JP6548812B2 - 制御装置及び制御システム - Google Patents
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Description
図1は、実施の形態1に係る制御システムとしての空気調和システム100の構成を概略的に示すブロック図である。
空気調和システム100は、1つ以上の空気調和機としての空調機110A〜110E(以下、特に各々を区別する必要がない場合には、空調機110という)と、空気調和機制御装置としての制御装置130と、1つ以上の外部端末170A〜170D(以下、特に各々を区別する必要がない場合には、外部端末170という)とを備える。
空調ネットワーク180は、例えば、通信線で接続された通信ネットワークであり、空調メーカーの独自の規格による通信ネットワークである。
無線ネットワーク181は、空調ネットワーク180とは異なる規格による通信ネットワークである。無線ネットワーク181の規格は、近距離無線通信を想定した規格、例えば、Bluetooth(登録商標)等である。空調ネットワーク180で送受信されているデータのフォーマットと、無線ネットワーク181で送受信されているデータのフォーマットとは、異なっている。
ここで、空調機110は、制御装置130又は外部端末170で制御する制御対象機器である。
外部端末170は、スマートホン又はタブレットPC等の無線通信機能を有する端末である。
空調機110は、空調通信部111と、機器制御部112と、空調機本体113とを備える。
空調通信部111は、空調ネットワーク180を介して通信を行う。例えば、空調通信部111は、空調ネットワーク180からデータを受信するとともに、空調ネットワークにデータを送信する。
機器制御部112は、冷媒回路113a、ルーバー113b及びファン113cといった空調機110の内部のデバイス群である空調機本体113を制御する。
空調機本体113は、空調を実行する。
なお、空調通信部111は、通信ネットワーク用のインタフェースにより構成することができる。
制御装置130は、空調通信部131と、無線通信部132と、記憶部133と、制御部140と、操作インタフェース部150とを備える。
空調通信部131は、空調ネットワーク180を介して通信を行う第1の通信部である。例えば、空調通信部131は、空調ネットワーク180からデータを受信するとともに、空調ネットワーク180にデータを送信する。ここで、空調通信部131が受信するデータを第1のデータ、空調通信部131が送信するデータを第4のデータともいう。第1のデータ及び第4のデータは、空調ネットワーク180用のフォーマットである第1のフォーマットで構成されている。
例えば、記憶部133は、制御対象情報、運転状態情報、外部端末情報及びスケジュール情報を記憶する。
制御対象情報は、制御装置130が制御対象とする空調機110を示す情報である。例えば、制御対象情報は、制御装置130が制御対象とする空調機110を識別するための空調機識別情報である空調機IDを示す情報である。ここで、制御装置130が制御する制御対象を第1の制御対象ともいう。
運転状態情報は、空調機110毎に、空調機110の運転状態を示す情報である。例えば、運転状態情報は、空調機110毎に、空調機110を識別するための空調機IDと、運転状態とを対応付ける情報である。
スケジュール情報は、制御装置130が制御対象とする空調機110の運転状態を変更するスケジュールを示す情報である。例えば、スケジュール情報は、制御装置130が制御対象とする空調機110毎に、空調機110を識別するための空調機IDと、運転状態を変更する日時と、運転状態を変更する内容とを対応付けた情報である。
制御部140は、空調通信制御部141と、無線通信制御部142と、データ変換部143と、空調運転管理部144とを備える。
例えば、空調通信制御部141は、記憶部133に記憶されている制御対象情報を参照して、空調通信部131で受信されたデータの送信元が、制御装置130が制御対象とする空調機110か否かを判断する。そして、空調通信部131で受信されたデータの送信元が、制御装置130の制御対象である場合には、空調通信制御部141は、空調運転管理部144に、受信されたデータに基づいて、その送信元の運転状態の管理を行わせる。一方、空調通信部131で受信されたデータの送信元が、制御装置130の制御対象ではない場合、言い換えると、空調通信部131で受信されたデータの送信元が、外部端末170の制御対象である場合には、空調通信制御部141は、データ変換部143に、受信されたデータのフォーマットを無線ネットワーク181用のフォーマットに変換させる。そして、空調通信制御部141は、無線通信制御部142に、変換後のデータを、無線通信部132から、その送信元を制御対象として制御している外部端末170に送信させる。
例えば、無線通信制御部142は、記憶部133に記憶されている外部端末情報を参照して、無線通信部132で受信されたデータの送信元が、制御装置130に登録されている外部端末170であるか否かを判断する。無線通信部132で受信されたデータの送信元が、制御装置130に登録されている外部端末170である場合には、無線通信制御部142は、データ変換部143に、受信されたデータのフォーマットを空調ネットワーク180用のフォーマットに変換させる。そして、無線通信制御部142は、変換後のデータを、空調通信制御部141に、空調通信部131からその外部端末170が制御対象として制御している空調機110に送信させる。
なお、無線通信部132で受信されたデータの送信元が、制御装置130に登録されている外部端末170ではない場合には、無線通信制御部142は、受信されたデータを破棄し、未登録端末から制御指令があった旨を示す情報を操作インタフェース部150に表示させる。さらに、無線通信制御部142は、無線通信部132に、制御指令を破棄した旨を通知するデータを、無線通信部132で受信されたデータの送信元の外部端末170へ送信させる。
