JP2015106943A - 車両用回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンを目標停止位置で停止するために負荷トルクを発生させる制御を容易に行うことができる車両用回転電機を提供すること。
【解決手段】車両用発電機1は、回転子の界磁極を磁化させる界磁巻線4と、界磁極によって発生する回転磁界によって交流電圧を発生する多相巻線としての固定子巻線2、3を有する固定子と、固定子巻線2、3に接続されており、上アームおよび下アームの少なくとも一方がMOSトランジスタ50等によって構成されたブリッジ回路を有する整流器モジュール群5、6と、ECU8から出力されるトルク指令信号を受信するトルク指令受信部110と、トルク指令受信部110によってトルク指令信号を受信したときに、整流器モジュール群5、6に含まれる上下アームのいずれか一方を構成する複数のMOSトランジスタ50等をオンするトルク制御部112とを備えている。
【選択図】図4

Description

本発明は、乗用車やトラック等に搭載される車両用回転電機に関する。
従来から、発電機の発電量を制御して発電機の負荷トルクを目標負荷トルクに設定することにより、エンジンを目標停止位置で強制的に停止させるようにしたエンジン回転停止制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この装置では、エンジンが停止直前の状態において、エンジンを目標停止位置に停止させるために必要な目標負荷トルクを発生するように発電機の発電量が制御される。また、発電機の負荷トルクの制御は、瞬時回転速度と目標負荷トルクとに応じた目標発電量をマップまたは数式等により算出し、この目標発電量となるように発電機の発電量を制御することにより行われる。
特開2006−57524号公報
ところで、特許文献1に開示されたエンジン回転停止制御装置では、エンジンの回転停止時に発電機の負荷トルクが目標負荷トルクとなるように発電機の発電量を制御しているが、発電機の発電量はその時点での発電機の出力電圧やバッテリの充電容量などによって決まる。このため、発電機の負荷トルクを目標負荷トルクに設定することは容易ではなく、負荷トルクの制御が難しいという問題があった。また、発電機の発電量を可変制御するためには、その前提として発電機の出力電圧をバッテリの端子電圧近傍に設定する必要があるため、エンジンが停止直前となるような低い回転数で、一時的に発電機の発電量を可変して負荷トルクを制御することは難しいという問題があった。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、エンジンを目標停止位置で停止するために負荷トルクを発生させる制御を容易に行うことができる車両用回転電機を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の車両用回転電機は、界磁巻線、固定子、ブリッジ回路、トルク指令受信部、トルク制御部を備える。界磁巻線は、回転子の界磁極を磁化させる。固定子は、界磁極によって発生する回転磁界によって交流電圧を発生する多相巻線としての固定子巻線を有する。ブリッジ回路は、固定子巻線に接続されており、上アームおよび下アームの少なくとも一方がスイッチング素子によって構成されている。トルク指令受信部は、外部制御装置から出力されるトルク指令信号を受信する。トルク制御部は、トルク指令受信部によってトルク指令信号を受信したときに、ブリッジ回路に含まれる上アームおよび下アームのいずれか一方を構成する複数のスイッチング素子をオンする。
外部制御装置からトルク指令信号を出力することで、ブリッジ回路の上アームあるいは下アームのスイッチング素子をオンすることができ、固定子巻線に流れる電流をこのスイッチング素子を介して還流させることで、この電流によって負荷トルクを発生させることができる。このため、車両用回転電機に接続されるバッテリの充電容量等に関係なく、車両用回転電機の負荷トルクを発生させることができ、エンジンを目標位置で停止するためにこの負荷トルクを発生させる場合の制御が容易となる。また、固定子巻線をスイッチング素子を介して短絡することになるため、車両用回転電機の出力電圧をバッテリの端子電圧近傍に設定する必要がなく、エンジンが停止直前となるような低い回転数において、外部制御装置の必要とするタイミングで負荷トルクを発生させる制御が容易となる。
