JP2016112746A - トーンカーブ制御プログラム及びトーンカーブ制御方法並びに画像処理装置 - Google Patents

トーンカーブ制御プログラム及びトーンカーブ制御方法並びに画像処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ジョブ挿入時に、ユーザ操作を煩雑にすることなく、ジョブの仕上がりの統一感を維持可能なトーンカーブを適用する。【解決手段】原稿データと印刷設定情報とトーンカーブとを含むジョブを保存する記憶部と、保存されたジョブに対する処理を行う制御部と、を備える装置で動作するトーンカーブ制御プログラムであって、制御部に、第1のジョブの所定のページを第2のジョブに挿入する所定の操作を受け付ける第1処理、所定の操作が行われたら、記憶部から、所定のページの第1のトーンカーブと第2のジョブの第2のトーンカーブとを取得し、第1のトーンカーブと第2のトーンカーブとが予め定めた所定の条件を満たすかを判定する第2処理、所定の条件を満たすと判定された場合は、所定のページに第2のトーンカーブを適用して第2のジョブに挿入し、当該第2のジョブの印刷を指示する第3処理、を実行させる。【選択図】図9

Description

本発明は、トーンカーブ制御プログラム及びトーンカーブ制御方法並びに画像処理装置に関し、特に、あるジョブのページを他のジョブに挿入する際に適用するトーンカーブを制御するトーンカーブ制御プログラム及びトーンカーブ制御方法並びに画像処理装置に関する。
オフィスユースやPOD(Print On Demand)などの小ロットの商業印刷ユースでは、コンピュータ装置で作成された原稿データを出力する印刷機として、一般に、原稿データ(PDL(Page Description Language)データ)とユーザが指定した出力設定情報(ジョブチケット)とを含む印刷ジョブから画像データ(ラスターイメージ)を生成し、当該画像データを用紙上に形成して出力するMFP(Multi Function Peripheral)などの画像形成装置が用いられる。
このMFPは、高性能化、高機能化、高画質化が進められているが、高機能化が進むことによって印刷設定が複雑化し、印刷ジョブを投入する際の1回の操作では所望の出力結果を得られないケースが多くなってきている。そのため、ユーザは印刷出力物を確認し、その確認結果に従って印刷設定を調整することによって、所望の結果を得るといった手順(ワークフロー)を採用する場合が多くなっている。
ほとんどのMFPは、このワークフローを支援するために、一度MFPに投入された印刷ジョブをMFP内部の記憶領域に保存しておき(保存ジョブと呼ぶ。)、再度コンピュータ装置から印刷ジョブを投入しなくても、印刷設定の変更や出力結果の確認を可能とするような機能(ジョブ保存編集機能)を備えている。さらに、MFP内部で生成したラスターイメージも同時に記憶領域に保存することで、印刷出力時の画像形成処理を省略して生産性を高めることも行われている。
また、MFPの中には、保存ジョブに対して、ラスターイメージ上の画素を用紙に転写する際の濃度をユーザが指定可能な機能を持つものもある。この指定は、各入力画素値に対する出力濃度の組み合わせで定義され、トーンカーブと呼ばれる。このトーンカーブは、ジョブ単位やページ単位などで指定することができ、キャリブレーションやカラーマネジメントにおいて、対象ジョブ/ページの最終的な色味や調子(コントラスト、明るさなど)の調整に用いられる場合が多い。また、トーンカーブは、顧客ごとに出力結果に対する好み(コントラストを高くする、階調性を重視するなど)が分かれる場合は、顧客ごとのジョブ設定の一部として設定され、また、特定のページの内容をより魅力的にする場合は、ページ設定の一部として設定されることがある。
このようなジョブを保存可能な画像形成装置を用いて、あるジョブの所定のページを他のジョブに挿入して印刷出力する場合において、所定のページに設定されている印刷条件(例えば、トーンカーブ)と他のジョブに設定されている印刷条件とが異なる場合、所定のページに設定されている印刷条件をどのように扱うかが問題となる。
ページ挿入時の印刷条件の設定に関して、例えば、下記特許文献1には、ページ毎に画像データ及び当該画像データのページ情報が設定されたジョブを複数記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されているジョブに基づいて画像形成を行う画像形成部と、を備えた画像形成装置において、前記記憶部に記憶されている複数のジョブのうち、ページ単位で編集する第1のジョブを指定する編集ジョブ指示と、前記記憶部に記憶されている複数のジョブのうち、前記第1のジョブにページ単位で挿入する画像データが選択される第2のジョブを指定する挿入ジョブ指示と、前記第2のジョブから前記第1のジョブに挿入するページの画像データを選択するページ画像データ選択指示と、前記ページ画像データ選択指示により選択された画像データを第1のジョブに挿入させる挿入指示と、を受け付ける操作部と、前記操作部により前記挿入指示が受け付けられた場合、前記ページ画像データ選択指示により選択された画像データのページ情報として、当該画像データのページ情報を継承するか否かの選択指示を前記操作部により受け付けさせる制御部と、を備える画像形成装置が開示されている。
また、下記特許文献2には、第1の原稿データと当該第1の原稿データを印刷するための第1の印刷条件とを含む第1の印刷ジョブ、および第2の原稿データと当該第2の原稿データを印刷するための第2の印刷条件とを含む第2の印刷ジョブ、を記憶する記憶部と、前記第1の原稿データに前記第2の原稿データの少なくとも一部のページを挿入して印刷ジョブを結合するジョブ結合部と、前記ジョブ結合部により結合された印刷対象のデータに対して、印刷設定を行う印刷設定部と、を有し、前記印刷設定部は、画質に影響を与え得る所定の特別印刷条件が、前記第1の印刷条件と前記第2の印刷条件とにおいて異なるか否か判断し、異なると判断した場合は、前記印刷対象のうち前記第2の印刷ジョブに含まれていたページに、前記第2の印刷条件に含まれる特別印刷条件を適用し、異ならないと判断した場合は、前記印刷対象の全ページに前記第1の印刷条件を適用する情報処理装置が開示されている。
特開2011−078038号公報 特開2014−000731号公報
上記特許文献1では、あるジョブのページを他のジョブに挿入する処理を実施する際に、当該ページのジョブチケットを継承するかどうかをユーザに確認し、継承する場合は、禁則チェックを実施し、禁則が存在する場合は、どの設定を優先させるかをユーザに選択させることでユーザの意図に沿ったページ挿入操作を実現している。しかしながら、この方法では、挿入するページに対してジョブチケットで設定された印刷条件を承継するか否かをユーザに選択させるため、ユーザ操作が煩雑になるという問題がある。
