JP2015108468A - ファンフィルターユニットおよびファンフィルターユニット制御システム - Google Patents

ファンフィルターユニットおよびファンフィルターユニット制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP2015108468A
JP2015108468A JP2013250823A JP2013250823A JP2015108468A JP 2015108468 A JP2015108468 A JP 2015108468A JP 2013250823 A JP2013250823 A JP 2013250823A JP 2013250823 A JP2013250823 A JP 2013250823A JP 2015108468 A JP2015108468 A JP 2015108468A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
failure diagnosis
ffu
failure
mode operation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013250823A
Other languages
English (en)
Inventor
利行 安井
Toshiyuki Yasui
利行 安井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2013250823A priority Critical patent/JP2015108468A/ja
Publication of JP2015108468A publication Critical patent/JP2015108468A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)
  • Ventilation (AREA)

Abstract

【課題】故障診断モード運転を実施し、モータ2の性能劣化を把握することを目的とする。【解決手段】ファン1と、モータ2と、フィルター3とを備えたFFU4(ファンフィルターユニット)において、前記FFU4は、前記モータ2の駆動制御を行うとともに前記モータ2の状態を監視する制御部7を備え、通常モード運転手段8と、遠隔運転モード運転手段9と、故障診断モード運転手段10を有し、前記故障診断モード運転手段10は、定期的あるいは外部機器からの指示により前記故障診断用回転数で前記モータ2を駆動する故障診断モードを起動し、そのときのモータ回転数、モータ電流などの情報から、モータの性能劣化の確認するものである。【選択図】図3

Description

本発明は、主にクリーンルーム内に設置される半導体デバイスや液晶等を製造する製造装置、あるいはクリーンブースなど、清浄空間を必要とする箇所に設置される複数台のファンフィルターユニット(以下、FFUと呼ぶ)に、故障診断運転を搭載したファンフィルターユニット制御システム(FFU制御システム)に関する。
FFUは、クリーンルーム内の空気の清浄度を維持し続けることが使命であり、モータの長寿命化が求められている。
その中で、いくつかある故障原因の1つとして、モータの突然停止によるものが多いことから、モータの理論寿命算出より、モータがまだ使用可能な状態にも関わらす、運転積算時間により、前もって交換することで、空気の清浄度の維持を図っていた。
一方、従来のファンモータには、故障の有無の自己診断機能が備えられている。
従来の自己診断機能を備えたファンモータは、固定子と回転子とホール素子と通電制御(駆動)回路と、巻線電流を検出する検出回路と電流信号処理回路と比較回路とマイコンと記憶素子を有する構成であった。そして、モータの固定子巻線の電流波形をマイコンが検出し、記憶装置に記憶されている定常波形と比較して、基準値を超える変化を検出したとき、通電制御(駆動)回路に信号を送りファンモータを停止させる構成となっていた。
(特許文献1参照)
特開2003−23792号公報
従来の故障有無の自己診断機能を備えたファンモータは、電流波形が判定基準値を超えるまでは、通常運転モードで運転している。しかし、半導体製造工程などにおいて、このような自己診断機能を備えたファンモータを搭載したFFUを採用した場合、自己診断機能により、突然モータが停止すると、半導体製造装置内の空気の清浄度の維持が難しくなる。そのため、生産効率の低下を招くために、計画的にモータ交換ができるための手法の確立が課題であった。
また、モータの固定子巻線の電流波形は、突然、波形が乱れて基準値を超えるのではなく、時間経過とともに少しずつ波形が変化する。従って、モータを常時監視し、性能劣化のレベルを細かく把握することが求められていた。
また、モータの突然停止で、空気の清浄度が低下する中、監視者は残りの全FFUの風量調整を短い時間の間に1台ずつ手動で変更するため、監視者の能力に依存しない歩留まりが向上する仕組みの構築も課題であった。
そこで、本発明は、従来のこのような課題を解決するものであり、FFUのモータは、モータを常時監視することで、性能劣化を検出しながら、計画的なモータ交換をすることを可能とし、突然の停止を防止する。そして、モータの性能劣化のレベルを細かく把握することで、FFUのモータ交換時期が近づいていることを、事前に通知することを目的としている。
また、モータが停止した場合にも、監視者の手動による風量調整を廃止し、半導体製造装置内等の空気の清浄度を維持することを目的としている。
この目的を達成するために、本発明のファンフィルターユニットは、
箱型のチャンバー内にファンと、モータと、フィルターとを備えたファンフィルターユニット(以下、FFU)において、
前記FFUは、前記モータの駆動制御を行うとともに前記モータの状態を監視する制御部を備え、
前記制御部は、
前記モータを所定の回転数で運転する、あるいは前記ファンを所定の風量で運転する通常モード運転手段と、
外部機器から指示された回転数で前記モータを駆動する遠隔運転モード運転手段と、
所定の故障診断用回転数で前記モータを駆動する故障診断モード運転手段を有し、
