JP2015114323A - 自動化された包埋装置及び組織学的なサンプルを包埋する方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】単純かつ故障し難い構成の自動化された包埋装置を提供する。
【解決手段】本発明は、少なくともコンベヤ、注入ステーション及び冷却ステーションを含む自動化された包埋装置に関する。コンベヤは、各々鋳造用鋳型内に配置される少なくとも1つの組織学的なサンプル有する鋳造用鋳型を受け取り、融解点を上回るように加熱された包埋培地を鋳造用鋳型に充填する鋳造用鋳型を注入ステーションへ運搬し、そして次に融解点未満に各鋳造用鋳型の包埋培地を冷却する冷却ステーションへ運搬するように構成及び配設される。本発明は、更に組織学的なサンプルを包埋する方法に関する。
【選択図】図1

Description

本発明は、包埋装置ないし方法に関し、特に自動化された包埋装置ないし方法に関する。
生物学的な組織サンプルを組織学的な検査のために調製する様式は知られている。まず、組織サンプルは、ある大きさにカットされ、そしてカセットへ導入される。サンプルは、次に、顕微鏡検査のために、複数の化学的処理を使用して調製される。化学的処理という文脈において、まず、サンプルは固定培地で固定され、サンプル内に存在する水が除去され、そして、任意的に(optionally)更なる処理ステップが完遂される。このマルチステッププロセスの最後は、浸潤培地、通常サンプル内へのパラフィンの浸潤である。サンプルは、次に、鋳造(molding)作業によって、通常手動で包埋培地(通常パラフィン)内に包埋され、包埋ブロックはカセットに連結される。カセットは、ミクロトームの対応する受容部に導入されて、そこで固定され得る担体としての役割を果たす。
その結果、サンプルが定置式に固定されたカセットを有する包埋ブロックがもたらされる。包埋培地の硬化の後に、サンプルは、ミクロトームで個々の薄いサンプル切片へ断片化されることができ、サンプル切片はその後のステップにおいて染色され、そして顕微鏡で検査されることができる。
EP2322938B1号は、非常に特別な担体、すなわち包埋されたサンプルと一緒にミクロトームで断片化されるのに適したものに組織サンプルを包埋するように構成される自動装置を開示する。この装置は複数の移動不可能なホルダを含み、各ホルダは包埋操作全体の間に特別な担体の1つを保持するように構成される。一度サンプルで充填された担体がホルダ内に配置されると、担体はディスペンサーから送出される包埋培地で充填される。担体は、次にホルダによって冷却される(実行のために追加の機能が冷却ユニットとして追加的に備えられる)。包埋プロセス全体の間に、各担体はそれぞれのホルダ毎に定義された位置のままである。ディスペンサーは、複数のホルダの全てに対して作用する。
EP 2 322 938 B1
この装置をベースとしたコンセプトは、複雑かつ故障しやすい構成を必要とし、不利である。このことは、融解点を上回るように加熱されたパラフィンを分配できるようにホルダの個々の1つに各々到達できなければならないディスペンサーに特に関連する。
本発明の一視点においてその目的は、より単純でありかつ故障し難い構成であり得る自動化された包埋装置を提供することである。
本発明の第2の視点において、単純でかつ信頼できる様式で、特に自動的に実行することができる組織学的なサンプルを包埋する方法を提供することが他の一目的とされる。
本発明の第1の視点において、少なくともコンベヤ、注入ステーション及び冷却ステーションを含む自動化された包埋装置が提供される。包埋装置において、コンベヤは鋳造用鋳型(但し、鋳造用鋳型には各々少なくとも1つの組織学的なサンプルが配置される)を受け取り、融解点を上回るように加熱された包埋培地を各鋳造用鋳型に充填する注入ステーションへ鋳造用鋳型を運搬し、次に各鋳造用鋳型の包埋培地をその融解点未満に冷却する冷却ステーションへ鋳造用鋳型を運搬するように構成及び配設される。
前記第2の視点において、本発明の提供する方法は以下のステップを含む。
a 鋳造用鋳型へ組織学的なサンプルを挿入するステップ(1つの鋳造用鋳型へ少なくとも1つの組織学的なサンプルが挿入される)、
