JP2011237850A - 画像処理装置、プログラム及び画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】トーンカーブの設定変更に伴って生じていた意図しない印刷出力による色剤や用紙の無駄を、低コストで良好に低減させる。
【解決手段】プリントコントローラ3は、トーンカーブを記憶する記憶部34と、クライアントPC2から印刷ジョブ及びトーンカーブの設定変更に関するデータを受信する通信部37と、トーンカーブの設定変更に関するデータを受信した場合にトーンカーブを更新し、RIP処理を行うにあたり、印刷ジョブ受信後であって、かつ、当該印刷ジョブに基づくRIP処理の完了前にトーンカーブの設定が変更された場合に、当該印刷ジョブ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データを生成するか、当該印刷ジョブを破棄するか、又は、当該印刷ジョブ以外の印刷ジョブのRIP処理を完了させた後にRIP処理を行うか、のいずれかを行うCPU31と、を備える。
【選択図】図10

Description

本発明は、画像処理装置、プログラム及び画像処理方法に関する。
画像形成装置は、一般的に、画像形成に係る各種の設定を行うことができる。画像形成に係る各種の設定の一つとして、トーンカーブの設定がある。画像形成装置は、設定されたトーンカーブに基づいて画像形成(印刷)における色再現を行う。
トーンカーブの設定は、画像形成装置が備える操作部を介して直接行うことができるものがある。また、トーンカーブの設定を、画像形成装置に接続されている外部機器(例えばプリントコントローラやクライアントPC等)から行うことができる画像形成装置もある。
一方で、トーンカーブの設定作業はトーンカーブと色再現の関係に関する知識を有するユーザが行う作業であり、あらゆるユーザが行う作業ではない。また、一般的に、トーンカーブは頻繁に変更するものでない。特に、オフィスに設置された画像形成装置の印刷で用いるトーンカーブは、初期設定から変更されずそのまま使い続けられることが多々ある。これらのことから、多くのユーザは「トーンカーブは変更されない」という認識の下で画像形成装置を用いる。
このため、画像形成装置のトーンカーブが変更された場合、トーンカーブが変更される前の画像形成装置に対して印刷ジョブの入力を行ったユーザにとって、トーンカーブ変更後の画像形成装置を用いた印刷出力結果は、意図しない色再現の印刷出力結果となってしまうことがあった。その場合、意図しない色再現の印刷出力物は破棄されることとなり、画像形成装置の色剤や印刷出力用の用紙を無駄に消費してしまっていた。
そこで、トーンカーブの設定変更に係る印刷出力結果の変化に対応するための技術がある。例えば、トーンカーブの設定変更が行われたときに印刷ジョブが残っている場合に設定変更前のトーンカーブをバックアップし、残っている印刷ジョブに対してはバックアップのトーンカーブを用いる技術がある(例えば特許文献1)。また、トーンカーブの設定が変更された場合に、トーンカーブの設定が変更されたことを画像形成装置のパネル上で警告する技術がある(例えば特許文献2)。また、ある外部機器から変更されたトーンカーブを、他の外部機器からさらに変更することを不可能にする技術がある(例えば特許文献3)。
特開2007−136910号公報 特開平11−309924号公報 特開平8−328770号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、画像形成装置がトーンカーブをバックアップするための記憶領域を必要とし、当該記憶領域を設けるためのコストがかかる。また、特許文献2の技術は、全てのユーザが画像形成装置のパネル上の警告を確認した上で画像形成装置を用いるとは限らず、確実な対策とはならない。また、特許文献3の技術は、画像形成装置にトーンカーブが一つしかない場合、トーンカーブを変更することができる外部機器が一つに限定されてしまう。
このように、既存の技術によるトーンカーブの設定変更に対する対応はそれぞれ問題点を有しており、より良好にトーンカーブの設定変更に対応するための新たな技術が求められていた。
本発明は、トーンカーブの設定変更に伴って生じていた意図しない印刷出力による色剤や用紙の無駄を、低コストで良好に低減させることを目的とする。
請求項1に記載の発明による画像処理装置は、トーンカーブを記憶する記憶部と、外部機器から印刷データ及び前記トーンカーブの設定変更に関するデータを受信する通信部と、前記トーンカーブの設定変更に関するデータを受信した場合に前記記憶部に記憶されたトーンカーブに設定変更を反映し、前記印刷データ及び前記トーンカーブに基づいて画像データを生成するにあたり、前記トーンカーブの設定変更前に受信した印刷データであって、かつ、前記トーンカーブの設定変更が反映された時点で当該印刷データに基づく画像データの生成を完了していない印刷データについて、当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データを生成するか、当該印刷データを破棄するか、又は、当該印刷データ以外の印刷データに基づく画像データの生成を当該印刷データより先に完了させた後に画像データを生成するか、のいずれかを行う制御部と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像処理装置であって、前記印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、前記印刷データを破棄するか、又は、前記印刷データ以外の印刷データに基づく画像データの生成を当該印刷データより先に完了させた後に当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、のいずれの処理を行うかを設定する制御方法設定部を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像処理装置であって、前記制御方法設定部による設定を、前記外部機器から受け付けることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の画像処理装置であって、前記制御部は、トーンカーブの設定変更が反映された場合に、前記トーンカーブの設定変更前に受信した印刷データであって、かつ、当該印刷データに基づく画像データの生成を完了していない印刷データを送信した外部機器に対して、前記トーンカーブの設定が変更されたことを通知すると共に、前記制御方法設定部による設定の選択肢を示し、前記制御方法設定部は、前記外部機器から送信された、前記選択肢に対する入力内容に応じた設定を行うことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の画像処理装置であって、前記印刷データがカラー印刷データであるか、又は、前記印刷データに写真画像が含まれる場合に、前記制御部は、トーンカーブの設定変更が反映された場合に、前記トーンカーブの設定変更前に受信した印刷データであって、かつ、当該印刷データに基づく画像データの生成を完了していない印刷データについて、当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、当該印刷データを破棄するか、又は、当該印刷データ以外の印刷データに基づく画像データの生成を当該印刷データより先に完了させた後に当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、のいずれかを行うことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の画像処理装置であって、前記印刷データがカラー印刷データであって、かつ、所定量以上のカラー色剤を使用する印刷データである場合に、前記制御部は、トーンカーブの設定変更が反映された場合に、前記トーンカーブの設定変更前に受信した印刷データであって、かつ、当該印刷データに基づく画像データの生成を完了していない印刷データについて、当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、当該印刷データを破棄するか、又は、当該印刷データ以外の印刷データに基づく画像データの生成を当該印刷データより先に完了させた後に当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、のいずれかを行うことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の画像処理装置であって、前記印刷データに含まれる画像が所定の面積以上である場合に、前記制御部は、トーンカーブの設定変更が反映された場合に、前記トーンカーブの設定変更前に受信した印刷データであって、かつ、当該印刷データに基づく画像データの生成を完了していない印刷データについて、当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、当該印刷データを破棄するか、又は、当該印刷データ以外の印刷データに基づく画像データの生成を当該印刷データより先に完了させた後に当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、のいずれかを行うことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1から7のいずれか一項に記載の画像処理装置であって、前記印刷データに重要書類であることを示す情報が含まれている場合に、前記制御部は、トーンカーブの設定変更が反映された場合に、前記トーンカーブの設定変更前に受信した印刷データであって、かつ、当該印刷データに基づく画像データの生成を完了していない印刷データについて、当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、当該印刷データを破棄するか、又は、当該印刷データ以外の印刷データに基づく画像データの生成を当該印刷データより先に完了させた後に当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、のいずれかを行うことを特徴とする。