第1の実施形態の車両用発電機の構成を示す図である。 発電制御装置の詳細構成を示す図である。 整流器モジュールの構成を示す図である。 制御回路の詳細構成を示す図である。 車両用発電機の相電圧を示す図である。 トルク指令信号とトルク発生動作との関係を示す図である。 第2の実施形態の発電制御装置の詳細構成を示す図である。 第2の実施形態のトルク指令メッセージとトルク指令信号およびトルク発生動作との関係を示す図である。 第3の実施形態のトルク指令メッセージとトルク指令信号およびトルク発生動作との関係を示す図である。
以下、本発明の車両用回転電機を適用した一実施形態の車両用発電機について、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
図1に示すように、第1の実施形態の車両用発電機1は、2つの固定子巻線2、3、界磁巻線4、2つの整流器モジュール群5、6、発電制御装置7、ツェナーダイオード20、コンデンサ22を含んで構成されている。
一方の固定子巻線2は、多相巻線(例えばX相巻線、Y相巻線、Z相巻線からなる三相巻線)であって、固定子鉄心(図示せず)に巻装されている。同様に、他方の固定子巻線3は、多相巻線(例えばU相巻線、V相巻線、W相巻線からなる三相巻線)であって、上述した固定子鉄心に、固定子巻線2に対して電気角で30度ずらした位置に巻装されている。本実施形態では、これら2つの固定子巻線2、3と固定子鉄心によって固定子が構成されている。
界磁巻線4は、固定子鉄心の内周側に対向配置された界磁極(図示せず)に巻装されて回転子を構成している。界磁電流を流すことにより、界磁極が磁化される。界磁極が磁化されたときに発生する回転磁界によって固定子巻線2、3が交流電圧を発生する。
一方の整流器モジュール群5は、一方の固定子巻線2に接続されており、全体で三相全波整流回路(ブリッジ回路)が構成され、固定子巻線2に誘起される交流電流を直流電流に変換する。この整流器モジュール群5は、固定子巻線2の相数に対応する数(三相巻線の場合には3個)の整流器モジュール5X、5Y、5Zを備えている。整流器モジュール5Xは、固定子巻線2に含まれるX相巻線に接続されている。整流器モジュール5Yは、固定子巻線2に含まれるY相巻線に接続されている。整流器モジュール5Zは、固定子巻線2に含まれるZ相巻線に接続されている。
他方の整流器モジュール群6は、一方の固定子巻線3に接続されており、全体で三相全波整流回路(ブリッジ回路)が構成され、固定子巻線3に誘起される交流電流を直流電流に変換する。この整流器モジュール群6は、固定子巻線3の相数に対応する数(三相巻線の場合には3個)の整流器モジュール6U、6V、6Wを備えている。整流器モジュール6Uは、固定子巻線3に含まれるU相巻線に接続されている。整流器モジュール6Vは、固定子巻線3に含まれるV相巻線に接続されている。整流器モジュール6Wは、固定子巻線3に含まれるW相巻線に接続されている。
整流器モジュール群5、6に含まれる各整流器モジュール5X等は、C端子(通信端子)を介して外部制御装置としてのECU(エンジン制御装置)8に接続されている。
発電制御装置7は、F端子を介して接続された界磁巻線4に流す界磁電流を整流器モジュール群5、6の出力電圧に応じて制御しており、界磁電流を調整することにより車両用発電機1の出力電圧(各整流器モジュールの出力電圧)VB が調整電圧Vreg になるように制御する。例えば、発電制御装置7は、出力電圧VB が調整電圧Vreg よりも高くなったときに界磁巻線4への界磁電流の供給を停止し、出力電圧VB が調整電圧Vreg よりも低くなったときに界磁巻線4に界磁電流の供給を行うことにより、出力電圧VB が調整電圧Vreg になるように制御する。また、発電制御装置7は、P端子に印加される固定子巻線のいずれかの相電圧(例えばX相)に基づいて回転子の回転数を検出し、回転停止を検出したときに界磁巻線4へ供給する界磁電流を低減する。具体的には、初期励磁状態に対応した値(例えば2A前後の値)に設定される。さらに、発電制御装置7は、通信端子LINおよび通信線を介してECU8と接続されており、ECU8との間で双方向のデジタル通信(例えば、LIN(Local Interconnect Network)プロトコルを用いたLIN通信)を行い、通信メッセージを送信あるいは受信する。なお、この例では、LIN通信によって通信メッセージの送受信を行ったが、CAN(Controller Area Network)プロトコルを用いたCAN通信や、その他の通信プロトコルを用いた通信によって通信メッセージをECU8との間で送受信するようにしてもよい。
