JP2015112977A - 荷受台昇降装置 - Google Patents

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Abstract

【目的】荷台下方に収納された状態でデパーチャアングルを大きく確保できる荷受台昇降装置を提供する。【構成】車両前後に延びた左右一対のシャシフレームと、当該フレームに対して基端部が支持されて上下回動可能な左右一対のリンクアームと、当該アームの回動を駆動する油圧シリンダと、前記リンクアームの先端部によって支持されて前記車両の荷台下方に収納される荷受台とを備えた荷受台昇降装置を対象とする。前記荷受台の左右側端部が、前記リンクアームの先端部に支持された構成とし、前記油圧シリンダは、当該リンクアームに対して、前記基端部から前記先端部に向かう方向を長手方向として設けられている点が大きな特徴である。【選択図】図1

Description

本発明は、リンクアームで支持されるとともに車両荷台の下方に収納される荷受台を備えた荷受台昇降装置に関する。
荷受台が車両荷台の下方に収納される荷受台昇降装置には、荷物積みおろし時に荷受台が車両後方に引き出される。例えば、図4(a)の側面図に示すように、荷受台昇降装置90は荷台91の下方で前後にスライドし、リンクアーム93に支持された荷受台92を昇降させる。荷受台92の昇降は、リフトシリンダ94によって駆動される。リフトシリンダ94の伸縮によってリンクアーム93が回動して、荷受台92が昇降する(特許文献1)。
また、荷受台92は作業終了後に図4(a)のように前後に折り畳まれる(矢印A91)。次に、図4(b)のように上昇し(矢印A92)、前方にスライドして(矢印A93)荷台91の下方に収納される。
特開2006−001331号公報
荷台91の下方に架装される荷受台昇降装置90は、デパーチャアングル(車両後端下部と後輪接地点とを結んだ線の地面に対する角度)があまりに小さくなると、車両が傾斜地等を走行する際に車両後部が干渉する恐れがある。そのため、デパーチャアングルは大きく設定されていることが望ましい。
しかしながら、図4(b)拡大図のとおり、荷受台92は斜線を付した荷物積載パネル920の下面に補強材(スチフナ)92bが設けられて一定以上の厚みとなっており、デパーチャアングル確保の点で改善の余地がある。
この補強材92bは、荷受台幅方向の中央寄りに2本設けられており、そのうち荷受台基端側にリンクアーム93が連結されている。そのため、リンクアーム93は荷受台92の下側に潜り込むような形状を有することになる。
したがって、補強材92bだけでなく、上記形状を有するリンクアーム93が設けられていることで、実際には、車両後端下部と後輪接地点を結ぶ仮想線L91の角度(デパーチャアングル)は小さくなっている。特に、車両のリヤオーバーハング(後輪中心位置から荷台後端部までの水平距離)が大きくなるほど、デパーチャアングルは小さくなる。
本発明は、これらの点を鑑みてなされており、荷台下方に収納された状態でデパーチャアングルを大きく確保できる荷受台昇降装置の提供を目的とする。
本発明では、上記課題を解決するために以下の手段を用いる。
車両前後に延びた左右一対のシャシフレームと、当該フレームに対して基端部が支持されて上下回動可能な左右一対のリンクアームと、当該アームの回動を駆動する油圧シリンダと、前記リンクアームの先端部によって支持されて前記車両の荷台下方に収納される荷受台とを備えた荷受台昇降装置を対象とする。
前記荷受台の左右側端部が、前記リンクアームの先端部に支持されており、前記油圧シリンダは、当該リンクアームに対して、前記基端部から前記先端部に向かう方向を長手方向として設けられていることを特徴とする。
また、上記荷受台昇降装置に対して、前記荷受台を支持する前記リンクアームの支持部は、前記荷受台の側面部に設けられている構成としても良い。
また、前記荷受台の側面部は、上側に突出した突出部を備え、前記リンクアームは、2本のアーム部材が含まれてなり、一方のアームの前記支持部は、前記突出部に設けられ、さらに他方の前記支持部よりも上側に設けられている構成としても良い。
その他にも、前記油圧シリンダは、そのシリンダロッド又はシリンダチューブが前記リンクアームに軸支された状態で取り付けられている構成とすることもできる。
