JP2015106622A - インダクタンス素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】磁性コアのコア本体の外面を被覆する材料が温度変化によって変形しづらく、安定した磁気特性を有するインダクタンス素子を提供する。【解決手段】磁性コア20の内部にコイル10が埋め込まれているインダクタンス素子において、磁性コア20は、磁性粉末を含んで加圧成形されたコア本体21と、コア本体21の外面を被覆する被覆樹脂層22とを有し、コイルに導通する金属製の端子部15の少なくとも一部が、コア本体21の外面で被覆樹脂層22に被覆されることなく露出し、磁性コア20の表面に、導電材料とバインダ樹脂とで構成された端子導電層42が形成され、端子導電層42が、被覆樹脂層22と端子部15とに接合されており、被覆樹脂層22がエポキシ変性シリコーン樹脂で形成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、磁性コアの内部にコイルが埋め込まれたインダクタンス素子に関する。
磁性コアにコイルが埋め込まれたインダクタンス素子は、コイルから延びる金属板端子が磁性コアの外面に露出し、金属板端子が配線基板に形成された外部回路のランド部に通常はハンダ付けで接続されて実装される。
小型のインダクタンス素子では、コイルの寸法が小さいために、磁性コアの外部に出る金属板端子も小さいものとなり、外部回路とのハンダ付けのための接続面積を十分に確保できず、導通信頼性が確保できなくなるとともに、基板上でのチップ部品の固定強度も低下する課題が生じる。
以下の特許文献1に記載されているチップ部品は、ドラムコアの巻溝に被覆導線を巻回してコイルを設け、ドラムコア及びコイルを絶縁樹脂材料で被覆している。コイルは金属板端子に電気的に接合されており、この金属板端子が、絶縁樹脂材料からなる外装樹脂の側面から外部へ出て、外装樹脂の側面端で先端が切断されている。外装樹脂の側面全体及び近傍には導電性ペーストが塗布され、この導電性ペーストが金属板端子との間で電気的に結合されている。
すなわち、特許文献1に記載されたチップ部は、外装樹脂の側面全体に、前記金属端子と導通する導電ペーストを塗布し、この導電ペーストを実質的な接続用端子部として使用することで、外部回路とのハンダ付けに必要な接続面積を広く確保しようとしている。
特開平2−235305号公報
特許文献1に記載のチップ部品は、外装樹脂を構成する絶縁樹脂材料としてエポキシ系樹脂やジアリル系樹脂を用いているため、この材料の硬化その他の目的で加熱した場合やチップ部品の使用環境において高温となった場合に、熱による絶縁樹脂材料の変形に起因して、外装樹脂に被覆されたドラムコアに応力がかかって歪みを生じ、これによって磁気特性に変化が生じるという問題があった。
そこで、外装樹脂として、熱による変形の少ない絶縁樹脂材料を用いることも考えられるが、この場合には、前記接続用端子部を形成する導電性ペーストのバインダとの違いにより、導電性ペーストと外装樹脂との密着性が確保できなくなり、導電性ペーストが剥がれやすくなり、外部回路との導通の信頼性を確保できず、また配線基板上でのチップ部品の固定強度も低下するおそれがある。
そこで本発明は、磁性コアの内部にコイルが埋め込まれたインダクタンス素子において、被覆樹脂層からコア本体に大きな応力が作用しないように被覆樹脂層の材料を選択することにより、安定した磁気特性を有するインダクタンス素子を提供することを目的とする。さらに、本発明は、コア本体の表面に形成した端子導電層とコア本体の密着性を確保したインダクタンス素子を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様のインダクタンス素子は、磁性コアの内部にコイルが埋め込まれているインダクタンス素子において、磁性コアは、磁性粉末を含んで加圧成形されたコア本体と、コア本体の外面を被覆する被覆樹脂層とを有し、コイルに導通する金属製の端子部の少なくとも一部が、コア本体の外面で被覆樹脂層に被覆されることなく露出し、磁性コアの表面に、導電材料とバインダ樹脂とで構成された端子導電層が形成され、端子導電層が、被覆樹脂層と端子部とに接合されており、被覆樹脂層がエポキシ変性シリコーン樹脂で形成されていることを特徴としている。