また、特許文献2では、保存ジョブの結合操作を行う際に、印刷設定上、画質に影響がある特定の印刷条件(色空間変換、レンダリング、用紙シミュレーション、グレー補償)について、当該ページの画素構成とその設定の用途から画質上の影響を判定し、影響があると判定された場合は、結合元のジョブの設定を継承するように制御している。しかしながら、この方法では、画質に影響がある印刷条件に関しては結合元のジョブの設定を継承するため、結合先のジョブに複数の設定が混在し、ジョブの仕上がりの統一感が失われてしまうという問題がある。
特に、トーンカーブは、上述したように、対象ジョブ/ページの最終的な色味や調子の調整に用いられる場合が多いことから、ジョブの仕上がりの統一感を維持可能な適切なトーンカーブが適用されるようにする必要がある。しかしながら、トーンカーブのどの部分が画質にどのような影響があるかを認識していないと、適切なトーンカーブを選択することは困難である。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、挿入元のページを挿入先のジョブに挿入する際に、ユーザ操作を煩雑にすることなく、ジョブの仕上がりの統一感を維持可能なトーンカーブを適用することができるトーンカーブ制御プログラム及びトーンカーブ制御方法並びに画像処理装置を提供することにある。
本発明の一側面は、原稿データと印刷設定情報と入力画素値に対する出力濃度を規定するトーンカーブとを含むジョブを保存する記憶部と、前記記憶部に保存された前記ジョブに対する処理を行う制御部と、を備える装置で動作するトーンカーブ制御プログラムであって、前記制御部に、ページ毎に異なるトーンカーブが適用された第1のジョブの所定のページを、全てのページに同一のトーンカーブが適用された第2のジョブに挿入する所定の操作を受け付ける第1処理、前記所定の操作が行われたら、前記記憶部から、前記所定のページに適用されている第1のトーンカーブと前記第2のジョブに適用されている第2のトーンカーブとを取得し、前記第1のトーンカーブと前記第2のトーンカーブとが予め定めた所定の条件を満たすかを判定する第2処理、前記所定の条件を満たすと判定された場合は、前記所定のページに前記第2のトーンカーブを適用して前記第2のジョブに挿入し、当該第2のジョブの印刷を指示する第3処理、を実行させることを特徴とする。
本発明の一側面は、原稿データと印刷設定情報と入力画素値に対する出力濃度を規定するトーンカーブとを含むジョブを保存する記憶部と、前記記憶部に保存された前記ジョブに対する処理を行う制御部と、を備える画像処理装置におけるトーンカーブ制御方法であって、前記制御部は、ページ毎に異なるトーンカーブが適用された第1のジョブの所定のページを、全てのページに同一のトーンカーブが適用された第2のジョブに挿入する所定の操作を受け付ける第1処理と、前記所定の操作が行われたら、前記記憶部から、前記所定のページに適用されている第1のトーンカーブと前記第2のジョブに適用されている第2のトーンカーブとを取得し、前記第1のトーンカーブと前記第2のトーンカーブとが予め定めた所定の条件を満たすかを判定する第2処理と、前記所定の条件を満たすと判定された場合は、前記所定のページに前記第2のトーンカーブを適用して前記第2のジョブに挿入し、当該第2のジョブの印刷を指示する第3処理と、を実行することを特徴とする。
本発明の一側面は、原稿データと印刷設定情報と入力画素値に対する出力濃度を規定するトーンカーブとを含むジョブを保存する記憶部と、前記記憶部に保存された前記ジョブに対する処理を行う制御部と、を備える画像処理装置であって、前記制御部は、ページ毎に異なるトーンカーブが適用された第1のジョブの所定のページを、全てのページに同一のトーンカーブが適用された第2のジョブに挿入する所定の操作を受け付け、前記所定の操作が行われたら、前記記憶部から、前記所定のページに適用されている第1のトーンカーブと前記第2のジョブに適用されている第2のトーンカーブとを取得し、前記第1のトーンカーブと前記第2のトーンカーブとが予め定めた所定の条件を満たすかを判定し、前記所定の条件を満たすと判定した場合は、前記所定のページに前記第2のトーンカーブを適用して前記第2のジョブに挿入し、当該第2のジョブの印刷を指示する、保存ジョブ管理部を備えることを特徴とする。
本発明のトーンカーブ制御プログラム及びトーンカーブ制御方法並びに画像処理装置によれば、挿入元のページを挿入先のジョブに挿入する際に、ユーザ操作を煩雑にすることなく、ジョブの仕上がりの統一感を維持可能なトーンカーブを適用することができる。
その理由は、画像処理装置(トーンカーブ制御プログラム)は、挿入元のページに設定されているトーンカーブと挿入先の保存ジョブに設定されているトーンカーブとを比較し、両者が所定の条件を満たす場合は挿入元のページに保存ジョブのトーンカーブを適用し、両者が所定の条件を満たさない場合は挿入元のページのトーンカーブを維持するか保存ジョブのトーンカーブを適用するかをユーザに確認する制御を行うからである。
本発明の第1の実施例に係る印刷システムの構成例を示す模式図である。 本発明の第1の実施例に係る印刷指示装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係る印刷指示装置の動作を示す模式図である。 本発明の第1の実施例に係る画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係る画像形成装置の動作を示す模式図である。 トーンカーブを説明する図である。 ジョブトーンカーブ適用ジョブとページトーンカーブ適用ジョブとを説明する図である。 ページ操作を説明する図である。 本発明の第1の実施例に係る画像形成装置の動作を示すフローチャート図である。 ページをジョブに挿入する例を示す図である。 ページにジョブのトーンカーブを適用する例を示す図である。 ページのトーンカーブを維持する例を示す図である。 トーンカーブの一致性判定の一例を示す図である。 画素値分布の一致性判定の一例を示す図である。 画素値分布の一致性判定の他の例を示す図である。 本発明の第1の実施例に係るトーンカーブ選択画面の一例を示す図である。 適用するトーンカーブのバリエーションを示す図である。 適用するトーンカーブの他のバリエーションを示す図である。 本発明の第2の実施例に係る入力画像の一例である。 本発明の第2の実施例に係る画像形成装置の動作を示すフローチャート図である。 従来の画像形成装置の動作を示す模式図である。 ジョブトーンカーブ適用ジョブとページトーンカーブ適用ジョブとを説明する図である。 ページ挿入操作を説明する図である。 従来のトーンカーブ選択画面の一例を示す図である。
