JP2015118265A - コンテンツ出力システム、コンテンツ出力装置、コンテンツ出力方法及びプログラム - Google Patents

コンテンツ出力システム、コンテンツ出力装置、コンテンツ出力方法及びプログラム Download PDF

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【課題】商品の移動に即して多様性に富んだ映像コンテンツを出力させる。【解決手段】複数の商品に対し、個々の商品の移動を検出する加速度センサとその検出結果を送信する送信部とを備えた通信タグRTと、映像コンテンツを出力する投影部とサイネージボード10A、複数の商品に対する映像コンテンツを記憶したコンテンツ記憶部(11)、通信タグRTからの検出結果を受信する通信部10B、及び受信した検出結果に基づいてコンテンツ記憶部(11)から対応する映像コンテンツを読出し、上記サイネージボード10Aに出力させるCPU(17)を備えたデジタルサイネージ10とを具備する。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば商品を展示する店頭等に好適なコンテンツ出力システム、コンテンツ出力装置、コンテンツ出力方法及びプログラムに関する。
展示された商品などの閲覧者に対して印象を高めるべく、人感センサによって人の接近を検出すると、映像コンテンツをそのコンテンツ自体の輪郭形状に形成されたスクリーン上に投影する映像出力装置の技術が提案されている。(例えば、特許文献1)
特開2011−150221号公報
上記特許文献に記載された技術では、スクリーン自体が映像コンテンツの輪郭形状に形成されているため、投影することのできる映像コンテンツが限定されるという不具合がある。
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、商品の移動に即して多様性に富んだ映像コンテンツを出力させることが可能なコンテンツ出力システム、コンテンツ出力装置、コンテンツ出力方法及びプログラムを提供することにある。
本発明の一態様は、複数の商品に対し、個々の商品の移動を検出する検出手段、上記検出手段での検出結果を送信する送信手段を備えた検出装置と、映像コンテンツを出力するコンテンツ出力手段と、上記検出装置の送信手段からの検出結果を受信する受信手段と、上記受信手段で受信した複数の商品に対しての検出結果に基づいて映像コンテンツを上記コンテンツ出力手段で出力させるコンテンツ出力制御手段とを備えたコンテンツ出力装置とを具備したことを特徴とする。
本発明によれば、商品の移動に即して多様性に富んだ映像コンテンツを出力させることが可能となる。
本発明の一実施形態に係るシステム全体の外観構成を示す図。 同実施形態に係るシステム全体の外観構成を示す図。 同実施形態に係るデジタルサイネージの電子回路の機能構成を説明するブロック図。 同実施形態に係る通信タグの電子回路の機能構成を説明するブロック図。 同実施形態に係る展示台の電子回路の機能構成を説明するブロック図。 同実施形態に係る第1の動作例でデジタルサイネージのCPUが実行する処理内容を示すフローチャート。 同実施形態に係る第2の動作例でデジタルサイネージのCPUが実行する処理内容を示すフローチャート。 同実施形態に係る第3の動作例でデジタルサイネージのCPUが実行する処理内容を示すフローチャート。 同実施形態に係る第3の動作例でデジタルサイネージのCPUが実行する類似推奨商品の投影サブルーチンの処理内容を示すフローチャート。 同実施形態に係る第3の動作例で商品の類似度を抽出する過程を示す図。
以下、本発明を商店店頭に設置されるコンテンツ出力システムに適用した場合の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係るシステム全体の外観構成を示す図である。展示台ST上に、展示商品としての商品PD−A,PD−B,PD−Cが置かれている。ここでは、電機店のデジタルカメラ売り場において、商品PD−Aがコンパクトタイプのデジタルカメラ、商品PD−Bが一眼レフタイプのデジタルカメラ、商品PD−Cがビデオムービーカメラである場合を例にとって示している。
これら各商品PD−A,PD−B,PD−Cには、ここでは図示しない、検出装置としての通信タグが貼付される。これら通信タグは、貼付された商品が持ち上げられた場合に、その移動を検出して移動量を含む情報を自己の識別情報と共に、例えば近距離無線通信技術であるBluetooth(登録商標)規格に則って発信する。
一方、展示台STの近傍にはコンテンツ出力装置としてのデジタルサイネージ10が設けられる。このデジタルサイネージ10は、筐体の上部前面側に半透明板状のサイネージボード10Aが立設され、例えばリアプロジェクション方式の投影機構により、展示台ST上で持ち上げられた商品(例えば商品PD−A)に関する映像コンテンツなどを投影して表示する。
またデジタルサイネージ10内には、上記通信タグからの情報を受信する通信部10Bが内蔵される。
図1は、ここでは図示しない顧客により展示台ST上の商品PD−Aのみが矢印AR1で示すように持ち上げられ、それに応じてデジタルサイネージ10のサイネージボード10Aにて商品Aに関する映像コンテンツが表示されている状態を示す。