例えば、無線通信制御部142は、記憶部133に記憶されている外部端末情報を参照して、ある空調機110を制御対象としている全ての外部端末170が、無線ネットワーク181に接続されなくなった場合には、記憶部133に記憶されている制御対象情報を更新することで、この空調機110を制御装置130の制御対象に切り替える。
この場合、無線通信制御部142は、操作インタフェース部150に、その空調機110が制御装置130の制御対象に切り替わった旨を示す情報を表示させる。
この場合には、さらに、無線通信制御部142は、空調通信制御部141に、その空調機110の運転状態を、制御装置130が制御対象として制御している他の空調機110の運転状態に変更するように指令するデータを、空調通信部131からその空調機110へ送信させてもよい。または、無線通信制御部142は、空調通信制御部141に、運転停止を指令するデータを、空調通信部131からその空調機110へ送信させてもよい。
具体的には、空調ネットワーク180のフォーマットが、「送信先ID」、「送信元ID」及び「データ本体」であり、無線ネットワーク181のフォーマットが、「送信元ID」、「送信先ID」及び「データ本体」であった場合には、データ変換部143は、これらのフォーマットに基づいて、データの変換を行う。なお、本実施の形態では、送信元ID及び送信先IDとして、空調機ID、外部端末ID又は制御装置130を識別するための識別情報である制御装置IDが用いられているものとする。なお、送信元ID及び送信先IDは、記憶部133に記憶されている情報に基づいて、空調機ID、外部端末ID又は制御装置130を特定することができる情報であってもよい。
空調運転管理部144は、運転状態保持部144aと、運転部144bとを備える。
運転状態保持部144aは、空調通信制御部141から与えられたデータの送信元である空調機110の運転状態が、このデータで示されている運転状態となるように、記憶部133に記憶されている運転状態情報を更新する。また、運転状態保持部144aは、記憶部133に記憶されている運転状態情報を更新する。
運転部144bは、記憶部133に記憶されているスケジュール情報に基づくスケジュール運転又はユーザ操作に従って、対応する空調機110の運転状態を変更する必要があるか否かを判断する。運転部144bは、対応する空調機110の運転状態を変更する必要があると判断した場合には、運転状態保持部144aに指示することで、対応する空調機110の運転状態を変更させるように指示するとともに、空調通信制御部141に、運転状態を変更する指令を示すデータを、対応する空調機110へ送信させる。
操作インタフェース部150は、表示部151と、入力部152とを備える。
表示部151は、制御部140からの指示に応じて、情報を表示する。例えば、表示部151は、液晶等のディスプレイにより構成することができる。
入力部152は、操作の入力を受け付け、入力された内容を制御部140に通知する。例えば、入力部152は、ボタンにより構成することができる。
なお、記憶部133は、例えば、図3(A)に示されているメモリ190により構成することができる。
また、空調通信部131及び無線通信部132は、それぞれの通信規格に応じた通信ネットワーク用のインタフェースにより構成することができる。
外部端末170は、無線通信部171と、記憶部172と、制御部173と、操作インタフェース部176とを備える。
記憶部172は、外部端末170での処理に必要な情報を記憶する。例えば、記憶部172は、運転状態情報及びスケジュール情報を記憶する。
運転状態情報は、外部端末170が制御対象とする空調機110の運転状態を示す情報である。例えば、運転状態情報は、外部端末170が制御対象とする空調機110毎に、空調機110を識別するための空調機IDと、運転状態とを対応付けた情報である。
スケジュール情報は、外部端末170が制御対象とする空調機110の運転状態を変更するスケジュールを示す情報である。例えば、スケジュール情報は、外部端末170が制御対象とする空調機110毎に、空調機110を識別するための空調機IDと、運転状態を変更する日時と、運転状態を変更する内容とを対応付ける情報である。
制御部173は、無線通信制御部174と、空調運転管理部175とを備える。
無線通信制御部174は、無線通信部171により行われる通信を制御する。
空調運転管理部175は、外部端末170が制御対象とする空調機110の運転状態を管理する。例えば、空調運転管理部175は、外部端末170が制御対象とする空調機110の運転状態を保持し、スケジュール運転又はユーザ操作に従って、空調機110の運転状態の変更を指令する。
なお、記憶部172は、例えば、図3(A)に示されているメモリ190により構成することができる。
また、無線通信部171は、通信ネットワーク用のインタフェースにより構成することができる。
制御装置130の動作は、図6に示されているように、4つの処理に大別され、それらは繰り返し実行される。
空調通信制御部141は、空調通信部131が空調ネットワーク180からデータを受信したか否かを監視する(S10)。空調通信部131がデータを受信した場合(S11でYES)には、処理はステップS12に進み、空調通信部131がデータを受信していない場合(S11でNO)には、処理はステップS2に進む。
ステップS12では、制御装置130は、受信されたデータに基づいて内部の運転状態を更新する処理を実行する。なお、ステップS12での処理については、図7を用いて説明する。
