JP2015108884A - 導電シート、静電容量式タッチパネル及び表示装置 - Google Patents

導電シート、静電容量式タッチパネル及び表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】例えば、表示装置に用いられるタッチパネルを構成する導電シートにおいて、メッシュからなる電極の透過率を改善するとともに、タッチ検出の感度を向上し、モアレの発生を抑止する。
【解決手段】導電シート12は、絶縁層としての第2シート体10Bを間に下方に配置される第1電極18Aと、上方に配置される第2電極18Bを有する。これら第1電極18A、第2電極18Bは、それぞれ、金属線材からなる細線20A、20B同士が交差することで菱形に形成された第1セル22A、第2セル22Bを複数個含む。第2セル22Bの平均セルピッチは、第1セル22Aの平均セルピッチの2倍以上8倍以下の整数倍に設定される。
【選択図】図2

Description

本発明は、導電シート、静電容量式タッチパネル及び表示装置に関する。
多機能携帯電話(スマートフォン)やデジタルカメラ等の表示装置として、指で触れることで様々な操作を行い得る、いわゆるタッチパネルが広汎に採用されるに至っている。これらの機器における表示装置は小型であるが、近時、パーソナルコンピュータ等の大型の表示装置にもタッチパネルが採用されつつある。特に、同時に複数箇所の検出が可能(マルチタッチ可能)な相互容量方式のタッチパネルが広く普及している。
タッチパネルにおける電極は、操作者が視認することが困難であること、及び導電性に優れていることが必要である。小型のタッチパネルでは、例えば、インジウム−スズ複合酸化物(ITO)電極が用いられることがあるが、大型のタッチパネルにITO電極を採用した場合、導電性が十分ではなく、また、コストの低廉化が困難である。
そこで、例えば、特許文献1に記載されるように、金属細線同士を交差させたセルが複数個連なることで網目模様(メッシュ)をなした電極を採用することが行われている。この場合、セルに開口が形成されるので電極が透光性を示すようになり、このために電極が実質的に透明となる。また、金属からなるメッシュは導電性が高く、しかも、低コストで設けることができるという利点がある。
電極は、特許文献2に記載されるように、例えば、絶縁層を間に下方及び上方に配置されるように積層され、従って、下方電極と上方電極は、絶縁層を介して複数箇所で対向する。各々の対向箇所には静電容量が生じ、タッチパネルが指で押圧されると、指の影響により静電容量が変化する。この際の変化量から、タッチパネルの如何なる部位が押圧されたのかが検出されるとともに、如何なる操作指令が発せられたのかが判断される。
また、特許文献2には、メッシュ電極を用いたタッチパネルにおいて、下方電極(特許文献2では「送信電極」)のセルピッチよりも、上方電極(特許文献2では「受信電極」)のセルピッチを大きくすることにより、検出精度を高めることができることが開示されている。
特開2011−59772号公報 特開2012−243058号公報
相互容量方式では、検出感度の改善のために下方電極の電極幅(長手方向に直交する方向)を大きくする一方で、上方電極の電極幅を小さくする場合がある(なお、上方電極はタッチ面に近い側の電極であり、下方電極はタッチ面から遠い側の電極である。以降においては、下方電極を第1電極と指称し、上方電極を第2電極と指称することもある)。
そこで、メッシュ電極においても上方電極の電極幅を小さくするべく、電極幅の減少に合わせてメッシュの平均セルピッチを小さくすることが想起される。しかしながら、この場合、セルの開口面積が小さくなることに伴って透光性が低下してしまう。また、透過率の低下を防止するべくメッシュピッチを小さくせずに電極幅を小さくした場合には、メッシュとして形成されるべき上方電極が、実際にはメッシュとならず線のみから形成される場合が生じてしまう。そうすると、電極の意図しない断線に対して電極が機能しなくなる問題が生じてしまう。
そこで、特許文献2に記載されるように、上方電極のセルピッチを大きくして検出感度を高めることを検討したが、上方電極と下方電極のセルピッチの違いは、2つの電極間の周期的な干渉(モアレ)を生じ、メッシュの存在が容易に視認できるという致命的な課題が生じることが分かった。
本発明は上記した問題を解決するためになされたもので、メッシュ電極の透過率が高く、しかも、タッチ検出の精度が高い導電シート、静電容量式タッチパネル及び表示装置を提供することを目的とする。
前記の目的は、以下の[1]の構成により達成される。
[1] 絶縁層の下方に配置された第1電極と、絶縁層の上方に配置された第2電極とを有し、第1電極と第2電極とが、絶縁層を介して対向する導電シートにおいて、
第1電極は、金属線材同士が交差することで形成されて菱形をなす第1セルが複数個連なった第1メッシュからなり、且つ第1の方向に沿って延在するとともに、第1の方向に対して直交する第2の方向に沿って複数個並列され、
第2電極は、金属線材同士が交差することで形成されて菱形をなす第2セルが複数個連なった第2メッシュからなり、且つ第2の方向に沿って延在するとともに、第1の方向に沿って複数個並列され、
第1セルの平均セルピッチをPd、第2セルの平均セルピッチをPsとするとき、Ps/Pdが2以上8以下の整数であることを特徴とする導電シート。