前記故障診断モード運転手段は、
定期的あるいは外部機器からの指示により前記故障診断用回転数で前記モータを駆動する故障診断モードを起動するとともに、
前記故障診断モードで運転していることを通知する通知手段を有したものである。
また、本発明のファンフィルターユニット制御システムは、
箱型のチャンバー内にファンと、モータと、フィルターとを備えた複数台のファンフィルターユニット(FFU)と、
これらの複数台のFFUを通信接続して、その制御を行う中央監視装置とから構成するファンフィルターユニット制御システムであって、
前記FFUは、前記モータの駆動制御を行うとともに前記モータの状態を監視する制御部を備え、
前記制御部は、
前記モータを所定の回転数で運転する、あるいは前記ファンを所定の風量で運転する通常モード運転手段と、
前記中央監視装置から指示された回転数で前記モータを駆動する遠隔運転モード運転手段と、
所定の故障診断用回転数で前記モータを駆動するとともに、前記モータの監視情報から故障を判定する故障診断モード運転手段を有し、
前記故障診断モード運転手段は、
定期的あるいは外部機器からの指示により前記故障診断用回転数で前記モータを駆動する故障診断モードを起動するとともに、
前記故障診断モードで運転していることを前記中央監視装置に通知し、
前記中央監視装置は、
前記FFUから故障診断モード運転中であることを受信すると、故障診断モード運転中を通知した前記FFU以外の前記FFUに対して、遠隔運転モード運転手段に切り替えるよう指示し、
全FFUの合計風量が要求される風量を満足するように前記モータの運転回転数を指示する故障診断手段を有したものである。
また、本発明のファンフィルターユニット制御システムは、
ファンと、モータと、フィルターとをそれぞれに備えた複数台のファンフィルターユニット(FFU)と、
この複数台のFFUを通信接続して、その制御を行う中央監視装置とから構成するファンフィルターユニット制御システムであって、
前記FFUは、前記中央監視装置との通信を行うとともに、前記モータの駆動停止の指令とその状態を監視する制御部を備え、
この制御部は、
所定の通常回転数で運転する通常モード運転手段と、
前記中央監視装置から指示された回転数で前記モータを駆動する遠隔運転モード運転手段と、
前記通常回転数とは異なる故障診断用回転数で前記モータを駆動するとともに、前記モータの監視情報から故障を判定する故障診断モード運転手段を有し、
前記中央監視装置は、定期的あるいは監視者の指示に基づいて前記FFUの1台に対して故障診断モード運転を指示するとともに、
全FFUの合計風量が要求される風量を満足するように残りの前記FFUに対して、前記遠隔運転モード運転手段に切り替えて、前記モータの運転回転数を指示する故障監視手段を有するものである。
これらの構成により所期の目的を達成するものである。
本発明のファンフィルターユニットによれば、
モータの駆動制御を行うとともにモータの状態を監視する制御部は、前記モータを所定の回転数で運転する、あるいはファンを所定の風量で運転する通常モード運転手段と、外部機器から指示された回転数で前記モータを駆動する遠隔運転モード運転手段と、所定の故障診断用回転数で前記モータを駆動する故障診断モード運転手段を有し、
前記故障診断モード運転手段は、定期的あるいは外部機器からの指示により前記故障診断用回転数で前記モータを駆動する故障診断モードを起動するとともに、前記故障診断モードで運転していることを通知する通知手段を有したものであるので、所定の故障診断用回転数で運転し、そのときのモータ回転数、モータ電流などの情報から、モータの性能劣化の確認を行うことができる。
そして、従来の単純な運転積算時間からのモータ交換に比べ、性能劣化の判断でモータ交換を実現できるため、突然のモータ停止を防止し、交換時期を事前に通知し、計画的なモータ交換が可能となり、半導体などの生産性が向上するという効果を有している。
また、FFUは、モータの駆動制御を行うとともにモータの状態を監視する制御部を備え、前記制御部は、前記モータを所定の回転数で運転する、あるいはファンを所定の風量で運転する通常モード運転手段と、中央監視装置から指示された回転数で前記モータを駆動する遠隔運転モード運転手段と、所定の故障診断用回転数で前記モータを駆動する故障診断モード運転手段を有し、前記故障診断モード運転手段は、定期的あるいは外部機器からの指示により前記故障診断用回転数で前記モータを駆動する故障診断モードを起動するとともに、前記故障診断モードで運転していることを前記中央監視装置に通知する通知手段を有し、前記中央監視装置は、前記FFUから故障診断モード運転中であることを受信すると、故障診断モード運転中を通知した前記FFU以外の前記FFUに対して、遠隔運転モード運転手段に切り替えるよう指示し、全FFUの合計風量が要求される風量を満足するように前記モータの運転回転数を指示する故障診断手段を有したものである。
この構成により、FFUの1台が故障診断用回転数で運転していることを中央監視装置に通知するので、中央監視装置は、残りのFFUに対して、不足分の風量を補うよう、指令を発することができる。そして、ファンフィルターユニット制御システム全体として要求風量を満足しながら運転を継続するとともに、各FFUの故障診断を行うことができる。
本発明の実施の形態1のFFUの内部構成図 本発明の実施の形態1のFFU制御システムの構成図 同システムブロック図 同システム構成図(グループ分けの例1) 同システム構成図(グループ分けの例2) 本発明の実施の形態1のシステムブロック図
請求項1記載の発明は、箱型のチャンバー内にファンと、モータと、フィルターとを備えたファンフィルターユニット(以下、FFU)において、