このとき、前記リンクアームは、2本のアーム部材が含まれてなり、一方のアーム部材は1枚のアームブラケットで構成され、前記油圧シリンダは、当該アームブラケットに取り付けられている構成としても良い。
本発明の荷受台昇降装置のように、リンクアームが荷受台の左右側端部を支持する構成となっていることで、リンクアームが荷受台の下側に潜り込むような形状ではなく、少なくとも荷受台の側端部に連結される形状にすることができる。よって、リンクアームが下側に突出することを抑制できる。
また、リンクアームを回動駆動する油圧シリンダもリンクアームの基端部から先端部に向かった方向を長手方向として設けられているので、油圧シリンダがリンクアームから下側に突出することも抑制できる。
以上のように、下側への突出量を抑制することによって、荷受台が収納状態の際に十分な地上高を確保できるとともにデパーチャアングルも所望角度以上を確保することができる。
本発明の実施形態に係る荷受台昇降装置を備えた車両の側面図である。 (a)は本発明の実施形態に係る荷受台昇降装置の収納状態を示す斜視図、(b)は同荷受台昇降装置の使用状態を示す斜視図である。 (a)は本発明の実施形態に係る荷受台昇降装置のリンクアームと荷受台の支持部分を示す斜視図で、(b)は当該支持部分を示す平面図である。 従来形態に係る荷受台昇降装置の側面図である。
本発明の一例について図面を用いて説明する。
図1(a)は、車両1の後方に架装された荷受台昇降装置100の側面図であって、車両1における荷台2の下方に荷受台3が収納された状態を示している。
荷受台昇降装置100は、基端パネル31に対して先端パネル32が折り畳まれた荷受台3と、荷受台3を支持するリンクアーム4と、リンクアーム4の回動作動の駆動源となる油圧式のリフトシリンダ5aと、リンクアーム4を回動自在に支持して車両前後にスライド可能なスライド部材6とを有している。
スライド部材6は、スライドレール7に対して摺動自在に取り付けられている。このスライドレール7は、車両前後方向に延びたシャシフレーム7に沿うようにしてシャシフレーム7に対してレールブラケットB1、B2を介して設けられている。スライド部材6は、スライドレール7に交差するように設けられたクロスフレーム6aと、クロスフレーム6aの端部に固定された2枚のスライドブラケット61b、62bとを備えている。クロスフレーム6aには油圧式のスライドシリンダ(不図示)の一端が連結されており、当該シリンダの他端は、車両前後方向に延びた左右一対のシャシフレーム8に架設された横架材9に連結されている。スライドシリンダは車両前後方向を伸縮方向として取り付けられており、スライドシリンダの伸縮に伴ってスライド部材6がスライドレール7を摺動する。
リンクアーム4は内側及び外側にそれぞれアームを備えた構成を有している。図1(b)に示すとおり、外側に位置するコンプレッションアーム41は、一端が2枚のスライドブラケット61b、61bのうちの外側に位置するスライドブラケット61bに第1ピンP1を介して軸支されており、他端が荷受台3の基端パネル31側面部に対して第2ピンP2を介して軸支されている。よって、コンプレッションアーム41はスライドブラケット61bに対して第1ピンP1を支持部として回動自在に設けられ、荷受台3はコンプレッションアーム41に対して第2ピンP2を支持部として回動自在に設けられている。
また、コンプレッションアーム41は、図中下側に湾曲した中間部411と、荷受台3の収納状態の際に略水平方向に延びた一端部(第1ピンP1側)寄りの部位(以下、基端部)412と、同様に荷受台3の収納状態の際に中間部411から略水平方向に延びた他端部(第2ピンP2側)寄りの部位(以下、先端部)413とを有する。図示のとおり、基端部412と先端部413は略同一直線状に並んだ状態となっており、コンプレッションアーム41は、第1ピンP1で軸支された部分から第2ピンP2で荷受台3を軸支している部分に向かって略水平方向(略同一直線状)に延びている。さらに、コンプレッションアーム41には、第2ピンP2からさらに延出してなる延出部41aも設けられている。荷受台3が収納状態の際には、側方から見て、延出部41aは荷受台3と重なっており、その延出部41aが荷受台3の基端パネル31よりも下側には突出しない状態になっている。
