JP2015105408A - 防食剤、端子付き被覆電線及びワイヤーハーネス - Google Patents

防食剤、端子付き被覆電線及びワイヤーハーネス Download PDF

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Abstract

【課題】電気接触部の腐食を抑制可能である防食剤、端子付き被覆電線及びワイヤーハーネスを提供する。
【解決手段】被覆電線の電線導体と端子金具との接触部が防食剤により被覆されている端子付き被覆電線に用いられる防食剤であって、前記防食剤がアクリル系樹脂を用いたものであり、JIS7209:2000に準拠して沸騰水を用いて測定した前記防食剤の吸水率が、3%以下であり、前記防食剤を50℃の蒸留水に24時間浸漬した後の該蒸留水のpHが、3.5〜7の範囲内であるようにした防食剤で被覆電線の電線導体と端子金具との接触部を被覆して端子付き被覆電線を構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、防食剤、端子付き被覆電線及びワイヤーハーネスに関し、さらに詳しくは、電線導体と端子金具との接触部である電気接続部の防食性に優れた防食剤、端子付き被覆電線及びワイヤーハーネスに関するものである。
従来、自動車等の車両に配索される電線として、タフピッチ銅の軟質材等からなる導体の外周に絶縁体を被覆してなる被覆電線が広く用いられている。この種の被覆電線の端末では、絶縁体を皮剥ぎして露出させた導体に端子金具が接続されている。被覆電線の端末に電気接続された端子金具は、コネクタに挿入係止される。
このような端子付き被覆電線が複数本束ねられ、ワイヤーハーネスが形成される。自動車等の車両では、通常、ワイヤーハーネスの形態で配索がなされる。エンジンルームや一部の室内環境等に、上記ワイヤーハーネスが配索される場合、熱および水の影響を受けて、電線導体と端子金具とが接触する電気接続部に錆が発生しやすくなる。そのため、このような環境下にワイヤーハーネスを配索する場合には、上記電気接続部における腐食を防止する必要がある。
上記電気接続部における腐食を防止するため、電線導体に接続された端子金具が挿入係止されているコネクタ内にグリースを注入する技術が公知である(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−159846号公報
近年、自動車等の車両の軽量化により燃費効率を向上させようとする動きが加速しており、ワイヤーハーネスを構成する電線材料についても軽量化が求められている。そのため、電線導体にアルミニウムを用いることが検討されるようになってきている。
しかしながら、端子金具は、電気特性に優れた銅又は銅合金が一般に用いられる。それ故、アルミ電線−銅端子金具の組み合わせ等で使用されることが多くなる。電線導体と端子金具との材質が異なると、その電気接続部で異種金属接触による腐食が発生する。この種の腐食は、電線導体と端子金具との材質が同じである場合よりも起こりやすい。そのため、電気接続部を確実に防食することが可能な防食剤が必要となる。
ところが上記従来のグリースを用いた端子付き被覆電線は、グリースをコネクタ内に密に注入しないと、水の浸入を十分に防止して防食効果を高めることができないという問題があった。防食効果を高めようとしてグリースの充填量を多くすると、本来、防食する必要のない部分にまで、グリースが塗布されてしまうことになる。更に過度の充填は、コネクタや電線のべたつきを招き、取扱い性を低下させる。それ故、このような問題のあるグリースの代替品として、高い防食性のを発揮可能な防食剤が求められている。
そこで、樹脂組成物等の防食剤を端子に塗布し、硬化させる方法が用いられる。ワイヤーハーネスが自動車等に利用される場合、高温高湿状態に対する耐久性が要求される。しかしながら、防食剤の吸水率が高い場合は、防食剤に水分が浸透して電気接触部を腐食させてしまうことが判った。また、防食剤のpHが低い場合にも、電気接触部の腐食が更に加速してしまうという問題があることが判明した。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決しようとするものであり、電気接触部の腐食を抑制可能である防食剤、端子付き被覆電線及びワイヤーハーネスを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の防食剤は、