請求項9に記載の発明によるプログラムは、コンピュータを、トーンカーブを記憶する手段、外部機器から印刷データ及び前記トーンカーブの設定変更に関するデータを受信する手段、前記トーンカーブの設定変更に関するデータを受信した場合に前記トーンカーブに設定変更を反映し、前記印刷データ及び前記トーンカーブに基づいて画像データを生成するにあたり、前記トーンカーブの設定変更前に受信した印刷データであって、かつ、前記トーンカーブの設定変更が反映された時点で当該印刷データに基づく画像データの生成を完了していない印刷データについて、当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データを生成するか、当該印刷データを破棄するか、又は、当該印刷データ以外の印刷データに基づく画像データの生成を当該印刷データより先に完了させた後に画像データを生成するか、のいずれかを行う手段、として機能させることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載のプログラムであって、前記コンピュータを、前記印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、前記印刷データを破棄するか、又は、前記印刷データ以外の印刷データに基づく画像データの生成を当該印刷データより先に完了させた後に当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、のいずれの処理を行うかを設定する手段として機能させることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載のプログラムであって、前記印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、前記印刷データを破棄するか、又は、前記印刷データ以外の印刷データに基づく画像データの生成を当該印刷データより先に完了させた後に当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、のいずれの処理を行うかの設定を、前記外部機器から受け付けることを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項11に記載のプログラムであって、トーンカーブの設定変更が反映された場合に、前記トーンカーブの設定変更前に受信した印刷データであって、かつ、当該印刷データに基づく画像データの生成を完了していない印刷データを送信した外部機器に対して、前記トーンカーブの設定が変更されたことを通知すると共に、前記印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、前記印刷データを破棄するか、又は、前記印刷データ以外の印刷データに基づく画像データの生成を当該印刷データより先に完了させた後に当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、のいずれの処理を行うかの設定の選択肢を示し、前記外部機器から送信された、前記選択肢に対する入力内容に応じた設定を行うことを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、請求項9から12のいずれか一項に記載のプログラムであって、前記印刷データがカラー印刷データであるか、又は、前記印刷データに写真画像が含まれる場合に、トーンカーブの設定変更が反映された場合に、前記トーンカーブの設定変更前に受信した印刷データであって、かつ、当該印刷データに基づく画像データの生成を完了していない印刷データについて、当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、当該印刷データを破棄するか、又は、当該印刷データ以外の印刷データに基づく画像データの生成を当該印刷データより先に完了させた後に当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、のいずれかを行うことを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、請求項9から13のいずれか一項に記載のプログラムであって、前記印刷データがカラー印刷データであって、かつ、所定量以上のカラー色剤を使用する印刷データである場合に、トーンカーブの設定変更が反映された場合に、前記トーンカーブの設定変更前に受信した印刷データであって、かつ、当該印刷データに基づく画像データの生成を完了していない印刷データについて、当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、当該印刷データを破棄するか、又は、当該印刷データ以外の印刷データに基づく画像データの生成を当該印刷データより先に完了させた後に当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、のいずれかを行うことを特徴とする。
請求項15に記載の発明は、請求項9から14のいずれか一項に記載のプログラムであって、前記印刷データに含まれる画像が所定の面積以上である場合に、トーンカーブの設定変更が反映された場合に、前記トーンカーブの設定変更前に受信した印刷データであって、かつ、当該印刷データに基づく画像データの生成を完了していない印刷データについて、当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、当該印刷データを破棄するか、又は、当該印刷データ以外の印刷データに基づく画像データの生成を当該印刷データより先に完了させた後に当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、のいずれかを行うことを特徴とする。
請求項16に記載の発明は、請求項9から15のいずれか一項に記載のプログラムであって、前記印刷データに重要書類であることを示す情報が含まれている場合に、トーンカーブの設定変更が反映された場合に、前記トーンカーブの設定変更前に受信した印刷データであって、かつ、当該印刷データに基づく画像データの生成を完了していない印刷データについて、当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、当該印刷データを破棄するか、又は、当該印刷データ以外の印刷データに基づく画像データの生成を当該印刷データより先に完了させた後に当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、のいずれかを行うことを特徴とする。
請求項17に記載の発明による画像処理方法は、記憶部がトーンカーブを記憶する工程と、通信部が外部機器から印刷データ及び前記トーンカーブの設定変更に関するデータを受信する工程と、制御部が、前記トーンカーブの設定変更に関するデータを受信した場合に前記記憶部に記憶されたトーンカーブに設定変更を反映し、前記印刷データ及び前記トーンカーブに基づいて画像データを生成するにあたり、前記トーンカーブの設定変更前に受信した印刷データであって、かつ、前記トーンカーブの設定変更が反映された時点で当該印刷データに基づく画像データの生成を完了していない印刷データについて、当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データを生成するか、当該印刷データを破棄するか、又は、当該印刷データ以外の印刷データに基づく画像データの生成を当該印刷データより先に完了させた後に画像データを生成するか、のいずれかを行う工程と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、トーンカーブの設定変更に伴って生じていた意図しない印刷出力による色剤や用紙の無駄を、低コストで良好に低減させることができる。
本発明の一実施形態による画像形成システムを示すブロック図である。 画像形成システムの機能ブロック図である。 印刷ジョブ管理テーブルの一例を示す説明図である。 トーンカーブ設定画面の一例を示す説明図である。 警告メッセージの一例を示す説明図である。 印刷ジョブ受信時におけるトーンカーブ変更フラグ設定処理の流れを示すフローチャートである。 トーンカーブの設定が変更されたときのトーンカーブ変更フラグ設定変更処理の流れを示すフローチャートである。 印刷ジョブに対する所定の条件のチェック処理の流れを示すフローチャートである。 図8のステップS26に示す所定の条件を満たす印刷ジョブに対する処理の流れを示すフローチャートである。 図9のステップS34に示す処理内容のチェック処理の流れを示すフローチャートである。 図10のステップS45に示す追い越し処理の流れを示すフローチャートである。
以下、図を参照して本発明の実施の形態の例を詳細に説明する。
図1に、本発明の一実施形態による画像形成システム1を示す。
画像形成システム1は、クライアントPC2、プリントコントローラ3及び画像形成装置4を有する。
クライアントPC2は、印刷ジョブをプリントコントローラ3へ出力する。印刷ジョブは、画像形成装置4による画像形成(印刷)を行うためのデータである。図1では、2つのクライアントPC2が設けられているが、クライアントPCは1つでもよいし、3つ以上でもよい。クライアントPC2が複数設けられる場合、一つのプリントコントローラ3を介して一つの画像形成装置4に接続され、画像形成装置4を共有して用いる。ユーザは、各クライアントPC2を使用するにあたり、ログイン処理を行い、ユーザ名を入力する。