特許文献2記載の発明では、下方電極における平均セルピッチと上方電極における平均セルピッチとの関係が不明であるが、本発明においては、下方電極である第1電極の第1セルの平均セルピッチPdと、上方電極である第2電極の第2セルの平均セルピッチPsとの間に上記の関係をもたらすようにしている。そして、この場合、第1電極から第2電極方向に発生する電界が、第2セルの開口部を容易に通るようになる。このため、第2電極の電極幅(長手方向に対して直交する方向の寸法)を小さくすることなく、指による押圧の前後における静電容量の変化量を大きくすることができる。このため、タッチ検出の精度が向上する。
また、第1電極及び第2電極の双方を、電極幅の広いメッシュとして形成することができるので、断線に影響され難く、設計や作製が容易な電極を実現することができる。
その上、Ps/Pdを2以上8以下の整数としているので、下方電極と上方電極との平均セルピッチの違いに起因するモアレの発生が低減される。
[2] Ps/Pdは、2以上6以下の整数であることが一層好ましい。この場合、タッチ前後の静電容量の変化量が顕著に大きくなるからである。
[3] 第2電極の有効電極面積は、タッチ有効面積の70%以上とすることが好ましい。これにより、上方電極に十分な幅を持たせ、高い導電性を保持させることができるので、タッチパネルの大面積化、低消費電力化に寄与する。
[4] 平面視で第2セルの開口に第1セルが内包される位置では、第2セルの開口にダミー細線を設けることが好ましい。これにより、第2セルの開口内の第1セルと、その周囲に位置する第1セルとの間で金属線材の疎密に差異が生じることを回避することができる。従って、金属メッシュ電極が視認し難くなる。また、第2セルの開口部にダミー細線を設ける場合には、電場と磁場の通過を妨げ難くなるように、ダミー細線を細かく断線させることが好ましい。
[5] 又は、平面視で第2セルの開口に内包される位置の第1セルの平均セルピッチを、第1セルを囲繞する周囲のセルの平均セルピッチに比して小さく設定するようにしてもよい。この場合においても、上記と同様に、第2セルの開口内の第1セルと、その周囲に位置する第1セルとの間で金属線材の疎密に差異が生じることを回避することができる。また、この場合には、ダミー細線のような導電に寄与しない電極ではなく、導通を持たせた電極となることから、下方電極の導電性を高めることができる。このために導電性と視認性を両立でき、好ましい。
[6] 第1電極の電極幅をWd、第2電極の電極をWsとするとき、Ws/Wdは、0.5以上1.5以下に設定することができる。ここで、電極幅とは、第1電極及び第2電極において、長手方向に直交する方向の寸法を指し、各電極の幅が変動する場合には、各々の平均幅で比較するものとする。
すなわち、本発明においては、従来技術のように、第2電極の電極幅Wsを第1電極の電極幅Wdに比して小さくする必要は特になく、同一としてもよいし、大きくするようにしてもよい。このため、第2電極の設計の自由度が向上する。
[7] 第2セルの開口に内包される位置の第1セルの平均セルピッチは、例えば、50μm以上400μm以下とすることができる。この場合、第2セルの平均セルピッチは、100μm以上3200μm以下とすればよい。
[8] 第1メッシュと第2メッシュが対向する箇所の一部では、第1セルを形成する金属線材又は第2セルを形成する金属線材の少なくともいずれか一方が、線幅が小さくされているか、あるいは断線部とされていてもよい。この場合、静電容量の初期値が過度に大きくなることを回避することができるので、信号/ノイズ比(S/N比)の改善を図ることができる。
[9] 第1メッシュと第2メッシュが対向する箇所で、第1電極又は第2電極の少なくともいずれか一方の電極幅を、他の部位(すなわち、対向する箇所以外の部位)に比して小さく設定するようにしてもよい。この構成においても、上記と同様に金属線材が対向する箇所が低減するので、静電容量の初期値が低下してS/N比の改善を図ることができる。
[10] また、本発明は、上記のように構成された導電シートを有する静電容量式タッチパネルである。
[11] さらに、本発明は、上記の静電容量式タッチパネルを有する表示装置である。
本発明によれば、第1電極(下方電極)を形成する第1セルの平均セルピッチよりも、第2電極(上方電極)を形成する第2セルの平均セルピッチを大きくするとともに、両平均セルピッチの比が、2以上8以下の間の整数となるようにしている。このような構成では、下方電極から発信された電界が、吸収されずに上方電極のメッシュの開口部を通過する割合が高くなり、通過した電界は接触した指に影響されるため、接触前後における静電容量の変化量を大きくすることができ、タッチ検出の精度が向上する。また、Ps/Pdを2以上8以下の間の整数としているので、上方電極と下方電極間の周期的な干渉が生じず、モアレが低減される。
本発明の実施の形態に係るタッチパネルを具備する表示装置の要部分解斜視図である。 前記タッチパネルを構成する導電シートの要部分解斜視図である。 前記導電シートの概略縦断面図である。 前記導電シートに形成された第1電極の要部拡大平面図の一例である。 前記第1電極を形成する第1セルの一例を示す要部拡大図である。 前記導電シートに形成された第2電極の要部拡大平面図の一例である。 図4の第1電極と図6の第2電極との重なり部分を示す概略平面図である。 前記導電シートに形成された第1電極の要部拡大平面図の別の一例である。 前記導電シートに形成された第2電極の要部拡大平面図の一例である。 図8の第1電極と図9の第2電極との重なり部分を示す概略平面図である。 前記導電シートに形成された第1電極の要部拡大平面図のまた別の一例である。 前記導電シートに形成された第2電極及びダミー細線の要部拡大平面図の一例である。 図11の第1電極と図12の第2電極及びダミー細線との重なり部分を示す概略平面図である。 前記導電シートに形成された第1電極の要部拡大平面図のさらに別の一例である。 前記導電シートに形成された第2電極の要部拡大平面図の一例である。 図14の第1電極と図15の第2電極との重なり部分を示す概略平面図である。 図3とは別の形態に係る導電シートの概略縦断面図である。 第1セルの平均セルピッチPdと第2セルの平均セルピッチPsとの比であるPs/Pdと、指による押圧前後での静電容量の変化量との関係を示すグラフである。