b サンプルを有する鋳造用鋳型を、コンベヤ、注入ステーション及び冷却ステーションを含む自動化された包埋装置の装填ステーションへ運搬するステップ、
c 融解点を上回るように加熱された包埋培地を各鋳造用鋳型に充填する注入ステーションへ、運搬された鋳造用鋳型をコンベヤを使用して移動するステップ、
d 包埋培地を充填した鋳造用鋳型を、各鋳造用鋳型の包埋培地をその融解点未満に
冷却する冷却ステーションへ運搬するステップ。
本発明の第1の視点によれば、より単純でありかつ故障し難い構成の自動化された包埋装置が提供される。また、第2の視点において、単純でかつ信頼できる様式で特に自動的に実行することができる組織学的なサンプルを包埋する方法が提供される。
本発明の自動化された包埋装置は、特に(例えば、既知のEP2322938B1号から知られる上述の装置と対照的に)、複数の相互に独立な位置決めシステム(すなわち一方では鋳造用鋳型のための、他方では、例えば、包埋培地を送出するためのディスペンサー)の存在が必要ない、という利点を有する。特に、単一のコンベヤのみが存在する必要があり、従って、異なる運搬システムの要素が互いに衝突(ないし干渉)する(colliding)リスクは無いし、そして、前記システムの個々の要素の衝突を回避するように異なる運搬システムをわざわざ構成する必要ない。
自動化された包埋装置は、有利に少なくとも1つの更なるステーションを含むことができる。
装填(ないし装入)ステーション(装填ステーションには鋳造用鋳型が装填可能であり、鋳造用鋳型の各々はそれらの内部に配置される少なくとも1つの組織学的なサンプルを有し、かつ、更なる運搬のためにコンベヤが装填ステーションから鋳造用鋳型を受け取る)が、例えば、更なるステーションとして存在し得る。
自動化された包埋装置の装填ステーションへのサンプルを有する鋳造用鋳型の引渡しは、例えば、個々の鋳造用鋳型が順次継続的に引渡されるような仕方で達成され得る。しかしながら、鋳造用鋳型についてグループで引渡すことも可能である。自動化された包埋装置の装填ステーションは、特に装填バッファとして構成され得る。このことは、更なる鋳造用鋳型を装填ステーションに装填することができる前に、以前に装填された鋳造用鋳型がコンベヤによって受け取られ、装填ステーションの外へ運搬されるまで待つ必要がないという利点を有する。
特定の実施形態においては、装填された鋳造用鋳型(複数)のソート(sorting)が装填バッファにおいて実行されることがもたらされる。このことは、例えばコントロール装置によって特に自動的にもたらされ得る。ソートは、例えば、同一のタイプのサンプルを有する鋳造用鋳型が1つのグループでソートされるという仕方で達成され得る。これらは、例えば、後に同一の様式で染色されるサンプル、又は、同一の包埋培地(例えば、同一のグレードのワックス)を使用して包埋されるサンプル、又は、同一の組織タイプのサンプルであり得る。その代わりに又は追加的に、特異的な患者のサンプル又は特異的な患者のグループのサンプルを有する鋳造用鋳型を互いに関してソートすることも可能である。
特に、グループ内の互いに関してソートされた鋳造用鋳型が1処理周期内で一緒に、又はすぐに引続く処理周期内で包埋され得ることをもたらし得る。このことは、例えば、異なるグレードのワックスを使用して及び/又は異なる温度で異なるサンプルを包埋する必要がある時に、例えば、自動化された包埋装置内での頻繁な切り替えが回避されるという利点を有する。
その代わりに又はソートに加えて、個々の鋳造用鋳型(例えば、特に緊急に包埋されるべきサンプルを有する鋳造用鋳型)の優先順位付けが装填バッファで、好ましくはコントロール装置のコントロールの下で自動的に行われ得る。例えば、コントロール装置は、緊急性の無いサンプルを有する鋳造用鋳型の前に、特に緊急のサンプルを有する鋳造用鋳型がその後のステーションへ進められるような仕方で優先順位付けを実行することができる。
例えば、装填バッファ内の読取装置が、例えば鋳造用鋳型に埋め込まれたコード、特にバーコードに基づいてパラメータを検出することがもたらされる(該パラメータを使用して包埋が行われる、例えば、鋳造用鋳型のサンプルを包埋する包埋培地及び/又は包埋が行われる温度及び/又は冷却が行われる温度)。そのようなコードに基づいて鋳造用鋳型の優先順位の検出も行われ得る。