前記FFUは、前記モータの駆動制御を行うとともに前記モータの状態を監視する制御部を備え、前記制御部は、前記モータを所定の回転数で運転する、あるいは前記ファンを所定の風量で運転する通常モード運転手段と、外部機器から指示された回転数で前記モータを駆動する遠隔運転モード運転手段と、所定の故障診断用回転数で前記モータを駆動する故障診断モード運転手段を有し、前記故障診断モード運転手段は、定期的あるいは外部機器からの指示により前記故障診断用回転数で前記モータを駆動する故障診断モードを起動するとともに、前記故障診断モードで運転していることを通知する通知手段を有したことにより、特性の予め判っている所定の故障診断用回転数で運転し、そのときのモータ回転数、モータ電流などの情報から、モータの性能劣化の確認を行うことができる。また、外部機器は、故障診断実施中であることを認識することができる。
また、前記故障診断モード運転手段は、監視情報としてモータ外郭に設けたサーミスタからの温度情報を元に故障を判定することにより、シャフトとベアリングのグリスの蒸発による潤滑油不足で発生する摩擦による温度上昇を確認することとなり、モータの温度破壊による熱暴走の観点で、故障診断が確認することができる。
また、前記故障診断モード運転手段は、監視情報としてモータ外郭に設けた振動センサーの検出信号を元に故障を判定することにより、シャフトとベアリングのグリスの蒸発で起こる磨耗によるキズがシャフトとファンのバランスを崩した時に発生する振動を確認することとなり、モータの振動によるバランス不良の観点で、故障診断が確認することができる。
また、前記故障診断モード運転手段は、監視情報としてモータ外郭に設けた音センサーの検出信号を元に故障を判定することにより、シャフトとベアリングのグリスの蒸発で起こる磨耗によるキズがシャフトとファンのバランスを崩した時に発生する音を確認することとなり、モータの音による不良の観点で、故障診断が確認することができる。
また、箱型のチャンバー内にファンと、モータと、フィルターとを備えた複数台のファンフィルターユニット(FFU)と、これらの複数台のFFUを通信接続して、その制御を行う中央監視装置とから構成するファンフィルターユニット制御システム(FFU制御システム)であって、
前記FFUは、前記モータの駆動制御を行うとともに前記モータの状態を監視する制御部を備え、前記制御部は、前記モータを所定の回転数で運転する、あるいは前記ファンを所定の風量で運転する通常モード運転手段と、前記中央監視装置から指示された回転数で前記モータを駆動する遠隔運転モード運転手段と、所定の故障診断用回転数で前記モータを駆動するとともに、前記モータの監視情報から故障を判定する故障診断モード運転手段を有し、前記故障診断モード運転手段は、定期的あるいは外部機器からの指示により前記故障診断用回転数で前記モータを駆動する故障診断モードを起動するとともに、前記故障診断モードで運転していることを前記中央監視装置に通知し、前記中央監視装置は、前記FFUから故障診断モード運転中であることを受信すると、故障診断モード運転中を通知した前記FFU以外の前記FFUに対して、遠隔運転モード運転手段に切り替えるよう指示し、全FFUの合計風量が要求される風量を満足するように前記モータの運転回転数を指示する故障診断手段を有したものであるので、故障診断モード運転中の1台のFFUは、故障診断用回転数で運転し、実際の回転数と実際のモータ電流を検出し、故障診断を行う。そして、中央監視装置に対して故障診断用回転数で運転していることを通知するので、残りのFFUに対し、遠隔運転モード運転に切り替えて、全FFUの合計風量が要求風量を満足するように、残りのFFUの運転回転数を指示する。従って、要求風量を満足しながら、FFUの故障診断運転モード運転手段によるモータの性能劣化が確認できる。そして、従来の単純な運転積算時間からのモータ交換に比べ、性能劣化の判断でモータ交換を実現できるため、突然のモータ停止を防止し、交換時期を事前に通知し、計画的なモータ交換が可能となり、半導体などの生産性を向上させることができる。
また、ファンと、モータと、フィルターとをそれぞれに備えた複数台のファンフィルターユニット(FFU)と、この複数台のFFUを通信接続して、その制御を行う中央監視装置とから構成するファンフィルターユニット制御システム(FFU制御システム)であって、
前記FFUは、前記中央監視装置との通信を行うとともに、前記モータの駆動停止の指令とその状態を監視する制御部を備え、この制御部は、所定の通常回転数で運転する通常モード運転手段と、前記中央監視装置から指示された回転数で前記モータを駆動する遠隔運転モード運転手段と、前記通常回転数とは異なる故障診断用回転数で前記モータを駆動するとともに、前記モータの監視情報から故障を判定する故障診断モード運転手段を有し、前記中央監視装置は、定期的あるいは監視者の指示に基づいて前記FFUの1台に対して故障診断モード運転を指示するとともに、全FFUの合計風量が要求される風量を満足するように残りの前記FFUに対して、前記遠隔運転モード運転手段に切り替えて、前記モータの運転回転数を指示する故障監視手段を有するものであるので、
中央監視装置は、計画的に管理する複数のFFUに対して1台ずつ故障診断モード運転を指示して、故障診断を行うことができる。そして、故障診断中の1台のFFUは、故障診断用回転数で運転し、実際の回転数と実際のモータ電流を検出し、故障診断を行う。さらに、中央監視装置は、残りのFFUに対し、全FFUの合計風量が要求風量を満足するように、残りのFFUの運転回転数を指示する。従って、要求風量を満足しながら、FFUの故障診断運転モード運転手段によるモータの性能劣化が確認できる。そして、従来の単純な運転積算時間からのモータ交換に比べ、性能劣化の判断でモータ交換を実現できるため、突然のモータ停止を防止し、交換時期を事前に通知し、計画的なモータ交換が可能となり、半導体などの生産性を向上させることができる。
また、1つの前記FFUの前記故障診断モード運転手段が故障を判定したとき、故障と判定した前記FFUを停止し、前記故障診断手段は、残りの前記FFUに対して、遠隔運転モード運転手段に切り替えるよう指示し、全FFUの合計風量が要求される風量を満足する回転数で運転を指示することにより、故障診断モード運転で、故障と判定されたことで、故障監視手段が異常を検出して停止させるとともに、残りのFFUは、遠隔運転モード運転手段に切り替わり、FFUの合計風量が要求される風量を満足するように、故障監視手段が回転数を指示する。このような構成により、1台のFFUが故障しても、残りのFFUがカバーするため、空気の清浄度を低下することなく、故障したFFUをメンテナンス確認することができる。
