JP6679437B2 - 燃料供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は燃料供給装置に関する。
特許文献1は燃料供給装置を開示する。燃料供給装置は燃料タンクの下部に取り付けられる。燃料供給装置は、燃料ポンプユニット全体の外周を囲む飛散防止ガイドカバーを備える。飛散防止ガイドカバーはポンプ取り付け座から上方に延びる。余剰な燃料は、プレッシャーレギュレーターから排出されて、飛散防止ガイドカバーを介して燃料溜まりに案内される。したがって、車体の傾斜が生じた際にも燃料溜まり内に燃料を導くことが可能であるので、燃料溜まり内に配置された燃料吸込部から燃料の吸引は実現される。
特開2004−27937号公報
しかしながら、飛散防止ガイドカバーは、燃料ポンプユニット全体の外周を囲み、ポンプ取り付け座からプレッシャーレギュレーターの位置まで延びる。燃料ポンプユニットは上下方向全体にわたって大径なものであって、燃料供給装置の大型化は避けられない。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、装置の大型化を抑止しながら、プレッシャーレギュレーターから排出される燃料を確実に燃料吸込部に案内することができる燃料供給装置を提供することを目的とする。
本発明の第1側面によれば、下方から燃料ポンプを支持し、前記燃料ポンプの吸込口に通じる内部空間を区画する囲い壁を有する第1ハウジングと、上方から前記燃料ポンプに取り付けられて、前記燃料ポンプの吐出口から吐出される燃料を導く燃料通路を区画する第2ハウジングと、前記第2ハウジングに取り付けられて、前記燃料通路の燃料のうち余剰な燃料を排出口から排出するプレッシャーレギュレーターと、前記第1ハウジングおよび前記第2ハウジングから分離して形成されて、前記第2ハウジングと前記燃料ポンプとの間に挟まれて保持され、前記プレッシャーレギュレーターの排出口から排出される燃料を受け止め、前記囲い壁の内側に向かって燃料を導く案内板と、前記第2ハウジングに形成されて、内側に前記プレッシャーレギュレーターを保持する保持筒と、前記案内板に形成されて、前記保持筒の外周に嵌め合わせられる嵌合壁とを備える燃料供給装置が提供される。
第2側面によれば、第1側面の構成に加えて、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとがスナップフィット機構により連結されることで前記第1ハウジングおよび前記第2ハウジングとは前記燃料ポンプに結合される。
側面によれば、第1または側面の構成に加えて、前記案内板は、前記燃料ポンプの外面に燃料を這わせる間隔で前記燃料ポンプの外面に向き合わせられる。
第1側面によれば、燃料供給装置は自動二輪車といった車両に搭載される。坂道などで車体が傾斜すると、燃料供給装置は傾斜する。こうして燃料供給装置の姿勢が変化してもプレッシャーレギュレーターから排出される燃料は案内板で受け止められ確実に囲い壁の内側に導かれる。燃料は囲い壁の内側で燃料ポンプの吸込口から燃料ポンプに吸い込まれる。こうして燃料切れは抑制される。案内板は第1ハウジングおよび第2ハウジングから分離して成形されるので、案内板の形状は極端に制約されずに済む。案内板の働きで囲い壁は縮小されることができ、その結果、燃料ポンプは広い範囲で囲い壁の外側に開放される。燃料ポンプが広い範囲で囲い壁に囲われる場合に比べて、燃料供給装置の上方は小径化でき、燃料ポンプの視認性は向上する。このとき、案内板の取り付けにあたって案内板に固有の固定具は要求されない。取り付け作業の複雑化は回避され小型化は実現できる。また、案内板は確実にプレッシャーレギュレーターに固定される。プレッシャーレギュレーターから案内板の脱落は防止される。
第2側面によれば、第1ハウジングおよび第2ハウジングの連結にあたって使用されるスナップフィット機構が利用されるので、簡易な構造で案内板は保持されることができる。
側面によれば、プレッシャーレギュレーターから排出された燃料は燃料ポンプの外面を伝って囲い壁の内側に導かれるので、案内板は最小化されることができる。