被覆電線の電線導体と端子金具との接触部が防食剤により被覆されている端子付き被覆電線に用いられる防食剤であって、
前記防食剤がアクリル系樹脂を用いたものであり、
JIS7209:2000に準拠して沸騰水を用いて測定した前記防食剤の吸水率が、3%以下であり、
前記防食剤を50℃の蒸留水に24時間浸漬した後の該蒸留水のpHが、3.5〜7の範囲内であることを要旨とするものである。
前記防食剤において、前記アクリル系樹脂が、紫外線硬化性樹脂が硬化されたものであることが好ましい。
前記防食剤において、前記紫外線硬化性樹脂が、少なくとも(メタ)アクリレート化合物と接着付与剤と架橋剤を含有することが好ましい。
本発明の端子付き被覆電線は、被覆電線の電線導体と端子金具との接触部が防食剤により被覆されている端子付き被覆電線であって、前記防食剤として、上記の防食剤を用いたことを要旨とするものである。
上記端子付き被覆電線は、前記被覆電線の電線導体がアルミニウムであり、前記端子金具が銅系金属から構成され、前記接触部が異種金属接続部として構成されていることが好ましい。
本発明のワイヤーハーネスは、上記の端子付き被覆電線を用いたことを要旨とするものである。
本発明の防食剤は、被覆電線の電線導体と端子金具との接触部が防食剤により被覆されている端子付き被覆電線に用いられる防食剤であって、前記防食剤がアクリル系樹脂を用いたものであり、JIS7209:2000に準拠して沸騰水を用いて測定した前記防食剤の吸水率が、3%以下であり、前記防食剤を50℃の蒸留水に24時間浸漬した後の該蒸留水のpHが、3.5〜7の範囲内である構成を有することにより、防食剤が吸水して水分が電気接触部に到達することによる電気接触部の腐食を抑制することが可能である。
本発明の端子付き被覆電線は、被覆電線の電線導体と端子金具との接触部が防食剤により被覆されている端子付き被覆電線であって、前記防食剤として、上記の防食剤を用いたことにより、上記接触部の防食性に優れたものが得られる。特に前記被覆電線の電線導体がアルミニウムであり、前記端子金具が銅系金属から構成され、前記接触部が異種金属接続部として構成されている場合、特に優れた効果を発揮することが可能である。
本発明のワイヤーハーネスは、被覆電線と端子金具との接触部の防食性能が優れているものである。
図1は本発明の端子付き被覆電線の一実施例を示す外観斜視図である。 図2は図1のA−A線断面図である。 図3は実施例の塩水噴霧試験に用いる試験片の説明図である。 図4(a)〜(d)は実施例の接着試験方法の説明図である。
以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に説明する。図1は本発明の端子付き被覆電線の一実施例を示す外観斜視図であり、図2は図1のA−A線断面図である。図1及び図2に示すように、本実施例の端子付き被覆電線1は、被覆電線2の端部が、黄銅製の端子金具5の端部に圧着されている。被覆電線2は、アルミニウム合金製の電線導体3がポリ塩化ビニル樹脂よりなる絶縁体4により被覆されている。被覆電線2の端末は絶縁体が皮剥ぎされて、電線導体3が外部に露出している。この露出した電線導体3に端子金具5のワイヤバレル52が圧着されている圧着部が接触部6となって、電線導体3と端子金具5は電気的に接続されている。接触部6はアクリル系樹脂を用いた防食剤7により被覆されている。図1は防食剤7の塗膜を透視した状態で示している。
本発明の防食剤7は、JIS7209:2000に準拠して沸騰水を用いて測定した前記防食剤7の吸水率が、3%以下である。更に防食剤7を50℃の蒸留水に24時間浸漬した後の該蒸留水のpH(以下、単に防食剤のpHということもある)が、3.5〜7の範囲内である。
防食剤7の吸水率を3%以下としたことにより、防食剤の吸水による電気接触部の腐食を防ぐことができる。防食剤が吸水し、水がアルミ電線と銅端子の接続部に到達すると、ガルバニック腐食を起こしアルミ電線が溶出し導通がとれなくなる。防食剤のpHが低い場合、腐食進行速度を加速させる。そのため、防食剤のpHを中性よりに調整する必要がある。しかし、pHがある程度中性であったとしても吸水した水分量が多い場合、存在するプロトンの絶対量が増えることで腐食は加速する。pHと吸水率を上記に示す範囲内とすることで腐食を遅延させて導通を確保することができる。
