JP2017062585A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者に店舗等の施設内をなるべく広い範囲にわたって楽しんでもらう。【解決手段】外部端末から特典情報と外部端末情報とを受け付ける無線LANアンテナ50及び無線LANインタフェース48と、得られた特典情報と外部端末情報とに基づいて特典情報処理を行ない、特典情報処理結果に応じた特典を付与するCPU41とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、店舗等で顧客の来店を促進するキャンペーンなどに好適な情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
個人端末を所持したユーザが特定の場所に出かけることで特典を取得できるようにした個人端末向け情報提供システムが提案されている。(例えば、特許文献1)
特開2005−026728号公報
上記特許文献に記載された技術は、特定の場所、例えば商店街の集客の中心となるような場所に設置された通信端末でゲームやおみくじを入手し、その場でそれらをユーザが利用することができる。そのため、システムを利用する客等は、通信端末が設置された場所を知っていれば、その場所をピンポイントで目指してくることになり、集客効果が限定的なものとなる、という不具合がある。
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、利用者に店舗等の施設内をなるべく広い範囲にわたって楽しんでもらうことが可能な情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供することにある。
本発明の一態様は、外部端末から特典情報と外部端末情報とを受け付ける受付手段と、上記受付手段で得た上記特典情報と上記外部端末情報とに基づいて特典情報処理を行なう特典情報処理手段と、上記特典情報処理手段での特典情報処理結果に応じた特典を付与する特典付与手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、外部端末の利用者に店舗等の施設内を広い範囲にわたって行動させることが可能となる。
本発明の一実施形態に係るサイネージクジシステムの店舗への付設環境を例示する図。 同実施形態に係るサイネージ装置を含むゲームシステムの設置環境を示す図。 同実施形態に係るサイネージ装置の電子回路の機能構成を説明するブロック図。 同実施形態に係るスマートフォンの電子回路の機能構成を説明するブロック図。 同実施形態に係るスマートフォン側の処理内容を示すフローチャート。 同実施形態に係るサイネージ装置側の処理内容を示すフローチャート。 同実施形態に係るスマートフォンでのクジ挑戦券獲得時の表示内容を例示する図。
以下、本発明をゾーン通過型の大型家具店舗に敷設されるサイネージクジシステムに適用した場合の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は店舗SH全体の平面構成を示すものである。同図では、店舗の利用者が店舗入口ETから店舗内に入り、図中に矢印A1〜A3で示すように移動して、店舗出口EXから出るまでの間の順路に沿って、(A)をモデルルームゾーン、(B)を倉庫ゾーン、(C)を会計ゾーンとして各ゾーンを設定している。
同店舗SHの内外、特に店内側に多くの電波ビーコンBCを離散して設置すると共に、合わせて店内の複数箇所、例えば順路中のモデルルームゾーン(A)と倉庫ゾーン(B)の中程と、会計ゾーン(C)とにサイネージ装置10,10を設置する。
電波ビーコンBCは、Bluetooth(登録商標) LE(Low Energy)規格に則って、至近距離、例えば約2[m]以内に到達するように各ビーコンの個体に応じた識別情報を付加したビーコン情報を発信する。
サイネージ装置10は、この店舗SHの利用者が所持する携帯情報端末であるスマートフォンに予め後述するサイネージクジ用のアプリケーションプログラム(以下「アプリ」と称する)がインストールされており、且つ上記電波ビーコンBCからのビーコン情報の受信によりサイネージクジの応募資格を満たしている場合に、当該スマートフォンとの通信に対応してサイネージクジの抽選(特典情報処理)動作を実行する。