また、前記中央監視装置は、複数の前記FFUを複数の小グループに分けて管理し、
この小グループごとに前記故障監視手段が遠隔運転モード運転手段に切り替えるよう指示し、全FFUの合計風量が要求される風量を満足する回転数で運転を指示することにより、生産の工程毎に小グループ化することで、生産工程毎に細かく要求される風量を調整可能とし、故障監視手段の運転切り替えも小グループ単位で行うこととなり、小グループ化し、生産の稼動状況による風量の増減と生産工程毎による要求風量を故障監視ができるため、生産コスト削減と工程毎の異なる要求風量の確保をすることができる。
また、前記FFUは、前記小グループ毎に順送りに通信線で接続することにより、中央監視装置とFFU間の通信線の並列接続をなくし、通信線の引き回しを容易にすることとなり、小グループ化毎に順送りする直列接続することで、通信線の重複部分を削減し、通信線代のコストを削減することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1から図6に示すように、本実施の形態1におけるファンフィルターユニット(以下、FFU)の内部構成図、ファンフィルターユニット制御システム(以下、FFU制御システム)の構成図、ブロック図を参照しながら説明する。
図1は、本実施の形態1におけるFFUの内部構成図である。
図1に示すように、FFU4は、箱型のチャンバー23の内部にファン1とモータ2とフィルター3を備え、モータ2の制御を行う制御部7を備えたものである。FFU4のフィルター3外郭に風量計測手段11を取り付けることで、実際のFFU4の1台の送風量を把握し、きめ細かな風量調整を実現し、クリーンルーム内の空気清浄度の設定を細分化する。
また、モータ2においては、制御部7にて回転数を変更可能なものであれば、ACモータ、DCモータどちらを用いてもよい。
また、モータ2の異常を監視するセンサー22は、モータ2裏面の外郭に取り付けることで、モータ2自身の特性変化を継続的に監視できるため、経年変化による微妙な変化を検出する。
監視情報を得るセンサー22としては、温度による変化を検出するサーミスタや、モータ2の回転による振動の変化を検出する振動センサーや、前記モータ2の回転による異音や騒音を検出する音センサーなどのうち、1つあるいは複数の組み合わせを用いる。
なお、後述する回転数検出手段17で検出されるモータ2の回転数、電流検出手段18で検出されるモータ2に流れるモータ電流も監視情報となる。
図2は、本実施の形態1におけるFFU制御システムの構成図である。
FFU制御システム6は、複数台の前記FFU4とその監視制御を行う中央監視装置5を通信接続したものである。中央監視装置5は、システム全体の情報管理を行う中央制御部13と、監視者にシステム全体の運転情報を表示し、管理する表示手段14から構成されている。
また、複数台の前記FFU4は、通信接続されており、各FFU4の運転情報が通信にて、中央監視装置5へ送信される。また、中央監視装置5は、全FFU4の運転情報を把握するだけでなく、各FFU4に個別運転指示または、全FFU4に一括指示することで、システム全体の運転情報を管理する。
図3は、本実施の形態1におけるシステムブロック図である。
各FFU4は、中央監視装置5との通信を行うとともに、モータ2の駆動停止の指令とその状態を監視する制御部7を備えている。この制御部7は、中央監視装置5との通信を行うFFU側通信回路手段19とモータ2の駆動停止をさせる駆動回路手段16とその両方の手段を制御するマイコン15で構成されている。
各FFU4には、駆動回路手段16において、マイコン15からの指示回転数でモータ2が回転していることを確認するために、回転数検出手段17が設けられている。回転数検出手段17は、指示回転数と実際の回転数との回転数差を常時監視している。
また、運転中のモータ2に流れる電流を電流検出手段18にて常時検出し、モータ2異常による異常電流をマイコン15に通知している。
マイコン15は、通常モード運転手段8と遠隔運転モード運転手段9と故障診断モード運転手段10を有している。モータ2を運転する際には、マイコン15は、通常モード運転手段8、遠隔運転モード運転手段9、故障診断モード運転手段10を切り替えることになる。
通常モード運転手段8は、モータ2に対して所定の通常回転数で運転を指令、あるいは、所定の風量になるような制御を行う。通常回転数は、中央監視装置5から指示されたものでもよいし、各FFU4にて設定されたものでもよい。同様に、所定の風量は、中央監視装置5から指示されたものでもよいし、各FFU4にて設定されたものでもよい。
遠隔運転モード運転手段9は、中央監視装置5から指示された回転数でモータ2を駆動する。
故障診断モード運転手段10は、前記通常回転数とは異なる故障診断用回転数でモータ2を駆動し、回転数検出手段17、電流検出手段18、センサー22から監視情報を得て故障を判定する。また、故障診断モード運転手段10は、モータ2の運転積算時間を監視し、定期的に、あるいは、中央監視装置5からの指示を受けて故障診断モード運転の実行をマイコン15に対して指示する。同時に、中央監視装置5に対して、故障診断モード運転を開始したことを通知する。
また、FFU4の運転情報(運転停止情報、風量、センサー22で得られた監視情報、回転数、モータ電流など)は、通信にて中央監視装置5へフィードバックされる。なお、中央監視装置5は、FFU4の個別運転情報とFFU4全体の運転状況を管理している。
故障診断モード運転手段10は、検出されたデータにもとづいて、故障の有無を判断する。センサー22の監視情報としては、温度の観点で異常を監視するサーミスタと、モータ2の回転時に振動の観点で異常を監視する振動センサーと、モータ2の回転時の異常を異音や騒音の観点で異常を監視する音センサーから得るようになっている。これらのセンサー22は必要に応じて選択し、場合によってはセンサー22を設けなくてもよい。センサー22を設けない場合、故障診断モード運転手段10は、風量、回転数、モータ電流などに基づいて故障判断を行う。
