JP6548812B2 - 制御装置及び制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、制御装置及び制御システムに関し、特に、ネットワークに接続された複数の制御対象機器を制御する制御装置及び制御システムに関する。
レストラン及びホテル等の設備において、複数台の空調機を、1か所で、かつ、部屋毎又はエリア毎といったように個別に、制御することが求められている。その際、例えば、各空調機に対してリモコンを用意して、そのリモコンを1か所に設置した場合、複数のリモコンが壁一面に設置されることになる。このような場合には、外観が損なわれてしまうほか、制御対象となる空調機用のリモコンを見つけるのに時間がかかる。
これに対し、特許文献1には、壁付けコントローラがアクセスポイントと有線で接続され、このアクセスポイントを介して、無線端末と通信を行うことができるシステムが開示されている。そして、この壁付けコントローラは、無線端末からの指令を受けて空調機を制御する。
特開2015−64154号公報
しかしながら、集中端末となる壁付けコントローラは、アクセスポイントと有線で接続されているため、システムが大規模となり、設置に大きな労力が必要となる。
そこで、本発明は、外部端末を用いて複数の空調機を集中的に制御することのでき、かつ、容易に設置することのできる制御装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る制御装置は、複数の制御対象機器が接続された第1のネットワーク及び少なくとも1つの外部端末が接続された第2のネットワークに接続された制御装置であって、前記複数の制御対象機器の各々は、前記制御装置によって制御される第1の制御対象又は前記少なくとも一つの外部端末によって制御される第2の制御対象となっており、前記第1のネットワークから、前記第1のネットワーク用の第1のフォーマットで構成されている第1のデータを受信する第1の通信部と、前記第1のデータを、前記第2のネットワーク用の第2のフォーマットで構成されている第2のデータに変換する変換部と、前記第2のネットワークに前記第2のデータを送信する第2の通信部と、前記複数の制御対象機器の少なくとも一つの運転状態を管理する運転管理部と、を備え、前記第1のデータの送信元が前記第1の制御対象である場合には、前記運転管理部は、前記第1のデータに基づいて、当該送信元の運転状態を管理し、前記第1のデータの送信元が前記第2の制御対象である場合には、前記変換部は、前記第1のデータを前記第2のデータに変換し、前記第2の通信部は、当該変換後の第2のデータを、前記送信元を前記第2の制御対象として制御している外部端末に送信することを特徴とする。
本発明の第2の態様に係る制御装置は、第1のネットワークに接続された複数の制御対象機器、前記第1のネットワーク及び第2のネットワークに接続された第1の制御装置、並びに、前記第2のネットワークに接続された第2の制御装置、を備える制御システムにおいて、前記第1の制御装置又は前記第2の制御装置として機能する制御装置であって、前記複数の制御対象機器の各々は、前記第1の制御装置により制御される第1の制御対象又は前記第2の制御装置により制御される第2の制御対象となっており、前記第1のネットワークから、前記第1のネットワーク用の第1のフォーマットで構成されている第1のデータを受信する第1の通信部と、前記第1のデータを前記第2のネットワーク用の第2のフォーマットで構成されている第2のデータに変換する変換部と、前記第2のネットワークに前記第2のデータを送信する第2の通信部と、前記複数の制御対象機器の少なくとも一つの運転状態を管理する運転管理部と、を備え、前記制御装置は、前記第1の通信部により行われる通信が有効である場合には、前記第1の制御装置として機能し、前記制御装置は、前記第1の通信部により行われる通信が無効である場合には、前記第2の制御装置として機能し、前記制御装置が前記第1の制御装置として機能している場合には、前記第1のデータの送信元が前記第1の制御対象であるときに、前記運転管理部は、前記第1のデータに基づいて、当該送信元の運転状態を管理し、前記制御装置が前記第1の制御装置として機能している場合には、前記第1のデータの送信元が前記第2の制御対象であるときに、前記変換部は、前記第1のデータを前記第2のデータに変換し、前記第2の通信部は、当該変換後の第2のデータを、当該送信元を前記第2の制御対象として制御している第2の制御装置に送信し、前記制御装置が前記第2の制御装置として機能している場合には、前記運転管理部は、前記第2のデータに基づいて、前記第2のデータに変換された前記第1のデータの送信元の運転状態を管理することを特徴とする。
本発明の一態様に係る制御システムは、第1のネットワークに接続された複数の制御対象機器、及び、当該第1のネットワーク及び少なくとも1つの外部端末が接続された第2のネットワークに接続された制御装置を備える制御システムであって、前記複数の制御対象機器の各々は、前記制御装置によって制御される第1の制御対象又は前記少なくとも一つの外部端末によって制御される第2の制御対象となっており、前記制御装置は、前記第1のネットワークから、前記第1のネットワーク用の第1のフォーマットで構成されている第1のデータを受信する第1の通信部と、前記第1のデータを、前記第2のネットワーク用の第2のフォーマットで構成されている第2のデータに変換する変換部と、前記第2のネットワークに前記第2のデータを送信する第2の通信部と、前記複数の制御対象機器の少なくとも一つの運転状態を管理する運転管理部と、を備え、前記第1のデータの送信元が前記第1の制御対象である場合には、前記運転管理部は、前記第1のデータに基づいて、当該送信元の運転状態を管理し、前記第1のデータの送信元が前記第2の制御対象である場合には、前記変換部は、前記第1のデータを前記第2のデータに変換し、前記第2の通信部は、当該変換後の第2のデータを、前記送信元を前記第2の制御対象として制御している外部端末に送信することを特徴とする。
本発明の一態様によれば、外部端末と直接通信することのできる制御装置を用いているため、外部端末を用いて複数の空調機を集中的に制御することのでき、かつ、容易に設置することのできる制御装置を提供することができる。
実施の形態1、2及び3に係る空気調和システムの構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態1〜4における空調機の構成を概略的に示すブロック図である。 (A)及び(B)は、ハードウェア構成の一例を示す概略図である。 実施の形態1及び2における制御装置の構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態1及び4における外部端末の構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態1における制御装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1における、受信されたデータに基づいて内部の運転状態を更新する処理を示すフローチャートである。 実施の形態1における、受信されたデータを変換して空調ネットワークに中継する処理を示すフローチャートである。 実施の形態1における、制御装置が直接制御する対象を切り替える処理を示すフローチャートである。 実施の形態1における、管理している運転状態を変更する処理を示すフローチャートである。 実施の形態2における制御装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2における、受信されたデータに基づいて内部の運転状態を更新する処理を示すフローチャートである。 実施の形態2における、受信されたデータを変換して空調ネットワークに中継する処理を示すフローチャートである。 実施の形態2における、管理している運転状態を変更する処理を示すフローチャートである。 実施の形態3に係る空気調和システムの構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態3における制御装置の構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態3における制御装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態3における、管理している運転状態を変更する処理を示すフローチャートである。 実施の形態4における制御装置の構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態4における制御装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態4における制御装置により操作を行う対象を変更する処理を示すフローチャートである。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る制御システムとしての空気調和システム100の構成を概略的に示すブロック図である。
空気調和システム100は、1つ以上の空気調和機としての空調機110A〜110E(以下、特に各々を区別する必要がない場合には、空調機110という)と、空気調和機制御装置としての制御装置130と、1つ以上の外部端末170A〜170D(以下、特に各々を区別する必要がない場合には、外部端末170という)とを備える。
空調機110及び制御装置130は、第1のネットワークである空調ネットワーク180に接続されており、制御装置130及び外部端末170は、第2のネットワークである無線ネットワーク181に接続されている。
空調ネットワーク180は、例えば、通信線で接続された通信ネットワークであり、空調メーカーの独自の規格による通信ネットワークである。
無線ネットワーク181は、空調ネットワーク180とは異なる規格による通信ネットワークである。無線ネットワーク181の規格は、近距離無線通信を想定した規格、例えば、Bluetooth(登録商標)等である。空調ネットワーク180で送受信されているデータのフォーマットと、無線ネットワーク181で送受信されているデータのフォーマットとは、異なっている。
また、空調機110A〜110Eは、異なる部屋に設置されている。空調機110Aと、制御装置130とは、近くに設置されている。このため、制御装置130は、空調機110Aは、制御装置130で制御し、空調機110B〜110Eは、外部端末170で制御すると便利である。