またこのサイネージ装置10自体も電波ビーコンBCとして機能するものであり、至近距離、例えば約2[m]以内に到達するように各ビーコンの個体に応じた識別情報を付加したビーコン情報を発信する。
図2は、サイネージ装置10と店舗SH利用者の所持するスマートフォン20とで上記Bluetooth(登録商標) LE規格の技術による無線接続を行ない、サイネージクジのクジ引きを行なう場合の外観を例示している。
サイネージ装置10は、プロジェクタ技術を用いた電子マネキンであり、装置筐体11の上面前端側に、交換可能な矩形状のサイネージボードSB(表示部)が立設される。このサイネージボードSBは、装置筐体11の上面に設けられた、図示しないリアプロジェクション方式の投影レンズから出射された光像が背面側から投影されることで画像を表示する。
このサイネージボードSBを設けた下部の装置筐体11側には、このサイネージ装置10の前面側の環境を撮影するための広角光学系の撮像部IMとマイクロホン部MCとを備える。
一方のスマートフォン20は、この店舗SHを訪れた利用者が所持するものであり、事前にサイネージ装置10で使用するサイネージクジ用のアプリをインストールしておくことで、図示するようにサイネージ装置10におけるクジ引き動作が実行され、クジ引き結果として与えられる何らかの特典、例えばクーポン券の発行を受けることができる。
発行されたクーポン券の画像は、上記サイネージクジ用のアプリの輝度により任意のタイミングでスマートフォン20のディスプレイ/タッチパネル20A上に表示させることができるものとする。
また上述したようにサイネージ装置10とスマートフォン20は、IEEE802.15.1規格に則った近距離無線通信技術であるBluetooth(登録商標)技術に合わせて、IEEE802.11a/b/g/n規格に則った無線LAN機能による無線接続が可能であるものとする。
次に図3により上記サイネージ装置10の主として電子回路の機能構成を説明する。
コンテンツメモリ31には予め各種商品や、後述するサイネージクジに使用する背景、合成するパーツ等に関するコンテンツデータが記憶される。これらコンテンツデータはそれぞれ、画像データ及び音データ等から構成される。コンテンツデータ中の画像データは、後述するCPU41により読出され、システムバスBSを介して投影画像駆動部32に送られる。
上記投影画像駆動部32は、送られてきた画像データに応じて、所定のフォーマットに従ったフレームレート、例えば120[フレーム/秒]と色成分の分割数、及び表示階調数を乗算した、より高速な時分割駆動により、表示素子であるマイクロミラー素子33を表示駆動する。
このマイクロミラー素子33は、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術により作製され、アレイ状に配列された複数個、例えばWXGA(横1280画素×縦800画素)分の微小ミラーの各傾斜角度を個々に高速でオン/オフ動作して表示動作することで、その反射光により光像を形成する。
一方で、光源部34から時分割でR,G,Bの原色光が循環的に出射される。光源部34は、半導体発光素子であるLEDを有し、R,G,Bの原色光を時分割で繰返し出射する。光源部34が有するLEDは、広義でのLEDとして、LD(半導体レーザ)や有機EL素子を含むものとしても良い。
この光源部34からの原色光が、ミラー35で反射して上記マイクロミラー素子33に照射される。そして、マイクロミラー素子33での反射光で光像が形成され、形成された光像が投影レンズ部36を介して上記サイネージボードSBに背面側から投射される。
上記撮像部IMは、サイネージ装置10の正面方向を向いた広角系の撮影レンズ部37、及びこの撮影レンズ部37の焦点位置に配設された固体撮像素子であるCMOSイメージセンサ38を含む。
CMOSイメージセンサ38で得られる画像信号は、A/D変換器39でデジタル化された後、撮影画像処理部40に送られる。
この撮影画像処理部40は、上記CMOSイメージセンサ38を走査駆動して撮影動作を実行させ、撮影により得た画像データをデータファイル化して、後述するCPU41に送出する。
上記各回路の動作すべてをCPU41が制御する。このCPU41は、メインメモリ42及びプログラムメモリ43と直接接続される。メインメモリ42は、例えばSRAMで構成され、CPU41のワークメモリとして機能する。プログラムメモリ43は、電気的書換可能な不揮発性メモリ、例えばフラッシュROMで構成され、CPU41が実行するアプリを含む動作プログラムや各種定型データ等を記憶する。