防食剤の吸水率は、JIS7209:2000の「プラスチック−吸水率の求め方」に準拠して、沸騰水により測定した値である。すなわち吸水率は、試験片を沸騰した蒸留水に浸し、試験片の初期質量と水にさらした後の質量の差を測定して吸水量を求め、初期質量の百分率として表したものである。
上記防食剤のpHは、前記防食剤を50℃の蒸留水に24時間浸漬した後の該蒸留水のpHである。具体的な防食剤のpH測定方法は、防食剤の樹脂フィルムを膜厚200μmに形成し、樹脂フィルムの2gを試験片とし、pHを7に調整した蒸留水20mlに試験片を浸漬して50℃×24時間加熱した後、浸漬した蒸留水のpHをpHメータにて測定し、防食剤のpHとした。
防食剤のpHを3.5以上とすることにより、酸による電気接触部の腐食の加速を防ぐことができる。これは、アルミニウムがpH3.5〜9の間で不動態となるからである。
防食剤を塗布した端子付電線でも、例えばアルミ電線と銅端子の接続部に塩化物イオンが付着すると、pHに関係なくガルバニック腐食を起こす。アルミ電線と銅端子の接続部に塩化物イオンが浸入しないよう防食剤により被覆されていることが好ましい。塩化物イオンの浸入は、防食剤と端子が凝集破壊するよう接着させることで防止することができる。
防食剤の吸水率とpHと腐食の関係について明らかにするために、実験を行った。以下に試験方法とその結果を示す。
実験例A−1〜A−10:表1に示すように、防食剤の吸水率を5%とし、pHを2〜8まで変化させた。
実験例B−1〜B−10:表2に示すように、防食剤の吸水率を3%とし、pHを2〜8まで変化させた。
実験例C−1〜C−10:表3に示すように、防食剤の吸水率を1%とし、pHを2〜8まで変化させた。
防食剤として紫外線硬化性樹脂組成物の硬化物を用いた。紫外線硬化性樹脂組成物は、表1〜3の配合組成に示すように、アクリレートモノマー、接着付与剤、架橋剤、光開始剤から構成した。防食剤の吸水率は、組成 物の架橋剤の配合量によって調節した。防食剤のpHは、組成物の接着性付与剤の配合量によって調製した。接着性付与剤は、酸性の樹脂なので、配合量を増やすとpHが低くなる。
表1〜3に示す紫外線硬化性組成物を硬化させた硬化物について、塩水噴霧試験と接着試験を行い、防食剤の防食性能を評価した。評価結果を表1〜3に示す。組成物の各成分の詳細と、試験方法は下記の通りである。
〔アクリレートモノマー〕
・ラウリルアクリレート、大阪有機化学社製
・イソボルニルアクリレート、大阪有機化学社製
〔接着付与剤〕
・ヤスハラケミカル社製、商品名「YSポリスターUH115」、テルペンフェノール樹脂水素化物
〔架橋剤〕
・日清紡ケミカル社製、商品名「カルボジライトV−05」、イソシアネート基含有カルボジイミド樹脂
〔光開始剤〕
・BASF社製、商品名「Irgacure 184」、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン
〔老化防止剤〕
・BASF社製、商品名「Irganox 1010」、ヒンダードフェノール系酸化防止剤
・BASF社製、商品名「Tinuvin 770DF」、ヒンダードアミン系光安定剤
〔塩水噴霧試験〕
JIS C 0023に準拠し塩水噴霧試験を96時間行った後の噴霧面を観察した。具体的には、先ず図3に示すように、25mm×25mm×厚さ0.64mmの銅板10を用意し、該銅版10の表面中央に10mm×10mmの範囲でアルミニウム11を蒸着したアルミ蒸着板を作製した。そして蒸着したアルミニウム11の部分を覆うように、アルミ蒸着板表面に防食剤の組成物を50μmの厚みで塗布した後、紫外線を照射して組成物を硬化させて、防食剤の塗膜12を形成した試験片13を作製した。試験片は、各材料につき5点(n=5)作製した。
上記の試験片を用いて、JIS C 0023に準拠して塩水噴霧試験を98時間実施した後、試験片の表面外観を観察した。外観観察の結果、全ての試験片のアルミニウム蒸着部分に変色のない場合を良好(○)とし、試験片に一つでも変色のある場合を不良(×)と判定した。
〔接着試験〕
