JP2015116144A - 加工食品 - Google Patents

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Abstract

【課題】手軽に食すことができ、様々な具材ときりたんぽをともに食せる食品を提供する。【解決手段】具材の外側に半殺し状の米飯を配してなる加工食品。半殺し状につぶしたシート状の米飯と扁平な具材が、最外層が米飯となるように渦巻き状に積層されてなる加工食品。具材の内側に串を配することもできる。具材は予め加工・調理してあることが好ましい。具材にゲル状にした流動性又は半流動性具材を用いることができる。本発明の加工食品は、串に取り付けた調理済みの具材を半殺し状につぶしたシート状の米飯で巻く、又は半殺し状につぶしたシート状の米飯と扁平な具材を積層した積層物を渦巻き状に巻くことにより製造する。【選択図】図1

Description

本発明は、加工食品に関する。さらに詳しくは、具材と半殺し状の米飯からなる加工食品に関する。
きりたんぽは、秋田県の郷土料理であり、半殺し状の米飯を串に巻きつけ、表面を焼いたもので、鶏肉、きのこ、山菜及び野菜と煮込んで鍋としたり、串についたままのきりたんぽの表面に味噌を塗って焼き、みそたんぽとして食したりする。
しかし、鍋を作るには、手間がかかり、手軽にきりたんぽを楽しむことが難しい。みそたんぽは、串につけたまま食べられ、手軽に食べることができるが、具材とともに、食することで、きりたんぽのおいしさは倍加するにもかかわらず、具材とともに食することができない。
具材とともに手軽に食することができるきりたんぽとして、米飯の外側に具材を巻いたものがあるが(特許文献1)、外側に具材を巻くには、具材につなぎを加えたり、具材と米飯が分離しないといった工夫が必要で、具材が限られてくる、つなぎがきりたんぽの味に影響を与える、表面が米飯でなく、きりたんぽと大きく外見が異なる、といった問題点がある。
特開2012−182991号公報
本発明の目的は、手軽に食すことができ、様々な具材ときりたんぽをともに食することができる食品を提供することである。
本発明者は、鋭意検討の結果、具材と半殺し状の米飯の配し方を工夫することにより、上記の課題を解決することに想到し、本発明に到達した。
即ち、本発明は以下のとおりである。
1.具材の外側に半殺し状の米飯を配してなる加工食品。
2.半殺し状につぶしたシート状の米飯と扁平な具材が、最外層が米飯となるように渦巻き状に積層されてなる加工食品。
3.内側に円柱状の空洞がある前記1又は2の加工食品。
4.内側に串を配した前記1又は2の加工食品。
5.形状をたんぽ状とした前記1〜4のいずれか1の加工食品。
6.具材が調理済みである前記1〜5のいずれか1の加工食品。
7.具材がゲル状の流動性又は半流動性具材を含んでなる前記1〜6のいずれか1の加工食品。
8.串に取り付けた調理済みの具材を半殺し状につぶしたシート状の米飯で巻く、又は半殺し状につぶしたシート状の米飯と扁平な具材を積層した積層物を渦巻き状に巻くことを特徴とする前記1〜7のいずれか1の加工食品の製造方法。
本発明の加工食品においては、具材の外側に半殺し状の米飯を配することで、あるいは具材と米飯を渦巻き状に積層することで、様々な具材をきりたんぽとともに手軽に食すことのできる加工食品を提供することが可能となる。また、具材は串に直接刺したり巻きつけたりすることができ、例えば米飯の外側に具材を巻きつけたりすることに比べて保持しやすく、製造も容易で、流通・販売・使用過程で具材が米飯から剥がれ落ちるというようなトラブルも起きにくい。具材の外側に米飯を配すれば、流動性のある食品も具材にできる。さらに、具材を調理・加工してから、米飯で具材を覆うことで、米飯表面がこんがり焼けているにもかかわらず、具材には火が通っていないという事態を回避することができる。また、具材のうま味が、米飯にしみこみ、極めて美味なるきりたんぽ状の加工食品となる。ゲル状の流動性又は半流動性具材を用いた場合は、温めることによりご飯に液体がしみこみ一層美味となる。
図1は本発明の加工食品の縦断面図である。
以下に本発明を詳細に説明する
図1は、具材として焼き鳥を用いた本発明の加工食品の例の縦断面図である。1は串、2は具材である焼き鳥の小片、3は半殺し状の米飯である。
