JP2015117702A - 潤滑剤ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】上側の領域における構成スペース要求が減じられた潤滑剤ポンプを提供する。【解決手段】潤滑剤ポンプ100が、ケーシング102を備えており、該ケーシング102が、潤滑剤のための蓄え容器108と、ポンプユニットを取り囲むポンプケーシング区分104,106とを有しており、蓄え容器108が、潤滑剤注入開口112と、ポンプユニットに接続された潤滑剤流出箇所とを有しており、潤滑剤注入開口112を覆うための蓋114が、蓄え容器108の正面に回動可能に支承されて配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は、潤滑剤ポンプであって、該潤滑剤ポンプが、ケーシングを備えており、該ケーシングが、潤滑剤のための蓄え容器と、ポンプユニット、特にピストンポンプ装置を取り囲むポンプケーシング区分とを有しており、ポンプユニットが、潤滑剤を蓄え容器から、ケーシングに配置された潤滑剤出口に圧送するように設計されており、蓄え容器が、潤滑剤注入開口と、ポンプユニットに接続された潤滑剤流出箇所とを有しており、潤滑剤注入開口が、蓄え容器の上面に配置されていて、蓋によって覆われている潤滑剤ポンプに関する。
さらに、本発明は、潤滑剤ポンプであって、該潤滑剤ポンプが、ケーシングを備えており、該ケーシングが、潤滑剤のための蓄え容器と、ポンプユニット、特にピストンポンプ装置を取り囲むポンプケーシング区分とを有しており、ポンプユニットが、潤滑剤を蓄え容器から、ケーシングに配置された潤滑剤出口に圧送するように設計されており、さらに、潤滑剤充填レベルセンサが設けられている潤滑剤ポンプに関する。
先行技術に基づき公知の潤滑剤ポンプは、通常、ケーシング内に、潤滑剤を収容するための蓄え容器と、この蓄え容器に配置されたピストンポンプとが形成されているように構成されている。このピストンポンプは、潤滑剤を蓄え容器の下側の領域から吸い込み、消費器に圧送する。通常、蓄え容器の上面には、注入管片が設けられており、この注入管片を介して、潤滑剤を蓄え容器内に供給することができる。注入管片は、通常、蓄え容器の上面に配置された蓋によって閉鎖されている。この蓋は、通常、ヒンジまたは別の取付け装置を介して回動可能に取り付けられている。
さらに、蓄え容器の底領域には、蓄え容器内の充填量を測定する充填レベルセンサが配置されている。この充填レベルセンサは、正確な数値を提供することができるように、可能な限り鉛直に配置されていなければならない。このためには、通常、手間のかかる位置調整およびねじ締結が必要となる。
したがって、公知の潤滑剤ポンプでは、1つには、上方に取り付けられた蓋に基づき、潤滑剤を注入するための上側の領域におけるスペース要求が極めて大きくなってしまうことが不利である。これに対して、蓋がヒンジによって取り付けられておらず、単に螺合エレメントとして設けられている場合には、蓋を容易に紛失してしまう危険がある。さらに、潤滑剤が完全に注入管片内に収容されず、その後、潤滑剤ポンプを取り囲む領域を汚染しまうことが頻繁に起こる。さらに、充填レベルセンサが手間をかけて位置調整され、固定されなければならないことが不利である。このことは、極度に時間を要しかつ組付けを複雑にしてしまう。
したがって、本発明の課題は、上側の領域における構成スペース要求が減じられた潤滑剤ポンプを提供することである。さらに、本発明の課題は、充填レベルセンサに対する固定状況を改善することである。
この課題を解決するために、本発明に係る潤滑剤ポンプでは、潤滑剤注入開口を覆うための蓋が、蓄え容器の正面に回動可能に支承されて配置されている。
本発明に係る潤滑剤ポンプの好ましい態様では、蓋が、フロントエレメントと、該フロントエレメントに折り曲げられて配置されたカバーエレメントとを有しており、該カバーエレメントが、潤滑剤注入開口を覆うように形成されている。
本発明に係る潤滑剤ポンプの好ましい態様では、蓋が、約180゜の回動角を可能にするヒンジを介して回動可能に取り付けられている。
本発明に係る潤滑剤ポンプの好ましい態様では、折り曲げられて配置されたカバーエレメントが、さらに、液滴捕集シェルとして形成されている。
