JP2015113023A - 自動二輪車 - Google Patents

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Abstract

【課題】ショックアブソーバをエンジンの下側に配置する自動二輪車において、エンジンの全高を高く確保しつつ、車輌の地上高及びバンク角も大きく確保する。【解決手段】クランクケース(41)内にクランク室(51)及びトランスミッション室(53)を有するエンジン(20)を搭載し、クランクケース(41)の下側に後車輪用のショックアブソーバ(30)を略前後方向に沿うように配置してある自動二輪車において、クランクケース(41)の底部は、ショックアブソーバ(30)の収納空間の一部を形成する形状に形成され、クランクケース底部の下面は、ショックアブソーバ(30)の上端よりも上方位置からショックアブソーバ(30)に対向する第1下面(41a)と、上方から見てショックアブソーバ(30)から外れた領域で、ショックアブソーバ(30)の上端よりも下方に位置する第2下面(41b)と、を備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、自動二輪車に関し、特に、エンジンの下側にリヤサスペンション装置のショックアブソーバを配置してある自動二輪車に関する。
図13は、上記構成を有する自動二輪車の一例(特許文献1)であり、後輪201を支持するスイングアーム202は、リヤサスペンション装置203により弾性的に車体フレーム205に支持されている。リヤサスペンション装置203は、エンジン206のクランクケース206aの下側に略前後方向に沿うように配置されたショックアブソーバ207と、ショックアブソーバ207の後端部とスイングアーム202及び車体フレーム205とを連結するリンク機構210を備えている。ショックアブソーバ207の前端部207aは、車体フレーム205のロワーフレーム209に、回動自在に支持されている。リンク機構210は、第1及び第2のリンク部材211、212により構成されている。
このように、ショックアブソーバ207をエンジン206のクランクケース206aの下側に配置していると、エンジン206の後側に大きな空きスペースが確保でき、エアクリーナボックス及びスロットルボディ等、各種備品の配置の自由度が増える。
米国特許第7、178、621号明細書、図2。
しかし、図13の従来例において、車輌の地上高を及びバンク角を十分に確保しようとすれば、ショックアブソーバ30を高い配置することになるが、そうすると、エンジン206の全高(上下方向幅)を小さくしなければならない。反対に、エンジン206の全高を十分に確保しようとすれば、ショックアブソーバ30の位置を下げることになるが、そうすると、車輌の地上高及びバンク角を十分に確保できなくなる。
本発明の目的は、ショックアブソーバをエンジンの下側に配置する自動二輪車において、クランクケースとショックアブソーバが干渉することなく、クランクケース及びショックアブソーバを上下方向にコンパクトに配置できるようにし、それにより、エンジンの全高並びに車輌の地上高及びバンク角を、十分に確保できるようにすることである。
上記課題を解決するため、本願発明は、クランクケース内にクランク室及びトランスミッション室を有するエンジンを搭載し、前記クランクケースの下側に後車輪用のショックアブソーバを略前後方向に沿うように配置してある自動二輪車において、前記クランクケースの底部は、前記ショックアブソーバの少なくとも一部を収納する収納空間部を有する形状に形成され、前記底部の下面は、前記ショックアブソーバの上端よりも上方位置から前記ショックアブソーバに対向する第1下面と、上方から見て前記ショックアブソーバから外れた領域で、前記ショックアブソーバの上端よりも下方に位置する第2下面と、を備えている。
本発明によると、クランクケースとショックアブソーバとの干渉を防ぎつつ、エンジン全体を下方に配置できる。これにより、クランクケースとショックアブソーバを上下方向にコンパクトに配置でき、エンジン全高、車輌の地上高及びバンク角のいずれをも、十分に確保できる。
本願発明は、さらに次の構成を備えることができる。
(a)前記底部の前記第2下面は、前記ショックアブソーバの前端よりも前方に位置する前方第2下面部分を有しており、該前方第2下面部分に、前記エンジンを車体フレームに取り付けるための被取付部が設けられている。
上記構成(a)によると、クランクケースを車体フレームに取り付ける被取付部を、クランクケースの下面に形成しつつ、クランクケースとショックアブソーバとの干渉を避けることができる。
