JP2015120305A - 成形品の製造方法及び成形品 - Google Patents

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【課題】ガーニッシュ本体の表面に光沢ムラが発生することを防止できるようにする。【解決手段】ガーニッシュ本体を製造する場合に、まず、射出成形型19を閉じて本体部成形用キャビティ26を形成すると共に、スライド型25を閉鎖位置に移動させてスライド型25で突出部成形用キャビティ27を塞いだ状態にする。この後、本体部成形用キャビティ26内に加熱溶融したポリマー材料を射出し、そのポリマー材料が本体部成形用キャビティ26内を流動してスライド型25の位置(突出部成形用キャビティ27の位置)を通過した後にスライド型25を開放位置に移動させて、突出部成形用キャビティ27を本体部成形用キャビティ26に連通させた状態する。これにより、本体部成形用キャビティ26内を流動するポリマー材料が突出部成形用キャビティ27付近に到達したときに、突出部成形用キャビティ27付近でポリマー材料の乱流が発生することを防止する。【選択図】図3

Description

本発明は、長尺状に形成された本体部と、該本体部の裏面側から突出する突出部とを備えたポリマー材料製の成形品の製造方法及び成形品に関する発明である。
自動車のピラーに沿って装着されるピラーガーニッシュにおいては、硬質のポリマー材料で本体部を射出成形した後、クッション部を成形するための射出成形型内に本体部をセットして軟質のポリマー材料でクッション部を射出成形する(又は軟質のポリマー材料で成形したクッション部を両面テープ等で本体部に貼り付ける)ことで、本体部にクッション部を接合して本体部とクッション部とを一体化したものがある。
また、特許文献1(WO2012/005181号公報)に記載されているように、ピラーガーニッシュの本体部の裏面側に突出部を設けるようにしたものがある。この特許文献1では、本体部成形用キャビティと突出部成形用キャビティを有する射出成形型を用い、本体部成形用キャビティ内に加熱溶融したポリマー材料を射出して、本体部成形用キャビティと突出部成形用キャビティにポリマー材料を充填することで、本体部と突出部を成形して本体部に突出部を一体化した成形品を形成するようにしている。
WO2012/005181号公報
しかし、上記特許文献1の技術では、本体部成形用キャビティ内に加熱溶融したポリマー材料を射出して、本体部成形用キャビティと突出部成形用キャビティにポリマー材料を充填する際、本体部成形用キャビティ内を流動するポリマー材料が突出部成形用キャビティ付近に到達したときに、ポリマー材料の流れが二つの方向(突出部成形用キャビティ内に流入する方向と突出部成形用キャビティを通過する方向)に分かれるため、突出部成形用キャビティ付近でポリマー材料の流れが乱れてポリマー材料の乱流が発生する。このため、成形後の本体部の表面のうちの突出部に対応する部分の近傍に光沢ムラが発生して外観を損なってしまうことがある。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、本体部の裏面側に突出部を設けた成形品において、本体部の表面に光沢ムラが発生することを防止できるようにすることにある。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、長尺状に形成された本体部と、該本体部の裏面側の長手方向の一部から突出する突出部とを備えたポリマー材料製の成形品を製造する方法であって、本体部を成形するための本体部成形用キャビティと、突出部を成形するための突出部成形用キャビティとを有すると共に、突出部成形用キャビティ内に進入して突出部成形用キャビティを塞いだ状態にする閉鎖位置と突出部成形用キャビティ内から退出して突出部成形用キャビティを本体部成形用キャビティに連通させた状態にする開放位置との間を移動可能なスライド型を有する射出成形型を用い、射出成形型を閉じて本体部成形用キャビティを形成すると共にスライド型を閉鎖位置に移動させた状態にする準備工程と、本体部成形用キャビティ内に加熱溶融したポリマー材料を射出し、該ポリマー材料が本体部成形用キャビティ内を流動してスライド型の位置を通過した後にスライド型を開放位置に移動させて、本体部成形用キャビティ及び突出部成形用キャビティにポリマー材料を充填することで本体部及び突出部を成形して本体部に突出部を一体化した成形品を形成する成形工程と、射出成形型を開いて成形品を取り出す取出工程とを実行するようにしたものである。