無線通信制御部142は、無線通信部132が無線ネットワーク181からデータを受信したか否かを監視する(S13)。無線通信部132がデータを受信した場合(S14でYES)には、処理はステップS15に進み、無線通信部132がデータを受信していない場合(S14でNO)には、処理はステップS3に進む。
ステップS15では、制御装置130は、受信されたデータを変換して空調ネットワーク180に中継する処理を実行する。なお、ステップS15での処理については、図8を用いて説明する。
無線通信制御部142は、無線通信部132を用いて、無線ネットワーク181を介して接続する外部端末170の接続状態を監視する(S16)。外部端末170の接続状態に変化がある場合(S17でYES)には、処理はステップS18に進み、外部端末170の接続状態に変化がない場合(S17でNO)には、処理はステップS4に進む。
ステップS18では、新規端末の追加又は接続端末の切断が発生した場合に、制御装置130が直接制御する対象を切り替える処理を実行する。なお、ステップS18での処理については、図9を用いて説明する。
空調運転管理部144は、操作インタフェース部150への入力又は記憶部133に記憶されているスケジュール情報に基づくスケジュール運転のイベントが発生したか否かを監視する(S19)。入力又はイベントが発生した場合(S20でYES)には、処理はステップS21に進み、入力又はイベントが発生していない場合(S20でNO)には、処理は終了する。
ステップS21では、制御装置130は、管理している運転状態を変更する処理を実行する。なお、ステップS21での処理については、図10を用いて説明する。
空調通信制御部141は、空調通信部131で受信されたデータの送信元を解析し、記憶部133に記憶されている制御対象情報を参照することで、受信されたデータの送信元が制御装置130の制御対象であるか否かを確認する(S30)。受信されたデータの送信元が制御装置130の制御対象である場合(S31でYES)には、処理はステップS32に進み、受信されたデータの送信元が制御装置130の制御対象ではない場合(S31でNO)には、処理はステップS33に進む。
なお、運転状態保持部144aは、ステップS33においても、データ変換部143から受信されたデータを受け取り、受信されたデータの解析結果に基づいて、記憶部133に記憶されている運転状態情報を更新してもよい。
無線通信制御部142は、無線通信部132で受信されたデータの送信元を解析し、記憶部133に記憶されている外部端末情報を参照することで、受信されたデータの送信元が制御装置130に中継対象として登録されている外部端末170であるか否かを確認する(S40)。受信されたデータの送信元が制御装置130の中継対象である場合(S41でYES)には、処理はステップS42に進み、受信されたデータの送信元が制御装置130の中継対象ではない場合(S41でNO)には、処理はステップS43に進む。
なお、運転状態保持部144aは、ステップS42においても、データ変換部143から受信されたデータを受け取り、受信されたデータの解析結果に基づいて、記憶部133に記憶されている運転状態情報を更新してもよい。
無線通信制御部142は、無線ネットワーク181を介して無線通信部132に接続する外部端末170の接続状態を監視し、新規端末の追加が発生したか否かを確認する(S50)。例えば、無線通信制御部142は、一般的な無線モジュールにおける接続検知機能を利用して、新規端末の追加が発生したか否かを確認する。具体的には、無線ネットワーク181がBluetoothである場合には、外部端末170から接続要求を受け付ける、又は、外部端末170が発信する電波の受信をトリガに接続要求を発行することで、新規接続を検知する。新規端末の追加が発生した場合(S50でYES)には、処理はステップS51に進み、新規端末の追加が発生していない場合(S50でNO)には、処理はステップS54に進む。
ここでは、制御元を外部端末170に切り替える際に、現在の運転状態を継続する動作としたが、このような例に限定されない。例えば、空調運転管理部144は、対象となった空調機110の運転を停止する指令を示すデータを、空調通信制御部141に与え、空調通信部131からその空調機110に送信させることで、その空調機110を停止させる動作としてもよい。
空調運転管理部144の運転状態保持部144aは、操作インタフェース部150への入力、又は、記憶部133に記憶されているスケジュール情報に基づいてスケジュール運転のイベントが発生した場合には、記憶部133に記憶されている運転状態情報において、対応する空調機110の運転状態を更新する(S60)。
また、空調通信部131を従来のリモコン機能と共有できるため、別体でアダプタを作成する場合に比べ安価にシステムを構築することができる。
また、制御装置130が空調機110Aを制御し、外部端末170が他の空調機110B〜110Eを制御するようにした場合には、制御装置130は、空調機110Aの運転状態を1機分のみ保持するだけでよいので、従来リモコンと同等スペックのCPUを採用でき、安価に装置を実現することができる。
なお、このような場合でも、制御装置130の制御対象に切り替わった旨を示す情報が表示部151に表示されるため、そのような切り替わりを容易に把握することができる。
さらに、このような場合に、制御装置130の制御対象に切り替えられた空調機110の運転状態を、制御装置130が制御している他の空調機110の運転状態とすることで、制御装置130が制御している空調機110を一括して管理することができる。
なお、このような場合に、制御装置130の制御対象に切り替えられた空調機110の運転状態を一度停止することで、ユーザが、制御装置130を用いて、新たなに運転状態を設定することができる。