(b)前記底部の前記第2下面は、前記ショックアブソーバの前端よりも前方に位置する前方第2下面部分を有しており、前記クランクケースの前端部にはオイルタンク室が形成されており、前記前方第2下面部分に対応する前記底部は、該オイルタンク室の下端部を構成している。
上記構成(b)によると、オイルタンク室を、クランクケースの最下端部に至るまで形成することができ、オイルタンク室からオイルを吸い込んで潤滑箇所に注油する場合に、エア噛み現象を防ぐことができる。
(c)前記底部の前記第2下面は、前記ショックアブソーバの前端よりも前方に位置する前方第2下面部分を有しており、前記前方第2下面部分に対応する前記底部は、前記クランク室の下端部を構成している。
上記構成(c)によると、車輌の地上高を確保しつつ、エンジンを可能な限り下方に配置することができる。
(d)前記底部の前記第1下面は、前部から後方に向かって高くなるように傾斜している。
上記構成(d)によると、後車輪の上下揺動により、ショックアブソーバが上下に揺動しても、クランクケースとショックアブソーバとの干渉を防ぎつつ、エンジンを可能な限り下方に配置することができる。
(e)前記底部の前記第2下面は、前記ショックアブソーバの車幅方向の一方側に位置する側方第2下面部分を有している。
上記構成(e)によると、クランクケース内に配置する部材のうち、車幅方向の一方側に配置する部材の高さを低くすることができる。
(f)上記構成(e)を有する自動二輪車において、前記側方第2下面部分に対応する前記底部に、オイル回収室が形成されている。
上記構成(f)によると、クランクケース内に貯めるオイル量を増加させることができる。
(g)上記構成(f)を有する自動二輪車において、前記オイル回収室は、クラッチ室の下端部を構成している。
上記構成(g)によると、クラッチ室内の下部空間を、オイル貯留用に有効に利用できる。
(h)前記底部の前記第2下面は、前記ショックアブソーバの前端よりも前方に位置する前方第2下面部分と、前記ショックアブソーバの車幅方向の一方側に位置する側方第2下面部分と、を有し、全体として、上方から見て略L字状に形成されている。
上記構成(h)によると、クランクケースの底部のショックアブソーバ収納空間部は、車幅方向の他方側が開放状態となっているので、車輌側方からショックアブソーバを容易に着脱でき、また、ショックアブソーバの上端よりも下方となる第2下面の領域を増やすことができる。
(i)上記構成(h)を有する自動二輪車において、前記前方第2下面部分に対応する前記底部は、前記オイルタンク室の下端部を構成し、前記側方第2下面部分に対応する前記底部は、前記オイルタンク室と隔壁を隔てて隣り合うオイル回収室を構成し、前記オイル回収室からオイルを吸い込んで前記オイルタンク室に排出するスカベンジングポンプと、前記オイルタンク室からオイルを吸い込んで前記エンジンの注油箇所に供給するフィードポンプと、を備えている。この場合、フィードポンプは、好ましくはクラッチ室に配置され、さらに好ましくは、クラッチカバーに設けられている。
上記構成(i)によると、オイル貯留量を確保しつつ、オイルタンク室及びオイル回収室の大型化を抑制できる。特に、フィードポンプをクラッチ室に配置していると、クラッチ室内の空間を有効に利用できる。また、クラッチカバーには、たとえばオイルフィルターが取り付けられると共にオイル供給通路が形成されるが、フィードポンプをクラッチカバーに設けることにより、フィードポンプの吐出部からオイルフィルターまでのオイル吐出経路が短くなり、かつ、簡素化できる。
要するに本発明によると、エンジンのクランクケースの下側にショックアブソーバを配置した自動二輪車において、クランクケースの底部にショックアブソーバの収納空間を形成することにより、エンジンの全高を高く確保しつつ、車輌の地上高も高く確保できる。
本発明にかかる車輌用エンジンを備えた自動二輪車の左側面図である。 図1のエンジンのクランクケース部分の左側面図である。 図1のエンジンの右側面図である。 図1のエンジンのクランクケース部分の背面図である。 動力伝達系統を示す図2のV-V断面略図である。 図5のVI-VI断面に相当するエンジンの縦断面図である。 ポンプ駆動用動力伝達経路を示す図6のVII-VII断面拡大図である。 図1のエンジンの内側クラッチカバーの左側面(内面図)である。 図5のIX-IX断面に相当するオイル室下端部の右側面図である。 オイル用の吸い込み管及び排出管のユニットの斜視図である。 図1のエンジンのブリーザ室部分を縦断して示す斜視図である。 ブリーザ室の11及び図6のXII-XII断面拡大図である。 従来例の側面図である。
