JP2015105038A - 船舶推進機 - Google Patents

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JP2015105038A JP2013248485A JP2013248485A JP2015105038A JP 2015105038 A JP2015105038 A JP 2015105038A JP 2013248485 A JP2013248485 A JP 2013248485A JP 2013248485 A JP2013248485 A JP 2013248485A JP 2015105038 A JP2015105038 A JP 2015105038A
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光 安川
Hikaru Yasukawa
光 安川
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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Abstract

【課題】電装品の取付け面積が広く、かつ、外部からアクセスしやすい空間を形成可能なブラケットを備えた船舶用推進機を提供する。【解決手段】第1ブラケット100は、第1支持部110と第2支持部120とを含む。第1支持部110は、ECU55が取り付けられる第1側面110Sと、第1側面110Sの反対に設けられる第2側面110Tとを有する。第2支持部120は、上面視において第2側面110Tの両端から離間した位置に接続される。第2支持部120は、エンジン51に連結される第1連結部100aを有する。【選択図】図4

Description

ここに開示される技術は、船舶推進機に関する。
従来、エンジンの外周面に沿って配置されるL字状のブラケットを備える船舶用推進機が知られている(特許文献1参照)。L字状のブラケットは、第1支持部と、第1支持部に対して垂直に連なる第2支持部とによって構成される。第1支持部の第1外面には、ECUやヒューズボックスなどの電装品が取り付けられる。第2支持部の第2外面には、PTTリレー、メインリレー及びターミナルなどの電装品が取り付けられる。
特開2010−25004号公報
ここで、特許文献1に記載のL字状のブラケットでは、電装品の取付け面積を広げるために第1支持部や第2支持部を横方向に延ばすと、エンジンとブラケットの間に空間が形成される。このようにエンジンとブラケットの間に形成される空間は、外部からアクセスしにくいため電装品やケーブルを配置するには利用しづらいという問題がある。
ここに開示される技術は、上述の状況に鑑みてなされたものであり、電装品の取付け面積が広く、かつ、外部からアクセスしやすい空間を形成可能なブラケットを備えた船舶用推進機の提供を目的とする。
ここに開示される船舶推進機は、エンジンと、第1ブラケットと、第1電装品とを備える。エンジンは、上下方向に延びるクランク軸を含む。第1ブラケットは、エンジンに固定される。第1電装品は、第1ブラケットに取り付けられる。第1ブラケットは、第1支持部と、第2支持部とを含む。第1支持部は、第1電装品が取り付けられる第1側面と、第1側面の反対に設けられる第2側面とを有する。第2支持部は、上面視において第2側面の両端から離間した位置に接続され、エンジンに連結される第1連結部を有する。
ここに開示される技術によれば、電装品の取付け面積が広く、かつ、外部からアクセスしやすい空間を形成可能なブラケットを備えた船舶用推進機を提供することができる。
実施形態に係る船舶推進機の側面図である。 エンジンユニットの斜視図である。 エンジンユニットの正面図である。 第1ブラケット周辺の上面図である。 第1ブラケット周辺の斜視図である。 第1支持部の第1側面の平面図である。 第1支持部の第2側面の平面図である。 固定部材の側面図である。 固定部材の上面図である。 従来の構造を示す模式図である。 本願の構造を示す模式図である。
以下、実施形態に係る船舶推進機について図面を参照して説明する。図1は、実施形態に係る船舶推進機1の側面図である。船舶推進機1は、船外機である。船舶推進機1は、エンジンカバー2と、ケーシング3と、ブラケット4と、エンジンユニット5とを有する。エンジンカバー2は、エンジンユニット5を収容する。ケーシング3は、エンジンカバー2の下方に配置される。船舶推進機1は、ブラケット4を介して船体に取り付けられる。