ここで、空調機110は、制御装置130又は外部端末170で制御する制御対象機器である。
外部端末170は、スマートホン又はタブレットPC等の無線通信機能を有する端末である。
図2は、空調機110の構成を概略的に示すブロック図である。
空調機110は、空調通信部111と、機器制御部112と、空調機本体113とを備える。
空調通信部111は、空調ネットワーク180を介して通信を行う。例えば、空調通信部111は、空調ネットワーク180からデータを受信するとともに、空調ネットワークにデータを送信する。
機器制御部112は、冷媒回路113a、ルーバー113b及びファン113cといった空調機110の内部のデバイス群である空調機本体113を制御する。
空調機本体113は、空調を実行する。
以上に記載された空調機110の機器制御部112の一部又は全部は、例えば、図3(A)に示されているように、メモリ190と、メモリ190に格納されているプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ191とにより構成することができる。このようなプログラムは、ネットワークを通じて提供されてもよく、また、記録媒体に記録されて提供されてもよい。
また、機器制御部112の一部又は全部は、例えば、図3(B)に示されているように、単一回路、復号回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuits)又はFPGA(Field Programmable Gate Array)等の処理回路192で構成することもできる。
なお、空調通信部111は、通信ネットワーク用のインタフェースにより構成することができる。
図4は、制御装置130の構成を概略的に示すブロック図である。
制御装置130は、空調通信部131と、無線通信部132と、記憶部133と、制御部140と、操作インタフェース部150とを備える。
空調通信部131は、空調ネットワーク180を介して通信を行う第1の通信部である。例えば、空調通信部131は、空調ネットワーク180からデータを受信するとともに、空調ネットワーク180にデータを送信する。ここで、空調通信部131が受信するデータを第1のデータ、空調通信部131が送信するデータを第4のデータともいう。第1のデータ及び第4のデータは、空調ネットワーク180用のフォーマットである第1のフォーマットで構成されている。
無線通信部132は、無線ネットワーク181を介して通信を行う第2の通信部である。例えば、無線通信部132は、無線ネットワーク181からデータを受信するとともに、無線ネットワーク181にデータを送信する。ここで、無線通信部132が送信するデータを第2のデータ、無線通信部132が受信するデータを第3のデータともいう。第2のデータ及び第3のデータは、無線ネットワーク181用のフォーマットである第2のフォーマットで構成されている。
記憶部133は、制御装置130での処理に必要な情報を記憶する。
例えば、記憶部133は、制御対象情報、運転状態情報、外部端末情報及びスケジュール情報を記憶する。
制御対象情報は、制御装置130が制御対象とする空調機110を示す情報である。例えば、制御対象情報は、制御装置130が制御対象とする空調機110を識別するための空調機識別情報である空調機IDを示す情報である。ここで、制御装置130が制御する制御対象を第1の制御対象ともいう。
運転状態情報は、空調機110毎に、空調機110の運転状態を示す情報である。例えば、運転状態情報は、空調機110毎に、空調機110を識別するための空調機IDと、運転状態とを対応付ける情報である。
外部端末情報は、外部端末170毎に、外部端末170が制御対象とする空調機110を示す情報である。例えば、外部端末情報は、外部端末170毎に、制御装置130に中継対象として登録されている外部端末170を識別するための外部端末識別情報である外部端末IDと、制御対象とする空調機110の空調機IDとを対応付ける情報である。ここで、外部端末170が制御する制御対象を第2の制御対象ともいう。
スケジュール情報は、制御装置130が制御対象とする空調機110の運転状態を変更するスケジュールを示す情報である。例えば、スケジュール情報は、制御装置130が制御対象とする空調機110毎に、空調機110を識別するための空調機IDと、運転状態を変更する日時と、運転状態を変更する内容とを対応付けた情報である。
制御部140は、制御装置130での処理を制御する。
制御部140は、空調通信制御部141と、無線通信制御部142と、データ変換部143と、空調運転管理部144とを備える。
空調通信制御部141は、空調通信部131により行われる通信を制御する第1の通信制御部である。
例えば、空調通信制御部141は、記憶部133に記憶されている制御対象情報を参照して、空調通信部131で受信されたデータの送信元が、制御装置130が制御対象とする空調機110か否かを判断する。そして、空調通信部131で受信されたデータの送信元が、制御装置130の制御対象である場合には、空調通信制御部141は、空調運転管理部144に、受信されたデータに基づいて、その送信元の運転状態の管理を行わせる。一方、空調通信部131で受信されたデータの送信元が、制御装置130の制御対象ではない場合、言い換えると、空調通信部131で受信されたデータの送信元が、外部端末170の制御対象である場合には、空調通信制御部141は、データ変換部143に、受信されたデータのフォーマットを無線ネットワーク181用のフォーマットに変換させる。そして、空調通信制御部141は、無線通信制御部142に、変換後のデータを、無線通信部132から、その送信元を制御対象として制御している外部端末170に送信させる。
無線通信制御部142は、無線通信部132により行われる通信を制御する第2の通信制御部である。
例えば、無線通信制御部142は、記憶部133に記憶されている外部端末情報を参照して、無線通信部132で受信されたデータの送信元が、制御装置130に登録されている外部端末170であるか否かを判断する。無線通信部132で受信されたデータの送信元が、制御装置130に登録されている外部端末170である場合には、無線通信制御部142は、データ変換部143に、受信されたデータのフォーマットを空調ネットワーク180用のフォーマットに変換させる。そして、無線通信制御部142は、変換後のデータを、空調通信制御部141に、空調通信部131からその外部端末170が制御対象として制御している空調機110に送信させる。
なお、無線通信部132で受信されたデータの送信元が、制御装置130に登録されている外部端末170ではない場合には、無線通信制御部142は、受信されたデータを破棄し、未登録端末から制御指令があった旨を示す情報を操作インタフェース部150に表示させる。さらに、無線通信制御部142は、無線通信部132に、制御指令を破棄した旨を通知するデータを、無線通信部132で受信されたデータの送信元の外部端末170へ送信させる。
さらに、無線通信制御部142は、外部端末170からの新たな接続の確立、及び、接続済みの外部端末170の接続の切断を監視する。
例えば、無線通信制御部142は、記憶部133に記憶されている外部端末情報を参照して、ある空調機110を制御対象としている全ての外部端末170が、無線ネットワーク181に接続されなくなった場合には、記憶部133に記憶されている制御対象情報を更新することで、この空調機110を制御装置130の制御対象に切り替える。
この場合、無線通信制御部142は、操作インタフェース部150に、その空調機110が制御装置130の制御対象に切り替わった旨を示す情報を表示させる。
この場合には、さらに、無線通信制御部142は、空調通信制御部141に、その空調機110の運転状態を、制御装置130が制御対象として制御している他の空調機110の運転状態に変更するように指令するデータを、空調通信部131からその空調機110へ送信させてもよい。または、無線通信制御部142は、空調通信制御部141に、運転停止を指令するデータを、空調通信部131からその空調機110へ送信させてもよい。
データ変換部143は、データの変換を行う。例えば、データ変換部143は、空調ネットワーク180用のフォーマットで構成されているデータを、無線ネットワーク181用のフォーマットで構成されているデータに変換する。また、データ変換部143は、無線ネットワーク181用のフォーマットで構成されているデータを、空調ネットワーク180用のフォーマットで構成されているデータに変換する。
具体的には、空調ネットワーク180のフォーマットが、「送信先ID」、「送信元ID」及び「データ本体」であり、無線ネットワーク181のフォーマットが、「送信元ID」、「送信先ID」及び「データ本体」であった場合には、データ変換部143は、これらのフォーマットに基づいて、データの変換を行う。なお、本実施の形態では、送信元ID及び送信先IDとして、空調機ID、外部端末ID又は制御装置130を識別するための識別情報である制御装置IDが用いられているものとする。なお、送信元ID及び送信先IDは、記憶部133に記憶されている情報に基づいて、空調機ID、外部端末ID又は制御装置130を特定することができる情報であってもよい。
空調運転管理部144は、空調機110の運転状態を管理する運転管理部である。例えば、空調運転管理部144は、制御装置130が制御対象とする空調機110の運転状態を保持し、スケジュール運転又はユーザ操作に従って、空調機110の運転状態の変更を指令する。
空調運転管理部144は、運転状態保持部144aと、運転部144bとを備える。
運転状態保持部144aは、空調通信制御部141から与えられたデータの送信元である空調機110の運転状態が、このデータで示されている運転状態となるように、記憶部133に記憶されている運転状態情報を更新する。また、運転状態保持部144aは、記憶部133に記憶されている運転状態情報を更新する。
運転部144bは、記憶部133に記憶されているスケジュール情報に基づくスケジュール運転又はユーザ操作に従って、対応する空調機110の運転状態を変更する必要があるか否かを判断する。運転部144bは、対応する空調機110の運転状態を変更する必要があると判断した場合には、運転状態保持部144aに指示することで、対応する空調機110の運転状態を変更させるように指示するとともに、空調通信制御部141に、運転状態を変更する指令を示すデータを、対応する空調機110へ送信させる。