図4(a)に示すように25×80mmのスズメッキ銅板20に、内径6mmの空間を有する銅リング21を載置した。次いで同図(b)に示すように、銅リング21の空間内に防食剤の組成物22を注入した。次いで同図(c)に示すように、該組成物22に紫外線23を照射して硬化させて、リング21内に防食剤が充填された試験片25を作製した。同図(d)に示すように、試験片25の銅リング21に専用の冶具26を引っ掛け、治具26とスズメッキ銅板20をせん断方向(図中矢印方向)に引張り、引張り試験後の防食剤接着面の破壊形態を観察した。接着試験の評価は、接着面が凝集破壊していた場合を良好(○)とし、接着面が界面破壊していた場合を不良(×)と判定した。
Figure 2015105408
Figure 2015105408
Figure 2015105408
表1の実験例A−1〜A−10は、防食剤の吸水率が最も多い5%となるよう配合した場合である。この場合、pHが7の実験例A−9では腐食は発生しない。しかし実験例A−8のように、pHが6から腐食が発生している。これは、吸水量が多いと発生するプロトンの絶対量も多くなるため、少しでもpHが酸性になるだけで、腐食が発生してしまうものである。一方、実験例A−10のようにpHが8の場合は、防食剤は塩基性であるが、防食剤自身の接着力が低下してしまい、この場合も腐食が発生してしまう。
表2の実験例B−1〜B−10は、防食剤の吸水率が3%となるよう配合した場合である。この場合、表1の吸水率が5%の場合と比較して、吸水率が小さくなることにより発生するプロトンの絶対量が少なくなることから、pHが7〜3.5の範囲内(実験例B−9〜B−3)では腐食は発生しない。
表3の実験例C−1〜C−10は、防食剤の吸水率が1%となるよう配合した場合である。この場合、吸水率が3%となるよう配合した実験例B−1〜B−10と同様の結果となった。これらの結果から、防食剤の吸水率3%以下、防食剤のPHが3.5〜7の範囲内7とすることで、腐食を防止することができることが判る。
防食剤はアクリル系樹脂が用いられる。アクリル系樹脂としては、上記の吸水率と、pHを有し、防食剤としての機能を発揮できる樹脂であれば良く、特に限定されるものではない。アクリル系樹脂としては、例えば、紫外線硬化性アクリル樹脂の組成物(以下、たんに紫外線硬化性樹脂ということもある)を硬化させた硬化物を用いることができる。紫外線硬化性樹脂は、常温で塗布可能であり、硬化時間を短縮することができる。また組成物の配合を適宜調節することにより、吸水率及びpH等の調節を容易に行うことができる。
防食剤を構成する紫外線硬化性樹脂は、例えば、上記実験例で示したように、(メタ)アクリレート化合物、接着付与剤、架橋剤、光開始剤、老化防止剤等から構成される組成物を用いることができる。紫外線硬化性樹脂は、少なくとも上記(メタ)アクリレート化合物、接着付与剤、架橋剤を含有することが好ましい。これらの成分を含むように構成すると、吸水率及びpHの調整を行うことが更に容易である。以下、紫外線硬化性樹脂の上記各成分について説明する。
上記(メタ)アクリレート化合物としては、分子中に1つ以上の(メタ)アクリレート基を有する化合物であれば特に制限されることなく、従来から公知のものを用いることができる。(メタ)アクリレート化合物は、(メタ)アクリレートオリゴマー、(メタ)クリレートモノマー等が挙げられる。本発明において、「(メタ)アクリレート」の記載は、メタクリレート及びアクリレートの意味である。
上記(メタ)アクリレート化合物の具体例として、イソボルニル(メタ)アクリレート、ボルニル(メタ)アクリレート、トリシクロデカニル(メタ)アクリレート、ジシクロペンタニル(メタ)アクリレート、ジシクロペンテニル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリル酸、ベンジル(メタ)アクリレート、4−ブチルシクロヘキシル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリロイルモルホリン、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、イソプロピル(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレート、ノニル(メタ)アクリレート、デシル(メタ)アクリレート、イソデシル(メタ)アクリレート、ウンデシル(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、イソステアリル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、メトキシエチレングリコール(メタ)アクリレート、エトキシエチル(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシポリプロピレングリコール(メタ)アクリレート、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテルアクリレート、ジアセトン(メタ)アクリルアミド、イソブトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、t−オクチル(メタ)アクリルアミド、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、7−アミノ−3,7−ジメチルオクチル(メタ)アクリレート、N,N−ジエチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、等のモノ(メタ)アクリレート、ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ノナンジオールジ(メタ)アクリレート、デカンジオールジ(メタ)アクリレート、2−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオールジ(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−3−アクリロイロキシプロピルメタクリレート、ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラエチレンングリコールジ(メタ)アクリレート、トリシクロデカンジメチロールジ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンポリオールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンポリオールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、9,9−ビス[4−(2−アクリロイルオキシエトキシ)フェニル]フルオレン、ポリエステルジ(メタ)アクリレート、トリス(2−ヒドキシエチル)イソシアヌレートトリ(メタ)アクリレート、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレートジ(メタ)アクリレート、トリシクロデカンジメチロールジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールAのEO付加物ジ(メタ)アクリレート、水添ビスフェノールAのEO付加物又はPO付加物のポリオールのジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールAのジグリシジルエーテルに(メタ)アクリレートを付加させたエポキシ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジビニルエーテル物、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンEO付加物トリ(メタ)アクリレート、トリスアクリロイルオキシエチルフォスフェート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、テトラフルフリルアルコールオリゴ(メタ)アクリレート、エチルカルビトールオリゴ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールオリゴ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールオリゴ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンオリゴ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールオリゴ(メタ)アクリレート、(ポリ)ウレタン(メタ)アクリレート、(ポリ)ブタジエン(メタ)アクリレート等のポリ(メタ)アクリレート等を挙げることができる。これらは、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用して用いてもよい。