CPU41は、上記プログラムメモリ43に記憶されている動作プログラムや定型データ等を読出し、メインメモリ42に展開して記憶させた上で当該プログラムを実行することにより、このサイネージ装置10を統括して制御する。
上記CPU41は、操作部44からの操作信号に応じて各種投影動作を実行する。この操作部44は、サイネージ装置10の本体に備える、電源キーを含むいくつかの操作キーのキー操作信号を受付け、受付けた操作に応じた信号を上記CPU41へ送出する。また、上記CPU41は、特典情報処理手段、距離取得手段、特典付与手段としても動作する。
上記CPU41はさらに、上記システムバスBSを介して音処理部45、ブルートゥース(登録商標)コントローラ47、及び無線LANインタフェース(I/F)48と接続される。
音処理部45は、PCM音源等の音源回路を備え、投影動作時に上記コンテンツメモリ31から読出されるコンテンツデータ中の音データをアナログ化し、スピーカ部46を駆動して放音させ、あるいは必要によりビープ音等を発生させる。
また音処理部45は、上記マイクロホン部MCで得られる音声信号をデジタル化し、音声認識(音声分析)処理により話者の属性としての性別等を抽出する。
ブルートゥース(登録商標)コントローラ47は、ブルートゥース(登録商標)アンテナ49を介して近距離に存在する上記スマートフォン20等と無線接続し、データの送受を行なう一方で、ブルートゥース(登録商標)ビーコンの信号を発信し、それに対応したスマートフォン20等から外部端末情報としての受信信号強度情報(以下、単に、受信信号強度と称する)を受信する。
無線LANインタフェース48は、無線LANアンテナ50を介して例えば上記スマートフォン20等と無線接続し、必要なデータの送受を行なう。
続く図4により上記スマートフォン20内の電子回路の機能構成を示すブロック図について説明する。同図で、51がこのスマートフォン20全体の制御動作を司るCPUである。このCPU51に対して、バスラインBLを介して、プログラムメモリ52、ワークメモリ53、画像メモリ54、撮像制御部55、表示制御部56、入力制御部57、通信インタフェース(I/F)58、3軸加速度センサ59、及び外部デバイスインタフェース(I/F)60と接続される。
プログラムメモリ52は、不揮発性メモリで構成され、上記CPU51が動作するためのOS及びアプリケーションプログラム、固定データ等を記憶する。
ワークメモリ53は、例えばDRAMで構成され、上記CPU51のメインメモリとして機能する。
画像メモリ54は、複数の画像データ等を格納している。
上記撮像制御部55は、レンズ光学系と例えばCMOSイメージセンサ等の固体撮像素子とで構成される撮像部61での撮影動作を制御し、撮影により得られる画像信号をデジタル化、及びデータ圧縮を伴うデータファイル化した上で上記画像メモリ54に記憶させる。
上記表示制御部56は、表示する画像データを保持するためのVRAM56Aを備え、上記ディスプレイ/タッチパネル20Aを構成するディスプレイ部62を駆動して画像等を表示させる。ディスプレイ部62は、バックライト付きのカラー液晶パネルとその駆動回路とで構成される。
このディスプレイ部62に対して、透明電極膜を用いたタッチパネル部63が一体に構成され、上記ディスプレイ/タッチパネル20Aを構成する。上記入力制御部57は、タッチパネル部63がユーザのタッチ操作に応じて出力する、時系列の座標信号をデジタル化して操作信号として上記CPU51へ送出する。
上記通信インタフェース58は、アンテナ64,65,66を用いて、第4世代携帯電話システム、IEEE802.11a/b/g/n規格の無線LAN、及びIEEE802.15.1規格のブルートゥース(登録商標)の各技術に基づいた、それぞれ図示しないネットワークとの間での無線通信を行なう。
上記3軸加速度センサ59は、3次元空間中でのスマートフォン20の装置筐体の姿勢を加速度情報として検出する。
上記外部デバイスインタフェース60は、マイクロUSB端子67及びメモリカードスロット68を介して、例えば外付けハードディスク装置やUSBメモリ、メモリカードを接続または装着可能とする。