本発明に係る潤滑剤ポンプの好ましい態様では、ポンプケーシング区分が、蓄え容器の下側に配置されており、好ましくは、ポンプユニットが、ピストンポンプ装置として形成されており、該ピストンポンプ装置のピストンポンプ運動が、ほぼ水平方向に行われるようになっている。
本発明に係る潤滑剤ポンプの好ましい態様では、ポンプユニットが、さらに、弁アッセンブリを有している。
さらに、前述した課題を解決するために、本発明に係る別の潤滑剤ポンプでは、潤滑剤充填レベルセンサが、保持エレメントによってポンプユニットに固定されていて、固定箇所から蓄え容器内に突入している。
本発明に係る別の潤滑剤ポンプの好ましい態様では、保持エレメントが、潤滑剤充填レベルセンサに対する、ほぼ鉛直方向に向けられた第1の当付け面と、ほぼ鉛直方向に向けられた第2の当付け面とを有しており、第1の当付け面と第2の当付け面とが、互いに水平方向でほぼ直交して配置されている。
本発明に係る別の潤滑剤ポンプの好ましい態様では、保持エレメントが、さらに、ポンプユニットおよび/または弁アッセンブリをポンプケーシング区分内に保持するように設計されている。
本発明に係る別の潤滑剤ポンプの好ましい態様では、保持エレメントが、さらに、固定手段を取り付けるための開口を有しており、固定手段が、保持エレメントと同時にポンプユニットおよび/または弁ユニットをポンプケーシング区分内に固定するように設計されており、開口が、好ましくは、ねじとして形成された固定手段を取り付けるための雌ねじ山を有している。
本発明によれば、潤滑剤ポンプが、ケーシングを有しており、このケーシングが、潤滑剤のための蓄え容器と、ポンプユニット、特にピストンポンプユニットを取り囲むポンプケーシング区分とを有している。蓄え容器には、潤滑剤注入箇所と、ポンプユニットに接続された潤滑剤流出箇所とが設けられており、潤滑剤注入箇所が、蓄え容器の上面に配置されていて、蓋によって覆われている。有利には、潤滑剤ポンプの上側に可能な限り少ない構成スペースを要求するために、本発明は、潤滑剤注入箇所を覆うための蓋を蓄え容器の正面に回動可能に支承して配置するという思想に基づいている。蓋は、従来のように蓄え容器の上面に回動可能に支承されておらず、蓄え容器の正面に回動可能に支承されているので、上側の領域における構成スペース要求を減じることができる。
好ましくは、蓋が、フロントエレメントと、このフロントエレメントに折り曲げられて配置されたカバーエレメントとを有しており、このカバーエレメントが、潤滑剤流入箇所を覆うように形成されている。この態様では、有利には、蓋が上方に旋回するのではなく、下方に旋回するので、上側の領域に構成スペースは必要なくなる。
このためには、蓋が、好ましくは90゜よりも大きな回動角、特に約180゜の回動角を可能にするヒンジによって回動可能に取り付けられていると好適である。これによって、蓋を完全に下方に旋回させることができるので、蓋のフロントエレメントが蓄え容器の正面に位置することになるのに対して、フロントエレメントに折り曲げられて配置されたカバーエレメントは、潤滑剤ポンプから離れる方向で前方に突出する。これによって、カバーエレメントが、さらに、注入すべき潤滑剤に対する液滴捕集シェルとして働くことができる。さらに、折り曲げられて配置されたカバーエレメントは、液滴捕集シェルとして形成された別のエレメントを有していてよい。この別のエレメントには、たとえば、折り曲げられて配置されたエレメントからの潤滑剤の流下を阻止する縁エレメントが含まれる。
別の有利な態様によれば、ポンプケーシング区分が、蓄え容器の下側に配置されており、好ましくは、ポンプユニットが、ピストンポンプとして形成されており、このピストンポンプのピストンポンプ運動が、ほぼ水平方向に行われるようになっている。先行技術に基づき、蓄え容器の下方に、好ましくは鉛直に配置されたピストンポンプが公知である。これによって、やはり、鉛直軸方向に必要となる構成スペースが増加してしまう。このことは、横置きのポンプユニットの本発明による配置によって阻止される。
ポンプユニットは、さらに、弁アッセンブリを有していてよい。この弁アッセンブリは、好ましくはポンプの側方に並べて配置することができ、これによって、ここでも、鉛直な構成スペース要求が減じられる。