この製造方法では、ポリマー材料が本体部成形用キャビティ内を流動してスライド型の位置を通過した後に、スライド型を開放位置に移動させて、突出部成形用キャビティを本体部成形用キャビティに連通させた状態にする。このため、本体部成形用キャビティ内を流動するポリマー材料が突出部成形用キャビティ付近に到達したときに、ポリマー材料の流れる方向が分かれることがなく、突出部成形用キャビティ付近でポリマー材料の乱流が発生することを防止することができる。これにより、成形後の本体部の表面のうちの突出部に対応する部分の近傍に光沢ムラが発生することを防止することができる。
この場合、請求項2のように、成形工程において、本体部成形用キャビティ内のポリマー材料内に流体を注入して空洞を形成するようにしても良い。このようにすれば、突出部のような肉厚を不均一にする部分を有する成形品であっても、成形工程でポリマー材料内に流体を注入してポリマー材料の内部から圧力を均一に加えることで、成形品にヒケが発生することを防止することができる。
また、請求項3のように、突出部は、柱状に形成されているようにすると良い。このようにすれば、突出部成形用キャビティに進入させるスライド型を柱状(例えば円柱状)にして、スライド型をスムーズにスライド移動(進入/退出)させることができる。
尚、請求項4は、請求項1乃至3のいずれかに記載の製造方法により製造された成形品である。このような成形品は、光沢ムラがなく外観を向上させることができる。
図1は本発明の一実施例におけるガーニッシュ本体の斜視図である。 図2は射出成形型の平面図である。 図3は図2のA−A断面図でスライド型が閉鎖位置に移動した状態を示す図である。 図4は図2のA−A断面図でスライド型が閉鎖位置から開放位置へ移動中の状態を示す図である。 図5は図2のA−A断面図でスライド型が開放位置に移動した状態を示す図である。 図6は図2のA−A断面図で高圧ガスを注入した状態を示す図である。 図7は図6のB−B断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を車両のフロントピラーに沿って装着されるピラーガーニッシュに適用して具体化した一実施例を説明する。
まず、図1に基づいてピラーガーニッシュの概略構成を説明する。ピラーガーニッシュは、長尺状に形成されたガーニッシュ本体11(成形品)の外面にクッション部(図示せず)を射出成形してガーニッシュ本体11とクッション部とを接合して一体化したものである。或は、ガーニッシュ本体11の外面にクッション部を両面テープ等で貼り付けることでガーニッシュ本体11とクッション部とを接合して一体化しても良い。
ガーニッシュ本体11は、長尺状に形成された本体部12と、この本体部12の裏面側の長手方向の一部から突出する突出部13とが一体的に設けられている。この突出部13は、円柱状に形成され、ガーニッシュ本体11を車体に取り付けるときや、ガーニッシュ本体11にクッション部を接合するとき(例えばガーニッシュ本体11をクッション部の射出成形型にセットするとき)等に位置決めに用いられる。或は、本体部12から突出部13を切り取って本体部12内の空洞17と繋がる貫通孔を形成するようにしても良い。
ガーニッシュ本体11(本体部12と突出部13)は、クッション部よりも剛性が高くて硬質の熱可塑性ポリマー材料で成形されている。ガーニッシュ本体11を成形する熱可塑性ポリマー材料としては、例えば、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂(ABS樹脂)、アクリロニトリル・エチレンプロピレン・スチレン樹脂(AES樹脂)、硬質又は半硬質のポリ塩化ビニル樹脂(rigid PVC樹脂)、ポリカーボネイト樹脂(PC樹脂)、ポリプロピレン樹脂(PP樹脂)、ポリエチレン樹脂(PE樹脂)、ポリスチレン樹脂(PS樹脂)、ポリアミド樹脂(PA樹脂)等の熱可塑性合成樹脂が用いられる。