故障診断モード運転手段10は、内部に監視情報ごとの閾値を記憶しており、監視情報が閾値を越える、あるいは下回ったことを監視している。その結果、合格と判断された時、故障診断モード運転中のFFU4は、故障診断モード運転を終了し、通常運転モードに切り替える。
この時、マイコン15は、中央監視装置5へ、故障診断の結果、「合格」の通知をする。該当のFFU4の診断合否(合格)を認識した故障監視手段12は、中央演算処理装置21に、その他のFFU4に対し、遠隔運転モード運転を終了し、通常運転モードに切り替える指示をする。
一方、故障診断モード運転中のFFU4の故障診断モード運転手段10は、監視情報が閾値を超え、あるいは下回って不合格と判断された時、マイコン15に対して、不合格を通知する。そして、マイコン15は、駆動回路手段16に、モータ2の停止を指示する。この時、マイコン15は、中央監視装置5へ、故障診断の結果「不合格」の通知をする。
一方、中央監視装置5は、FFU側通信回路手段19と通信する中央側通信回路手段20と各FFU4の故障を監視する故障監視手段12と各FFU4の運転情報や監視情報(運転停止情報、風量、センサー22で得られた監視情報、回転数、モータ電流など)を処理する中央演算処理装置21で構成されている。
中央監視装置5は、監視対象のFFU4の1台が故障診断モード運転を開始したことを受信すると、故障監視手段12が、残りのFFU4に対し、遠隔運転モード運転を指示する。
各FFU4は、前記風量計測手段11が検出した風量を、前記故障監視手段12に通信にて、送信している。故障監視手段12は、全FFU4の合計風量を算出し、要求される風量を満足するか判断する。そして、風量の不足分を加味した運転回転数の指示を遠隔運転モード運転中のFFU4に行う。故障監視手段12は、運転回転数の指示を行った後、各FFU4が送信してくる風量の合計が要求風量を満足しているか確認し、要求風量と異なる場合、このような回転数指示を繰り返すことで、要求風量の確保を実現する。
また、前記故障監視手段12は、FFU4の故障診断結果「不合格」であることを監視者に通知するために、前記表示手段14に表示する。
故障したFFU4は停止するので、風量はゼロになる。故障監視手段12は、風量の変化を認識するので、残りのFFU4(遠隔運転モード運転中)に対し、風量の変更を指示することになる。この間に、監視者は、FFU4の1台が故障したことを認識し、メンテ作業を行う。監視者が該当FFU4のメンテ作業(モータ2の交換など)が完了すると、該当のFFU4は、通常運転モードに切り替わる。中央監視装置5の故障監視手段12は、故障診断モード運転中のFFU4、および故障のFFU4がなくなったことを認識して、全FFU4に対して通常運転モードに切り替えを指示する。
なお、故障監視手段12は、監視情報をFFU4毎、運転積算時間毎に管理する。
さらに、前記中央監視装置5の故障監視手段12には、故障診断運転モードを開始することと、各FFU4において回転数検出手段17が検出した回転数、電流検出手段18が検出したモータ2に流れる電流とセンサー22によって得られた監視情報が集められる。監視者は、表示手段14に表示される監視情報を確認して、故障予測をすることもできる。
そして、中央監視装置5は、故障診断モード運転手段10に記憶された定期的な時期だけでなく、監視者の指示に基づいてFFU4の1台に対して故障診断モード運転を指示することもできる。
なお、故障監視手段12が、各FFU4から送られた監視情報を元に故障診断を行ってもよい。この場合、故障監視手段12は、1つのFFU4が故障であると判断したとき、該当のFFU4を停止させることになる。
図4は、本実施の形態1における小グループ化したシステム構成図である。
また、前記中央監視装置5は、複数の前記FFU4を複数の小グループに分けて管理し、小グループ毎の個別風量管理と故障監視をする。
図5は、本実施の形態1における小グループ毎に順送りに通信線で接続されたシステム構成図である。
前記FFU4は、中央監視装置5から前記小グループ毎に通信線を順送りに接続する。
図6は、マイコン15の近傍にEEPROM26を配置したシステムブロック図である。
EEPROM26は、積算時間毎の故障診断モード運転の回数を記憶しており、その増減を可能としている。中央監視装置5は、マイコン15へEEPROM26の内容書き換えを指示し、指示されたマイコン15は、前記EEPROM26に記憶された故障診断モード運転の頻度回数を最新の指示データに上書きする。
また、書き換えられた前記EEPROM26は、変更された最新データで、故障診断モード運転を実施し、前記中央監視装置5は、その頻度の度に、その他のFFU4に対し、遠隔運転モード運転を実行させる。
また、前記制御部7の第2故障診断モード運転手段27は、複数の閾値を備えている。
例えば、3つの閾値を備えた構成とすると、閾値レベル1(軽度)を超えると、故障診断モード運転の運転頻度を変更する。
また、閾値レベル2(中度)を超えると、運転回転数を最低回転数まで低下させて、そのモータ2電流や実際の回転数やセンサー22による監視情報を再度、閾値が判断し、問題なければ、指示回転数をさらに上げて、合格するまで指示回転数を上げる。
また、閾値レベル2は、モータ2故障の中度の状況のため、前記故障監視手段12に、中度の指示をし、監視者に、モータ2交換の必要性を伝えながら、できるだけ高い回転数を維持する。
また、閾値レベル3は、前記モータ2故障の重度の状況のため、前記第2故障診断モード運転手段27より、前記マイコン15に対して、不合格を指示する。
また、前記中央監視装置5は、故障診断モード運転を実行しているときに、前記表示手段14に故障診断モード運転中であることを表示することとする。
上記構成により、FFU4の故障診断モード運転中の1台のFFU4は、故障診断用回転数で運転し、実際の回転数と実際のモータ2電流を検出し、故障診断モード運転手段10にセンサー22による監視情報を送信する。