その代わりに又は追加的に、コンベヤによる運搬先となる他の更なるステーションも存在し得る。
特定の実施形態において、自動化された包埋装置は、コンベヤが冷却された包埋培地を有する鋳造用鋳型の運搬先となる取出ステーション(unloading station)を含む。ユーザ又は更なる自動化された装置は、更なる処理のために取出ステーションから完成したブロックを取り出すことができる。もし、取出ステーションが取出バッファ(unloading buffer)として構成されるならば特に有利である。このことは、完成したブロックの「交通渋滞」の発生を回避するという利点を有し、渋滞が解消されるまで休止していた更なるブロックの製造のプロセスをもたらすことができる。このことは、自動化された包埋装置から製造された後にすぐに完成したブロックを取り出す必要がないという更なる利点をもたらす。
特定の実施形態において、取出バッファ内で鋳造用鋳型のソートを実行することがもたらされる。このことは、コントロール装置のコントロールの下の例によって特に自動的に達成され得る。例えば、ソートは、例えば、同一種類のサンプルを有する鋳造用鋳型が1つのグループ内にソートされたような仕方で達成され得る。これらは、例えば、同一の様式で染色されるサンプル、同一の様式にミクロトームで断片化されるサンプル又は同一の組織タイプのサンプルであり得る。その代わりに又は追加的に、特異的な患者又は特異的な患者のグループのサンプルを有するそれらの鋳造用鋳型を、それらが一緒に取り出され得るように取出バッファにおいて互いに関してソートすることも可能である。
その代わりに又はソートに加えて、個々の鋳造用鋳型の優先順位付け(例えば、特に緊急に包埋されるべきサンプルを有する鋳造用鋳型)は、コントロール装置のコントロールの下で、好ましくは自動的に、取出バッファにおいて行われ得る。例えば、コントロール装置は、緊急でないサンプルを有する鋳造用鋳型の前に、特に緊急のサンプルを有する鋳造用鋳型を取出バッファから取り出すことができるような仕方で、優先順位付けを実行することができる。
例えば、取出バッファにおいて読取装置が、例えば、鋳造用鋳型に埋め込まれたコード、特にバーコードに基づいて、どのようにソートを行うか、又は、それぞれの鋳造用鋳型がどの優先順位を有するかを検出する。
識別ステーション(特に、コンベヤによって冷却ステーションから出た直後に鋳造用鋳型が該識別ステーションへ運搬される)は、更なるステーションとして存在し得る。識別ステーションは、識別(ないし読取)装置(各鋳造用鋳型、鋳造用鋳型内に存在するサンプル及び/又は作製された各ブロックについての特異的なコードを受け取る及び/又は読み出す)を含み得る。例えば、識別装置が読み出すことが可能な特異的なバーコードが各鋳造用鋳型にプリントされ得る。あるいは、鋳造用鋳型は同定を可能にするRFIDチップも含み得る。
非常に特別有利な実施形態において、自動化された包埋装置は、例えば研究室情報システムへ、識別された鋳造用鋳型、識別されたサンプル及び/又は識別されたブロックについての情報項目を出力する情報出力インターフェイスを含む。その代わりに又は研究室情報システムへの情報の出力に加えて、例えば、報告も局所的に出力され得る(このことは、例えば、紙にプリントアウトすることによって、又は、自動化された包埋装置のモニタに表示することによって達成され得る)。
コンベヤは、非常に多種多様な仕方で構成され得る。
特定の実施形態において、コンベヤは、連続的な運搬の流れにおいて、予め規定された運搬経路に沿って鋳造用鋳型を運搬する。この種類の実施形態は、非常に少ない複雑さ又は経費で有利に実行され得る。特に、予め規定された運搬経路に沿ってコンベヤが鋳造用鋳型を個々に運搬する実施形態は、モニタすることが明瞭かつ容易な全体プロセスを許容し、従って故障がほとんど無い。