以下、本発明に係る導電シート及び静電容量式タッチパネルにつき、これらを具備する表示装置との関係で好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。なお、本明細書において数値範囲を示す「〜」は、その前後に記載される数値を下限値及び上限値として含む意味として使用される。
図1は、本実施の形態に係るタッチパネル100を含む表示装置108の要部分解斜視図の一例である。タッチパネル100につき先ず説明すると、該タッチパネル100は、センサ本体102と、図示しない制御回路(IC回路等)とを有する。
センサ本体102は、第1シート体10Aと第2シート体10Bとが下方からこの順序で積層されて構成された積層導電シート(導電シート)12と、第2シート体10B上に積層された保護層106とを有する。すなわち、センサ本体102においては、下方から、第1シート体10A、第2シート体10B、保護層106が積層されている。
センサ本体102(積層導電シート12及び保護層106)は、表示装置108における表示パネル110上に配置され、例えば、液晶ディスプレイ等を構成する。センサ本体102は、上面から視認したときに、表示パネル110の表示画面110aに対応した領域に配されたタッチ位置のセンサ部112と、表示パネル110の外周部分に対応する領域に配された端子配線部114(いわゆる額縁)とを有する。
ここで、積層導電シート12につき、要部を拡大した図2及び図3を参照して説明する。なお、本発明は以下の態様に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない範囲であらゆる変更が可能であることは勿論である。
第1シート体10Aは、絶縁層である第1透明基体14Aの一主面上に形成された第1電極18Aを有する。第2シート体10Bも同様に、絶縁性の第2透明基体14Bの一主面上に形成された第2電極18Bを有する。なお、ここでは、電極18A、18Bの間に第2透明基体14Bが挟まれる構成を説明するが、導電膜同士を対向させて透明粘着剤で貼り合せた構成も好ましい。また、1枚の透明基体の両面に第1電極18Aと第2電極18Bを配した構成も好ましい。
第1透明基体14A及び第2透明基体14Bの厚みは10〜350μm以下が好ましく、20〜250μmが一層好ましく、30〜200μmが特に好ましい。
第1透明基体14A及び第2透明基体14Bとしては、プラスチックフイルム、プラスチック板、ガラス板等を挙げることができる。
上記プラスチックフイルム及びプラスチック板の原料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)等のポリエステル類;ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン、ポリエチレンビニルアセテート(EVA)等のポリオレフィン類;ビニル系樹脂;その他、ポリカーボネート(PC)、ポリアミド、ポリイミド、アクリル樹脂、トリアセチルセルロース(TAC)、シクロオレフィンポリマー(COP)等を用いることができる。第1透明基体14A及び第2透明基体14Bの透過率は、85%以上であることが好ましい。
本実施の形態の場合、第1電極18Aは、図2に示すように、それぞれ第1方向(x方向/長手方向)に延びる複数の帯状のパターンを有する。第1電極18Aは、第2方向(第1方向と直交する方向:y方向)に向かう所定の幅方向寸法(電極幅Wd)を有するとともに、複数個が該y方向に沿って並列配置されている。
各第1電極18Aは、銀、銅、モリブデン、又はこれらの中の1種以上を含む合金等からなる細線20A(金属線材)同士が交差することにより形成される。この交差に伴って、細線20Aによって囲繞される空間(開口部)、すなわち、第1セル22Aが複数個形成される。
第1電極18Aの要部拡大平面図の一例である図4に示すように、この場合、第1セル22Aは、4辺の長さが等しい菱形をなす。すなわち、第1電極18Aは、菱形をなす第1セル22Aが複数個連なった第1メッシュで形成されている。
図4に示すように、隣接する第1セル22A同士の間隔、すなわち、1個の第1セル22Aの内方から隣接する第1セル22Aの外方までの距離であるセルピッチ(隣接セルの重心間距離)を、30個を測定して平均した平均セルピッチPdは、50μm〜400μmとするのが好ましい。平均セルピッチPdをこのように設定することにより、モアレ及び細線見えを低減するのに有効である。平均セルピッチPdの一層好ましい範囲は、50μm〜300μmである。
図5は、第1電極18Aの要部拡大図の一例である。細線20Aの幅方向寸法(線幅)W1は好ましくは10μm以下であり、一層好ましくは5μm以下に設定される。これにより細線20Aによる導電パターンのモアレ及び細線見えが改善され、視認性が良好となる(すなわち、第1メッシュをなす細線20Aが視認され難くなる)。なお、タッチパネル100に必要な導電性を確保するべく、細線20Aの幅方向寸法W1は1μm以上であることが好ましい。