エンジンユニット5は、エンジンカバー2内に配置される。エンジンユニット5は、エンジン51を含む。ケーシング3内には、ドライブシャフト11が配置される。ドライブシャフト11は、ケーシング3内において上下方向に延びる。ドライブシャフト11は、エンジン51内において上下方向に延びるクランク軸51aに固定される。ケーシング3の下部には、プロペラ12が配置される。プロペラ12は、エンジン51の下方に配置されている。プロペラ12はプロペラボス13を含む。プロペラボス13の内部には、プロペラシャフト14が配置される。プロペラシャフト14は、前後方向に沿って配置されている。プロペラシャフト14は、ベベルギヤ15を介してドライブシャフト11の下部に連結される。
船舶推進機1では、エンジン51により発生される駆動力がドライブシャフト11およびプロペラシャフト14を介してプロペラ12に伝達される。これにより、プロペラ12が正回転または逆回転する。その結果、船舶推進機1が取り付けられた船体を前進または後進させる推進力が発生する。
図2は、エンジンユニット5の斜視図である。図3は、エンジンユニット5の正面図である。図4は、第1ブラケット100周辺の上面図である。図5は、第1ブラケット100周辺の斜視図である。
エンジンユニット5は、図2及び図3に示すように、エンジン51と、吸気装置52と、排気装置53と、スタータモータ54と、ECU(Electronic Control Unit)55と、スタータリレー56と、PTTリレー57と、バッテリーケーブル58と、ヒューズボックス59と、メインリレー60と、メインリレー取付け部61と、ダイアグコネクタ62と、第1ブラケット100と、第2ブラケット200と、固定部材300とを有する。
エンジン51は、クランク軸51aと、クランクケース51bと、シリンダボディ51cと、シリンダヘッド51dと、ヘッドカバー51eと、動弁装置51fとを含む。クランクケース51b、シリンダボディ51c、シリンダヘッド51d及びヘッドカバー51eは、この順番で前から並んでいる。クランクケース51bとシリンダボディ51cは、クランク軸51aを収容するクランク室を内部に形成する。シリンダボディ51cとシリンダヘッド51dは、少なくとも一つのシリンダを内部に形成する。シリンダヘッド51dとヘッドカバー51eは、カム室を内部に形成する。カム室には、動弁装置51fに含まれるカム軸などが収容される。
吸気装置52は、エンジン51に外気を供給する。排気装置53は、エンジン51からの排気を外部に放出する。スタータモータ54は、エンジン51を始動させるためのモータである。スタータモータ54は、エンジン51のうちシリンダボディ51cの側面に固定されている。
ECU55は、第1ブラケット100に取り付けられる第1電装品の一例である。ECU55は、エンジン51を統合制御しており、例えば燃料の噴射量などを調整する。本実施形態において、ECU55は、第1ブラケット100の前方に固定部材300によって固定されている。スタータリレー56、PTTリレー57及びバッテリーケーブル58のそれぞれは、第1ブラケット100とエンジン51の間に配置される第2電装品の一例である。スタータリレー56は、スタータモータ54を駆動するためのリレーである。PTTリレー57は、PTT(Power Trim and Tilt)を駆動するためのリレーである。スタータリレー56とPTTリレー57は、図5に示すように、第2ブラケット200に固定されている。バッテリーケーブル58は、図示しないバッテリとスタータモータ54を接続する。バッテリーケーブル58は、図5に示すように、第1ブラケット100と第2ブラケット200の間を上下に延びるように配策されている。
ヒューズボックス59は、エンジン51に付属する電装品のヒューズを収容する。ヒューズボックス59は、図5に示すように、第2ブラケット200に固定されている。メインリレー60は、ECU55に電源を供給するためのリレーである。メインリレー60は、第1ブラケット100に固定されたメインリレー取付け部61に接続される。ダイアグコネクタ62は、ECU55の故障診断時に、外部の診断装置(パソコンなど)を接続するための端子である。