ツェナーダイオード20は、2つの整流器モジュール群5、6の出力に並列接続されている。具体的には、車両用発電機1の出力端子側がカソード、アース側がアノードとなるようにツェナーダイオード20が配置されている。コンデンサ22は、2つの整流器モジュール群5、6の出力に並列接続されており、車両用発電機1の出力端子に現れるノイズを吸収する。
図2に示すように、発電制御装置7は、MOSトランジスタ71、還流ダイオード72、抵抗73、74、電圧比較回路75、界磁電流制御回路76、回転検出回路77、通信回路78、電源回路79、コンデンサ80を有している。通信回路78は、ECU8や整流器モジュール5X等との間でデジタル通信を行う。これにより、ECU8から送られてくる調整電圧Vreg 等のデータや各種指令信号などを受信することができる。
抵抗73、74は、分圧回路を構成し、車両用発電機1の発電電圧(出力電圧)を分圧した電圧を電圧比較回路75に入力する。電圧比較回路75は、抵抗73、74で分圧された発電電圧と、通信回路78によって受信した調整電圧Vreg に対応する基準電圧とを比較する。例えば、比較結果として、基準電圧の方が発電電圧よりも高い場合にはハイレベルの信号が出力され、反対に発電電圧の方が基準電圧よりも高い場合にはローレベルの信号が出力される。
界磁電流制御回路76は、電圧比較回路75の出力(電圧比較結果)に基づいて決定した駆動デューティを有するPWM信号でMOSトランジスタ71をオンオフ制御する。なお、出力電流の急激な変動を抑えるために、界磁電流を徐々に変化させる徐励制御等を界磁電流制御回路76によって行うようにしてもよい。
回転検出回路77は、P端子を介して一方の固定子巻線2のX相巻線が接続されており、X相巻線の端部に現れる相電圧VP に基づいて、具体的には、相電圧と回転検出用の基準電圧の大小関係が周期的に変化することを検出して回転検出を行っている。整流器モジュール5Xや固定子巻線2などに短絡故障が発生していない正常時には、発電時にP端子には所定の振幅を有する相電圧VP が現れるため、この相電圧VP に基づく回転検出が可能となる。
界磁電流制御回路76は、回転検出回路77による回転検出結果が入力されており、回転検出中は発電動作に必要な界磁電流を界磁巻線4に供給するために必要なPWM信号を出力するが、所定時間(あるいは周期)以上回転停止(回転検出不能)状態が継続すると、界磁電流を初期励磁状態に対応した値にするために必要なPWM信号を出力する。
界磁電流制御回路76は、回転が停止した後はECU8から送られてくる調製電圧Vreg が発電停止を指示する信号となって、界磁電流を遮断し回転子の発熱を防止する制御を行うようにしてもよい。
電源回路79は、発電制御装置7に含まれる各回路に動作電圧を供給する。コンデンサ80は、整流器モジュール群5、6の出力端子から侵入するノイズを除去するためのものであり、例えば1μF程度の容量を有している。
本実施形態の車両用発電機1はこのような構成を有しており、次に、整流器モジュール5X等の詳細について説明する。整流器モジュール5Xと他の整流器モジュール5Y、5Z、6U、6V、6Wは同じ構成を有している。以下では、整流器モジュール5Xについて詳細を説明する。図3に示すように、整流器モジュール5Xは、2つのMOSトランジスタ50、51、制御回路54を備えている。MOSトランジスタ50は、ソースが固定子巻線2のX相巻線に接続され、ドレインが充電線12を介して電気負荷10やバッテリ9の正極端子に接続された上アーム(ハイサイド側)のスイッチング素子である。MOSトランジスタ51は、ドレインがX相巻線に接続され、ソースがバッテリ9の負極端子(アース)に接続された下アーム(ローサイド側)のスイッチング素子である。また、MOSトランジスタ50、51のそれぞれのソース・ドレイン間にはダイオードが並列接続されている。このダイオードはMOSトランジスタ50、51の寄生ダイオード(ボディダイオード)によって実現されるが、別部品としてのダイオードをさらに並列接続するようにしてもよい。なお、上アームおよび下アームの少なくとも一方を、MOSトランジスタ以外のスイッチング素子を用いて構成するようにしてもよい。