図1に示されているように、実施の形態2に係る空気調和システム200は、1つ以上の空調機110と、制御装置230と、1つ以上の外部端末170とを備える。
実施の形態2に係る空気調和システム200は、制御装置230を除いて、実施の形態1に係る空気調和システム100と同様に構成されている。
実施の形態2における制御装置230は、記憶部233及び制御部240を除いて、実施の形態1における制御装置130と同様に構成されている。
例えば、記憶部233は、管理状態情報、運転状態情報、外部端末管理情報及びスケジュール情報を記憶する。ここで、運転状態情報及びスケジュール情報は、実施の形態1の記憶部133に記憶されている運転状態情報及びスケジュール情報と同様の情報である。
管理状態情報は、空調機110毎に、空調機110が一括制御されている機器であるか、個別制御されている機器であるかを示す情報である。例えば、管理状態情報は、空調機110毎に、空調機IDと、一括制御であること又は個別制御であることを示す制御状態値とを対応付けた情報である。なお、一括制御されている機器である空調機110は、制御装置230の制御対象となり、個別制御されている機器である空調機110は、外部端末170の制御対象となる。
外部端末管理情報は、外部端末170が制御対象とする空調機110を示す情報である。例えば、外部端末管理情報は、個別制御を行う外部端末170毎に、外部端末170の外部端末IDと、外部端末170が制御対象とする空調機110の空調機IDとを対応付けた情報である。
制御部240は、空調通信制御部241と、無線通信制御部242と、データ変換部143と、空調運転管理部244とを備える。
実施の形態2におけるデータ変換部143は、実施の形態1におけるデータ変換部143と同様の処理を行う。
例えば、空調通信制御部241は、記憶部233に記憶されている管理状態情報を参照して、空調通信部131で受信されたデータの送信元が、一括制御されている機器であるか否かを判断する。そして、その受信されたデータの送信元が、一括制御されている機器である場合には、空調通信制御部241は、空調運転管理部244に、その受信されたデータに基づいて、全ての空調機110の運転状態を管理させる。一方、空調通信部131で受信されたデータの送信元が、個別制御されている機器である場合には、空調通信制御部241は、データ変換部143に、その受信されたデータを、無線ネットワーク181用のフォーマットのデータに変換させる。そして、空調通信制御部241は、無線通信制御部242に、変換後のデータを、無線通信部132から、その送信元を個別制御している外部端末170に送信させる。
例えば、無線通信制御部242は、記憶部233に記憶されている管理状態情報を参照して、無線通信部132で受信されたデータの送信先が、個別制御されている機器であるか否かを判断する。そして、その受信されたデータの送信先が、個別制御されている機器である場合には、無線通信制御部242は、データ変換部143に、その受信されたデータを、空調ネットワーク180用のフォーマットのデータに変換させる。そして、無線通信制御部242は、空調通信制御部241に、変換後のデータを、その個別制御されている機器である空調機110へ送信させる。一方、無線通信部132で受信されたデータの送信先が、一括制御されている機器である場合には、無線通信制御部242は、記憶部233に記憶されている管理状態情報において、その受信されたデータの送信先を個別制御されている機器に更新することで、その送信先をその送信元が個別制御している機器に切り替える。そして、無線通信制御部242は、データ変換部143に、その受信されたデータを、空調ネットワーク180用のフォーマットのデータに変換させる。さらに、無線通信制御部242は、空調通信制御部241に、変換後のデータを、その個別制御されている機器に切り替えられた空調機110へ送信させる。
この場合、無線通信制御部242は、その空調機110が個別制御されている旨を示す情報を操作インタフェース部150に表示させる。
空調運転管理部244は、運転状態保持部244aと、運転部144bとを備える。
実施の形態2における運転部144bは、実施の形態1における運転部144bと同様の処理を行う。
また、運転状態保持部244aは、記憶部233に記憶されている運転状態情報を更新する。この際、運転状態保持部244aは、記憶部233に記憶されている管理状態情報を確認して、個別制御されている機器がある場合には、一括制御されている機器に切り替える。例えば、運転状態保持部244aは、運転部144bが、空調機110の運転状態を変更する場合には、記憶部233に記憶されている管理状態情報において、個別制御されている機器を一括制御されている機器に切り替える。この場合、運転状態保持部244aは、その空調機110が一括制御されている機器に切り替えられたこと、言い換えると、その空調機110が制御装置230の制御対象となった旨を示す情報を表示部151に表示させる。
制御装置230の動作は、図11に示されているように、3つの処理に大別され、それらは繰り返し実行される。
図11に示されているステップS1aでの処理は、図6に示されているステップS1での処理とほぼ同様である。但し、ステップS12aにおける、受信されたデータに基づいて内部の運転状態を更新する処理が、図6に示されているステップS12での処理と異なっている。ステップS12aでの処理については、図12を用いて説明する。
図11に示されているステップS2aでの処理は、図6に示されているステップS2での処理とほぼ同様である。但し、ステップS15aにおける、受信されたデータを変換して空調ネットワーク180に中継する処理が、図6に示されているステップS15での処理と異なっている。ステップS15aでの処理については、図13を用いて説明する。
また、ステップS2aの処理の後には、処理はステップS4aに進む。