背景技術で示したように、ジョブを保存可能な画像形成装置を用いて、あるジョブの所定のページを他のジョブに挿入する場合において、所定のページに設定されている印刷条件(トーンカーブ)と他のジョブに設定されている印刷条件とが異なる場合、所定のページに設定されている印刷条件をどのように扱うかが問題となる。
以下、具体的に説明する。図21に示すように、ユーザから投入された印刷ジョブ(PDLデータ(PDLと表記)及びジョブチケット(チケットと表記))は、RIP処理で得たラスターイメージとともに画像形成装置内部の記憶装置に保存されるシステムを前提とする。さらに、図22に示すように、保存ジョブとして、ジョブ全体で一つのトーンカーブが適用されるジョブトーンカーブ適用ジョブと、ページ毎に個別のトーンカーブが適用されるページトーンカーブ適用ジョブの2種類が存在するシステムを前提とする。このようなシステムにおいて、ユーザは、保存ジョブに対して、トーンカーブの編集やページ構成の変更(削除、複製、ページ挿入)、ジョブチケットの編集などが可能である。
保存ジョブに対するジョブ編集操作として、図23に示すように、別ジョブ(JobB)に含まれているページ(P3)を挿入対象のジョブ(JobA)に挿入する操作を考える。このとき、挿入元のジョブ(JobB)がページトーンカーブ適用ジョブであり、挿入先のジョブ(JobA)がジョブトーンカーブ適用ジョブのとき、挿入するページ(P3)に対して、元のページに設定されていたトーンカーブと挿入先のジョブに設定されているトーンカーブのどちらを適用すべきかは、ユーザの意思によって決めるべきものであり、画像形成装置側で判断することはできない。
そのため、通常はページ挿入操作の度にユーザの意思確認を行う方法が用いられる。例えば、特許文献1では、保存ジョブのページ挿入を実施する際、図24(a)に示すように、ユーザに当該ページのチケットを継承するかどうかを確認し、継承する場合は禁則チェックを実施し、禁則が存在する場合は、図24(b)に示すように、どの設定を優先させるかをユーザに選択させることで、ユーザの意図に沿ったページ挿入操作を実現している。しかしながら、この技術は、ページ挿入時においてチケットの設定に矛盾が発生することに注目し、それを解消する方法及び手順を提案するものであり、基本的にユーザの選択に依存しているため、ユーザ操作が煩雑となり、ユーザの利便性が低下する。また、この技術をトーンカーブに適用したとしても、ユーザ自身がその操作の意味を十分に理解していなければ、簡単な確認ではトーンカーブを選択することができない。
また、特許文献2では、保存ジョブの結合操作を行う際に、特定の印刷条件について画質上の影響を判定し、影響があると判定される場合に、結合元のジョブの設定を継承することで、適切な画質設定で印刷出力できるようにしている。しかしながら、この技術は、基本的には結合元のジョブの設定を優先させるものであり、挿入先のジョブ設定の意図は考慮されていないため、ジョブの仕上がりの統一感が失われる可能性がある。
そこで、本発明の一実施の形態では、画像形成装置の記憶領域上に保存された保存ジョブ(PDLデータ/ジョブチケット/ラスターイメージ)に対して、ジョブ単位またはページ単位でトーンカーブを設定することが可能な印刷システムにおいて、ユーザ操作を煩雑にすることなく、ジョブの仕上がりの統一感を維持可能なトーンカーブを適用できるようにするために、挿入元のページに設定されているトーンカーブと挿入先の保存ジョブに設定されているトーンカーブとを比較し、両者が所定の条件を満たす場合(双方のトーンカーブが一致又はトーンカーブの一致箇所が画素値分布の所定の閾値以上の場合)は、ジョブの仕上がりの統一感を維持可能と判断して、挿入元のページに保存ジョブのトーンカーブを適用し、両者が所定の条件を満たさない場合は、ジョブの仕上がりの統一感を維持できないと判断して、挿入元のページのトーンカーブを維持するか保存ジョブのトーンカーブを適用するかをユーザに確認するようにする。
なお、ユーザの選択無しに適用すべきトーンカーブを決定する方法として、例えば、「一律に挿入先のジョブに従う」方法や、「挿入ページに適用されているトーンカーブを継承する」方法などが考えられる。しかしながら、「一律に挿入先のジョブに従う」方法では、挿入ページのトーンカーブが、当該ページの画像構成に対してユーザが調整し、それを挿入後も残したいと考える場合に、ユーザの意図を反映することができない。また、「挿入ページに適用されているトーンカーブを継承する」方法では、挿入先ジョブが、全体としてのジョブの仕上がりの統一性を重視する場合(例えば顧客の好みに合わせて全体的にコントラストを高めにするなどの用途でトーンカーブが適用されている等の場合)、その設定とは無関係に調整されたトーンカーブを当該ページに適用すると、全体としてのジョブの仕上がりの統一性を失うことになり、場合によってはユーザが統一感の欠如に気づかない可能性もある。
すなわち、上記いずれの場合もユーザの意図を適切に反映できない可能性があるが、本発明の一実施形態では、所定の条件を満たす場合は挿入元のページに保存ジョブのトーンカーブを適用するため、ジョブの仕上がりの統一性を維持することができ、かつ、所定の条件を満たさない場合のみ、ポップアップなどによってユーザの選択入力を求めるため、ユーザ操作が煩雑になる不具合を抑制することができる。
上記した本発明の一実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の第1の実施例に係るトーンカーブ制御プログラム及びトーンカーブ制御方法並びに画像処理装置について、図1乃至図18を参照して説明する。図1は、本実施例の印刷システムの構成例を示す模式図である。また、図2及び図3は、印刷指示装置のハードウェア構成を示すブロック図及び動作を示す模式図であり、図4及び図5は、画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図及び動作を示す模式図である。また、図6は、トーンカーブを説明する図であり、図7は、トーンカーブの適用形態が異なるジョブを説明する図、図8は、ページ操作を説明する図である。また、図9は、画像形成装置の動作を示すフローチャート図であり、図10乃至図12は、ページ挿入操作を説明する図である。また、図13乃至図15は、トーンカーブ又は画素値分布の一致性判定の一例を示す図であり、図16は、トーンカーブ選択画面の一例を示す図、図17及び図18は、適用するトーンカーブのバリエーションを示す図である。
図1に示すように、本実施例の印刷システムは、印刷ジョブの投入や保存ジョブ操作、トーンカーブ操作等を行うクライアントのコンピュータ装置(印刷指示装置10とする。)と、印刷指示装置10の指示に従って印刷ジョブを処理する1又は複数の画像処理装置(本実施例では印刷処理部を備えた画像形成装置20とする。)とで構成され、これらは、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI(Fiber-Distributed Data Interface)等の規格により定められるLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等の通信ネットワーク30によって接続されている。以下、各装置について詳細に説明する。
[印刷指示装置]
図2に示すように、印刷指示装置10は、制御部11と、通信I/F部12と、記憶部13と、表示部14と、操作部15などで構成される。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)11aと、ROM(Read Only Memory)11bやRAM(Random Access Memory)11cなどのメモリとで構成され、CPU11aは、ROM11bや記憶部13に記憶した制御プログラムをRAM11cに展開して実行することにより印刷指示装置10全体の動作を制御する。
通信I/F部12は、NIC(Network Interface Card)やモデムなどで構成され、通信ネットワーク30を介して繋がっている画像形成装置20との接続を確立し、印刷ジョブの送信、保存ジョブの編集/操作指示情報の送信、必要に応じて、トーンカーブの選択画面情報の受信などを行う。
記憶部13は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などで構成され、CPU11aが各部を制御するためのプログラム、自装置の処理機能に関する情報、原稿データ、印刷ジョブなどを格納する。
表示部14は、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(electroluminescence)表示装置等からなり、アプリケーションの原稿作成画面、プリンタドライバの印刷設定画面、必要に応じてトーンカーブ選択画面などを表示する。
操作部15は、マウスやキーボードなどで構成され、アプリケーションを用いた原稿の作成、プリンタドライバを用いた印刷設定、印刷ジョブの送信、保存ジョブの編集/操作指示、トーンカーブの選択などを可能にする。
図3は、印刷指示装置10の概略動作を示しており、上記制御部11は、原稿を作成するためのアプリケーション、原稿の印刷を指示するプリンタドライバ、ジョブ編集アプリケーションとして機能する。プリンタドライバは、テキストやグラフィックス、イメージなどを作成する各種アプリケーションの印刷機能から呼び出され、出力設定を可能にする。そして、各種アプリケーションから印刷用原稿データが入力されると、印刷用原稿データからPDLデータ及びジョブチケットを生成し、印刷ジョブとして画像形成装置20に投入する。ジョブ編集アプリケーションは、ユーザによって直接操作され、操作対象の画像形成装置20上に保存されている保存ジョブのリスト表示やジョブチケット編集、ページ構成編集、トーンカーブ編集などを可能にする。
[画像形成装置]
図4に示すように、画像形成装置20は、制御部21と、通信I/F部22と、記憶部23と、表示操作部24と、印刷処理部25などで構成される。
制御部21は、CPU21aと、ROM21bやRAM21cなどのメモリとで構成され、CPU21aは、ROM21bや記憶部23に記憶した制御プログラムをRAM21cに展開して実行することにより画像形成装置20全体の動作を制御すると共に、ジョブに基づいて印刷処理部25に印刷を実行させるための画像処理を行う。
通信I/F部22は、NICやモデムなどで構成され、通信ネットワーク30を介して繋がっている印刷指示装置10との接続を確立し、印刷ジョブの受信、保存ジョブの編集/操作指示情報の受信、必要に応じて、トーンカーブの選択画面情報の送信などを行う。
記憶部23は、HDDやSSDなどで構成され、CPU21aが各部を制御するためのプログラム、自装置の処理機能に関する情報、印刷指示装置10から投入された印刷ジョブなどを格納する。
表示操作部24は、液晶表示装置や有機EL表示装置等の表示部上に、透明電極が格子状に配置された感圧式等の操作部(タッチセンサ)を設けたタッチパネルやハードキーなどで構成され、印刷に関する各種画面(トーンカーブ選択画面を含む。)を表示すると共に、印刷に関する各種操作(トーンカーブの選択操作を含む。)を可能にする。
印刷処理部25は、電子写真方式や静電記録方式等の作像プロセスを利用した画像形成に必要な構成要素で構成され、制御部21から受け取ったラスターイメージに基づいて、指定された用紙に画像を形成する。具体的には、一様に帯電された感光体ドラム上にラスターイメージに応じた光を照射して静電潜像を形成し、この静電潜像に帯電したトナーを付着させてトナー像として顕像化し、そのトナー像を一次転写ローラ、二次転写ベルトなどの中間転写体を介して用紙に転写し、その後にトナー像を加熱加圧することにより用紙上に定着させる処理を行う。
図5は、画像形成装置20の概略動作を示しており、上記制御部21は、印刷指示装置10から投入された印刷ジョブ(ジョブチケット及びPDLデータ)を受信し、受信した印刷ジョブを画像形成可能なラスターイメージへ変換するRIP(Raster Image Processing)処理部、印刷ジョブとして投入されたデータ(ジョブチケット及びPDLデータ)とRIP処理部によって生成されたラスターデータとを保存ジョブデータとして記憶部23に保存して管理する保存ジョブ管理部としても機能する。
この保存ジョブ管理部は、印刷ジョブを解析することによって、当該印刷ジョブに適用されているトーンカーブを抽出(例えば、ジョブチケットからトーンカーブを抽出又はPDLデータからトーンカーブを生成)し、このトーンカーブも保存ジョブデータとして記憶部23に保存する。このようにして保存された保存ジョブは、ユーザからの各種操作(再印刷、チケット編集、コピー、削除、トーンカーブ変更など)が可能であり、保存ジョブに対する操作は、画像形成装置20上に設置された表示操作部24(操作パネル)や印刷指示装置10のジョブ編集アプリケーション等から実施可能である。そして、保存ジョブ管理部は、保存ジョブに対するページ挿入操作を受け付けたら、挿入元のページのトーンカーブと挿入先のジョブのトーンカーブとを比較し、両者が所定の条件を満たすか(トーンカーブが一致する、又は、トーンカーブの一致箇所が画素値分布の所定の閾値以上であるか)を判定し、所定の条件を満たす場合は、挿入元のページに挿入先のジョブのトーンカーブを適用する。また、所定の条件を満たさない場合は、挿入元のページのトーンカーブを維持するか、挿入先のジョブのトーンカーブを適用するかをユーザに選択させるために、後述するトーンカーブ選択画面を表示操作部24又は印刷指示装置10の表示部14に表示させる。その後、保存ジョブ管理部は、所定のトーンカーブを適用したページを挿入先のジョブに挿入し、印刷処理部25に印刷を指示する。
