JP2015103892A - 家電機器制御装置、ホームネットワークシステム、およびテレビ - Google Patents

家電機器制御装置、ホームネットワークシステム、およびテレビ Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、専用コントローラの有無に関わらず家電機器を制御することが可能な家電機器制御装置および家電機器制御システムを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明による家電機器制御装置は、ホームネットワーク1に接続された家電機器21,22をホームコントローラとして制御する、ホームネットワーク1に接続された専用コントローラ4、テレビ23の有無を検出するコントローラ検出部32と、コントローラ検出部32が専用コントローラ4、テレビ23を検出しなかった場合は、ホームネットワーク1に接続されたテレビ3に備えられた家電機器制御装置がホームコントローラとして家電機器21,22を制御し、コントローラ検出部32が専用コントローラ4、テレビ23を検出した場合は、専用コントローラ4、テレビ23がホームコントローラとして家電機器を制御するように切り替え制御を行う制御部33とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、ホームネットワークに接続可能なテレビに備えられ、ホームネットワークに接続された家電機器をホームコントローラとして制御する機能を有する家電機器制御装置、当該家電機器制御装置と前記テレビとを備えるホームネットワークシステム、および前記家電機器制御装置が備わったテレビに関する。
近年、ネットワーク家電機器を、家庭内ネットワークを介して制御装置に接続し、テレビなどのディスプレイを用いて制御装置を通じてネットワーク家電機器の動作を遠隔操作可能としたり、動作状態を遠隔地から監視可能としたりするネットワーク家電制御システムが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、近年のユーザにおける省エネ意識の高まりを反映して、家庭内に設置された家電機器の消費電力を監視し低減するシステムが多数考案されている。例えば、家庭内で同時に運転される各家電機器の運転状況を監視し、一定の運転条件を超えないように各家電機器を協調制御する自動運転制御システムが開示されている(例えば、特許文献2参照)。
また、家庭内に設置された電気機器の使用電力量の推移に関する情報と、運転情報の履歴とを保存し、当該保存した情報および履歴に基づいて、特定の時間帯において使用電力量が低減されるように運転スケジュールを調整することができるシステムが開示されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2006−323596号公報 特開2002−369383号公報 特開2011−221971号公報
特許文献1〜3に開示されているような省エネ目的のシステムを導入する場合は、ネットワークに接続された家電機器を制御するための専用コントローラが必要である。
しかし、システム導入時などシステムを導入したことによる効果が分からない段階では、ユーザはシステムの導入にコストをかけることに躊躇しがちである。すなわち、特許文献1〜3では、専用コントローラが必要であるためシステム導入時にコストがかかるという問題があった。従って、システム導入時にはできるだけコストをかけず、後に本格的なシステムのアップデートが可能である入門的なシステムが必要となる。
本発明は、これらの問題を解決するためになされたものであり、専用コントローラの有無に関わらず家電機器を制御することが可能な家電機器制御装置、ホームネットワークシステム、およびテレビを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明による家電機器制御装置は、ホームネットワークに接続可能なテレビに備えられ、ホームネットワークに接続された家電機器をホームコントローラとして制御する機能を有する家電機器制御装置であって、ホームネットワークに接続された家電機器をホームコントローラとして制御する、ホームネットワークに接続されたコントローラの有無を検出するコントローラ検出部と、コントローラ検出部がコントローラを検出しなかった場合は、ホームネットワークに接続されたテレビに備えられた家電機器制御装置がホームコントローラとして家電機器を制御し、コントローラ検出部がコントローラを検出した場合は、コントローラがホームコントローラとして家電機器を制御するように切り替え制御を行う制御部とを備える。