次に本実施形態の動作について説明する。
なお以下に説明する動作において、スマートフォン20には予めサイネージクジのアプリがインストールされているものとする。当該アプリは、Bluetooth(登録商標) LE規格のPXP(the ProXimity Profile)と呼称される、対象のものが近くにあるかどうかを調べるためのプロファイル(アプリ上でどのように動くかを定めた仕様)を用いるものとする。
図5は、この店舗SHの利用者が所持する上記スマートフォン20での処理内容を示すフローチャートである。その処理当初にCPU51は、通信インタフェース58を介して電波ビーコンBCからのビーコン情報の受信があり、且つ予め定めた閾値を超える受信信号強度があるか否かにより、いずれかの電波ビーコンBCの通信エリア内にいるか否かを判断する(ステップS101)。
ここでビーコン情報の受信がないか、あったとしても閾値を超える受信信号強度がない場合、電波ビーコンBCの通信エリアから外れていると判断して(ステップS101のNo)、CPU51は上記ステップS101の処理を再度実行する。
こうしてステップS101を繰返し実行することで、CPU51は電波ビーコンBCの通信エリアに入ることを待機する。
ステップS101において、いずれかの電波ビーコンBCからビーコン情報の受信があり、且つ予め定めた閾値を超える受信信号強度があって、電波ビーコンBCの通信エリア内にいると判断した場合(ステップS101のYes)、CPU51は予めインストールされているサイネージクジのアプリを起動した上で(ステップS102)、そのアプリに従って、受信したビーコン情報中に含まれるビーコンの識別情報により、その受信エリアがその日初めて入った受信エリアであるか否かを判断する(ステップS103)。
ここでその日に受信したビーコンの識別情報と重複し、その受信エリアがその日初めて入った受信エリアではないと判断した場合(ステップS103のNo)、CPU51は他の電波ビーコンBCの受信エリアに入ることを待機するべく、上記ステップS101からの処理に戻る。
また上記ステップS103において、その日に受信したビーコンの識別情報と重複せず、その受信エリアがその日初めて入った受信エリアであると判断した場合(ステップS103のYes)、CPU51は次にそのビーコン情報から当該ビーコンはサイネージ装置10であるか否かを判断する(ステップS104)。
ビーコンがサイネージ装置10ではなかったと判断した場合(ステップS104のNo)、CPU51はクジ挑戦券(特典情報)をあらたに獲得したことを、既に獲得しているクジ挑戦券を加えた更新値と共にディスプレイ/タッチパネル20Aで表示してユーザに報知する(ステップS105)。
図7は、このときスマートフォン20のディスプレイ/タッチパネル20Aで表示される、クジ挑戦券獲得時の表示内容を例示する図である。同図では、それまでに2枚のクジ挑戦券を獲得しており、あらたに3枚目を獲得した状態を示す。
本実施形態では、挑戦券3枚でサイネージ装置10によるサイネージクジが1回実施できるものとして、ディスプレイ/タッチパネル20Aの下部でその旨を併せて表示している。
上記のようなクジ挑戦券の獲得に伴う報知処理を実行した後、CPU51はサイネージクジのアプリを一旦閉じた上で(ステップS106)、次のビーコン情報の受信に備えて上記ステップS101からの処理に戻る。
また上記ステップS104において、ビーコンがサイネージ装置10であると判断した場合(ステップS104のYes)、CPU51はサイネージ装置10側と通信インタフェース58を介して無線LANにより通信し、直前の上記ステップS101においてBluetooth(登録商標) LE規格でビーコン情報を受信した際の受信信号強度をサイネージ装置10側へ送信する(ステップS107)。
その後、CPU51は続けてその時点で獲得しているクジ挑戦券の枚数をサイネージ装置10側に送信する(ステップS108)。
その後、CPU51はサイネージクジのクジ引きを行なうか否かを判断する(ステップS109)。
ここでCPU51はサイネージ装置10との間のデータの送受により、獲得していたクジ挑戦券の枚数がクジを実行するに足る最小枚数、例えば「3」に達しているか否かにより、少なくともクジ挑戦券の枚数がクジを実行するに足る最小枚数あれば無条件でクジを実行するものとして実行の有無を判断するものとしても良い。