本発明の一実施形態に係る燃料供給装置の全体像を概略的に示す斜視図である。 燃料供給装置の構造を概略的に示す垂直断面図である。 プレッシャーレギュレーターにおいて下方から観察される排出口を概略的に示す拡大平面図である。 案内板の拡大斜視図である。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の一実施形態を説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る燃料供給装置11の全体像を概略的に示す。燃料供給装置11は、燃料ポンプ12と、燃料ポンプ12を保持するハウジング13とを備える。ハウジング13は円筒形状の囲い壁14を区画する。囲い壁14には、囲い壁14の中心軸線Xsに直交する平面に沿って囲い壁14の外周面から張り出すフランジ15が一体に形成される。燃料タンクTの底板には燃料タンクT内の空間に通じる円形の開口が形成され、開口から燃料タンクT内に囲い壁14が挿入されると、フランジ15は燃料タンクTの外面に重なる。下部ケース17には、囲い壁14が燃料タンクTに挿入された際に燃料タンクTの外側に位置する燃料取り出し管16が形成される。燃料取り出し管16にはエンジンの燃料噴射弁に繋がる燃料管(図示されず)が接続される。燃料ポンプ12が作動すると、燃料タンクT内の燃料は燃料ポンプ12経由で燃料噴射弁に供給される。こうした燃料タンクTおよび燃料噴射弁は例えば自動二輪車といった鞍乗り型車両に搭載されて利用される。
ハウジング13は、下方から燃料ポンプ12を支持し、囲い壁14および燃料取り出し管16を有する樹脂成形体の下部ケース(第1ハウジング)17と、上方から燃料ポンプ12に取り付けられる上部ケース(第2ハウジング)18とを有する。上部ケース18は下部ケース17との間に燃料ポンプ12を挟む。連結にあたって下部ケース17および上部ケース18の間にはスナップフィット機構19が確立される。
スナップフィット機構19は、下部ケース17に区画されて、上部ケース18の外面に重ねられる板片21と、上部ケース18の外面に形成されて、板片21に係り合って下部ケース17から離れる方向に上部ケース18の変位を規制する突片22とを備える。板片21には突片22の進入を許容する窓孔23が形成される。窓孔23の上縁23aは、囲い壁14の中心軸線Xsに直交する平面で仕切られる。突片22の上端22aは、同様に、囲い壁14の中心軸線Xsに直交する平面で仕切られる。突片22の下端22bは、上方に向かうにつれて上部ケース18の外面から遠ざかる傾斜面で仕切られる。窓孔23の側縁に沿って板片21には細片21aが区画され、細片21aの働きで板片21の上端は囲い壁14の中心軸線Xsから遠ざかる方向に変位することができる。囲い壁14の中心軸線Xsに平行に板片21が上部ケース18の外面をスライドすると、板片21の弾性変形に応じて傾斜面を乗り越え突片22上に乗り上げる。そのまま上部ケース18と下部ケース17とが接近し続けると、板片21の上端は突片22を通過し再び上部ケース18の外面に重なる。このとき、突片22は板片21の窓孔23内に進入する。突片22の上端22aは窓孔23の上縁23aに上部ケース18の外面に直交する平面で面接触し、その結果、下部ケース17に対して上部ケース18の上方向変位は阻止される。
ここでは、上部ケース18に、板片21の変位を規制する規制片24が一体に形成される。規制片24は、上部ケース18の外面に、板片21の板厚に相当する間隔で向き合う対向面を有する。規制片24の対向面と上部ケース18の外面との間に板片21は配置される。規制片24は囲い壁14の中心軸線Xs周りに周方向両端で上部ケース18に結合されることから、囲い壁14の中心軸線Xsから遠ざかる方向に規制片24の変位は規制される。規制片24の上縁は、板片21の上端から窓孔23の下縁までの距離に相当する距離で突片22から下方に離れた位置に配置されるとよい。こうした配置によれば、上部ケース18および下部ケース17が相互に結合された際には、板片21の中心軸線Xsから遠ざかる方向の変形は規制片24によって規制され、突片22と窓孔23との係合が保持され、上部ケース18が下部ケース17から外れることが抑制される。
上部ケース18には、液面検出装置25を支持する支持腕26が一体に形成される。支持腕26は上部ケース18の外面から遠ざかるにつれて下部ケース17から遠ざかるように斜め方向に延びる。こうした斜め方向は、囲い壁14の中心軸線Xsを含む仮想平面内で当該中心軸線Xsに所定の傾斜角で交差するベクトルVで特定される。支持腕26は、囲い壁14の上端から中心軸線Xsに平行に広がる仮想円筒面よりも外側に張り出す。