本体部12は、装飾頭部14と、この装飾頭部14を受け支える脚部15と、この脚部15の一方の縁部から裏面側へ突出するリブ16とが一体的に形成され、本体部12の内部には、空洞17(中空部)が形成されている。本体部12の裏面のうちの突出部13の周囲には、凹部18が形成されている。また、本体部12の第1の縁部12a(例えば装飾頭部14の裏面)に沿って弾性を有する第1のクッション部(図示せず)が接合され、本体部12の第2の縁部12b(例えば脚部15の側面)に沿って弾性を有する第2のクッション部(図示せず)が接合される。
次に、図2乃至図7を用いてガーニッシュ本体11の製造方法について説明する。
図2に示すように、ガーニッシュ本体11を射出成形するための射出成形型19は、二つのガーニッシュ本体11(右側フロントピラー用のガーニッシュ本体と左側フロントピラー用のガーニッシュ本体)を同時に成形できるようになっている。
図3乃至図7に示すように、射出成形型19は、上型20及び下型21と、これらの上下型20,21に対して左右方向に移動可能なスライドコア22,23(図7参照)と、前後方向に移動可能なスライドコア24と、上下方向に移動可能なスライド型25等から構成されている。この射出成形型19には、本体部12を成形するための本体部成形用キャビティ26と、突出部13を成形するための突出部成形用キャビティ27とが設けられている。
スライド型25は、突出部成形用キャビティ27に合わせて円柱状に形成され、突出部成形用キャビティ27内に進入して突出部成形用キャビティ27を塞いだ状態にする閉鎖位置(図3参照)と、突出部成形用キャビティ27内から退出して突出部成形用キャビティ27を本体部成形用キャビティ26に連通させた状態する開放位置(図5参照)との間をスライド移動可能に設けられている。このスライド型25は、図示しないアクチュエータ(例えば油圧シリンダやエアシリンダ等)によって駆動され、射出成形型19が閉じた状態でスライド移動させることができるようになっている。
射出成形型19には、本体部成形用キャビティ26内に熱可塑性ポリマー材料(以下単に「ポリマー材料」という)Pを射出する射出ゲート28が設けられ、この射出ゲート28の近傍に、本体部成形用キャビティ26内に空洞形成用の流体である高圧ガス(例えば窒素ガス)を注入するガス注入部29が設けられている。更に、本体部成形用キャビティ26内に射出されたポリマー材料Pが最も遅く到達する部分(本体部成形用キャビティ26の長手方向で射出ゲート28と反対側の端部)には、排出流路30を介して本体部成形用キャビティ26と連通する排出用キャビティ31が設けられている。
射出成形機の射出ノズル(図示せず)から射出されて加熱溶融したポリマー材料Pは、ランナー32→スプルー33→射出ゲート28→本体部成形用キャビティ26及び突出部成形用キャビティ27→排出用キャビティ31の経路で流動する。また、高圧ガス供給源34(例えば高圧ガスポンプ)から圧送された高圧ガスは、ガス注入部29→本体部成形用キャビティ26(或は本体部成形用キャビティ26及び突出部成形用キャビティ27)→排出用キャビティ31の経路で流動する。尚、高圧ガスを注入する位置は、適宜変更しても良く、例えば、ランナー32や射出ノズル(図示せず)等から高圧ガスを注入するようにしても良い。
ガーニッシュ本体11を製造する場合には、まず、準備工程を実行する。この準備工程では、図3に示すように、射出成形型19を閉じて本体部成形用キャビティ26を形成すると共に、スライド型25を閉鎖位置に移動させてスライド型25で突出部成形用キャビティ27を塞いだ状態にする。