本発明の別の態様は、潤滑剤のための蓄え容器と、ポンプユニット、特にピストンポンプユニットを取り囲むポンプケーシング区分とを有するケーシングを備えた潤滑剤ポンプに関する。この態様では、さらに、潤滑剤充填レベルセンサが設けられており、この潤滑剤充填レベルセンサが、好ましくは、保持エレメントによってポンプユニットに固定されていて、そこから、つまり、固定箇所から蓄え容器内に突入している。通常、潤滑剤充填レベルセンサは、複数のねじと固定エレメントとを介して蓄え容器内で垂直方向に向けられなければならなかった。このことは、極めて手間を要してしまい、組付けを困難なものにしていた。本発明による保持エレメントに基づき、潤滑剤充填レベルセンサをポンプユニットもしくは弁ユニットに簡単に固定することができ、垂直方向に向けることができる。
このために、好ましくは、保持エレメントが、潤滑剤充填レベルセンサに対する、ほぼ鉛直方向に向けられた第1の当付け面と、ほぼ鉛直方向に向けられた第2の当付け面とを有しており、第1の当付け面と第2の当付け面とが、互いに水平方向でほぼ直交して配置されている。潤滑剤充填レベルセンサが保持エレメントの両当付け面に位置決めされていると、充填レベルセンサがほぼ垂直であることを確保することができる。これによって、もはや、水準器と、位置調整すべき種々異なる固定エレメントとを用いた充填レベルセンサの厄介な位置決めが不要となる。
好ましくは、保持エレメントが、さらに、ポンプユニットおよび/またはポンプアッセンブリに配置された弁アッセンブリをポンプケーシングユニット内に固定するように設計されていてよい。これによって、組み込むべきエレメントの個数を減らすことができるので、組付けがより簡単に進捗する。
別の有利な態様によれば、保持部材が、固定手段を取り付けるための少なくとも1つの開口を有しており、固定手段が、好ましくは、保持部材と同時にポンプユニットおよび/または弁ユニットをポンプケーシングユニット内に固定するように設計されている。この態様では、開口が、好ましくは、ねじとして形成された固定手段を取り付けるための雌ねじ山を備えていてよい。固定手段は、同時に、弁アッセンブリに設けられた別のエレメント、たとえばカバーエレメントを固定手段によって位置固定することができるという利点を有している。ポンプユニットと、保持部材と、充填レベルセンサとを固定するためには、ただ1つのねじもしくは固定手段しか必要とならないので、組み付けるべきエレメントの個数を減らすことができる。これによっても、やはり、組付けが簡単になる。
さらに、本発明による保持エレメントによって、充填レベルセンサのための特別ケーシングを省略することができる。充填レベルセンサは、ポンプケーシングの底領域から手を近づけることができる固定手段と、本発明による保持エレメントとに基づき、蓄え容器と一体に形成された充填レベルセンサケーシング内に直接収容することができ、位置決めすることができ、そして、固定することができる。
さらに、本発明による保持エレメントを、第1の脚部と、この第1の脚部に対してほぼ直角に方向設定された第2の脚部とを備えた折曲げエレメント、特に金属薄板折曲げエレメントとして形成すると好適である。この態様では、特に第1の脚部を、ポンプケーシング底区分の側壁に接触するように設計することができるのに対して、第2の脚部は、好ましくは、充填レベルセンサに対する第1の当付け面と第2の当付け面とを有するように形成されている。
更なる利点および有利な態様は、明細書、図面および特許請求の範囲に定義してある。
本発明に係る潤滑剤ポンプの概略的な分解図である。 図1に示したピストンポンプ装置のA−A切断線に沿った概略的な断面図である。 図1に示したピストンポンプ装置のB−B切断線に沿った断面図である。 図1に示したピストンポンプ装置のC−C切断線に沿った、ケーシングを含む断面図である。 ポンプケーシング底区分の概略的な平面図である。 組み立てられた本発明に係る潤滑剤ポンプの概略的な側面図である。 本発明による保持エレメントの平面図である。 本発明による保持エレメントの側面図である。
以下に、本発明を実施するための形態を図面につき詳しく説明する。
以下では、同じエレメントまたは機能的に同じ作用を有するエレメントに同一の符号が付してある。