液面検出装置25は、支持腕26に回転自在に取り付けられるセンサーローター27を備える。センサーローター27は、回転軸線Xs回りで回転する円板形状に構成される。センサーローター27にはセンサーロッド28が固定される。センサーロッド28は円板の直径線上でセンサーローター27に固定される。センサーロッド28の先端にはフロート29が連結される。フロート29はガソリンといった液体燃料中で浮力を発揮する。浮力の働きでフロート29は燃料の液面で浮遊することができる。フロート29の上下動に応じてセンサーローター27は回転する。センサーローター27の角位置に応じて液面の位置は検出される。液面検出装置25は、検出した液面レベルを特定する信号を車両の表示装置に向けて出力する。
図2に示されるように、燃料ポンプ12は、軸方向両端を開放する円筒ハウジング32と、円筒ハウジング32の一端に結合されて円筒ハウジング32の一方の開放端を塞ぐ第1カバー部材33aと、円筒ハウジング32の他端に結合されて円筒ハウジング32の他方の開放端を塞ぐ第2カバー部材33bとを備える。円筒ハウジング32は例えばアルミニウムといった金属製の筒体から構成される。円筒ハウジング32内にはインペラー34の駆動軸35に連結される電動モーター36が収容される。電動モーター36は、駆動軸35に結合されるローター37aと、ローター37aの回転軌道の外側でローター37aに向き合わせられるステーター37bとを備える。ローター37aは例えば永久磁石で構成される。ステーター37bは例えば電磁コイル群で構成される。ステーター37bに供給される電力に基づき駆動軸35の回転は引き起こされる。こうしてインペラー34は回転する。円筒ハウジング32の中心軸線は囲い壁14の中心軸線Xsに平行に配置される。
第1カバー部材33aは樹脂成形体で形成される。第1カバー部材33aは、円筒ハウジング32の中心軸線が鉛直方向に直立する際に円筒ハウジング32の下端に結合されて円筒ハウジング32内にインペラー室38を区画する。インペラー室38にインペラー34は収容される。第1カバー部材33aはインペラー室38に燃料ポンプ12の吸込口12aを接続する吸込流路39を区画する。電動モーター36の働きでインペラー34が回転すると、吸込口12aからインペラー室38に向かって燃料は吸込流路39を流れる。
第2カバー部材33bは樹脂成形体で形成される。第2カバー部材33bは、円筒ハウジング32の中心軸線が鉛直方向に直立する際に円筒ハウジング32の上端に結合される。第2カバー部材33bは燃料ポンプ12の吐出口12bを区画する。インペラー34の回転時、吐出口12bから所定の圧力下で燃料は吐出される。
下部ケース17は、下方から燃料ポンプ12を支持する平板形状の底板41を有する。囲い壁14は底板41から上方に延びる。囲い壁14は中心軸線Xs周りに燃料ポンプ12を囲む。囲い壁14は燃料ポンプ12の吸込口12aに通じる内部空間14aを区画する。囲い壁14の内側に、燃料ポンプ12の吸込口12aへ燃料を導く燃料吸込経路は確立される。
囲い壁14の内側には燃料フィルター42が配置される。燃料フィルター42は囲い壁14の内部空間すなわち燃料吸込経路に配置される。燃料フィルター42は燃料ポンプ12の吸込口12aに連結される。囲い壁14の内側に流れ込む燃料は燃料フィルター42で濾過されて吸込口12aから燃料ポンプ12に吸い込まれる。
上部ケース18は、燃料ポンプ12の吐出口12bに接続される燃料通路43を区画する。燃料通路43は、駆動軸35の軸心に平行に吐出口12bの中心線を配置する姿勢で燃料ポンプ12の吐出口12bを受け入れる。燃料通路43は下部ケース17の燃料導出管44に接続される。燃料通路43は、燃料ポンプ12の吐出口12bから吐出される燃料を燃料導出管44に導く。燃料導出管44は、燃料取り出し管16に接続されて、底板41から垂直方向に中心軸線Xsに平行に立ち上がる。燃料ポンプ12の吐出口12bから吐出された燃料は燃料通路43および燃料導出管44を経由して燃料取り出し管16から燃料タンクT外に取り出される。
上部ケース18にはプレッシャーレギュレーター45が接続される。プレッシャーレギュレーター45は上部ケース18に組み込まれる。組み込みにあたって上部ケース18には保持筒46が区画される。プレッシャーレギュレーター45は保持筒46の内側に保持される。保持筒46の中心軸線は吐出口12bの中心線に平行に配置される。