図4に示すように、制御回路54は、ブリッジ制御部100、トルク指令受信部110、トルク制御部112を備えている。ブリッジ制御部100は、MOSトランジスタ50、51のオンオフ制御を行うためのものであり、同期タイミング制御部102、上アーム制御部104、下アーム制御部106を有する。同期タイミング制御部102は、B端子、P端子、GND端子のそれぞれに接続されており、上アームのMOSトランジスタ50をオンオフする第1のタイミングと、下アームのMOSトランジスタ51をオンオフする第2のタイミングを決定する。上アーム制御部104は、出力端子(G1)が上アームのMOSトランジスタ50のゲートに接続されており、同期タイミング制御部102が決定した第1のタイミングで上アームのMOSトランジスタ50をオンオフする駆動信号を生成する。下アーム制御部106は、出力端子(G2)が下アームのMOSトランジスタ51のゲートに接続されており、同期タイミング制御部102が決定した第2のタイミングで下アームのMOSトランジスタ51をオンオフする駆動信号を生成する。
上述したブリッジ制御部100によって、固定子巻線2のX相巻線に現れる相電圧Vxに対する整流動作が行われる。例えば、バッテリ9の端子電圧をVbatt、MOSトランジスタ50、51のオン時のソース・ドレイン間電圧をαとすると、通常時(異常が発生していない通常発電時)には、X相巻線の相電圧VxがVbatt+αを超えたときに上アームのMOSトランジスタ50がオンされ、相電圧Vxが−αよりも低下したときに下アームのMOSトランジスタ51がオンされる同期整流動作が行われる(図5)。
トルク指令受信部110は、ECU8からトルク指令信号が出力されると、この指令信号をC端子を介して受信する。トルク制御部112は、トルク指令受信部110によってトルク指令信号を受信したときに、下アームのMOSトランジスタ51をオンする。このトルク指令受信部110およびトルク制御部112の各動作は、全ての整流器モジュール5X等において並行して行われる。
次に、トルク指令信号の具体例とこの信号を用いたトルク制御について説明する(図6)。ECU8から出力されるトルク指令信号には2種類の指令が含まれる。第1の指令は、10ms以上の時間ハイレベルを維持した状態に対応しており、ECU8からこの第1の指令を送ることにより、上下アームのMOSトランジスタ50、51を同時にオフする指示が行われる。また、第2の指令は、100Hzで75%のデューティ(ハイレベルの割合が75%)の状態に対応しており、ECU8からこの第2の指令を送ることにより、上アームのMOSトランジスタ50をオフするとともに下アームのMOSトランジスタ51をオンする指示が行われる。
ところで、本実施形態のECU8は、車両用発電機1を回転駆動するエンジンの回転を停止する際に、エンジンを所定の回転位置で停止させる制御を行っており、この制御のために車両用発電機1に対して負荷トルクの発生を指示する。具体的には、所定のタイミングで、車両用発電機1によって負荷トルクを発生することにより、エンジン回転を所定位置で停止させている。この負荷トルク発生のタイミングの指示が、上述したトルク指令信号をECU8から出力することで行われる。
ECU8は、車両用発電機1の負荷トルクを利用してエンジンの回転を所定位置で停止させる前に、第1の指令を含むトルク指令信号を出力する。トルク制御部112は、この第1の指令に応じて上下アームのMOSトランジスタ50、51をオフする。これにより、それ以前にMOSトランジスタ50、51が同期整流動作を行っていた場合は同期整流が強制的に終了し、MOSトランジスタ50、51に並列に接続されたダイオードを介したダイオード整流となる。
次に、ECU8は、車両用発電機1による負荷トルクの発生開始タイミングに合わせて、第2の指令を含むトルク指令信号を出力する。トルク制御部112は、この第2の指令に応じて、上アームのMOSトランジスタ50のオフ状態を維持しながら、下アームのMOSトランジスタ51をオンする。
これにより、固定子巻線2に含まれるX相巻線、Y相巻線、Z相巻線は、整流器モジュール5X、5Y、5Zのそれぞれに含まれる下アームのMOSトランジスタ51を介して短絡されることになり、固定子巻線2に流れる電流をMOSトランジスタ51を介して還流させることができる。同様に、固定子巻線3に含まれるU相巻線、V相巻線、W相巻線は、整流器モジュール6U、6V、6Wのそれぞれに含まれる下アームのMOSトランジスタ51を介して短絡されることになり、固定子巻線3に流れる電流をMOSトランジスタ51を介して還流させることができる。