本発明によると、ホームネットワークに接続可能なテレビに備えられ、ホームネットワークに接続された家電機器をホームコントローラとして制御する機能を有する家電機器制御装置であって、ホームネットワークに接続された家電機器をホームコントローラとして制御する、ホームネットワークに接続されたコントローラの有無を検出するコントローラ検出部と、コントローラ検出部がコントローラを検出しなかった場合は、ホームネットワークに接続されたテレビに備えられた家電機器制御装置がホームコントローラとして家電機器を制御し、コントローラ検出部がコントローラを検出した場合は、コントローラがホームコントローラとして家電機器を制御するように切り替え制御を行う制御部とを備えるため、専用コントローラの有無に関わらず家電機器を制御することが可能となる。
本発明の実施の形態によるホームネットワークシステムの構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態によるテレビの構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態によるテレビの動作モードの一例を示す図である。 本発明の実施の形態による機器情報リストの一例を示す図である。 本発明の実施の形態によるホームネットワーク上にコントローラが存在する場合におけるテレビの動作の一例を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態によるホームネットワーク上にコントローラが存在しない場合におけるテレビの動作の一例を示すシーケンス図である。
本発明の実施の形態について、図面に基づいて以下に説明する。
<実施の形態>
まず、本発明の実施の形態によるホームネットワークシステムの構成について説明する。
図1は、本実施の形態によるホームネットワークシステムの構成の一例を示す図である。
図1に示すように、本実施の形態によるホームネットワークシステムは、ホームネットワーク1と、家電機器群2と、テレビ3と、専用コントローラ4と、ルータ5とを備えており、ホームネットワーク1に家電機器群2、テレビ3、および専用コントローラ4がルータ5を介して接続されている。
ホームネットワーク1は、有線または無線の通信ネットワークである。
家電機器群2は、家電機器21,22およびテレビ23を含んでいる。なお、家電機器群2は、家電機器21,22およびテレビ23に限らず、ホームネットワーク1に接続されていれば他の家電機器を含んでいてもよい。
家電機器21,22としては、例えば、後述(図4参照)のような、テレビ、エアコン、照明、換気扇などが挙げられる。
テレビ23は、テレビ放送を受信する機能を有するとともに、テレビ3および家電機器群2の各家電機器(家電機器21,22)を制御する機能を有している。すなわち、テレビ23は、後述のテレビ3と同様の機能を有している。
テレビ3は、テレビ放送を受信する機能を有するとともに、家電機器群2の各家電機器(家電機器21,22、テレビ23)を制御する機能を有している。具体的には、テレビ3は、ホームネットワーク1に接続された家電機器群2の各家電機器(家電機器21,22、テレビ23)をホームコントローラとして制御する機能を有する家電機器制御装置を備えている。なお、テレビ3の詳細については後述する。
ここで、ホームコントローラとは、ホームネットワーク1に接続された家電機器の制御、例えば、家電機器21,22の動作の開始または停止の制御、家電機器21,22がエアコンであれば冷房または暖房などの運転モードの切り替え制御や温度制御、家電機器21,22が照明であれば明暗の制御、家電機器21,22が換気扇であれば風力の強弱の制御などを行う機能を有するものとする。
また、以下では、特にホームコントローラとして動作しているテレビのことをテレビコントローラといい、テレビ3,23がテレビコントローラとして動作する機能を有しているものとして説明する。
専用コントローラ4は、本実施の形態によるホームネットワークシステムに必須でない。すなわち、専用コントローラ4は、ホームネットワークシステムの導入時にはなくてもよく、ユーザの意思に応じて後に追加することができる。
上記の通り、テレビ3,23は、テレビ放送を受信する機能を有するとともに、ホームネットワーク1に接続された家電機器を制御する機能を有している。以下、本実施の形態では、代表してテレビ3に主眼を置き、その構成および動作について説明する。
図2は、テレビ3の構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、テレビ3の家電機器制御装置は、ネットワークインターフェース部31と、コントローラ検出部32と、制御部33と、表示部34と、記憶部35とを備えている。
なお、制御部33は、テレビ放送を受信して画面(表示部34)に表示する本来の制御機能と、家電機器制御装置としての機能とを有している。また、表示部34は、テレビ本来の表示画面としての機能を有している。その他、テレビ本来の機能を実行する構成部は、図示を省略している。
ネットワークインターフェース部31は、ホームネットワーク1を介して、家電機器群2の各家電機器(家電機器21,22、テレビ23、以下同様)や専用コントローラ4との間で情報の送受信を行う。