なお、図1乃至図5は、本実施例の印刷システムの一例であり、その構成は適宜変更可能である。例えば、図1では、印刷システムを印刷指示装置10と画像形成装置20とで構成したが、印刷ジョブから画像データを生成するRIPコントローラ等の制御装置を通信ネットワーク30に接続してもよく、その場合は、画像形成装置20の制御部21で行う処理を当該制御装置で実行してもよい。また、図4では、プリント機能を備える画像形成装置20を例示したが、コピー機能やFAX機能、後処理機能などを備える構成としてもよい。
次に、本発明の制御対象であるトーンカーブについて説明する。図6に示すように、トーンカーブは、印刷ジョブを印刷出力する際に、RIP処理部によって生成されたラスターイメージの各画素値に対して、実際に用紙上に出力する際の濃度を指定するデータであり、各画素値と用紙出力濃度との組み合わせとして定義される。なお、ラスターイメージはカラーでもモノクロでもよい。
保存ジョブにもトーンカーブが設定可能であり、トーンカーブはジョブ投入後に変更することも可能である。ジョブに対するトーンカーブの適用形態としては、図7(a)に示すように、一つのトーンカーブをジョブ内の全ページに適用する形態(このようなジョブをジョブトーンカーブ適用ジョブと呼ぶ。)と、図7(b)に示すように、ページ毎に個別のトーンカーブを適用する形態(このようなジョブをページトーンカーブ適用ジョブと呼ぶ。)の2つが考えられる。
また、印刷指示装置10内のジョブ編集アプリケーションや、画像形成装置20に設置された表示操作部24(操作パネル)上から行われる保存ジョブの編集操作として、操作対象ジョブのページ構成を変更するページ編集操作がある。このページ編集操作としては、例えば、図8(a)に示すように所定のページ(ここではP2)を削除するページ削除操作、図8(b)に示すように所定のページ(ここではP2)を複製するページ複製操作、図8(c)に示すようにページの順番を変更するページ順番操作、図8(d)に示すように異なるジョブからページを挿入するページ挿入操作などがある。
以下、保存ジョブのページ編集操作として、あるジョブ(ページトーンカーブ適用ジョブ)のページを別のジョブ(ジョブトーンカーブ適用ジョブ)に挿入するページ挿入操作を行う場合の画像形成装置20の動作について、図9を参照して説明する。CPU21aは、ROM21b又は記憶部23に記憶したトーンカーブ制御プログラムをRAM21cに展開して実行することにより、図9のフローチャート図に示す各ステップの処理を実行する。
ユーザは、印刷指示装置10のジョブ編集アプリケーション、又は、画像形成装置20に設置された操作パネル上から、図10に示すように、あるジョブ(JobB)のページ(P3)を別のジョブ(JobA)のページ(P1)の後ろに挿入するページ挿入操作を実行する。画像形成装置20の制御部21(保存ジョブ管理部)は、このページ挿入操作を受け付けると(S101)、各々のジョブを解析してトーンカーブを抽出し、以下のトーンカーブ適用処理を開始する。
まず、制御部21(保存ジョブ管理部)は、挿入対象のページに設定されたトーンカーブと挿入先のジョブに設定されたトーンカーブとが一致するかを判定する(S102)。具体的には、双方のトーンカーブの入力画素値と出力濃度との組み合わせを比較し、全ての入力画素値に対する出力濃度が一致する場合、トーンカーブが一致したと判定する(詳細は後述する)。
S102で「一致」と判定された場合(S103のYes)、制御部21(保存ジョブ管理部)は、挿入対象のページには挿入先のジョブのトーンカーブを適用可能と判断し、図11に示すように、挿入対象のページのトーンカーブを削除した上で、ページ挿入操作を実行する(S106)。このページ挿入操作によって、挿入対象のページには挿入先のジョブのトーンカーブが適用される。
一方、S102で「不一致」と判定された場合(S103のNo)、制御部21(保存ジョブ管理部)は、画素値分布の一致性を判定する(S104)。具体的には、挿入対象のページの画素値分布を取得し、さらに挿入対象のページと挿入先のジョブにそれぞれ設定されているトーンカーブの一致箇所を抽出し、トーンカーブの一致箇所が、画素値分布の所定の閾値(例えば80%)以上を占める場合、画素値分布が一致したと判定する(詳細は後述する)。
S104で「一致」と判定された場合(S105のYes)、制御部21(保存ジョブ管理部)は、上記と同様に、挿入対象のページには挿入先のジョブのトーンカーブを適用可能と判断し、挿入対象のページのトーンカーブを削除した上で、ページ挿入操作を実行する(S106)。
一方、S104で「不一致」と判定された場合(S105のNo)、制御部21(保存ジョブ管理部)は、挿入対象のページの画像に各種トーンカーブを適用したプレビュー画像を表示させて、ユーザにトーンカーブの選択を求める(S107)。具体的には、挿入対象のページに対して、当該ページと挿入先ジョブのどちらに設定されているトーンカーブを適用すべきかを判定できない状況であるため、ユーザに対して、どちらを適用した方がよいかを判定するための参考情報となる選択肢を提示する(詳細は後述する)。
そして、ユーザがプレビュー画像を参照してトーンカーブを選択すると、制御部21(保存ジョブ管理部)は、トーンカーブを選択する入力操作に従って当該ページに対するトーンカーブ適用処理を実行する(S108)。例えば、ユーザが挿入先のジョブに設定されていたトーンカーブを選択した場合は、図11に示すように、挿入対象のページのトーンカーブを削除した上で、ページ挿入操作を実行し、ユーザが挿入対象のページに設定されていたトーンカーブを選択した場合は、図12に示すように、挿入対象ページのトーンカーブを維持した上で、ページ挿入操作を実行する。
次に、上記フローにおける一致性判定について具体的に説明する。
S102のトーンカーブの一致性判定処理では、トーンカーブ同士の比較結果そのものを判断条件として用いる。すなわち、図13に示すように、トーンカーブの形状が一致すれば(OutA-n=OutB-n(n=0,…,100)であれば)、出力結果が変わらないため、挿入元のページに挿入先のジョブのトーンカーブを適用可能と判断する。この場合、出力結果が同じであるため、どちらのトーンカーブを適用してもよいが、ジョブとしての統一性を優先させるため、挿入先のジョブのトーンカーブを適用する。なお、トーンカーブの形状の一致とは、入力に対する出力濃度が完全に同じ値である場合に限らず、出力濃度の値に多少(例えば、数%程度)の差異がある(すなわち、トーンカーブの形状が実質的に一致する)場合を含む。
S104の画素値分布の一致性判定では、実際にトーンカーブを適用した際の出力そのものを判断条件として用いる。例えば、トーンカーブ自体が一致していない場合であっても、ある範囲でトーンカーブが一致しており、その範囲に含まれる画素が、挿入対象のページ全体の画素の多数又は主要部を占める場合、出力結果は実質的に変わらないため、挿入元のページに挿入先のジョブのトーンカーブを適用可能と判断する。この場合、上記と同様に、出力結果が同じであるため、どちらのトーンカーブを適用してもよいが、ジョブとしての統一性を優先させるため、挿入先のジョブのトーンカーブを適用する。