磁性コアのコア本体の外面を被覆する被覆樹脂層をエポキシ変性シリコーン樹脂で形成することにより、温度変化があっても磁性コアに大きな応力を与えることがなく、安定した磁気特性を得ることができ、さらに、コア本体の表面に形成した端子導電層との密着性を確保することができる。
本発明の第2の態様のインダクタンス素子は、磁性コアの内部にコイルが埋め込まれているインダクタンス素子において、磁性コアは、磁性粉末を含んで加圧成形されたコア本体と、コア本体の外面を被覆する被覆樹脂層とを有し、コイルに導通する金属製の端子部の少なくとも一部が、コア本体の外面で被覆樹脂層に被覆されることなく露出し、磁性コアの表面に、導電材料とバインダ樹脂とで構成された端子導電層が形成され、端子導電層が、被覆樹脂層と端子部とに接合されており、被覆樹脂層が耐熱ポリエステル樹脂で形成されていることを特徴としている。
磁性コアのコア本体の外面を被覆する被覆樹脂層を耐熱ポリエステル樹脂で形成することにより、温度変化があっても磁性コアに大きな応力を与えることがなく、安定した磁気特性を得ることができ、さらに、コア本体の表面に形成した端子導電層との密着性を確保することができる。
上記第1の態様のインダクタンス素子において、エポキシ変性シリコーン樹脂は、シリコーンエポキシワニスを含むことが好ましい。
上記第2の態様のインダクタンス素子において、耐熱ポリエステル樹脂は、フェノール変性アルキッド樹脂又はポリエステルシリコーンを含むことが好ましい。
本発明のインダクタンス素子において、端子導電層のバインダ樹脂はエポキシ系樹脂であることが好ましい。
エポキシ系樹脂を用いることにより被覆樹脂層との密着性を高めることができる。
本発明のインダクタンス素子において、端子部は帯状体であり、その帯表面が、コア本体の外面に現れて、端子導電層と面接合していることが好ましい。面接合により、端子と端子導電層との接合面積を大きくでき、接合抵抗を低減できる。
本発明によると、磁性コアの内部にコイルが埋め込まれたインダクタンス素子において、磁性コアのコア本体の外面を被覆する被覆樹脂層をエポキシ変性シリコーン樹脂又は耐熱ポリエステル樹脂で形成することにより、温度変化があっても被覆樹脂層が磁性コアに大きな応力を与えることがなく、安定した磁気特性を有するインダクタンス素子を提供することができる。さらに、本発明によれば、被覆樹脂層をエポキシ変性シリコーン樹脂又は耐熱ポリエステル樹脂で形成することにより、コア本体の表面に形成した端子導電層との密着性を確保することができる。
本発明の実施形態に係るインダクタンス素子の構成を示す斜視図である。 図1のインダクタンス素子の構成を示す底面図である。 図1のインダクタンス素子の構成を示す、図1のIII−III線における断面図である。 図3の一部を拡大した部分拡大断面図である。 実施例及び比較例における、被覆樹脂層の材料と接着強度の関係を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態に係るインダクタンス素子について図面を参照しつつ詳しく説明する。
以下、コイルと端子部が一体となった例について説明するが、本発明は、コイルと端子部が別体であって互いに導通する形態にも適用できる。
本実施形態のインダクタンス素子1は、図1に示すように、磁性コア20にコイル10が埋め込まれている。図1は、インダクタンス素子1の構成を示しており、磁性コア20の下面22を上側に向けた斜視図である。図1では、磁性コア20内に埋設されるコイル10を実線で示し、磁性コア20の外面を点線で示している。
図1に示すように、コイル10は、断面が長方形の導電性の帯状体101を、中心線Oの回りに楕円形に巻いて形成されている。なお、コイル10の形状は、楕円形に限らず、真円形でも良く、当業者において適宜選択することができる。
コイル10を形成する帯状体101の両端部分101a,101aは、中心軸Oと平行な面に沿って折り曲げられて、さらに、それぞれの両端部分101a,101aの先端部は、磁性コア20の下面22に沿って延びるように折り曲げられて、一対の端子部15、18が形成されている。本実施形態では、コイル10と一対の端子部15、18とが一体で形成されている。コイル10を巻く帯状体101は、例えば、銅で形成されている。