コントローラ検出部32は、ホームネットワーク1に接続された家電機器をホームコントローラとして制御する、ホームネットワーク1に接続されたコントローラの有無を検出する。ここで、コントローラ検出部32が検出するコントローラは、ホームネットワーク1に接続された専用のホームコントローラである専用コントローラ4、またはホームネットワーク1に接続された他のテレビ(本実施の形態ではテレビ23)に備えられホームコントローラとして機能している他の家電機器制御装置を含んでいる。
制御部33は、テレビ放送を受信して画面に表示するなどの制御を行う他に、家電機器群2の各家電機器の制御を行う(すなわち、テレビコントローラとして各家電機器を制御するための家電機器制御部331と、専用コントローラ4または他のテレビ23がホームコントローラ(テレビ23の場合はテレビコントローラ)として各家電機器を制御する際にこれと協働するための被制御部332とを有している。
ここで、協働とは、例えば、専用コントローラ4がホームコントローラとして各家電機器を制御する際には、ユーザが専用コントローラ4を介して各家電機器を操作するためのユーザインターフェースとして実行することをいい、また、テレビ23がテレビコントローラとして各家電機器を制御する際には、テレビ23の制御に応じて動作することをいう。
表示部34は、受信したテレビ放送を表示する他に、家電機器群2の各家電機器の状態を表示する。
記憶部35は、家電機器群2の各家電機器の状態や、通信時に家電機器群2の各家電機器を特定するためのアドレス情報などを記憶している。
次に、テレビ3の動作について説明する。
テレビ3は、起動時にコントローラ検出部32を作動させ、ネットワークインターフェース部31を介してホームネットワーク1上に存在する専用コントローラ4およびテレビコントローラ(テレビ23)の有無を検出する。その後、コントローラ検出部32は、制御部33および表示部34に検出結果を通知する。
図3は、テレビ3の動作モードの一例を示す図であり、コントローラ検出部32の検出結果に基づいて制御部33および表示部34にて選択される動作モードについて示している。
まず、コントローラ検出部32が専用コントローラ4およびテレビ23を検出しなかった場合について説明する。
制御部33は、テレビ3がテレビコントローラとしての機能を実行可能なように家電機器制御部331を有効にする。このとき、被制御部332は有効あるいは無効のいずれであってもよい。すなわち、テレビ3は、コントローラモードとなる。
家電機器制御部331は、家電機器群2の各家電機器との通信に必要なアドレス情報と、各家電機器の状態を示す情報と含む家電機器情報を定期的に各家電機器から直接取得し、取得した家電機器情報を機器情報リスト(後述の図4)として記憶部35に記憶させるとともに、各家電機器の状態を示す第1の表示コンテンツ341を表示するよう表示部34を制御する。
ここで、記憶部35に記憶される機器情報リストについて説明する。
図4は、機器情報リストの一例を示す図である。
図4に示すように、「機器ID」は、家電機器群2の各家電機器の登録番号を示し、例えば、テレビ3が家電機器を検出(家電機器から識別番号通知応答を取得)した順に“1”から採番する。
「識別番号」は、家電機器群2の各家電機器が有する固有の値であり、テレビ3が家電機器を特定する際に用いられる番号を示している。なお、識別番号は、例えば、各家電機器が有するMACアドレスを元に各家電機器(あるいはテレビ3)にて自動的に生成される番号であってもよい。
「IPアドレス」は、家電機器群2の各家電機器と通信するために必要な通信先アドレスを示している。
「機器種別」は、テレビ、エアコンなどの機器の種別を示している。
「機器名称」は、「寝室のエアコン」や「居間のテレビ」などユーザが任意に設定した機器の名称を示しており、ユーザが表示部34に表示される表示コンテンツ(第1の表示コンテンツ341、第2の表示コンテンツ342)上で各家電機器を識別するために用いられる。なお、機器名称は、表示コンテンツ(第1の表示コンテンツ341、第2の表示コンテンツ342)を介してユーザが編集できるようにしてもよい。
「状態」は、家電機器群2の各家電機器の状態を示している。なお、図4では、各家電機器の状態として少なくとも運転状態(あるいは電源状態)を示しているが、必要に応じて他の状態(状態1,2)を示してもよい。例えば、エアコンの場合は運転モード(冷房、暖房、除湿など)、室内温度、あるいは設定温度などの状態、照明の場合は輝度の強弱の状態、換気扇の場合は換気扇の回転の強弱の状態を示してもよい。また、各家電機器から状態を定期的に取得し、機器情報リストを随時更新するようにしてもよい。
図4に示す機器情報リストにおいて、テレビ3が各家電機器を特定して通信を確立させるためには、「識別番号」と「IPアドレス」とが対応付けられていればよい。この場合、例えば、テレビ3の起動時に「識別番号要求」コマンドを全ての家電機器に対してブロードキャストした後、各家電機器から応答コマンドを受信し、受信した応答コマンドから「識別番号」および「IPアドレス」を取得すればよい。このとき、「機種種別」も取得しておいてよい。