図1には、本発明に係る潤滑剤ポンプ100の概略的な分解図が示してある。この潤滑剤ポンプ100は、複数の部分、特にポンプケーシング底区分104と、ポンプケーシング蓋区分106と、蓄え容器108と、蓄え容器蓋110とから形成されたケーシング102を備えている。さらに、図1に認めることができるように、ポンプケーシング底区分104内には、ピストンポンプ装置1が配置されている。このピストンポンプ装置1については、あとでより詳細に説明する。図1に認めることができるように、ピストンポンプ装置1それ自体は外側ケーシング2内に収容されており、ピストンポンプ装置1に並んで弁アッセンブリ4が配置されている。圧送媒体、特に潤滑剤を蓄え容器108からピストンポンプ装置1内にもたらすためには、さらに、圧送媒体流入管片6が設けられている。この圧送媒体流入管片6は蓄え容器108に接続可能である。圧送媒体流入管片6を介して、あとでより詳細に説明するように、圧送媒体がピストンポンプ装置1の圧送室内に吸い込まれる。
蓄え容器108は、圧送媒体、特に潤滑剤を収容するために働く。蓄え容器108には、蓄え容器蓋110の上面に形成された注入開口112を介して圧送媒体/潤滑剤が充填される。注入開口112は蓋エレメント114によって覆われている。この蓋エレメント114は、ヒンジ116で蓄え容器108の正面に配置されている。この蓄え容器108の正面への蓋エレメント114の本発明による取付けによって、その結果として得られる開放運動機構に基づき、蓄え容器108の上側に必要となる構成スペースを減じることが可能となる。
このことは、特に図6に示した、組み立てられた潤滑剤ポンプ100の側面図からも明らかとなる。図6に認めることができるように、蓋エレメント114は、フロントエレメント118と、このフロントエレメント118に対して折り曲げられて配置されたカバーエレメント120とを有している。閉じられた位置では、フロントエレメント118が蓄え容器108の正面に接触しており、カバーエレメント120が潤滑剤注入開口112を覆っている。
これに対して、蓋エレメント114が開放されている場合には、確かに、フロントエレメント118が引き続き蓄え容器108の正面に接しているものの、カバーエレメント120は蓄え容器108の正面を越えて、好ましくはほぼ水平方向に張り出しており、これによって、本発明により、液滴捕集エレメントを形成している。これによって、誤ってこぼれる潤滑剤を捕集することができる。
潤滑剤ポンプ100の正面を越える蓋エレメント114の開放運動機構に基づき、同時に、上方への旋回範囲122の構成スペース要求が減じられている。
以下に、特にピストンポンプ装置1について説明する。図2および図3には、ピストンポンプ装置1だけが示してあり、図4および図5には、ポンプケーシング底区分104内のピストンポンプ装置1が示してある。
図2には、A−A線に沿った断面図が示してあるのに対して、図3には、B−B線に沿った断面図がポンプケーシング底区分104なしで示してある。
図2に示した断面図に認めることができるように、ピストンポンプ装置1は、外側ケーシング2内に収容された内側ケーシング3を有している。この内側ケーシング3はシール部材30によって外側ケーシング2に対して密封されている。さらに、内側ケーシング3内には、ピストン8が配置されている。このピストン8は、作業ピストン8aと圧送ピストン8bとを備えた二重ピストンとして形成されている。作業ピストン8aが、内側ケーシング3の第1のケーシング部分10に密に接触しているのに対して、圧送ピストン8bは、内側ケーシング3の第2のケーシング部分12内に収容されている。このためには、作業ピストン8aがその半径方向外側の縁部にシールエレメント14を有している。このシールエレメント14は、作業ピストン8aを第1のケーシング部分10に密に接触させ、これによって、作業ピストン8aと、第1のケーシング部分10と、外側ケーシング2との間に、作業媒体のための作業室16が提供されている。図2に示したように、この作業室16は、ピストン8の左右に延在しているだけでなく、中空のピストンロッド20による二重ピストン8のほぼポット状の本発明による成形に基づき、ピストンロッド20の中空室内にも延在している。これによって、作業媒体の圧力を圧送ピストン8bに直接伝達することもできるので、二重ピストン8に対する圧力分配が改善されている。