図4に示すように、帯状体101の表面にはコイル絶縁層12が形成されている。コイル絶縁層12は、例えば絶縁性の樹脂層の表面にナイロンなどの融着層が重ねられた2層構造である。図4では、第1の端子部15の表面にコイル絶縁層12が形成されていることが示されているが、帯状体101のほかの部分も第1の端子部15と同様の断面構造であって、表面にコイル絶縁層12が形成されている。
図1に示すように、磁性コア20は略立方体形状に形成されている。図3に示すように、磁性コア20は、磁性粉末とバインダ樹脂とを加圧成形した圧粉成形体であるコア本体21と、コア本体21の外面を被覆してコア本体21を補強する被覆樹脂層22とから構成されている。
図1、図2、図3に示すように、第1の端子部15と第2の端子部18は、その帯表面15a、18aが、コア本体21の下面21a(磁性コア20の下面)で露出し、かつ、コア本体21の下面21aとほぼ同一面となっている。また、コイル10から第1の端子部15と第2の端子部18に至る帯状体101の両端部分101aもコア本体21の側面21bとほぼ同一面となっている。
図3、図4に示すように、各端子部15、18は、コア本体21の下面21aに形成された端子部形状と略同一形状からなる凹部22b内に配置される。この凹部22bは、例えば、圧粉成形工程において、キャビティ(不図示)の内部にコイル10及び各端子部15、18を配置した状態で、前記キャビティの内部に供給された磁性コア材料(磁性粉末とバインダ樹脂)を一定の加圧力で加圧し且つ加熱する際に形成される。
図4に示すように、コイル絶縁層12は、各端子部15、18の先端面15b、18bには形成されていない。これは先端面15b、18bが被覆導線を切断したときの切断面に該当するためである。
図4に示すように、各端子部15、18の先端面15b、18bと、コア本体21の段差部21cとの間には隙間25が形成されている。隙間25は、圧粉成形工程において、各端子部15、18が加圧された後のスプリングバックなどが原因で形成される。
図3、図4に示すように、コア本体21の全ての外表面が被覆樹脂層22でコーティングされている。図4に示すように、被覆樹脂層22の一部は前記隙間25にも充填されている。第1の端子部15と第2の端子部18は、その帯表面15a、18aがコア本体21の下面21aに露出しているため、第1の端子部15ならびに第2の端子部18と被覆樹脂層22とが面接合している。
図2に示すように、磁性コア20の下面では、図示左右方向に間隔を空けて一対の端子導電層42が形成されている。端子導電層42は、磁性コア20の下面を覆う前記被覆樹脂層22の外面に帯状に形成されている。図2、図3、図4に示すように、端子部15、18と重なる部分で被覆樹脂層22にその一部が除去された穴部43が形成されており、端子部15、18を被覆しているコイル絶縁層12も、穴部43と対応する部分で除去されている。端子導電層42は、穴部43において、端子部15,18の帯表面15a、18aに接合されて導通されている。端子部15,18と端子導電層42が面接合されているため、接合抵抗が小さくなり、また、端子部15,18と端子導電層42も強固に接合される。
端子導電層42は、図2における左右両側部においてこの側部の全長(図示上下方向の全長)に渡って帯状に形成されており、磁性コア20の下面に位置する端子部15,18の面積に比べて、端子導電層42の面積が十分に広く形成されている。端子導電層42は、そのほとんどの部分が、被覆樹脂層22の表面に接合され、その一部のみが穴部43において端子部15,18の帯表面15a,18aに接合されている。
端子導電層42は、導電材料とバインダ樹脂とで構成されている。端子導電層42のバインダ樹脂は例えばエポキシ系樹脂であり、導電材料は例えば銀で構成されており、具体的には銀ペーストなどを用いて形成される。