図11に示されているステップS4aでの処理は、図6に示されているステップS4での処理とほぼ同様である。但し、ステップS21aにおける、管理している運転状態を変更する処理が、図6に示されているステップS21での処理と異なっている。ステップS21aでの処理については、図14を用いて説明する。
空調通信制御部241は、空調通信部131で受信されたデータの送信元を解析し、記憶部233に記憶されている管理状態情報を参照することで、受信されたデータの送信元が一括制御されている機器であるか否かを確認する(S70)。受信されたデータの送信元が一括制御されている機器である場合(S71でYES)には、処理はステップS72に進み、受信されたデータの送信元が個別制御されている機器である場合(S71でNO)には、処理はステップS73に進む。
なお、運転状態保持部244aは、ステップS73においても、データ変換部143から受信されたデータを受け取り、受信されたデータの解析結果に基づいて、記憶部233に記憶されている運転状態情報を更新してもよい。
無線通信制御部242は、無線通信部132で受信されたデータの送信先を解析し、記憶部233に記憶されている管理状態情報を参照することで、受信されたデータの送信先が一括制御されている機器であるか否かを確認する(S80)。受信されたデータの送信先が一括制御されている機器である場合(S81でYES)には、処理はステップS82に進み、受信されたデータの送信先が個別制御されている機器である場合(S81でNO)には、処理はステップS84に進む。
そして、操作インタフェース部150の表示部151は、個別制御されている旨を示す情報を表示する(S83)。この際、表示部151は、個別制御に切り替えられた空調機110を識別することのできる情報も表示することが望ましい。そして、処理はステップS84に進む。
空調運転管理部244の運転状態保持部244aは、操作インタフェース部150への入力、又は、記憶部233に記憶されているスケジュール情報に基づいてスケジュール運転のイベントが発生した場合には、記憶部233に記憶されている管理状態情報において、個別制御されている空調機110があるか否かを確認する(S90)。個別制御されている空調機110がある場合(S91でYES)には、処理はステップS92に進み、個別制御されている空調機110がない場合(S91でNO)には、処理はステップS94に進む。
また、無線通信制御部242は、記憶部233に記憶されている外部端末管理情報を参照することで、一括制御に切り替えられた空調機110を個別制御していた外部端末170を特定する。そして、無線通信制御部242は、無線通信部132に、一括制御に切り替わった旨を示すデータを、特定された外部端末170に送信させることで、一括制御に切り替わった旨をその外部端末170に通知する(S93)。さらに、無線通信制御部242は、記憶部233に記憶されている外部端末管理情報に格納されている外部端末IDを全て削除する。また、表示部151は、その空調機110が一括制御されている旨を示す情報を表示する。そして、処理はステップS94に進む。
また、個別操作するリモコンとしての外部端末170の操作者が、個別制御から外れたことを速やかに知ることができる。
図15は、実施の形態3に係る空気調和システム300の構成を概略的に示すブロック図である。
空気調和システム300は、1つ以上の空調機110と、複数の制御装置330A、330B(以下、特に各々を区別する必要がない場合には、制御装置330という)とを備える。
実施の形態3に係る空気調和システム300は、複数の制御装置330A、300Bを備え、制御装置330Bを、外部端末170の代わりに使用できるようにしている。空調機110については実施の形態1と同様であるため、以下、制御装置330について説明する。
なお、図15においては、制御装置330Aは、空調ネットワーク180及び無線ネットワーク181に接続された第1の制御装置であり、制御装置330Bは、無線ネットワーク181に接続された第2の制御装置である。
また、空気調和システム300に、1つ以上の外部端末170が備えられていてもよい。
制御装置330は、空調通信部131と、無線通信部132と、記憶部133と、制御部340と、操作インタフェース部150とを備える。
実施の形態3における制御装置330は、制御部340を除いて、実施の形態1における制御装置130と同様に構成されている。
制御部340は、空調通信制御部341と、無線通信制御部342と、データ変換部143と、空調運転管理部344とを備える。
実施の形態3におけるデータ変換部143は、実施の形態1におけるデータ変換部143と同様の処理を行う。
空調通信制御部341は、空調ネットワーク180を介した通信が有効か無効か、言い換えると、空調通信部131により行われる通信が有効か無効か、を判定する。例えば、空調通信制御部341は、空調ネットワーク180に接続されている空調機110の電圧、通信データに対する応答の有無、又は、操作インタフェース部150を介したユーザからの設定等により、空調ネットワーク180を介した通信が有効か無効かを判定する。
無線通信制御部342は、空調通信制御部341が空調ネットワーク180を介した通信を無効と判定した場合に、無線通信部132で受信されたデータを空調運転管理部344に与え、空調運転管理部344に、無線通信部132で受信されたデータに基づいて、無線通信部132で受信されたデータの送信元である空調機110の運転状態を管理させる。
空調運転管理部344は、運転状態保持部344aと、運転部344bとを備える。
制御装置330の動作は、図17に示されているように、7つの処理に大別され、それらは繰り返し実行される。