操作インタフェース部150は、表示及び操作の入力を行う。
操作インタフェース部150は、表示部151と、入力部152とを備える。
表示部151は、制御部140からの指示に応じて、情報を表示する。例えば、表示部151は、液晶等のディスプレイにより構成することができる。
入力部152は、操作の入力を受け付け、入力された内容を制御部140に通知する。例えば、入力部152は、ボタンにより構成することができる。
以上に記載された制御装置130の制御部140の一部又は全部は、例えば、図3(A)に示されているように、メモリ190と、メモリ190に格納されているプログラムを実行するCPU等のプロセッサ191とにより構成することができる。
また、機器制御部112の一部又は全部は、例えば、図3(B)に示されているように、単一回路、復号回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC又はFPGA等の処理回路192で構成することもできる。
なお、記憶部133は、例えば、図3(A)に示されているメモリ190により構成することができる。
また、空調通信部131及び無線通信部132は、それぞれの通信規格に応じた通信ネットワーク用のインタフェースにより構成することができる。
図5は、外部端末170の構成を概略的に示すブロック図である。
外部端末170は、無線通信部171と、記憶部172と、制御部173と、操作インタフェース部176とを備える。
無線通信部171は、無線ネットワーク181を介して通信を行う。例えば、無線通信部171は、無線ネットワーク181からのデータを受信するとともに、無線ネットワーク181へデータを送信する。
記憶部172は、外部端末170での処理に必要な情報を記憶する。例えば、記憶部172は、運転状態情報及びスケジュール情報を記憶する。
運転状態情報は、外部端末170が制御対象とする空調機110の運転状態を示す情報である。例えば、運転状態情報は、外部端末170が制御対象とする空調機110毎に、空調機110を識別するための空調機IDと、運転状態とを対応付けた情報である。
スケジュール情報は、外部端末170が制御対象とする空調機110の運転状態を変更するスケジュールを示す情報である。例えば、スケジュール情報は、外部端末170が制御対象とする空調機110毎に、空調機110を識別するための空調機IDと、運転状態を変更する日時と、運転状態を変更する内容とを対応付ける情報である。
制御部173は、外部端末170での処理を制御する。
制御部173は、無線通信制御部174と、空調運転管理部175とを備える。
無線通信制御部174は、無線通信部171により行われる通信を制御する。
空調運転管理部175は、外部端末170が制御対象とする空調機110の運転状態を管理する。例えば、空調運転管理部175は、外部端末170が制御対象とする空調機110の運転状態を保持し、スケジュール運転又はユーザ操作に従って、空調機110の運転状態の変更を指令する。
操作インタフェース部176は、表示及び操作の入力を行う。例えば、操作インタフェース部176は、表示を行う表示部及び操作の入力を受け付ける入力部として機能するタッチパネル等により構成することができる。
以上に記載された外部端末170の制御部173の一部又は全部は、例えば、図3(A)に示されているように、メモリ190と、メモリ190に格納されているプログラムを実行するCPU等のプロセッサ191とにより構成することができる。
また、制御部173の一部又は全部は、例えば、図3(B)に示されているように、単一回路、復号回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC又はFPGA等の処理回路192で構成することもできる。
なお、記憶部172は、例えば、図3(A)に示されているメモリ190により構成することができる。
また、無線通信部171は、通信ネットワーク用のインタフェースにより構成することができる。
図6は、制御装置130の動作を示すフローチャートである。
制御装置130の動作は、図6に示されているように、4つの処理に大別され、それらは繰り返し実行される。
ステップS1
空調通信制御部141は、空調通信部131が空調ネットワーク180からデータを受信したか否かを監視する(S10)。空調通信部131がデータを受信した場合(S11でYES)には、処理はステップS12に進み、空調通信部131がデータを受信していない場合(S11でNO)には、処理はステップS2に進む。
ステップS12では、制御装置130は、受信されたデータに基づいて内部の運転状態を更新する処理を実行する。なお、ステップS12での処理については、図7を用いて説明する。
ステップS2
無線通信制御部142は、無線通信部132が無線ネットワーク181からデータを受信したか否かを監視する(S13)。無線通信部132がデータを受信した場合(S14でYES)には、処理はステップS15に進み、無線通信部132がデータを受信していない場合(S14でNO)には、処理はステップS3に進む。
ステップS15では、制御装置130は、受信されたデータを変換して空調ネットワーク180に中継する処理を実行する。なお、ステップS15での処理については、図8を用いて説明する。
ステップS3
無線通信制御部142は、無線通信部132を用いて、無線ネットワーク181を介して接続する外部端末170の接続状態を監視する(S16)。外部端末170の接続状態に変化がある場合(S17でYES)には、処理はステップS18に進み、外部端末170の接続状態に変化がない場合(S17でNO)には、処理はステップS4に進む。
ステップS18では、新規端末の追加又は接続端末の切断が発生した場合に、制御装置130が直接制御する対象を切り替える処理を実行する。なお、ステップS18での処理については、図9を用いて説明する。
ステップS4
空調運転管理部144は、操作インタフェース部150への入力又は記憶部133に記憶されているスケジュール情報に基づくスケジュール運転のイベントが発生したか否かを監視する(S19)。入力又はイベントが発生した場合(S20でYES)には、処理はステップS21に進み、入力又はイベントが発生していない場合(S20でNO)には、処理は終了する。
ステップS21では、制御装置130は、管理している運転状態を変更する処理を実行する。なお、ステップS21での処理については、図10を用いて説明する。
図7は、図6のステップS12における、受信されたデータに基づいて内部の運転状態を更新する処理を示すフローチャートである。
空調通信制御部141は、空調通信部131で受信されたデータの送信元を解析し、記憶部133に記憶されている制御対象情報を参照することで、受信されたデータの送信元が制御装置130の制御対象であるか否かを確認する(S30)。受信されたデータの送信元が制御装置130の制御対象である場合(S31でYES)には、処理はステップS32に進み、受信されたデータの送信元が制御装置130の制御対象ではない場合(S31でNO)には、処理はステップS33に進む。
ステップS32では、空調運転管理部144の運転状態保持部144aは、受信されたデータの解析結果に基づいて、記憶部133に記憶されている運転状態情報を更新する。また、操作インタフェース部150の表示部151は、更新された運転状態を示す情報を表示する。
ステップS33では、データ変換部143は、受信されたデータを、無線ネットワーク181用のフォーマットのデータに変換する。例えば、データ変換部143は、受信されたデータのデータ本体を暗号化した上で、記憶部133に記憶されている外部端末情報を参照して、送信元の空調機110を制御対象とする外部端末170を宛先とする無線ネットワーク181用のヘッダを付与する。そして、データ変換部143は、変換後のデータを無線通信制御部142に与え、無線通信部132から送出させる。
なお、運転状態保持部144aは、ステップS33においても、データ変換部143から受信されたデータを受け取り、受信されたデータの解析結果に基づいて、記憶部133に記憶されている運転状態情報を更新してもよい。
図8は、図6のステップS15における、受信されたデータを変換して空調ネットワーク180に中継する処理を示すフローチャートである。
無線通信制御部142は、無線通信部132で受信されたデータの送信元を解析し、記憶部133に記憶されている外部端末情報を参照することで、受信されたデータの送信元が制御装置130に中継対象として登録されている外部端末170であるか否かを確認する(S40)。受信されたデータの送信元が制御装置130の中継対象である場合(S41でYES)には、処理はステップS42に進み、受信されたデータの送信元が制御装置130の中継対象ではない場合(S41でNO)には、処理はステップS43に進む。
ステップS42では、データ変換部143は、受信されたデータを、空調ネットワーク180用のフォーマットのデータに変換する。例えば、データ変換部143は、受信されたデータのヘッダを除いた部分(データ本体)を復号化した上で、受信されたデータのヘッダを空調ネットワーク180のヘッダに変換する。そして、データ変換部143は、変換後のデータを空調通信制御部141に与え、空調通信部131から送出させる。なお、ここでは、外部端末170から送られるデータに、制御対象の空調機110の空調機IDが宛先として付与されているものとしたが、データ変換部143が、記憶部133に記憶されている外部端末情報に基づいて、外部端末170が制御対象とする空調機110の空調機IDを宛先として付与してもよい。また、データ変換部143は、受信されたデータの送信元を制御装置130に変換してもよい。
なお、運転状態保持部144aは、ステップS42においても、データ変換部143から受信されたデータを受け取り、受信されたデータの解析結果に基づいて、記憶部133に記憶されている運転状態情報を更新してもよい。
ステップS43では、操作インタフェース部150の表示部151は、未登録端末からの制御指令があった旨を示す情報を表示する。この時、無線通信制御部142は、受信されたデータを破棄する。そして、無線通信制御部142は、無線通信部132に、破棄した旨を示すデータを、送信元である外部端末170に送信させることで、破棄した旨を、送信元の外部端末170に通知する。
図9は、図6のステップS18における、制御装置130が直接制御する対象を切り替える処理を示すフローチャートである。