また、図5に例示した第1セル22Aは、2つの鈍角と、2つの鋭角とを有する。対角関係にある鈍角の交差角度α1は90°超の同一角度であり、鋭角の交差角度β1は90°未満の同一角度であることが好ましい。
鋭角である交差角度β1は、70°以下であることが好ましい。この場合、モアレを低減するのに有効である。ただし、β1が過度に小さい場合にもモアレが発生し易くなる。これを回避するべく、β1は、30°〜70°の範囲内、さらには45°〜70°の範囲内とすることが好ましい。これらの角度は、ディスプレイの画素とメッシュがモアレを発生させないように調整される。
第1セル22Aは、図5に例示した形状に限定されるものではなく、横長の菱形や縦長の菱形であってもよいことは勿論である。また、α1とβ1の値が異なる場合を図示しているが、α1及びβ1の双方が90°である場合も本発明の範疇である。
図2に示すように、各第1電極18Aの一方の端部は、第1結線部40aを介して細線20Aによる第1端子配線パターン42aに電気的に接続されている。
一方、第2シート体10Bを構成する第2透明基体14B(図3参照)の一主面上に形成された第2電極18Bは、図2に示すように、それぞれ第2方向(y方向)に延びる複数の帯状のパターンを有する。これら複数の第2電極18Bは、第1方向(x方向)に沿って配列されている。すなわち、積層導電シート12では、図3に示すように、絶縁性の第2透明基体14Bを介して第1電極18Aと第2電極18Bが対向する。
各第2電極18Bも第1電極18Aと同様に、細線20B同士が交差することにより形成される。この交差に伴って、細線20Bによって囲繞される空間(開口部)、すなわち、第2セル22Bが形成される。
第2セル22Bは、図6に例示するように、第1セル22Aよりもピッチが大きな菱形をなす。すなわち、第2電極18Bは、大ピッチの菱形をなす第2セル22Bが複数個連なった第2メッシュで形成されている。
交差角度α2はα1と等しく、交差角度β2はβ1と等しいことが好ましい。すなわち、第1セル22Aと第2セル22Bは、相似関係にあることが好ましい。
また、第2セル22Bにおける細線20Bの線幅W2は、導電パターンのモアレ及び細線見えが改善され、視認性が良好となる(すなわち、第2メッシュをなす細線20Bが視認され難くなる)とともに、タッチパネル100として必要な導電性が確保されることから、第1セル22Aと同様に、1μm〜10μmの範囲内であることが好ましい。なお、図4においては細線20Aを細実線で表し、図6においては細線20Bを太実線で表しているが、これは、図7の説明にて積層した状態で第1メッシュと第2メッシュの区別を容易にするためのものであり、実際の線幅を反映したものではない。
さらに、隣接する第2セル22B同士の間隔の平均、すなわち、平均セルピッチPs(30個を測定して平均した値)は、好ましくは100μm〜3200μmの範囲内で、且つ第1セル22Aの平均セルピッチPdに比して大きく設定される。そして、平均セルピッチPsは、平均セルピッチPdの整数倍(ただし、2倍以上8倍以下)である。要するに、平均セルピッチPsと平均セルピッチPdとの間には、以下の関係式が成り立つ。
Ps/Pd=2,3,4,5,6,7,8
ここで、整数倍とは、正確に整数倍である場合のみならず、本発明の効果を得ることができる実質的に整数倍となっている場合が含まれる。例えば、製造誤差や、30個のセルの平均セルピッチを計算したことに伴う誤差等により、Ps/Pdが僅かに整数からずれた場合も本発明の範疇である。
なお、図7では、第2セル22Bの平均セルピッチPsが、第1セル22Aの平均セルピッチPdの2倍であるときを例示している。
すなわち、例えば、第1セル22Aの平均セルピッチPdが100μmであるときには、第2セル22Bの平均セルピッチPsは、200μm、300μm、400μm、500μm、600μm、700μm、800μmのいずれかに設定される。また、第1セル22Aの平均セルピッチPdが250μmであるときには、第2セル22Bの平均セルピッチPsは、500μm、750μm、1000μm、1250μm、1500μm、1750μm、2000μmのいずれかに設定される。
このように、平均セルピッチPsを平均セルピッチPdの整数倍とすることにより、第1セル22Aと第2セル22Bの干渉が小さくなる。このため、Ps/Pdが整数以外の値となるとき(例えば、1.5や2.3等)に比してモアレが大きく低減する。
しかも、Ps/Pdが2〜8の範囲内であるときには、Ps/Pdが1である場合、換言すれば、第1セル22Aの平均セルピッチPdと第2セル22Bの平均セルピッチPsが等しい場合に比して、指による押圧(タッチ)前後での静電容量の変化量が大きくなる。この点については後述する。
第2セル22Bもまた、図6に例示した形状に限定されるものではなく、横長の菱形や縦長の菱形であってもよいことは勿論である。
図2に示すように、各第2電極18Bの一方の端部は、第2結線部40bを介して細線20Bによる第2端子配線パターン42bに電気的に接続されている。