また図2は、展示台ST上の商品PD−A,PD−Bが矢印AR1,AR2で示すように共に持ち上げられ、それに応じてデジタルサイネージ10のサイネージボード10Aにて商品A,Bに関する映像コンテンツが並列して表示されている状態を示す。
図3は、上記デジタルサイネージ10の主として電子回路の機能構成を説明する。同図中、コンテンツ記憶部11からコンテンツとしての画像データが読出され、バスB1を介して投影画像駆動部12に送られる。
このコンテンツ記憶部11にはまた、各商品PD−A,PD−B,PD−Cそれぞれの機能等に関する詳細な情報、各商品のその時点での売り上げ数量、後述する各通信タグRTの個体識別情報と商品機種との対応情報、商品PD−A,PD−B,PD−Cの個体識別情報と展示台STにおける位置との対応情報等も記憶される。
コンテンツ記憶部11には、上記展示台STに載置された各商品個々の、画像データ及び音声データの他に、その機種固有の仕様や機能など、画像、音声として出力されない情報も含めて予め記憶されているものとする。
上記投影画像駆動部12は、送られてきた画像データに応じて、所定のフォーマットに従ったフレームレート、例えば120[フレーム/秒]と色成分の分割数、及び表示階調数を乗算した、より高速な時分割駆動により、表示素子であるマイクロミラー素子13を表示駆動する。
このマイクロミラー素子13は、アレイ状に配列された複数個、例えばWXGA(横1280画素×縦768画素)分の微小ミラーの各傾斜角度を個々に高速でオン/オフ動作して表示動作することで、その反射光により光像を形成する。
一方で、光源部14から時分割でR,G,Bの原色光が循環的に出射される。光源部14は、半導体発光素子であるLEDを有し、R,G,Bの原色光を時分割で繰返し出射する。光源部14が有するLEDは、広義でのLEDとして、LD(半導体レーザ)や有機EL素子を含むものとしても良い。
また、LEDから出射された光を蛍光体に照射することで励起される、元の光とは波長が異なる原色光を用いるものとしても良い。この光源部14からの原色光が、ミラー15で全反射して上記マイクロミラー素子13に照射される。
そして、マイクロミラー素子13での反射光で光像が形成され、形成された光像が投影レンズ部16を介して外部に投射される。
上記各回路の動作すべてをCPU17が制御する。このCPU17は、メインメモリ18及びプログラムメモリ19と直接接続される。メインメモリ18は、例えばSRAMで構成され、CPU17のワークメモリとして機能する。プログラムメモリ19は、電気的書換可能な不揮発性メモリ、例えばフラッシュROMで構成され、CPU17が実行する動作プログラム、その他各種定型データ等を記憶する。
CPU17は、上記プログラムメモリ19に記憶されている動作プログラムや定型データ等を読出し、メインメモリ18に展開して記憶させた上で当該プログラムを実行することにより、このデジタルサイネージ10を統括して制御する。
上記CPU17は、操作部20からの操作信号に応じて各種投影動作を実行する。この操作部20は、デジタルサイネージ10の本体に備える、電源キーを含むいくつかの操作キーのキー操作信号を受付け、受付けた操作に応じた信号を上記CPU17へ送出する。
上記CPU17はさらに、上記バスB1を介して音声処理部21、通信部22と接続される。
音声処理部21は、PCM音源等の音源回路を備え、投影動作時に与えられる音声信号をアナログ化し、スピーカ部23を駆動して放音させ、あるいは必要によりビープ音等を発生させる。
通信部22は、アンテナ24と共に上述した通信部10Bを構成するもので、上記商品PD−A,PD−B,PD−Cに貼付された、後述する通信タグRTあるいは展示台STからの情報を受信する。
図4は、上記商品PD−A,PD−B,PD−Cにそれぞれ貼付される通信タグRTの電子回路の機能構成を説明する図である。同図で、この通信タグRTはCPU31が全体の制御動作を統轄して実行する。
CPU31は、メインメモリ32及びプログラムメモリ33と直接接続される。メインメモリ32はCPU31のワークメモリとして機能する。プログラムメモリ33は、CPU31が実行する動作プログラムやこの通信タグRTの個体識別情報、その他の定型データ等を記憶する。
またCPU31に対して、バスB2を介して通信部34及び加速度センサ35が接続される。通信部34は、アンテナ36を介して、後述する加速度センサ35で検出するこの通信タグRTの姿勢変化から導出される移動量の情報を上記デジタルサイネージ10に対して送信する。
加速度センサ35は、例えば3軸加速度センサとそのドライバ回路で構成され、この通信タグRTに与えられる、重力加速度を含む外力の加速度を検出する。CPU31は、加速度センサ35からの検出信号により、通信タグRTの移動量を算出して、上記通信部34によりデジタルサイネージ10に固体識別情報と共に送信させる。
図5は、上記展示台STに内蔵される電子回路の機能構成を説明する図である。同図で、この展示台STはCPU41が全体の制御動作を統轄して実行する。