第1ブラケット100は、エンジン51の前方に配置される。第1ブラケット100は、エンジン51に固定される。第1ブラケット100は、第1連結部100aと第2連結部100bにおいてエンジン51に連結される。図4に示すように、第1連結部100aは、クランクケース51bの第1取付け部511に連結される。第2連結部100bは、クランクケース51bの第2取付け部512に連結される。第1連結部100aと第2連結部100bは、上下方向と上下方向に対して垂直な方向(以下、水平方向という。)のそれぞれにおいて互いに離間している。
第1ブラケット100は、第2ブラケット200に固定される。第1ブラケット100は、第3連結部100cにおいて第2ブラケット200に連結される。図4に示すように、第3連結部100cは、第2ブラケット200の第4連結部200aに連結される。第1連結部100aは、上面視において、第2連結部100bと第3連結部100cの間に位置している。
第1ブラケット100は、第1支持部110と、第2支持部120とを有する。
第1支持部110は、板状に形成される。第1支持部110は、水平方向に延びるように配置されている。第1支持部110は、第2連結部100bと第3連結部100cを含む。第1支持部110は、第1側面110Sと第2側面110Tとを有する。第1側面110Sは、多くの電装品、或いは、大型の電装品を取り付けられるように取付け面積が広く設計されている。第1側面110Sには、ECU55が取り付けられる。
第2側面110Tは、第1側面110Sの反対に設けられる。第2側面110Tは、図4に示すように、第2支持部120を基準として第1領域T1と第2領域T2に分けることができる。第1領域T1に垂直な基準線SLは、クランク軸51aを通っている。基準線SLは、上面視において、プロペラシャフト14(図1参照)の軸心と一致する線である。基準線SLは、第1連結部100aと第2連結部100bの間に位置し、かつ、第2連結部100bと第3連結部100cの間に位置する。第2領域T2とエンジン51の間には、スタータリレー56、PTTリレー57及びバッテリーケーブル58が配置されている。なお、図示しないが、第2領域T2に垂直な線は、クランク軸51aを通らない。
第2支持部120は、図4に示すように、第1支持部110の第2側面110Tからエンジン51に向かって突出する。第2支持部120は、第1支持部110の第2側面110Tの両端から離間した位置に配置されている。従って、第2支持部120は、第1支持部110の両端部から離間している。第2支持部120は、第2側面110Tの両端に近接はしていてもよく、第2側面110Tの中央付近に位置していてもよい。第2支持部120は、第1連結部100aを含む。本実施形態において、第2支持部120は、第1支持部110と一体的に形成されている。
第2ブラケット200は、第1ブラケット100とエンジン51に連結される。第2ブラケット200は、第4連結部200aにおいて第1支持部110の第3連結部100cに連結される。第4連結部200aは、第2ブラケット200の前端部に設けられる。第2ブラケット200は、第5連結部200b及び第6連結部200cにおいてエンジン51のクランクケース51bに連結される。第5連結部200b及び第6連結部200cは、第2ブラケット200の後端部に設けられる。
第2ブラケット200は、本体部210と、第1収容部220と、第2収容部230とを有する。本体部210は、略L字状に形成されている。本体部210は、エンジン51の側方において前後に延びるように配置される。第1収容部220は、第4連結部200aに近接する。第1収容部220は、図4に示すように、基準線SLを基準として第2支持部120の外側に位置する。第1収容部220には、スタータリレー56とPTTリレー57が収容される。第2収容部230は、第5連結部200b及び第6連結部200cに近接する。第2収容部230には、ヒューズボックス59が収容される。
固定部材300は、第1ブラケット100の第1支持部110に係止される。固定部材300は、ECU55を第1支持部110の第1側面110Sに固定する。