空調通信制御部341は、空調ネットワーク180を介した通信が有効か無効かを判定する(S100)。空調ネットワーク180を介した通信が有効である場合(S101でYes)には、図6に示されているステップS1〜S4の処理と同様の処理が行われる。一方、空調ネットワーク180を介した通信が無効である場合(S101でNo)には、処理はステップS6に進む。
無線通信制御部342は、無線通信部132が無線ネットワーク181からデータを受信したか否かを監視する(S102)。無線通信部132がデータを受信した場合(S103でYES)には、処理はステップS104に進み、無線通信部132がデータを受信していない場合(S103でNO)には、処理はステップS7に進む。
ステップS104では、空調運転管理部344の運転状態保持部344aは、無線通信制御部342から受信されたデータを受け取り、その受信されたデータの解析結果に基づいて、記憶部133に記憶されている運転状態情報を更新する。また、操作インタフェース部150の表示部151は、更新された運転状態を示す情報を表示する。
空調運転管理部344は、操作インタフェース部150への入力又は記憶部133に記憶されているスケジュール情報に基づくスケジュール運転のイベントが発生したか否かを監視する(S105)。入力又はイベントが発生した場合(S106でYES)には、処理はステップS107に進み、入力又はイベントが発生していない場合(S106でNO)には、処理は終了する。
ステップS107では、制御装置330は、管理している運転状態を変更する処理を実行する。なお、ステップS107での処理については、図18を用いて説明する。
空調運転管理部344の運転状態保持部344aは、操作インタフェース部150への入力、又は、記憶部133に記憶されているスケジュール情報に基づいてスケジュール運転のイベントが発生した場合には、記憶部133に記憶されている運転状態情報において、対応する空調機110の運転状態を更新する(S110)。
図1に示されているように、実施の形態4に係る空気調和システム400は、1つ以上の空調機110と、制御装置430と、1つ以上の外部端末470A〜470D(以下、各々を特に区別する必要がない場合には、外部端末470という)とを備える。
実施の形態4に係る空気調和システム400は、制御装置430及び外部端末470を除いて、実施の形態1に係る空気調和システム100と同様に構成されている。
制御装置430は、空調通信部131と、無線通信部132と、記憶部433と、制御部440と、操作インタフェース部450とを備える。
実施の形態2における制御装置430は、記憶部433、制御部440及び操作インタフェース部450を除いて、実施の形態1における制御装置130と同様に構成されている。
記憶部433は、実施の形態1と同様の情報を記憶している他、操作対象情報を記憶する。
操作対象情報は、制御装置430の操作インタフェース部450を介して、個別に制御を行う空調機110を示す情報である。例えば、操作対象情報は、操作インタフェース部450を介して、個別に制御する対象(以下、操作対象ともいう)である1つの空調機110の空調機IDを示す情報である。
制御部440は、空調通信制御部141と、無線通信制御部442と、データ変換部143と、空調運転管理部444と、操作制御部445とを備える。
実施の形態4における制御部440は、無線通信制御部442、空調運転管理部444及び操作制御部445を除いて、実施の形態1における制御部140と同様に構成されている。
操作制御部445は、操作情報伝達部445aと、表示情報取得部445bとを備える。
一方、操作インタフェース部450に入力された操作が、操作対象を変更するものではなく、操作対象の運転状態を変更するものである場合には、操作情報伝達部445aは、記憶部433に記憶されている操作対象情報及び制御対象情報を参照することで、操作対象が、制御装置430の制御対象であるか否かを判断する。操作対象が、制御装置430の制御対象である場合には、操作情報伝達部445aは、空調運転管理部444に入力された操作に応じた処理を行うように指示する。操作対象が、制御装置430の制御対象ではない場合には、操作情報伝達部445aは、記憶部433に記憶されている外部端末情報を参照して、操作対象である空調機110を制御対象とする外部端末170を特定する。そして、操作情報伝達部445aは、無線通信制御部442に、操作により指示された変更後の運転状態を示すデータを、無線通信部132から特定された外部端末170へ送信させる。これにより、操作制御部445は、入力された操作に対応する運転状態を、特定された外部端末に通知する。
実施の形態4における空調運転管理部444は、運転状態保持部144aと、運転部444bとを備える。実施の形態4における運転状態保持部144aは、実施の形態1における運転状態保持部144aと同様の処理を行う。
操作インタフェース部450は、表示部151と、入力部452とを備える。表示部151は、実施の形態1の表示部151と同様である。
入力部452は、操作の入力を受け付ける。例えば、入力部152は、ボタンにより構成することができる。
ここで、実施の形態4における入力部452は、操作対象とされる空調機110を選択する操作の入力を受け付ける。
また、入力部452は、操作対象とされる空調機110の運転状態を変更する操作の入力を受け付ける。
実施の形態4における外部端末470は、制御部473を除いて、実施の形態1における外部端末170と同様に構成されている。
制御部473は、無線通信制御部174と、空調運転管理部475とを備える。
実施の形態4における無線通信制御部174は、実施の形態1における無線通信制御部174と同様の処理を行う。