各クライアントPC2は、CPU21、RAM22、ROM23、記憶部24、入力部25、表示部26及び通信部27を有する。これらの各構成は、バス28によって接続される。
CPU21は、ROM23内に記憶されたプログラムと協働し、RAM22に展開されたプログラムやデータ等に従ってクライアントPC2の動作制御を行う。
RAM22は、CPU21の処理によって展開されたデータや、当該処理によって一時的に生じたデータ等を格納する。
ROM23は、CPU21によって読み出されるプログラムやデータ等を記憶する。
記憶部24は、CPU21によって読み出されるプログラムやデータ等を記憶する。記憶部24は、プログラムやデータ等を書き換え可能な記憶装置である。記憶部24は、例えばフラッシュメモリやハードディスクドライブ、その他の書き換え可能な記憶装置又はそれらの記憶装置の組合せ等によって構成される。
入力部25は、クライアントPC2に対して入力操作を可能とする。入力部25は、例えばキーボードやマウス、その他の入力装置又はそれらの入力装置の組合せ等によって構成される。入力部25は、ユーザによる入力操作を受け付けてクライアントPC2へ入力する。
表示部26は、CPU21の処理内容に応じた表示出力を行う。表示部26は、例えばブラウン管や液晶表示装置、有機エレクトロルミネセンス(Electro-Luminescence、EL)ディスプレイ、その他の表示装置又はそれらの表示装置の組合せ等によって構成される。
通信部27は、外部の機器との間でデータ伝送を行う。通信部27は、例えばネットワークインターフェースカード(Network Interface Card、NIC)等の通信装置を有し、回線を通じて外部の機器とデータ伝送を行う。通信部27によるデータ伝送は、有線/無線を問わず、またそのプロトコルやその他の接続形式に関する条件(例えば規格等)を問わないが、本実施形態では、通信部27は、イーサネット(登録商標)のネットワーク回線5を介してプリントコントローラ3と通信を行う。
プリントコントローラ3は、クライアントPC2から入力された印刷ジョブを解析してビットマップ画像データを生成し、画像形成装置4へ出力する。
プリントコントローラ3は、CPU31、RAM32、ROM33、記憶部34、入力部35、表示部36、通信部37及びインタフェース38を有する。これらの各構成は、バス39によって接続される。
CPU31は、ROM33内に記憶されたプログラムと協働し、RAM32に展開されたプログラムやデータ等に従ってプリントコントローラ3の動作制御を行う。
RAM32は、CPU31の処理によって展開されたデータや、当該処理によって一時的に生じたデータ等を格納する。
ROM33は、CPU31によって読み出されるプログラムやデータ等を記憶する。
記憶部34は、CPU31によって読み出されるプログラムやデータ等を記憶する。記憶部34は、プログラムやデータ等を書き換え可能な記憶装置である。記憶部34は、例えばフラッシュメモリやハードディスクドライブ、その他の書き換え可能な記憶装置又はそれらの記憶装置の組合せ等によって構成される。
記憶部34は、トーンカーブを記憶する。本実施形態では、記憶部34は複数のトーンカーブを記憶しており、各トーンカーブは固有のファイル名と、識別情報(例えば、図3に示すトーンカーブID番号等)と、を有する。
入力部35は、プリントコントローラ3に対して入力操作を可能とする。入力部35は、例えばキーボードやマウス、その他の入力装置又はそれらの入力装置の組合せ等によって構成される。入力部35は、ユーザによる入力操作を受け付けてプリントコントローラ3へ入力する。
表示部36は、CPU31の処理内容に応じた表示出力を行う。表示部36は、例えばブラウン管や液晶表示装置、有機ELディスプレイ、その他の表示装置又はそれらの表示装置の組合せ等によって構成される。
通信部37は、例えばNIC等の通信装置を有し、回線を通じて外部の機器とデータ伝送を行う。通信部37によるデータ伝送は、有線/無線を問わず、またそのプロトコルやその他の接続形式に関する条件(例えば規格等)を問わないが、本実施形態では、通信部37は、イーサネットのネットワーク回線5を介してクライアントPC2と通信を行う。
インタフェース38は、外部の機器を接続し、当該外部の機器との間でデータ伝送を可能とする。インタフェース38を介した外部の機器の接続及びデータ伝送は、有線/無線を問わず、またそのプロトコルやその他の接続形式に関する条件(例えば規格等)を問わないが、本実施形態では、専用回線6を介して画像形成装置4との間におけるデータ伝送を行う。インタフェース38には、画像形成装置4以外の機器を接続することもできる。
画像形成装置4は、プリントコントローラ3から入力されたビットマップ画像データに基づいて印刷を行う。
画像形成装置4は、制御部41、データ伝送部42、記憶部43及び画像形成部44を有する。これらの各構成は、バス45によって接続される。
制御部41は、図示しないCPU、RAM、ROM等を備えたコンピュータを有する。制御部41は、CPUがROM内に記憶されたプログラムと協働し、RAMに展開されたプログラムやデータ等に従って画像形成装置4の動作制御を行う。
データ伝送部42は、外部の機器との間でデータ伝送を行う。データ伝送部42によるデータ伝送は、有線/無線を問わず、またそのプロトコルやその他の接続形式に関する条件(例えば規格等)を問わないが、本実施形態では、専用回線6を介してプリントコントローラ3との間におけるデータ伝送を行う。
記憶部43は、データ伝送部42を介してプリントコントローラ3から入力されるビットマップ画像データ等、各種のデータを記憶する。記憶部43は、プログラムやデータ等を書き換え可能な記憶装置である。記憶部43は、例えばフラッシュメモリやハードディスクドライブ、その他の書き換え可能な記憶装置又はそれらの記憶装置の組合せ等によって構成される。
画像形成部44は、記憶部43に記憶されたデータ等に基づいた画像形成(印刷)を行う。
画像形成部44に採用可能な印刷方式として、例えば電子写真方式やインクジェット方式、熱転写方式、オフセット等が挙げられる。本実施形態では、画像形成部44は、電子写真方式による画像形成を行うための構成を有する。
図2に、画像形成システム1の機能ブロック図を示す。
クライアントPC2は、オペレーティングシステム(Operating System、OS)201、ジョブ作成アプリケーション202及びプリンタドライバ203として機能する。これらの各機能は、CPU21によって行われるソフトウェア処理による。
OS201は、ジョブ作成アプリケーション202やプリンタドライバ203等、他の各種機能に対応したプログラムを動作させるための基本ソフトウェアである。本実施形態では、各クライアントPC2へのログイン処理は、OS201によって提供される。
ジョブ作成アプリケーション202は、画像形成装置4による印刷の対象となる元データを生成する。元データとしては、例えばワープロソフトによる文書データやテキストエディタによるテキストデータ、画像処理ソフトによるビットマップ、JPEGその他の形式の画像データが挙げられる。
プリンタドライバ203は、元データに基づいて印刷ジョブを生成する。
プリンタドライバ203は、印刷ジョブの生成にあたり、印刷に用いるトーンカーブを指定するための情報を印刷ジョブに付加する。印刷に用いるトーンカーブは、プリントコントローラ3の記憶部34に記憶されたトーンカーブから選択される。ユーザは、各印刷ジョブに用いるトーンカーブを指定することができる。プリンタドライバ203の設定項目として、特にユーザの個別指定がない場合に印刷ジョブへ自動的に適用するトーンカーブを予め設定する項目を設けてもよい。
印刷ジョブは、通信部27を介してプリントコントローラ3へ出力される。
プリントコントローラ3は、RIP処理部301及び印刷ジョブ管理部302として機能する。これらの各機能は、CPU31によって行われるソフトウェア処理による。
RIP処理部301は、印刷ジョブに基づいてRIP処理を行う。RIP処理は、印刷ジョブに含まれるページ記述言語(Page Description Language、PDL)を解析してビットマップ画像データを生成する処理である。RIP処理によって生成されたビットマップ画像データは、インタフェース38を介して画像形成装置4へ出力される。画像形成装置4は、ビットマップ画像データに基づいて印刷を行う。つまり、RIP処理は、画像形成装置4による印刷前に行われる。
RIP処理部301は、RIP処理において、ビットマップ画像データの色再現を決定するにあたり、トーンカーブの設定を用いる。RIP処理部301は、印刷ジョブに付加された、トーンカーブを指定するための情報に応じたトーンカーブをRIP処理に用いる。
印刷ジョブ管理部302は、印刷ジョブの管理を行う。本実施形態の印刷ジョブ管理部302は、印刷ジョブの管理を行うにあたり、印刷ジョブ管理テーブル310を生成する。
図3に、印刷ジョブ管理テーブル310の一例を示す。
図3に示す印刷ジョブ管理テーブル310は、上からプリントコントローラ3に対する印刷ジョブの入力順に並んでいる。当該入力順は、原則として印刷を行う順番に対応する。
図3に示すように、印刷ジョブ管理テーブル310に記録される各レコードはそれぞれ、印刷ジョブ名、ユーザ名、トーンカーブID番号及びトーンカーブ変更フラグを有する。各レコードは、印刷ジョブ名によって示される印刷ジョブに関する情報を当該印刷ジョブと対応付ける。
ユーザ名は、その印刷ジョブを作成したユーザのユーザ名である。
トーンカーブID番号は、その印刷ジョブに付加されたトーンカーブを指定するための情報に応じたトーンカーブのID番号である。