接着付与剤としては、テルペン樹脂、テルペンフェノール樹脂、テルペン樹脂水素化物、テルペンフェノール樹脂水素化物、変性テルペン樹脂等が挙げられる。接着付与剤を添加することで、防食剤の接着性を向上させることができる。
架橋剤は、カルボジイミド樹脂、ハイドロパーオキサイド、ジアルキルパーオキサイド、パーオキシエステル、ジアシルパーオキサイド、パーオキシジカーボネート、パーオキシケタール、ケトンパーオキサイド、イソシアネート樹脂、シランカップリング剤等が挙げられる。架橋剤は吸水率を調節するのに用いることができる。
光開始剤(光重合開始剤と呼ばれることもある)は、紫外線を吸収して(メタ)アクリレート成分のラジカル重合を開始させる化合物であれば特に制限されることなく、従来から公知のものを用いることができる。上記光重合開始剤は、具体的には、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、キサントン、フルオレノン、ベンズアルデヒド、フルオレン、アントラキノン、エチルアントラキノン、トリフェニルアミン、カルバゾ−ル、3−メチルアセトフェノン、4−クロロベンゾフェノン、4,4'−ジメトキシベンゾフェノン、4,4'−ジアミノベンゾフェノン、ミヒラ−ケトン、ベンゾインプロピルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンジルジメチルケタ−ル、1−(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、チオキサントン、ジエチルチオキサントン、2−イソプロピルチオキサントン、2−クロロチオキサントン、2−メチル−1−〔4−(メチルチオ)フェニル〕−2−モルホリノ−プロパン−1−オン、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルフォスフィンオキサイド、ビス−(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−トリメチルペンチルフォスフィンオキサイド等が挙げられる。これらは、一種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
老化防止剤としては、モノフェノール系、ビスフェノール系、高分子型フェノール系等のフェノール系酸化防止剤、硫黄系酸化防止剤、リン系酸化防止剤、サリチル酸系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、シアノアクリレート系紫外線吸収剤、ヒンダードアミン系光安定剤等が挙げられる。
また紫外線硬化性樹脂に重合開始剤として熱重合開始剤を添加して、熱硬化性樹脂として構成してもよい。
上記熱重合開始剤としては、加熱によりラジカルを発生してラジカル重合を開始させることが可能な化合物であれば特に制限されることなく、従来から公知の有機過酸化物、アゾ化合物等を用いることができる。上記有機過酸化物としては、例えば、ジへキシルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、t−ブチルクミルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ビス(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン等のジアルキルパーオキサイド、n−ブチル4,4−ジ(t―ブチルパーオキサイド)バレレート等のパーオキシケタール等が挙げられる。また上記アゾ化合物としては、アゾビスイソブチロニトリル等が挙げられる。
防食剤の組成物には、本発明の目的を阻害しない範囲で、必要に応じて他の成分を添加してもよい。上記他の成分としては、チキソ性付与剤、レべリング剤等の液性調製剤、顔料、染料、無機フィラー等が挙げられる。
以下、本発明の端子付き被覆電線について説明する。図1及び図2に示す端子付き被覆電線1は、接触部6が、電線導体3のアルミニウム合金と端子金具5のスズめっきされた黄銅とが接触している。接触部6は、アルミニウムと銅系金属の異種金属が接触した状態の異種金属接続部として構成されている。
端子金具5は黄銅を母材として表面にスズめっきされた金属板を用い、端子金具が展開された所定の形状に打ち抜かれ、バレルの部分等が折り曲げられている。端子金具5は、相手側メス端子に接続されるオス端子としてのタブ状の接続部51と、該接続部51の基端より延設形成され被覆電線を圧着するためのバレル部54とを有する。バレル部54は、接続部51側に設けられたワイヤバレル52と、電線導体2側に設けられたインシュレーションバレル53の二つの圧着部から構成されている。