無線通信制御部142は、無線ネットワーク181を介して無線通信部132に接続する外部端末170の接続状態を監視し、新規端末の追加が発生したか否かを確認する(S50)。例えば、無線通信制御部142は、一般的な無線モジュールにおける接続検知機能を利用して、新規端末の追加が発生したか否かを確認する。具体的には、無線ネットワーク181がBluetoothである場合には、外部端末170から接続要求を受け付ける、又は、外部端末170が発信する電波の受信をトリガに接続要求を発行することで、新規接続を検知する。新規端末の追加が発生した場合(S50でYES)には、処理はステップS51に進み、新規端末の追加が発生していない場合(S50でNO)には、処理はステップS54に進む。
ステップS51では、操作インタフェース部150の表示部151は、新規端末が接続された旨を示す情報と、接続先の空調機110の空調機IDを入力するためのインタフェースとを表示する(S51)。そして、操作インタフェース部150は、ユーザから接続先の空調機110の空調機IDの入力を受け付けて、処理はステップS52に進む。なお、過去に接続した外部端末170であれば、そのときの制御対象の空調機110を引き継ぐ動作としてもよい。また、外部端末170で制御対象の空調機110を指定する動作としてもよい。
ステップS52では、空調通信制御部141は、記憶部133に記憶されている制御対象情報において、新たに接続した外部端末170の制御対象として指定された空調機110の空調機IDを削除する。また、空調通信制御部141は、記憶部133に記憶されている外部端末情報において、新たに接続した外部端末170の外部端末IDと、この外部端末170の制御対象として指定された空調機110の空調機IDとを対応付ける。
そして、空調運転管理部144の運転状態保持部144aは、記憶部133に記憶されている運転状態情報を参照することで、新たに接続した外部端末170の制御対象として指定された空調機110の運転状態を示すデータを無線通信制御部142に与えることで、このデータを無線通信部132から送信させる。これにより、新たに接続した外部端末170に、制御対象の運転状態が通知される。なお、このようなデータを受信した外部端末170では、空調運転管理部175が受信されたデータで示される運転状態を、記憶部172に記憶されている運転状態情報に格納する。
ここでは、制御元を外部端末170に切り替える際に、現在の運転状態を継続する動作としたが、このような例に限定されない。例えば、空調運転管理部144は、対象となった空調機110の運転を停止する指令を示すデータを、空調通信制御部141に与え、空調通信部131からその空調機110に送信させることで、その空調機110を停止させる動作としてもよい。
ステップS54では、無線通信制御部142は、無線ネットワーク181を介して無線通信部132に接続する外部端末170の接続状態を監視し、外部端末170の接続が切断されたか否かを確認する。例えば、無線通信制御部142は、一般的な無線モジュールにおける切断検知機能を利用して、外部端末170の接続の切断が発生したか否かを確認する。具体的には、無線通信制御部142は、無線通信部132に、接続されている外部端末170へ、生存確認パケットを定期的に送信させて、その応答であるACKが返信されてこなかった場合に、切断されたと判断する。そして、外部端末170の接続が切断された場合(S54でYES)には、処理はステップS55に進み、外部端末170の接続が切断されていない場合(S54でNO)には、処理は終了する。
ステップS55では、空調通信制御部141は、記憶部133に記憶されている制御対象情報に、切断された外部端末170の制御対象としていた空調機110の空調機IDを追加する。さらに、空調通信制御部141は、空調運転管理部144の運転状態保持部144aから、切断された外部端末170の制御対象としていた空調機110の運転状態を取得し、その運転状態に変更する指令を示すデータを、空調通信部131に、その空調機110に送信させる。また、操作インタフェース部150の表示部151は、記憶部133に記憶されている制御対象情報に基づいて、制御装置130の制御対象とされている空調機110のリストを表示する。
図10は、図6のステップS21における、管理している運転状態を変更する処理を示すフローチャートである。
空調運転管理部144の運転状態保持部144aは、操作インタフェース部150への入力、又は、記憶部133に記憶されているスケジュール情報に基づいてスケジュール運転のイベントが発生した場合には、記憶部133に記憶されている運転状態情報において、対応する空調機110の運転状態を更新する(S60)。
空調運転管理部144の運転部144bは、運転状態の更新によって、空調機110の運転状態を変更する指令を行う必要があるか否かを判断する(S61)。そのような制御指令を行う必要がある場合(ステップS61でYES)には、処理はステップS62に進み、そのような制御指令を行う必要がない場合(ステップS61でNO)には、処理は終了する。
ステップS62では、運転部144bは、記憶部133に記憶されている制御対象情報を参照して、運転状態を変更する指令を示すデータを空調通信制御部141に与えて、空調通信部131に、運転状態が更新された空調機110へ送信させる。
以上のように、実施の形態1における制御装置130によれば、制御装置130を壁付けリモコンとして設置することで、自由な位置で外部端末170をリモコンとして利用することができ、工事費を抑えることができる。
また、空調通信部131を従来のリモコン機能と共有できるため、別体でアダプタを作成する場合に比べ安価にシステムを構築することができる。
また、制御装置130が空調機110Aを制御し、外部端末170が他の空調機110B〜110Eを制御するようにした場合には、制御装置130は、空調機110Aの運転状態を1機分のみ保持するだけでよいので、従来リモコンと同等スペックのCPUを採用でき、安価に装置を実現することができる。
また、外部端末170の接続が切断した場合に、制御装置130がその代わりに制御を行うため、安全に停止、又は、動作継続を行うことができる。
なお、このような場合でも、制御装置130の制御対象に切り替わった旨を示す情報が表示部151に表示されるため、そのような切り替わりを容易に把握することができる。
さらに、このような場合に、制御装置130の制御対象に切り替えられた空調機110の運転状態を、制御装置130が制御している他の空調機110の運転状態とすることで、制御装置130が制御している空調機110を一括して管理することができる。
なお、このような場合に、制御装置130の制御対象に切り替えられた空調機110の運転状態を一度停止することで、ユーザが、制御装置130を用いて、新たなに運転状態を設定することができる。
なお、実施の形態1では、外部端末170は空調機110に対し1対1で用意する構成としたが、複数の空調機110を1つの外部端末170で制御する構成としてもよい。
実施の形態2
図1に示されているように、実施の形態2に係る空気調和システム200は、1つ以上の空調機110と、制御装置230と、1つ以上の外部端末170とを備える。
実施の形態2に係る空気調和システム200は、制御装置230を除いて、実施の形態1に係る空気調和システム100と同様に構成されている。
図4に示されているように、制御装置230は、空調通信部131と、無線通信部132と、記憶部233と、制御部240と、操作インタフェース部150とを備える。
実施の形態2における制御装置230は、記憶部233及び制御部240を除いて、実施の形態1における制御装置130と同様に構成されている。
記憶部233は、制御装置230での処理に必要な情報を記憶する。
例えば、記憶部233は、管理状態情報、運転状態情報、外部端末管理情報及びスケジュール情報を記憶する。ここで、運転状態情報及びスケジュール情報は、実施の形態1の記憶部133に記憶されている運転状態情報及びスケジュール情報と同様の情報である。
管理状態情報は、空調機110毎に、空調機110が一括制御されている機器であるか、個別制御されている機器であるかを示す情報である。例えば、管理状態情報は、空調機110毎に、空調機IDと、一括制御であること又は個別制御であることを示す制御状態値とを対応付けた情報である。なお、一括制御されている機器である空調機110は、制御装置230の制御対象となり、個別制御されている機器である空調機110は、外部端末170の制御対象となる。
外部端末管理情報は、外部端末170が制御対象とする空調機110を示す情報である。例えば、外部端末管理情報は、個別制御を行う外部端末170毎に、外部端末170の外部端末IDと、外部端末170が制御対象とする空調機110の空調機IDとを対応付けた情報である。
制御部240は、制御装置230での処理を制御する。
制御部240は、空調通信制御部241と、無線通信制御部242と、データ変換部143と、空調運転管理部244とを備える。
実施の形態2におけるデータ変換部143は、実施の形態1におけるデータ変換部143と同様の処理を行う。
空調通信制御部241は、空調通信部131により行われる通信を制御する。
例えば、空調通信制御部241は、記憶部233に記憶されている管理状態情報を参照して、空調通信部131で受信されたデータの送信元が、一括制御されている機器であるか否かを判断する。そして、その受信されたデータの送信元が、一括制御されている機器である場合には、空調通信制御部241は、空調運転管理部244に、その受信されたデータに基づいて、全ての空調機110の運転状態を管理させる。一方、空調通信部131で受信されたデータの送信元が、個別制御されている機器である場合には、空調通信制御部241は、データ変換部143に、その受信されたデータを、無線ネットワーク181用のフォーマットのデータに変換させる。そして、空調通信制御部241は、無線通信制御部242に、変換後のデータを、無線通信部132から、その送信元を個別制御している外部端末170に送信させる。
無線通信制御部242は、無線通信部132により行われる通信を制御する。