プレッシャーレギュレーター45は、燃料通路43から分岐する燃料戻し通路47に配置される弁体48を備える。弁体48には、燃料通路43の圧力に抗して弁座49に向かって弁体48を押し付ける弾性部材すなわち弦巻ばね51が連結される。燃料通路43の圧力が所定値を超えると、弦巻ばね51の弾性力に抗して弁体48は弁座49から離れ、燃料は下向きの排出口52から下方へ排出される。こうしてプレッシャーレギュレーター45は燃料ポンプ12から吐出された燃料のうち余剰燃料を下方へ排出する。余剰な燃料は燃料タンクT内に戻される。図3に示されるように、排出口52は、プレッシャーレギュレーター45の下面で弁体48回りに離散的に開口する。
図2に示されるように、燃料供給装置11は、下部ケース17および上部ケース18から分離して成形される案内板53を備える。案内板53は上部ケース18と燃料ポンプ12との間に挟まれ保持される。案内板53は、燃料供給装置11の姿勢変化に拘わらず、プレッシャーレギュレーター45の排出口52の下方に位置する広がりを有する。燃料供給装置11の姿勢は、中心軸線Xsを含み車両の直進方向を規定する仮想平面に直交する軸線回りで回転する。案内板53は、第2カバー部材33bの外向き円筒面に決められた間隔Gで向き合う縁53aを有する。縁53aは、第カバー部材33bの外向き円筒面に等間隔で向き合わせられればよい。
案内板53は、保持筒46の外周に嵌め合わせられる嵌合壁54を備える。嵌合壁54は、縁53aよりも中心軸線Xsから遠ざかる位置に配置される第1壁体55と、縁53aよりも中心軸線Xsに近い位置に配置される第2壁体56とを備える。第1壁体55は、囲い壁14の中心軸線Xsから最も離れた位置で上部ケース18に連結される。第2壁体56には、燃料ポンプ12の端面に重ねられる接続板57を介して補助嵌合壁58が一体に結合される。補助嵌合壁58は嵌合壁54に同軸の部分円筒体で形成される。嵌合壁54は保持筒46の外周に嵌め合わせられ、嵌合壁54により案内板53が上部ケース18から外れることを確実に防止できる。
図4に示されるように、案内板53は、嵌合壁54の第1壁体55から縁53aに向かって区画される案内路59を有する。案内路59は、第1壁体55から縁53aに向かって延び、相互に向き合う壁面61で仕切られる。プレッシャーレギュレーター45の排出口52から排出された燃料は案内路59に案内されて縁53aから燃料ポンプ12の第2カバー部材33bに向かって流れ出る。案内板53は、燃料ポンプ12の外面に燃料を這わせる間隔Gで第2カバー部材33bの円筒外周面に向き合う。
嵌合壁54の第1壁体55には上端から下方に延びる切り欠き62が区画される。切り欠き62には、上部ケース18に形成される補強リブ(図示されず)が嵌め合わせられる。こうして嵌合壁54と保持筒46との間では保持筒46の中心軸線回りで角位置が固定される。上部ケース18に対して案内板53は位置決めされることができる。
嵌合壁54の第2壁体56には、接続板57に連結される下端から上方に向かって延びる開口63が区画される。同様に、補助嵌合壁58には、接続板57に連結される下端から上方に向かって延びる開口64が区画される。プレッシャーレギュレーター45から排出される燃料量が多く、燃料ポンプ12と縁53aとの間から燃料が流れきれない際には、開口63、64から燃料ポンプ12の端面に向かって燃料の流れは案内される。燃料は燃料ポンプ12の外面を伝って側壁41bの内部空間14aに流れ込む。こうして燃料の回収は確実に実現される。
燃料供給装置11は自動二輪車といった車両に搭載される。このとき、プレッシャーレギュレーター45は中心軸線Xsに対して車両前方または車両後方に配置される。すなわち、案内板53の中心線は、中心軸線Xsを含み車両の直進方向を規定する仮想垂直面に重ねられる。坂道(上り坂または下り坂)などで車体が傾斜すると、燃料供給装置11は傾斜する。こうして燃料供給装置11の姿勢が変化してもプレッシャーレギュレーター45から排出される燃料は案内板53を伝って案内板53の縁53aから確実に燃料ポンプ12の外面に向かって流れ落ちる。燃料は、燃料ポンプ12の外面を伝って囲い壁14の内側に流れ込む。燃料は囲い壁14の内側で燃料ポンプ12の吸込口12aから燃料ポンプ12に吸い込まれる。
