JP2015121369A - 復水器及びその耐震補強方法 - Google Patents

復水器及びその耐震補強方法 Download PDF

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Abstract

【課題】耐震強度を一段と向上させた復水器を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、復水器は、基礎2の上方に設置された下部本体3と、下部本体3の上部に接合された上部本体を備えている。復水器は、下部本体3に、下部本体3の水平面における一方向及びこの一方向と異なる他方向の少なくとも一方への下部本体3の移動を規制する耐震部材20が設けられている。また、下部本体3は、平面形状が長方形に形成され、水平面における一方向を長さ方向とし、他方向を一方向に対して直交する幅方向としている。
【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、例えば火力又は原子力発電プラントに設置される復水器及びその耐震補強方法に関する。
東日本大震災以前から火力又は原子力発電プラントには、耐震強度を高める要求があり、復水器もその要求に基づいて設計されている。しかし、東日本大震災以後、発電プラントに対して耐震強度を高める要求が一段と厳しくなり、現状の復水器では耐震強度が不十分なものもある。
また、耐震強度を高めた復水器としては、例えば特許文献1に記載された技術がある。この復水器は、復水器下部本体と復水器上部本体とをエキスパンションジョイントを介して接続したものである。
特開2000−310494号公報
ところで、地震時、復水器には大きな横揺れにより、その長さ方向とその長さ方向に対して直交する幅方向の平面2軸方向に大きな加速度がかかる。この加速度により、復水器が横方向に移動して復水器の基礎から脱落してしまう可能性がある。
通常、復水器は建屋内に設置されている。そのため、復水器は、大地震時の揺れによる加速度でも破損しないような耐震強度を備えたものに改善する必要がある。
本発明の実施形態は、耐震強度を一段と向上させた復水器及びその耐震補強方法を提供することを目的とする。
本実施形態の復水器は、基礎の上方に設置された下部本体と、前記下部本体の上部に接合された上部本体と、を備えた復水器であって、前記下部本体は、前記下部本体の水平面における一方向及びこの一方向と異なる他方向の少なくとも一方への前記下部本体の移動を規制する耐震部材を有することを特徴とする。
本実施形態の復水器の耐震補強方法は、基礎の上部に設置された下部本体と、前記下部本体の上部に接続された上部本体とを備えた復水器の耐震強度を補強する復水器の耐震補強方法であって、前記下部本体の底板側に台座を据え付ける台座据付工程と、前記台座据付工程の後に、前記台座及び前記下部本体に、前記下部本体の水平面における一方向及びこの一方向と異なる他方向の少なくとも一方への前記下部本体の移動を規制する耐震部材を設置する耐震部材設置工程と、を有することを特徴とする。
本実施形態によれば、耐震強度を一段と向上させることができる。
本発明に係る復水器の第1実施形態を示す立面図である。 図1の側面図である。 図2のIII−III線による概略断面図である。 図1の既設及び新設の耐震部材を示す斜視図である。 図1の既設及び新設の耐震部材を示す立面図である。 図5の側面図である。 図5の補強板及び転倒防止板を示す平面図である。 本発明に係る復水器の第2実施形態を示す立面図である。 図8の側面図である。 図9のX−X線による概略断面図である。 本発明に係る復水器の第3実施形態を示す概略断面図である。
以下に、本発明に係る復水器及びその耐震補強方法の実施形態について、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
[構 成]
図1は本発明に係る復水器の第1実施形態を示す立面図である。図2は図1の側面図である。図3は図2のIII−III線による概略断面図である。
図1〜図3に示すように、復水器本体1は、下部本体3と上部本体7とを備え、4隅が4つの基礎2により支持されている。下部本体3は、平断面形状が長方形に形成されている。下部本体3は、基礎2の上方に載置するように設置され、内部に伝熱管4が設置されている。下部本体3は、基礎2と接続された下部本体底板3aと、下部本体底板3aの上方に固定されて互いに対向する一対の下部本体側板3b及び下部本体端板3cとを有している。これら一対の下部本体側板3b及び下部本体端板3cの上端は、上部本体7に接合されている。
一対の下部本体端板3cには、管板5が取り付けられている。これらの管板5には、水室6が設置されている。一方の水室6には冷却水が流入し、この冷却水は一方の管板5、伝熱管4、他方の管板5を経て他方の水室6から流出する。このとき、復水器本体1にはタービン蒸気が流入し、この蒸気が伝熱管4に流入した冷却水と熱交換され、凝縮水となる。