また、残りのFFU4は、通常モード運転から前記遠隔運転モード運転に切り替えて、風量計測手段11が検出した全FFU4の合計風量を満足するように、故障監視手段12が回転数を指示する。このようにして、要求風量を満足しながら、FFU4の故障診断モード運転手段10によるモータ2の性能劣化が確認できる。そのため、従来の単純な運転積算時間からのモータ2交換に比べ、性能劣化の判断でモータ2交換を実現できるため、突然のモータ2の停止を防止し、交換時期を事前に通知することができる。そして、計画的なモータ交換が可能となり、半導体などの生産性が向上することとなる。
また、残りのFFU4は、遠隔運転モード運転手段9に切り替わり、FFU4の合計風量が要求される風量を満足するように、故障監視手段12が回転数を指示することで、1台のFFU4が故障しても、残りのFFU4がカバーするため、空気の清浄度を低下することなく、故障FFU4を確認できることとなる。
また、生産の工程毎に小グループ化することで、生産工程毎に細かく要求される風量を調整可能とすることができる。そして、故障監視手段12の運転切り替えも小グループ単位で行うことで、生産の稼動状況による風量の増減と生産工程毎による要求風量を故障監視ができるため、生産コスト削減と工程毎の異なる要求風量の確保ができることとなる。
また、小グループ毎に順送りすることで、中央監視装置5とFFU4間の通信線の並列接続をなくし、通信線の引き回しを容易にすることができる。そのため、小グループ化毎に順送りする直列接続することで、通信線の重複部分を削減し、通信線代のコストを削減することができることとなる。
また、故障監視手段12から、該当FFU4のEEPROM26へ故障診断モード運転の実行回数の変更情報を送信し、EEPROM26のデータを変更することで、監視者の指示で、故障診断モード運転の確認を頻繁に行うことで、モータ2の長期使用が実現できることとなる。
また、複数の設定を可能とした閾値は、性能劣化のレベルに合わせ、故障監視手段12が、故障診断モード運転の頻度回数の変更と軽度故障時の回転数を指示することができる。そのため、経年変化による性能劣化の確認を監視し、モータ2故障の精度向上と軽度及び中度故障時に自動的にFFU4へ指示をするため、監視が容易になることとなる。
また、ファン1の回転数やモータ2の電流値を表示手段14に表示するだけでなく、該当FFU4が故障診断モード運転中であることも表示することで、FFU制御システム6のFFU4の1台単位の運転状況の詳細をリアルタイムに確認できることとなる。
また、FFU4の空気清浄度と要求風量のみを表示させるために、小グループ内のFFU4の平均回転数と平均電流値表示することで、FFU制御システム6のFFU4の1台単位の運転状況ではなく、小グループの運転状況をリアルタイムに確認できることとなる。
本発明のFFU制御システムは、クリーンルーム内に設置される半導体デバイスや液晶等を製造する製造装置、あるいはクリーンブースなど、清浄空間を必要とする箇所に複数台設置されるFFUを同時に制御することができる安価でかつ構成が容易なFFU制御システムを提供できる。
1 ファン
2 モータ
3 フィルター
4 FFU(ファンフィルターユニット)
5 中央監視装置
6 FFU制御システム
7 制御部
8 通常モード運転手段
9 遠隔運転モード運転手段
10 故障診断モード運転手段
11 風量計測手段
12 故障監視手段
13 中央制御部
14 表示手段
15 マイコン
16 駆動回路手段
17 回転数検出手段
18 電流検出手段
19 FFU側通信回路手段
20 中央側通信回路手段
21 中央演算処理装置
22 センサー
26 EEPROM
27 第2故障診断モード運転手段

Claims (11)

  1. 箱型のチャンバー内にファンと、モータと、フィルターとを備えたファンフィルターユニット(以下、FFU)において、
    前記FFUは、前記モータの駆動制御を行うとともに前記モータの状態を監視する制御部を備え、
    前記制御部は、
    前記モータを所定の回転数で運転する、あるいは前記ファンを所定の風量で運転する通常モード運転手段と、
    外部機器から指示された回転数で前記モータを駆動する遠隔運転モード運転手段と、
    所定の故障診断用回転数で前記モータを駆動する故障診断モード運転手段を有し、
    前記故障診断モード運転手段は、
    定期的あるいは外部機器からの指示により前記故障診断用回転数で前記モータを駆動する故障診断モードを起動するとともに、
    前記故障診断モードで運転していることを通知する通知手段を有したことを特徴とするファンフィルターユニット。
  2. 前記故障診断モード運転手段は、監視情報としてモータ外郭に設けたサーミスタからの温度情報を元に故障を判定することを特徴とする請求項1記載のファンフィルターユニット。
  3. 前記故障診断モード運転手段は、監視情報としてモータ外郭に設けた振動センサーの検出信号を元に故障を判定することを特徴とする請求項1記載のファンフィルターユニット。
  4. 前記故障診断モード運転手段は、監視情報としてモータ外郭に設けた音センサーの検出信号を元に故障を判定することを特徴とする請求項1記載のファンフィルターユニット。
  5. 箱型のチャンバー内にファンと、モータと、フィルターとを備えた複数台のファンフィルターユニット(FFU)と、
    これらの複数台のFFUを通信接続して、その制御を行う中央監視装置とから構成するファンフィルターユニット制御システム(FFU制御システム)であって、
    前記FFUは、前記モータの駆動制御を行うとともに前記モータの状態を監視する制御部を備え、
    前記制御部は、
    前記モータを所定の回転数で運転する、あるいは前記ファンを所定の風量で運転する通常モード運転手段と、
    前記中央監視装置から指示された回転数で前記モータを駆動する遠隔運転モード運転手段と、
    所定の故障診断用回転数で前記モータを駆動するとともに、前記モータの監視情報から故障を判定する故障診断モード運転手段を有し、
    前記故障診断モード運転手段は、
    定期的あるいは外部機器からの指示により前記故障診断用回転数で前記モータを駆動する故障診断モードを起動するとともに、
    前記故障診断モードで運転していることを前記中央監視装置に通知し、
    前記中央監視装置は、