ここで、銀ペーストなどによる端子導電層42を形成せずに、コイル10から延長された端子部15、18を長く形成することで、ハンダ付けに必要な面積を確保することも可能ではあるが、端子部15、18を大きくすると、磁性コア20の外面で端子部15、18を折り曲げるときに、端子部15、18から磁性コア20に作用する力が大きくなりすぎ、磁性コア20にクラックなどの破損が生じやすくなる。磁性コア20が磁性粉末とバインダ樹脂とで形成された圧粉成形コアの場合には、磁性コア20に大きな力を与えると損傷を与えやすくなり、さらに、各辺の寸法が1〜2mm程度の小型のものを形成した場合には、特に磁性コア20に破損を与えやすくなる。
図3と図4に示すように、磁性コア20の外面には、端子部15、18を配置するための凹部22bを形成する必要があるが、端子部15,18が長くなると、凹部22bの面積を広く確保することが必要になる。凹部22bには磁性粉末が存在しないため、凹部22bを広くすると、磁性コア20の磁性粉末の占める体積が小さくなり、インダクタンスを大きくできない課題が生じる。
本実施の形態では、銀ペーストなどで端子導電層42を形成することで、コイル10から延長される端子部15、18の長さならびに面積が小さくても、外部回路とのハンダ付け面積を広く確保できるようになる。端子部15,18を小さくできるために、端子部15、18を形成する際に、磁性コア20に与える力を小さくでき、磁性コア20に損傷を与えにくくなる。また凹部22bを小さくできるために、磁性コア20のインダクタンスの低下を防止できる。
また、端子部15、18の面積が小さくても、図2に示すように、磁性コア20の下面の両側部の全長にわたって広い面積の端子導電層42を形成することができるため、外部回路との導通の信頼性を高め、配線基板上でのインダクタンス素子1の固定強度を高めることができる。したがって、各辺の寸法が1〜2mm程度の小型の圧粉成形コアを採用する場合に最適である。
コア本体21は、成形金型のキャビティ内にコイル10が設置された状態で、磁性粉末とバインダ樹脂とをキャビティ内で加圧して形成した圧粉成形コアである。磁性粉末は磁性合金粉末であり、例えば、Feを主体とし、Ni、Sn、Cr、P、C、B、Siなどの各種金属が含まれたFe基非晶質合金の粉末であり、水アトマイズ法により粉末化されたものである。バインダ樹脂は、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂などである。
被覆樹脂層22は、電気的絶縁性の樹脂層であって、エポキシ変性シリコーン樹脂や耐熱ポリエステル樹脂で形成されている。エポキシ変性シリコーン樹脂としては、例えば、シリコーンエポキシワニスを用いる。耐熱ポリエステル樹脂としては、例えば、フェノール変性アルキッド樹脂やポリエステルシリコーンを用いる。また被覆樹脂層22は磁性コア20の外面に含浸可能な粘度を有することが好適である。被覆樹脂層22を、コア本体21外面から所定の深さまで含浸させることで、硬化後の被覆樹脂層22によって、圧粉成形体のコア本体21の表面の機械的強度を補強できる。
磁性粉末としてはFe基非晶質合金が好ましく使用される。この場合には、コア本体21を成形した後に数百℃の温度でアニールを行って磁歪の除去を行うことが好ましいが、アニール工程において、バインダ樹脂が熱により熱分解することなどによってコア本体21が脆くなりやすい。そこで、アニールが必要となる圧粉成形コアには被覆樹脂層22が特に必要である。
コア本体21の外面を被覆する被覆樹脂層22をエポキシ変性シリコーン又は耐熱ポリエステル樹脂で形成していると、温度変化があったとしても、被覆樹脂層22からコア本体21に過剰な応力と歪みが与えられることがなく、コア本体21の磁気特性を安定させることができる。
さらに、被覆樹脂層22をエポキシ変性シリコーン又は耐熱ポリエステル樹脂で形成し、端子導電層42に用いるバインダ樹脂をエポキシ系樹脂にすることにより、被覆樹脂層22と端子導電層42の密着性を高めることができる。
以下、実施例について説明する。
(実施例1)
被覆樹脂層:シリコーンエポキシワニス(変性シリコーンレジン)ES−1001N(信越化学工業社製)
溶剤(キシレン、ブタノール、ジアセトンアルコール)を添加して粘度10mPa・sまで希釈した。
硬化条件:70℃で30分乾燥させた後に、200℃で45分加熱して硬化させた。
(実施例2)