一方、リンクアーム4のうち、内側に位置するリフトアーム42は、一端が2枚のスライドブラケット61b、61bのうちの内側に位置するブラケット61bに第3ピンP3を介して軸支されている。そして、他端は荷受台3の基端パネル31の側面部に固定された支持ブラケット31Bに、第4ピンP4を介して軸支されている。この支持ブラケット31Bは、基端パネル31の厚みよりも上側に突出した突出部310Bを有しており、第4ピンP4はこの突出部310Bに設けられている。
また、リフトアーム42は、図中下側に湾曲した中間部421と、荷受台3の収納状態の際に第3ピンP3から中間部421に向かって下側に傾斜した一端部(第1ピンP1側)寄りの部位(以下、基端部)422と、同様に荷受台3の収納状態の際に中間部421から略水平方向に延びた他端部(第2ピンP2側)寄りの部位(以下、先端部)423とを有している。
そして、リフトアーム42には油圧式のリフトシリンダ5aが取り付けられており、シリンダチューブ端部がリフトアーム42途中部に、シリンダロッド端部がスライドブラケット61b下端部に軸支されている。リフトシリンダ5aは、コンプレッションアーム41やリフトアーム42における基端部(第1ピンP1や第3ピンP3側)から先端部(第2ピンP2や第4ピンP4側)に向かった方向を長手方向として設けられている。例えば、荷受台3が収納状態の際、コンプレッションアーム41及びリフトアーム42と同様に、リフトシリンダ5aは車両前後方向が長手方向となっている。
リンクアーム4及びリフトシリンダ5aが図示のとおり設けられていることで、荷受台昇降装置100は、リンクアーム4及びリフトシリンダ5aが車両1(クロスフレーム6a)側に支持されている部分よりも下側には突出しない地上高(以下、アーム支持部地上高)Hを確保することができる。また、荷受台3に対するリンクアーム4の支持部は、高さH1の範囲内に含まれるように設けられており、当該高さH1よりも下側にリンクアーム4の各先端部413、423が突出しない構成となっている。よって、基端パネル31においては、下面に突出部が設けられておらず、地上高H2が上記のアーム支持部地上高Hより大きく設定されている。また、リンクアーム4の各中間部411、421は、上記のアーム支持部地上高Hよりも下側には突出しない程度の大きさで湾曲している。したがって、本実施形態に係る荷受台昇降装置100では、デパーチャアングルα(図1(a)参照)を大きく設けることができる。特に、リヤオーバーハングROの大きな大型車において、アーム支持部地上高Hよりもリンクアーム4やリフトシリンダ5aが下側に突出しないので、デパーチャアングルαを形成する仮想線Lの傾斜角度が小さくなった場合でも、仮想線Lに対して後輪RTと基端パネル31の後端下部との間で荷受台昇降装置100の部位が交差することを回避でき、デパーチャアングルαの縮小化を防止できる。なお、本実施形態ではリヤオーバーハングROが約3,500mmに対して、上記地上高Hが約315mm、デパーチャアングルαが約7度に設定されている。
また、リンクアーム4の機構に関しては、第2ピンP2と第4ピンP4が略鉛直方向に並ぶように設けられているのに対して、第1ピンP1は第3ピンP3よりも車両後方側に位置して、略鉛直方向に並ばないように設けられている。したがって、本実施形態に係るリンクアーム4は非平行リンク機構が構成されてなる。
次に、荷受台昇降装置100のスライド動作に関して図2の斜視図を用いて説明する。図2(a)は荷受台3の収納状態を示し、図2(b)は荷受台3が車両後方で展開されて下降した状態を示している。
図2(a)のとおり、荷受台3は、左右のリンクアーム4によって車両幅方向(荷受台幅方向)の両端部で支持されている。左右のリンクアーム4は、互いの距離が車両幅と同程度となるように設けられている。このため、リンクアーム4が車両幅方向中央寄りとなる位置に設けられているのとは異なり、荷受台3の収納状態でリンクアーム4は荷受台3の下方に潜るような形状ではなく、側方から見てクロスフレーム6aから荷受台3と略水平状態に延びた形状にすることができる。荷受台3の収納高さをスライドレール7に接近させるほど、荷受台3の地上高H2やデパーチャアングルαを大きく確保できるため好ましい。荷受台3が収納状態のとき、第1ピンP1と第2ピンP2は同等の高さ、さらには第3ピンP3と第4ピンP4も同等の高さとなる。そして、コンプレッションアーム41の先端部分となる延出部41aは、側方から見て荷受台3と重なる姿勢になっており、荷受台3の下方に突出することはない。なお、図2(a)で示すスライドレール7と荷受台3との位置からさらに上側に荷受台3を移動して収納可能であれば、リンクアーム4が車両後方に向かって上側に傾斜して延びた状態とし、延出部41aが荷受台3の基端パネル31よりも上側に突出した構成としても良い。