    前記FFUから故障診断モード運転中であることを受信すると、故障診断モード運転中を通知した前記FFU以外の前記FFUに対して、遠隔運転モード運転手段に切り替えるよう指示し、
    全FFUの合計風量が要求される風量を満足するように前記モータの運転回転数を指示する故障診断手段を有したファンフィルターユニット制御システム。
  6. ファンと、モータと、フィルターとをそれぞれに備えた複数台のファンフィルターユニット(FFU)と、
    この複数台のFFUを通信接続して、その制御を行う中央監視装置とから構成するファンフィルターユニット制御システム(FFU制御システム)であって、
    前記FFUは、前記中央監視装置との通信を行うとともに、前記モータの駆動停止の指令とその状態を監視する制御部を備え、
    この制御部は、
    所定の通常回転数で運転する通常モード運転手段と、
    前記中央監視装置から指示された回転数で前記モータを駆動する遠隔運転モード運転手段と、
    前記通常回転数とは異なる故障診断用回転数で前記モータを駆動するとともに、前記モータの監視情報から故障を判定する故障診断モード運転手段を有し、
    前記中央監視装置は、
    定期的あるいは監視者の指示に基づいて前記FFUの1台に対して故障診断モード運転を指示するとともに、
    全FFUの合計風量が要求される風量を満足するように残りの前記FFUに対して、前記遠隔運転モード運転手段に切り替えて、前記モータの運転回転数を指示する故障監視手段を有することを特徴とするファンフィルターユニット制御システム。
  7. 1つの前記FFUの前記故障診断モード運転手段が故障を判定したとき、故障と判定した前記FFUを停止し、前記故障診断手段は、残りの前記FFUに対して、遠隔運転モード運転手段に切り替えるよう指示し、全FFUの合計風量が要求される風量を満足する回転数で運転を指示することを特徴とする請求項5または6記載のファンフィルターユニット制御システム。
  8. 前記中央監視装置は、複数の前記FFUを複数の小グループに分けて管理し、この小グループごとに前記故障監視手段が遠隔運転モード運転手段に切り替えるよう指示し、全FFUの合計風量が要求される風量を満足する回転数で運転を指示することを特徴とする請求項5〜7いずれかひとつに記載のファンフィルターユニット制御システム。
  9. 前記FFUは、前記小グループ毎に順送りに通信線で接続することを特徴とする請求項8記載のファンフィルターユニット制御システム。
  10. 前記FFUにおいて、前記制御部のマイコンは、EEPROMを近傍に備えたことを特徴とする請求項5〜9いずれかひとつに記載のファンフィルターユニット制御システム。
  11. 前記FFUにおいて、前記制御部は、複数の閾値を備えた第2故障診断モード運転手段を備えたことを特徴とする請求項10記載のファンフィルターユニット制御システム。
JP2013250823A 2013-12-04 2013-12-04 ファンフィルターユニットおよびファンフィルターユニット制御システム Pending JP2015108468A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013250823A JP2015108468A (ja) 2013-12-04 2013-12-04 ファンフィルターユニットおよびファンフィルターユニット制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013250823A JP2015108468A (ja) 2013-12-04 2013-12-04 ファンフィルターユニットおよびファンフィルターユニット制御システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015108468A true JP2015108468A (ja) 2015-06-11

Family

ID=53438937

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013250823A Pending JP2015108468A (ja) 2013-12-04 2013-12-04 ファンフィルターユニットおよびファンフィルターユニット制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015108468A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018093677A (ja) * 2016-12-07 2018-06-14 ファナック株式会社 ファンモータ制御装置
CN109237739A (zh) * 2018-08-27 2019-01-18 华南理工大学广州学院 一种新能源智能化空气调节系统
CN110068112A (zh) * 2019-03-21 2019-07-30 青岛海尔空调器有限总公司 带有净化功能的空调器的控制方法及控制装置
JP2019161966A (ja) * 2018-03-16 2019-09-19 東芝インフラシステムズ株式会社 無停電電源システム、無停電電源装置、無停電電源装置制御用プログラムおよび無停電電源装置制御方法
JP2019161974A (ja) * 2018-03-16 2019-09-19 東芝インフラシステムズ株式会社 無停電電源システム、無停電電源用劣化予測装置、無停電電源用劣化予測プログラムおよび無停電電源劣化予測方法
JP2021019398A (ja) * 2019-07-18 2021-02-15 株式会社デンソー モータ制御装置
JP2021032444A (ja) * 2019-08-21 2021-03-01 株式会社日立産機システム ファンフィルタユニット監視制御システムおよびファンフィルタユニット監視制御方法
KR102291687B1 (ko) * 2020-12-29 2021-08-20 주식회사 티에스에어테크 멀티모듈팬용 고장진단 알림시스템