被覆樹脂層:シリコーンエポキシワニス(変性シリコーンレジン)ES−1023(信越化学工業社製)
溶剤(キシレン、ジアセトンアルコール)を添加して粘度200mPa・sまで希釈した。
硬化条件:70℃で30分加熱して乾燥させた後に、200℃で45分加熱して硬化させた。
(実施例3)
被覆樹脂層:シリコーンポリエステルワニス(ポリエステルシリコーン)KR−5230(信越化学工業社製)
溶剤(プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート:PGMAC)を添加して、粘度300mPa・sまで希釈した。
硬化条件:70℃で20〜30分加熱して乾燥させた後に、200℃で45分加熱して硬化させた。
(実施例4)
被覆樹脂層:耐熱ポリエステル樹脂(フェノール変性アルキッド樹脂)H550(明電ケミカル社製)
溶剤(キシレン)を添加して粘度350mPa・sまで希釈した。
硬化条件:135℃で60分加熱して乾燥させた後に、180°Cで150分加熱して硬化させた。
(実施例5)
被覆樹脂層:シリコーン変性エポキシワニスTSR194(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン社製)
溶剤(キシレンとエチルベンゼン)を添加して粘度180mPa・sまで希釈した。
硬化条件:70℃で20〜30分加熱して乾燥させた後に、150°Cで30分加熱して硬化させた。
(比較例1)
被覆樹脂層:メチルフェニル系シリコーンレジン(ストレートシリコーンレジン)KR−271(信越化学工業社製)
溶剤(キシレン)を添加して粘度180mPa・sまで希釈した。
硬化条件:70℃で30分加熱して乾燥させた後に、250℃で60分加熱して硬化させた。
(比較例2)
被覆樹脂層:メチル系シリコーンレジン(ストレートシリコーンレジン)KR−242A(信越化学工業社製)
溶剤(トルエン、イソプロピルアルコール)を添加して粘度12mPa・sまで希釈した。
硬化条件:70℃で30分加熱して溶剤を乾燥させた後に、200℃で35分加熱して硬化させた。
(比較例3)
被覆樹脂層:2液型エポキシ接着剤 AZ15(主剤):HZ15(硬化剤)=100:30(ナガセケムテックス社製)
硬化条件:70℃で20〜30分加熱して溶剤を乾燥させた後に、180℃で60分加熱して硬化させた。
以上のサンプルについて、接着強度及びインダクタンス変化率(L変化率)を測定した。
<接着強度>
試験に使用するサンプルは、上記端子部15、18に対応する銅板(厚さ0.1mm×幅25mm×長さ100mm)の上面全体に、上記被覆樹脂層22に対応する被覆樹脂層を筆で塗布し、この上に上記端子導電層42に対応する端子導電層を幅25mm×長さ12.5mmのサイズで筆によって塗布した試料を2枚用意し、2枚の試料の端子導電層どうしを互いに接触・硬化させることによって作製した。
ここで、端子導電層としては、銀ペーストH9108(バインダ:エポキシ樹脂)(ナミックス社製)を用い、175℃で1時間加熱させて硬化させた。
接着強度は、引張試験器(型番3365(インストロン社製))を用いて条件No.15(引張剪断)によって行った。
図5は、実施例及び比較例における、被覆樹脂層の材料と接着強度の関係を示すグラフである。ここで言う接着強度は、前記引張試験器で測定した引張強度(剪断の破断時の最大荷重)(単位MPa)である。測定は3回行い、図5では、以下に示す平均値(単位MPa)を表示した。
実施例1:0.825
実施例2:0.961
実施例3:1.194
実施例4:1.359
比較例1:0.324
比較例2:0.784
この結果から、実施例1〜4では接着強度が0.8Mpaとなっており、被覆樹脂層と端子導電層の間の十分な密着性が確認できた。これに対して、比較例1〜2では、接着強度が0.8未満となっており、被覆樹脂層にストレートシリコーンレジンを用い、端子導電層のバインダ樹脂にエポキシ樹脂を用いた場合は、密着性が確保できないことが分かった。
また、目視による検査では、比較例1では被覆樹脂層と端子導電層の間で界面剥離が生じており、比較例2では、被覆樹脂層が銅板から剥離しやすい状態となっていた。
<インダクタンス変化率>