さらに、二重ピストン8は、本発明によれば、作業ピストン8aの領域に折返し部22を有している。この折返し部22は、二重ピストン8の安定性を高めるために役立ち、作業ピストン8aに対する作業媒体のための作用面を増加させる。これによって、作業ピストン8aに加えられる圧力荷重を減らすことができる。さらに、二重ピストン8は、すでに上述したように、ほぼポット状に形成されていて、ポット壁部として形成されたピストンロッド20と、ポット底部として形成された圧送ピストン8bと、ポット縁部として形成された作業ピストン8aとを備えている。この場合、作業ピストン8aのポット縁部が、好ましくは、上述した折返し部22を備えて形成されている。さらに、ポット内部にも、すなわち、中空のピストンロッド20内にも、すでに上述したように、作業媒体の作業圧が形成されるので、作業媒体の圧力を圧送ピストン8bに直接作用させることができる。さらに、本発明による折返し部22によって、ピストンポンプ装置1が、特にコンパクトな構成を有していることが可能となる。なぜならば、折返し部22内に第2のケーシング部分12が少なくとも部分的に収容可能となるからである。
折返し部22を有するかもしくは折返し部22の結果として得られる中空のピストンロッド20を備えたポット形状を有する二重ピストン8の本発明による構成に基づき、中実で重い鋼製二重ピストンを省略することができる。二重ピストン8に用いられる材料として、鋼が引き続き使用される場合でさえ、それにもかかわらず、ピストンロッド20の中空の構成によって、大幅な重量削減が可能となる。別種の材料、たとえば軽量であるものの軟質の金属またはプラスチックさえ使用する可能性も同時に見いだされる。
さらに、図2に認めることができるように、外側ケーシング2と第1のケーシング区分10との間には、作業室16と協働する環状室18が残されている。本発明によるこの環状室18を介して、第1のケーシング部分10に少なくとも作業室16の領域で全ての側から圧力が加えられ、これによって、第1のケーシング部分10の安定性が強化される。
本発明によるこの構成によって、二重ピストン8および/または第1のケーシング部分10および/または第2のケーシング部分12を、耐圧性が鋼よりも少ない材料から製造することが可能となる。特にプラスチックからの製造が可能となる。
外側ケーシング2を、ガラス繊維強化されたプラスチックから形成するのに対して、第1のケーシング部分10および/または第2のケーシング部分12を、強化されていないプラスチック、たとえばポリアミド、ポリオキシメチレン、ポリプロピレンまたはこれに類するプラスチックから製造することができると特に好適である。両プラスチックは、次のような利点、つまり、強化されていないプラスチックから製造される壁は、極めて平滑に、ひいては、作業ピストン8aのシール部材14および圧送ピストン8bのシール部材44に対して最適に形成することができるのに対して、ガラス繊維強化された外側ケーシング2は、確かに、平滑な壁を有していないが、しかしながら、特に大きな圧力に耐えることができるという利点を有している。第1のケーシング部分10の、強化されていないプラスチックの安定性の不足は、本発明による環状室18を介して補償することができる。これに対して、第2のケーシング部分12は安定化スリーブ32によって取り囲まれていてよい。この安定化スリーブ32は、たとえば肉薄の金属または金属薄板から製造することができるものの、外側ケーシング2と同様に、ガラス繊維強化されたプラスチックを使用することも可能である。通常、第1のケーシング部分10と第2のケーシング部分12とは、同じ材料から製造されている。なぜならば、内側ケーシング3が、一体形の構成部材として形成されているからである。それにもかかわらず、第1のケーシング部分10と第2のケーシング部分12とを互いに別個の構成部分として形成することも可能である。
さらに、図2に示したように、作業ピストン8aの、作業室16と反対の側には、戻しばね26が配置された空気室もしくはばね室24が残されている。このばね室24は、周辺に対して空気抜きされており、これによって、ばね室24と周辺とに、主として、等しい圧力が形成されている。これによって、ピストン8の送り時に、ばね室24内に、作業室16内の作業媒体の圧力に抗して作用する抵抗圧が形成されないようになっている。空気抜き部の配置形態については、あとで、図3を参照しながら説明する。戻しばね26によって、ピストン8をその下死点から再び上死点に戻すことができる。