トーンカーブ変更フラグは、そのレコードの印刷ジョブの受信後であって、かつ、そのレコードの印刷ジョブに対するRIP処理が完了する前に当該印刷ジョブで指定されたトーンカーブの設定が変更されたか否かを示すフラグである。トーンカーブ変更フラグは、ON/OFFを示すフラグ値で管理され、初期値OFFで設定される。トーンカーブ変更フラグは、各レコードのトーンカーブID番号に対応するトーンカーブの設定が変更された場合にONとなる。
RIP処理部301は、RIP処理を行うとき、各印刷ジョブに設定されたトーンカーブを記憶部34から取得する。このため、印刷ジョブがクライアントPC2からプリントコントローラ3へ出力された後に当該印刷ジョブで指定されたトーンカーブの設定が変更された場合、当該印刷ジョブは印刷ジョブ作成時と異なる設定のトーンカーブを適用される。
印刷ジョブ管理部302は、各印刷ジョブについて、印刷ジョブの受信後であって、かつ、RIP処理を完了する前に印刷ジョブで指定されたトーンカーブの設定が変更されたか否かをチェックする。そして、印刷ジョブ管理部302は、チェック結果に基づいてトーンカーブ変更フラグをONへ変更する。
トーンカーブの設定変更は、プリンタドライバ203から行うことができる。本実施形態のプリンタドライバ203は、プリントコントローラ3の記憶部に記憶されたトーンカーブの設定を変更する。トーンカーブの変更は、トーンカーブ設定画面210から行われる。
図4に、トーンカーブ設定画面210の一例を示す。
トーンカーブ設定画面210は、トーンカーブ選択部211、トーンカーブ設定部212、トーンカーブ保存指示部213を有する。
トーンカーブ選択部211は、設定を変更するトーンカーブのファイル名を表示する。ユーザは、トーンカーブ選択部211に対する入力操作を介して設定を変更するトーンカーブを選択、指定することができる。トーンカーブ選択部211が操作されると、選択されたトーンカーブのデータがプリントコントローラ3からクライアントPC2へ送信される。
トーンカーブ設定部212は、トーンカーブ選択部211において選択されたトーンカーブを表示する。また、ユーザは、トーンカーブ設定部212に対する入力操作を介してトーンカーブを変更することができる。
トーンカーブ保存指示部213は、トーンカーブ設定部212において変更されたトーンカーブを上書き保存する。トーンカーブ保存指示部213が操作されると、クライアントPC2からプリントコントローラ3へトーンカーブの設定変更に関するデータが送信される。プリントコントローラ3によってトーンカーブの設定変更に関するデータ受信されると、印刷ジョブ管理部302は、記憶部34に記憶されたトーンカーブのうち設定を変更されたトーンカーブに設定の変更を反映し、更新する。
プリンタドライバ203は、トーンカーブの設定を変更した場合、トーンカーブの設定変更に関する情報を所定期間保持する。
プリンタドライバ203は、トーンカーブの設定変更時に、設定変更前のトーンカーブをバックアップして保持するようにしてもよい。本実施形態では、プリンタドライバ203は、トーンカーブの設定変更時に、設定変更前のトーンカーブをバックアップして保持する。
設定を変更されたトーンカーブの更新に伴い、印刷ジョブ管理部302は、設定を変更されたトーンカーブのID番号を取得する。そして、印刷ジョブ管理部302は、印刷ジョブ管理テーブル310に登録された印刷ジョブのうち、設定を変更されたトーンカーブのID番号と対応付けられた印刷ジョブのトーンカーブ変更フラグをONとする。
また、印刷ジョブ管理部302は、トーンカーブの設定が変更されたとき、トーンカーブの設定を変更したユーザのユーザ名を取得する。
印刷ジョブ管理部302は、トーンカーブ変更フラグがONに変更された印刷ジョブが生じた場合、その印刷ジョブのユーザがトーンカーブの設定を変更したユーザと異なるか否かをチェックする。印刷ジョブ管理部302は、印刷ジョブ管理テーブル310のユーザ名に基づいて、トーンカーブ変更フラグがONとなった印刷ジョブのユーザ名がトーンカーブの設定を変更したユーザのユーザ名と異なるか否かを判定する。
印刷ジョブ管理部302は、トーンカーブ変更フラグがONに変更された印刷ジョブであって、その印刷ジョブのユーザがトーンカーブの設定を変更したユーザと異なる印刷ジョブが、所定の条件を満たすか否かをチェックする。本実施形態では、印刷ジョブ管理部302は、複数のチェック項目について印刷ジョブのチェックを行い、チェック項目のうち一つでも満たすものを所定の条件を満たす印刷ジョブと判定する。
チェック項目の一つとして、「印刷ジョブが写真画像を含むか否か」がある。本実施形態では、印刷ジョブに含まれるPDLがイメージ(image)属性の描画命令を含むものを「写真画像を含む」印刷ジョブとする。
チェック項目の一つとして、「印刷ジョブがカラージョブであるか否か」がある。印刷ジョブ管理部302は、例えば、PDLの記述がカラー情報(例えばRGB等)を含むか否かに基づいて、「印刷ジョブがカラージョブであるか否か」の判定を行うことができる。
チェック項目の一つとして、「カラージョブであって、かつ、所定量以上のカラートナーを使用するか否か」を設けることもできる。印刷ジョブ管理部302は、例えば、PDLによって記述されたオブジェクトのうちカラーで印刷されるものの領域に基づいてカラートナーの使用量を判定することができる。また、RIP処理部301は、カラー描画領域の大きさを判定することができる暫定RIP処理を行う機能を有する。印刷ジョブ管理部302は、暫定RIP処理の結果に基づいてカラートナーの使用量を判定することもできる。
チェック項目の一つとして、「印刷ジョブに含まれる画像が所定の面積以上であるか否か」を設けることもできる。印刷ジョブ管理部302は、例えば、PDLによって記述されたオブジェクトが示す領域の面積に基づいて、印刷ジョブに含まれる画像が所定の面積以上であるか否かを判定することができる。ここでいう「印刷ジョブに含まれる画像」とは、PDLによってイメージ(image)属性又はグラフィックス(Graphics)属性で表されるオブジェクトである。
チェック項目の一つとして、「重要書類であることを示す情報が印刷ジョブに含まれているか否か」がある。印刷ジョブ管理部302は、例えば、PDLの記述が「重要書類であることを示すスタンプ情報」を含むか否かに基づいて、「印刷ジョブがカラージョブであるか否か」の判定を行うことができる。また、印刷ジョブ管理部302は、PDLの記述が「特定の文字列を含むテキスト(text)属性の描画命令」を含むか否かに基づいて、「印刷ジョブがカラージョブであるか否か」の判定を行うことができる。「重要書類であることを示すスタンプ情報」や「特定の文字列」は、例えば「極秘」や「Confidential」、「社外秘」等を示すスタンプ情報や文字列であり、予め設定される。
印刷ジョブ管理部302は、所定の条件を満たす印刷ジョブを入力したユーザのクライアントPC2に対して警告処理を行う。本実施形態では、印刷ジョブ管理部は、所定の条件を満たす印刷ジョブを入力したユーザのクライアントPC2に対して警告メッセージM1を送信する。
図5に、警告メッセージM1の一例を示す。
警告メッセージM1は、トーンカーブの設定が変更されたことをユーザに通知するためのテキストを含む。
印刷ジョブ管理部302は、トーンカーブ変更フラグがONとなった印刷ジョブを入力したユーザのクライアントPC2に対して、当該印刷ジョブをどのように取り扱うのかを選択させるための確認処理を行う。確認処理は、例えば、印刷ジョブの取り扱いを選択させるためのボタンB1〜B3を図5の警告メッセージM1にあわせて表示させることで行われる。
ボタンB1〜B3には、それぞれ処理内容に対応したテキストが表示される。
ボタンB1は、「印刷ジョブを破棄する」ことを選択するボタンである。ボタンB2は、「その印刷ジョブによる印刷を、他の全ての印刷ジョブ終了後に行う」ことを選択するボタンである。ボタンB3は、「(変更されたトーンカーブを用いて)そのまま印刷する」ことを選択するボタンである。ユーザは、ボタンB1〜B3のいずれかを選択し、入力することでトーンカーブの設定を変更された印刷ジョブに対する処理を選択することができる。ボタンB1〜B3のいずれかに対する選択操作が行われると、当該選択操作の内容を示す情報がクライアントPC2からプリントコントローラ3へ送信される。
印刷ジョブ管理部302は、ボタンB1〜B3のいずれかに対する選択操作の内容を示す情報に応じた処理を印刷ジョブに対して行う。
ボタンB1が選択された場合、印刷ジョブ管理部302は、ボタンB1が選択された印刷ジョブを削除する。削除された印刷ジョブによる画像形成は行われない。
ボタンB2が選択された場合、印刷ジョブ管理部302は、ボタンB2が選択された印刷ジョブ以外の印刷ジョブに基づくRIP処理を、ボタンB2が選択された印刷ジョブのRIP処理より先に完了させる。その後、ボタンB2が選択された印刷ジョブのRIP処理を行う。このとき、印刷ジョブ管理部302は、ボタンB2が選択された印刷ジョブによる印刷が完了するまで新たな印刷ジョブの入力を受け付けない又は待機させる処理を行ってもよい。さらに、印刷ジョブ管理部302は、ボタンB2が選択された印刷ジョブによる印刷に用いるトーンカーブを設定変更前のトーンカーブとする処理を行ってもよい。この場合、例えば、印刷ジョブ管理部302は、トーンカーブの設定を変更したクライアントPC2によってバックアップされたトーンカーブをクライアントPC2から取得する処理を行う。そして、取得した変更前のトーンカーブを、ボタンB2が選択された印刷ジョブに適用する。