空調運転管理部475は、外部端末470が制御対象とする空調機110の運転状態を保持し、スケジュール運転又はユーザ操作による空調機110の運転状態の変更を管理する。ここで、空調運転管理部475は、無線通信部171及び無線通信制御部174を介して、制御装置430から、入力された操作に対応する運転状態を示すデータを受け取る。そして、空調運転管理部475は、記憶部172に記憶されている運転状態情報を、受け取ったデータで示される運転状態を示すように更新する。さらに、空調運転管理部475は、無線通信制御部174に、受け取ったデータで示される運転状態に変更する指令を示すデータを、無線通信部171から制御対象の空調機110へ送信させる。
制御装置430の動作は、図20に示されているように、4つの処理に大別され、それらは繰り返し実行される。ここで、図20に示されているステップS1〜ステップS3での処理については、図6に示されているステップS1〜ステップS3での処理と同様である。
操作制御部445の操作情報伝達部445aは、操作インタフェース部450の入力部452に、操作の入力が行われたか否かを判断する(S120)。操作の入力が行われた場合(S120でYES)には、処理はステップS122に進み、操作の入力が行われていない場合(S120でNO)には、処理は終了する。
ステップS122では、制御装置430により操作を行う対象を変更する処理を実行する。なお、ステップS122での処理については、図21を用いて説明する。
操作情報伝達部445aは、ユーザが入力した操作が操作対象を変更する操作であるか否かを判断する(S130)。ユーザが入力した操作が操作対象を変更する操作である場合(S130でYES)には、処理はステップS131に進む。ユーザが入力した操作が操作対象を変更する操作ではない場合(S130でNO)には、処理はステップS132に進む。
ステップS136では、表示情報取得部445bは、記憶部433に記憶されている外部端末情報を参照して、操作対象を制御している外部端末470を特定し、特定された外部端末470から、操作対象の運転状態を取得して、取得された運転状態を示す情報を操作インタフェース部450の表示部151に表示させる。
また、実施の形態4に係る空気調和システム400では、外部端末470で個別制御されている空調機110に対しても、制御装置430から個別に操作を行うことができるため、便利である。
さらに、実施の形態4に係る空気調和システム400では、外部端末470で個別制御されている空調機110に対しても、制御装置430から個別に操作を行う際に、この空調機110の運転状態が、制御装置430の表示部151に表示されるため、便利である。
Claims (16)
- 複数の制御対象機器が接続された第1のネットワーク及び少なくとも1つの外部端末が接続された第2のネットワークに接続された制御装置であって、
前記複数の制御対象機器の各々は、前記制御装置によって制御される第1の制御対象又は前記少なくとも一つの外部端末によって制御される第2の制御対象となっており、
前記第1のネットワークから、前記第1のネットワーク用の第1のフォーマットで構成されている第1のデータを受信する第1の通信部と、
前記第1のデータを、前記第2のネットワーク用の第2のフォーマットで構成されている第2のデータに変換する変換部と、
前記第2のネットワークに前記第2のデータを送信する第2の通信部と、
前記複数の制御対象機器の少なくとも一つの運転状態を管理する運転管理部と、を備え、
前記第1のデータの送信元が前記第1の制御対象である場合には、前記運転管理部は、前記第1のデータに基づいて、当該送信元の運転状態を管理し、
前記第1のデータの送信元が前記第2の制御対象である場合には、前記変換部は、前記第1のデータを前記第2のデータに変換し、前記第2の通信部は、当該変換後の第2のデータを、前記送信元を前記第2の制御対象として制御している外部端末に送信すること
を特徴とする制御装置。 - 前記第1のデータの送信元が、前記第1の制御対象であるか、前記第2の制御対象であるかを判断する第1の通信制御部をさらに備えること
を特徴とする請求項1に記載の制御装置。 - 前記複数の制御対象機器の内の一の制御対象機器を前記第2の制御対象として制御している外部端末が、全て、前記第2のネットワークに接続されなくなった場合に、前記一の制御対象機器を前記第1の制御対象に切り替える第2の通信制御部をさらに備えること
を特徴とする請求項1又は2に記載の制御装置。 - 前記一の制御対象機器が前記第1の制御対象に切り替えられた場合に、前記一の制御対象機器が前記第1の制御対象に切り替えられた旨を示す情報を表示する表示部をさらに備えること
を特徴とする請求項3に記載の制御装置。 - 前記一の制御対象機器が前記第1の制御対象に切り替えられた場合には、前記第1の通信部は、前記一の制御対象機器の運転状態を、前記第1の制御対象として制御している他の制御対象機器の運転状態に変更するように指令するデータを、前記一の制御対象機器へ送信すること
を特徴とする請求項3又は4に記載の制御装置。 - 前記一の制御対象機器が前記第1の制御対象に切り替えられた場合には、前記第1の通信部は、運転停止を指令するデータを、前記一の制御対象機器へ送信すること
を特徴とする請求項3又は4に記載の制御装置。 - 前記第2の通信部は、前記第2のネットワークから、前記第2のフォーマットで構成されている第3のデータを受信し、
前記第3のデータの送信元が前記外部端末である場合には、前記変換部は、前記第3のデータを、前記第1のフォーマットで構成されている第4のデータに変換し、前記第1の通信部は、当該変換後の第4のデータを、前記送信元により前記第2の制御対象として制御されている制御対象機器に送信すること
を特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の制御装置。 - 前記第2の通信部は、前記第2のネットワークから、前記第2のフォーマットで構成されている第3のデータを受信し、