以下、第1ブラケット100と固定部材300の詳細な構成について説明する。図6は、第1支持部110の第1側面110Sの平面図である。図7は、第1支持部110の第2側面110Tの平面図である。図8は、固定部材300の側面図である。図9は、固定部材300の上面図である。図6及び図7では、ECU55が破線で示されている。
図6及び図7に示すように、第1支持部110は、複数の第1リブ111と、複数の第2リブ112と、一対の第1凹部113と、一対の第2凹部114と、一対の第1補助孔115と、一対の第2補助孔116とを有する。
複数の第1リブ111は、第1側面110Sに形成される。第1側面110Sは、水平方向に延びる。複数の第2リブ112は、第2側面110Tに形成される。複数の第2リブ112は、水平方向に延びる。
一対の第1凹部113と一対の第2凹部114は、第1側面110Sの平面視においてECU55の両側に位置する。一対の第1凹部113と一対の第2凹部114は、水平方向において互いに対向する位置に設けられている。
一対の第1凹部113は、第1側面110Sに形成される。一対の第1凹部113それぞれの平面形状は、矩形状である。一対の第1凹部113は、第1支持部110を貫通しているが、窪み状に設けられていてもよい。一対の第1凹部113それぞれは、第1係止凹部113aを有する。第1係止凹部113aは、第1支持部110の内部に形成されている。第1係止凹部113aは、第2凹部114の反対に向かって形成されている。
一対の第2凹部114は、第1側面110Sに形成される。一対の第2凹部114それぞれの平面形状は、凸形状である。一対の第2凹部114は、第1支持部110を貫通しているが、窪み状に形成されていてもよい。一対の第2凹部114それぞれは、第2係止凹部114aを有する。第2係止凹部114aは、第1支持部110の内部に形成されている。第2係止凹部114aは、第1凹部113の反対に向かって形成されている。
一対の第1補助孔115と一対の第2補助孔116は、固定部材300をより強固に固定するための固定具(ボルトなど)を止めるために設けられている。本実施形態では、一対の第1補助孔115と一対の第2補助孔116は使用されていない。
図8及び図9に示すように、固定部材300は、本体部310と、一対の第1板ばね320aと、一対の第2板ばね320bと、一対の第1凸部330と、一対の第2凸部340とを有する。
本体部310は、板状に形成される。本体部310は、ECU55の表面に沿って配置される。一対の第1板ばね320aと一対の第2板ばね320bのそれぞれは、ECU55を第1側面110Sに付勢する。一対の第1板ばね320aは、本体部310の両側に延びる。一対の第2板ばね320bは、本体部310の両側に延びる。
一対の第1凸部330と一対の第2凸部340は、第1側面110Sの平面視においてECU55の両側に配置される。一対の第1凸部330と一対の第2凸部340は、水平方向において互いに対向する位置に設けられている。
一対の第1凸部330は、第1支持部110の一対の第1凹部113に挿入される。一対の第1凸部330それぞれは、先端に形成された爪部330aを有する。爪部330aは、第1凹部113の第1係止凹部113aに挿入される。これによって、第1凸部330が第1凹部113に係止される。
一対の第2凸部340は、第1支持部110の一対の第2凹部114に挿入される。一対の第2凸部340それぞれは、板ばね部340aと、肩部340bと、つまみ部340cとを有する。板ばね部340aは、第2凹部114に挿入される。肩部340bは、板ばね部340aの付勢力によって、第2凹部114の第2係止凹部114aに挿入される。これによって、第2凸部340が第2凹部114に係止される。つまみ部340cは、第2凹部114から突出する。つまみ部340cを把持して板ばね部340aを縮めることによって、第2係止凹部114aから肩部340bを抜くことができる。
本実施形態に係る船舶推進機1は次の特徴を有する。
第1ブラケット100は、第1支持部110と第2支持部120とを含む。第1支持部110は、ECU55が取り付けられる第1側面110Sと、第1側面110Sの反対に設けられる第2側面110Tとを有する。第2支持部120は、上面視において第2側面110Tの両端から離間した位置に接続される。第2支持部120は、エンジン51に連結される第1連結部100aを有する。