例えば、無線通信制御部242は、記憶部233に記憶されている管理状態情報を参照して、無線通信部132で受信されたデータの送信先が、個別制御されている機器であるか否かを判断する。そして、その受信されたデータの送信先が、個別制御されている機器である場合には、無線通信制御部242は、データ変換部143に、その受信されたデータを、空調ネットワーク180用のフォーマットのデータに変換させる。そして、無線通信制御部242は、空調通信制御部241に、変換後のデータを、その個別制御されている機器である空調機110へ送信させる。一方、無線通信部132で受信されたデータの送信先が、一括制御されている機器である場合には、無線通信制御部242は、記憶部233に記憶されている管理状態情報において、その受信されたデータの送信先を個別制御されている機器に更新することで、その送信先をその送信元が個別制御している機器に切り替える。そして、無線通信制御部242は、データ変換部143に、その受信されたデータを、空調ネットワーク180用のフォーマットのデータに変換させる。さらに、無線通信制御部242は、空調通信制御部241に、変換後のデータを、その個別制御されている機器に切り替えられた空調機110へ送信させる。
この場合、無線通信制御部242は、その空調機110が個別制御されている旨を示す情報を操作インタフェース部150に表示させる。
空調運転管理部244は、空調機110の運転状態を管理する運転管理部である。例えば、空調運転管理部244は、制御装置230が制御対象とする空調機110の運転状態を保持し、スケジュール運転又はユーザ操作に従って、空調機110の運転状態の変更を指令する。
空調運転管理部244は、運転状態保持部244aと、運転部144bとを備える。
実施の形態2における運転部144bは、実施の形態1における運転部144bと同様の処理を行う。
運転状態保持部244aは、空調通信制御部241から与えられたデータの送信元である空調機110の運転状態が、このデータで示されている運転状態となるように、記憶部233に記憶されている運転状態情報を更新する。
また、運転状態保持部244aは、記憶部233に記憶されている運転状態情報を更新する。この際、運転状態保持部244aは、記憶部233に記憶されている管理状態情報を確認して、個別制御されている機器がある場合には、一括制御されている機器に切り替える。例えば、運転状態保持部244aは、運転部144bが、空調機110の運転状態を変更する場合には、記憶部233に記憶されている管理状態情報において、個別制御されている機器を一括制御されている機器に切り替える。この場合、運転状態保持部244aは、その空調機110が一括制御されている機器に切り替えられたこと、言い換えると、その空調機110が制御装置230の制御対象となった旨を示す情報を表示部151に表示させる。
図11は、実施の形態2における制御装置230の動作を示すフローチャートである。
制御装置230の動作は、図11に示されているように、3つの処理に大別され、それらは繰り返し実行される。
ステップS1a
図11に示されているステップS1aでの処理は、図6に示されているステップS1での処理とほぼ同様である。但し、ステップS12aにおける、受信されたデータに基づいて内部の運転状態を更新する処理が、図6に示されているステップS12での処理と異なっている。ステップS12aでの処理については、図12を用いて説明する。
ステップS2a
図11に示されているステップS2aでの処理は、図6に示されているステップS2での処理とほぼ同様である。但し、ステップS15aにおける、受信されたデータを変換して空調ネットワーク180に中継する処理が、図6に示されているステップS15での処理と異なっている。ステップS15aでの処理については、図13を用いて説明する。
また、ステップS2aの処理の後には、処理はステップS4aに進む。
ステップS4a
図11に示されているステップS4aでの処理は、図6に示されているステップS4での処理とほぼ同様である。但し、ステップS21aにおける、管理している運転状態を変更する処理が、図6に示されているステップS21での処理と異なっている。ステップS21aでの処理については、図14を用いて説明する。
図12は、図11のステップS12aにおける、受信されたデータに基づいて内部の運転状態を更新する処理を示すフローチャートである。
空調通信制御部241は、空調通信部131で受信されたデータの送信元を解析し、記憶部233に記憶されている管理状態情報を参照することで、受信されたデータの送信元が一括制御されている機器であるか否かを確認する(S70)。受信されたデータの送信元が一括制御されている機器である場合(S71でYES)には、処理はステップS72に進み、受信されたデータの送信元が個別制御されている機器である場合(S71でNO)には、処理はステップS73に進む。
ステップS72では、空調運転管理部244の運転状態保持部244aは、受信されたデータの解析結果に基づいて、記憶部233に記憶されている運転状態情報を更新する。また、操作インタフェース部150の表示部151は、更新された運転状態を示す情報を表示する。
ステップS73では、データ変換部143は、受信されたデータを、無線ネットワーク181用のフォーマットのデータに変換する。例えば、データ変換部143は、受信されたデータのデータ本体を暗号化した上で、記憶部233に記憶されている外部端末管理情報を参照して、送信元の空調機110を制御対象とする外部端末170を宛先とする無線ネットワーク181用のヘッダを付与する。そして、データ変換部143は、変換後のデータを無線通信制御部242に与え、無線通信部132から送出させる。
なお、運転状態保持部244aは、ステップS73においても、データ変換部143から受信されたデータを受け取り、受信されたデータの解析結果に基づいて、記憶部233に記憶されている運転状態情報を更新してもよい。
図13は、図11のステップS15aにおける、受信されたデータを変換して空調ネットワーク180に中継する処理を示すフローチャートである。
無線通信制御部242は、無線通信部132で受信されたデータの送信先を解析し、記憶部233に記憶されている管理状態情報を参照することで、受信されたデータの送信先が一括制御されている機器であるか否かを確認する(S80)。受信されたデータの送信先が一括制御されている機器である場合(S81でYES)には、処理はステップS82に進み、受信されたデータの送信先が個別制御されている機器である場合(S81でNO)には、処理はステップS84に進む。
ステップS82では、無線通信制御部242は、記憶部233に記憶されている管理状態情報において、受信されたデータの送信先の空調機110の管理状態を、個別制御されている機器に切り替える。また、無線通信制御部242は、記憶部233に記憶されている外部端末管理情報において、受信されたデータの送信元である外部端末170の外部端末IDと、受信されたデータの送信先である空調機110の空調機IDとを対応付ける。
そして、操作インタフェース部150の表示部151は、個別制御されている旨を示す情報を表示する(S83)。この際、表示部151は、個別制御に切り替えられた空調機110を識別することのできる情報も表示することが望ましい。そして、処理はステップS84に進む。
ステップS84では、データ変換部143は、受信されたデータを、空調ネットワーク180用のフォーマットのデータに変換する。例えば、データ変換部143は、受信されたデータのヘッダを除いた部分(データ本体)を復号化した上で、受信されたデータのヘッダを空調ネットワーク180用のヘッダに変換する。そして、データ変換部143は、変換後のデータを空調通信制御部141に与え、空調通信部131から送出させる。なお、データ変換部143は、受信されたデータの送信元を制御装置230に変換してもよい。また、運転状態保持部244aは、ステップS84においても、データ変換部143から受信されたデータを受け取り、受信されたデータの解析結果に基づいて、記憶部233に記憶されている運転状態情報を更新してもよい。
図14は、図11のステップS21aにおける、管理している運転状態を変更する処理を示すフローチャートである。
空調運転管理部244の運転状態保持部244aは、操作インタフェース部150への入力、又は、記憶部233に記憶されているスケジュール情報に基づいてスケジュール運転のイベントが発生した場合には、記憶部233に記憶されている管理状態情報において、個別制御されている空調機110があるか否かを確認する(S90)。個別制御されている空調機110がある場合(S91でYES)には、処理はステップS92に進み、個別制御されている空調機110がない場合(S91でNO)には、処理はステップS94に進む。
ステップS92では、運転状態保持部244aは、記憶部233に記憶されている管理状態情報において、個別制御されている空調機110の管理状態を一括制御されている機器に切り替える。
また、無線通信制御部242は、記憶部233に記憶されている外部端末管理情報を参照することで、一括制御に切り替えられた空調機110を個別制御していた外部端末170を特定する。そして、無線通信制御部242は、無線通信部132に、一括制御に切り替わった旨を示すデータを、特定された外部端末170に送信させることで、一括制御に切り替わった旨をその外部端末170に通知する(S93)。さらに、無線通信制御部242は、記憶部233に記憶されている外部端末管理情報に格納されている外部端末IDを全て削除する。また、表示部151は、その空調機110が一括制御されている旨を示す情報を表示する。そして、処理はステップS94に進む。
ステップS94では、運転状態保持部244aは、記憶部233に記憶されている運転状態情報において、全ての空調機110の運転状態を更新する。そして、運転部244bは、運転状態を変更する指令を示すデータを空調通信制御部241に与えて、空調通信部131に、そのデータを同報通信で全ての空調機110へ送信させる。
実施の形態2における制御装置230によれば、制御装置230を、複数台の空調機110を一括制御するリモコンとして、外部端末170を、個別に空調機110を操作するリモコンとして、容易に機能させることができる。
実施の形態2における制御装置230によれば、制御装置230を、複数台の空調機110を一括制御するリモコンとして、外部端末170を、個別に空調機110を操作するリモコンとして機能させる場合に、一括制御するリモコンの操作者が、一括制御から外れた空調機110の存在を速やかに知ることができる。
また、個別操作するリモコンとしての外部端末170の操作者が、個別制御から外れたことを速やかに知ることができる。
実施の形態3
図15は、実施の形態3に係る空気調和システム300の構成を概略的に示すブロック図である。