連続的な運搬の流れは、全ての鋳造用鋳型がいつも同一の運搬速度を有するような仕方で進み得る。しかしながら、個々の鋳造用鋳型が、連続的な運搬の流れの中で、互いに独立して、及び/又は、異なる瞬間速度で、及び/又は、規定時間内に(in timed fashion)予め規定された運搬経路に沿って運搬される実施形態は、特に有利である。
コンベヤがグループ(複数)内の鋳造用鋳型(複数)を予め規定された運搬経路に沿って運搬することももたらされ得る。各グループの鋳造用鋳型は、例えばそれぞれ(1つの)共通のホルダにおいて固定され得る。この種類の実施形態は特に高いスループットの利点を有する。
特に、コンベヤは運搬ライン及び/又はコンベヤベルトを含み得る。その代わりに又は追加的に、コンベヤは、例えば、ベルトコンベヤ、セグメントコンベヤ、ローラコンベヤ及び/又は連続コンベヤとして有利に構成され得る。
運搬経路が全ての鋳造用鋳型について同一である自動化された包埋装置の実施形態は、特に実行が単純であり、かつ特に故障しにくい。しかしながら、例えば、1ステーションタイプのステーションが複数存在し、並列で操作される場合には、異なる鋳造用鋳型が異なるコンベヤ経路を採るような仕方でコンベヤを構成することが可能である。
特定の実施形態において、特に、連続的な運搬の流れの実行の代わりに、コンベヤがステーションに対し相対的に移動可能な複数の鋳造用鋳型のためのホルダを含むこと、及びホルダによって保持された鋳造用鋳型の各々がステーションの各々へ順次移動するような仕方でホルダがコントロール装置によって移動されることが構成され得る。例えば、ホルダを位置付けし得るX−Y転置ステージが存在し得る。
特定の実施形態において、サンプルは、1方向から、例えば下方からの冷気の作用によって専ら冷却される。このことは、全方向から冷却することと比較して、ストレスがパラフィン内に割れ目を生じさせないという利点を有する。
作製されるブロック内のサンプル(単数又は複数)がミクロトームを用いた切片化のための、及び、その後の切片の顕微鏡検査のための好ましい配置(アライメント)を有することを保障するために、ターゲット位置(包埋処理の間にサンプルが不動化されかつそのターゲット位置において固定要素を用いて固定される)においてサンプルが各々それらの鋳造用鋳型に対し相対的に配置されることも有利にもたらされる。自動化された包埋装置は、この点に関して鋳造用鋳型内のターゲット位置にサンプルを物理的に固定するための少なくとも1つの固定要素を含む鋳造用鋳型を用いるように好ましくは構成される。例えば、サンプルをターゲット位置に固定するために、サンプルは固定要素と鋳造用鋳型の底との間に留め付け(クランプ)され得る。
固定及び/又は浸潤などの包埋に先行する組織学的な処理操作が、鋳造用鋳型におけるターゲット位置の確保された位置において実行され得るように、鋳造用鋳型は、特にそれがカセットとしても機能するような仕方で構成され得る。上述の操作は、特に、異なる自動化された装置によって達成され得る。
固定要素は、例えば、少なくとも1つのサンプルを留め付けるためのクランプ手段を含むことができる。クランプ手段は、例えば、バネ付勢スクリーンとして構成され得る。
ミクロトームナイフが固定要素にダメージを与えるリスクが無いミクロトームを用いたブロック(一度作製される)の切片化を許容するために、非常に特別な有利な実施形態において、固定要素が冷却操作の間にサンプルから取り出される。このことは、先ず包埋培地を冷却しそしてそれによって固定化すること(特に鋳造用鋳型内で局部的に終端した様式で、サンプルが包埋培地の既に固体化した部分によってその位置に保持されるのに十分な程度に)、次に更なる冷却プロセスの間にサンプルから固定要素を取り出すことによって特に達成され得る。
固定要素を取り出すために鋳造用鋳型へ取り付けなければならない追加の力学的(メカニカル)な工具を必要としないので、固定要素がサンプルから磁力によって取り出される実施形態は特に有利である。固定要素の取り出しは、その代わりに有利に非接触様式で行われ、それによって、サンプルにダメージを与えるリスク、又はサンプルの配向をうっかり変更してしまうリスクが回避され得る。
固定要素は、磁石として構成され得るし及び/又強磁性の粒子を含むことができる。しかしながら、固定要素(ないし確保要素)が少なくとも部分的に常磁性の様式で構成されること、冷却ステーションが固定要素に力を供し得る好ましくはコントロール可能な磁石を含むことも可能である。