CPU41は、メインメモリ42及びプログラムメモリ43と直接接続される。メインメモリ42はCPU41のワークメモリとして機能する。プログラムメモリ43は、CPU41が実行する動作プログラムやこの展示台STの個体識別情報、その他の定型データ等を記憶する。
またCPU41に対して、バスB3を介して通信部44及び圧力センサ45が接続される。通信部44は、アンテナ46を介して、後述する圧力センサ45で検出するこの展示台STでの商品PD−A,PD−B,PD−Cの載置状況の情報を上記デジタルサイネージ10に対して送信する。
圧力センサ45は、載置される商品PD−A,PD−B,PD−Cの変化を位置及び圧力の情報として検出する。CPU41は、圧力センサ45からの検出信号により商品PD−A,PD−B,PD−Cのいずれかが持ち上げられ、または載置されたことを検知して、上記通信部44によりデジタルサイネージ10に固体識別情報と共に送信させる。
次に上記実施形態の動作について説明する。
なお以下に示す動作は、上述した如くデジタルサイネージ10側のCPU17がプログラムメモリ19から読出した動作プログラム等をメインメモリ18に展開した上で実行するものである。プログラムメモリ19に記憶される動作プログラム等は、このデジタルサイネージ10の工場出荷時にプログラムメモリ19に記憶されていたもののみならず、ユーザがこのデジタルサイネージ10を購入後にバージョンアップ用のプログラム等をインストールした内容を含む。
(第1の動作例)
図6は、デジタルサイネージ10のCPU17が実行する、基本的な第1の動作例としての処理内容を示すフローチャートである。
その当初にCPU17は、通信部22及びアンテナ24を介して、外部の通信タグRT,RT,…、展示台STからのセンサ情報をサーチし(ステップS101)、その結果として何らかのセンサ情報が取得できたか否かを判断する(ステップS102)、という処理を繰返し実行することで、外部の通信タグRT,RT,…、及び展示台STのいずれかからのセンサ情報をサンプリングする。
このステップS101,S102のサンプリング処理は、例えばサンプリング周波数10[Hz]で実行する。
この場合、展示台STから得られるセンサ情報は、載置されている商品PD−A,PD−B,PD−Cのいずれかが顧客により持ち上げられた場合の抜重が圧力センサ45で検出されるものであり、その位置情報からコンテンツ記憶部11に記憶されている対応情報を参照することで、商品PD−A,PD−B,PD−Cのいずれであるかを特定することができる。
また通信タグRTから得られるセンサ情報は、個別識別情報と、加速度センサ35による重力加速度を含む3軸方向の加速度情報である。個別識別情報によりコンテンツ記憶部11に記憶されている対応情報を参照して商品PD−A,PD−B,PD−Cのいずれが顧客により持ち上げられているかがわかる。加速度情報とその変化時間により、当該商品の移動量と時間とを定量化できる。
商品PD−A,PD−B,PD−Cの少なくとも1つが移動した場合、展示台STからセンサ情報が得られると同時に、当該商品に貼付された通信タグRTからのセンサ情報が継続して得られることになる。
上記ステップS202でセンサ情報が得られたと判断した時点でCPU17は、該当する通信タグRTから得られる個別識別情報により持ち上げられている商品を判別する(ステップS103)。
合わせてCPU17は、通信タグRTからのセンサ情報を定量化し(ステップS104)、その移動量の絶対値が予め設定されている閾値以上であるか否かを判断することで、当該商品が顧客により展示台STから持ち上げられて取扱われていることを確認する(ステップS105)。
ここで当該商品の移動量の絶対値が、予め設定されている閾値未満であると判断した場合、当該商品は一時的な外力により若干移動したものの、顧客により展示台STから持ち上げられて取扱われているのではないものとして、CPU17は次のセンサ情報のサンプリングに備えて上記ステップS101からの処理に戻る。
また上記ステップS105で当該商品の移動量の絶対値が、予め設定されている閾値以上であると判断した場合、当該商品は顧客により展示台STから持ち上げられて取扱われているものと判断して、CPU17は当該商品の映像コンテンツ情報をコンテンツ記憶部11から読出し、投影画像駆動部12によりマイクロミラー素子13で対応する光像を形成させて、投影レンズ部16より上記サイネージボード10Aの背面側から一定時間、例えば1分間投影するように設定して、投影を開始させた上で(ステップS106)、さらなる商品の移動に備えるべく上記ステップS101からの処理に戻る。
このときコンテンツ記憶部11に映像コンテンツ情報と関連づけて音声コンテンツ情報が記憶されていた場合、CPU17は同時にその音声コンテンツ情報を読出し、音声処理部21によりスピーカ部23から一定時間拡声して出力させるように設定して、音声の出力も併せて開始させる。
このように、展示台ST上に載置されている商品PD−A,PD−B,PD−Cのいずれかが顧客により持ち上げられた場合、その商品に応じた映像コンテンツ情報が即時サイネージボード10Aで投影されるため、商品の移動に即して多様性に富んだ映像コンテンツを出力させることが可能となる。