上部本体7は、下部本体3に載置され、溶接により剛接合されている。これにより、上部本体7の荷重は、下部本体3により支持されている。上部本体7の上方には、接続片8が溶接より剛接合されている。この接続片8は、図示しないタービンケーシングに接続される。
次に、既設及び新設の耐震部材について説明する。
図4は図1の既設及び新設の耐震部材を示す斜視図である。図5は図1の既設及び新設の耐震部材を示す立面図である。図6は図5の側面図である。図7は図5の補強板及び転倒防止板を示す平面図である。
本実施形態では、図1及び図3に示すように既設の耐震部材10及び新設の耐震部材20が下部本体3の水平面における長さ方向(一方向)ほぼ中央に設置されている。既設の耐震部材10及び新設の耐震部材20は、図4〜図7に示すように台座側と下部本体3側とで分割構成されている。
台座側の既設の耐震部材10は、下部本体3の下部本体底板3aの下方に設置される台座11と、この台座11上に固定された台座固定板12と、この台座固定板12上に互いに平行に配置された起立壁13とを備えている。この起立壁13間には、キー溝14が形成されている。
また、下部本体3側の既設の耐震部材10は、下部本体側板3bの内面に溶接により固定されたブロック状のキー16と、このキー16の両側及び下部本体側板3bの内面に固定されてキー16の固定強度を高めるための補強板17とを備えている。キー16の下端は、下部本体底板3aに形成された挿通孔を貫通してキー溝14内に摺動可能に差し込まれている。
したがって、キー16は、キー溝14が形成された方向に移動可能となる。また、起立壁13は、キー溝14が形成された方向と直交する方向へのキー16の移動を規制する。これにより、下部本体3は、図3に示すように台座11に対して矢印A方向に移動可能となる。また、下部本体3は、図3に示すように下部本体3の矢印A方向と直交する矢印B方向への移動が規制される。
新設の耐震部材20も既設の耐震部材10とほぼ同様に台座側と下部本体3側とで分割構成されている。具体的には、新設の耐震部材20は、下部本体3の下部本体底板3aの下方に設置される台座21と、この台座21上に固定された台座固定板22と、この台座固定板22上に互いに平行に配置された起立壁23とを備えている。この起立壁23間には、キー溝24が形成されている。
また、下部本体3側の新設の耐震部材20は、下部本体側板3bに溶接により接合される側板固定板25と、この側板固定板25の外側に水平方向に固定されたブロック状のキー26と、このキー26の両側及び側板固定板25に固定されてキー26の固定強度を高めるための補強板27と、キー26の下端近傍に固定されてキー26の転倒を防止するための転倒防止板28とを備えている。キー26の下端は、キー溝24内に摺動可能に差し込まれている。
したがって、キー26は、キー溝24に形成された方向に移動可能となる。また、起立壁23は、キー溝24が形成された方向と直交する方向へのキー26の移動を規制する。これにより、下部本体3は、図3に示すように台座21に対して矢印A方向に移動可能となる。また、下部本体3は、図3に示すように下部本体3の矢印A方向と直交する矢印B方向への移動が規制される。
さらに、図3において、既設の耐震部材10及び新設の耐震部材20の起立壁13,23には、複数の補強リブ19,29が固定されている。これらの補強リブ19,29は、図面が複雑化するため、図4〜図7では省略している。
[作 用]
次に、本実施形態の作用を説明する。
本実施形態では、既設の耐震部材10が復水器本体1に予め設置されているものとする。まず、新設の耐震部材20の台座21を既設の耐震部材10の下部本体底板3a側に設置する。具体的には、台座21を既設の耐震部材10の台座11と同一高さになるように隣接して据え付ける。この場合、台座固定板22及び起立壁23は、台座21を据え付ける前に台座21に予め取り付けておいてもよい。
次いで、キー26、補強板27、及び転倒防止板28が固定された側板固定板25を下部本体側板3bの下端部に溶接により固定する。このようにして下部本体側板3bを固定した場合は、キー26がキー溝24内に摺動可能に差し込まれるように位置決めされる。
地震時、その揺れによる加速度が復水器本体1に矢印B方向に作用したとすると、既設の耐震部材10及び新設の耐震部材20におけるキー16,26の移動方向が矢印Aである。そのため、既設の耐震部材10及び新設の耐震部材20における起立壁13,23により復水器本体1の下部本体3に対して矢印B方向に作用する加速度を受け止める。この反力が既設の耐震部材10ではキー16に伝わり補強板17を介して下部本体3に分散する。同様に、新設の耐震部材20ではキー26に伝わり補強板27及び転倒防止板28を介して下部本体3に分散する。よって、強固な耐震部材とすることが可能となる。