従って、第1側面110Sにおける電装品の取付け面積を広くしつつ、基準線SL(図4参照)を基準とする第2支持部120の外側に外部からアクセスしやすい空間を形成することができる。具体的には、図10に示すように、従来用いられているL字状ブラケット100’を用いた場合、エンジン51とL字状ブラケット100’の間には外部からアクセスしにくい空間S’が形成されてしまう。一方で、本実施形態に係る第1ブラケット100を用いた場合、エンジン51と第1ブラケット100(具体的には、第2側面110Tの第2領域T2)の間に外部からアクセスしやすい空間Sを形成することができる。
第1支持部110は、エンジン51に連結される第2連結部100bを有する。これにより、第1支持部110が第2連結部100bによって支持されるとともに、第2支持部120が第1連結部100aによって支持されるため、第1ブラケット100の支持強度を向上させることができる。
第1支持部110は、第2ブラケット200に連結される第3連結部100cを有する。上面視において、第1連結部100aは、第2連結部100bと第3連結部100cの間に位置する。これによって、第1支持部110がバランス良く三点支持されるため、第1ブラケット100の支持強度をさらに向上させることができる。
第2領域T2とエンジン51の間には、スタータリレー56、PTTリレー57及びバッテリーケーブル58が配置されている。これによって、外部からアクセスしやすい空間(図11の“空間S”参照)を有効に利用することができ、組付け時の作業性を向上させることができる。
第1支持部110は、水平方向に延びる複数の第1リブ111と複数の第2リブ112を有する。従って、第1支持部110の強度を向上させることができる。
固定部材300は、一対の第1板ばね320aと一対の第2板ばね320bを有する。一対の第1板ばね320aと一対の第2板ばね320bのそれぞれは、ECU55を第1側面110Sに付勢する。これによって、ECU55を簡便かつ強固に保持することができる。
第1支持部110は、一対の第1凹部113と一対の第2凹部114を有する。固定部材300は、一対の第1凸部330と一対の第2凸部340を有する。一対の第1凸部330は、一対の第1凹部113に挿入される。一対の第2凸部340は、一対の第2凹部114に挿入される。第2凸部340は、第2凹部114に係止される板ばね部340aを含む。これによって、第1支持部110に固定部材300を簡便かつ強固に固定することができる。また、ボルトで固定部材300を固定する場合には第2側面110Tにボルトの先端が突出してしまうが、上記構成によると第2側面110Tに部材が突出しないため、第2側面110Tとエンジン51の間に広い空間を形成しやすい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記実施形態では、第1ブラケット100に取り付けられる第1電装品の一例としてECU55を挙げたが、第1電装品は、ECU55に代えて、或いは、ECU55に加えて他の電装品を含んでいてもよい。
上記実施形態では、第2側面110Tの第2領域T2とエンジン51の間に配置される第2電装品の一例としてスタータリレー56、PTTリレー57及びバッテリーケーブル58を挙げたが、第2電装品は、これらの電装品に代えて、或いは、これらの電装品に加えて他の電装品を含んでいてもよい。
上記実施形態では、第1ブラケット100は、エンジン51の前方に配置されることとしたが、エンジン51の周囲に配置されていればよい。
上記実施形態では、第1ブラケット100は、第2ブラケット200によって支持されることとしたが、第2ブラケット200から離間していてもよい。また、エンジンユニット5は、第2ブラケット200を有していなくてもよい。
上記実施形態では、第1ブラケット100の第1支持部110は、複数の第1リブ111と複数の第2リブ112とを有することとしたが、複数の第1リブ111と複数の第2リブ112のうち少なくとも一つのリブを有していればよい。
上記実施形態では、第1ブラケット100の第1支持部110は、一対の第1凹部113と一対の第2凹部114とを有することとしたが、第1凹部113と第2凹部114を一つずつ有していればよい。この場合、固定部材300は、第1凸部330と第2凸部340を一つずつ有していればよい。