一方でCPU51は、少なくともクジ挑戦券の枚数がクジを実行するに足る最小枚数ある場合であっても、ディスプレイ/タッチパネル20Aにおいて当該サイネージ装置10でサイネージクジを実行するか否かの選択を促す操作を表示し、その表示に対応して操作された内容により、ユーザの意向を反映した上でクジ引きの実行の有無を判断し、その判断結果を外部端末情報としてもよい。
上記ステップS109において、サイネージクジのクジ引きを行なうと判断した場合(ステップS109のYes)、CPU51はクジ引きを行なう分だけクジ挑戦券の枚数をマイナス設定する(ステップS110)。
その後、CPU51はサイネージ装置10側からクジ引きの結果として与えられるクーポン券等の情報を受信し、必要により当該アプリに関連する情報としてプログラムメモリ52に記憶させる(ステップS111)。
また上記ステップS109において、サイネージクジのクジ引きを行なわないと判断した場合(ステップS109のNo)、CPU51は当然ながら上記ステップS110,S111の処理を行なわない。
その後、上記ステップS110,S111の処理の実行の有無に拘わらず、CPU51はサイネージクジのアプリを一旦閉じた上で(ステップS112)、次のビーコン情報の受信に備えて上記ステップS101からの処理に戻る。
次に上記サイネージ装置10,10側で実施されるサイネージクジのクジ引きに係る処理内容について説明する。
図6は、サイネージ装置10のCPU41が実行する処理内容を示すフローチャートである。同図において、まずCPU41はビーコン情報の発信を開始する(ステップM101)。
その後、CPU41は最寄りに存在する筈のスマートフォン20から無線LANインタフェース48を介して受信信号強度とクジ挑戦券の枚数を示す情報が送られてくるのを受け付けた上で(ステップM102)、それらの情報を受信することができたか否か判断する(ステップM103)。
ここで受信信号強度とクジ挑戦券の枚数を示す情報を受信することができなかったと判断した場合(ステップM103のNo)、CPU41は再び上記ステップM102からの処理に戻る。
こうしてステップM102,M103の処理を繰返し実行することにより、CPU41は当該サイネージ装置10にスマートフォン20が近接して、受信信号強度とクジ挑戦券の枚数を示す情報を受信するのを待機する。
ステップM103において、受信信号強度とクジ挑戦券の枚数を示す情報を受信することができたと判断した時点で(ステップM103のYes)、スマートフォン20を所持する利用者が近接したことになるので、CPU41は受信したクジ挑戦券の数が、クジ引きを実行する最低数、例えば「3」以上であるか否かを判断する(ステップM104)。
ここで受信したクジ挑戦券の数がクジ引きを実行する最低数に満たないと判断した場合(ステップM104のNo)、CPU41は当該スマートフォン20に対するサイネージクジのクジ引きを行なうことができないものとして、再び上記ステップM102からの処理に戻る。
この際、サイネージボードSBにおいては、コンテンツメモリ31に記憶していた画像データにより、クジ挑戦券の数がクジ引きを行なうのに足りず、さらに店舗SH内の電波ビーコンBCを探すよう促す旨を示すガイドメッセージを投影するものとしても良い。
また、このサイネージ装置10においてクジ引きを行なうか否かをスマートフォン20側とのデータの送受により確認をとり、スマートフォン20側からクジ引きを行なわないとの応答があった場合には、クジ挑戦券の枚数に拘わらず、当該スマートフォン20との通信を終了して、上記ステップM102からの処理に戻るものとしても良い。
上記ステップM104において、受信したクジ挑戦券の数がクジ引きを実行する最低数以上であると判断した場合(ステップM104のYes)、距離取得手段としてのCPU41は次に受信した受信信号強度から、スマートフォン20までの距離を算出する(ステップM105)。
この距離の算出に関しては、Bluetooth(登録商標)電波の送受信状況により、必ずしもサイネージ装置10とスマートフォン20の間の実距離ではなく、類推される距離として算出される。
CPU41は、算出した距離が予め設定された閾値としての距離値より近いか否かにより、スマートフォン20の利用者に有利なクジ引きを行なうか否かを判断する(ステップM106)。