図1乃至図12に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。説明の都合上、車輌の進行方向を車輌及び各部品の「前方」とし、乗車したライダーから見た左右方向を、車輌及び各部品の「左右方向」として、説明する。
[車輌全体構成]
図1は自動二輪車の左側面図であり、車体フレーム1は、ヘッドパイプ2と、該ヘッドパイプ2から略後下方に延びる左右一対のメインフレーム3と、ヘッドパイプ2から略下方に延びる一本のダウンフレーム5と、該ダウンフレームの5下端二股部に接続された左右一対のロワーフレーム6と、を有している。メインフレーム3の後端部は、スイングアームブラケット部3aとして、下方へ延びている。ロワーフレーム6は、ダウンフレーム5の下端部から下向きに延びると共に後向きに湾曲し、略水平状態で後方へ延びており、ロワーフレーム6の後端部が、スイングアームブラケット部3aの下端部に結合されている。
メインフレーム3の前後方向の略中間部には、略後方に延びるシートレール10が接続され、スイングアーブラケット部3aの上端部には、後上方に延びるリヤフレーム11が接続され、該リヤフレーム11の後端部はシートレール10の後端部に結合されている。メインフレーム3及びシートレール10の上には、燃料タンク16及びシート17が設けられている。
ヘッドパイプ2には、操舵軸及び上下のブラケット13を介して左右一対のフロントフォーク15が支持されており、フロントフォーク15の下端部に、前車軸16を介して前車輪17が回転自在に支持されている。
スイングアームブラケット部3aには、スイングアーム14が上下方向揺動可能に支持されており、スイングアーム14の後端部には、後車軸18を介して後車輪019が支持されている。
エンジン20は車体フレーム1内に搭載されており、ロワーフレーム6に形成された左右一対の下側取付部21と、メインフレーム3に設けられた左右一対の上側取付部22と、ダウンフレーム5の下端部に設けられた左右一対の前側取付部23と、スイングアームブラケット部3aのピボット軸部24と、により、車体フレーム1に支持されている。ダウンフレーム5にはラジエータ25が取り付けられ、メインフレーム3の後部内には、吸気用エアクリーナボックス26が配置されている。
エンジン20の下側には、略前後方向に沿う後車輪用のショックアブソーバ30が配置されており、このショックアブソーバ30の前端部は、ロワーフレーム6に設けられた支持部31に回動自在に支持され、ショックアブソーバ30の後端部は、前上方に延びるリンク機構32の下端部に連結されている。リンク機構32は、上下のリンク部材から構成されており、下側リンク部材の下端部にショックアブソーバ30の後端部が連結され、下側リンク部材の上端部に上側リンク部材が連結され、下側リンク部材の前端部に、スイングアーム14が連結されている、リンク機構32の上端部は、スイングアームブラケッ3aの上端部に連結されている。ショックアブソーバ30は、後方に行くに若干高くなるように、水平面に対して若干傾斜している。
エンジン20の背面図である図4において、クランクケース41は、車幅方向の略中央の合わせ面Dを境に、左右のクランクケース部材41L、41Rに分割されており、右クランクケース部材41Rの右端面には、内側クラッチカバー43及び外側クラッチカバー44が順に締結されている。左クランクケース部材41Lの左端面には、クランクケースカバー(又は内側ジェネレータカバー)45及びジェネレータカバー46(図5)が順に締結されている。
クランクケース41の底部の下面は、ショックアブソーバ30の一部が収納可能な空間部Sを確保できるように、後面視で略L字状に形成されている。具体的に説明すると、ショックアブソーバ30の上端よりも上方に位置して、上方からショックアブソーバ30に対向する第1下面41aと、ショックアブソーバ30の上端よりも下方に位置する第2下面41bとから構成されている。第2下面41bは、さらに、ショックアブソーバ30に対して車幅方向の右方に位置する側方第2下面41b1と、ショックアブソーバ30の前方に位置する前方第2下面41b2と、を備えている。
