JP2015114018A - 流体回収再生充填装置 - Google Patents
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そのため、従来の流体回収再生充填装置は、例えば、レシプロエンジンのみで駆動する車両(レシプロ車)に対してPAG油を充填した作業の後に、ハイブリッド車へPOE油の充填作業を行うと、配管内に残留していたPAG油がPOE油と混合して充填され適切なオイル性能(絶縁特性や潤滑特性)が得られないといった問題があった。また、複数台の流体回収再生充填装置を、オイルの種類に応じて使い分けても、オイルの種類と使用すべき流体回収再生充填装置の組合せを間違える虞があるといった問題や、複数台を所有するため保守管理に手間やコストがかかるといった問題もあった。
また、上記第1チャージバルブ本体に上記第1継手部材が接続されているか否かを検知する第1継手検知手段と、上記第2チャージバルブ本体に上記第2継手部材が接続されているか否かを検知する第2継手検知手段と、を具備するものである。
本発明に係る流体回収再生充填装置は、図1に示すように、車両空調装置Sの高圧サービスバルブSaに着脱自在な第1継手部材10を先端側に有する第1ホース1と、車両空調装置Sの低圧サービスバルブSbに着脱自在な第2継手部材20を先端側に有する第2ホース2と、車両空調装置Sから回収した流体を貯えるための回収タンク3と、を備え、車両空調装置Sに充填されているハイドロフルオロカーボン(HFC)等の流体(冷媒)を回収再生し、再生した冷媒を車両空調装置Sに充填するためのものである。
また、合流配管部81は、第3電磁弁(合流用電磁弁)V3が介装され、第3電磁弁V3と逆止弁Ba(回収再生配管回路部82)の間に、第1オイル供給配管部86と、第2オイル供給配管部87と、補充冷媒供給配管部88と、が夫々、接続されている。
そして、配管回路部80は、回収タンク3内の下部に一端側(上流側)が接続され、他端側(下流側)が、第4電磁弁(液化冷媒供給用電磁弁)V4を介して、第1ホース1の基端側と第1電磁弁V1の間に接続される液化冷媒充填配管部83を有している。
さらに、配管回路部80は、第4電磁弁V4と回収タンク3の間と、合流部Q(第1配管部11と第2配管部12と合流配管部81)とを、第5電磁弁V5(配管洗浄用電磁弁)を介して接続する洗浄用配管部89を有している。つまり、洗浄用配管部89は、回収タンク3と合流部Qとを第5電磁弁V5を介して接続している。
また、第1オイル供給配管部86に、第6電磁弁(第1オイル供給用電磁弁)V6を介装し、第2オイル供給配管部87に、第7電磁弁(第2オイル供給用電磁弁)V7を介装し、補充冷媒供給配管部88に、第8電磁弁(補充冷媒供給用電磁弁)V8を介装している。
具体的には、合流配管部81に逆止弁Baを介して接続されるオイルセパレータ82aと、オイルセパレータ82aの出口側にドライフィルタ82bを介して吸込口側が接続されるコンプレッサCと、コンプレッサCの吐出口側とコンプレッサ保護用逆止弁82c及び図示省略の安全弁を介して接続されオイルセパレータ82a内に配設される熱交換器(コンデンサ)82dと、オイルセパレータ82aの外に配設され熱交換器82dと回収タンク3の間に配設される液化器(フィンコンデンサ)82eと、液化器82eと回収タンク3の間に配設される第9電磁弁(再生用電磁弁)V9と、を有している。
真空引き工程において、車両空調装置S内の流体は、高圧サービスバルブSaから第1ホース1と第1配管部11を流れて合流部Qへ向かうと共に低圧サービスバルブSbから第2ホース2と第2配管部12を流れて合流部Qへ向かう。さらに、合流部Qから真空引き用電磁弁V10を介して真空引き用のポンプPへ流れ、その後、大気(流体回収再生充填装置外)へ排出される。
このように、真空引き工程を行うことで、車両空調装置S内の水分(不要な液体)を除去できる。また、車両空調装置S内を、第1・第2ホース1,2及び配管回路部80内よりも低圧(負圧)にでき、後述のオイル充填工程や再生液化冷媒充填工程を、確実かつスムーズに行えるようになる。
第1オイル缶96の内圧によって、及び、車両空調装置Sの配管内を予め配管回路部80よりも低圧にすることによって、(図2に太線で示すように)第1オイルが第1チャージ部6と、第1オイル供給配管部86と、合流配管部81において第1オイル供給配管部86との接続部から合流部Qまでと、第1配管部11と、第1ホース1と、を流れて車両空調装置Sの高圧サービスバルブSa側から充填される。