テレビ3の動作(コントローラ検出部32が専用コントローラ4およびテレビ23を検出しなかった場合)の説明に戻り、表示部34は、家電機器制御部331の制御に応じて第1の表示コンテンツ341を表示する。なお、第1の表示コンテンツ341では、少なくとも各家電機器の状態を表示すればよく、例えば図4に示す機器情報リストを表示するようにしてもよい。また、第1の表示コンテンツ341は、予めテレビ3の内部に保持しておき、必要に応じて表示させるようにすることが望ましい。
また、ユーザが、表示部34に表示された第1の表示コンテンツ341を見て家電機器群2の各家電機器に対して所定の操作を行った場合、家電機器制御部331は、記憶部35に記憶されている機器情報リストを参照して通信先の家電機器(操作対象となる家電機器)を特定し、特定した家電機器に対してユーザの操作内容を示す情報を送信する。
上記より、コントローラ検出部32が専用コントローラ4およびテレビ23を検出しなかった場合において、テレビ3は、家電機器群2の各家電機器を直接制御する。
次に、コントローラ検出部32が専用コントローラ4を検出した場合について説明する。なお、以下では、テレビコントローラとして機能しているテレビ23の検出の有無に関わらず、専用コントローラ4が検出された場合について説明する。すなわち、専用コントローラ4は、テレビコントローラとして機能しているテレビ23よりも優先される。
制御部33は、専用コントローラ4から制御要求を受ける被制御の機能を実行可能なように被制御部332を有効にする。このとき、家電機器制御部331は無効にする。すなわち、テレビ3は、被制御機器モードとなる。
被制御部332は、専用コントローラ4からの制御要求を受信し、受信した制御要求に基づいて表示部34を制御する。
表示部34は、被制御部332の制御に応じて第2の表示コンテンツ342を表示する。
ここで、専用コントローラ4が、上述の図4に示す機器情報リストに相当する現在の各家電機器の状態を示すリスト、および各家電機器における使用電力量の推移を示す情報(使用電力量の過去履歴情報)を保持している場合を一例として説明する。
被制御部332は、ネットワークインターフェース部31を介して、専用コントローラ4から現在の各家電機器の状態を示すリストや各家電機器の使用電力量の過去履歴情報(これらの情報をまとめてコントローラ情報という)を取得し、取得したコントローラ情報をユーザの操作に応じて第2の表示コンテンツ342で表示するよう表示部34を制御する。なお、第2の表示コンテンツ342は、予めテレビ3の内部に保持しておくか、あるいは専用コントローラ4や他のサーバから配信されるようにしてもよい。
また、ユーザが、表示部34に表示された第2の表示コンテンツ341を見て家電機器群2の各家電機器に対して所定の操作を行った場合、被制御部332は、ユーザによる操作内容をネットワークインターフェース部31を介して専用コントローラ4に通知する。
専用コントローラ4は、テレビ3から通知されたユーザによる操作内容に基づいて、操作対象となる家電機器を制御する。
上記より、コントローラ検出部32が専用コントローラ4を検出した場合において、テレビ3は、専用コントローラ4を介して(すなわち、専用コントローラ4と協働して)家電機器群2の各家電機器を制御する。
次に、コントローラ検出部32が専用コントローラ4を検出せず、テレビコントローラとして機能しているテレビ23を検出した場合について説明する。
制御部33は、テレビコントローラとして機能しているテレビ23から制御要求を受けるために被制御部332を有効にする。このとき、家電機器制御部331は無効にする。すなわち、テレビ3は、被制御機器モードとなる。
表示部34は、第1の表示コンテンツ341および第2の表示コンテンツ342を表示しない。
上記より、コントローラ検出部32が専用コントローラ4を検出せず、テレビコントローラとして機能しているテレビ23を検出した場合において、テレビ3は、テレビ23によって制御されるのみとなる。
なお、ホームネットワーク1全体の通信負荷に問題がなければ、テレビコントローラとして機能しているテレビ23が存在する場合であっても、自らもテレビコントローラとなるようにしてもよい。この場合、制御部33は、家電機器制御部331を有効にして、家電機器群2の各家電機器の情報を第1の表示コンテンツ341で表示するよう表示部34を制御すればよく、ユーザの操作内容に応じて各家電機器を制御することができる。
次に、テレビ3の起動時(すなわち、テレビ3の電源を入れたとき)における、コントローラ検出部32によるコントローラ(専用コントローラ4、テレビコントローラとして機能するテレビ23(以下、単にテレビ23という))の検出処理から定常処理開始までの動作について説明する。なお、テレビ3は、下記で説明する動作と並行してテレビ本来の動作を行うものとする。