この画素値分布の一致性判定は、例えば、(1)一致する画素の割合、又は、(2)注目範囲の一致で判定することができる。
(1)一致する画素の割合から判定する方法では、図14に示すように、挿入対象のページの画素値分布(ヒストグラム)及びトーンカーブの一致範囲を求め、一致範囲に含まれる画素の割合が予め定めた閾値以上の場合に、画素値分布が一致していると判定する。なお、トーンカーブの一致範囲とは、入力に対する出力濃度が完全に同じ値になる範囲に限らず、出力濃度の値に多少(例えば、数%程度)の差異がある(すなわち、トーンカーブが実質的に一致する)範囲を含む。
(2)注目範囲の一致で判定する方法では、図15に示すように、一致性判定の対象とする入力画素値の範囲(注目範囲)を設定すると共に、挿入対象のページの画素値分布(ヒストグラム)及びトーンカーブの一致範囲を求め、注目範囲内の画素が全てトーンカーブ一致範囲に含まれる場合、画素値分布が一致していると判定する。なお、上記では挿入対象のページの画素値分布(ヒストグラム)を求めたが、単に、設定した注目範囲がトーンカーブ一致範囲に含まれる場合に、画素値分布が一致していると判定してもよい。また、上記と同様に、トーンカーブの一致範囲とは、入力に対する出力濃度が完全に同じ値になる範囲に限らず、出力濃度の値に多少(例えば、数%程度)の差異がある(すなわち、トーンカーブが実質的に一致する)範囲を含む。
次に、S107でユーザに提示するプレビュー画像について説明する。上記フローのS103及びS105でそれぞれ、不一致(=挿入対象のページに対して自動的に挿入先のジョブのトーンカーブを適用するとは判断できない)と判定された場合、挿入対象のページに対してどちらのトーンカーブを適用すればよいかをユーザが選択しやすくなるように、プレビュー画像を表示させる。
具体的には、画像形成装置20の表示操作部24(操作パネル)上、又は、印刷指示装置10の表示部14上に、図16に示すようなトーンカーブ選択画面40を表示する。このトーンカーブ選択画面40には、トーンカーブを選択する上での参考情報として、少なくとも、挿入対象ページに現在設定されているトーンカーブを適用した場合の出力イメージ(図中のページトーンカーブ適用時(A)の画像)、及び、挿入対象ページに挿入先ジョブに設定されているトーンカーブを適用した場合の出力イメージ(図中のジョブトーンカーブ適用時(B)の画像)を表示する。更に、必要に応じて、挿入対象ページの画像に対して、トーンカーブ未適用時の出力イメージ(図中の原画像)や、挿入対象ページに現在設定されているトーンカーブを適用した場合と、挿入先ジョブに設定されているトーンカーブを適用した場合の出力差分イメージ(図中のA−B差分強調表示の画像)を表示したり、出力差分イメージに対して、結果が一致する画素数のページ全体の画素数に対する割合(図中のA−B差分=75%)を表示したりする。このような参考情報を表示することにより、トーンカーブについての詳細な知識を持たないユーザであっても、挿入対象ページに適用すべき適切なトーンカーブを選択することができる。
以上説明したように、あるジョブのページを他のジョブに挿入する場合に、当該ページに設定されているトーンカーブと当該他のジョブに設定されているトーンカーブとを比較し、両者が所定の条件を満たす場合(双方のトーンカーブが一致又はトーンカーブの一致箇所が画素値分布の所定の閾値以上の場合)は、挿入対象のページに挿入先のジョブに設定されているトーンカーブを適用し、所定の条件を満たさない場合は、プレビュー画像を表示して、どちらのトーンカーブを適用すべきかをユーザに選択させるため、ユーザの操作を煩雑にすることなく、ジョブの仕上がりの統一感を維持することができる。
なお、上記では、挿入対象ページに対して、挿入対象ページに現在設定されているトーンカーブ、又は、挿入先ジョブに設定されているトーンカーブのいずれかを適用する場合について説明したが、一方又は双方のトーンカーブに基づいて新たなトーンカーブを作成し、挿入対象ページに対して、作成した新たなトーンカーブを適用することもできる。
例えば、図17の左側に示す挿入元のトーンカーブと挿入先のトーンカーブに対して、図17の右上に示すように挿入元のトーンカーブと同じトーンカーブ1と図17の右下に示す挿入先のトーンカーブと同じトーンカーブ3に加えて、図17の右中央に示すような、双方のトーンカーブの中間(双方のトーンカーブの中央である必要は無い)のトーンカーブ2を作成する。そして、図9のフローチャートのS108で、挿入元のページに新たに作成したトーンカーブ2を適用したり、S107でトーンカーブ選択画面40を表示する際に、新たに作成したトーンカーブ2を適用した出力イメージを追加したりすることもできる。このような双方のトーンカーブの中間のトーンカーブを適用した場合は、元のページに含まれるユーザの意図を適度に反映させつつ、ジョブの仕上がりの統一感を適度に維持することができる。
また、図17では、トーンカーブの形状が単調に変化する場合を示したが、例えば、中間調の画素を強調したい場合には、図18の左下の挿入先のトーンカーブのように、トーンカーブの特定の部分の形状を意識的に変化させることもある。そのような場合も、図18の右上に示すように挿入元のトーンカーブと同じトーンカーブ1と図18の右下に示す挿入先のトーンカーブと同じトーンカーブ3に加えて、図18の右中央に示すような、挿入先のトーンカーブの特徴を加味したトーンカーブ2を作成することにより、元のページに含まれるユーザの意図を適度に反映させつつ、ジョブの仕上がりの統一感を適度に維持することができる。なお、挿入元のトーンカーブの特定の部分の形状を意識的に変化させた場合も同様である。
次に、本発明の第2の実施例に係るトーンカーブ制御プログラム及びトーンカーブ制御方法並びに画像処理装置について、図19及び図20を参照して説明する。図19は、入力画像の一例であり、図20は、本実施例の画像形成装置の動作を示すフローチャート図である。
前記した第1の実施例では、挿入するページ全体に対して同じトーンカーブを適用したが、図19に示すように、ページ内に複数のオブジェクトが含まれ、オブジェクト属性(文字/図形/画像)が領域毎に異なる場合は、オブジェクト属性を考慮して適用するトーンカーブを設定する必要がある。例えば、下記表1に示すように、文字オブジェクトの領域はジョブ全体での統一性が重視されるべきであるため、常に挿入先ジョブのトーンカーブを適用することが好ましい。一方、画像オブジェクト(写真)の領域はユーザがそのページに特有のトーンカーブを指定する可能性があるため、トーンカーブ及び画素値分布の一致性判定に従ってトーンカーブを適用することが好ましい。そこで、本実施例では、表1のようなトーンカーブ適用方針に従って、オブジェクト属性毎又は領域毎にトーンカーブを適用する。