本実施形態では、ボタンB2が選択された印刷ジョブに対しては、設定変更前のトーンカーブが用いられる。ボタンB2が選択されたジョブに対して、トーンカーブの設定変更を受け付けるようにしてもよい。この場合、例えば、ユーザがボタンB2を選択したとき、当該ユーザのクライアントPC2でプリンタドライバ203が起動し、トーンカーブ設定画面210が表示される。そして、当該トーンカーブ設定画面210で設定されたトーンカーブが、ボタンB2が選択された印刷ジョブに適用される。
ボタンB3が選択された場合、ボタンB3が選択された印刷ジョブは、印刷ジョブ管理テーブル310に登録された順番通りに、設定を変更されたトーンカーブを適用されて印刷される。
本実施形態のプリントコントローラ3は、前述のように、警告メッセージM1にあわせて表示されたボタンB1〜B3のうち選択された内容に応じた処理を行う(警告表示モード)。また、プリントコントローラ3は、警告メッセージM1を表示させず、予め設定された処理内容に応じた処理を所定の条件を満たす印刷ジョブに対して自動的に適用する機能も有する(自動実施モード)。自動実施モードを用いる場合、ユーザ又はプリントコントローラ3の管理者は、所定の条件を満たす印刷ジョブに対して行う処理内容を予め設定する。予め設定される処理内容として、例えば、前述のボタンB1〜B3に対応する各処理内容のいずれかが挙げられる。印刷ジョブ管理部302は、設定された内容に応じた処理を所定の条件を満たす印刷ジョブに対して行う。
予め設定される処理内容を決定するにあたり、ボタンB1〜B3の各処理内容のいずれを適用するかを選択するための選択画面(図示略)を設けてもよい。当該選択画面は、プリントコントローラ3の表示部36に表示させることができる。ユーザ又はプリントコントローラ3の管理者は、入力部35に対する入力操作を介して、予め設定される処理内容を決定するにあたり、ボタンB1〜B3の各処理内容のいずれを適用するかを選択することができる。
また、選択画面をクライアントPC2の表示部26に表示させてもよいし、画像形成装置4が備える入力表示装置(図示略)に表示させてもよい。その場合、ユーザ又はプリントコントローラ3の管理者は表示を行った装置が備える入力部を介して選択操作を行う。
以下、図6及至図11のフローチャートを用いて、プリントコントローラ3の処理の流れを説明する。
図6に、印刷ジョブ受信時におけるトーンカーブ変更フラグ設定処理の流れを示す。
プリントコントローラ3の印刷ジョブ管理部302は、印刷ジョブを受信できる状態で待機する(ステップS1)。印刷ジョブを受信すると(ステップS1:YES)、印刷ジョブ管理部302は、受信した印刷ジョブのトーンカーブ変更フラグをOFFにして印刷ジョブを印刷ジョブ管理テーブル310に登録する(ステップS2)。
図7に、トーンカーブの設定が変更されたときのトーンカーブ変更フラグ設定変更処理の流れを示す。
プリントコントローラ3に記憶されたトーンカーブのいずれかの設定が変更されると(ステップS11:YES)、印刷ジョブ管理部302は、まだ印刷を完了していない印刷ジョブ(残印刷ジョブ)が印刷ジョブ管理テーブル310にあるか否かをチェックする(ステップS12)。残印刷ジョブがある場合(ステップS12:YES)、印刷ジョブ管理部302は、残印刷ジョブの中に設定を変更されたトーンカーブのID番号を有する印刷ジョブがあるか否かを判定する(ステップS13)。残印刷ジョブの中に設定を変更されたトーンカーブのID番号を有する印刷ジョブがある場合(ステップS13:YES)、印刷ジョブ管理部302は、設定を変更されたトーンカーブのID番号を有する印刷ジョブのトーンカーブ変更フラグをONに変更し(ステップS14)、処理を終了する。
ステップS11においてトーンカーブの設定変更がない場合(ステップS11:NO)、印刷ジョブ管理部302は処理を終了する。また、ステップS12において残印刷ジョブがない場合(ステップS12:NO)又はステップS13において残印刷ジョブの中に設定を変更されたトーンカーブのID番号を有する印刷ジョブがない場合(ステップS13:NO)、印刷ジョブ管理部302は処理を終了する。
図8に、印刷ジョブに対する所定の条件のチェック処理の流れを示す。
印刷ジョブ管理部302は、トーンカーブ変更フラグをONに変更された印刷ジョブがあるか否か判定する(ステップS21)。トーンカーブ変更フラグをONに変更された印刷ジョブがある場合(ステップS21:YES)、印刷ジョブ管理部302は、その印刷ジョブのユーザ名がトーンカーブの設定を変更したユーザのユーザ名と異なるか否かを判定する(ステップS22)。
ステップS22において、印刷ジョブのユーザ名がトーンカーブの設定を変更したユーザのユーザ名と異なる場合(ステップS22:YES)、印刷ジョブ管理部302は、その印刷ジョブが写真画像を含むか否かを判定する(ステップS23)。ステップS23において、印刷ジョブが写真画像を含まない場合(ステップS23:NO)、印刷ジョブ管理部302は、その印刷ジョブがカラージョブであって、かつ、所定量以上のカラートナーを使用するか否かを判定する(ステップS24)。ステップS24において、印刷ジョブがカラージョブでないか又は印刷ジョブがカラージョブであっても所定量以上のカラートナーを使用しない場合(ステップS24:NO)、印刷ジョブ管理部302は、重要書類であることを示す情報が印刷ジョブに含まれているか否かを判定する(ステップS25)。
ステップS23において、印刷ジョブが写真画像を含む(ステップS23:YES)、印刷ジョブ管理部302は、所定の条件を満たす印刷ジョブに対する処理を行う(ステップS26)。
また、ステップS24において、印刷ジョブがカラージョブであって、かつ、所定量以上のカラートナーを使用する場合(ステップS24:YES)又はステップS25において印刷ジョブ管理部302は、重要書類であることを示す情報が印刷ジョブに含まれている場合(ステップS25:YES)、印刷ジョブ管理部302は、ステップS26の所定の条件を満たす印刷ジョブに対する処理を行う。
ステップS21において、トーンカーブ変更フラグをONに変更された印刷ジョブがない場合(ステップS21:NO)、印刷ジョブ管理部302は、印刷ジョブを、印刷ジョブ管理テーブル310に登録された順番通りに、設定を変更されたトーンカーブを用いて印刷するための処理を行う(ステップS27)。
また、ステップS22において、印刷ジョブのユーザ名がトーンカーブの設定を変更したユーザのユーザ名と同一である場合(ステップS22:NO)又はステップS25において、重要書類であることを示す情報が印刷ジョブに含まれていない場合(ステップS25:NO)、印刷ジョブ管理部302は、ステップS27の処理を行う。
ステップS26又はステップS27の処理後、印刷ジョブ管理部302は、処理を終了する。
ステップS23〜S25の処理は、順不同である。
ステップS24の処理を「印刷ジョブがカラージョブであるか否か」の判定又は「印刷ジョブに含まれる画像が所定の面積以上であるか否か」の判定に置き換えてもよい。
図9に、図8のステップS26に示す所定の条件を満たす印刷ジョブに対する処理の流れを示す。
印刷ジョブ管理部302は、自動実施モードが設定されているか否かを判定する(ステップS31)。自動実施モードが設定されていない場合(ステップS31:NO)、印刷ジョブ管理部302は、所定の条件を満たす印刷ジョブを入力したユーザのクライアントPC2に対して警告メッセージM1を送信する(ステップS32)。ステップS32の処理後、印刷ジョブ管理部302は、警告メッセージM1と共に表示されたボタンB1〜B3のいずれかに対して操作がなされたことを示す入力があるまで待機する(ステップS33)。ステップS33において、警告メッセージM1と共に表示されたボタンB1〜B3のいずれかに対して操作がなされた場合(ステップS33:YES)、印刷ジョブ管理部302は、選択された処理内容のチェック処理を行う(ステップS34)。
ステップS31において、自動実施モードが設定されている場合(ステップS31:YES)、印刷ジョブ管理部302は、自動実施モードの設定で選択されている処理内容のチェック処理を行う(ステップS34)。
なお、ステップS31において、自動実施モードが設定されていない場合(ステップS31:NO)は、警告表示モードであることと同義である。
図10に、図9のステップS34に示す処理内容のチェック処理の流れを示す。
印刷ジョブ管理部302は、ジョブの破棄が選択されているか否か判定する(ステップS41)。ジョブの破棄が選択されている場合(ステップS41)、印刷ジョブ管理部302は、所定の条件を満たす印刷ジョブを削除する(ステップS42)。
ステップS41において、ジョブの破棄が選択されていない場合(ステップS41:NO)、印刷ジョブ管理部302は、所定の条件を満たす印刷ジョブを「そのまま印刷」することが選択されているか否か判定する(ステップS43)。「そのまま印刷」することが選択されている場合(ステップS43:YES)、所定の条件を満たす印刷ジョブを、印刷ジョブ管理テーブル310に登録された順番通りに、設定を変更されたトーンカーブを用いて印刷するための処理を行う(ステップS44)。
ステップS43において、「そのまま印刷」することが選択されていない場合(ステップS43:NO)、印刷ジョブ管理部302は、印刷ジョブ管理部302は、追い越し処理を行う(ステップS45)。ステップS43において、「そのまま印刷」することが選択されていない場合(ステップS43:NO)は、即ち、「その印刷ジョブによる印刷を、他の全ての印刷ジョブ終了後に行う」ことが選択されていることと同義である。
図11に、図10のステップS45に示す追い越し処理の流れを示す。