坂道などで車体が傾斜すると、燃料供給装置11は傾斜する。こうして燃料供給装置11の姿勢が変化してもプレッシャーレギュレーター45から排出される燃料は案内板53で受け止められ確実に囲い壁14の内側に導かれる。燃料は囲い壁14の内側で燃料ポンプ12の吸込口12aから燃料ポンプ12に吸い込まれる。こうして燃料切れは抑制される。案内板53は下部ケース17および上部ケース18から分離して成形されるので、案内板53の形状は極端に制約されずに済む。案内板53の働きで囲い壁14は縮小されることができ、その結果、燃料ポンプ12は広い範囲で囲い壁14の外側に開放される。燃料ポンプ12が広い範囲で囲い壁14に囲われる場合に比べて燃料供給装置11の上方は小径化でき、燃料ポンプ12の視認性は向上する。取り付け作業やメンテナンス作業は簡素化されることができる。
燃料供給装置11では、案内板53は、上部ケース18と燃料ポンプ12との間に挟まれて保持される。案内板53の取り付けにあたって案内板53に固有の固定具は要求されない。取り付け作業の複雑化は回避され小型化が実現できる。
燃料供給装置11はスナップフィット機構19を備える。下部ケース17と上部ケース18とはスナップフィット機構19により相互に連結される。こうして下部ケース17および上部ケース18は燃料ポンプ12に結合される。下部ケース17および上部ケース18の連結にあたって使用されるスナップフィット機構19が利用されるので、簡易な構造で案内板53は保持されることができる。
さらに、燃料供給装置11は、上部ケース18に形成されて、内側にプレッシャーレギュレーター45を保持する保持筒46と、案内板53に形成されて、保持筒46の外周に嵌め合わせられる嵌合壁54とを備える。案内板53は確実にプレッシャーレギュレーター45に固定される。プレッシャーレギュレーター45から案内板53の脱落は防止される。
さらに、案内板53は、燃料ポンプ12の外面に燃料を這わせる間隔Gで燃料ポンプ12の外面に向き合わせられる縁53aを有する。プレッシャーレギュレーター45から排出された燃料は燃料ポンプ12の外面を伝って囲い壁14の内側に導かれるので、案内板53は最小化されることができる。
11…燃料供給装置、12…燃料ポンプ、12a…吸込口、12b…吐出口、14…囲い壁、14a…内部空間、17…第1ハウジング(下部ケース)、18…第2ハウジング(上部ケース)、43…燃料通路、45…プレッシャーレギュレーター、46…保持筒、52…排出口、53…案内板、54…嵌合壁、G…間隔。

Claims (3)

  1. 下方から燃料ポンプ(12)を支持し、前記燃料ポンプ(12)の吸込口(12a)に通じる内部空間(14a)を区画する囲い壁(14)を有する第1ハウジング(17)と、
    上方から前記燃料ポンプ(12)に取り付けられて、前記燃料ポンプ(12)の吐出口(12b)から吐出される燃料を導く燃料通路(43)を区画する第2ハウジング(18)と、
    前記第2ハウジング(18)に取り付けられて、前記燃料通路(43)の燃料のうち余剰な燃料を排出口(52)から排出するプレッシャーレギュレーター(45)と、
    前記第1ハウジング(17)および前記第2ハウジング(18)から分離して形成されて、前記第2ハウジング(18)と前記燃料ポンプ(12)との間に挟まれて保持され、前記プレッシャーレギュレーター(45)の排出口(52)から排出される燃料を受け止め、前記囲い壁(14)の内側に向かって燃料を導く案内板(53)と
    前記第2ハウジング(18)に形成されて、内側に前記プレッシャーレギュレーター(45)を保持する保持筒(46)と、
    前記案内板(53)に形成されて、前記保持筒(46)の外周に嵌め合わせられる嵌合壁(54)と
    を備えることを特徴とする燃料供給装置。
  2. 請求項1に記載の燃料供給装置において、前記第1ハウジング(17)と前記第2ハウジング(18)とがスナップフィット機構(19)により連結されることで前記第1ハウジング(17)および前記第2ハウジング(18)とは前記燃料ポンプ(12)に結合されることを特徴とする燃料供給装置。
  3. 請求項1または2に記載の燃料供給装置において、
    前記案内板(53)は、前記燃料ポンプ(12)の外面に燃料を這わせる間隔(G)で前記燃料ポンプ(12)の外面に向き合わせられることを特徴とする燃料供給装置。
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