作業媒体を環状室18内さらには作業室16内に導入するためには、ピストンポンプ装置1が、さらに、作業媒体出入口28を有している。この作業媒体出入口28は内側ケーシング3に形成されていて、外側ケーシング2と第1のケーシング部分10との間に形成された環状室18に開口している。
さらに、図2に示したように、圧送ピストン8bはその上死点に位置していて、この圧送ピストン8bと第2のケーシング部分12との間に圧送室34を形成している。この圧送室34内には、圧送媒体、特に潤滑剤が蓄え容器108から供給可能である。このためには、圧送媒体が、圧送媒体流入管片6と弁アッセンブリ4とを介して圧送媒体入口36に供給され、そこから圧送室34内に供給される。このためには、弁アッセンブリ4が、好ましくは逆止弁38を有している。この逆止弁38は、特に図3の断面図に示してある。
さらに、図3の断面図には、ばね室24の空気抜き部40に対する可能な配置形態が示してある。この空気抜き部40は、図示の形態では、作業媒体出入口28の直ぐ近くに形成されている。さらに、図3には、圧送媒体出口42が示してある。この圧送媒体出口42については、あとで、さらにより詳細に説明する。
図2に戻って、同図には、さらに、圧送ピストン8bがシール部材44を介して第2のケーシング部分12に密に接触していることが示してある。これによって、下死点から、図2に示した上死点へのピストン8の移動時に、圧送室34内に負圧が形成される。この負圧は、さらに、圧送媒体流入管片6内に配置された逆止弁38と協働し、これによって、この逆止弁38が開放され、圧送媒体入口36を圧送媒体流入管片6ひいては蓄え容器108に流体接続するので、この蓄え容器108から圧送室34内への圧送媒体の流入が可能となる。
これに対して、ピストン8がその上死点から下死点の方向に運動させられると、逆止弁38が閉鎖されるので、圧送媒体は蓄え容器108内に逆流しないようになっている。圧送室34からの圧送媒体の流出のためには、圧送媒体出口42に別の弁アッセンブリ46が設けられている。この弁アッセンブリ46は、好ましくは、圧送室34内に形成された圧送媒体圧に関連して開放され、圧送媒体出口42を開放し、圧送室34からの圧送媒体の流出を可能にする。さらに、弁アッセンブリ46には、圧送室34内に形成された圧力を監視する圧力スイッチ48が配置されていてよい。
ピストンポンプ装置1に対する潤滑剤の流入および流出は、特に図4および図5の参照下で明らかとなる。図4には、図1のC−C線に沿ったピストンポンプ装置1の断面図が示してあるのに対して、図5には、ピストンポンプ装置1なしのポンプケーシング底区分104の平面図が示してある。
図4に認めることができるように、圧送媒体流入管片6は圧送媒体入口36に流体接続されている。図4には、圧送室34内に形成された負圧でのみ開放される逆止弁38は示していない。圧送媒体入口36の側方には、圧送室34を弁アッセンブリ46に接続する圧送媒体出口42が図示してある。弁アッセンブリ46は、圧送室34内に形成される規定の圧力以上で初めて圧送媒体が圧送媒体出口42から流出することができるように調整される。その際、圧力スイッチ48によって圧力が監視される。予め規定された圧力が達成されると、弁アッセンブリ46が開放され、これによって、潤滑剤が、ポンプケーシング底区分104の一部である圧送媒体通路50内に流入することができる。この圧送媒体通路50は、引き続き、ケーシング側の圧送媒体出口52に開口している。この圧送媒体出口52は、たとえば消費器に通じる流入管路に接続可能である。
さらに、図4に示したように、構造に起因して、圧送媒体通路50は、栓体54で閉鎖された第2の開口を有している。栓体54は、固定手段56を介して位置固定される。この固定手段56は、同時に、ピストンポンプ装置1をポンプケーシング底区分104内に固定するために働く。