この後、成形工程を実行する。この成形工程では、図3に示すように、本体部成形用キャビティ26内に加熱溶融したポリマー材料Pを射出する。これにより、ポリマー材料Pが本体部成形用キャビティ内26を流動するが、スライド型25が閉鎖位置に移動して突出部成形用キャビティ27を塞いだ状態になっているため、ポリマー材料Pがスライド型25の位置(突出部成形用キャビティ27の位置)に到達しても、ポリマー材料Pの流れが二つの方向(突出部成形用キャビティ27内に流入する方向と突出部成形用キャビティ27を通過する方向)に分かれることなく、ポリマー材料Pがスライド型25の位置を通過する。このため、突出部成形用キャビティ27付近でポリマー材料Pの流れが乱れることがなく、ポリマー材料Pの乱流の発生が防止される。
この後、図4に示すように、ポリマー材料Pの射出を開始してから所定時間が経過した時点で、スライド型25を閉鎖位置から開放位置へ移動させる処理を開始して、スライド型25を開放位置(図5参照)に移動させる。ここで、所定時間は、ポリマー材料Pの射出を開始してからポリマー材料Pが本体部成形用キャビティ26内を流動してスライド型25の位置を通過するまでに要する時間に設定されている。これにより、ポリマー材料Pが本体部成形用キャビティ26内を流動してスライド型25の位置を通過した後に、スライド型25を開放位置に移動させて、突出部成形用キャビティ27を本体部成形用キャビティ26に連通させた状態する。この状態で、ポリマー材料Pの射出を継続して、突出部成形用キャビティ27にポリマー材料Pを充填すると共に、本体部成形用キャビティ26にポリマー材料Pを充填することで、本体部12及び突出部13を成形して本体部12に突出部13を一体化したガーニッシュ本体11を形成する。
また、この成形工程では、図5乃至図7に示すように、ポリマー材料Pが固化する前に、本体部成形用キャビティ26内のポリマー材料P内に高圧ガス(例えば窒素ガス)を注入して、本体部12(或は本体部12及び突出部13)内に空洞17を形成する。このとき、突出部成形用キャビティ27の入口で部分的に空洞17が膨らむ。尚、高圧ガスを注入するタイミングは、ポリマー材料Pの射出開始直後(ポリマー材料Pを本体部成形用キャビティ26に充填する前)でも良いし、ポリマー材料Pを本体部成形用キャビティ26に充填した後でも良い。
以上のようにしてガスアシスト射出成形を行った後、高圧ガスの圧力を保ったまま本体部成形用キャビティ26及び突出部成形用キャビティ27内のポリマー材料Pを冷却固化させることで、内部に空洞17を有するガーニッシュ本体11を成形し、ポリマー材料Pを固化させる。その後、図7に示すスライドコア22,23を左右方向にスライドさせると共に、下型21を下に移動させることで、射出成形型19を開いてガーニッシュ本体11を取り出す取出工程を実行する。これにより、ガーニッシュ本体11の製造が完了する。
この後、クッション部を成形するための射出成形型(図示せず)内にガーニッシュ本体11をセットして、軟質のポリマー材料でクッション部を射出成形することで、ガーニッシュ本体11(本体部12の縁部12a,12b)にクッション部を接合してガーニッシュ本体11とクッション部とを一体化したピラーガーニッシュを形成する。この際、ガーニッシュ本体11の突出部13を利用して射出成形型にガーニッシュ本体11を位置決めすることができる。
或は、軟質のポリマー材料で成形したクッション部を両面テープ等でガーニッシュ本体11(本体部12の縁部12a,12b)に貼り付けることで、ガーニッシュ本体11とクッション部とを接合して一体化したピラーガーニッシュを形成するようにしても良い。
以上説明した本実施例では、ガーニッシュ本体11を製造する場合に、まず、射出成形型19を閉じて本体部成形用キャビティ26を形成すると共に、スライド型25を閉鎖位置に移動させてスライド型25で突出部成形用キャビティ27を塞いだ状態にする。この後、本体部成形用キャビティ26内に加熱溶融したポリマー材料を射出し、そのポリマー材料が本体部成形用キャビティ26内を流動してスライド型25の位置(突出部成形用キャビティ27の位置)を通過した後にスライド型25を開放位置に移動させて、突出部成形用キャビティ27を本体部成形用キャビティ26に連通させた状態にする。このようにすれば、本体部成形用キャビティ26内を流動するポリマー材料が突出部成形用キャビティ27付近に到達したときに、ポリマー材料Pの流れが二つの方向に分かれることがなく、突出部成形用キャビティ27付近でポリマー材料の乱流が発生することを防止することができる。これにより、成形後の本体部12の表面のうちの突出部13に対応する部分の近傍に光沢ムラが発生することを防止することができる。