サンプルの作製:Fe71.4Ni10.87.8Crなる組成を有するFe基非晶質合金からなる磁性粉末とバインダ樹脂(アクリル樹脂)とを使用して、コイルを埋設したコア本体を作成した。寸法は、端子導電層の長手方向に対応する幅寸法を0.6mm、これと直交する幅寸法を2mm、厚さ寸法を0.04mmとした。端子導電層の幅寸法を0.6mmとし、端子導電層と端子部との接触面積を0.12mm以上とした。
コイルは、帯状の導線の幅寸法を0.28mm、厚さ寸法を0.03〜0.1mmとし、ターン数を3.5〜14.5ターンとした。
測定方法:コイルとコア本体とで構成されたインダクタンス素子のコイルに電流0.5mAを与え、LCRメーターで測定した初期インダクタンスをL0、前記コア本体をそれぞれの被覆樹脂層で被覆した直後に測定されたインダクタンスをL1、被覆樹脂層で被覆したインダクタンス素子を60℃で相対湿度が95%の環境下に300時間放置した後に測定されたインダクタンスをL2とする。
L1/L0×100(%)をコート劣化とし、L2/L1×100(%)を耐湿劣化とした。
(1)コート劣化
実施例1:−4%
実施例5:−3%
比較例3:−16%
(2)耐湿劣化
実施例1:−2%
実施例5:−6%
比較例3:−8%
以上の結果から、実施例1、5は、コート劣化試験及び耐湿劣化試験でインダクタンスの変化が十分小さく、磁気特性を確保できていることが分かった。
本発明について上記実施形態を参照しつつ説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、改良の目的または本発明の思想の範囲内において改良または変更が可能である。
以上のように、本発明に係るインダクタンス素子は、磁気特性が安定しており、かつ、端子導電層の密着性が高い素子を実現する点で有用である。
1 インダクタンス素子
10 コイル
12 コイル絶縁層
15、18 端子部
15a、18a 帯表面
20 磁性コア
21 コア本体
21a 下面
22 被覆樹脂層
42 端子導電層
101 帯状体

Claims (6)

  1. 磁性コアの内部にコイルが埋め込まれているインダクタンス素子において、
    前記磁性コアは、磁性粉末を含んで加圧成形されたコア本体と、前記コア本体の外面を被覆する被覆樹脂層とを有し、前記コイルに導通する金属製の端子部の少なくとも一部が、前記コア本体の外面で前記被覆樹脂層に被覆されることなく露出し、
    前記磁性コアの表面に、導電材料とバインダ樹脂とで構成された端子導電層が形成され、前記端子導電層が、前記被覆樹脂層と前記端子部とに接合されており、
    前記被覆樹脂層がエポキシ変性シリコーン樹脂で形成されていることを特徴とするインダクタンス素子。
  2. 磁性コアの内部にコイルが埋め込まれているインダクタンス素子において、
    前記磁性コアは、磁性粉末を含んで加圧成形されたコア本体と、前記コア本体の外面を被覆する被覆樹脂層とを有し、前記コイルに導通する金属製の端子部の少なくとも一部が、前記コア本体の外面で前記被覆樹脂層に被覆されることなく露出し、
    前記磁性コアの表面に、導電材料とバインダ樹脂とで構成された端子導電層が形成され、前記端子導電層が、前記被覆樹脂層と前記端子部とに接合されており、
    前記被覆樹脂層が耐熱ポリエステル樹脂で形成されていることを特徴とするインダクタンス素子。
  3. 前記エポキシ変性シリコーン樹脂は、シリコーンエポキシワニスを含むことを特徴とする請求項1に記載のインダクタンス素子。
  4. 前記耐熱ポリエステル樹脂は、フェノール変性アルキッド樹脂又はポリエステルシリコーンを含むことを特徴とする請求項2に記載のインダクタンス素子。
  5. 前記端子導電層の前記バインダ樹脂がエポキシ系樹脂である請求項1ないし4のいずれかに記載のインダクタンス素子。
  6. 前記端子部は帯状体であり、その帯表面が、前記コア本体の外面に現れて、前記端子導電層と面接合していることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のインダクタンス素子。
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