すなわち、地震により復水器本体1に揺れが発生した場合、既設の耐震部材10及び新設の耐震部材20に揺れの加速度がかかる。この加速度をキー16,26で受け止めることができる。この時、大きな荷重がキー16,26に加わり転倒モーメントが発生する。
しかし、下部本体3の内側のキー16は、下部本体底板3a及び補強板17で、下部本体3の外側のキー26は、補強板27及び転倒防止板28で大きな荷重を受けることができる。特に、転倒防止板28は、キー26にかかる転倒モーメントを受ける場合には重要な構成要素となる。
また、既設の耐震部材10及び新設の耐震部材20は、下部本体底板3a及び下部本体側板3bに固定されているため、矢印B方向に作用する加速度は、既設の耐震部材10及び新設の耐震部材20を介して下部本体底板3a及び下部本体側板3bに分散される。
[効 果]
このように本実施形態によれば、地震時に復水器本体1に下部本体側板3bと平行方向に作用する揺れによる加速度に対して、その加速度とは直交する方向に移動可能であって、加速度と同方向の移動を規制する新設の耐震部材20を設けることで、地震時の揺れによる加速度を新設の耐震部材20で吸収することができる。これにより、耐震強度を一段と向上させることができる。
また、本実施形態によれば、新設の耐震部材20を下部本体底板3a及び下部本体側板3bの2面で固定させることで、地震時の揺れによる加速度を復水器本体1全体に分散させて吸収することができる。その結果、狭いタービン建屋の空間に設置された復水器本体1の耐震強度を向上させることが可能となる。
さらに、本実施形態によれば、新設の耐震部材20の起立壁23に複数の補強リブ29を固定したことにより、起立壁23の取付強度を高めることが可能となる。
(第2実施形態)
[構 成]
図8は本発明に係る復水器の第2実施形態を示す立面図である。図9は図8の側面図である。図10は図9のX−X線による概略断面図である。なお、前記第1実施形態と同一又は対応する部分には、同一の符号を付して説明する。その他の実施形態も同様とする。
本実施形態は、前記第1実施形態の変形例である。本実施形態では、図8〜図10に示すように新設の耐震部材20が下部本体3の水平面における幅方向(他方向)ほぼ中央に設置されている。新設の耐震部材20は、前記第1実施形態と同様に台座21側と下部本体3側とで分割構成されている。なお、本実施形態は、前記第1実施形態と異なり既設の耐震部材10が設置されていない。
本実施形態は、新設の耐震部材20が下部本体底板3a及び下部本体端板3cに接続するように配置する。具体的には、キー26、補強板27、及び転倒防止板28が固定された側板固定板25が下部本体端板3cの下端部に溶接より固定されている。
[作 用]
地震時、その揺れによる加速度が復水器本体1に矢印D方向に作用したとすると、新設の耐震部材20におけるキー26の移動方向が矢印Cである。そのため、新設の耐震部材20における起立壁23により復水器本体1の下部本体3に対して矢印D方向に作用する加速度を受け止める。この反力がキー26に伝わり補強板27及び転倒防止板28を介して下部本体3に分散する。よって、強固な耐震部材とすることが可能となる。
また、新設の耐震部材20は、下部本体底板3a及び下部本体端板3cに固定されているため、矢印D方向に作用する加速度は、新設の耐震部材20を介して下部本体底板3a及び下部本体端板3cに分散される。
その他の構成及び作用は、前記第1実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
[効 果]
このように本実施形態によれば、前記第1実施形態の効果と同様に、地震時に復水器本体1に下部本体端板3cと平行方向に作用する揺れによる加速度に対して、その加速度とは直交方向に移動可能であって、加速度と同方向の移動を規制する新設の耐震部材20を設けることで、地震時の揺れによる加速度を新設の耐震部材20で吸収することができる。これにより、耐震強度を一段と向上させることができる。
また、本実施形態によれば、新設の耐震部材20を下部本体底板3a及び下部本体端板3cの2面で固定させることで、地震時の揺れによる加速度を復水器本体1全体に分散させて吸収することができる。その結果、狭いタービン建屋の空間に設置された復水器本体1の耐震強度を向上させることが可能となる。
(第3実施形態)
図11は本発明に係る復水器の第3実施形態を示す概略断面図である。
本実施形態は、前記第1実施形態と前記第2実施形態を組み合わせた変形例である。
本実施形態では、新設の耐震部材20が下部本体3の長さ方向(一方向)ほぼ中央に設置されているとともに、下部本体3の幅方向(他方向)ほぼ中央に設置されている。上記下部本体3の長さ方向と幅方向は、互いに直交する方向にある。すなわち、本実施形態は、新設の耐震部材20を下部本体底板3a及び下部本体側板3bに固定するように配置するとともに、下部本体底板3a及び下部本体端板3cに固定するように配置している。