端子付き被覆電線1は、電線端末が皮剥されて露出した状態の電線導体3が、ワイヤバレル52により加締められ圧着している。また端子金具5のインシュレーションバレル53は、被覆電線2の絶縁体4の周囲に加締められて圧着している。このインシュレーションバレル53の圧着部は、端子金具5を被覆電線2の端末に固定、保持するための電線固定部となっている。
端子付き被覆電線1は、被覆電線2の電線導体3と端子金具5の接触部6が、上記硬化性樹脂からなる防食剤の組成物が塗工され、硬化された状態の防食剤7により被覆されている。少なくとも防食剤7は、接触部6の電線導体3が露出した部分、電線導体3と端子金具6の接触界面等を被覆している必要がある。防食剤7は、電線導体3と端子金具5との異種金属の接触部6に、外部から水分等が侵入して金属部分が腐食するのを防止する保護膜としての機能を有している。
図1及び図2に示す端子付き被覆電線1は、防食剤7が被覆している部分は、一点鎖線で示した範囲である。図2に示すように防食剤7は端子金具5と被覆電線2の外側周囲の形状に沿って、所定の厚さで被覆している。底面は防食剤7に覆われず、端子金具5の金属が外部に露出した状態になっている。
防食剤7は、少なくとも電線導体2の露出部分が完全に被覆されて外部に露出しないようになっている。防食剤7は、被覆電線4の端部側は、電線導体2の先端から端子金具5の接続部51側に少しはみ出すように被覆している。また端子金具5の端部側は、絶縁体4側に少しはみ出すように被覆している。また図2の端子金具5は、底面が防食剤の塗膜7で被覆されずに金属が露出している。
本発明の端子付き被覆電線1は、防食剤7により被覆する部分が上記の形態に限定されるものではなく、少なくとも電線導体3が外部に露出しないように被覆されていればよい。また図1に示すように、防食剤7がバレル部54から外方にはみ出すように、被覆しても良いし、特に図示しないが端子金具5の底面を防食剤7で被覆してもよい。また端子金具5の側面が、防食剤7で被覆されていても、被覆されていなくても、いずれでもよい。
電線導体3は、複数の素線3aが撚り合わされてなる撚線から構成されている。撚線は、1種の金属素線より構成されていても良いし、2種以上の金属素線より構成されていても良い。また、撚線は、金属素線以外に、有機繊維よりなる素線等を含んでいても良い。なお、1種の金属素線より構成されるとは、撚線を構成する全ての金属素線が同じ金属材料よりなることをいい、2種以上の金属素線より構成されるとは、撚線中に互いに異なる金属材料よりなる金属素線を含んでいることをいう。撚線中には、被覆電線を補強するための補強線(テンションメンバ)等が含まれていても良い。
上記電線導体3を構成する金属素線の材料としては、アルミニウム合金以外に、銅、銅合金、アルミニウムもしくはこれらの材料に各種めっきが施された材料等を例示することができる。また、補強線としての金属素線の材料としては、銅合金、チタン、タングステン、ステンレス等を例示することができる。また、補強線としての有機繊維としては、ケブラー等を挙げることができる。電線導体3に用いられる金属素線としては、電線の軽量化等の点からアルミニウム又はアルミニウム合金を用いるのが好ましい。
被覆電線2に用いられる絶縁体4の材料としては、特に限定されず、例えば、ゴム、ポリオレフィン、塩化ビニル樹脂(PVC)、熱可塑性エラストマー等が挙げられる。これらは単独で用いても良いし、二種以上を混合して用いても良い。絶縁体4の材料中には、適宜、各種添加剤が添加されていても良い。添加剤としては、難燃剤、充填剤、着色剤等を挙げることができる。
端子金具5に用いられる材料(母材の材料)としては、黄銅以外に、各種銅合金、銅等を用いることができる。また端子金具5は、表面の一部(例えば接点)もしくは全体に、スズ、ニッケル、金等の各種金属によりめっきが施されていても良い。
防食剤7は、厚みが0.01〜3mmの範囲となるように塗布するのが好ましい。防食剤7の厚みが厚くなりすぎると、端子金具5を相手側端子のコネクタへ挿入し難くなる恐れがある。また防食剤7の厚みが薄くなりすぎると防食性能が不十分となる恐れがある。