また、図2(b)のとおり、横架材9とクロスフレーム6aには車両幅方向の略中央位置にスライドシリンダ5bが取り付けられている。このスライドシリンダ5bは2本のシリンダが組み合わされてなるユニット体であり、一方のシリンダロッドが車両前方に伸びて他方のシリンダロッドが車両後方に伸びるように設けられている。図示のようにスライドシリンダ5bが伸長状態になれば、荷物の積みおろし作業が行われる作業位置まで荷受台3が引き出される。そして、先端パネル32が車両後方側に展開されて基端パネル31とともに略面一となる荷物載置パネルを形成し、リフトシリンダ5aの伸縮力を利用して荷受台3が昇降する。
荷受台3が、荷台1の床面高さと略一致する高さに上昇した際には、荷受台3は水平状態となっており、コンプレッションアーム41の延出部41aは基端パネル31上面よりも上側に突出している。また、リンクアーム4は、コンプレッションアーム41及びリフトアーム42は、湾曲形状の中間部分411、421によって荷台1の後端部との干渉を避けながら上方回動する。特に、本実施形態に係るリンクアーム4は車両の左右端部と略一致する位置に設けられており、テールランプ、さらにはコンビネーションランプとの干渉を防止できる。
荷受台3を下降させると、リンクアーム4が非平行リンク機構を構成しているために少しずつ荷物載置面が傾斜する。昇降途中での荷物の安定性を確保するため荷物載置面の傾斜を縮小化させ、接地直前までは例えば傾斜角度が1度未満となるように設定されていることが好ましい。傾斜角度が小さいほど、接地状態の荷受台3の地面に対する傾斜角度も小さくなって、荷受台3に対する荷物の積みおろしが容易となる。
そして、コンプレッションアーム41の延出部41aは、コンプレッションアーム41の回動に伴って、側方から見て荷受台3よりも上側に突出した姿勢、重なった姿勢、又は下側に突出した姿勢に姿勢変更する。具体的には、荷受台3が荷台1の床面高さに位置する際には上側に突出した姿勢となり、下降を開始するとその突出姿勢が徐々に基端パネル31に重なる姿勢に変更し、荷受台3が接地する直前には基端パネル31の下側に突出する姿勢となる。延出部41aが下側に突出することで、荷受台3の先端が接地した際には、基端パネル31が接地していない状態で延出部41aが接地した状態にすることができる。したがって、基端パネル31の下面側には荷受台接地用部材を別途設ける必要がなく、荷受台3全体の厚み拡大を防止できる。よって、デパーチャアングルαの縮小化も防止できる(図1参照)。なお、本実施形態では、リンクアーム4はコンプレッションアーム41がリフトアーム42の外側に位置する構成となっているが、リフトアーム42が外側となる構成でも構わない。この場合、リフトアーム42の先端に延出部が設けられていても良い。
また、本実施形態に係るコンプレッションアーム41及びリフトアーム42は、図3(a)で示すように、いずれも一枚のブラケット(アームブラケット)41M、42Mで構成されてなる。リフトシリンダ5aは、リフトアーム42を構成するアームブラケット42Mの車両幅方向内側に隣接して取り付けられている。アームブラケット41M、42Mで構成することで、基端パネル31の左右外側におけるリンクアーム4の幅を小さくすることができる。よって、基端パネル31の幅を大きくすることができる。
リフトシリンダ5aは、図示のとおり、クロスフレーム6aに固定された固設ブラケット61aに対してシリンダロッドの先端側が軸支され、シリンダチューブ側がアームブラケット42Mの途中部に取り付けられている。当該途中部よりもリフトアーム41の先端側で基端パネル31が昇降するため、リフトシリンダ5aがリフトアーム42(アームブラケット42M)より車幅方向内側に設けられていても干渉することがない。この干渉回避できる構成により、図3(b)の平面図で示すように、アームブラケット42Mと基端パネル31との隙間幅W2を、リフトシリンダ5aの外径D1よりも小さくすることができる。
したがって、クロスフレーム6aと荷受台3(基端パネル31)との間のスペースを有効に利用しながら、リフトシリンダ5aがリンクアーム4の基端部から先端部に向かった方向を長手方向として設けられた構成とすることで、デパーチャアングルαの大きさを確保することができるとともに、荷受台3の幅の大きさも確保することができる。