本発明によるピストンポンプ装置1の別の形態が、図5に示してある。この図5には、ピストンポンプ装置1なしで、ポンプケーシング底区分104の平面図が示してある。図5にも、やはり、圧力スイッチ48を認めることができる。さらに、図5に認めることができるように、圧送媒体通路50は、ケーシング側のただ1つの圧送媒体出口52に向かって分岐されているだけでなく、圧送媒体を通路システム60を介して、ポンプケーシング底区分104の側方もしくは裏側に設けられた2つの別の出口62,64に分配することもできる。さらに、図5に示した平面図に認めることができるように、固定手段56は、ピストンポンプ装置1をポンプケーシング底区分104内に位置固定するために適しているだけでなく、同時に、保持エレメント66も固定している。この保持エレメント66は、さらに、充填レベルセンサ68を垂直な位置に位置固定するように設計されている。このためには、保持エレメント66が、第1の鉛直な縁部70と、この第1の鉛直な縁部70に対してほぼ垂直に配置された第2の鉛直な縁部72とを有している。両縁部70,72は、充填レベルセンサ68に対する支持エレメントとして働く。
保持エレメント66と、この保持エレメント66の固定部と、充填レベルセンサ68の固定部とは、図7に示した複数の図面に詳細に示してある。部分図7aには、当付け縁部70,72と開口76とを備えた本発明による保持エレメント66が示してある。図7aに認めることができるように、両当付け面70,72は、互いにほぼ直交するように方向設定されていて、その鉛直方向に延びる面に基づき、潤滑剤センサ(図示せず)に対する鉛直方向の支持面も形成している。これに対して、図7bには、保持エレメント66の側面図が示してある。1つには、当付け面70,72が、鉛直方向の十分な長さdを有しており、これによって、当付け面70,72を介した鉛直な支持が可能となることを認めることができる。さらに、図7bには、ほぼ90゜の角度を成して互いに方向設定された第1の脚部80と第2の脚部82とに基づき、保持エレメント66がその固有の鉛直な位置決めを介して、充填レベルセンサ68の自動的な位置決めも可能にすることが示してある。すでに図5に関連して述べたように、固定エレメント56は、同時に、カバーフラップもしくは栓体54を開口内に位置固定するために使用することができる。さらに、図5に認めることができるように、本発明による保持エレメント66によって、充填レベルセンサ68をほぼ鉛直方向に位置決めすることができ、もう1つには、ピストンポンプ装置1それ自体もしくは弁アッセンブリ4をポンプケーシング底区分104に固定することができる。
全体として、本発明に係る潤滑剤ポンプの構成によって、1つには、鉛直方向の範囲内で低い構造のコンパクトな潤滑剤ポンプを提供し、この潤滑剤ポンプを、同時に、汚染なしの潤滑剤注入のために用いることが可能となる。本発明に係る潤滑剤ポンプは、同時に、より簡単に組み立てることができる。なぜならば、組み付けるべきエレメントの個数が減らされているからである。特にこのことは、一般的に複数のエレメントによって複雑にされていて、手間をかけて鉛直な位置に位置調整されなければならない組み付けるべき充填レベルセンサに関係している。これに対して、本発明による保持エレメントによって、充填レベルセンサを簡単に位置調整しかつ組み付けることができる。本発明による保持エレメントは、同時に、ピストンポンプユニットをケーシング内に固定しかつエレメント、たとえばカバーフラップを弁アッセンブリに位置固定するために働く。
1 ピストンポンプ装置
2 外側ケーシング
3 内側ケーシング
4 弁アッセンブリ
6 圧送媒体流入管片
8 二重ピストン
8a 作業ピストン
8b 圧送ピストン
10 第1のケーシング区分
12 第2のケーシング区分
14 シール部材
16 作業室
18 環状室
20 ピストンロッド
22 ピストンの折返し部
24 空気室/ばね室
26 戻しばね
28 作業媒体出入口
30 シール部材
32 安定化スリーブ
34 圧送室
36 圧送媒体入口
38 逆止弁
40 空気抜き部
42 圧送媒体出口
44 シール部材
46 弁アッセンブリ
48 圧力スイッチ
50 圧送媒体通路
52 ケーシング側の圧送媒体出口
54 栓体
56 固定手段
60 潤滑剤分配通路
62,64 ケーシング側の潤滑剤出口
66 保持エレメント
68 充填レベルセンサ
70,72 ストッパ面
76 開口
80 第1の脚部
82 第2の脚部
100 潤滑剤ポンプ
102 ケーシング
104 ポンプケーシング底区分