ここで算出した距離が予め設定された閾値としての距離値より近く、スマートフォン20の利用者に有利なクジ引きを行なうと判断した場合(ステップM106のYes)、CPU41はデフォルトの景品内容から変更、具体的にはグレードアップを行なうと共に(ステップM107)、デフォルトの当選確率に比してスマートフォン20を所持する利用者が有利となるように当選確率を変更設定する(ステップM108)。
また上記ステップM106において、算出した距離が予め設定された閾値としての距離値以上であると判断した場合(ステップM106のYes)、CPU41は上記ステップM107,M108の処理は実行せず、デフォルトの景品内容、当選確率を維持する。
その後に特典情報処理手段としてのCPU41は、その時点で設定されている景品内容、当選確率に基づいてコンテンツメモリ31から必要な画像データを読出して適宜加工し、上記投影画像駆動部32、マイクロミラー素子33、光源部34を駆動して投影レンズ部36より画像を出射することにより、サイネージボードSBで投影する画像で視覚化したクジ引きを実行する(ステップM109)。
この場合、例えば上述したようにクジ挑戦券3枚で1回クジ引きが行なえるとした場合、スマートフォン20から受信したクジ挑戦券の枚数を3で除算して得られる商の整数部が、クジ引きを連続して実行する回数となるので、当該回数分だけクジ引き動作を実行する。
特典付与手段としてのCPU41はサイネージボードSBでこのクジ引きの結果を投影すると共に、ブルートゥース(登録商標)コントローラ47または無線LANインタフェース48を介してスマートフォン20側にクジ引きの結果に基づいたクーポン等の情報を送信する(ステップM110)。
以上で一連のサイネージクジのクジ引きに関する処理を終えたものとして、スマートフォン20との通信を終了して接続を断った上で(ステップM111)、再び次の利用者の到来に備えて上記ステップM102からの処理に戻る。
以上詳述した如く本実施形態によれば、店舗SHの利用者に施設内をなるべく広い範囲にわたって楽しんでもらうことが可能となるため、外部端末の利用者が店舗等の施設内を広い範囲にわたって行動する。
なお上記実施形態では、サイネージ装置10とスマートフォン20との距離に応じて、サイネージ装置10で実行するクジ引きの条件を可変設定するようにしたので、スマートフォン20を所持している利用者の行ないによってもクジ引きの要素が変化する、よりバリエーションに富んだクジ引きが実現できるため、外部端末の利用者が店舗等の施設内を広い範囲にわたって行動する。
この点で、上記実施形態では、スマートフォン20が得た受信信号強度をサイネージ装置10で受信して、その情報からサイネージ装置10とスマートフォン20間の距離を算出するものとしたので、特に低消費電力で受信信号強度が微弱である通信方法であることを有効に利用して距離を算出することができる。
また上記実施形態とは別に、サイネージ装置10の撮像部IMでサイネージ装置10の正面に位置する人物を自動合焦機能を用いて撮影し、撮影時の撮影レンズ部37中のフォーカスレンズの駆動位置から、人物までの距離を算出するようにしても良い。
またサイネージ装置10において、クジ引きの実行の有無をスマートフォン20側から受付けるようにすることで、スマートフォン20を所持する利用者の意図を尊重して、好きなタイミングでクジ引きを楽しんでもらうことができるため、外部端末の利用者が店舗等の施設内を広い範囲にわたって行動する機会を与えることができる。
なお上記実施形態では、一台のスマートフォン20が個々の電波ビーコンBCからクジ挑戦券を取得するのは一日に1回のみと限定したように場所の重複を禁止した上で、取得したクジの有効期限を例えばその日だけというように設定することで、条件を限定して、利用者にその都度施設内を広い範囲にわたって行動する機会を与えることができる。
なお上記実施形態では、サイネージ装置10のCPU41が受信信号強度に基づいて、サイネージ装置10からスマートフォン20までの距離を算出している場合について説明したが、これに限られず、例えば、スマートフォン20のCPU51が受信信号強度に基づいて、スマートフォン20からサイネージ装置10までの距離を算出してもよい。