印刷ジョブ管理部302は、所定の条件を満たす印刷ジョブを、追い越し対象ジョブとして設定する(ステップS51)。次に、印刷ジョブ管理部302は、追い越し対象ジョブの印刷完了まで、新たな印刷ジョブの受付を停止させる(ステップS52)。その後、印刷ジョブ管理部302は、印刷ジョブ管理テーブル310に記憶された印刷ジョブのうち、追い越し対象ジョブ以外の印刷ジョブの印刷完了まで(ステップS53:NO)、追い越し対象ジョブ以外の印刷ジョブの印刷を行う処理を実施する(ステップS54)。追い越し対象ジョブ以外の印刷ジョブの印刷完了後(ステップS53:YES)、印刷ジョブ管理部302は、設定変更前のトーンカーブを、トーンカーブの設定を変更したクライアントPC2から取得する(ステップS55)。ステップS55の処理後、印刷ジョブ管理部302は、ステップS55において取得した設定変更前のトーンカーブを、追い越し対象ジョブに適用し、印刷するための処理(RIP処理等)を行う(ステップS56)。ステップS56の処理後、印刷ジョブ管理部302は、ステップS52において設定された新たな印刷ジョブの受付停止を解除し(ステップS57)、処理を終了する。
なお、図10及び図11のフローチャートならびにその説明における「所定の条件を満たす印刷ジョブ」は、警告表示モードの場合、ボタンB1〜B3のいずれかの選択をなされた印刷ジョブをさす。
以上、本実施形態によれば、プリントコントローラ3は、印刷ジョブ及びトーンカーブに基づいてRIP処理を行うにあたり、トーンカーブの設定変更前に受信した印刷ジョブであって、かつ、トーンカーブが更新された時点でRIP処理を完了していない印刷ジョブについて、当該印刷ジョブ及び設定変更されたトーンカーブに基づいてRIP処理を行うか、当該印刷ジョブを破棄するか、又は、当該印刷ジョブ以外の印刷ジョブに基づくRIP処理を当該印刷ジョブより先に完了させた後にRIP処理を行うか、のいずれかを行う。
印刷ジョブ及び設定変更されたトーンカーブに基づいてRIP処理を行う場合、色再現は設定変更されたトーンカーブに基づくが、厳密な色再現を求めない印刷出力においては問題とならないため、設定変更されたトーンカーブに基づいた印刷出力物をそのまま用いることができる。また、印刷ジョブを破棄することで、望まない印刷出力物を出力することを未然に防止することができ、意図しない印刷出力による色剤や用紙の無駄を良好に低減させることができる。また、当該印刷ジョブ以外の印刷ジョブに基づくRIP処理を当該印刷ジョブより先に完了させた後にRIP処理を行うことで、当該印刷ジョブに用いるトーンカーブの設定変更をさらに行った場合に、他の印刷ジョブに影響を与えることなくトーンカーの設定を行うことができる。このため、当該印刷ジョブを任意のトーンカーブ設定で印刷出力しつつ、他の印刷ジョブの印刷出力内容を保全することができる。
しかも、画像形成装置がトーンカーブをバックアップするための記憶領域を必要とせず、当該記憶領域を設けるためのコストを低減させることができる。また、トーンカーブの設定変更前に受信した印刷ジョブであって、かつ、トーンカーブが更新された時点でRIP処理を完了していない印刷ジョブについて、当該印刷ジョブ及び設定変更されたトーンカーブに基づいてRIP処理を行うか、当該印刷ジョブを破棄するか、又は、当該印刷ジョブ以外の印刷ジョブに基づくRIP処理を当該印刷ジョブより先に完了させた後にRIP処理を行うか、のいずれかを行うので、トーンカーブの設定変更前に受信した印刷ジョブであって、かつ、トーンカーブが更新された時点でRIP処理を完了していない印刷ジョブは例外なくいずれかの処理を受ける。これによって、トーンカーブの設定変更前に受信した印刷ジョブであって、かつ、トーンカーブが更新された時点でRIP処理を完了していない印刷ジョブに対する確実な対処をとることができる。また、仮にトーンカーブが一つしかない場合であっても、トーンカーブを変更することができる外部機器を特に一つに限定してしまうことがない。
このように、本実施形態のプリントコントローラ3は、トーンカーブの設定変更に伴って生じていた意図しない印刷出力による色剤や用紙の無駄を、低コストで良好に低減させることができる。
さらに、プリントコントローラ3は、トーンカーブの設定変更前に受信した印刷ジョブであって、かつ、トーンカーブが更新された時点でRIP処理を完了していない印刷ジョブについて、当該印刷ジョブ及び設定変更されたトーンカーブに基づいてRIP処理を行うか、当該印刷ジョブを破棄するか、又は、当該印刷ジョブ以外の印刷ジョブに基づくRIP処理を当該印刷ジョブより先に完了させた後にRIP処理を行うか、のいずれの処理を行うかを設定することができる。
これによって、トーンカーブの設定変更前に受信した印刷ジョブであって、かつ、トーンカーブが更新された時点でRIP処理を完了していない印刷ジョブに対して、ユーザやプリントコントローラ3の管理者が意図した処理を適用することができる。
さらに、プリントコントローラ3は、トーンカーブの設定変更前に受信した印刷ジョブであって、かつ、トーンカーブが更新された時点でRIP処理を完了していない印刷ジョブについて、当該印刷ジョブ及び設定変更されたトーンカーブに基づいてRIP処理を行うか、当該印刷ジョブを破棄するか、又は、当該印刷ジョブ以外の印刷ジョブに基づくRIP処理を当該印刷ジョブより先に完了させた後にRIP処理を行うか、のいずれの処理を行うかの設定内容を、クライアントPC2における入力内容に基づいて受け付ける。
クライアントPC2は、印刷ジョブをプリントコントローラ3へ入力する各ユーザが用いる外部機器である。よって、トーンカーブの設定変更前に受信した印刷ジョブであって、かつ、トーンカーブが更新された時点でRIP処理を完了していない印刷ジョブに対して、ユーザが意図した処理を適用することができる。
さらに、プリントコントローラ3は、トーンカーブが更新された場合に、トーンカーブの設定変更前に受信した印刷ジョブであって、かつ、トーンカーブが更新された時点でRIP処理を完了していない印刷ジョブを送信したユーザのクライアントPC2に対して、トーンカーブの設定が変更されたことを通知する。また、プリントコントローラ3は、トーンカーブの設定変更前に受信した印刷ジョブであって、かつ、トーンカーブが更新された時点でRIP処理を完了していない印刷ジョブに対して行う処理内容の選択肢を警告メッセージM1のボタンB1〜B3によって示す。そして、プリントコントローラ3は、クライアントPC2から送信された、ボタンB1〜B3のいずれかに対する操作内容に応じた処理を行う。
これによって、ユーザはボタンの選択操作を行うだけで、トーンカーブの設定変更前に受信した印刷ジョブであって、かつ、トーンカーブが更新された時点でRIP処理を完了していない印刷ジョブに対して、任意の処理を適用させることができる。
さらに、プリントコントローラ3は、印刷ジョブがカラージョブであるか、又は、印刷ジョブに写真画像が含まれる場合に、トーンカーブの設定変更前に受信した印刷ジョブであって、かつ、トーンカーブが更新された時点でRIP処理を完了していない印刷ジョブについて、当該印刷ジョブ及び設定変更されたトーンカーブに基づいてRIP処理を行うか、当該印刷ジョブを破棄するか、又は、当該印刷ジョブ以外の印刷ジョブに基づくRIP処理を当該印刷ジョブより先に完了させた後にRIP処理を行うか、のいずれかを行う。
印刷ジョブがカラージョブの場合、黒トナーに比して一般的に高価なカラートナーを消費するため、ユーザが望まない印刷出力結果となった場合、当該出力結果が無駄となるばかりでなく、消費されたトナーのコストも高くつく。また、印刷ジョブが写真画像を含む場合、写真画像の再現のためにトナーが多く消費される傾向がある。これらのことから、印刷ジョブがカラージョブであるか、又は、印刷ジョブに写真画像が含まれる場合に、トーンカーブの設定変更前に受信した印刷ジョブであって、かつ、トーンカーブが更新された時点でRIP処理を完了していない印刷ジョブについて、当該印刷ジョブ及び設定変更されたトーンカーブに基づいてRIP処理を行うか、当該印刷ジョブを破棄するか、又は、当該印刷ジョブ以外の印刷ジョブに基づくRIP処理を当該印刷ジョブより先に完了させた後にRIP処理を行うか、のいずれかを行うことで、トーンカーブの設定変更に伴って生じていた意図しない印刷出力による色剤や用紙の無駄によるコスト増をより良好に低減させることができる。
さらに、プリントコントローラ3は、印刷ジョブがカラージョブであって、かつ、所定量以上のカラートナーを使用する場合に、トーンカーブの設定変更前に受信した印刷ジョブであって、かつ、トーンカーブが更新された時点でRIP処理を完了していない印刷ジョブについて、当該印刷ジョブ及び設定変更されたトーンカーブに基づいてRIP処理を行うか、当該印刷ジョブを破棄するか、又は、当該印刷ジョブ以外の印刷ジョブに基づくRIP処理を当該印刷ジョブより先に完了させた後にRIP処理を行うか、のいずれかを行う。
印刷ジョブがカラージョブであって、かつ、所定量以上のカラートナーを使用する印刷ジョブの出力結果がユーザの望まない印刷出力結果となった場合、当該出力結果が無駄となるばかりでなく、消費されたトナーのコストについても単にカラージョブであると判定された印刷ジョブに比してさらに高くつく可能性が高い。このことから、印刷ジョブがカラージョブであって、かつ、所定量以上のカラートナーを使用する場合に、トーンカーブの設定変更前に受信した印刷ジョブであって、かつ、トーンカーブが更新された時点でRIP処理を完了していない印刷ジョブについて、当該印刷ジョブ及び設定変更されたトーンカーブに基づいてRIP処理を行うか、当該印刷ジョブを破棄するか、又は、当該印刷ジョブ以外の印刷ジョブに基づくRIP処理を当該印刷ジョブより先に完了させた後にRIP処理を行うか、のいずれかを行うことで、トーンカーブの設定変更に伴って生じていた意図しない印刷出力による色剤や用紙の無駄によるコスト増を一層良好に低減させることができる。