図5は、ホームネットワーク1上にコントローラ(専用コントローラ4、テレビ23)が存在する場合におけるテレビ3の動作の一例を示すシーケンス図である。
なお、テレビ3は、起動時において、コントローラの検出処理を行う処理A(コントローラ検出処理)と、コントローラ有りと判断した場合に被制御機器として動作する処理B(定常処理)とを行う。
図5に示すように、テレビ3は、起動時にホームネットワーク1上の全ての機器(専用コントローラ4、家電機器21,22、テレビ23)に対して、コントローラ通知要求のコマンドをブロードキャストする。
テレビ3からブロードキャストされたコントローラ通知要求を受信した機器のうちのコントローラ(専用コントローラ4、テレビ23)のみが、コントローラ通知応答をテレビ3に送信する。このとき、専用コントローラ4およびテレビ23は、コントローラ通知応答の引数に各々別個の値(例えば、専用コントローラ4は「1」、テレビ23は「2」)を付して送信する。
テレビ3は、予め定められた時間内にコントローラ通知応答を受信すると、コントローラ通知応答の引数を参照し、「専用コントローラ4有り」あるいは「テレビ23有り」と判断する。
以降、テレビ3は、被制御部332を有効にして被制御機器として動作する。
図6は、ホームネットワーク1上にコントローラ(専用コントローラ4、テレビ23)が存在しない場合におけるテレビ3の動作の一例を示すシーケンス図である。
なお、テレビ3は、起動時において、コントローラの検出処理を行う処理C(コントローラ検出処理)と、コントローラ無しと判断した場合にテレビコントローラとして動作する処理D(定常処理)とを行う。
図6において、テレビ3は、起動時にホームネットワーク1上の全ての機器(家電機器21,22)に対して、コントローラ通知要求のコマンドをブロードキャストする。
テレビ3からブロードキャストされたコントローラ通知要求を受信した機器には、コントローラが含まれていない。テレビ3は、予め定められた時間(応答待ち時間)内にコントローラ通知応答を受信しなかった場合は、数回程度のリトライ処理を行う(図6では1回のリトライ処理を行っている)。
その後、テレビ3は、リトライ処理を行ってもコントローラ通知応答を受信できなかった場合は、「コントローラ無し」と判断する。
次に、テレビ3が「コントローラ無し」と判断すると、自らがコントローラ(すなわち、テレビコントローラ)として動作し、機器情報リストを最新の状態に更新する。
具体的には、テレビ3は、ホームネットワーク1上の全ての機器(家電機器21,22)に対して、識別番号通知要求のコマンドをブロードキャストする。その後、家電機器21,22から受信した識別番号通知応答に含まれる識別番号およびIPアドレスを取得し、識別番号に基づいて家電機器21,22が既に機器情報リストに登録済みであるか否か(未登録の新規の機器であるか)を判断した上で、機器情報リストを更新する。
以降、テレビ3は、家電機器制御部331を有効にしてテレビコントローラとして動作し、定期的に家電機器群2の各家電機器の状態を取得して機器情報リストを更新したり、ユーザによる操作に応じて第1の表示コンテンツ341の表示や対象となる家電機器の制御を行ったりする。
以上のことから、本実施の形態によれば、専用コントローラ4の有無に関わらず家電機器を制御することが可能となる。具体的には、ホームネットワーク1上に専用コントローラ4が存在しないか、あるいはテレビコントローラとして機能しているテレビ23が存在しない場合であっても、テレビ3がテレビコントローラとして動作することによって、容易にホームネットワーク1上の家電機器を制御することができる。また、後にホームネットワーク1上に専用コントローラ4が導入された場合は、専用コントローラ4の存在を自動的に検出して被制御機器モードとして動作するため、専用コントローラ4の導入に伴う設定の煩わしさが軽減される。すなわち、システム導入時にはできるだけコストをかけず、後に本格的なシステムへのアップデートが容易に実現可能となる。
また、本実施の形態によれば、ホームネットワーク1に接続された家電機器制御装置が備わったテレビと、ホームネットワーク1に接続された家電機器とを備えるホームネットワークシステムを構築することができ、当該ホームネットワークシステムにおいて、ホームネットワークにコントローラ(専用コントローラ4、ホームコントローラ(テレビコントローラ)として機能しているテレビ)が接続されていないときは、テレビに備えられた家電機器制御装置がホームコントローラとして家電機器を制御し、ホームネットワークにコントローラが接続されているときは、コントローラがホームコントローラとして家電機器を制御することができる。
なお、図1において、テレビ3は、家電機器群2に含まれていないが、家電機器群2に含まれていてもよい。