本実施形態では、非平行リンク機構を構成するリンクアーム4としたが、例えば、特許第4815290号のような周知の平行リンク機構を構成するリンクアームとしても良い。このとき、リフトシリンダ5aが軸支されているクロスフレーム6a寄りのブラケットが車両幅方向を軸方向としてクロスフレーム6aに対して回動する構成とし、このブラケットがクロスフレーム6aに対して離接可能とする。この周知の平行リンク機構のリンクアームを用いた場合、水平姿勢のまま下降した荷受台が地面から僅かに離れた位置において、上記のようにリンクアーム(コンプレッションアーム又はリフトアーム)の先端に延出部が接地する。その後、上記クロスフレーム寄りのブラケットがクロスフレーム6aから車両後方側に回動して離接することで、荷受台の先端部が下降して荷受台が傾斜状態となる。この傾斜状態となる場合でも、リンクアームの延出部が接地している。つまり、基端パネルの下側に荷受台接地用部材を別途設ける必要がなく、同様にデパーチャアングルの縮小化を防止できる。
また、第1ピンP1が第3ピンP3より車両後方側に設けられることでリンクアーム4は非平行リンク機構を構成するものとしたが、第1ピンP1は第3ピンP3と鉛直方向に並ぶようにして、第2ピンP2が第4ピンP4よりも車両前方に設けられた構成としても良いし、その他適宜変更可能である。
その他、リフトシリンダ5aはリフトアーム42の内側に取り付けられた構成としたが、リフトアーム42を外側に設けてコンプレッションアーム41を内側に設けた構成とした場合には、リフトシリンダ5aはコンプレッションアーム41の内側に取り付けられた構成としても良い。
1 車両
2 荷台
3 荷受台
31 基端パネル(荷受台)
32 先端パネル(荷受台)
31B 支持ブラケット
310B 突出部(支持ブラケット)
4 リンクアーム
41 コンプレッションアーム
41a 延出部(コンプレッションアーム)
42 リフトアーム
411、421 中間部(リンクアーム)
412、422 基端部(リンクアーム)
413、423 先端部(リンクアーム)
41M、42M アームブラケット
5a リフトシリンダ
5b スライドシリンダ
6 スライド部材
RT 車両前輪
P1 第1ピン
P2 第2ピン(支持部)
P3 第3ピン
P4 第4ピン(支持部)
100 荷受台昇降装置

Claims (5)

  1. 車両前後に延びた左右一対のシャシフレームと、当該フレームに対して基端部が支持されて上下回動可能な左右一対のリンクアームと、当該アームの回動を駆動する油圧シリンダと、前記リンクアームの先端部によって支持されて前記車両の荷台下方に収納される荷受台とを備えた荷受台昇降装置であって、
    前記荷受台の左右側端部が、前記リンクアームの先端部に支持されており、
    前記油圧シリンダは、当該リンクアームに対して、前記基端部から前記先端部に向かう方向を長手方向として設けられている
    ことを特徴とする荷受台昇降装置。
  2. 前記荷受台を支持する前記リンクアームの支持部は、前記荷受台の側面部に設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の荷受台昇降装置。
  3. 前記荷受台の側面部は、上側に突出した突出部を備え、
    前記リンクアームは、2本のアーム部材が含まれてなり、
    一方のアームの前記支持部は、前記突出部に設けられ、さらに他方の前記支持部よりも上側に設けられている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の荷受台昇降装置。
  4. 前記油圧シリンダは、そのシリンダロッド又はシリンダチューブが前記リンクアームに軸支された状態で取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の荷受台昇降装置。
  5. 前記リンクアームは、2本のアーム部材が含まれてなり、
    一方のアーム部材は1枚のアームブラケットで構成され、
    前記油圧シリンダは、当該アームブラケットに取り付けられている
    ことを特徴とする請求項4に記載の荷受台昇降装置。
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