ここで、第1電極18Aのy方向に向かう幅方向寸法(電極幅)をWd、第2電極18Bのx方向に向かう幅方向寸法(電極幅)をWsとするとき、Ws/Wdは、0.5以上1.5以下に設定することができる。すなわち、本実施の形態では、第2電極18B(上方電極)の平均セルピッチPsが第1電極18A(下方電極)の平均セルピッチPdよりも大きく設定されており、このためにタッチ検出の精度が改善されているので、上方に位置する第2電極18Bの電極幅Wsを、下方に位置する第1電極18Aの電極幅Wdよりも小さくすることは必須ではなく、場合によっては、電極幅Wsと電極幅Wdを同一とすることや、電極幅Wsを電極幅Wdよりも大きくすることが可能である。勿論、電極幅Wsを電極幅Wdよりも小さくするようにしてもよい。Ws/Wdは、0.8以上1.2以下である構成がより好ましい。第1電極18Aと第2電極18Bの幅を同程度とすることで、タッチ領域に対する縦方向の感度と横方向の感度が等しくなるためより好ましい。
以上のように構成される第2電極18Bの有効電極面積は、タッチ有効面積の70%以上であることが好ましい。これにより、電極の抵抗を低くすることができる。ここで、有効電極面積とは、第2電極18Bが表示領域内で覆う面積の割合を示す。具体的には、図2において、上方電極(第2電極18B)の電極幅Wsとセンサ部112のy方向の長さと上方電極(第2電極18B)の電極数との積を、センサ部112の面積で除して算出した値である。
なお、図12(後述)に示すように第2電極18Bの内部にダミー細線50が存在しているときには、第2電極18Bが実質的に覆っている領域として有効電極面積に含めるものとする。一方、複数並んだ第2電極18B同士の間にダミー電極が存在する場合には、ダミー電極が覆う部分は第2電極18Bで覆われていないため、有効電極面積に含めないものとする。
タッチパネル100に適用した第1シート体10Aは、図2に示すように、センサ部112に対応した部分に、上述した多数の第1電極18Aが配列され、端子配線部114には各第1結線部40aから導出された細線20Aによる複数の第1端子配線パターン42aが配列されている。
図1の例では、端子配線部114のうち、第1シート体10Aの一方の長辺側(x方向)の周縁部には、その長さ方向中央部分に、複数の第1端子116aが前記一方の長辺の長さ方向に配列形成されている。また、センサ部112の一方の短辺(y方向)に沿って複数の第1結線部40a(例えば奇数番目)が直線状に配列され、センサ部112の他方の短辺(y方向)に沿って複数の第1結線部40a(例えば偶数番目)が直線状に配列されている。
一方、第2シート体10Bの外形は、上面から見て長方形状を有し、センサ部112の外形も長方形状を有する。端子配線部114のうち、第2シート体10Bの一方の長辺側の周縁部には、その長さ方向中央部分に、複数の第2端子116bが前記一方の長辺の長さ方向に配列形成されている。また、センサ部112の一方の長辺(x方向)に沿って複数の第2結線部40bが直線状に配列されている。各第2結線部40bから導出された第2端子配線パターン42bは、第2シート体10Bの一方の長辺における略中央部に向かって引き回され、それぞれ対応する第2端子116bに電気的に接続されている。
なお、第1端子配線パターン42aの導出形態を上述した第2端子配線パターン42bと同様にしてもよいし、逆に、第2端子配線パターン42bの導出形態を上述した第1端子配線パターン42aと同様にしてもよい。
積層導電シート12は、図3に示すように、第1シート体10Aに第2シート体10Bが積層されて構成される。この際、第1シート体10Aの上端面(すなわち、第1電極18A及び第1透明基体14A上)と、第2シート体10Bの下端面との間に、粘着シートとして貼付された粘着剤(OCAとも指称される)30を配置してもよい。
このようにして形成された積層導電シート12において、Ps/Pdが2であるとき、すなわち、図4に示す第1電極18Aと、図6に示す第2電極18Bとが重なった箇所(重なり部分)の一例を、平面図として図7に示す。図7中の細実線及び太実線が、上記と同様に細線20A、細線20Bの各々に対応する。すなわち、細実線及び太実線を用いているのは細線20A、20Bの区別を容易にするためであり、細線20A、20B実際の線幅を表しているのではない。
さらに、図8及び図9に、第2セル22Bの平均セルピッチPsが、第1セル22Aの平均セルピッチPdの3倍(Ps/Pd=3)であるときを示す。図8に示す第1電極18Aと、図9に示す第2電極18Bとが重ね合わせられると、平面視で、図10に示すようになる。図10中の細実線及び太実線は、上記と同様に細線20A、細線20Bの各々に対応する。
図7及び図10の例ではいずれも、第2セル22Bの開口内に第1セル22Aが位置している。以下、当該第1セル22Aを「開口内セル22a」と表記すると、該開口内セル22aには、第2セル22Bを形成する枠線(細線20B)が横切ることはない。
その一方で、例えば、図7の重なり部分の場合、開口内セル22aを囲繞する8個の第1セル22Aには、第2セル22Bを形成してx2方向に延在する枠線、又は、y2方向に延在する枠線のいずれかが横切る。すなわち、開口内セル22a内では金属線材が疎になるのに対し、開口内セル22aの周囲の第1セル22Aでは、金属線材が密となる。
この疎密が生じた状態でも特に差し支えはないが、図11に示す第1電極18Aに対し、図12に示すように、第2セル22Bにダミー細線50を加えた構成のものを重ね合わせるようにしてもよい。この場合には、第2セル22Bの平均セルピッチPsは、ダミー細線50を考慮せずに求めるものとする。なお、図12においては、ダミー細線50と第2セル22Bとの区別を容易にするべく、ダミー細線50をなす細線52を破線、第2セル22Bをなす細線20Bを太実線で示している。