本発明の内容は図面に模式的に示され、そして図面を参照して以下に記載されるだろう。ほとんどの部分についての同一の又は同様に機能する要素に関しては同一の引用符号を用いて提供される。
図1は、本発明の自動化された包埋装置例示的な実施形態を示す。 図2は、本発明の自動化された包埋装置の他の例示的な実施形態を示す。
図1は、本発明の自動化された包埋装置の例示的な実施形態を模式的に示し、装填ステーション1、注入ステーション2、冷却ステーション3、識別ステーション4及び取出ステーション5を含む。自動化された包埋装置は、コンベヤ6を更に含む(コンベヤ6は、鋳造用鋳型7を受け取るように構成及び配置され、それらを更に運搬し、鋳造用鋳型7の各々はそれらの内部に配置される各々少なくとも1つの組織学的なサンプル8を有する)。
サンプル8が作製されるブロック内に更なる処理に好ましい配置を有することを保障するために、サンプルは各々それらの鋳造用鋳型7に対し相対的にサンプルがブロック状に包埋されるターゲット位置に配置され、そして、例えば、スクリーン形状のクランプ要素として構成され得る固定要素12でそのターゲット位置に固定される。サンプル8は、例えば、クランプ要素と鋳造用鋳型7の底との間の位置に留め付けられ得る。
コンベヤ6は、装填ステーション1から、まず鋳造用鋳型7を注入ステーション2へ運搬する(注入ステーション2では、各鋳造用鋳型7が包埋培地9、例えば融解点を上回るように加熱されたパラフィンで充填される)。液体包埋培地9は、貯留器10から取り出され、自動コントロールの下で正確な量で、ディスペンサーノズル11を介してそれぞれの鋳造用鋳型7に送出される。
注入ステーション2における注入処理の後に、鋳造用鋳型7はコンベヤ6によって冷却ステーション3へ搬送される(冷却ステーション3は冷却装置13を含む)。ここで、鋳造用鋳型7内へ送出された包埋培地9はその融点未満に冷却される。
冷却操作の間に、以下の効果が利用される:第1の冷却の瞬間に、鋳造用鋳型7に存在する包埋培地の最も低い層が固化する。サンプル8が鋳造用鋳型7の底に対して直接的に隣接するので、サンプル8は、固体化する包埋培地9によってそのターゲット位置に固定される(ターゲット位置では、サンプル8はそのときまで固定要素によって保持されている)。
サンプル8が固定要素12と後にミクロトームナイフによってカットされるはずが無いその上側で接触するので、次に、前記固定要素12は、例えば、1〜2mmの間隔がサンプルと固定要素12との間に設けられるように持ち上げられる。持ち上げが行われると直ぐに、鋳造用鋳型7内の残りの包埋培地9が固化し得る。
持ち上げは、固定要素12(それ自体が磁石であり得るし又は磁性粒子を含むことができる)に対して磁力を発揮する好ましくは自動コントロールされた磁石14の助けで達成される。持ち上げに関する他の可能性は、レバー装置又は他のメカニカル(機械的)な手段を使用して固定要素12を持ち上げることである。
冷却後に、鋳造用鋳型は冷却ステーション3から識別ステーション4へコンベヤ6によって搬送され、識別ステーション4では、識別装置15が各鋳造用鋳型7及び/又はその中に存在するサンプル及び/又は作製された各ブロックに関するそれぞれの特異的なコードを受け取る及び/又は読み出す。
識別装置15は、識別された鋳造用鋳型7に関する情報を、研究室情報システム及び/又はローカル出力手段、例えば表示画面又はプリンタへ情報を伝達するように構成される情報出力インターフェイス16へ転送する。
同定作業の後に、鋳造用鋳型7は、コンベヤ6によって取出バッファとして構成される取出ステーション5へ更に運搬される。完成したブロックを有する完成した鋳造用鋳型7は、取出ステーション5から自動的に又は手動で取り出され得る。硬化したブロックは、更になる処理のために鋳造用鋳型7から取り出される。
図2は、本発明の自動化された包埋装置の他の例示的な実施形態を示し、同様に装填ステーション1、注入ステーション2、冷却ステーション3、識別ステーション4、取出ステーション5及びコンベヤ6を含む.