回収タンク3の内圧によって、及び、車両空調装置Sの配管内を予め配管回路部80よりも低圧にすることによって、(図3に太線で示すように)回収タンク3内の液化冷媒が液化冷媒充填配管部83と、第1配管部11において液化冷媒充填配管部83との接続部から第1ホース1との接続部までと、第1ホース1と、を流れて車両空調装置Sの高圧サービスバルブSa側から充填される。
そして、第1チャージ部6及び第2チャージ部7に液化冷媒を流して洗浄する場合(オイル供給部洗浄工程)は、第1ホース1の第1継手部材10を第1変換継手60を介して第1チャージ部6に接続し、第2ホース2の第2継手部材20を第2変換継手70を介して第2チャージ部7に接続可能にする。制御部にて各電磁弁が開閉制御される。具体的には、第1・第2・第5・第6・第7・第9電磁弁V1,V2,V5,V6,V7,V9を開状態にし、第3・第4・第8・第10・第11・第12・第13電磁弁V3,V4・V8,V10,V11,V12,V13を閉状態にする。さらに、制御部がコンプレッサCを駆動させる。
そのため、レシプロエンジンのみで駆動する車両(レシプロ車)に対してPAG油(例えば、第1オイルに相当)を充填した作業の後に、ハイブリッド車へPOE油(例えば、第2オイルに相当)の充填作業を行うと、レシプロ車での作業の際に配管内に残存したPAG油(第1オイル)が、POE油(第2オイル)と混合して充填され適切なオイル性能(絶縁特性や潤滑特性)が得られない虞がある。
しかし、オイル充填工程の前に、上述のオイル充填配管洗浄工程(オイル供給部洗浄工程及び合流用電磁弁洗浄工程)を行うことで、前作業でのオイルが残留している虞の高い流路(第1チャージ部6と第1オイル供給配管部86と、第2チャージ部7と第2オイル供給配管部87と、合流配管部81)に、液化冷媒を流して洗浄でき、オイルの性能を損なうような混合を防止できる。特に、オイル供給部洗浄工程は、オイルが残存して混合する虞が高い第6電磁弁V6の下流側と合流配管部81の間(第1オイル供給配管部86の下流域86b)と、第7電磁弁V7と合流配管部81の間(第2オイル供給配管部87の下流域87b)と、を洗浄できる。また、合流用電磁弁洗浄工程は、オイルの残留量は僅かであるが第3電磁弁V3内を洗浄できる。オイル充填配管洗浄工程によって、オイル混じりとなった液化冷媒は、回収再生配管回路部82にて再生処理されるため、洗浄後に、再生液化冷媒充填工程に用いることが可能である。
第1・第2可動筒体67,77の円筒部は、第1・第2オイル缶96,97の雄ネジ口部96a,97aと第1・第2チャージ部6,7の雌ネジ部64a,74aが螺合することで、保護凸部96c,97cに押圧される円環状の受圧面67c,77cを有している。
そして、制御部は、次の(新たな)車両に対して、オイルを充填する際に、操作部で充填するオイルを選択入力したオイル情報、又は、新たに受信した缶検知信号と、記憶部から読み出した前回オイル種類情報を比較して、オイルの種類が異なる場合は、オイル充填配管洗浄工程を行うように警報や指示を表示部に表示するように設けている。また、オイル充填配管洗浄工程を行わないとオイル充填工程を行えないようにコンプレッサCや電磁弁等を制御するように設けている。
さらに、制御部は、前回オイルを充填した後に、オイル充填配管洗浄工程を行ったか否かを記憶部に記憶させ、前回の作業で、オイル充填工程後にオイル充填配管洗浄工程が行われていれば、新たなオイル充填作業(工程)に用いるオイルの種類が異なっていても、新たなオイル充填配管洗浄工程を行わずに、新たなオイル充填工程が行えるように設けている。
第1・第2継手部材10,20は、ワンタッチ継手や迅速接続継手とも呼ばれる差込接続型雌雄継手ユニットの雌側継手であって、具体的には、雌カプラである。