このように、第1の実施形態の車両用発電機1では、ECU8からトルク指令信号を出力することで、ブリッジ回路を構成する整流器モジュール5X等の下アームのMOSトランジスタ51をオンすることができ、固定子巻線2、3に流れる電流をこのMOSトランジスタ51を介して還流させることで、この電流によって負荷トルクを発生させることができる。このため、車両用発電機1に接続されるバッテリ9の充電容量等に関係なく、車両用発電機1の負荷トルクを発生させることができ、エンジンを目標位置で停止するためにこの負荷トルクを発生させる場合の制御が容易となる。また、固定子巻線2、3をMOSトランジスタ51を介して短絡することになるため、車両用発電機1の出力電圧をバッテリ9の端子電圧近傍に設定する必要がなく、エンジンが停止直前となるような低い回転数において外部制御装置であるECU8の必要とするタイミングで負荷トルクを発生させる制御が容易となる。
ECU8から出力される第2の指令の後、第1の指令を与えることで下アームのMOSトランジスタ51がオフして固定子巻線2、3に流れる還流電流は、固定子巻線2、3のインダクタンスにしたがってMOSトランジスタ50、51に並列に接続されたダイオードを介してバッテリ9に流れ込み急速に電流減少して、負荷トルクが減少する。このため、ECU8は第1の指令と第2の指令の期間を制御することで、負荷トルクを継続的に発生することができる。
また、下アームのMOSトランジスタ51をオンする前に、上アームのMOSトランジスタ50をオフしているため、上下アームのMOSトランジスタ50、51を同時にオンして、バッテリ9の端子間を短絡する事態を確実に防止することができる。特に、トルク制御部112は、ECU8から出力されるトルク指令信号(第1の指令)で指定されるタイミングで上アームのMOSトランジスタ50をオフするため、ECU8の指示に応じて、バッテリ9の端子間を短絡する事態を確実に防止することができる。
(第2の実施形態)
上述した第1の実施形態では、整流器モジュール5X等のそれぞれが、ECU8から出力されたトルク指令信号をC端子を介して受信したが、トルク指令信号に相当する通信メッセージをLIN通信(あるいはCAN通信やその他のデジタル通信またはPWM通信でもよい)によってECU8から発電制御装置に向けて送信するようにしてもよい。この場合には、発電制御装置から整流器モジュール5X等のC端子に向けて、第1の実施形態で用いたトルク指令信号と同等の信号が入力される。
具体的には、図7に示す発電制御装置7Aが用いられる。この発電制御装置7Aは、図2に示した発電制御装置7に対して、トルク指令信号出力部170と、このトルク指令信号出力部170の出力端子が接続されたC端子とが追加されている。
本実施形態では、トルク指令信号に相当する通信メッセージとして、界磁電流の駆動デューティ(MOSトランジスタ71の駆動デューティ)を指示する指令値aと、下アームのMOSトランジスタ51をオンするタイミングを指示する指令値bとが含まれるトルク指令メッセージ(図8)が、ECU8から発電制御装置7Aに向けて送信される。
通信回路78は、通信端子LINを介してこのトルク指令メッセージを受信すると、指令値aによって指示された駆動デューティを界磁電流制御回路76に入力する。界磁電流制御回路76は、通信回路78から入力された駆動デューティ(例えば、オンデューティ100%)でMOSトランジスタ71をオンオフする。
また、トルク指令信号出力部170は、指令値aの受信タイミングに合わせて10ms以上の時間ハイレベルを維持する第1の指令と、指令値bの受信タイミングに合わせて100Hzで75%のデューティを有する第2の指令とを含むトルク指令信号を生成し、C端子から整流器モジュール5X等に向けて出力する。なお、このトルク指令信号に含まれる第1の指令および第2の指令は、第1の実施形態において図6に示したトルク指令信号に含まれる第1の指令および第2の指令と同じであり、これらの指令に基づいた負荷トルクの発生動作が行われる。
このように、第2の実施形態の車両用発電機1では、負荷トルク発生動作に先立ち、発電制御装置7A内の界磁電流制御回路76による界磁巻線4に対する電流の供給を制御することにより、必要な負荷トルクを継続的に発生することが可能となる。