この自動化された包埋装置において、コンベヤ6は、複数の鋳造用鋳型7のためのホルダ17を含む(ホルダ17はステーション2、3、4、5に対し相対的に移動可能であり、ホルダ17によって保持された鋳造用鋳型7の各々がステーション2、3、4、5の各々へ順次移動するような仕方で、コントロール装置によって移動される)。例えば、ホルダ7が二次元的又は三次元的に移動され得る転置ステージが存在し得る。
なお、上記の特許文献の開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態の変更・調整が可能である。また、本発明の全開示の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし、選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。
1 装填ステーション
2 注入ステーション
3 冷却ステーション
4 識別ステーション
5 取出ステーション
6 コンベヤ
7 鋳造用鋳型
8 サンプル
9 包埋培地
10 貯留器
11 ディスペンサーノズル
12 固定要素
13 冷却装置
14 磁石
15 識別装置
16 情報出力インターフェイス
17 ホルダ

Claims (25)

  1. 少なくともコンベヤ、注入ステーション及び冷却ステーションを含み、
    前記コンベヤは、鋳造用鋳型(但し、鋳造用鋳型は各々その中に配置される少なくとも1つの組織学的なサンプルを有する)を受け取るように構成及び配置され、かつ、融解点を上回るように加熱された包埋培地を各鋳造用鋳型に充填する注入ステーションへ鋳造用鋳型を運搬し、次に各鋳造用鋳型の包埋培地を融解点未満まで冷却する冷却ステーションへ各鋳造用鋳型を運搬するよう構成されることを特徴とする自動化された包埋装置。
  2. a 自動化された包埋装置が、少なくとも1つの更なるステーションを含み、及び/又は、
    b 自動化された包埋装置が、コンベヤが鋳造用鋳型の運搬先となる少なくとも1つの更なるステーションを含む請求項1に記載の自動化された包埋装置。
  3. a 自動化された包埋装置が装填ステーションを含むこと(但し、装填ステーションには鋳造用鋳型が装填可能であり、鋳造用鋳型の各々はそれらの内部に配置される少なくとも1つの組織学的なサンプルを有し、かつ、更なる運搬のためにコンベヤが装填ステーションから鋳造用鋳型を受け取る)、及び/又は、
    b 自動化された包埋装置が装填バッファとして構成される装填ステーションを含むこと(但し、装填ステーションには鋳造用鋳型が装填可能であり、鋳造用鋳型の各々はそれらの内部に配置される各々少なくとも1つの組織学的なサンプルを有し、かつ、更なる運搬のためにコンベヤが装填ステーションから鋳造用鋳型を受け取る)、及び/又は、
    c 自動化された包埋装置が取出ステーションを含むこと(但し、コンベヤが冷却された包埋培地を有する鋳造用鋳型を取出ステーションへ運搬する)、及び/又は、
    d 自動化された包埋装置が取出ステーションを含むこと(但し、取出ステーションは取出バッファとして構成され、コンベヤが冷却された包埋培地を有する鋳造用鋳型を取出ステーションへ運搬する)、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の自動化された包埋装置。
  4. a 自動化された包埋装置が識別ステーションを含み、鋳造用鋳型がコンベヤによって識別ステーションへ運搬され、かつ、識別ステーションにおいて各鋳造用鋳型、鋳造用鋳型内に存在するサンプル及び/又は作製された各ブロックに関する特異的なコードを、識別装置が各々受け取る、及び/又は読み出すこと、及び/又は、
    b 自動化された包埋装置が識別ステーションを含み、鋳造用鋳型が冷却ステーションから出発した後にコンベヤによって識別ステーションへ運搬され、かつ、識別ステーションにおいて、作製された各ブロックに関する特異的なコードを、識別装置が各々受け取る、及び/又は読み出すこと