空気調和システム300は、1つ以上の空調機110と、複数の制御装置330A、330B(以下、特に各々を区別する必要がない場合には、制御装置330という)とを備える。
実施の形態3に係る空気調和システム300は、複数の制御装置330A、300Bを備え、制御装置330Bを、外部端末170の代わりに使用できるようにしている。空調機110については実施の形態1と同様であるため、以下、制御装置330について説明する。
なお、図15においては、制御装置330Aは、空調ネットワーク180及び無線ネットワーク181に接続された第1の制御装置であり、制御装置330Bは、無線ネットワーク181に接続された第2の制御装置である。
また、空気調和システム300に、1つ以上の外部端末170が備えられていてもよい。
図16は、実施の形態3における制御装置330の構成を概略的に示すブロック図である。
制御装置330は、空調通信部131と、無線通信部132と、記憶部133と、制御部340と、操作インタフェース部150とを備える。
実施の形態3における制御装置330は、制御部340を除いて、実施の形態1における制御装置130と同様に構成されている。
制御部340は、制御装置330での処理を制御する。
制御部340は、空調通信制御部341と、無線通信制御部342と、データ変換部143と、空調運転管理部344とを備える。
実施の形態3におけるデータ変換部143は、実施の形態1におけるデータ変換部143と同様の処理を行う。
空調通信制御部341は、実施の形態1における空調通信制御部141と同様の処理を行うほか、以下の処理を行う。
空調通信制御部341は、空調ネットワーク180を介した通信が有効か無効か、言い換えると、空調通信部131により行われる通信が有効か無効か、を判定する。例えば、空調通信制御部341は、空調ネットワーク180に接続されている空調機110の電圧、通信データに対する応答の有無、又は、操作インタフェース部150を介したユーザからの設定等により、空調ネットワーク180を介した通信が有効か無効かを判定する。
無線通信制御部342は、実施の形態1における無線通信制御部142と同様の処理を行うほか、以下の処理を行う。
無線通信制御部342は、空調通信制御部341が空調ネットワーク180を介した通信を無効と判定した場合に、無線通信部132で受信されたデータを空調運転管理部344に与え、空調運転管理部344に、無線通信部132で受信されたデータに基づいて、無線通信部132で受信されたデータの送信元である空調機110の運転状態を管理させる。
空調運転管理部344は、空調機110の運転状態を管理する運転管理部である。例えば、空調運転管理部344は、制御装置330が制御対象とする空調機110の運転状態を保持し、スケジュール運転又はユーザ操作に従って、空調機110の運転状態の変更を指令する。
空調運転管理部344は、運転状態保持部344aと、運転部344bとを備える。
運転状態保持部344aは、空調通信制御部341又は無線通信制御部342から与えられたデータの送信元である空調機110の運転状態が、このデータで示されている運転状態となるように、記憶部133に記憶されている運転状態情報を更新する。また、運転状態保持部344aは、記憶部133に記憶されている運転状態情報を更新する。
運転部344bは、記憶部133に記憶されているスケジュール情報に基づくスケジュール運転又はユーザ操作により、空調機110の運転状態を変更する必要があるか否かを判断する。運転部344bは、空調機110の運転状態を変更する必要があると判断した場合には、運転状態保持部344aに指示することで、制御対象の空調機110の運転状態を変更するように指示するとともに、空調通信制御部341又は無線通信制御部342に、対応する運転状態となるように指令するデータを、制御対象の空調機110へと送信させる。ここで、運転部344bは、空調通信制御部341が空調ネットワーク180を介した通信を有効と判定した場合には、空調通信制御部341に、そのデータの送信を指示する。一方、運転部344bは、空調通信制御部341が空調ネットワーク180を介した通信を無効と判定した場合には、無線通信制御部342に、そのデータの送信を指示する。
図17は、制御装置330の動作を示すフローチャートである。
制御装置330の動作は、図17に示されているように、7つの処理に大別され、それらは繰り返し実行される。
ステップS5
空調通信制御部341は、空調ネットワーク180を介した通信が有効か無効かを判定する(S100)。空調ネットワーク180を介した通信が有効である場合(S101でYes)には、図6に示されているステップS1〜S4の処理と同様の処理が行われる。一方、空調ネットワーク180を介した通信が無効である場合(S101でNo)には、処理はステップS6に進む。
ステップS6
無線通信制御部342は、無線通信部132が無線ネットワーク181からデータを受信したか否かを監視する(S102)。無線通信部132がデータを受信した場合(S103でYES)には、処理はステップS104に進み、無線通信部132がデータを受信していない場合(S103でNO)には、処理はステップS7に進む。
ステップS104では、空調運転管理部344の運転状態保持部344aは、無線通信制御部342から受信されたデータを受け取り、その受信されたデータの解析結果に基づいて、記憶部133に記憶されている運転状態情報を更新する。また、操作インタフェース部150の表示部151は、更新された運転状態を示す情報を表示する。
ステップS7
空調運転管理部344は、操作インタフェース部150への入力又は記憶部133に記憶されているスケジュール情報に基づくスケジュール運転のイベントが発生したか否かを監視する(S105)。入力又はイベントが発生した場合(S106でYES)には、処理はステップS107に進み、入力又はイベントが発生していない場合(S106でNO)には、処理は終了する。
ステップS107では、制御装置330は、管理している運転状態を変更する処理を実行する。なお、ステップS107での処理については、図18を用いて説明する。
図18は、図17のステップS107における、管理している運転状態を変更する処理を示すフローチャートである。
空調運転管理部344の運転状態保持部344aは、操作インタフェース部150への入力、又は、記憶部133に記憶されているスケジュール情報に基づいてスケジュール運転のイベントが発生した場合には、記憶部133に記憶されている運転状態情報において、対応する空調機110の運転状態を更新する(S110)。
空調運転管理部344の運転部344bは、運転状態の更新によって、対応する空調機110に、運転状態を変更する指令を行う必要があるか否かを判断する(S111)。このような指令を行う必要がある場合(ステップS111でYES)には、処理はステップS112に進み、このような指令を行う必要がない場合(ステップS111でNO)には、処理は終了する。
ステップS112では、運転部344bは、記憶部133に記憶されている制御対象情報を参照して、運転状態を変更する指令を示すデータを無線通信制御部342に与えて、無線通信部132に、運転状態が更新された空調機110へ送信させる。
以上のように、実施の形態3に係る空気調和システム300によれば、制御装置330を外部端末170の代わりに活用でき、開発共通化及び生産台数増加によりコストを低減することができる。
実施の形態4
図1に示されているように、実施の形態4に係る空気調和システム400は、1つ以上の空調機110と、制御装置430と、1つ以上の外部端末470A〜470D(以下、各々を特に区別する必要がない場合には、外部端末470という)とを備える。
実施の形態4に係る空気調和システム400は、制御装置430及び外部端末470を除いて、実施の形態1に係る空気調和システム100と同様に構成されている。
図19は、実施の形態4における制御装置430の構成を概略的に示すブロック図である。
制御装置430は、空調通信部131と、無線通信部132と、記憶部433と、制御部440と、操作インタフェース部450とを備える。
実施の形態2における制御装置430は、記憶部433、制御部440及び操作インタフェース部450を除いて、実施の形態1における制御装置130と同様に構成されている。
記憶部433は、制御装置430での処理に必要な情報を記憶する。
記憶部433は、実施の形態1と同様の情報を記憶している他、操作対象情報を記憶する。
操作対象情報は、制御装置430の操作インタフェース部450を介して、個別に制御を行う空調機110を示す情報である。例えば、操作対象情報は、操作インタフェース部450を介して、個別に制御する対象(以下、操作対象ともいう)である1つの空調機110の空調機IDを示す情報である。
制御部440は、制御装置430での処理を制御する。
制御部440は、空調通信制御部141と、無線通信制御部442と、データ変換部143と、空調運転管理部444と、操作制御部445とを備える。
実施の形態4における制御部440は、無線通信制御部442、空調運転管理部444及び操作制御部445を除いて、実施の形態1における制御部140と同様に構成されている。
操作制御部445は、操作インタフェース部450に入力された操作に応じて、処理を行うとともに、操作インタフェース部450に表示する内容を制御する。
操作制御部445は、操作情報伝達部445aと、表示情報取得部445bとを備える。
操作情報伝達部445aは、操作インタフェース部450に入力された操作が、操作対象である空調機110を変更するものであるか否かを判断する。例えば、操作情報伝達部445aは、操作インタフェース部450に入力された操作が、操作対象を選択する操作であり、選択された空調機110が既に選択されている操作対象とは異なる場合には、操作インタフェース部450に入力された操作が、操作対象を変更するものであると判断する。そして、操作情報伝達部445aは、操作インタフェース部450に入力された操作が操作対象を変更するものである場合には、記憶部433に記憶されている操作対象情報を更新して、操作対象を変更する。