また、トルク指令信号に相当するトルク指令メッセージがデジタル通信によって送受信されるため、ノイズ等の影響を受けることなく正確にトルク指令信号をECU8から車両用発電機1に対して伝えることができる。また、このトルク指令信号を用いて複数の制御パラメータ(指令値a、b)を伝達することが可能となる。特に、デジタル通信としてLIN通信あるいはCAN通信を用いることにより、既存の通信方法を用いてトルク指令信号を伝えることが可能となり、トルク指令信号を送受信するために必要な構成の追加を最小限に抑えることができる。
(第3の実施形態)
上述した第2の実施形態では、ECU8から車両用発電機1に向けて送信するトルク指令メッセージに含まれる指令値b(図8)によって、下アームのMOSトランジスタ51をオンするタイミングを指示したが、さらにMOSトランジスタ51をオンオフする駆動デューティ(オンデューティ)を指示するようにしてもよい。
本実施形態では、トルク指令信号の相当する通信メッセージとして、界磁電流の駆動デューティ(MOSトランジスタ71の駆動デューティ)を指示する指令値aと、下アームのMOSトランジスタ51をオンするタイミングとともにこのMOSトランジスタ51をオンする駆動デューティを指示する指令値b’とが含まれるトルク指令メッセージ(図9)が、ECU8から発電制御装置7Aに向けて送信される。
トルク指令信号出力部170(図7)は、通信端子LINを介してこのトルク指令メッセージを受信すると、指令値aによって指示された駆動デューティを界磁電流制御回路76に入力する。界磁電流制御回路76は、トルク指令信号出力部170から入力された駆動デューティ(例えば、オンデューティ100%)でMOSトランジスタ71をオンオフする。
また、トルク指令信号出力部170は、指令値aの受信タイミングに合わせて10ms以上の時間ハイレベルを維持する第1の指令と、指令値b’の受信タイミングに合わせて100Hzであって指令値bで指定された駆動デューティ(例えば50%)を有する第2の指令とを含むトルク指令信号を生成し、C端子から整流器モジュール5X等に向けてい出力する。整流器モジュール5X等に含まれるトルク制御部112は、トルク指令受信部110によってこのトルク指令信号を受信すると、第2の指令に対応するタイミングおよび駆動デューティ(50%)で下アームのMOSトランジスタ51をオンする。
このように、第3の実施形態の車両用発電機1では、下アームのMOSトランジスタ51を第1および第2の実施形態のように100%の駆動デューティでオンするのではなく、ECU8によって指定された所定の駆動デューティでオンしている。これにより、固定子巻線2、3に流れる電流がMOSトランジスタ51を介して還流する時間を可変して、車両用発電機1で発生する負荷トルクの値を調整することが可能となる。なお、MOSトランジスタ51の駆動デューティと負荷トルクとの関係は予め測定等により求めておけばよい。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。例えば、上述した実施形態では、下アームのMOSトランジスタ51をオンして負荷トルクを発生するようにしたが、反対に上アームのMOSトランジスタ50をオン(この場合にはMOSトランジスタはオフ)して負荷トルクを発生するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、2つの固定子巻線2、3と2つの整流器モジュール群5、6を備えるようにしたが、一方の固定子巻線2と一方の整流器モジュール群5を備える車両用発電機についても本発明を適用することができる。
また、上述した実施形態では、各整流器モジュール5X等を用いて整流動作(発電動作)を行う場合について説明したが、MOSトランジスタ50、51のオン/オフタイミングを変更することにより、バッテリ9から印加される直流電流を交流電流に変換して固定子巻線2、3に供給することにより、車両用発電機1に電動動作を行わせるようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、2つの整流器モジュール群5、6のそれぞれに3つの整流器モジュールを含ませるようにしたが、整流器モジュールの数は3以外であってもよい。