(第2の動作例)
図7は、デジタルサイネージ10のCPU17が実行する、複数商品の情報提示を勘案した第2の動作例としての処理内容を示すフローチャートである。
その当初にCPU17は、通信部22及びアンテナ24を介して、外部の通信タグRT,RT,…、展示台STからのセンサ情報をサーチし(ステップS201)、その結果として何らかのセンサ情報が取得できたか否かを判断する(ステップS202)、という処理を繰返し実行することで、外部の通信タグRT,RT,…、及び展示台STのいずれかからのセンサ情報をサンプリングする。
このステップS201,S202のサンプリング処理は、例えばサンプリング周波数10[Hz]で実行する。
この場合、展示台STから得られるセンサ情報は、載置されている商品PD−A,PD−B,PD−Cのいずれかが顧客により持ち上げられた場合の抜重が圧力センサ45で検出されるものであり、その位置情報からコンテンツ記憶部11に記憶されている対応情報を参照することで、商品PD−A,PD−B,PD−Cのいずれであるかを特定することができる。
また通信タグRTから得られるセンサ情報は、個別識別情報と、加速度センサ35による重力加速度を含む3軸方向の加速度情報である。個別識別情報によりコンテンツ記憶部11に記憶されている対応情報を参照して商品PD−A,PD−B,PD−Cのいずれが持ち上げられているかがわかる。加速度情報とその変化時間により、当該商品の移動量と時間とを定量化できる。
商品PD−A,PD−B,PD−Cの少なくとも1つが移動した場合、展示台STからセンサ情報が得られると同時に、当該商品に貼付された通信タグRTからのセンサ情報が継続して得られることになる。
上記ステップS202でセンサ情報が得られたと判断した時点でCPU17は、該当する通信タグRTから得られる個別識別情報により持ち上げられている商品を判別する(ステップS203)。
合わせてCPU17は、通信タグRTからのセンサ情報を定量化し(ステップS204)、その移動量の絶対値が予め設定されている閾値以上であるか否かを判断することで、当該商品が顧客により展示台STから持ち上げられて取扱われていることを確認する(ステップS205)。
ここで当該商品の移動量の絶対値が、予め設定されている閾値未満であると判断した場合、当該商品は一時的な外力により若干移動したものの、顧客により展示台STから持ち上げられて取扱われているのではないものとして、CPU17は次のセンサ情報のサンプリングに備えて上記ステップS201からの処理に戻る。
また上記ステップS205で当該商品の移動量の絶対値が、予め設定されている閾値以上であると判断した場合、当該商品は顧客により展示台STから持ち上げられて取扱われているものと判断して、次にCPU17は、その時点で、一定時間以内に映像コンテンツ情報の投影を設定して開始させたか否かにより、すでに投影画像駆動部12により映像コンテンツ情報をサイネージボード10Aで投影させているか否かを判断する(ステップS206)。
ここで一定時間以内に投影を設定して開始させた映像コンテンツ情報はないと判断した場合、CPU17はそのまま当該商品の映像コンテンツ情報をコンテンツ記憶部11から読出し、投影画像駆動部12によりマイクロミラー素子13で対応する光像を形成させて、投影レンズ部16より上記サイネージボード10Aの背面側から一定時間、例えば1分間投影するように設定して、投影を開始させた上で(ステップS208)、さらなる商品の移動に備えるべく上記ステップS201からの処理に戻る。
このときコンテンツ記憶部11に映像コンテンツ情報と関連づけて音声コンテンツ情報が記憶されていた場合、CPU17は同時にその音声コンテンツ情報を読出し、音声処理部21によりスピーカ部23から一定時間拡声して出力させるように設定して、音声の出力も併せて開始させる。
また上記ステップS206で一定時間以内に投影を設定して開始させた映像コンテンツ情報があると判断した場合、さらにCPU17は、すでに投影している映像コンテンツの商品と今回移動を検出した商品とが同一であるか否かを判断する(ステップS207)。
ここで2つの商品が同一であると判断した場合、CPU17はそのまま上記ステップS208に進み、当該商品の映像コンテンツ情報による投影状態をさらに一定時間延長するよう設定して投影を継続させる。
また上記ステップS207で2つの商品が同一ではないと判断した場合、CPU17は、すでに投影している商品と今回移動を検出した商品とを比較するような比較用の映像コンテンツ情報をコンテンツ記憶部11から読出し、投影画像駆動部12によりマイクロミラー素子13で対応する光像を形成させて、投影レンズ部16より上記サイネージボード10Aの背面側から一定時間、例えば1分間投影するように設定して、投影を開始させた上で(ステップS209)、さらなる商品の移動に備えるべく上記ステップS201からの処理に戻る。
このように、展示台ST上に載置されている商品PD−A,PD−B,PD−Cのいずれかが顧客により持ち上げられた時点で、すでに他の商品の投影を行なっている場合には、それら複数の商品を比較するような映像コンテンツ情報をサイネージボード10Aで投影させるため、さらに商品の移動に即してより適切で多様性に富んだ映像コンテンツを出力させることが可能となる。