図2は、エンジンの左側面図であり、クランクケース41の下面を、前述のようにショックアブソーバ30の上端より高い第1下面41a、ショックアブソーバ30の上端より低い側方第2下面41b1及び前方第2下面41b2とで構成することにより、エンジン20のクランクケース41に下側に、ショックアブソーバ30の一部を収納できる空間部Sを形成している。ショックアブソーバ30に上方から対向する第1下面41aは、ショックアブソーバ30の傾斜に対応して、後方に行くに従い高くなるように傾斜している。また、前方第2下面41b2には、下側エンジン取付部21に取り付けるために被取付部(ボス部)41dが形成されている。
図3はエンジンの右側面図であり、内側クラッチカバー43の下面は、クランクケース41の側方第2下面41b1と対応する形状に形成されており、ロワーフレーム6の上端近傍まで下方に延長されている。
図5は動力伝達系の略図であり、クランクケース41内は、左右方向に延びるクランク軸48を回転自在に収納するクランク室51と、該クランク室51の後方に隔壁52を介して形成されたトランスミッション室53と、右クランクケース部材41Rの右端面とクラッチカバー43、44とで囲まれたクラッチ室54と、左クランクケース部材41Lの左端面とクランクケースカバー45及びジェネレータカバー46により囲まれたジェネレータ室55と、が設けられている。これらに加え、クランク室51の前側に、隔壁56によりクランク室51から隔離されたオイルタンク室57が形成されている。オイルタンク室57の右端部とクラッチ室54の前端部との間には、右クランクケース部材41Rの端壁の一部により、隔壁41Raが形成されている。
クランク51室内には、前記クランク軸48の前側にバランサ軸61が配置されており、クランク軸48及びバランサ軸61の右端部は、クラッチ室54の前部分内に突出している。クランク軸48の右端部に設けられたクランクギヤ62と、バランサ軸61の右端部に設けられたバランサギヤ63とが噛み合い、これにより、クランク軸48の動力がバランサ軸61に伝達される。クランクギヤ62とバランサギヤ63とは同一径及び同一歯数のギヤであり、バランサ軸61は、クランク軸48と逆回りに、クランク軸48と同期回転する。クランク軸48の左端部はジェネレータ室55内に突出し、クランク軸の他端部には。ジェネレータ65のロータ65aが固着されている。
トランスミッション室53には、入力側変速ギヤ群を備えた入力軸71、出力側変速ギヤ群を備えた出力軸72及び変速操作機構が配置されている。入力軸71の右端部はクラッチ室54内に突出し、入力軸71の右端部に多板摩擦式クラッチ73が設けられている。このクラッチ73の入力側リングギヤ74は、クランク軸48のクランクギヤ62に噛み合っている。出力軸72の左端部はクランクケース41外に突出し、この左端部に出力スプロケット75が設けられ、該出力スプロケット75は駆動チェーン76を介して後車輪の被駆動スプロケットに連結している。
クラッチ室54の前端部は、オイルタンク室57の前端近傍まで前方に延びており、このクラッチ室54の前端部内に、オイルタンク室57のオイルを各潤滑箇所に供給するフィードポンプ(オイルポンプ)81とクラッチ室の底部のオイルをオイルタンク室57内に排出するスカベンジングポンプ82とが配置されている。両ポンプ81、82は車幅方向に見て、少なくともそれらの一部がオイルタンク室57と重なる位置に、かつ、同一軸芯上に配置されている。
フィードポンプ81は内側クラッチカバー43に設けられており、スカベンジングポンプ82は、右クランクケース部材41Rの端壁(隔壁)41Raに設けられている。両ポンプ81、82のポンプ軸81a、82aは、同一軸芯線上に配置されると共に、共通のポンプ駆動ギヤ84を有しており、このポンプ駆動ギヤ84は、クラッチ室54内においてバランサギヤ63に噛み合っている。すなわち、両ポンプ81、82は、クランク軸48のクランクギヤ62から、バランサギヤ63及び共通のポンプ駆動ギヤ84を介して各ポンプ軸81a、82aに動力が伝達されることにより、駆動する。また、内側クラッチカバー43には、フィードポンプ81の上方近傍位置に筒状のオイルフィルター85が取り付けられている。
図7において、フィードポンプ81は、前述のポンプ軸81aと、該ポンプ軸81aに固着されたトロコイド型のロータ81bと、内側クラッチカバー43に形成されたポンプケーシング81cと、該ポンプケーシング81cとは別体のケーシングカバー81dとから構成されている。スカベンジングポンプ82は、前述のポンプ軸82aと、該ポンプ軸82aに固着されたトロコイド型のロータ82bと、右クランクケース部材41Rの端壁(隔壁)41Raに形成されたポンプケーシング82cと、該ポンプケーシング82cとは別体のケーシングカバー82dとから構成されている。フィードポンプ81のポンプ軸81aの端部に前述の共通のポンプ駆動ギヤ84が固着され、スカベンジングポンプ82のポンプ軸82aの先端部は、オルダム継手87によりフィードポンプ81のポンプ軸81aに連結されている。