ダミー細線50は、セル22A、22Bをなす細線20A、20Bと同様に、銀、銅、モリブデン、又はこれらの中の1種以上を含む合金等からなる細線52(金属線材)により、例えば、金属細線同士が交差した十字形状に形成される。ただし、ダミー細線50の端部は、第2セル22Bをなす細線20Bから離間しており、このため、第2電極18Bとダミー細線50との間で通電が起こることはない。
ダミー細線50は、複数個の短直線が並列された破線形状であってもよい。この場合においては、第1電極18A(下方電極)からの電界をダミー細線50が遮蔽する効果を低減することができる。
図11に示す第1電極18Aと、図12に示す第2電極18B及びダミー細線50との重なり部分の一例を、平面図として図13に示す。図13中の細実線が第1電極18Aの第1セル22Aをなす細線20A、太実線が第2電極18Bの第2セル22Bをなす細線20B、破線が第2セル22Bの開口部内に設けられたダミー細線50である。細実線、太実線、破線を用いているのは、上記したように細線20A、20B、52の区別を容易にするためであり、実際の線幅を表しているのではない。また、図11、図12及び図13では、Ps/Pd=2であるときを例示している。
この重なり部分においても、図10と同様に、開口内セル22aを囲繞する8個の第1セル22Aには、第2セル22Bを形成してx2方向に延在する枠線、又は、y2方向に延在する枠線のいずれかが横切る。そして、図12及び図13に示す場合では、第2セル22Bの開口内にダミー細線50が配置されている。このため、ダミー細線50は、絶縁層としての第2シート体10Bを介して開口内セル22aの上方に位置する。すなわち、ダミー細線50は、平面視で第1セル22A(開口内セル22a)が第2セル22Bの開口に内包される位置で、該開口に設けられる。
従って、開口内セル22aには、ダミー細線50を形成する細線52が横切ることになる。その結果、開口内セル22aと、その周囲の第1セル22Aとで枠線(細線20A、20B、52)の疎密が同等となる。これにより、開口内セル22aが視認し難くなる。
すなわち、第2電極18Bを構成する第2セル22B内にダミー細線50を設けるようにしたことにより、細線見えが良好となる(第2メッシュが視認され難くなる)。
なお、第1セル22A(第1メッシュ)において、本来であれば第2セル22B(第2メッシュ)と対向すべき箇所の細線の一部を、線幅を小さくしたり、断線部としたりすることも好ましい。換言すれば、第1メッシュをなす細線20Aに、第2メッシュとの対向する箇所に幅狭部や断線部を設けるようにするとよい。勿論、これとは逆に、第2メッシュをなす細線20Bの、第1メッシュとの対向する箇所の一部を、線幅を小さくしたり、断線部としたりするようにしてもよい。
この場合、断線部では静電容量が小さくなる。すなわち、静電容量の初期値が小さくなる。静電容量の初期値が大きい場合、操作者による指での押圧に伴って静電容量が変化したときに、信号/ノイズ比(S/N比)を向上させることが容易でなくなるが、第1メッシュと第2メッシュが対向する箇所で対向する面積を減少させる設計をすることにより、S/N比の向上を図ることができる。
以上のように構成される第1電極18A、第2電極18Bを含んだ積層導電シート12をタッチパネル100として使用する場合は、第2シート体10B上に保護層106を形成する。なお、第2シート体10Bの上端面と保護層106の下端面との間にも、粘着シートとしての粘着剤(OCA)30が配置される。そして、第1シート体10Aの多数の第1電極18Aから導出された第1端子配線パターン42aと、第2シート体10Bの多数の第2電極18Bから導出された第2端子配線パターン42bとを、例えば、スキャンをコントロールする制御回路に接続する。
第1電極18A及び第2電極18Bは、線幅の狭いパターンを得るために、好適にはフォトリソグラフィプロセスによるエッチング法、マイクロコンタクト印刷パターニング法又は銀塩法によって形成することができる。大量のランダムパターンを繰り返し得るためには、銀塩法がより好ましい。
マイクロコンタクト印刷パターニング法とは、マイクロコンタクト印刷法を利用して線幅が狭いパターンを得る方法である。ここで、マイクロコンタクト印刷法は、弾力性のあるポリジメチルシロキサンのスタンプを用い、チオール溶液をインキとして金基材に接触させて単分子膜のパターンを作製する方法である(Whitesedes著、Angew.Chem.Int.Ed.,1998年第37巻第550頁参照)。
マイクロコンタクト印刷パターニング法の代表的なプロセスは、例えば、以下の通りである。すなわち、先ず、基材に金属がコーティングされる(例えば、銀が、PET基材にスパッタコーティングされる)。
次に、単分子膜のマスキングが、金属がコーティングされた基材にマイクロコンタクト印刷法を用いてスタンピングされる。その後、マスキング下のパターンを除いて、基材にコーティングされた金属がエッチングにより除去される。
以上につき、その具体的な作業等は、特表2012−519329号公報の段落[0104]に詳述されている。
一方、銀塩法は、感光性銀塩含有層を有する感光材料を露光・現像することにより、メッシュ状をなす細線20A、20Bのパターンを得るものである。その具体的な作業等は、特開2009−4348号公報の段落[0163]〜[0241]に詳述されている。