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動化された包埋装置。
  5. a 自動化された包埋装置が、識別された鋳造用鋳型、識別されたサンプル、及び/又は、識別されたブロックについての情報項目を出力する情報出力インターフェイスを含むこと、及び/又は
    b 自動化された包埋装置が、識別された鋳造用鋳型、識別されたサンプル、及び/又は、識別されたブロックに関する情報項目を出力するように構成され、かつ研究室情報システムへの出力を意図した情報出力インターフェイスを含むこと
    を特徴とする請求項4に記載の自動化された包埋装置。
  6. コンベヤが予め規定された運搬経路に沿って連続的な輸送の流れの中で鋳造用鋳型を運搬することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の自動化された包埋装置。
  7. コンベヤが予め規定された運搬経路に沿って鋳造用鋳型を個々に運搬することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の自動化された包埋装置。
  8. a コンベヤが予め規定された運搬経路に沿ってグループ(複数)内の鋳造用鋳型(複数)を運搬すること、又は、
    b コンベヤが予め規定された運搬経路に沿ってグループ(複数)内の鋳造用鋳型(複数)を運搬し、各グループの鋳造用鋳型が共通のホルダに固定されること
    を特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の自動化された包埋装置。
  9. コンベヤが運搬ライン及び/又はコンベヤベルトを含むこと、及び/又は、コンベヤがベルトコンベヤとして、セグメントコンベヤとして、ローラコンベヤとして及び/又は連続コンベヤとして構成されることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の自動化された包埋装置。
  10. コンベヤが、ステーションに対し相対的に移動可能な複数の鋳造用鋳型のためのホルダを含み、ホルダによって保持された鋳造用鋳型の各々がステーションの各々へ連続的に移動するように、ホルダがコントロール装置によって移動されることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の自動化された包埋装置。
  11. 運搬経路が全て鋳造用鋳型に関して同一であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の自動化された包埋装置。
  12. 自動化された包埋装置が鋳造用鋳型内のターゲット位置にサンプルを固定するための少なくとも1つの固定要素を含む鋳造用鋳型と一緒に使用されるように構成される請求項1〜11のいずれか1項に記載の自動化された包埋装置。
  13. a 固定要素が、少なくとも1つのサンプルを留付けるためのクランプ手段を含むこと、及び/又は、
    b 固定要素が、少なくとも1つのサンプルを留付けるためのバネ付勢スクリーンとして構成されるクランプ手段を含むこと
    を特徴とする請求項12に記載の自動化された包埋装置。
  14. a 冷却ステーションが冷却操作の間にサンプルから固定要素を取り外すこと、及び/又は、
    b 冷却ステーションが冷却操作の間にサンプルから固定要素を磁力によって取り外すこと、及び/又は
    c 固定要素が磁性体であり、かつ、冷却ステーションが冷却操作の間に固定要素を磁力によって取り外すこと
    を特徴とする請求項12又は13に記載の自動化された包埋装置。
  15. 以下のステップを含むことを特徴とする組織学的なサンプルを包埋する方法:
    a 鋳造用鋳型へ組織学的なサンプル挿入するステップ(1つの鋳造用鋳型へ少なくとも1つの組織学的なサンプルが挿入される)、
    b サンプルを有する鋳造用鋳型を、コンベヤ、注入ステーション及び冷却ステーションを含む自動化された包埋装置の装填ステーションへ運搬するステップ、