Figure 2016112746
この場合、画像形成装置20の構成は第1の実施例の図4及び図5と同様であるが、制御部21の保存ジョブ管理部は、印刷ジョブ(タグビットデータ)を解析することによって、ページ内の各部のオブジェクト属性を特定し、記憶部23等に予め記憶したトーンカーブ適用方針に従って、オブジェクト毎又は領域毎にトーンカーブの適用処理を実施する。
以下、保存ジョブのページ編集操作として、あるジョブのページを別のジョブに挿入するページ挿入操作を行う場合の画像形成装置20の動作について、図21を参照して説明する。CPU21aは、ROM21b又は記憶部23に記憶したトーンカーブ制御プログラムをRAM21cに展開して実行することにより、図21のフローチャート図に示す各ステップの処理を実行する。なお、以下の説明では、挿入対象のページ内にオブジェクト属性が異なる複数のオブジェクトが含まれており、オブジェクト属性毎(又は領域毎)にトーンカーブが適用可能であるとする。
ユーザは、印刷指示装置10のジョブ編集アプリケーション、又は、画像形成装置20に設置された操作パネル上から、あるジョブのページを別のジョブに挿入するページ挿入操作を実行する。画像形成装置20の制御部21(保存ジョブ管理部)は、このページ挿入操作を受け付けると(S201)、ページ画像に含まれる各オブジェクト(又は各領域)に対してS203〜S210のトーンカーブの適用処理を実施する(S202及びS211)。
具体的には、処理対象のオブジェクトの属性が「文字」の場合(S203のYes)、トーンカーブ適用方針に従って、トーンカーブ及び画素値分布の一致性判定処理は実施せずに、当該オブジェクト(又は当該オブジェクトが配置される領域)に対して挿入対象ページのトーンカーブを削除した上で、ページ挿入操作を実行する(S208)。このページ挿入操作によって、当該オブジェクト(又は当該オブジェクトが配置される領域)には挿入先のジョブのトーンカーブが適用される。
一方、処理対象のオブジェクトの属性が「文字」以外の場合(S203のNo)、第1の実施例と同様に、制御部21(保存ジョブ管理部)は、トーンカーブの一致性判定処理(S204、S205)及び画素値分布の一致性判定処理(S206、S207)を実行する。S205及びS207で「一致」と判定された場合、第1の実施例と同様に、制御部21(保存ジョブ管理部)は、当該オブジェクト(又は当該オブジェクトが配置される領域)には挿入先のジョブのトーンカーブを適用する。一方、S205及びS207で「不一致」と判定された場合、第1の実施例と同様に、制御部21(保存ジョブ管理部)は、挿入対象のページのオブジェクト(又は当該オブジェクトが配置される領域)に各種トーンカーブを適用したプレビュー画像を表示させて、ユーザにトーンカーブの選択を求める(S209)。そして、ユーザがプレビュー画像を参照してトーンカーブを選択すると、制御部21(保存ジョブ管理部)は、トーンカーブを選択する入力操作に従って当該ページのオブジェクト(又は当該オブジェクトが配置される領域)に対するトーンカーブ適用処理を実行する(S210)。
このように、あるジョブのページを他のジョブに挿入する場合に、当該ページに含まれるオブジェクト毎又は領域毎にトーンカーブの適用処理を実施することにより、より詳細に、ユーザの意図を反映させつつ、ジョブの仕上がりの統一感を維持することができる。
本実施例においても、挿入対象ページの各オブジェクト又は各領域に対して、当該オブジェクト又は領域に現在設定されているトーンカーブ、及び、挿入先ジョブに設定されているトーンカーブに加えて、一方又は双方のトーンカーブに基づいて作成した新たなトーンカーブを適用することもできる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、その構成や制御は適宜変更可能である。
例えば、上記実施例で示した一致性判定処理は一例であり、ジョブの仕上がりの統一感を確認可能であれば、他の方法を用いてもよい。また、上記実施例では、トーンカーブの一致性判定を行った後に、画素値分布の一致性判定を行ったが、いずれか一方の判定のみを行ってもよい。また、上記実施例では、あるジョブの1ページを他のジョブに挿入する場合を記載したが、複数ページを他のジョブに挿入する場合は、ページ毎に一致性判定処理を行えばよい。
本発明は、挿入するページに適用するトーンカーブを制御するトーンカーブ制御プログラム及び当該トーンカーブ制御プログラムを記録した記録媒体並びにトーンカーブ制御方法並びに当該トーンカーブの制御を実行する画像処理装置、特に、画像形成装置に利用可能である。
10 印刷指示装置
11 制御部
11a CPU
11b ROM
11c RAM
12 通信I/F部
13 記憶部
14 表示部
15 操作部
20 画像形成装置
21 制御部
21a CPU
21b ROM
21c RAM
22 通信I/F部
23 記憶部
24 表示操作部
25 印刷処理部
30 通信ネットワーク
40 トーンカーブ選択画面

Claims (16)

  1. 原稿データと印刷設定情報と入力画素値に対する出力濃度を規定するトーンカーブとを含むジョブを保存する記憶部と、前記記憶部に保存された前記ジョブに対する処理を行う制御部と、を備える装置で動作するトーンカーブ制御プログラムであって、
    前記制御部に、
    ページ毎に異なるトーンカーブが適用された第1のジョブの所定のページを、全てのページに同一のトーンカーブが適用された第2のジョブに挿入する所定の操作を受け付ける第1処理、
    前記所定の操作が行われたら、前記記憶部から、前記所定のページに適用されている第1のトーンカーブと前記第2のジョブに適用されている第2のトーンカーブとを取得し、前記第1のトーンカーブと前記第2のトーンカーブとが予め定めた所定の条件を満たすかを判定する第2処理、
    前記所定の条件を満たすと判定された場合は、前記所定のページに前記第2のトーンカーブを適用して前記第2のジョブに挿入し、当該第2のジョブの印刷を指示する第3処理、を実行させる、
    ことを特徴とするトーンカーブ制御プログラム。
  2. 前記第3処理では、前記所定の条件を満たさないと判定された場合は、前記所定のページに前記第1のトーンカーブを適用した第1画像と、前記所定のページに前記第2のトーンカーブを適用した第2画像と、を含むプレビュー画像を表示部に表示させ、前記所定のページに、前記プレビュー画像を参照して選択されたトーンカーブを適用して前記第2のジョブに挿入し、当該第2のジョブの印刷を指示する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のトーンカーブ制御プログラム。