内側クラッチカバー43の右側面(クラッチ室外の側面)には、水ポンプ86のケーシング86cが固着されており、該ケーシング86c内に収納されるインペラ86bは水ポンプ軸86aに固定されている。水ポンプ軸86aは、バランサ軸61と同一軸芯線上に配置されると共に、継手88により一体回転自在に連結されており、この水ポンプ軸86aに、ポンプ駆動ギヤを兼用する前述のバランサギヤ63が固着されている。
図5に戻り、オイルタンク室57の右端部には、オイルタンク室57からフィードポンプ81にオイルを吸い込むための吸い込み管90と、スカベンジングポンプ82からオイルタンク室57にオイルを吐出するための排出管91とが配置されており、吸い込み管90と排出管91とは、組み付け性を向上させるために、一体的なオイル管ユニットとして構成されている。
ジェネレータ室55の下端部は、左クランクケース部材41Lの端壁に形成された連通孔100を介してトランスミッション室53の下端部に連通しており、トランスミッション室53の下端部は右クランクケース部材41Rの端壁に形成された連通孔101を介してクラッチ室54の下端部に連通しており、クランク室51の下端部は右クランクケース部材41Rに形成された連通孔102を介してクラッチ室54の下端部のオイル回収室43aに連通している。
エンジンの縦断面図を示す図6において、クランク室51内に配置されたクランク軸48は、コンロッド110に連結され、コンロッド110の上端部はシリンダライナ111内に延びて、ピストン113に連結されている。トランスミッション室53内には、前述の入力軸71及び出力軸72等からなるギヤトランスミッション機構に加え、チェンジドラム120及び複数のシフトフォーク121等からなる変速操作機構が収納されている。
シフトフォーク121を支持するシフトフォーク支軸122及びチェンジドラム120は、入力軸71及び出力軸72よりも上方に配置されている。
クランクケース41の前方第2下面41b2に形成された被取付部(ボス部)41dは、ショックアブソーバ30の前端連結部30aの前方近傍に位置しており、前述のように、下側エンジン取付部21に取り付けられているが、下側エンジン取付部21は、ショックアブソーバ30の前端連結部30aを支持する支持部31と一体に形成されている。
オイルタンク室57は、クランクケース41の底部の前方第2下面41b2に対応する箇所から、クランク室51の前壁51aに沿って上方に立ち上がり、クランクケース41の略上端部近傍までのびている。
バランサ軸61は、クランク軸48の前方に配置されている。スカベンジングポンプ82及びフィードポンプ81は、バランサ軸61の概ね下方であって、車輌側方から見て、大部分がオイルタンク室57と重なる位置に配置されている。
図10はオイル管ユニットの斜視図であり、フィードポンプ用の吸い込み管90は、概ね上下方向に延び、下端部にフィルターケース部90cを一体的に有しており、フィルターケース部90cの下端がオイル入口90aとなっている。吸い込み管90の上端は、オイル出口90bとなっている。スカベンジングポンプ用の排出管91は、下端部にオイル入口91aが形成され、上端には、斜めにカットされたオイル出口91bが形成されている。また、排出管91の上下端部には、オイル管ユニットをクランクケース41に取り設けるための被取付部130が形成されている。
図6において、吸い込み管90の下端のオイル入口90aは、オイルタンク室57の下端部で下向きに開口している。吸い込み管90の上端のオイル出口90bは、右クランクケース部材41R及び内側クラッチカバー43(図5)内のオイル通路83に連通し、該オイル通路83は、フィードポンプ81の吸い込み部81h(図8)に連通している。
オイル排出管91の下端のオイル入口91aは、右クランクケース部材41Rに形成されたオイル通路を介してスカベンジングポンプ82の吐出部に連通しており、排出管91の上端のオイル出口91bは、オイルタンク室57の上端部において、上方に向いて開口している。