本発明は、上記した実施の形態に特に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、図13では、第2セル22Bの開口内にダミー細線50を設けた構成を示しているが、図14に示すように、一部の第1セル22Aaのピッチが、該第1セル22Aaを囲繞する周囲のセル22Ab、22Ac(第1セル)に比して小さな第1電極18Aを設け、この第1電極18Aに対し、例えば、図15に示す第2電極18Bを重ねるようにしてもよい。この場合、図16に示すように、ピッチが最小である第1セル22Aaが、平面視で第2セル22Bの開口内に内包される位置となる。すなわち、第1セル22Aaが、開口内セル22aとなる。
なお、図14及び図16における細実線は第1電極18Aを形成する細線20Aを表し、太実線は第2電極18Bを形成する細線20Bを表す。上記と同様に、細実線及び太実線は細線20A、20Bの区別を容易にするためのものであり、実際の線幅を反映させたものではない。また、図14において、第1セル22Aa〜22Acの中で代表的なものに指標「a」、「b」及び「c」を付すとともに、図16において、図14中の指標を付した位置と対応する位置に同一の指標を付している。
ここで、第1電極18Aを図14に示すような構成にした場合には、第2電極18Bの開口内に位置する開口内セル22a(第1セル22Aa)のみを30個抽出して平均セルピッチPdを求めるものとする。すなわち、第1セル22Ab、22Acのピッチは、第1電極18Aの平均セルピッチPsを設定する際の計算に含めない。
この場合においても、図13と同様に、開口内セル22a(第1セル22Aa)と、その周囲の第1セル22Ab、22Acとで枠線の疎密が同等となる。従って、開口内セル22aを視認し難くすることができる。
なお、この場合、第2電極18Bにおける平均セルピッチPsは、第1セル22Aaの平均セルピッチPdの2倍〜8倍(ただし、整数倍)に設定すればよい。また、図16では、Ps/Pd=4の場合を例示している。
また、上記した実施の形態では、電極幅Ws、Wdを一定としているが(図2参照)、長手方向に延在する途中で一部の電極幅を小さくするようにしてもよい。この場合、電極幅が小さい部位同士が積層配置されるようにすればよい。電極幅が相違する部位を有する電極は、第1電極18A又は第2電極18Bのいずれか一方のみであってもよい。
この場合、第1メッシュと第2メッシュの交差箇所で断線部を設けるときと同様に、交差箇所での静電容量の初期値が小さくなる。従って、S/N比の向上を図ることができる。なお、この形態においても、第1メッシュと第2メッシュの交差箇所で断線部を設けるようにしてもよいことは勿論である。
さらに、積層導電シート12は、第1透明基体14Aの一主面に第1電極18Aを形成し、第2透明基体14Bの一主面に第2電極18Bを形成して積層するもの(図2及び図3参照)に限定されるものではない。すなわち、図17に示すように、第1透明基体14Aの一主面に第1電極18Aが形成され、且つ該第1透明基体14Aの他主面に第2電極18Bが形成されたものであってもよい。この場合、第2透明基体14Bが存在せず、第2電極18B上に第1透明基体14Aが積層され、第1透明基体14A上に第1電極18Aが積層された形態となる。
いずれの場合においても、積層導電シート12の用途は、タッチパネル100のセンサ本体102に特に限定されるものではなく、無機EL素子、有機EL素子、あるいは太陽電池等の各種電極に用いることも可能である。さらに、電極以外にも、電流を流すことで発熱する透明発熱体(例えば、車両のデフロスタ)、電磁波を遮断する電磁波シールド材にも適用可能である。
電極幅Wdが5mm、平均セルピッチPdが300μmである下方電極(第1電極18A)を透明基体上に1本形成した導電シートと、電極幅Wsが5mmである上方電極(第2電極18B)を透明基体上に1本形成した導電シートとを、OCAを介して貼り合わせて電極積層体を得た。勿論、下方電極と上方電極の一部同士を対向させた。
この構成において、上方電極の平均セルピッチPsを下記の表1に示すように種々変更し、実施例1〜5、比較例1〜3の電極積層体を構成した。その後、各電極積層体におけるタッチ前後の静電容量の変化量(ΔCm値)を求めた。ΔCmの値が大きいほど、タッチしたことを検出できる可能性が高まり、検出精度が良好となる。
Figure 2015108884
結果を、横軸をPs/Pd、縦軸をΔCmとするグラフにして図18に示す。この図18から、Ps/Pdが1よりも大で且つ8以下の範囲内であると、Ps/Pd=1のとき(比較例1)よりもΔCmが向上することが分かる。特に、Ps/Pdが2〜6である場合、換言すれば、第2セル22B(第2メッシュ)の平均セルピッチPsが、第1セル22A(第1メッシュ)の平均セルピッチPdの2〜6倍であるときに顕著である。このことは、S/N比、ひいてはタッチ検出精度を向上させ得ることを意味する。
この理由は、平均セルピッチPsを平均セルピッチPdに比して大きくしたことに伴って、第1セルから第2セルに向かう電界が、第2セルの開口を容易に通るようになり、このために指による押圧の前後における静電容量の変化量が大きくなるからである。従って、上方電極の電極幅Wsを小さくすることなく、タッチ検出の精度を向上させることができる。
なお、Ps/Pdが3となる付近をピークとして低下していく理由としては、上方電極の平均セルピッチPsが大きくなるにつれ、上方電極の開口の中心付近に位置する下方電極の、上方電極からの距離が遠くなるので、該下方電極からの電界が上方電極に及ぼす影響が低下するためにΔCm値への寄与が少なくなることが考えられる。よって、上方電極の平均セルピッチPsが大きければ大きいほど好ましいということにはならず、好ましい範囲を持つ。