以下、端子付き被覆電線の製造方法について説明する。端子付き被覆電線1を製造するには、先ず被覆電線2の端末の絶縁体4を皮剥ぎして電線導体2を所定の長さだけ露出させる。次いで被覆電線2の端末に、めっきされた母材を打ち抜き、曲げ加工等を施して形成された端子金具5を加締めて圧着し、電線導体3と端子金具5を接続する。圧着は、端子金具のワイヤバレル52に電線導体3を圧着し、インシュレーションバレル53に絶縁体4を圧着する。次いで、電線導体3と端子金具5との接触部6の所定の範囲に防食剤7の組成物を塗布し、所定の条件で硬化せしめることで、端子付き被覆電線1が得られる。
防食剤7の組成物を接触部6に塗布する方法は特に限定されず、例えば、滴下法、塗布法、押し出し法等の公知の手段を用いることができる。また防食剤7の組成物を塗布する際、防食剤7の組成物を加熱、冷却等により温度調節してもよい。
防食剤の組成物の硬化には、紫外線照射装置や加熱装置等の硬化装置を用いることができる。
以下、本発明のワイヤーハーネスについて説明する。本発明のワイヤーハーネスは、上記端子付き被覆電線1を含む複数本の被覆電線を束ねて結束したものである。ワイヤーハーネスにおいては、被覆電線のうちの一部が本発明の端子付き被覆電線1であっても良いし、全てが本発明の端子付き被覆電線1であっても良い。
ワイヤーハーネスにおいて、複数本の被覆電線は、テープ巻きにより結束されていても良いし、或いは、丸チューブ、コルゲートチューブ、プロテクタ等の外装部品により外装されることで結束されていても、いずれでも良い。
本発明のワイヤーハーネスは、自動車等の車両に配索されるものとして好適であり、特に、被水領域のエンジンルームや車内に配索されるものとして好適である。ワイヤーハーネスがこのような場所に配索された場合、熱および水の影響を受けて、電線導体3と端子金具5との電気接続部に腐食が発生し易くなる。本発明のワイヤーハーネスは、端子付き被覆電線1における電線導体3と端子金具5の接触部6が防食剤7に覆われているので、腐食の発生を効果的に抑えることができる。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
上記実施例の端子付き被覆電線1は、端子金具としてタブ状のオス端子を用いた例を示したが、これに限定されるものではない。例えば端子付き被覆電線は、端子金具としてメス端子を用いたものでもよい。また、端子金具として音叉端子等を用いても良い。
また、端子金具5のバレル部54を、インシュレーションバレルを有しないワイヤバレルのみから構成しても良い。
また、バレル部54はインシュレーションバレルのみから構成してもよい。その場合、電線導体と端子金具の接続方法としては、圧接抵抗溶接、超音波溶接、ハンダ付け等の方法であっても良い。
また、上記実施例では電線導体3として撚線を用いたが、電線導体3は単芯線を用いてもよい。
1 端子付き被覆電線
2 被覆電線
3 電線導体
4 絶縁体
5 端子金具
51 端子金具の接続部
54 バレル部
6 接触部
7 防食剤

Claims (6)

  1. 被覆電線の電線導体と端子金具との接触部が防食剤により被覆されている端子付き被覆電線に用いられる防食剤であって、
    前記防食剤がアクリル系樹脂を用いたものであり、
    JIS7209:2000に準拠して沸騰水を用いて測定した前記防食剤の吸水率が、3%以下であり、
    前記防食剤を50℃の蒸留水に24時間浸漬した後の該蒸留水のpHが、3.5〜7の範囲内であることを特徴とする防食剤。
  2. 前記アクリル系樹脂が、紫外線硬化性樹脂が硬化されたものであることを特徴とする請求項1に記載の防食剤。
  3. 前記紫外線硬化性樹脂が、少なくとも(メタ)アクリレート化合物と接着付与剤と架橋剤を含有することを特徴とする請求項2に記載の防食剤。
  4. 被覆電線の電線導体と端子金具との接触部が、請求項1〜3のいずれか1項に記載の防食剤により被覆されていることを特徴とする端子付き被覆電線。
  5. 前記電線導体がアルミニウムであり、前記端子金具が銅系金属であり、前記電線導体と前記端子金具の接触部が異種金属接続部として形成されていることを特徴とする請求項4に記載の端子付き被覆電線。
  6. 請求項4又は5に記載の端子付き被覆電線を用いたことを特徴とするワイヤーハーネス。
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