(第3の動作例)
図8は、デジタルサイネージ10のCPU17が実行する、複数商品への興味の度合いを勘案した第3の動作例としての処理内容を示すフローチャートである。
その当初にCPU17は、通信部22及びアンテナ24を介して、外部の通信タグRT,RT,…、展示台STからのセンサ情報をサーチし(ステップS301)、その結果として何らかのセンサ情報が取得できたか否かを判断する(ステップS302)、という処理を繰返し実行することで、外部の通信タグRT,RT,…、及び展示台STのいずれかからのセンサ情報をサンプリングする。
このステップ301,S302のサンプリング処理は、例えばサンプリング周波数10[Hz]で実行する。
この場合、展示台STから得られるセンサ情報は、載置されている商品PD−A,PD−B,PD−Cのいずれかが顧客により持ち上げられた場合の抜重が圧力センサ45で検出されるものであり、その位置情報からコンテンツ記憶部11に記憶されている対応情報を参照することで、商品PD−A,PD−B,PD−Cのいずれであるかを特定することができる。
また通信タグRTから得られるセンサ情報は、個別識別情報と、加速度センサ35による重力加速度を含む3軸方向の加速度情報である。個別識別情報によりコンテンツ記憶部11に記憶されている対応情報を参照して商品PD−A,PD−B,PD−Cのいずれが持ち上げられているかがわかる。加速度情報とその変化時間により、当該商品の移動量と時間とを定量化できる。
商品PD−A,PD−B,PD−Cの少なくとも1つが移動した場合、展示台STからセンサ情報が得られると同時に、当該商品に貼付された通信タグRTからのセンサ情報が継続して得られることになる。
上記ステップS302でセンサ情報が得られたと判断した時点でCPU17は、該当する通信タグRTから得られる個別識別情報により持ち上げられている商品を判別する(ステップS303)。
合わせてCPU17は、通信タグRTからのセンサ情報により、移動量の大きさから当該商品に対する興味の度合いを定量化して一時的に記憶する(ステップS304)。
そして、定量化した興味の度合いが、予め設定されている閾値以上であるか否かを判断することで、当該商品が展示台STから持ち上げられて取扱われていることを確認する(ステップS305)。
ここで当該商品への興味の度合いが、予め設定されている閾値未満であると判断した場合、当該商品は一時的な外力により若干移動したものの、展示台STから持ち上げられて取扱われているのではないものとして、CPU17は次のセンサ情報のサンプリングに備えて上記ステップS301からの処理に戻る。
また上記ステップS305で当該商品への興味の度合いが、予め設定されている閾値以上であると判断した場合、当該商品は展示台STから持ち上げられて取扱われているものと判断して、次にCPU17は、その時点で、一定時間以内に映像コンテンツ情報の投影を設定して開始させたか否かにより、すでに投影画像駆動部12により映像コンテンツ情報をサイネージボード10Aで投影させているか否かを判断する(ステップS306)。
ここで一定時間以内に投影を設定して開始させた映像コンテンツ情報はないと判断した場合、CPU17はそのまま当該商品の映像コンテンツ情報をコンテンツ記憶部11から読出し、投影画像駆動部12によりマイクロミラー素子13で対応する光像を形成させて、投影レンズ部16より上記サイネージボード10Aの背面側から一定時間、例えば1分間投影するように設定して、投影を開始させた上で(ステップS310)、さらなる商品の移動に備えるべく上記ステップS301からの処理に戻る。
このときコンテンツ記憶部11に映像コンテンツ情報と関連づけて音声コンテンツ情報が記憶されていた場合、CPU17は同時にその音声コンテンツ情報を読出し、音声処理部21によりスピーカ部23から一定時間拡声して出力させるように設定して、音声の出力も併せて開始させる。
また上記ステップS306で一定時間以内に投影を設定して開始させた映像コンテンツ情報があると判断した場合、さらにCPU17は、すでに投影している映像コンテンツの商品と今回移動を検出した商品とが同一であるか否かを判断する(ステップS307)。
ここで2つの商品が同一であると判断した場合、CPU17はそのまま上記ステップS3110に進み、当該商品の映像コンテンツ情報による投影状態をさらに一定時間延長するよう設定して投影を継続させる。
また上記ステップS307で2つの商品が同一ではないと判断した場合、CPU17は、すでに投影している商品と今回移動を検出した商品とでそれぞれ算出した驚異の度合いがほぼ等しいか否かを、例えばその度合いの大きい方を基準として小さい方が所定の範囲内(ex.80[%]以上)に収まっているか否かにより判断する(ステップS308)。
ここですでに投影している商品と今回移動を検出した商品とでそれぞれ算出した興味の度合いが等しくないと判断した場合、CPU17は興味の度合いがより大きい方の商品の映像コンテンツ情報をコンテンツ記憶部11から読出し、投影画像駆動部12によりマイクロミラー素子13で対応する光像を形成させて、投影レンズ部16より上記サイネージボード10Aの背面側から一定時間、例えば1分間投影するように設定して、投影を開始させた上で(ステップS309)、さらなる商品の移動に備えるべく上記ステップS301からの処理に戻る。