前記第3のデータの送信先が、前記複数の制御対象機器の内の一の制御対象機器である場合には、前記変換部は、前記第3のデータを、前記第1のフォーマットで構成されている第4のデータに変換し、前記第1の通信部は、当該変換後の第4のデータを、前記一の制御対象機器に送信すること
を特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の制御装置。 - 前記第3のデータの送信先が前記一の制御対象機器である場合に、前記一の制御対象機器を、前記第3のデータの送信元の外部端末が制御する前記第2の制御対象に切り替える第2の通信制御部をさらに備えること
を特徴とする請求項8に記載の制御装置。 - 前記一の制御対象機器が前記第2の制御対象に切り替えられた場合に、前記一の制御対象機器が個別制御されている旨を示す情報を表示する表示部をさらに備えること
を特徴とする請求項9に記載の制御装置。 - 前記複数の制御対象機器の運転状態を変更する場合には、前記運転管理部は、前記一の制御対象機器を前記第1の制御対象に切り替え、前記第1の通信部は、運転状態の変更を指令するデータを、前記複数の制御対象機器へ同報通信で送信すること
を特徴とする請求項8又は9に記載の制御装置。 - 前記一の制御対象機器が前記第1の制御対象に切り替えられた場合に、前記一の制御対象機器が一括制御されている旨を示す情報を表示する表示部をさらに備えること
を特徴とする請求項11に記載の制御装置。 - 前記複数の制御対象機器の中から、操作対象として選択されている制御対象機器の運転状態を変更する操作の入力を受け付ける入力部をさらに備え、
前記入力部が運転状態を変更する操作の入力を受けた際に、前記操作対象が前記第2の制御対象である場合に、前記第2の通信部は、変更後の運転状態を示すデータを、前記操作対象を前記第2の制御対象として制御している外部端末へ送信すること
を特徴とする請求項1に記載の制御装置。 - 情報を表示する表示部をさらに備え、
前記入力部は、前記操作対象として選択されている前記制御対象機器を変更する操作の入力を受け付け、
前記入力部が前記操作対象を変更する操作の入力を受け付けた際に、変更後の操作対象が前記第2の制御対象である場合には、前記表示部は、前記変更後の操作対象の運転状態を示す情報を表示すること
を特徴とする請求項13に記載の制御装置。 - 第1のネットワークに接続された複数の制御対象機器、前記第1のネットワーク及び第2のネットワークに接続された第1の制御装置、並びに、前記第2のネットワークに接続された第2の制御装置、を備える制御システムにおいて、前記第1の制御装置又は前記第2の制御装置として機能する制御装置であって、
前記複数の制御対象機器の各々は、前記第1の制御装置により制御される第1の制御対象又は前記第2の制御装置により制御される第2の制御対象となっており、
前記第1のネットワークから、前記第1のネットワーク用の第1のフォーマットで構成されている第1のデータを受信する第1の通信部と、
前記第1のデータを前記第2のネットワーク用の第2のフォーマットで構成されている第2のデータに変換する変換部と、
前記第2のネットワークに前記第2のデータを送信する第2の通信部と、
前記複数の制御対象機器の少なくとも一つの運転状態を管理する運転管理部と、を備え、
前記制御装置は、前記第1の通信部により行われる通信が有効である場合には、前記第1の制御装置として機能し、
前記制御装置は、前記第1の通信部により行われる通信が無効である場合には、前記第2の制御装置として機能し、
前記制御装置が前記第1の制御装置として機能している場合には、前記第1のデータの送信元が前記第1の制御対象であるときに、前記運転管理部は、前記第1のデータに基づいて、当該送信元の運転状態を管理し、
前記制御装置が前記第1の制御装置として機能している場合には、前記第1のデータの送信元が前記第2の制御対象であるときに、前記変換部は、前記第1のデータを前記第2のデータに変換し、前記第2の通信部は、当該変換後の第2のデータを、当該送信元を前記第2の制御対象として制御している第2の制御装置に送信し、
前記制御装置が前記第2の制御装置として機能している場合には、前記運転管理部は、前記第2のデータに基づいて、前記第2のデータに変換された前記第1のデータの送信元の運転状態を管理すること
を特徴とする制御装置。 - 第1のネットワークに接続された複数の制御対象機器、及び、当該第1のネットワーク及び少なくとも1つの外部端末が接続された第2のネットワークに接続された制御装置を備える制御システムであって、
前記複数の制御対象機器の各々は、前記制御装置によって制御される第1の制御対象又は前記少なくとも一つの外部端末によって制御される第2の制御対象となっており、
前記制御装置は、
前記第1のネットワークから、前記第1のネットワーク用の第1のフォーマットで構成されている第1のデータを受信する第1の通信部と、
前記第1のデータを、前記第2のネットワーク用の第2のフォーマットで構成されている第2のデータに変換する変換部と、
前記第2のネットワークに前記第2のデータを送信する第2の通信部と、
前記複数の制御対象機器の少なくとも一つの運転状態を管理する運転管理部と、を備え、
前記第1のデータの送信元が前記第1の制御対象である場合には、前記運転管理部は、前記第1のデータに基づいて、当該送信元の運転状態を管理し、
前記第1のデータの送信元が前記第2の制御対象である場合には、前記変換部は、前記第1のデータを前記第2のデータに変換し、前記第2の通信部は、当該変換後の第2のデータを、前記送信元を前記第2の制御対象として制御している外部端末に送信すること
を特徴とする制御システム。
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