また、上述した実施形態では、上アームと下アームの両方にMOSトランジスタを用いたが、下アームのみをMOSトランジスタ(MOSトランジスタ51をオンする場合)とし、上アームをダイオードで構成するようにしてもよい。あるいは、上アームのみをMOSトランジスタ(MOSトランジスタ50をオンする場合)とし、下アームをダイオードで構成するようにしてもよい。
また、上述した第1の実施形態でのECU8からのトルク指令信号を受信するC端子と第2の実施形態での界磁電流の駆動デューティを指示する通信信号を受信する通信端子とを分離して設置するようにしてもよい。
また、上述した第3の実施形態では、MOSトランジスタ51をオンする駆動デューティを可変して、発生する負荷トルクの大きさを調製したが、この駆動デューティとともに、あるいはこの駆動デューティの可変設定に代えて、界磁巻線4に流れる電流の値を可変設定するようにしてもよい。例えば、界磁巻線4に流れる電流値の変更は、図9に示すトルク指令メッセージに含まれる指令値aで指定される界磁電流の駆動デューティの値を変更することで、簡単に実現することができる。これにより、車両用発電機1で発生する負荷トルクの値を調整することが可能となる。
上述したように、本発明によれば、車両用回転電機に接続されるバッテリの充電容量等に関係なく、外部制御装置であるECUの必要とするタイミングで車両用回転電機の負荷トルクを発生させることができ、エンジンを目標位置で停止するためにこの負荷トルクを発生させる場合の制御が容易となる。
2、3 固定子巻線
4 界磁巻線
5、6 整流器モジュール群
7、7A 発電制御装置
8 ECU(エンジン制御装置)
50、51 MOSトランジスタ
110 トルク指令受信部
112 トルク制御部

Claims (7)

  1. 回転子の界磁極を磁化させる界磁巻線(4)と、
    前記界磁極によって発生する回転磁界によって交流電圧を発生する多相巻線としての固定子巻線(2、3)を有する固定子と、
    前記固定子巻線に接続されており、上アームおよび下アームの少なくとも一方がスイッチング素子(50、51)によって構成されたブリッジ回路(5、6)と、
    外部制御装置(8)から出力されるトルク指令信号を受信するトルク指令受信部(110)と、
    前記トルク指令受信部によって前記トルク指令信号を受信したときに、前記ブリッジ回路に含まれる前記上アームおよび前記下アームのいずれか一方を構成する複数の前記スイッチング素子をオンするトルク制御部(112)と、
    を備えることを特徴とする車両用回転電機。
  2. 請求項1において、
    前記トルク制御部は、前記トルク指令信号で指定される所定の期間、前記ブリッジ回路に含まれる前記上アームおよび前記下アームのいずれか一方を構成する複数の前記スイッチング素子をオンすることを特徴とする車両用回転電機。
  3. 請求項1または2において、
    前記トルク制御部は、前記ブリッジ回路に含まれる前記上アームおよび前記下アームのいずれか一方を構成する複数の前記スイッチング素子をオンする前に、前記上アームおよび前記下アームのいずれか一方を構成する複数の前記スイッチング素子をオフすることを特徴とする車両用回転電機。
  4. 請求項3において、
    前記トルク制御部は、前記トルク指令信号で指定される所定のデューティで、前記上アームおよび前記下アームのいずれか一方を構成する複数の前記スイッチング素子をオンすることを特徴とする車両用回転電機。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項において、
    前記トルク指令信号受信したときに、前記ブリッジ回路に含まれる前記上アームおよび前記下アームのいずれか一方を構成する複数の前記スイッチング素子を前記トルク制御部によってオンする動作に先立ち、前記界磁巻線に対する電流の供給状態を制御する界磁制御部(7A)をさらに備えることを特徴とする車両用回転電機。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項において、
    前記トルク指令信号は、デジタル通信によって送受信されることを特徴とする車両用回転電機。
  7. 請求項6において、
    前記デジタル通信は、LIN通信あるいはCAN通信であることを特徴とする車両用回転電機。
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