さらに、プリントコントローラ3は、印刷ジョブに含まれる画像が所定の面積以上である場合に、トーンカーブの設定変更前に受信した印刷ジョブであって、かつ、トーンカーブが更新された時点でRIP処理を完了していない印刷ジョブについて、当該印刷ジョブ及び設定変更されたトーンカーブに基づいてRIP処理を行うか、当該印刷ジョブを破棄するか、又は、当該印刷ジョブ以外の印刷ジョブに基づくRIP処理を当該印刷ジョブより先に完了させた後にRIP処理を行うか、のいずれかを行う。
印刷ジョブに含まれる画像が所定の面積以上である印刷ジョブの出力結果がユーザの望まない印刷出力結果となった場合、当該出力結果が無駄となるばかりでなく、消費されたトナーのコストについても高くつく。このことから、印刷ジョブがカラージョブであって、かつ、所定量以上のカラートナーを使用する場合に、トーンカーブの設定変更前に受信した印刷ジョブであって、かつ、トーンカーブが更新された時点でRIP処理を完了していない印刷ジョブについて、当該印刷ジョブ及び設定変更されたトーンカーブに基づいてRIP処理を行うか、当該印刷ジョブを破棄するか、又は、当該印刷ジョブ以外の印刷ジョブに基づくRIP処理を当該印刷ジョブより先に完了させた後にRIP処理を行うか、のいずれかを行うことで、トーンカーブの設定変更に伴って生じていた意図しない印刷出力による色剤や用紙の無駄によるコスト増を一層良好に低減させることができる。
さらに、プリントコントローラ3は、印刷ジョブに重要書類であることを示す情報が含まれている場合に、トーンカーブの設定変更前に受信した印刷ジョブであって、かつ、トーンカーブが更新された時点でRIP処理を完了していない印刷ジョブについて、当該印刷ジョブ及び設定変更されたトーンカーブに基づいてRIP処理を行うか、当該印刷ジョブを破棄するか、又は、当該印刷ジョブ以外の印刷ジョブに基づくRIP処理を当該印刷ジョブより先に完了させた後にRIP処理を行うか、のいずれかを行う。
重要書類は、重要書類でない書類に比して厳密な出力結果調整を行われる可能性が高い。このため、重要書類は、トーンカーブによる色再現について、厳密に指定されることがある。一方で、色再現については厳密な指定をなされない重要書類もある。このことから、トーンカーブの設定変更前に受信した印刷ジョブであって、かつ、トーンカーブが更新された時点でRIP処理を完了していない印刷ジョブについて、当該印刷ジョブ及び設定変更されたトーンカーブに基づいてRIP処理を行うか、当該印刷ジョブを破棄するか、又は、当該印刷ジョブ以外の印刷ジョブに基づくRIP処理を当該印刷ジョブより先に完了させた後にRIP処理を行うか、のいずれかを行うことで、重要書類に求められる出力結果に対応することが可能となる。
しかも、プリントコントローラ3は、印刷ジョブ管理部302は、その印刷ジョブによる印刷に用いるトーンカーブを、変更前のトーンカーブとする処理を行うことができる。
これによって、ユーザは印刷ジョブの作成時に意図した通りの色再現による印刷出力物を得ることができる。つまり、トーンカーブの設定変更によってユーザの意図しない色再現による印刷出力が行われることを防止することができ、トーンカーブの設定変更に伴って生じていた意図しない印刷出力による色剤や用紙の無駄を良好に低減させることができる。
また、プリントコントローラ3は、トーンカーブの設定変更前に受信した印刷ジョブであって、かつ、トーンカーブが更新された時点でRIP処理を完了していない印刷ジョブについて、当該印刷ジョブ以外の印刷ジョブに基づくRIP処理を当該印刷ジョブより先に完了させた後にRIP処理を行うことが選択された場合に、トーンカーブの設定変更を受け付けることができる。
これによって、ユーザは、トーンカーブの設定変更前に作成した印刷ジョブであって、かつ、トーンカーブが更新された時点でRIP処理を完了していない印刷ジョブについて、任意の色再現による印刷出力物を得ることができる。つまり、トーンカーブの設定変更によってユーザの意図しない色再現による印刷出力が行われることを防止することができ、トーンカーブの設定変更に伴って生じていた意図しない印刷出力による色剤や用紙の無駄を良好に低減させることができる。
なお、本発明の実施の形態は、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
例えば、トーンカーブの設定が変更されたことをユーザに通知する場合、その方法は図5に示す警告メッセージM1に限らない。例えば、電子メールによる警告の配信や音声による報知、画像形成装置4が備える入力表示装置等の表示装置上における警告表示、その他の通知方法又はこれらの組合せによる通知方法を用いてもよい。選択肢を示す方法についても同様である。
カラートナーの使用量を判定する処理において、画像形成装置4にカラートナーの使用量を問い合わせて取得するようにしてもよい。
プリントコントローラ3が記憶するトーンカーブを一つとしてもよい。その場合、トーンカーブイD番号等の識別情報及び当該識別情報に基づくトーンカーブの異同判定処理を省略することができる。
前述の実施形態では、プリントコントローラ3と画像形成装置4とを別個の装置として記載しているが、画像形成装置4がプリントコントローラ3の構成を有するようにしてもよい。
以上の説明では、本発明に係るプログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体としてROMを使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。
また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も本発明に適用される。
1 画像形成システム
2 クライアントPC
3 プリントコントローラ
4 画像形成装置
31 CPU
32 RAM
33 ROM
34 記憶部
35 入力部
36 表示部
37 通信部
38 インタフェース
210 トーンカーブ設定画面
M1 警告メッセージ
B1〜B3 ボタン

Claims (17)

  1. トーンカーブを記憶する記憶部と、
    外部機器から印刷データ及び前記トーンカーブの設定変更に関するデータを受信する通信部と、
    前記トーンカーブの設定変更に関するデータを受信した場合に前記記憶部に記憶されたトーンカーブに設定変更を反映し、前記印刷データ及び前記トーンカーブに基づいて画像データを生成するにあたり、前記トーンカーブの設定変更前に受信した印刷データであって、かつ、前記トーンカーブの設定変更が反映された時点で当該印刷データに基づく画像データの生成を完了していない印刷データについて、当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データを生成するか、当該印刷データを破棄するか、又は、当該印刷データ以外の印刷データに基づく画像データの生成を当該印刷データより先に完了させた後に画像データを生成するか、のいずれかを行う制御部と、を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、前記印刷データを破棄するか、又は、前記印刷データ以外の印刷データに基づく画像データの生成を当該印刷データより先に完了させた後に当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、のいずれの処理を行うかを設定する制御方法設定部を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記制御方法設定部による設定を、前記外部機器から受け付けることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記制御部は、トーンカーブの設定変更が反映された場合に、前記トーンカーブの設定変更前に受信した印刷データであって、かつ、当該印刷データに基づく画像データの生成を完了していない印刷データを送信した外部機器に対して、前記トーンカーブの設定が変更されたことを通知すると共に、前記制御方法設定部による設定の選択肢を示し、
    前記制御方法設定部は、前記外部機器から送信された、前記選択肢に対する入力内容に応じた設定を行うことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記印刷データがカラー印刷データであるか、又は、前記印刷データに写真画像が含まれる場合に、前記制御部は、トーンカーブの設定変更が反映された場合に、前記トーンカーブの設定変更前に受信した印刷データであって、かつ、当該印刷データに基づく画像データの生成を完了していない印刷データについて、当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、当該印刷データを破棄するか、又は、当該印刷データ以外の印刷データに基づく画像データの生成を当該印刷データより先に完了させた後に当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、のいずれかを行うことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  6. 前記印刷データがカラー印刷データであって、かつ、所定量以上のカラー色剤を使用する印刷データである場合に、前記制御部は、トーンカーブの設定変更が反映された場合に、前記トーンカーブの設定変更前に受信した印刷データであって、かつ、当該印刷データに基づく画像データの生成を完了していない印刷データについて、当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、当該印刷データを破棄するか、又は、当該印刷データ以外の印刷データに基づく画像データの生成を当該印刷データより先に完了させた後に当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、のいずれかを行うことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  7. 