また上記ステップS308ですでに投影している商品と今回移動を検出した商品それぞれの興味の度合いがほぼ等しいと判断した場合、CPU17は、すでに投影している商品と今回移動を検出した商品とを比較するような比較用の映像コンテンツ情報をコンテンツ記憶部11から読出し、投影画像駆動部12によりマイクロミラー素子13で対応する光像を形成させて、投影レンズ部16より上記サイネージボード10Aの背面側から一定時間、例えば1分間投影するように設定して、投影を開始させる(ステップS311)。
その後、CPU17はさらにサブルーチンとして、当該両商品に貼付された通信タグRTからのセンサ情報を引き続いて取得し、その動き量から両商品に対する顧客の興味の度合いをさらに定量化するもので、その定量化した興味の度合いに応じて類似推奨商品のコンテンツ情報を作成し、作成したコンテンツ情報を一定時間、例えば1分間投影するように設定して、投影を開始させる(ステップS312)。
図9は、上記ステップS312のサブルーチンの詳細な処理内容を示すフローチャートである。その処理当初にCPU17は、上記定量化した興味の度合いから、顧客の両商品への興味の度合いがほぼ等しく、両商品のいずれかを選択するのを迷っているか否かを判断する(ステップS401)。
ここで顧客の両商品への興味の度合いがほぼ等しくなく、いずれか一方の商品に興味の度合いが偏っていると判断した場合には、直ちにこの図9のサブルーチンを終了すると共に、図8の処理においても、さらなる商品の移動に備えるべく上記ステップS301からの処理に戻る。
また上記ステップS401で顧客の両商品への興味の度合いがほぼ等しいと判断した場合、CPU17はその両商品のいずれかを選択するのを迷っている状態が一定時間、例えば30[秒]経過したか否かを判断し(ステップS402)、まだ経過していなければ上記ステップS401の処理に戻る。
こうしてステップS401,S402の処理を繰返し実行することで、顧客が両商品のいずれかを選択するのを迷っている状態が一定時間経過するのを待機する。そして、上記ステップS402で一定時間が経過したと判断した時点で、CPU17はその両商品の機能等の類似点を抽出する(ステップS403)。
図10(A)は、CPU17がコンテンツ記憶部11に記憶された各商品の機能の情報に基づき、ある商品Aと商品Bの機能等の類似度を抽出する過程を例示するものである。同図(A)に示す如く、対応する機能毎に商品Aと商品Bとで類似指標を求める。ここで類似指標は、両商品がいずれも当該機能を有していれば「真」としてその機能に応じた値を指標とする一方で、両商品のいずれか一方のみが当該機能を有している場合には「偽(F(=false))」となる。
こうして2商品の類似度を抽出した結果から、CPU17は類似点が予め定めた必要類似点数R以上であるか否かを判断する(ステップS404)。この必要類似点数Rは、デジタルサイネージ10で指定できる任意の個数とする。
ここで類似点の数が必要数Rに達しなかった場合、CPU17はそれら2商品が著しく類似度が低く、他の類似した商品を推奨する対象として選定することはできないものとして、以上でこの図9のサブルーチンを終了すると共に、図8の処理においても、さらなる商品の移動に備えるべく上記ステップS301からの処理に戻る。
また上記ステップS404において、2商品の類似点数が必要類似点数R以上であると判断した場合、CPU17は類似したと判断した機能を有する他の商品をコンテンツ記憶部11の情報により検索する(ステップS405)。
上記図10(A)に示すような商品Aと商品Bに関する類似度の抽出結果、例えば必要類似点数R=2であった場合には、類似点数は必要類似点数R以上であるものとして、CPU17は図10(B)に示すようにコンテンツ記憶部11に記憶している他の商品C〜Zに関して、商品A,Bで抽出した類似指標に基づき、適合する類似商品を検索する。
上記ステップS405での検索の結果、CPU17は必要類似点数Rを満たす他の類似商品の数が予め設定した推奨類似商品数Sより多いか否かを判断する(ステップS406)。この推奨類似商品数Sも、上記必要類似点数Rと同様に、デジタルサイネージ10で指定できる任意の個数とする。
上記ステップS406で他の類似商品の数が予め設定した推奨類似商品数S以下であると判断した場合、CPU17はそれら検索して得た類似商品に関する情報をコンテンツ記憶部11から読出し、推奨商品に関する情報として投影画像駆動部12によりマイクロミラー素子13で対応する光像を形成させて、投影レンズ部16より上記サイネージボード10Aの背面側から一定時間、例えば1分間投影するように設定して、投影を開始させ(ステップS408)、以上でこの図9のサブルーチンを終了すると共に、図8の処理においても、さらなる商品の移動に備えるべく上記ステップS301からの処理に戻る。