WO2023058349A1 (ja) * 2021-10-08 2023-04-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 空調監視システム
JP7295454B1 (ja) 2021-12-17 2023-06-21 ダイキン工業株式会社 換気システム

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108169672A (zh) * 2016-12-07 2018-06-15 发那科株式会社 风扇电动机控制装置
US10876537B2 (en) 2016-12-07 2020-12-29 Fanuc Corporation Fan motor control device
JP2018093677A (ja) * 2016-12-07 2018-06-14 ファナック株式会社 ファンモータ制御装置
JP7030575B2 (ja) 2018-03-16 2022-03-07 東芝インフラシステムズ株式会社 無停電電源システム、無停電電源装置、無停電電源装置制御用プログラムおよび無停電電源装置制御方法
JP2019161966A (ja) * 2018-03-16 2019-09-19 東芝インフラシステムズ株式会社 無停電電源システム、無停電電源装置、無停電電源装置制御用プログラムおよび無停電電源装置制御方法
JP2019161974A (ja) * 2018-03-16 2019-09-19 東芝インフラシステムズ株式会社 無停電電源システム、無停電電源用劣化予測装置、無停電電源用劣化予測プログラムおよび無停電電源劣化予測方法
JP7010739B2 (ja) 2018-03-16 2022-01-26 東芝インフラシステムズ株式会社 無停電電源システム、無停電電源用劣化予測装置、無停電電源用劣化予測プログラムおよび無停電電源劣化予測方法
CN109237739A (zh) * 2018-08-27 2019-01-18 华南理工大学广州学院 一种新能源智能化空气调节系统
CN110068112A (zh) * 2019-03-21 2019-07-30 青岛海尔空调器有限总公司 带有净化功能的空调器的控制方法及控制装置
JP2021019398A (ja) * 2019-07-18 2021-02-15 株式会社デンソー モータ制御装置
JP7379894B2 (ja) 2019-07-18 2023-11-15 株式会社デンソー モータ制御装置
JP2021032444A (ja) * 2019-08-21 2021-03-01 株式会社日立産機システム ファンフィルタユニット監視制御システムおよびファンフィルタユニット監視制御方法
JP7249240B2 (ja) 2019-08-21 2023-03-30 株式会社日立産機システム ファンフィルタユニット監視制御システムおよびファンフィルタユニット監視制御方法
KR102291687B1 (ko) * 2020-12-29 2021-08-20 주식회사 티에스에어테크 멀티모듈팬용 고장진단 알림시스템
WO2023058349A1 (ja) * 2021-10-08 2023-04-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 空調監視システム
JP7295454B1 (ja) 2021-12-17 2023-06-21 ダイキン工業株式会社 換気システム
WO2023112530A1 (ja) * 2021-12-17 2023-06-22 ダイキン工業株式会社 換気システム
JP2023090475A (ja) * 2021-12-17 2023-06-29 ダイキン工業株式会社 換気システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2015108468A (ja) ファンフィルターユニットおよびファンフィルターユニット制御システム
JP5009791B2 (ja) インテリジェント駆動装置
US9057378B2 (en) Intelligent air moving apparatus
SE1451131A1 (sv) Verktyg och förfarande för tillståndsövervakning av ett verktyg.
JP5039508B2 (ja) 回転機械装置の監視診断システム
CN103176887B (zh) 用于监测机电设备的性能和可靠性的方法和装置
JP2007107779A (ja) ファンフィルタユニット
JP4736701B2 (ja) ファンフィルタユニットの制御装置
JP6797528B2 (ja) 監視装置及び監視方法
JP6030384B2 (ja) ポンプ制御装置
JP2013010175A (ja) グラインダー用駆動装置及びそれを備えたグラインダー
JP5625640B2 (ja) 複数台運転ファン駆動装置およびその故障処理方法
JP5342528B2 (ja) アクティブフィルタを備えた空気調和装置
JP5782237B2 (ja) 複数のdcファンの回転状態を監視する方法
KR101531585B1 (ko) 에프에프유 및 이에프유 제어기
KR102034001B1 (ko) 냉각팬 제어부와 이를 이용한 변압기 냉각팬 제어 시스템 및 방법
JP2024517383A (ja) ファンの動作を監視する方法、装置およびファン
JP6321527B2 (ja) ファンフィルタユニットを備えた空気清浄装置
JP6212061B2 (ja) 工作機械の冷却ファンの回転低下を検出する装置
WO2019234826A1 (ja) 監視システム
JP7431671B2 (ja) 農作業機
JP2020171897A (ja) 篩い分け装置のベアリング監視システム
JP2019132508A (ja) ファンフィルタユニット
WO2019186663A1 (ja) 診断装置および閾値作成方法
KR101595055B1 (ko) 클린룸의 ac 타입 팬 유닛 이상 감지 장치

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20160519