また、実施例1〜5及び比較例1〜3の各電極積層体につき、電極同士の対向部分(5mm×5mm)を目視観察し、対向部分にモアレが全く見られない場合を「A」、対向部分にモアレが僅かに視認されるが、許容できるレベルである場合を「B」、対向部分にモアレが確認でき、実用上問題あるレベルである場合を「C」と評価した。結果を、表1に併せて示す。
表1に示すように、Ps/Pd=1.5である比較例2では、Ps/Pd=1である比較例1に比してΔCmが大きくはなるものの、許容し得ない程度のモアレが認められた。これに対し、Ps/Pd=2、3、4、6、8であるときには、モアレの発生が認められなかった。
以上のことから、Ps/Pdを2〜8の間の整数、一層好ましくは2〜6の間の整数とすることにより、タッチパネル100(表示装置108)において、モアレが低減し且つタッチ検出の歩留まりが十分となる。
しかも、第2電極18Bの電極幅Wsを極端に小さくする必要がないので、第2セル22Bの開口面積を小さくする必要もない。換言すれば、第2電極18Bを、平均セルピッチPsが大きなメッシュとして形成することができる。このために該第2電極18Bの透過率が良好となる。
さらに、第1電極18A及び第2電極18Bの双方の平均セルピッチの比を特定の値とすることで、ピッチの差に起因したモアレの発生を抑制することができる。
10A…第1シート体 10B…第2シート体
12…積層導電シート(導電シート) 14A…第1透明基体
14B…第2透明基体 18A…第1電極
18B…第2電極 20A、20B、52…細線
22A、22Aa〜22Ac…第1セル 22a…開口内セル(第1セル)
22B…第2セル 30…粘着剤(OCA)
50…ダミー細線 100…タッチパネル
102…センサ本体 106…保護層
108…表示装置 110…表示パネル
112…センサ部 114…端子配線部

Claims (11)

  1. 絶縁層の下方に配置された第1電極と、前記絶縁層の上方に配置された第2電極とを有し、前記第1電極と前記第2電極とが、前記絶縁層を介して対向する導電シートにおいて、
    前記第1電極は、金属線材同士が交差することで形成されて菱形をなす第1セルが複数個連なった第1メッシュからなり、且つ第1の方向に沿って延在するとともに、前記第1の方向に対して直交する第2の方向に沿って複数個並列され、
    前記第2電極は、金属線材同士が交差することで形成されて菱形をなす第2セルが複数個連なった第2メッシュからなり、且つ前記第2の方向に沿って延在するとともに、前記第1の方向に沿って複数個並列され、
    前記第1セルの平均セルピッチをPd、前記第2セルの平均セルピッチをPsとするとき、Ps/Pdが2以上8以下の整数であることを特徴とする導電シート。
  2. 請求項1記載の導電シートにおいて、Ps/Pdが2以上6以下の整数であることを特徴とする導電シート。
  3. 請求項1又は2記載の導電シートにおいて、前記第2電極の有効電極面積がタッチ有効面積の70%以上であることを特徴とする導電シート。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の導電シートにおいて、平面視で前記第2セルの開口に前記第1セルが内包される位置で、前記第2セルの開口にダミー細線が設けられていることを特徴とする導電シート。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の導電シートにおいて、平面視で前記第2セルの開口に前記第1セルが内包される位置で、該開口内の第1セルの平均セルピッチが、該開口内の第1セルを囲繞する周囲のセルの平均セルピッチに比して小さく設定されていることを特徴とする導電シート。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の導電シートにおいて、前記第1電極の電極幅をWd、前記第2電極の電極幅をWsとするとき、Ws/Wdが0.5以上1.5以下であることを特徴とする導電シート。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の導電シートにおいて、前記第2セルの開口内に位置する第1セルの平均セルピッチが50μm以上400μm以下であり、且つ前記第2セルの平均セルピッチが100μm以上3200μm以下であることを特徴とする導電シート。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の導電シートにおいて、前記第1メッシュと前記第2メッシュが対向する箇所の一部で、第1セルを形成する金属線材又は第2セルを形成する金属線材の少なくともいずれか一方が、線幅が小さくされているか、又は断線部とされていることを特徴とする導電シート。
  9. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の導電シートにおいて、前記第1メッシュと前記第2メッシュが対向する箇所で、前記第1電極又は前記第2電極の少なくともいずれか一方の電極幅が他の部位に比して小さく設定されていることを特徴とする導電シート。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載された導電シートを有することを特徴とする静電容量式タッチパネル。
  11. 請求項10に記載された静電容量式タッチパネルを有することを特徴とする表示装置。
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