上記実施形態において、“係止”とは第1部材と第2部材が互いに引っ掛かった状態を意味する。従って、第1係止凹部113a及び第2係止凹部114aの形状は図示された形状に限られるものではなく、第1凸部330を引っ掛けることができる形状であればよい。
上記実施形態において、“付勢”とは第1部材が第2部材に押しつけられている状態、或いは、第1部材が第2部材に向かって引っ張られている状態を意味する。従って、第1板ばね320a及び一対の第2板ばね320bは板ばねに限られるものではなく、ECU55を第1支持部110に押しつけることができる部材、或いは、ECU55を第1支持部110に向かって引っ張ることができる部材であればよい。
ここに開示される技術によれば、電装品の取付け面積が広く、かつ、外部からアクセスしやすい空間を形成可能なブラケットを備えた船舶用推進機を提供することができる。
1 船舶推進機
5 エンジンユニット
51 エンジン
51a クランク軸
51b クランクケース
52 吸気装置
53 排気装置
54 スタータモータ
55 ECU
56 スタータリレー
57 PTTリレー
58 バッテリーケーブル
59 ヒューズボックス
60 メインリレー
61 メインリレー取付け部
62 ダイアグコネクタ
100 第1ブラケット
100a〜100c 第1乃至第3連結部
110 第1支持部
110S 第1側面
110T 第2側面
111 第1リブ
112 第2リブ
113 第1凹部
114 第2凹部
120 第2支持部
200 第2ブラケット
200a〜200c 第4乃至第6連結部
300 固定部材
310 本体部
320a 第1板ばね
320b 第2板ばね
330 第1凸部
340 第2凸部

Claims (8)

  1. 上下方向に延びるクランク軸を含むエンジンと、
    前記エンジンに固定される第1ブラケットと、
    前記第1ブラケットに取り付けられる第1電装品と、
    を備え、
    前記第1ブラケットは、
    前記第1電装品が取り付けられる第1側面と、前記第1側面の反対に設けられる第2側面とを有する第1支持部と、
    上面視において前記第2側面の両端から離間した位置に接続され、前記エンジンに連結される第1連結部を有する第2支持部と、
    を含む、
    船舶用推進機。
  2. 前記第1支持部は、前記エンジンに連結される第2連結部を有する、
    請求項1に記載の船舶用推進機。
  3. 前記第1ブラケットと前記エンジンに連結される第2ブラケットを備え、
    前記第1ブラケットは、前記第2ブラケットに連結される第3連結部を有し、
    前記第1連結部は、上面視において前記第2連結部と前記第3連結部の間に位置する、
    請求項2に記載の船舶用推進機。
  4. 前記第1電装品とは異なる第2電装品を備え、
    前記第2側面は、上面視において、前記第2支持部を基準として、第1領域と第2領域に分かれ、
    前記第1領域に垂直な基準線は、前記クランク軸を通っており、
    前記第2電装品は、前記第2領域と前記エンジンの間に配置される、
    請求項1乃至3に記載の船舶用推進機。
  5. 前記第1支持部は、前記第1側面及び前記第2側面の少なくとも一方に形成された複数のリブを有する、
    請求項1乃至4のいずれかに記載の船舶用推進機。
  6. 前記第1支持部は、前記上下方向に垂直な水平方向に延びる板状部材であり、
    前記複数のリブのそれぞれは、前記水平方向に延びる、
    請求項5に記載の船舶用推進機。
  7. 前記第1電装品を前記第1側面に固定するための固定部材を備え、
    前記固定部材は、前記第1電装品を前記第1側面に付勢する板ばねを有する、
    請求項1乃至6のいずれかに記載の船舶用推進機。
  8. 前記第1支持部は、前記第1側面の平面視において前記第1電装品の両側に位置する第1凹部と第2凹部を有し、
    前記固定部材は、前記第1凹部に挿入される第1凸部と、前記第2凹部に挿入される第2凸部とを有し、
    前記第2凸部は、前記第2凹部の内側に係止される板ばねを含む、
    請求項7に記載の船舶用推進機。
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