    c 融解点を上回るように加熱された包埋培地を運搬された鋳造用鋳型に充填する注入ステーションへ、各鋳造用鋳型をコンベヤを使用して移動するステップ、
    d 包埋培地を充填した鋳造用鋳型を、各鋳造用鋳型の包埋培地をその融解点未満に
    冷却する冷却ステーションへ運搬するステップ。
  16. サンプルを、各々、サンプルがブロック包埋されるターゲット位置においてそれらの鋳造用鋳型に対し相対的に整列させて、固定要素を用いてターゲット位置に固定することを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. a 固定要素が冷却操作の間にサンプルから取り外されること、
    b 固定要素が冷却操作の間に磁力によってサンプルから取り外されること、及び/又は、
    c 固定要素が磁性体であり、かつ固定要素が冷却操作の間にサンプルから取り外されること、
    を特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 自動化された包埋装置が少なくとも1つの更なるステーションを含み、かつ、鋳造用鋳型がコンベヤによって更なるステーションへ同様に運搬されることを特徴とする請求項16又は17に記載の方法。
  19. a 鋳造用鋳型が、自動化された包埋装置の装填ステーションへ運搬されること(但し更なる運搬のためにコンベヤが装填ステーションから鋳造用鋳型を受け取る)、及び/又は、
    b 冷却した包埋培地を有する鋳造用鋳型が、自動化された包埋装置の取出ステーションへコンベヤによって運搬されること
    を特徴とする請求項15〜18のいずれか1項に記載の方法。
  20. a 各鋳造用鋳型、鋳造用鋳型内に存在するサンプル、及び/又は、作製された各ブロックが識別されること;
    b 自動化された包埋装置が識別ステーションを含み、鋳造用鋳型が特にコンベヤによって、及び、特に冷却ステーションから出発した後に、各鋳造用鋳型、鋳造用鋳型内に存在するサンプル、及び/又は、作製された各ブロックについての特異的なコードを受け取る、及び/又は読み出す識別ステーションへ運搬されること、
    c 各鋳造用鋳型、鋳造用鋳型内に存在するサンプル及び/又は作製された各ブロックについての情報項目が出力されること、及び/又は、
    d 各鋳造用鋳型、鋳造用鋳型内に存在するサンプル及び/又は作製された各ブロックについての情報項目が研究室情報システムへ出力されること
    を特徴とする請求項15〜19のいずれか1項に記載の方法。
  21. 鋳造用鋳型が予め規定された運搬経路に沿って連続的な運搬の流れの中で運搬されることを特徴とする請求項15〜20のいずれか1項に記載の方法。
  22. a 鋳造用鋳型が予め規定された運搬経路に沿って個々に輸送されること、
    b 鋳造用鋳型が予め規定された運搬経路に沿ってグループ(複数)で運搬されること、又は、
    c 鋳造用鋳型が予め規定された運搬経路に沿ってグループ(複数)で運搬され、鋳造用鋳型の各グループは共通のホルダ内に固定されること
    を特徴とする請求項15〜21のいずれか1項に記載の方法。
  23. コンベヤが運搬ライン及び/又はコンベヤベルトを含み、及び/又は、コンベヤがベルトコンベヤとして、セグメントコンベヤとして、ローラコンベヤとして、及び/又は連続コンベヤとして構成されることを特徴とする請求項15〜22のいずれか1項に記載の方法。
  24. コンベヤがステーションに対し相対的に移動可能な複数の鋳造用鋳型のためのホルダを含み、ホルダによって保持された鋳造用鋳型の各々がステーションの各々に順次移動するようにコントロール装置によってホルダを移動させることを特徴とする請求項15〜23のいずれか1項に記載の方法。
  25. 全ての鋳造用鋳型が同一の運搬経路に沿って運搬されることを特徴とする請求項15〜24のいずれか1項に記載の方法。
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