本実施の形態では、専用コントローラ4がテレビコントローラとして機能しているテレビ23よりも優先される場合について説明したが、例えば、専用コントローラ4およびテレビコントローラとして機能しているテレビ23が検出された場合は、ユーザが専用コントローラ4およびテレビ23のいずれかを選択可能にしてもよい。
図5,6では、テレビ3からブロードキャストされたコントローラ通知要求を受信した機器のうちのコントローラ(専用コントローラ4、テレビ23)のみが、コントローラ通知応答をテレビ3に送信するものとして説明したが、これに限るものではない。例えば、コントローラ以外の全ての機器が、コントローラではない旨の応答をテレビ3に対して送信するようにしてもよい。しかし、この場合、コントローラ以外の機器が一斉にテレビ3に応答を送信することになるため、応答の混信や送受信の不具合が発生するというリスクが考えられる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 ホームネットワーク、2 家電機器群、3 テレビ、4 専用コントローラ、5 ルータ、21 家電機器、22 家電機器、23 テレビ、31 ネットワークインターフェース部、32 コントローラ検出部、33 制御部、34 表示部、35 記憶部、331 家電機器制御部、332 被制御部、341 第1の表示コンテンツ、342 第2の表示コンテンツ。

Claims (8)

  1. ホームネットワークに接続可能なテレビに備えられ、前記ホームネットワークに接続された家電機器をホームコントローラとして制御する機能を有する家電機器制御装置であって、
    前記ホームネットワークに接続された前記家電機器を前記ホームコントローラとして制御する、前記ホームネットワークに接続されたコントローラの有無を検出するコントローラ検出部と、
    前記コントローラ検出部が前記コントローラを検出しなかった場合は、前記ホームネットワークに接続された前記テレビに備えられた前記家電機器制御装置が前記ホームコントローラとして前記家電機器を制御し、前記コントローラ検出部が前記コントローラを検出した場合は、前記コントローラが前記ホームコントローラとして前記家電機器を制御するように切り替え制御を行う制御部と、
    を備える、家電機器制御装置。
  2. 前記コントローラ検出部が検出する前記コントローラは、前記ホームネットワークに接続された専用のホームコントローラ、または前記ホームネットワークに接続された他のテレビに備えられ前記ホームコントローラとして機能している他の前記家電機器制御装置を含むことを特徴とする、請求項1に記載の家電機器制御装置。
  3. 前記制御部は、
    前記家電機器制御装置が前記ホームコントローラとして前記家電機器を制御するための家電機器制御部と、
    前記コントローラが前記ホームコントローラとして前記家電機器を制御する際にこれと協働するための被制御部と、
    を有することを特徴とする、請求項1または2に記載の家電機器制御装置。
  4. 前記ホームネットワークを介して前記家電機器あるいは前記コントローラと情報の授受を行うネットワークインターフェース部と、
    表示部と、
    をさらに備え、
    前記表示部には、前記家電機器制御装置が前記家電機器を制御する際に、前記ネットワークインターフェース部を介して前記家電機器から取得した前記情報を家電機器情報として表示する第1の表示コンテンツと、前記コントローラが前記家電機器を制御する際に、前記ネットワークインターフェース部を介して前記コントローラから取得した前記情報をコントローラ情報として表示する第2の表示コンテンツとが表示されることを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載の家電機器制御装置。
  5. 前記家電機器情報は、前記家電機器のアドレス情報と、前記家電機器の状態を示す情報とを含むことを特徴とする、請求項4に記載の家電機器制御装置。
  6. 前記コントローラ情報は、前記コントローラが保持している前記家電機器の状態を示す情報を含むことを特徴とする、請求項4に記載の家電機器制御装置。
  7. 前記ホームネットワークに接続された請求項1から6のいずれか1項に記載の前記家電機器制御装置が備わったテレビと、
    前記ホームネットワークに接続された前記家電機器と、
    を備え、
    前記ホームネットワークに前記コントローラが接続されていないときは、前記テレビに備えられた前記家電機器制御装置が前記ホームコントローラとして前記家電機器を制御し、前記ホームネットワークに前記コントローラが接続されているときは、前記コントローラが前記ホームコントローラとして前記家電機器を制御する、ホームネットワークシステム。
  8. 前記ホームネットワークに接続可能な、請求項1から6のいずれか1項に記載の前記家電機器制御装置が備わった、テレビ。
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