第1・第2変換継手60,70は、第1・第2チャージ部6,7の雌ネジ部64a,74aと螺着可能な雄ネジ部60a,70aを有すると共に、第1・第2継手部材10,20が着脱自在な差込雄部60b,70bを有する円筒形状であって、内部に第1・第2チャージ部6,7側から第1・第2継手部材10,20側への逆流を防止する逆止弁(機構)を有している。また、第1・第2チャージ部6,7の非使用状態(収納状態や移動の際)において、螺着させて、突入刃63,73を保護する(埃等による詰まりを防止する)キャップ部材として用いる(併用する)。また、第1変換継手60の差込雄部60bは高圧サービスバルブ(雄カプラ)Saの差込雄部(差込接続型雌雄継手ユニットの雄側継手)と同じ規格サイズに(準拠して)形成している。第2変換継手70の差込雄部70bは低圧サービスバルブ(雄カプラ)Sbの差込雄部と同じ規格サイズに(準拠して)形成している。
言い換えると、第1・第2継手部材10,20の円環状の先端面10a,20aが、第1・第2可動筒体67,77を、第1・第2缶検知スライド寸法よりも小さい第1・第2継手検知スライド寸法だけ基端側(軸心他方側)Nbへ移動するように、第1・第2変換継手60,70の軸心方向長さ寸法を設定している。
第1・第2可動筒体67,77が第1・第2継手検知スライド寸法だけ移動すると、操作突部67a,77aが、第1・第2継手検知用リミットスイッチL1,L2(が突出状に有するスイッチレバー部)を操作し(押し)、かつ、第1・第2缶検知用リミットスイッチL3,L4を操作せず、第1・第2継手検知信号が制御部に送信されるように構成している。
なお、第1・第2缶検知用リミットスイッチL3,L4が操作された際に、第1・第2継手検知用リミットスイッチL1,L2が操作突部67a,77aによって操作されるが、制御部のプログラム又はリレー回路等によって、缶検知信号を優先し、継手接続状態では無く、缶接続状態であると認識するように設けている。
そして、制御部は、第1・第2継手検知信号の両方の受信を確認した場合に、オイル充填配管洗浄工程を行うように(許可するように)設けている。また、第1継手検知信号及び第2継手検知信号のどちらか一方又は両方を確認できない場合には、使用者が操作部にてオイル充填配管洗浄工程を行うように操作しても、継手接続が完了していないという警告や継手を適切に接続するよう促す指示を表示部に表示させても良い。なお、第1・第2オイル缶96,97や第1・第2継手部材10,20が第1・第2チャージ部6,7から離脱すると、第1・第2バネ68,78の弾発力によって、第1・第2可動筒体67,77は元の位置に戻る。
2 第2ホース
3 回収タンク
6 第1チャージバルブ本体
7 第2チャージバルブ本体
10 第1継手部材
20 第2継手部材
60 第1変換継手
61 第1継手検知手段
70 第2変換継手
71 第2継手検知手段
96 第1オイル缶
97 第2オイル缶
S 車両空調装置
Sa 高圧サービスバルブ
Sb 低圧サービスバルブ
Claims (3)
- 車両空調装置(S)の高圧サービスバルブ(Sa)に着脱自在な第1継手部材(10)を有する第1ホース(1)と、上記車両空調装置(S)の低圧サービスバルブ(Sb)に着脱自在な第2継手部材(20)を有する第2ホース(2)と、上記車両空調装置(S)から回収した流体を貯えるための回収タンク(3)と、を備えた流体回収再生充填装置に於て、
第1オイルが充填されている第1オイル缶(96)が接続可能な第1チャージバルブ本体(6)と、上記第1オイルと異なる種類の第2オイルが充填されている第2オイル缶(97)が接続可能な第2チャージバルブ本体(7)と、を備え、
上記第1ホース(1)の上記第1継手部材(10)を上記第1チャージバルブ本体(6)に接続すると共に、上記第2ホース(2)の上記第2継手部材(20)を上記第2チャージバルブ本体(7)に接続して、上記回収タンク(3)内の流体を上記第1チャージバルブ本体(6)及び上記第2チャージバルブ本体(7)に送流して洗浄を行うように構成したことを特徴とする流体回収再生充填装置。 - 上記第1継手部材(10)と上記第1チャージバルブ本体(6)とを接続するための第1変換継手(60)と、上記第2継手部材(20)と上記第2チャージバルブ本体(7)とを接続するための第2変換継手(70)と、を備えた請求項1記載の流体回収再生充填装置。
- 上記第1チャージバルブ本体(6)に上記第1継手部材(10)が接続されているか否かを検知する第1継手検知手段(61)と、上記第2チャージバルブ本体(7)に上記第2継手部材(20)が接続されているか否かを検知する第2継手検知手段(71)と、を具備する請求項1又は2記載の流体回収再生充填装置。
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