図8は、内側クラッチカバー43の右側面図(内面図)であり、O1はクランク軸芯、O2はポンプ軸芯、O3はバランサ軸芯(水ポンプ軸芯)、O4はオイルフィルター85の中心、O4はクラッチ中心(入力軸芯)である。内側クラッチカバー43には、フィードポンプ81のポンプケーシング81c内に連通する吸い込み経路81f及び吐出経路81gがそれぞれ形成されており、吸い込み経路81fのオイル吸い込み口81hはクランクケースの前端壁近傍に位置し、吐出経路81gの吐出口81kは、クラッチカバー外部のオイルフィルター(図2及び図5)85を介して、エンジン内の各潤滑箇所に連通している。潤滑箇所とは、たとえば、図5のクランク軸48の軸受、コンロッド110(図6)の嵌合部、トランスミッションの変速用入力軸71及び出力軸72の外周面、ジェネレータ装置65、クラッチ73等である。
図9において、クラッチ室54の底部はオイル貯留室兼回収室54aとなっており、前後方向に延びると共に概ねS字状に屈曲するオイル吸い込み用オイル管140が配置されている。オイル管140は右クランクケース部材41Rの右端壁に固着され、カバー(図示せず)により、右端面が閉ざされている。オイル管140内のオイル通路141の前端部は、スカベンジングポンプ82のオイル吸い込み部82hに連通しており、オイル管140の後端に接続された取入管142は、オイル回収室54a内で下向きに開口している。オイル通路141の前後方向の途中には、第1のオイル孔143及び第2のオイル孔144が形成されており、第1のオイル孔143は前述の連通孔102(図5及び図6)を介してクランク室51内に連通し、第2のオイル孔144は、前述の連通孔101(図5)を介してトランスミッション室53に連通している。
すなわち、クラッチ室54のオイル回収室54aには、エンジン停止中、クラッチ73を潤滑したオイルが回収されると共に、図5のクランク室51、ジェネレータ室55及びトランスミッション室53の各潤滑箇所を潤滑したオイルが、図9のオイル孔143、144及びオイル通路141を通って回収され、貯留される。エンジン運転時、オイル回収室54aに貯留されているオイルは、オイル通路141を通ってスカベンジングポンプ82に吸い込まれ、スカベンジングポンプ82内で加圧され、図6のオイルタンク室57内の排出管91を通り、オイルタンク室57の上壁に向かって排出される。
図11は、右クランクケース部材41Rの後上端部の斜視図であり、右クランクケース部材41Rの後上端部には、トランスミッション室53に連通するブリーザ室150が形成さている。このブリーザ室150は、前端部の下端にミスト入口150aが形成され、前後方向の中間部の上壁に、気体成分排出口150bが形成され、後下端部にオイル排出口150cが形成されている。ミスト入口150a及びオイル排出口150cは、いずれもトランスミッション室53に連通している。ブリーザ室150の途中には、上下両方から突出する衝突壁(気液分離板)150dが形成されている。ブリーザ室150に左端面には、図2及び図6に示すように、ブリーザ室カバー151が取り付けられる。
図12は図11及び図6のXII-XII断面図であり、前記複数の衝突壁150dは、右クランクケース部材41Rに一体成形される壁と、ブリーザ室カバー151に一体に成形される壁とが有り、これにより、製造を容易化している。
[エンジン全体のオイルの流れ]
図5において、エンジン停止時、クランク室51、トランスミッション室53、ジェネレータ室55のオイルは、各連通孔100、101、102及び図9のオイル孔142、143を通って、クラッチ室54の底部のオイル回収室54aに回収される。
図6において、エンジンを運転すると、オイルタンク57内のオイルは、吸い込み管90を介してフィードポンプ81に吸い込まれ、加圧された後、各潤滑箇所に圧送られる。また、クラッチ室54の底部のオイル回収室54aに貯留されているオイルは、スカベンジングポンプ82によりオイル管140を介して吸い込まれ、加圧された後、排出管91の上端オイル出口91bからオイルタンク室57の上壁に向けて排出される。また、運転が安定すると、上記、オイル管140の第1及び第2のオイル孔142、143からもオイルが吸い込まれ、スカベンジングポンプ82に供給される。
排出管91の上端オイル出口91bは、吸い込み管90の下端オイル入口90aから最も離れ位置に配置されており、しかも、かつ上向きに開口しているので、排出された直後のエア等を含むオイルが、吸い込み管90から沿い込まれる可能性が小さく、フィードポンプ81によるエア噛を防止し、円滑なオイル循環を確保することができる。
[実施の形態による効果]