一方、操作インタフェース部450に入力された操作が、操作対象を変更するものではなく、操作対象の運転状態を変更するものである場合には、操作情報伝達部445aは、記憶部433に記憶されている操作対象情報及び制御対象情報を参照することで、操作対象が、制御装置430の制御対象であるか否かを判断する。操作対象が、制御装置430の制御対象である場合には、操作情報伝達部445aは、空調運転管理部444に入力された操作に応じた処理を行うように指示する。操作対象が、制御装置430の制御対象ではない場合には、操作情報伝達部445aは、記憶部433に記憶されている外部端末情報を参照して、操作対象である空調機110を制御対象とする外部端末170を特定する。そして、操作情報伝達部445aは、無線通信制御部442に、操作により指示された変更後の運転状態を示すデータを、無線通信部132から特定された外部端末170へ送信させる。これにより、操作制御部445は、入力された操作に対応する運転状態を、特定された外部端末に通知する。
表示情報取得部445bは、操作情報伝達部445aで操作対象が変更された場合、又は、操作インタフェース部450への操作に基づいて操作対象の変更以外の処理が行われた場合に、記憶部433に記憶されている操作対象情報及び制御対象情報を参照することで、変更後の操作対象又は操作が行われた操作対象が、制御装置130の制御対象であるか否かを判断する。変更後の操作対象又は操作が行われた操作対象が、制御装置430の制御対象である場合には、表示情報取得部445bは、記憶部433に記憶されている運転状態情報を参照することで、操作対象の運転状態を特定し、特定された運転状態を操作インタフェース部450の表示部151に表示させる。一方、変更後の操作対象又は操作が行われた操作対象が、制御装置430の制御対象ではない場合には、表示情報取得部445bは、記憶部433に記憶されている外部端末情報を参照することで、操作対象を制御している外部端末170を特定する。そして、表示情報取得部445bは、無線通信部132を介して、特定された外部端末170から運転状態を取得し、取得された運転状態を示す情報を操作インタフェース部450の表示部151に表示させる。
空調運転管理部444は、空調機110の運転状態を管理する運転管理部である。例えば、空調運転管理部444は、制御装置430が制御対象とする空調機110の運転状態を保持し、スケジュール運転又はユーザ操作に従って、空調機110の運転状態の変更を指令する。
実施の形態4における空調運転管理部444は、運転状態保持部144aと、運転部444bとを備える。実施の形態4における運転状態保持部144aは、実施の形態1における運転状態保持部144aと同様の処理を行う。
実施の形態4における運転部444bは、ユーザ操作があった場合には、操作情報伝達部445aから指示があった後に、空調機110の運転状態を変更する必要があるか否かを判断する。また、運転部444bは、記憶部433に記憶されているスケジュール情報に基づくスケジュール運転により、空調機110の運転状態を変更する必要があるか否かを判断する。運転部444bは、空調機110の運転状態を変更する必要があると判断した場合には、運転状態保持部144aに指示することで、制御対象の空調機110の運転状態を変更するように指示するとともに、空調通信制御部141に、運転状態を変更する指令を示すデータを対応する空調機110へ送信させる。
操作インタフェース部450は、表示及び操作の入力を行う。
操作インタフェース部450は、表示部151と、入力部452とを備える。表示部151は、実施の形態1の表示部151と同様である。
入力部452は、操作の入力を受け付ける。例えば、入力部152は、ボタンにより構成することができる。
ここで、実施の形態4における入力部452は、操作対象とされる空調機110を選択する操作の入力を受け付ける。
また、入力部452は、操作対象とされる空調機110の運転状態を変更する操作の入力を受け付ける。
図5に示されているように、外部端末470は、無線通信部171と、記憶部172と、制御部473と、操作インタフェース部176とを備える。
実施の形態4における外部端末470は、制御部473を除いて、実施の形態1における外部端末170と同様に構成されている。
制御部473は、外部端末470での処理を制御する。
制御部473は、無線通信制御部174と、空調運転管理部475とを備える。
実施の形態4における無線通信制御部174は、実施の形態1における無線通信制御部174と同様の処理を行う。
空調運転管理部475は、外部端末470が制御対象とする空調機110の運転状態を保持し、スケジュール運転又はユーザ操作による空調機110の運転状態の変更を管理する。ここで、空調運転管理部475は、無線通信部171及び無線通信制御部174を介して、制御装置430から、入力された操作に対応する運転状態を示すデータを受け取る。そして、空調運転管理部475は、記憶部172に記憶されている運転状態情報を、受け取ったデータで示される運転状態を示すように更新する。さらに、空調運転管理部475は、無線通信制御部174に、受け取ったデータで示される運転状態に変更する指令を示すデータを、無線通信部171から制御対象の空調機110へ送信させる。
図20は、制御装置430の動作を示すフローチャートである。
制御装置430の動作は、図20に示されているように、4つの処理に大別され、それらは繰り返し実行される。ここで、図20に示されているステップS1〜ステップS3での処理については、図6に示されているステップS1〜ステップS3での処理と同様である。
ステップS8
操作制御部445の操作情報伝達部445aは、操作インタフェース部450の入力部452に、操作の入力が行われたか否かを判断する(S120)。操作の入力が行われた場合(S120でYES)には、処理はステップS122に進み、操作の入力が行われていない場合(S120でNO)には、処理は終了する。
ステップS122では、制御装置430により操作を行う対象を変更する処理を実行する。なお、ステップS122での処理については、図21を用いて説明する。
図21は、制御装置430により操作を行う対象を変更する処理を示すフローチャートである。
操作情報伝達部445aは、ユーザが入力した操作が操作対象を変更する操作であるか否かを判断する(S130)。ユーザが入力した操作が操作対象を変更する操作である場合(S130でYES)には、処理はステップS131に進む。ユーザが入力した操作が操作対象を変更する操作ではない場合(S130でNO)には、処理はステップS132に進む。
ステップS131では、操作情報伝達部445aは、操作対象情報を更新して、操作対象をユーザにより入力された空調機110に変更する。そして、処理はステップS135に進む。
ステップS132では、操作情報伝達部445aは、記憶部433に記憶されている操作対象情報及び制御対象情報を参照することで、操作対象とする空調機110が、制御装置430の制御対象であるか否かを判断する。操作対象が制御装置430の制御対象である場合(S132でYES)には、処理はステップS133に進む。操作対象が制御装置430の制御対象ではない場合(S132でNO)には、処理はステップS134に進む。
ステップS133では、操作情報伝達部445aは、空調運転管理部444に、入力された操作を示す操作情報を伝達する。このような操作情報を受けた空調運転管理部444では、運転部444bが、空調機110の運転状態を変更する必要があるか否かを判断する。運転部444bは、空調機110の運転状態を変更する必要があると判断した場合には、運転状態保持部144aに指示することで、制御対象の空調機110の運転状態を変更するように指示するとともに、空調通信制御部141に、運転状態を変更する指令を示すデータを、空調通信部131から対応する空調機110へ送信させる。そして、処理はステップS135に進む。
ステップS134では、操作情報伝達部445aは、記憶部433に記憶されている外部端末情報を参照することで、操作対象の空調機110を制御している外部端末470を特定する。そして、操作情報伝達部445aは、無線通信制御部442に指示することで、無線通信部132を介して、特定された外部端末470に、入力された操作に対応する運転状態を示すデータを送信させる。そのようなデータを受信して、外部端末470は、内部の運転状態を更新し、無線ネットワーク181を介して制御対象の空調機110への制御指令を示すデータを送信する。送信されたデータは、ステップS2の処理により、制御装置430から空調ネットワーク180に中継される。そして、処理はステップS135に進む。
ステップS135では、表示情報取得部445bは、記憶部433に記憶されている操作対象情報及び制御対象情報を参照することで、操作対象とする空調機110が、制御装置430の制御対象であるか否かを判断する。操作対象とする空調機110が、制御装置430の制御対象である場合(S135でYES)には、処理はステップS136に進む。操作対象とする空調機110が、制御装置430の制御対象ではない場合(S135でNO)には、処理はステップS137に進む。
ステップS136では、表示情報取得部445bは、記憶部433に記憶されている運転状態情報を参照して、操作対象の運転状態を特定し、特定された運転状態を示す情報を操作インタフェース部450の表示部151に表示させる。
ステップS136では、表示情報取得部445bは、記憶部433に記憶されている外部端末情報を参照して、操作対象を制御している外部端末470を特定し、特定された外部端末470から、操作対象の運転状態を取得して、取得された運転状態を示す情報を操作インタフェース部450の表示部151に表示させる。
以上のように、実施の形態4に係る空気調和システム400によれば、高価な集中コントローラを導入することなく、必要に応じて1つの壁付けリモコンとして使用することのできる制御装置430で、複数の空調機110を個別管理することができる。
また、実施の形態4に係る空気調和システム400では、外部端末470で個別制御されている空調機110に対しても、制御装置430から個別に操作を行うことができるため、便利である。
さらに、実施の形態4に係る空気調和システム400では、外部端末470で個別制御されている空調機110に対しても、制御装置430から個別に操作を行う際に、この空調機110の運転状態が、制御装置430の表示部151に表示されるため、便利である。