  3. 前記第2処理では、前記第1のトーンカーブの形状と前記第2のトーンカーブの形状とが一致する場合に、前記所定の条件を満たすと判定する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のトーンカーブ制御プログラム。
  4. 前記第2処理では、前記所定のページに対して前記第1のトーンカーブを適用した第1画像の各画素値と、前記所定のページに対して前記第2のトーンカーブを適用した第2画像の各画素値と、が一致する割合が予め定めた閾値以上の場合に、前記所定の条件を満たすと判定する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のトーンカーブ制御プログラム。
  5. 前記第2処理では、前記第1のトーンカーブの形状と前記第2のトーンカーブの形状とが一致する一致範囲を特定し、前記所定のページの画像の全画素に対する、前記一致範囲に属する画素の割合が予め定めた閾値以上の場合に、前記所定の条件を満たすと判定する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のトーンカーブ制御プログラム。
  6. 前記第2処理では、前記所定のページの画像の全画素に対する、前記一致範囲の中の特定範囲に属する画素の割合が前記閾値以上の場合に、前記所定の条件を満たすと判定する、
    ことを特徴とする請求項5に記載のトーンカーブ制御プログラム。
  7. 前記第2処理では、オブジェクトの属性毎にトーンカーブが適用可能な場合は、前記所定のページに含まれるオブジェクト毎に、前記所定の条件を満たすか否かを判定する、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一に記載のトーンカーブ制御プログラム。
  8. 前記第2処理では、前記オブジェクトの属性が文字である場合は、前記所定の条件を満たすか否かを判定せず、
    前記第3処理では、前記オブジェクトに対して、前記第2のジョブに適用されている前記第2のトーンカーブを適用する、
    ことを特徴とする請求項7に記載のトーンカーブ制御プログラム。
  9. 前記第3処理では、前記第1のトーンカーブと前記第2のトーンカーブとに基づいて第3のトーンカーブを作成し、前記所定の条件を満たすと判定された場合は前記所定のページに前記第3のトーンカーブを適用、若しくは、前記所定の条件を満たさないと判定された場合は前記所定のページに前記第3のトーンカーブを適用した第3画像を含む前記プレビュー画像を表示部に表示させる、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一に記載のトーンカーブ制御プログラム。
  10. 前記第3のトーンカーブは、各々の前記入力画素値に対する前記出力濃度が、前記第1のトーンカーブと前記第2のトーンカーブとの間である、
    ことを特徴とする請求項9に記載のトーンカーブ制御プログラム。
  11. 原稿データと印刷設定情報と入力画素値に対する出力濃度を規定するトーンカーブとを含むジョブを保存する記憶部と、前記記憶部に保存された前記ジョブに対する処理を行う制御部と、を備える画像処理装置におけるトーンカーブ制御方法であって、
    前記制御部は、
    ページ毎に異なるトーンカーブが適用された第1のジョブの所定のページを、全てのページに同一のトーンカーブが適用された第2のジョブに挿入する所定の操作を受け付ける第1処理と、
    前記所定の操作が行われたら、前記記憶部から、前記所定のページに適用されている第1のトーンカーブと前記第2のジョブに適用されている第2のトーンカーブとを取得し、前記第1のトーンカーブと前記第2のトーンカーブとが予め定めた所定の条件を満たすかを判定する第2処理と、
    前記所定の条件を満たすと判定された場合は、前記所定のページに前記第2のトーンカーブを適用して前記第2のジョブに挿入し、当該第2のジョブの印刷を指示する第3処理と、を実行する、
    ことを特徴とするトーンカーブ制御方法。
  12. 前記第3処理では、前記所定の条件を満たさないと判定された場合は、前記所定のページに前記第1のトーンカーブを適用した第1画像と、前記所定のページに前記第2のトーンカーブを適用した第2画像と、を含むプレビュー画像を表示部に表示させ、前記所定のページに、前記プレビュー画像を参照して選択されたトーンカーブを適用して前記第2のジョブに挿入し、当該第2のジョブの印刷を指示する、
    ことを特徴とする請求項11に記載のトーンカーブ制御方法。
  13. 原稿データと印刷設定情報と入力画素値に対する出力濃度を規定するトーンカーブとを含むジョブを保存する記憶部と、前記記憶部に保存された前記ジョブに対する処理を行う制御部と、を備える画像処理装置であって、
    前記制御部は、
    ページ毎に異なるトーンカーブが適用された第1のジョブの所定のページを、全てのページに同一のトーンカーブが適用された第2のジョブに挿入する所定の操作を受け付け、
    前記所定の操作が行われたら、前記記憶部から、前記所定のページに適用されている第1のトーンカーブと前記第2のジョブに適用されている第2のトーンカーブとを取得し、前記第1のトーンカーブと前記第2のトーンカーブとが予め定めた所定の条件を満たすかを判定し、
    前記所定の条件を満たすと判定した場合は、前記所定のページに前記第2のトーンカーブを適用して前記第2のジョブに挿入し、当該第2のジョブの印刷を指示する、保存ジョブ管理部を備える、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  14. 前記保存ジョブ管理部は、前記所定の条件を満たさないと判定した場合は、前記所定のページに前記第1のトーンカーブを適用した第1画像と、前記所定のページに前記第2のトーンカーブを適用した第2画像と、を含むプレビュー画像を表示部に表示させ、前記所定のページに、前記プレビュー画像を参照して選択されたトーンカーブを適用して前記第2のジョブに挿入し、当該第2のジョブの印刷を指示する、
    ことを特徴とする請求項13に記載の画像処理装置。
  15. 前記画像処理装置は、各々のジョブの前記原稿データ及び前記印刷設定情報に基づいて、印刷可能なラスターイメージを生成するRIP処理部を備え、
    前記保存ジョブ管理部は、前記各々のジョブに関連付けて、前記記憶部に前記ラスターイメージを保存する、
    ことを特徴とする請求項13又は14に記載の画像処理装置。
  16. 前記画像処理装置は、前記保存ジョブ管理部の指示に従って印刷を実行する印刷処理部を備える、
    ことを特徴とする請求項13乃至15のいずれか一に記載の画像処理装置。
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