刷する印刷装置をコンボボックスで選択できるUI画面を表示し、ユーザはマウス613やキーボード614によって印刷装置を指定する。
ステップS302は実施例1のステップS101と同様であるため説明は省略する。
ステップS303では、ステップS301で指定された印刷装置の印刷装置条件を取得する。
ステップS304では、クライアントコンピュータ607は印刷条件を記憶してから対象の印刷データが変更されているかどうかを調べる。この処理は、ステップS102と同様であるが、この実施例では更に、印刷条件に記憶されている印刷装置条件と再印刷時の印刷装置条件が異なるかどうかを調べる。ここでは、ファイルサーバ601に記憶された印刷装置条件と、ステップS303で取得した印刷装置条件の内容が異なる場合に、印刷装置616の条件が変更されたと判定する。そして、印刷データの変更や印刷装置条件の差異があると判定された場合、処理はステップS305に進む。これに対して、そのような変更や差異がないと判定された場合、処理はそのまま終了する。
ステップS305では、クライアントコンピュータ607は再印刷で前回と同じ印刷結果が得られないことを該当の印刷条件と対応付けて通知する。印刷データの変更があると判定された場合の通知は、ステップS103と同様なので説明を省略する。この実施例では更に、印刷装置条件に差異がある場合に通知する。
この通知について、さらに図6(b)を参照して具体的に説明する。
図6(b)に示す印刷履歴を表示するUI画面には、ステップS302で取得した印刷条件がリスト906として表示される。ユーザは、マウス613やキーボード614を用いて再印刷する印刷条件を指定することができる。また、「再印刷」ボタン909を選択すると、指定された印刷条件を用いた再印刷を実行する。また「閉じる」ボタン910を選択すると、そのUI画面を閉じて図5に示したメインUIの画面に戻ることができる。
さて、ステップS304において印刷装置条件が変更されたと判定された場合、図6(b)に示したリスト906において、「再印刷警告」欄907に「印刷装置の条件が異なります」というメッセージを表示する。これにより、ユーザは再印刷で前回と同じ印刷結果が得られない印刷条件を一覧で確認でき、印刷条件を選択して再印刷を指示するユーザに対して注意喚起がなされる。
また、印刷条件が選択されて再印刷が指示された際に、図9(b)に示すように再印刷を続行するかキャンセルするかを選択できるUI画面をさらに表示させてもよい。ユーザはマウス613やキーボード614を用い、再印刷を続行したい場合は「OK」ボタン1004が選択し、再印刷をキャンセルしたい場合は「キャンセル」ボタン1005を選択する。このような再確認画面を用いることで、ユーザは再印刷を指示しても、問題がある場合は再印刷を回避することができる。
更に、印刷装置条件の差異を示すため、例えば、図12(b)に示すように、前回の印刷装置条件と今回の印刷装置条件を比較できるリスト1103を表示させてもよい。図12(b)に示すUI画面は、ユーザが図6(b)や図9(b)に示す「詳細」ボタン908/1006をマウス613やキーボード614を用いて選択された時に表示される。また、図12(b)に示す「閉じる」ボタン1104が選択されると、前のUI画面である図6(b)や図9(b)に示す画面に戻る。
従って以上説明した実施例に従えば、再印刷を指示した際に印刷装置条件の差異をユーザに通知するので、ユーザは印刷装置条件の差異の内容に応じて再印刷を行うかどうかを決定することができる。
以上説明した実施例1〜3によれば、種々の変更内容が印刷を行うユーザにとって許容できるなら再印刷がなされ、許容できないならその再印刷はキャンセルされる。従って、再印刷に伴うミスプリントにより記録媒体(例えば、記録用紙)や記録剤(例えば、インクやトナー)が無駄になってしまうことが防止される。
なお、以上説明した実施例の機能は以下の構成によっても実現することができる。つまり、これら実施例の処理を行うためのプログラムコードをシステムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)がプログラムコードを実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施例の機能を実現することとなり、またそのプログラムコードを記憶した記憶媒体も実施例の機能を実現することになる。
また、これら実施例の機能を実現するためのプログラムコードを、1つのコンピュータ(CPU、MPU)で実行する場合であってもよいし、複数のコンピュータが協働することによって実行する場合であってもよい。さらに、プログラムコードをコンピュータが実行する場合であってもよいし、プログラムコードの機能を実現するための回路等のハードウェアを設けてもよい。またはプログラムコードの一部をハードウェアで実現し、残りの部分をコンピュータが実行する場合であってもよい。

Claims (12)

  1. ネットワークを介して印刷装置と接続され、前記印刷装置を制御する印刷制御装置であって、
    前記印刷装置による以前の印刷において用いた印刷データによる再印刷において、前記印刷データに変更がなされているかどうかを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記印刷データが変更されていると判定された場合、前記印刷データが変更されていることをユーザに通知する通知手段と、
    前記通知手段による通知によるユーザからの再確認の指示に従って、前記印刷装置による前記再印刷の実行を制御する制御手段とを有することを特徴とする印刷制御装置。
  2. 前記判定手段は、
    前記以前の印刷に関する印刷履歴に記憶された印刷日時と前記印刷データが変更された最終変更日時とを比較する比較手段を有し、
    前記通知手段は、
    前記再印刷により前記以前の印刷と同じ印刷結果を得られないことを警告するメッセージをユーザインタフェースの画面に表示する表示手段を有することを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。
  3. 前記表示手段によるメッセージに応じて前記ユーザからの再印刷、又は、再印刷のキャンセルに関する指示を行う指示手段をさらに有することを特徴とする請求項2に記載の印刷制御装置。
  4. 前記表示手段はさらに変更内容を表示することを特徴とする請求項2又は3に記載の印刷制御装置。
  5. 前記判定手段はさらに前記以前の印刷に関する印刷履歴に記憶された印刷装置に関する印刷条件が変更されているかどうかを判定することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の印刷制御装置。
  6. 前記表示手段は、前記判定手段により前記印刷装置に関する印刷条件が変更されていると判定された場合、前記再印刷により前記以前の印刷と同じ印刷結果を得られないことを警告するメッセージを表示することを特徴とする請求項5に記載の印刷制御装置。
  7. 前記印刷データと前記印刷履歴とを格納したファイルサーバと前記ネットワークを介して接続するインタフェース手段と、
    前記インタフェース手段を介して前記ファイルサーバから前記印刷データと前記印刷履歴とを取得する取得手段とをさらに有することを特徴とする請求項2乃至6のいずれか1項に記載の印刷制御装置。
  8. 前記印刷履歴は前記印刷データに係る印刷条件を含むことを特徴とする請求項7に記載の印刷制御装置。
  9. 前記表示手段は、前記印刷条件と前記印刷日時と前記印刷を指示したユーザとをリストとして表示することを特徴とする請求項8に記載の印刷制御装置。
  10. 前記表示手段はさらに、前記リストに前記印刷データが変更されたことを示すメッセージを加えて表示することを特徴とする請求項9に記載の印刷制御装置。
  11. ネットワークを介して印刷装置と接続され、前記印刷装置を制御する印刷制御装置における印刷制御方法であって、
    前記印刷装置による以前の印刷において用いた印刷データによる再印刷において、前記印刷データに変更がなされているかどうかを判定する判定工程と、
    前記判定工程において前記印刷データが変更されていると判定された場合、前記印刷データが変更されていることをユーザに通知する通知工程と、
    前記通知工程における通知によるユーザからの再確認の指示に従って、前記印刷装置による前記再印刷の実行を制御する制御工程とを有することを特徴とする印刷制御方法。
  12. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載の印刷制御装置の各手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
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