したがって、本実施形態では、地震時、その揺れによる加速度が復水器本体1の矢印B方向及びD方向に作用したとすると、新設の耐震部材20におけるキー26の移動方向が矢印A,Cである。そのため、新設の耐震部材20における起立壁23により復水器本体1の下部本体3に対して矢印B,D方向に作用する加速度を受け止める。
また、下部本体3の長さ方向ほぼ中央に設置された新設の耐震部材20は、下部本体底板3a及び下部本体側板3bに固定されているため、矢印B方向に作用する加速度は、新設の耐震部材20を介して下部本体底板3a及び下部本体側板3bに分散される。
同様に、下部本体3の幅方向ほぼ中央に設置された新設の耐震部材20は、下部本体底板3a及び下部本体端板3cに固定されているため、矢印B方向に対して直交する矢印D方向に作用する加速度は、新設の耐震部材20を介して下部本体底板3a及び下部本体端板3cに分散される。
このように本実施形態によれば、前記第1実施形態及び前記第2実施形態を組み合わせた変形例であるため、復水器本体1の平面方向の揺れに対する耐震強度を一段と確保することができる。
(その他の実施形態)
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、組み合わせを行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
例えば、上記各実施形態は、平面形状が長方形に形成された下部本体3に適用した場合について説明したが、これに限定されることなく、平面形状が正方形に形成されたものについても適用可能である。
また、上記第3実施形態では、新設の耐震部材20が下部本体3の長さ方向(一方向)と、下部本体3の幅方向(他方向)のように互いに直交する方向に設置した例について説明したが、これに限らず新設の耐震部材20を下部本体3の水平面において互いに交差する方向等のように異なる方向であればよく、その数も3つ以上設置するようにしてもよい。
1… 復水器本体、2…基礎、3…下部本体、3a…下部本体底板、3b…下部本体側板、3c…下部本体端板、4…伝熱管、5…管板、6…水室、7…上部本体、8…接続片、10…既設の耐震部材、11…台座、12…台座固定板、13…起立壁、14…キー溝、16…キー、17…補強板、19…補強リブ、20…新設の耐震部材、21…台座、22…台座固定板、23…起立壁、24…キー溝、25…側板固定板、26…キー、27…補強板、28…転倒防止板、29…補強リブ

Claims (7)

  1. 基礎の上方に設置された下部本体と、
    前記下部本体の上部に接合された上部本体と、
    を備えた復水器であって、
    前記下部本体は、前記下部本体の水平面における一方向及びこの一方向と異なる他方向の少なくとも一方への前記下部本体の移動を規制する耐震部材を有することを特徴とする復水器。
  2. 前記下部本体は、平面形状が長方形に形成され、水平面における前記一方向を長さ方向とし、前記他方向を前記一方向に対して直交する幅方向としたことを特徴とする請求項1に記載の復水器。
  3. 前記下部本体は、前記基礎に取り付けられる下部本体底板と、この下部本体底板に固定された下部本体側板及び下部本体端板と、を備え、
    前記下部本体側板及び前記下部本体端板に前記上部本体が接合されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の復水器。
  4. 前記耐震部材は、
    前記下部本体底板の下方に設置される台座と、
    前記台座に固定されてキー溝を形成する起立壁と、
    前記下部本体側板及び前記下部本体端板の少なくとも一方に固定されて前記キー溝内に差し込まれ、前記キー溝が形成された方向に移動可能であって、前記キー溝が形成された方向と直交する方向の移動が規制されるキーと、
    を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の復水器。
  5. 前記耐震部材は、前記下部本体側板及び前記下部本体端板の少なくとも一方と前記キーに対して水平方向に固定した補強板をさらに備えたことを特徴とする請求項4に記載の復水器。
  6. 前記耐震部材は、前記下部本体側板及び前記下部本体端板の少なくとも一方と前記キーに対して水平方向に固定し、かつ前記キーの転倒を防止するための転倒防止板をさらに備えたことを特徴とする請求項5に記載の復水器。
  7. 基礎の上部に設置された下部本体と、前記下部本体の上部に接続された上部本体とを備えた復水器の耐震強度を補強する復水器の耐震補強方法であって、
    前記下部本体の底板側に台座を据え付ける台座据付工程と、
    前記台座据付工程の後に、前記台座及び前記下部本体に、前記下部本体の水平面における一方向及びこの一方向と異なる他方向の少なくとも一方への前記下部本体の移動を規制する耐震部材を設置する耐震部材設置工程と、
    を有することを特徴とする復水器の耐震補強方法。
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