本発明における具材としては、特に制限はなく、凡そ食品として食することが可能なものは全て用いることができる。例えば、肉、魚介類、野菜、果物、木の実、きのこ、練り物等の加工食品等が例示できる。肉としては、例えば、鶏肉、豚肉、牛肉、馬肉、鹿肉、羊肉、兎肉、キジ肉及び猪肉等が例示できる。魚介類としては、例えば鰤、鮪、鮭、鱈、鯛、烏賊、鰯、海老、蟹等が例示できる。野菜としては、例えばキャベツ、白菜、大根、牛蒡、ねぎ、セリ、ほうれん草、アスパラガス、トマト、コーン、漬物等の加工野菜等が例示できる。果物としては、例えば、りんご、なし、いちご、柿が例示できる。木の実としては、例えば、栗、胡桃、銀杏等が例示できる。きのことしては、例えば椎茸、なめこ、しめじ、舞茸、松茸等が例示できる。加工食品としては、例えば納豆、蒟蒻、かまぼこ、油揚げ、チーズ、餡子、シチュー、カレーライス等が例示でき、さらにゲル状の流動性又は半流動性具材も含まれる。これらの具材は、予め、例えば煮たり、焼いたり、蒸したり、味付けしたりして加工、調理されていることが好ましい。これらの具材は同種のものだけ用いてもよく、異種のものを併用してもよい。またこれらは、そのままの形状でも切り刻んだりミンチ状にしてあってもよい。
本発明のゲル状の流動性又は半流動性具材とは、具体的には寒天状又はゼリー状等の具材で、流動性又は半流動性具材にゲル化剤を混ぜて製造する。ゲル化剤は可食性のゲル化剤であれば特に制限はなく、例えば、寒天、ゼラチン、カラギーナン、ペクチン、アルギン酸等が例示できる。
ゲル状にする流動性又は半流動性具材に特に制限はなく、凡そ食品として食することが可能なものは全て用いることができる。流動性具材としては、例えばたれ、つゆ及びスープ、好ましくはきりたんぽのつゆである。半流動性具材には例えばシチューやカレーライスが含まれる。
本発明における串としては、竹、木、金属等が使用でき、竹又は木が好ましい、
本発明の半殺し状の米飯とは、炊いた米飯をすりこ木等で飯粒の食感が残る程度に不完全につぶしたものである。その例として、秋田の郷土料理のきりたんぽを代表的に挙げることができる。用いる米は、もち米、うるち米のいずれでもよい。また色素米でもよい。これらは単独でも、混合して使用してもよい。また、半殺し状の米飯は筍、きのこ等の小片を混ぜ込み軽く味付けして炊いた混ぜご飯でもよい。
本発明の加工食品は、具材と半殺し状の米飯からなる。その形状は、特に制限はなく、例えばたんぽ状、饅頭状、五平餅状でもよく、たんぽ状が好ましい。たんぽ状とは、筒状の一端又は両端に丸みをつけた形状をいう。具材は米飯で完全に包まれていても、一部露出していてもよく、完全に包まれているのが好ましい。特に流動性のある具材を用いる時は、完全に包まれているのが好ましい。具材の内側に串を配する場合は、串は上下が米飯から突き出てもよいが、通常は上端が米飯に埋没している。
本発明の加工食品は、長期間保存可能なように真空パックされても、冷凍されてもその両方でもよい。
本発明の加工食品は、例えば以下のようにして製造することができる。まず、具材を串に取り付ける。取り付けは、例えば具材を小片にして串に刺すだけでよい。また、広がりのある具材は串に巻きつけてもよい。次いで、半殺し状の米飯を串に取り付けた具材の外側に、例えば手で配し、形を整えて所望の形状とする。他の方法としては、例えば半殺し状の米飯をシート状に形成し、前記串に取り付けた具材を該シートで巻いてもよい。
さらに、シート状の半殺し米飯に扁平な具材を載せその上に串を配し、海苔巻を作る要領で巻き込んで、最外層が米飯となるように、米飯と具材を渦巻き状に積層してもよい。
このようにして本発明の加工食品を製造できるが、さらにこれを軽く焼いて焦げ目をつけてあってもよい。また、その表面に所望のタレをつけて焼いてもよい。串を抜いてもよいし、さらに斜め輪切り状にしてもよい。
串を使わない方法として、型で穴を形成したり、空気を送り込んで穴を形成するとともに、その穴から、あるいは米飯の外側から切れ込みを入れて、具材を米飯の内側に配してもよい。
以下に本発明を実施例で説明する。
実施例1
ご飯をたいて、そのご飯を半分ほどつぶして、シート状の米飯にした。一方、具材として、鰤を短冊に切って、タレに漬けた。この鰤を串に刺し、焼いたのち荒熱をとった。ついで、前述のシート状の米飯を具材に巻いてきりたんぽ型に整えた。このきりたんぽを、一度焦げ目が軽くつく程度に焼いた後、タレをつけながら、再度同様に焼き、本発明の加工食品を得た。この加工食品を食したところ、半殺し状米飯と具材を一緒に食することができ、米飯に具材の味が浸み込み、極めて美味であった。
