JP6646822B2 - 制御装置、その制御方法、プログラムおよび制御システム - Google Patents

制御装置、その制御方法、プログラムおよび制御システム Download PDF

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Description

本発明は、需要家の施設における一以上の機器を制御する制御装置、その制御方法、プログラムおよび制御システムに関する。
住宅におけるエネルギー(電力等)の管理の技術として、HEMS(Home Energy Management System)が知られている。HEMSでは、例えば電力消費の抑制等のために、住宅におけるHEMS機器(例えば電気機器等)を、HAN(Home Area Network)を介してHEMSコントローラが制御する。
このように、HEMSコントローラは例えば電力消費の抑制等のために、HEMS機器を自動制御する。そのため、HEMS機器が空調機器である場合には、風向き等の設定についてユーザの好みに関係なく自動制御されてしまう場合もある。
それに対して、例えば特許文献1では、携帯端末からメールで、空調機器を制御する技術について開示されている。特許文献1によれば、制御命令のメールを再利用して所望の制御命令の作成の負担を減らすことができる。
特開2001−344183号公報
しかしながら、特許文献1に開示される技術では、ユーザの明確な発意がなければ、HEMS機器に対してユーザの好みにあった設定を行うことができない。
そこで、本発明は、需要家の施設における一以上の機器を自動制御する場合でも、ユーザの好みに合った設定で制御することができる制御装置、その制御方法、プログラムおよび制御システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る制御装置は、需要家の施設における一以上の機器を制御するためのネットワークに接続された制御装置であって、制御対象の機器に設定すべき一以上の動作設定パラメータを含む第1設定を、前記制御装置が得た入力情報に基づいて決定する決定部と、前記機器に現在設定されている一以上の動作設定パラメータを含む第2設定を、前記機器から取得する取得部と、前記第1設定に含まれる一以上の動作設定パラメータと、対応する前記第2設定に含まれる一以上の動作設定パラメータとを比較し、いずれかを選択する選択部と、前記選択部により選択された一以上の動作設定パラメータを含む第3設定を前記機器に対して出力する出力部とを備える。
また、上記目的を達成するために本発明の一態様に係る制御方法は、需要家の施設における一以上の機器を制御するネットワークに接続された制御装置における制御方法であって、前記制御装置が得た入力情報に基づいて、制御対象の機器に設定すべき一以上の動作設定パラメータを含む第1設定を決定する決定ステップと、前記機器に現在設定されている一以上の動作設定パラメータを含む第2設定を前記機器から取得する取得ステップと、前記第1設定に含まれる動作設定パラメータと、対応する前記第2設定に含まれる動作設定パラメータとを比較し、いずれかを選択する選択ステップと、前記選択ステップにおいて選択された動作設定パラメータを含む第3設定を前記機器に対して出力する出力ステップとを含む。
また、上記目的を達成するために本発明の一態様に係る制御システムは、需要家の施設における一以上の機器と、前記機器を制御するネットワークに接続された制御装置とを備える制御システムであって、前記制御装置は、当該制御装置が得た入力情報に基づいて、制御対象の機器に設定すべき一以上の動作設定パラメータを含む第1設定を決定する決定部と、前記機器に現在設定されている一以上の動作設定パラメータを含む第2設定を前記機器から取得する取得部と、前記第1設定に含まれる動作設定パラメータと、対応する前記第2設定に含まれる動作設定パラメータとを比較し、いずれかを選択する選択部と、前記選択部により選択された動作設定パラメータを含む第3設定を前記機器に対して出力する出力部とを有する。
また、上記目的を達成するために本発明の一態様に係る制御プログラムは、需要家の施設における一以上の機器を制御するネットワークに接続された制御装置におけるプログラムであって、前記制御装置が得た入力情報に基づいて、制御対象の機器に設定すべき一以上の動作設定パラメータを含む第1設定を決定する決定ステップと、前記機器に現在設定されている一以上の動作設定パラメータを含む第2設定を前記機器から取得する取得ステップと、前記第1設定に含まれる動作設定パラメータと、対応する前記第2設定に含まれる動作設定パラメータとを比較し、いずれかを選択する選択ステップと、前記選択ステップにおいて選択された動作設定パラメータを含む第3設定を前記機器に対して出力する出力ステップとを、コンピュータに実行させるためのプログラム。