(1)図2及び図6において、クランクケース41の底部は、ショックアブソーバ30の一部を収納できる収納空間部Sを有する形状に形成され、クランクケース底部の下面は、ショックアブソーバ30の上端よりも上方位置からショックアブソーバ30に対向する第1下面41aと、上方から見てショックアブソーバ30から外れた領域で、ショックアブソーバ30の上端よりも下方に位置する第2下面41bとを備えているので、ショックアブソーバ30をクランクケース41の下側に配置した構造においても、クランクケース41とショックアブソーバ30との干渉を防ぎつつ、エンジン全体を下方に配置できる。これにより、クランクケース41とショックアブソーバ30を上下方向にコンパクトに配置でき、エンジン全高、車輌の地上高及びバンク角のいずれをも、十分に確保できる。
(2)図6において、ショックアブソーバ30の前端よりも前方の前方第2下面部分41b2に、エンジンをロワーフレーム6に取り付けるための被取付部41dが設けられているので、クランクケース41とショックアブソーバ30との干渉を避けつつ、クランクケース41の下面を容易に車体フレームに取り付けることができる。
(3)図6において、前方第2下面部分41b2に対応するクランクケース41の前端部分にオイルタンク室57を形成しているので、オイルタンク室57を、クランクケース41の最下端部に至るまで形成することができ、フィードポンプ81によるオイル循環において、エア噛み現象を防ぐことができる。
(4)図6において、クランクケース41の底部は、ショックアブソーバ30の前端よりも前方に位置する前方第2下面部分41b2を有しており、該前方第2下面部分41b2に対応するクランクケース底部が、クランク室51の下端部を構成しているので、車輌の地上高を確保しつつ、エンジンを可能な限り下方に配置することができる。
(5)図6において、クランクケース41の底部の第1下面41aは、前部から後方に向かって高くなるように傾斜しているので、ショックアブソーバ30が上下に揺動しても、クランクケース41とショックアブソーバ30との干渉を防ぐことができ、かつ、エンジンを可能な限り方に配置することができる。
(6)図4おいて、クランクケース41の底部の第2下面41bは、ショックアブソーバ30の右方に位置する側方第2下面部分41b1を有しているので、クランクケース41内に配置する部材のうち、車幅方向の右方に配置する部材の高さを低くすることができる。たとえば、図5において、クランクケース41の右端部に形成されるクラッチ室54の底部を低くすることにより、クラッチ73を低く配置することができる。
(7)図9において、側方第2下面41b1に対応する部分に形成されたクラッチ室54の底部に、オイル回収室54aが形成されているので、クラッチ室54内の空間を有効に利用して、クランクケース41内に貯めるオイル量を増加させることができる。
(8)図5において、クラッチ室54の前端部とオイルタンク室57とは、隔壁41Raを介して隣り合っており、このクラッチ室54の前端部にフィードポンプ81を配置しているので、フィードポンプ81の吸い込み経路を短くできる。
(9)図7において、フィードポンプ81は内側クラッチカバー43に設けられており、具体的には、フィードポンプ81のポンプケーシング81cが、内側クラッチカバー43と一体に形成されており、また、内側クラッチカバー43には、オイルフィルター85(図2)が取り付けられているので、フィードポンプ81の吐出部からのオイルフィルター85までのオイル吐出経路が短くなり、かつ、簡素化できる。
(10)図5及び図4を参照して、クラッチ室54の下端の側方第2下面41b1と、オイルタンク室57の下端の前方第2下面41b2とは、上方から見て略L字状に形成されているので、クランクケース41の下部のショックアブソーバ収納空間部Sは、左方側が開放状態となる。これにより、車輌左方からショックアブソーバ30を容易に着脱でき、また、ショックアブソーバ30の上端よりも下方となる第2下面41bの領域を増やすことができる。
(11)図6において、前方第2下面部分41b2に対応するクランクケース底部は、オイルタンク室57の下端部を構成し、側方第2下面部分41b1に対応するクランクケース底部は、オイルタンク室5と隔壁を隔てて隣り合うオイル回収室54a(クラッチ室54)を構成しており、オイル回収室54aのオイルをオイルタンク室57に排出するスカベンジングポンプ82と、オイルタンク室57のオイルを注油箇所に供給するフィードポンプ81と、を備えているので、オイル回収室54a及びオイルタンク室57の大型化を抑制できる。
[その他の実施の形態]
(1)本発明は、複数気筒エンジンに適用することも可能である。
(2)自動二輪車用エンジンだけでなく、四輪車等、他の車輌用エンジンにも適用可能である。