実施例2
ご飯をたいて、そのご飯を半分ほどつぶして、シート状の米飯にした。一方、具材として、鶏肉を切り、タレに漬けた。タレは照り焼きのタレ又は塩ダレを用いた。この鶏肉を串に刺し、焼いたのち荒熱をとった。ついで、先ほどのシート状の米飯を具材に巻いてきりたんぽ型に整えた。照り焼きのタレの場合は、このきりたんぽを一度焦げ目が軽くつく程度に焼いた後、照り焼きのタレをつけながら、再度同様に焼いた。塩ダレの場合はきりたんぽに一度塩をふってから焼き、本発明の加工食品を得た。この加工食品を食したところ、実施例1と同様に美味であった。
実施例3
ご飯をたいて、そのご飯を半分ほどつぶして、シート状の米飯にした。一方、具材として、豚肉をスライスした。このスライス豚肉を串に巻きつけ、焼きながら味付けしたのち荒熱をとった。ついで、先ほどのシート状の米飯を具材に巻いてきりたんぽ型に整えた。このきりたんぽを焦げ目が軽くつく程度に焼き、本発明の加工食品を得た。この加工食品を食したところ、実施例1と同様に美味であった。
実施例4
ご飯をたいて、そのご飯を半分ほどつぶして、シート状の米飯にした。一方、具材として、豚肉を角切りした。この角切りにした豚肉を串に刺し、塩を振りながら焼いた後、荒熱をとった。ついで、先ほどのシート状の米飯を具材に巻いてきりたんぽ型に整えた。このきりたんぽを焦げ目が軽くつく程度に焼き、本発明の加工食品を得た。この加工食品を食したところ、実施例1と同様に美味であった。
実施例5
ご飯をたいて、そのご飯を半分ほどつぶして、シート状の米飯にした。一方、具材として、漬物の水分を良くとり串に刺した。ついで、先ほどのシート状の米飯を具材に巻いてきりたんぽ型に整えた。このきりたんぽを焦げ目が軽くつく程度に焼き、本発明の加工食品を得た。この加工食品を食したところ、実施例1と同様に美味であった。
実施例6
ご飯をたいて、そのご飯を半分ほどつぶして、シート状の米飯にした。一方、具材として、鰤を短冊に切って、タレに漬けた。この鰤を串に刺し、焼いたのち荒熱をとった。試験管状の型にきりたんぽのつゆを入れ、さらに寒天を加え熱した。ここに先ほどの串付き鰤をつけ、冷まし、串付き鰤を型から抜き出して、ゲル状のつゆと串付き鰤が一体となった棒状具材とした。寒天の量は、ゲルが硬めになるように調整した。ついで、前述のシート状の米飯を具材に巻いてきりたんぽ型に整えた。このきりたんぽを、一度焦げ目が軽くつく程度に焼いた後、タレをつけながら、再度同様に焼き、本発明の加工食品を得た。この加工食品を食したところ、実施例1と同様に、さらには米飯につゆがしみこみ、極めて美味であった。
実施例7
ご飯をたいて、そのご飯を半分ほどつぶして、シート状の米飯にした。具材として、スライスした豚肉を焼きながら味付けし、その後荒熱をとったものを準備した。シート状の米飯を下側に、具材をその上に重ね、さらにその上に串をおいて、米飯が最外層になるように串を中心に渦巻き状に巻き、これをきりたんぽ型に整えた。このきりたんぽを、一度焦げ目が軽くつく程度に焼いた後、タレをつけながら、再度同様に焼き、本発明の加工食品を得た。この加工食品を食したところ、実施例1と同様に美味であった。
本発明の加工食品は、手軽に食べられ、軽食やおやつ等として食するのに有用である。
1 串
2 具材である焼き鳥の小片
3 半殺し状の米飯


Claims (8)

  1. 具材の外側に半殺し状の米飯を配してなる加工食品。
  2. 半殺し状につぶしたシート状の米飯と扁平な具材が、最外層が米飯となるように渦巻き状に積層されてなる加工食品。
  3. 内側に円柱状の空洞がある請求項1又は2の加工食品。
  4. 内側に串を配した請求項1又は2の加工食品。
  5. 形状をたんぽ状とした請求項1〜4のいずれか1項の加工食品。
  6. 具材が調理済みである請求項1〜5のいずれか1項の加工食品。
  7. 具材がゲル状の流動性又は半流動性具材を含んでなる請求項1〜6のいずれか1項の加工食品。
  8. 串に取り付けた調理済みの具材を半殺し状につぶしたシート状の米飯で巻く、又は半殺し状につぶしたシート状の米飯と扁平な具材を積層した積層物を渦巻き状に巻くことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項の加工食品の製造方法。
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