また上記ステップS406で他の類似商品の数が予め設定した推奨類似商品数Sより多いと判断した場合、CPU17は推奨する商品の数を制限するべく、類似する他の商品群中、売り上げ個数の多い順序に従って上位S個の商品を投影対象として選択する(ステップS407)。
そして、選択したS個の商品に関する情報をコンテンツ記憶部11から読出し、推奨商品に関する情報として投影画像駆動部12によりマイクロミラー素子13で対応する光像を形成させて、投影レンズ部16より上記サイネージボード10Aの背面側から一定時間、例えば1分間投影するように設定して、投影を開始させ(ステップS408)、以上でこの図9のサブルーチンを終了すると共に、図8の処理においても、さらなる商品の移動に備えるべく上記ステップS301からの処理に戻る。
なお上記動作例では、推奨する類似商品の数が予め設定した数Sより多い場合に、その時点での売り上げ個数が多い商品を優先して選択するものとして説明したが、本実施形態はこれに限らず、売り上げ個数の少ない商品や、他にも価格帯、さらに顧客に選択していただくメーカ名などの要素を勘案するものとして、推奨する商品群を選択するものとしても良い。
このように、展示台ST上に載置されている商品PD−A,PD−B,PD−Cのいずれかが持ち上げられた場合、すでに他の商品の投影を行なっている場合には、それら複数の商品の移動量から顧客の興味の度合いを算出するものとして、サイネージボード10Aで投影させる商品の内容を選択するものとしたので、より顧客の動作を反映して、適切な映像コンテンツを提供することができる。
さらに上記動作例では、移動量から興味の度合いがほぼ等しい状態が一定時間継続した場合には、顧客が選択を迷っているものと判断して、その時点では選択されていない、類似度の高い他の商品群も検索して推奨するものとしたので、顧客により満足していただけるようなきめ細かなサービスを提供できる。
なお上記実施形態では、各商品に貼付する通信タグRTにより、商品に与えられる加速度を検出し、その検出結果を無線通信によりデジタルサイネージ10に伝送するものとして説明したが、本発明は各商品に対するタグの取付け方や伝送方法等を制限するものではなく、また例えばスマートフォンなどのようにその商品自体が移動量を検出するセンサ類、外部との通信機構を有している場合も考えられる。
その他、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上述した実施形態で実行される機能は可能な限り適宜組み合わせて実施しても良い。上述した実施形態には種々の段階が含まれており、開示される複数の構成要件による適宜の組み合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、効果が得られるのであれば、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
請求項1記載の発明は、複数の商品に対し、個々の商品の移動を検出する検出手段、上記検出手段での検出結果を送信する送信手段を備えた検出装置と、映像コンテンツを出力するコンテンツ出力手段と、上記検出装置の送信手段からの検出結果を受信する受信手段と、上記受信手段で受信した複数の商品に対しての検出結果に基づいて映像コンテンツを上記コンテンツ出力手段で出力させるコンテンツ出力制御手段とを備えたコンテンツ出力装置とを具備したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、上記コンテンツ出力制御手段は、上記受信手段で受信した検出結果により、比較用映像コンテンツを上記コンテンツ出力手段で出力させることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、上記コンテンツ出力装置は、上記受信手段で受信した検出結果に基づいて該当商品に対する移動の度合いを算出する度合い算出手段をさらに備え、上記コンテンツ出力制御手段は、上記度合い算出手段で算出した結果に基づいて複数の商品いずれかの映像コンテンツを上記コンテンツ出力手段で出力させることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、上記請求項3記載の発明において、上記コンテンツ出力装置は、上記度合い算出手段で複数の商品の移動量が略等しいと算出した場合、当該複数の商品の類似度を算出する類似度算出手段をさらに備え、上記コンテンツ出力制御手段は、類似度算出手段で算出した類似度に基づいて他の商品の映像コンテンツを抽出し、抽出した商品の映像コンテンツを上記コンテンツ出力手段で出力させることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、装置外部から複数の商品の移動に関する検出情報を受信する受信手段と、映像コンテンツを出力するコンテンツ出力手段と、上記複数の商品に対する映像コンテンツを記憶した記憶手段と、上記受信手段で受信した検出情報に基づいて上記記憶手段から対応する映像コンテンツを読出し、上記コンテンツ出力手段で出力させるコンテンツ出力制御手段とを備えたことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、映像コンテンツを出力するコンテンツ出力部、及