(3)ショックアブソーバの上端よりも低い第2下面として、車幅方向の左側、すなわちジェネレータ室側に側方第2下面を形成することも可能である。また、クランクケース底部の第2下面として、側方第2下面のみ、あるいは前方第2下面のみを形成することも可能である。
1 車体フレーム
6 ロワーフレーム
20 エンジン
30 ショックアブソーバ
41 クランクケース
41a 第1下面
41b 第2下面
41b1 側方第2下面部分
41b2 前方第2下面部分
41d 被取付部
41Ra 右クランクケース部材の端壁(隔壁)
43 内側クラッチカバー
44 外側クラッチカバー
48 クランク軸
51 クランク室
53 トランスミッション室
54 クラッチ室
54a オイル回収室(オイル貯留室)
57 オイルタンク室
73 クラッチ
81 フィードポンプ
82 スカベンジングポンプ

Claims (12)

  1. クランクケース内にクランク室及びトランスミッション室を有するエンジンを搭載し、前記クランクケースの下側に後車輪用のショックアブソーバを略前後方向に沿うように配置してある自動二輪車において、
    前記クランクケースの底部は、前記ショックアブソーバの少なくとも一部を収納する収納空間部を有する形状に形成され、
    前記底部の下面は、前記ショックアブソーバの上端よりも上方位置から前記ショックアブソーバに対向する第1下面と、上方から見て前記ショックアブソーバから外れた領域で、前記ショックアブソーバの上端よりも下方に位置する第2下面と、を備えていることを特徴とする自動二輪車。
  2. 請求項1に記載の自動二輪車において、
    前記底部の前記第2下面は、前記ショックアブソーバの前端よりも前方に位置する前方第2下面部分を有しており、該前方第2下面部分に、前記エンジンを車体フレームに取り付けるための被取付部が設けられている、自動二輪車。
  3. 請求項1記載の自動二輪車において、
    前記底部の前記第2下面は、前記ショックアブソーバの前端よりも前方に位置する前方第2下面部分を有しており、
    前記クランクケースの前端部にはオイルタンク室が形成されており、
    前記前方第2下面部分に対応する前記底部は、該オイルタンク室の下端部を構成している、自動二輪車。
  4. 請求項1記載の自動二輪車において、
    前記底部の前記第2下面は、前記ショックアブソーバの前端よりも前方に位置する前方第2下面部分を有しており、
    前記前方第2下面部分に対応する前記底部は、前記クランク室の下端部を構成している、自動二輪車。
  5. 請求項1記載の自動二輪車において、
    前記底部の前記第1下面は、前部から後方に向かって高くなるように傾斜している、自動二輪車。
  6. 請求項1に記載の自動二輪車において、
    前記底部の前記第2下面は、前記ショックアブソーバの車幅方向の一方側に位置する側方第2下面部分を有している、自動二輪車。
  7. 請求項6に記載の自動二輪車において、
    前記側方第2下面部分に対応する前記底部に、オイル回収室が形成されている、自動二輪車。
  8. 請求項7に記載の自動二輪車において、
    前記オイル回収室は、クラッチ室の下端部を構成している、自動二輪車。
  9. 請求項1に記載の自動二輪車において、
    前記底部の前記第2下面は、前記ショックアブソーバの前端よりも前方に位置する前方第2下面部分と、前記ショックアブソーバの車幅方向の一方側に位置する側方第2下面部分と、を有し、全体として、上方から見て略L字状に形成されている、自動二輪車。
  10. 請求項9に記載の自動二輪車において、
    前記前方第2下面部分に対応する前記底部は、前記オイルタンク室の下端部を構成し、
    前記側方第2下面部分に対応する前記底部は、前記オイルタンク室と隔壁を隔てて隣り合うオイル回収室を構成し、
    前記オイル回収室からオイルを吸い込んで前記オイルタンク室に排出するスカベンジングポンプと、前記オイルタンク室からオイルを吸い込んで前記エンジンの注油箇所に供給するフィードポンプと、を備えている、自動二輪車。
  11. 請求項10に記載の自動二輪車において、
    前記フィードポンプは、クラッチ室に配置されている自動二輪車。
  12. 請求項1に記載の自動二輪車において、
    前記フィードポンプは、クラッチカバーに設けられている自動二輪車。
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