106 ポンプケーシング蓋区分
108 蓄え容器
110 蓄え容器カバー
112 潤滑剤流入開口
114 蓋
116 ヒンジ
118 フロントエレメント
120 カバーエレメント
122 旋回範囲

Claims (10)

  1. 潤滑剤ポンプ(100)であって、該潤滑剤ポンプ(100)が、ケーシング(102)を備えており、該ケーシング(102)が、潤滑剤のための蓄え容器(108)と、ポンプユニット、特にピストンポンプ装置(1)を取り囲むポンプケーシング区分(104,106)とを有しており、ポンプユニットが、潤滑剤を蓄え容器(108)から、ケーシング(102)に配置された潤滑剤出口(52;62;64)に圧送するように設計されており、蓄え容器(108)が、潤滑剤注入開口(112)と、ポンプユニットに接続された潤滑剤流出箇所とを有しており、潤滑剤注入開口(112)が、蓄え容器(108)の上面に配置されていて、蓋(114)によって覆われている潤滑剤ポンプにおいて、潤滑剤注入開口(112)を覆うための蓋(114)が、蓄え容器(108)の正面に回動可能に支承されて配置されていることを特徴とする、潤滑剤ポンプ。
  2. 蓋(114)が、フロントエレメント(118)と、該フロントエレメント(118)に折り曲げられて配置されたカバーエレメント(120)とを有しており、該カバーエレメント(120)が、潤滑剤注入開口(112)を覆うように形成されている、請求項1記載の潤滑剤ポンプ。
  3. 蓋(114)が、約180゜の回動角を可能にするヒンジ(116)を介して回動可能に取り付けられている、請求項1または2記載の潤滑剤ポンプ。
  4. 折り曲げられて配置されたカバーエレメント(120)が、さらに、液滴捕集シェルとして形成されている、請求項2または3記載の潤滑剤ポンプ。
  5. ポンプケーシング区分(104,106)が、蓄え容器(108)の下側に配置されており、好ましくは、ポンプユニットが、ピストンポンプ装置(1)として形成されており、該ピストンポンプ装置(1)のピストンポンプ運動が、ほぼ水平方向に行われるようになっている、請求項1から4までのいずれか1項記載の潤滑剤ポンプ。
  6. ポンプユニットが、さらに、弁アッセンブリ(4)を有している、請求項1から5までのいずれか1項記載の潤滑剤ポンプ。
  7. 潤滑剤ポンプ(100)であって、該潤滑剤ポンプ(100)が、ケーシング(102)を備えており、該ケーシング(102)が、潤滑剤のための蓄え容器(108)と、ポンプユニット、特にピストンポンプ装置(1)を取り囲むポンプケーシング区分(104,106)とを有しており、ポンプユニットが、潤滑剤を蓄え容器(108)から、ケーシング(102)に配置された潤滑剤出口(52;62;64)に圧送するように設計されており、さらに、潤滑剤充填レベルセンサ(68)が設けられている潤滑剤ポンプにおいて、潤滑剤充填レベルセンサ(68)が、保持エレメント(66)によってポンプユニットに固定されていて、固定箇所から蓄え容器(108)内に突入していることを特徴とする、潤滑剤ポンプ。
  8. 保持エレメント(66)が、潤滑剤充填レベルセンサ(68)に対する、ほぼ鉛直方向に沿った第1の当付け面(70)と、ほぼ鉛直方向に沿った第2の当付け面(72)とを有しており、第1の当付け面(70)と第2の当付け面(72)とが、互いに水平方向でほぼ直交して配置されている、請求項7記載の潤滑剤ポンプ。
  9. 保持エレメント(66)が、さらに、ポンプユニット(1)および/または弁アッセンブリ(4)をポンプケーシング区分(104,106)内に保持するように設計されている、請求項7または8記載の潤滑剤ポンプ。
  10. 保持エレメント(66)が、さらに、固定手段(56)を取り付けるための開口(76)を有しており、固定手段(56)が、保持エレメント(66)と同時にポンプユニット(1)および/または弁ユニット(4)をポンプケーシング区分(104,106)内に固定するように設計されており、開口(76)が、好ましくは、ねじとして形成された固定手段(56)を取り付けるための雌ねじ山を有している、請求項7から9までのいずれか1項記載の潤滑剤ポンプ。
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