び複数の商品に対する映像コンテンツを記憶した記憶部を備えた装置でのコンテンツ出力方法であって、装置外部から複数の商品の移動に関する検出情報を受信する受信工程と、上記受信工程で受信した検出情報に基づいて上記記憶部から対応する映像コンテンツを読出し、上記コンテンツ出力部で出力させるコンテンツ出力制御工程とを有したことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、映像コンテンツを出力するコンテンツ出力部、及び複数の商品に対する映像コンテンツを記憶した記憶部を備えた装置が内蔵するコンピュータが実行するプログラムであって、上記コンピュータを、装置外部から複数の商品の移動に関する検出情報を受信する受信手段、及び上記受信手段で受信した検出情報に基づいて上記記憶部から対応する映像コンテンツを読出し、上記コンテンツ出力部で出力させるコンテンツ出力制御手段として機能させることを特徴とする。
10…デジタルサイネージ、10A…サイネージボード、10B…通信部、11…コンテンツ記憶部、12…投影画像駆動部、13…マイクロミラー素子、14…光源部、15…ミラー、16…投影レンズ部、17…CPU、18…メインメモリ、19…プログラムメモリ、20…操作部、21…音声処理部、22…通信部、23…スピーカ部、24…アンテナ、31…CPU、32…メインメモリ、33…プログラムメモリ、34…通信部、35…加速度センサ、36…アンテナ、41…CPU、42…メインメモリ、43…プログラムメモリ、44…通信部、45…圧力センサ、46…アンテナ、B1,B2,B3…バス、PD−A,PD−B,PD−C…商品、RT…通信タグ、ST…展示台。

Claims (7)

  1. 複数の商品に対し、個々の商品の移動を検出する検出手段、
    上記検出手段での検出結果を送信する送信手段
    を備えた検出装置と、
    映像コンテンツを出力するコンテンツ出力手段と、
    上記検出装置の送信手段からの検出結果を受信する受信手段と、
    上記受信手段で受信した複数の商品に対しての検出結果に基づいて映像コンテンツを上記コンテンツ出力手段で出力させるコンテンツ出力制御手段と
    を備えたコンテンツ出力装置と、
    を具備したことを特徴とするコンテンツ出力システム。
  2. 上記コンテンツ出力制御手段は、上記受信手段で受信した検出結果により、比較用映像コンテンツを上記コンテンツ出力手段で出力させることを特徴とする請求項1記載のコンテンツ出力システム。
  3. 上記コンテンツ出力装置は、
    上記受信手段で受信した検出結果に基づいて該当商品に対する移動の度合いを算出する度合い算出手段をさらに備え、
    上記コンテンツ出力制御手段は、上記度合い算出手段で算出した結果に基づいて複数の商品いずれかの映像コンテンツを上記コンテンツ出力手段で出力させる
    ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ出力システム。
  4. 上記コンテンツ出力装置は、
    上記度合い算出手段で複数の商品の移動量が略等しいと算出した場合、当該複数の商品の類似度を算出する類似度算出手段をさらに備え、
    上記コンテンツ出力制御手段は、類似度算出手段で算出した類似度に基づいて他の商品の映像コンテンツを抽出し、抽出した商品の映像コンテンツを上記コンテンツ出力手段で出力させる
    ことを特徴とする請求項3記載のコンテンツ出力システム。
  5. 装置外部から複数の商品の移動に関する検出情報を受信する受信手段と、
    映像コンテンツを出力するコンテンツ出力手段と、
    上記複数の商品に対する映像コンテンツを記憶した記憶手段と、
    上記受信手段で受信した検出情報に基づいて上記記憶手段から対応する映像コンテンツを読出し、上記コンテンツ出力手段で出力させるコンテンツ出力制御手段と
    を備えたことを特徴とするコンテンツ出力装置。
  6. 映像コンテンツを出力するコンテンツ出力部、及び複数の商品に対する映像コンテンツを記憶した記憶部を備えた装置でのコンテンツ出力方法であって、
    装置外部から複数の商品の移動に関する検出情報を受信する受信工程と、
    上記受信工程で受信した検出情報に基づいて上記記憶部から対応する映像コンテンツを読出し、上記コンテンツ出力部で出力させるコンテンツ出力制御工程と
    を有したことを特徴とするコンテンツ出力方法。
  7. 映像コンテンツを出力するコンテンツ出力部、及び複数の商品に対する映像コンテンツを記憶した記憶部を備えた装置が内蔵するコンピュータが実行するプログラムであって、上記コンピュータを、
    装置外部から複数の商品の移動に関する検出情報を受信する受信手段、及び
    上記受信手段で受信した検出情報に基づいて上記記憶部から対応する映像コンテンツを読出し、上記コンテンツ出力部で出力させるコンテンツ出力制御手段
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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