100,200,300,400 空気調和システム、 110 空調機、 111 空調通信部、 112 機器制御部、 113 空調機本体、 130,230,330,430 制御装置、 131 空調通信部、 132 無線通信部、 133,233,433 記憶部、 140,240,340,440 制御部、 141,241,341 空調通信制御部、 142,242,342,442 無線通信制御部、 143 データ変換部、 144,244,344,444 空調運転管理部、 144a,244a,344a 運転状態保持部、 144b,344b,444b 運転部、 445 操作制御部、 操作情報伝達部445a、 表示情報取得部445b、 150 操作インタフェース部、 151 表示部、 152 入力部、 170,470 外部端末、 171 無線通信部、 172 記憶部、 173,473 制御部、 174 無線通信制御部、 175,475 空調運転管理部、 176 操作インタフェース部、 180 空調ネットワーク、 181 無線ネットワーク、 190 メモリ、 191 プロセッサ、 192 処理回路。

Claims (16)

  1. 複数の制御対象機器が接続された第1のネットワーク及び少なくとも1つの外部端末が接続された第2のネットワークに接続された制御装置であって、
    前記複数の制御対象機器の各々は、前記制御装置によって制御される第1の制御対象又は前記少なくとも一つの外部端末によって制御される第2の制御対象となっており、
    前記第1のネットワークから、前記第1のネットワーク用の第1のフォーマットで構成されている第1のデータを受信する第1の通信部と、
    前記第1のデータを、前記第2のネットワーク用の第2のフォーマットで構成されている第2のデータに変換する変換部と、
    前記第2のネットワークに前記第2のデータを送信する第2の通信部と、
    前記複数の制御対象機器の少なくとも一つの運転状態を管理する運転管理部と、を備え、
    前記第1のデータの送信元が前記第1の制御対象である場合には、前記運転管理部は、前記第1のデータに基づいて、当該送信元の運転状態を管理し、
    前記第1のデータの送信元が前記第2の制御対象である場合には、前記変換部は、前記第1のデータを前記第2のデータに変換し、前記第2の通信部は、当該変換後の第2のデータを、前記送信元を前記第2の制御対象として制御している外部端末に送信すること
    を特徴とする制御装置。
  2. 前記第1のデータの送信元が、前記第1の制御対象であるか、前記第2の制御対象であるかを判断する第1の通信制御部をさらに備えること
    を特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記複数の制御対象機器の内の一の制御対象機器を前記第2の制御対象として制御している外部端末が、全て、前記第2のネットワークに接続されなくなった場合に、前記一の制御対象機器を前記第1の制御対象に切り替える第2の通信制御部をさらに備えること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の制御装置。
  4. 前記一の制御対象機器が前記第1の制御対象に切り替えられた場合に、前記一の制御対象機器が前記第1の制御対象に切り替えられた旨を示す情報を表示する表示部をさらに備えること
    を特徴とする請求項3に記載の制御装置。
  5. 前記一の制御対象機器が前記第1の制御対象に切り替えられた場合には、前記第1の通信部は、前記一の制御対象機器の運転状態を、前記第1の制御対象として制御している他の制御対象機器の運転状態に変更するように指令するデータを、前記一の制御対象機器へ送信すること
    を特徴とする請求項3又は4に記載の制御装置。
  6. 前記一の制御対象機器が前記第1の制御対象に切り替えられた場合には、前記第1の通信部は、運転停止を指令するデータを、前記一の制御対象機器へ送信すること
    を特徴とする請求項3又は4に記載の制御装置。
  7. 前記第2の通信部は、前記第2のネットワークから、前記第2のフォーマットで構成されている第3のデータを受信し、
    前記第3のデータの送信元が前記外部端末である場合には、前記変換部は、前記第3のデータを、前記第1のフォーマットで構成されている第4のデータに変換し、前記第1の通信部は、当該変換後の第4のデータを、前記送信元により前記第2の制御対象として制御されている制御対象機器に送信すること
    を特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の制御装置。
  8. 前記第2の通信部は、前記第2のネットワークから、前記第2のフォーマットで構成されている第3のデータを受信し、
    前記第3のデータの送信先が、前記複数の制御対象機器の内の一の制御対象機器である場合には、前記変換部は、前記第3のデータを、前記第1のフォーマットで構成されている第4のデータに変換し、前記第1の通信部は、当該変換後の第4のデータを、前記一の制御対象機器に送信すること
    を特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の制御装置。
  9. 前記第3のデータの送信先が前記一の制御対象機器である場合に、前記一の制御対象機器を、前記第3のデータの送信元の外部端末が制御する前記第2の制御対象に切り替える第2の通信制御部をさらに備えること
    を特徴とする請求項8に記載の制御装置。
  10. 前記一の制御対象機器が前記第2の制御対象に切り替えられた場合に、前記一の制御対象機器が個別制御されている旨を示す情報を表示する表示部をさらに備えること
    を特徴とする請求項9に記載の制御装置。
  11. 前記複数の制御対象機器の運転状態を変更する場合には、前記運転管理部は、前記一の制御対象機器を前記第1の制御対象に切り替え、前記第1の通信部は、運転状態の変更を指令するデータを、前記複数の制御対象機器へ同報通信で送信すること
    を特徴とする請求項8又は9に記載の制御装置。
  12. 前記一の制御対象機器が前記第1の制御対象に切り替えられた場合に、前記一の制御対象機器が一括制御されている旨を示す情報を表示する表示部をさらに備えること
    を特徴とする請求項11に記載の制御装置。
  13. 前記複数の制御対象機器の中から、操作対象として選択されている制御対象機器の運転状態を変更する操作の入力を受け付ける入力部をさらに備え、
    前記入力部が運転状態を変更する操作の入力を受けた際に、前記操作対象が前記第2の制御対象である場合に、前記第2の通信部は、変更後の運転状態を示すデータを、前記操作対象を前記第2の制御対象として制御している外部端末へ送信すること
    を特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  14. 情報を表示する表示部をさらに備え、
    前記入力部は、前記操作対象として選択されている前記制御対象機器を変更する操作の入力を受け付け、
    前記入力部が前記操作対象を変更する操作の入力を受け付けた際に、変更後の操作対象が前記第2の制御対象である場合には、前記表示部は、前記変更後の操作対象の運転状態を示す情報を表示すること
    を特徴とする請求項13に記載の制御装置。
  15. 第1のネットワークに接続された複数の制御対象機器、前記第1のネットワーク及び第2のネットワークに接続された第1の制御装置、並びに、前記第2のネットワークに接続された第2の制御装置、を備える制御システムにおいて、前記第1の制御装置又は前記第2の制御装置として機能する制御装置であって、
    前記複数の制御対象機器の各々は、前記第1の制御装置により制御される第1の制御対象又は前記第2の制御装置により制御される第2の制御対象となっており、
    前記第1のネットワークから、前記第1のネットワーク用の第1のフォーマットで構成されている第1のデータを受信する第1の通信部と、
    前記第1のデータを前記第2のネットワーク用の第2のフォーマットで構成されている第2のデータに変換する変換部と、
    前記第2のネットワークに前記第2のデータを送信する第2の通信部と、
    前記複数の制御対象機器の少なくとも一つの運転状態を管理する運転管理部と、を備え、
    前記制御装置は、前記第1の通信部により行われる通信が有効である場合には、前記第1の制御装置として機能し、
    前記制御装置は、前記第1の通信部により行われる通信が無効である場合には、前記第2の制御装置として機能し、
    前記制御装置が前記第1の制御装置として機能している場合には、前記第1のデータの送信元が前記第1の制御対象であるときに、前記運転管理部は、前記第1のデータに基づいて、当該送信元の運転状態を管理し、
    前記制御装置が前記第1の制御装置として機能している場合には、前記第1のデータの送信元が前記第2の制御対象であるときに、前記変換部は、前記第1のデータを前記第2のデータに変換し、前記第2の通信部は、当該変換後の第2のデータを、当該送信元を前記第2の制御対象として制御している第2の制御装置に送信し、
    前記制御装置が前記第2の制御装置として機能している場合には、前記運転管理部は、前記第2のデータに基づいて、前記第2のデータに変換された前記第1のデータの送信元の運転状態を管理すること
    を特徴とする制御装置。
  16. 第1のネットワークに接続された複数の制御対象機器、及び、当該第1のネットワーク及び少なくとも1つの外部端末が接続された第2のネットワークに接続された制御装置を備える制御システムであって、
    前記複数の制御対象機器の各々は、前記制御装置によって制御される第1の制御対象又は前記少なくとも一つの外部端末によって制御される第2の制御対象となっており、
    前記制御装置は、
    前記第1のネットワークから、前記第1のネットワーク用の第1のフォーマットで構成されている第1のデータを受信する第1の通信部と、
    前記第1のデータを、前記第2のネットワーク用の第2のフォーマットで構成されている第2のデータに変換する変換部と、
    前記第2のネットワークに前記第2のデータを送信する第2の通信部と、
    前記複数の制御対象機器の少なくとも一つの運転状態を管理する運転管理部と、を備え、
    前記第1のデータの送信元が前記第1の制御対象である場合には、前記運転管理部は、前記第1のデータに基づいて、当該送信元の運転状態を管理し、
    前記第1のデータの送信元が前記第2の制御対象である場合には、前記変換部は、前記第1のデータを前記第2のデータに変換し、前記第2の通信部は、当該変換後の第2のデータを、前記送信元を前記第2の制御対象として制御している外部端末に送信すること
    を特徴とする制御システム。
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