なお上記実施形態は、店舗等の施設に設置されたサイネージ装置10をスマートフォン20と無線接続したシステムに適用した場合について説明したが、本発明はサーバ機とクライアント機、あるいはマスタ機とスレーブ機となるそれぞれの装置やそれら装置からなるシステムを限定するものではなく、事前にインストールしたアプリケーションプログラムを無線接続した状態で実行することが可能なコンピュータを内蔵した装置であれば他にも同様に適用可能である。
なお上記実施形態では、サイネージ装置10とスマートフォンで実行されるクジ引きの例について説明したが、本発明における実施形態はクジ引きに限定されるものではなく、買い物の際に利用できるポイントを付与してもよいし、クーポン券を利用者に与えてもよい。例えば、各ビーコンBCからのビーコン情報を利用者の所持するスマートフォンのアプリ内に蓄積し、サイネージ装置10と無線接続することによって、蓄積されていたビーコン情報の数に応じた買い物の際に利用できるポイントを利用者のスマートフォンに与えてもよい。買い物の際に利用できるポイントを、利用者を特定できるIDなどに対応付けてサーバなどに記憶してもよい。
その他、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上述した実施形態で実行される機能は可能な限り適宜組み合わせて実施しても良い。上述した実施形態には種々の段階が含まれており、開示される複数の構成要件による適宜の組み合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、効果が得られるのであれば、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[請求項1]
外部端末から特典情報と外部端末情報とを受け付ける受付手段と、
上記受付手段で得た上記特典情報と上記外部端末情報とに基づいて特典情報処理を行なう特典情報処理手段と、
上記特典情報処理手段での特典情報処理結果に応じた特典を付与する特典付与手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
[請求項2]
上記外部端末との距離を取得する距離取得手段をさらに備え、
上記特典情報処理手段は、上記距離取得手段で得た距離の情報に基づいて上記特典情報処理の内容を変更する
ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
[請求項3]
上記距離取得手段は、上記距離を上記外部端末との間の受信信号強度から取得することを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
[請求項4]
上記特典付与手段は、上記特典情報処理結果に応じた特典を上記外部端末に対応付けることを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の情報処理装置。
[請求項5]
上記特典情報処理手段による上記特典情報処理の実行の有無を上記外部端末から受け付ける特典情報処理制御手段をさらに備え、
上記外部端末情報は上記特典情報処理の実行の有無に関する情報を含む
ことを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載の情報処理装置。
[請求項6]
上記受付手段が受け付ける上記特典情報は、場所の重複が禁止され、且つ有効期限が設定された複数の特典情報を蓄積して記憶したものであることを特徴とする請求項1乃至5いずれか記載の情報処理装置。
[請求項7]
外部端末から特典情報と外部端末情報とを受け付ける受付手段と、プロセッサと、を備える情報処理装置が行う特典付与方法であって、
上記プロセッサが、上記受付手段で得た上記特典情報と上記外部端末情報とに基づいて特典情報処理を行なう特典情報処理工程、
上記プロセッサが、上記特典情報処理工程での特典情報処理結果に応じた特典を付与する特典付与工程、
を含むことを特徴とする情報処理方法。
[請求項8]
コンピュータが実行するプログラムであって、上記コンピュータを、
外部端末から特典情報と外部端末情報とを受け付ける受付手段、
上記受付手段で得た上記特典情報と上記外部端末情報とに基づいて特典情報処理を行なう特典情報処理手段、及び
上記特典情報処理手段での特典情報処理結果に応じた特典を付与する特典付与手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
10…サイネージ装置、