更に、本実施例では、成形工程において、本体部成形用キャビティ26内のポリマー材料内に高圧ガスを注入して空洞17を形成するようにしたので、突出部13のような肉厚を不均一にする部分を有するガーニッシュ本体11であっても、成形工程でポリマー材料内に高圧ガスを注入してポリマー材料の内部から圧力を均一に加えることで、ガーニッシュ本体11にヒケが発生することを防止することができる。
また、本実施例では、突出部13を円柱状に形成するようにしたので、突出部成形用キャビティ27に進入させるスライド型25を円柱状にして、スライド型25をスムーズにスライド移動(進入/退出)させることができる。
尚、上記実施例では、突出部13を円柱状に形成するようにしたが、これに限定されず、例えば、突出部13を角柱状(例えば四角柱状や六角柱状等)に形成するようにしても良い。
また、上記実施例では、ガーニッシュ本体11(本体部12)の裏面側に一つの突出部13を設ける構成としたが、これに限定されず、ガーニッシュ本体11(本体部12)の裏面側に複数の突出部13を設ける構成としても良い。
また、上記実施例では、ガーニッシュ本体11の内部に空洞17を形成する構成としたが、これに限定されず、ガーニッシュ本体11の内部に空洞17を形成しない構成としても良い。
その他、本発明は、自動車のフロントピラーに沿って装着されるピラーガーニッシュに限定されず、例えば、センターピラーやリアピラーに沿って装着されるピラーガーニッシュ、ドアパネルに装着されるボディサイドモールディング、ホイールアーチに沿って装着されるホイールアーチモールディング(マッドガードを含む)、サイドドアの窓開口の下縁に沿って装着されるベルトモールディング等にも適用して実施できる。
11…ガーニッシュ本体(成形品)、12…本体部、13…突出部、17…空洞、19…射出成形型、25…スライド型、26…本体部成形用キャビティ、27…突出部成形用キャビティ

Claims (4)

  1. 長尺状に形成された本体部と、該本体部の裏面側の長手方向の一部から突出する突出部とを備えたポリマー材料製の成形品を製造する方法であって、
    前記本体部を成形するための本体部成形用キャビティと、前記突出部を成形するための突出部成形用キャビティとを有すると共に、前記突出部成形用キャビティ内に進入して前記突出部成形用キャビティを塞いだ状態にする閉鎖位置と前記突出部成形用キャビティ内から退出して前記突出部成形用キャビティを前記本体部成形用キャビティに連通させた状態にする開放位置との間を移動可能なスライド型を有する射出成形型を用い、
    前記射出成形型を閉じて前記本体部成形用キャビティを形成すると共に前記スライド型を前記閉鎖位置に移動させた状態にする準備工程と、
    前記本体部成形用キャビティ内に加熱溶融したポリマー材料を射出し、該ポリマー材料が前記本体部成形用キャビティ内を流動して前記スライド型の位置を通過した後に前記スライド型を前記開放位置に移動させて、前記本体部成形用キャビティ及び前記突出部成形用キャビティに前記ポリマー材料を充填することで前記本体部及び前記突出部を成形して前記本体部に前記突出部を一体化した成形品を形成する成形工程と、
    前記射出成形型を開いて前記成形品を取り出す取出工程と
    を含むことを特徴とする成形品の製造方法。
  2. 前記成形工程において、前記本体部成形用キャビティ内のポリマー材料内に流体を注入して空洞を形成することを特徴とする請求項1に記載の成形品の製造方法。
  3. 前記突出部は、柱状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の成形品の製造方法。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の製造方法により製造されたことを特徴とする成形品。
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