前記印刷データに含まれる画像が所定の面積以上である場合に、前記制御部は、トーンカーブの設定変更が反映された場合に、前記トーンカーブの設定変更前に受信した印刷データであって、かつ、当該印刷データに基づく画像データの生成を完了していない印刷データについて、当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、当該印刷データを破棄するか、又は、当該印刷データ以外の印刷データに基づく画像データの生成を当該印刷データより先に完了させた後に当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、のいずれかを行うことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  8. 前記印刷データに重要書類であることを示す情報が含まれている場合に、前記制御部は、トーンカーブの設定変更が反映された場合に、前記トーンカーブの設定変更前に受信した印刷データであって、かつ、当該印刷データに基づく画像データの生成を完了していない印刷データについて、当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、当該印刷データを破棄するか、又は、当該印刷データ以外の印刷データに基づく画像データの生成を当該印刷データより先に完了させた後に当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、のいずれかを行うことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  9. コンピュータを、
    トーンカーブを記憶する手段、
    外部機器から印刷データ及び前記トーンカーブの設定変更に関するデータを受信する手段、
    前記トーンカーブの設定変更に関するデータを受信した場合に前記トーンカーブに設定変更を反映し、前記印刷データ及び前記トーンカーブに基づいて画像データを生成するにあたり、前記トーンカーブの設定変更前に受信した印刷データであって、かつ、前記トーンカーブの設定変更が反映された時点で当該印刷データに基づく画像データの生成を完了していない印刷データについて、当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データを生成するか、当該印刷データを破棄するか、又は、当該印刷データ以外の印刷データに基づく画像データの生成を当該印刷データより先に完了させた後に画像データを生成するか、のいずれかを行う手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  10. 前記コンピュータを、
    前記印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、前記印刷データを破棄するか、又は、前記印刷データ以外の印刷データに基づく画像データの生成を当該印刷データより先に完了させた後に当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、のいずれの処理を行うかを設定する手段として機能させることを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
  11. 前記印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、前記印刷データを破棄するか、又は、前記印刷データ以外の印刷データに基づく画像データの生成を当該印刷データより先に完了させた後に当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、のいずれの処理を行うかの設定を、前記外部機器から受け付けることを特徴とする請求項10に記載のプログラム。
  12. トーンカーブの設定変更が反映された場合に、前記トーンカーブの設定変更前に受信した印刷データであって、かつ、当該印刷データに基づく画像データの生成を完了していない印刷データを送信した外部機器に対して、前記トーンカーブの設定が変更されたことを通知すると共に、前記印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、前記印刷データを破棄するか、又は、前記印刷データ以外の印刷データに基づく画像データの生成を当該印刷データより先に完了させた後に当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、のいずれの処理を行うかの設定の選択肢を示し、
    前記外部機器から送信された、前記選択肢に対する入力内容に応じた設定を行うことを特徴とする請求項11に記載のプログラム。
  13. 前記印刷データがカラー印刷データであるか、又は、前記印刷データに写真画像が含まれる場合に、トーンカーブの設定変更が反映された場合に、前記トーンカーブの設定変更前に受信した印刷データであって、かつ、当該印刷データに基づく画像データの生成を完了していない印刷データについて、当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、当該印刷データを破棄するか、又は、当該印刷データ以外の印刷データに基づく画像データの生成を当該印刷データより先に完了させた後に当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、のいずれかを行うことを特徴とする請求項9から12のいずれか一項に記載のプログラム。
  14. 前記印刷データがカラー印刷データであって、かつ、所定量以上のカラー色剤を使用する印刷データである場合に、トーンカーブの設定変更が反映された場合に、前記トーンカーブの設定変更前に受信した印刷データであって、かつ、当該印刷データに基づく画像データの生成を完了していない印刷データについて、当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、当該印刷データを破棄するか、又は、当該印刷データ以外の印刷データに基づく画像データの生成を当該印刷データより先に完了させた後に当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、のいずれかを行うことを特徴とする請求項9から13のいずれか一項に記載のプログラム。
  15. 前記印刷データに含まれる画像が所定の面積以上である場合に、トーンカーブの設定変更が反映された場合に、前記トーンカーブの設定変更前に受信した印刷データであって、かつ、当該印刷データに基づく画像データの生成を完了していない印刷データについて、当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、当該印刷データを破棄するか、又は、当該印刷データ以外の印刷データに基づく画像データの生成を当該印刷データより先に完了させた後に当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、のいずれかを行うことを特徴とする請求項9から14のいずれか一項に記載のプログラム。
  16. 前記印刷データに重要書類であることを示す情報が含まれている場合に、トーンカーブの設定変更が反映された場合に、前記トーンカーブの設定変更前に受信した印刷データであって、かつ、当該印刷データに基づく画像データの生成を完了していない印刷データについて、当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、当該印刷データを破棄するか、又は、当該印刷データ以外の印刷データに基づく画像データの生成を当該印刷データより先に完了させた後に当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データの生成を行うか、のいずれかを行うことを特徴とする請求項9から15のいずれか一項に記載のプログラム。
  17. 記憶部がトーンカーブを記憶する工程と、
    通信部が外部機器から印刷データ及び前記トーンカーブの設定変更に関するデータを受信する工程と、
    制御部が、前記トーンカーブの設定変更に関するデータを受信した場合に前記記憶部に記憶されたトーンカーブに設定変更を反映し、前記印刷データ及び前記トーンカーブに基づいて画像データを生成するにあたり、前記トーンカーブの設定変更前に受信した印刷データであって、かつ、前記トーンカーブの設定変更が反映された時点で当該印刷データに基づく画像データの生成を完了していない印刷データについて、当該印刷データ及び設定変更されたトーンカーブに基づいて画像データを生成するか、当該印刷データを破棄するか、又は、当該印刷データ以外の印刷データに基づく画像データの生成を当該印刷データより先に完了させた後に画像データを生成するか、のいずれかを行う工程と、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014229064A (ja) * 2013-05-22 2014-12-08 コニカミノルタ株式会社 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムおよび記録媒体
JP2016112746A (ja) * 2014-12-12 2016-06-23 コニカミノルタ株式会社 トーンカーブ制御プログラム及びトーンカーブ制御方法並びに画像処理装置
WO2023085795A1 (ko) * 2021-11-15 2023-05-19 엘지전자 주식회사 영상표시기기 및 그 제어 방법

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