11…装置筐体、
20…スマートフォン、
20A…ディスプレイ/タッチパネル、
31…コンテンツメモリ、
32…投影画像駆動部、
33…マイクロミラー素子、
34…光源部、
35…ミラー、
36…投影レンズ部、
37…撮影レンズ部、
38…CMOSイメージセンサ、
39…A/D変換器、
40…撮影画像処理部、
41…CPU、
42…メインメモリ、
43…プログラムメモリ、
44…操作部、
45…音処理部、
46…スピーカ部、
47…ブルートゥース(登録商標)コントローラ、
48…無線LANインタフェース(I/F)、
49…ブルートゥース(登録商標)アンテナ、
50…無線LANアンテナ、
51…CPU、
52…プログラムメモリ、
53…ワークメモリ、
54…画像メモリ、
55…撮像制御部、
56…表示制御部、
56A…VRAM、
57…入力制御部、
58…通信インタフェース(I/F)、
59…3軸加速度センサ、
60…外部デバイスインタフェース(I/F)、
61…撮像部、
62…ディスプレイ部、
63…タッチパネル部、
64〜66…アンテナ、
67…マイクロUSB端子、
68…メモリカードスロット、
BC…電波ビーコン、
BL…バスライン、
BS…システムバス、
ET…店舗入口、
EX…店舗出口、
IM…撮像部、
MC…マイクロホン部、
SB…サイネージボード。

Claims (8)

  1. 外部端末から特典情報と外部端末情報とを受け付ける受付手段と、
    上記受付手段で得た上記特典情報と上記外部端末情報とに基づいて特典情報処理を行なう特典情報処理手段と、
    上記特典情報処理手段での特典情報処理結果に応じた特典を付与する特典付与手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 上記外部端末との距離を取得する距離取得手段をさらに備え、
    上記特典情報処理手段は、上記距離取得手段で得た距離の情報に基づいて上記特典情報処理の内容を変更する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 上記距離取得手段は、上記距離を上記外部端末との間の受信信号強度から取得することを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  4. 上記特典付与手段は、上記特典情報処理結果に応じた特典を上記外部端末に対応付けることを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の情報処理装置。
  5. 上記特典情報処理手段による上記特典情報処理の実行の有無を上記外部端末から受け付ける特典情報処理制御手段をさらに備え、
    上記外部端末情報は上記特典情報処理の実行の有無に関する情報を含む
    ことを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載の情報処理装置。
  6. 上記受付手段が受け付ける上記特典情報は、場所の重複が禁止され、且つ有効期限が設定された複数の特典情報を蓄積して記憶したものであることを特徴とする請求項1乃至5いずれか記載の情報処理装置。
  7. 外部端末から特典情報と外部端末情報とを受け付ける受付手段と、プロセッサと、を備える情報処理装置が行う特典付与方法であって、
    上記プロセッサが、上記受付手段で得た上記特典情報と上記外部端末情報とに基づいて特典情報処理を行なう特典情報処理工程、
    上記プロセッサが、上記特典情報処理工程での特典情報処理結果に応じた特典を付与する特典付与工程、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  8. コンピュータが実行するプログラムであって、上記コンピュータを、
    外部端末から特典情報と外部端末情報とを受け付ける受付手段、
    上記受付手段で得た上記特典情報と上記外部端末情報とに基づいて特典情報処理を行なう特典情報処理手段、及び
    上記特典情報処理手段での特典情報処理結果に応じた特典を付与する特典付与手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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