本発明の一態様に係る制御装置等は、需要家の施設における一以上の機器を自動制御する場合でも、ユーザの好みに合った設定で制御することができる。
実施の形態に係る制御システムの全体構成の一例を示す図である。 実施の形態に係る制御装置のハードウェア構成を示す図である。 実施の形態に係る制御装置の機能ブロック図である。 図3に示す通信部の機能ブロック図である。 実施の形態に係る動作設定パラメータの一例を示す図である。 実施の形態に係る動作設定パラメータの一例を示す図である。 実施の形態に係る動作設定パラメータの一例を示す図である。 実施の形態に係る制御装置の動作例を示すフローチャートである。 図6のS12の処理の詳細例を示すフローチャートである。 実施の形態に係る制御装置の出力部の処理の別の例を示すフローチャートである。 実施例1に係る動作設定パラメータの一例を示す図である。 実施例1に係る動作設定パラメータの一例を示す図である。 実施例1に係る動作設定パラメータの一例を示す図である。 実施例2に係る動作設定パラメータの一例を示す図である。 実施例2に係る動作設定パラメータの一例を示す図である。 実施例2に係る動作設定パラメータの一例を示す図である。 変形例に係る制御システムの全体構成の一例を示す図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら説明する。ここで示す実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。従って、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置及び接続形態、並びに、ステップ(工程)及びステップの順序等は、一例であって本発明を限定するものではない。以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意に付加可能な構成要素である。また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。
(実施の形態)
[全体構成]
まず、実施の形態に係る制御システムの全体構成について説明する。図1は、実施の形態に係る制御システム100の全体構成の一例を示す図である。
図1に示される制御システム100は、制御装置2と、1以上の機器3と、1以上のセンサと、携帯端末5とを備える。
制御装置2は、例えば電力事業者と予め契約を結んだ者(住人等)の施設1に設置されたコンピュータであり、需要家の施設1における1以上の機器を制御するネットワークに接続されている。本実施の形態では、制御装置2は、例えば、HEMSコントローラとしての機能を有し、HANにより施設1内の機器3a(空調機器)や機器3b(照明機器)と通信可能であり、これら1以上の機器3を制御し得る。制御装置2の詳細構成等は後述する。
施設1は、電力事業者等から系統電力(商用電力)の供給を受けて、施設1内の1以上の機器3に供給する。当該1以上の機器3では電力が消費される。なお、施設1は、図1では、例えば個別の建造物である住宅として描いているが、これに限られない。個別の建造物である事務所、工場、競技場、ビル、駅等であってもよいし、集合住宅の住戸であってもよい。
機器3は、説明の便宜上、施設1内に設置されている機器3a、3bを代表的に表したものとする。本実施の形態では、機器3aは、例えば空調機器(エアコン)であり、機器3bは、例えばLEDや蛍光灯など照明設備である。
センサ4aおよびセンサ4b(センサ4)は、需要家の施設1における環境情報を検知する。ここで、センサ4は、説明の便宜上、施設1内に設置されているセンサ4a、4bを代表的に表したものとする。センサ4aは、例えば温度および/または湿度を検知するセンサであり、センサ4bは、例えば照度を検知するセンサであるとする。本実施の形態では、センサ4bは、施設1の照度を測定し、センサ4aは、施設1の温度および/または湿度を検知するセンサである。なお、センサ4は、これらに限らず、人の在不在を検知できる人感センサであってもよく、制御装置2および機器3など施設1内で電力を消費する機器類の電力消費量を測定できるセンサであってもよい。
携帯端末5は、スマートフォン、タブレットなど、表示部を有し、施設1の住人等であるユーザが携帯可能な端末である。携帯端末5は、制御装置2が施設1における一以上の機器3を自動制御する前にユーザの承認または確認を必要とするとき、制御装置2により制御対象の機器3を制御する内容(設定等)が事前に送信される。携帯端末5は、表示部にその内容を表示し、ユーザによりその内容(設定等)が確認または承認された場合には、確認または承認された旨を制御装置2に送信する。このようにして、制御装置2が施設1における制御対象の機器3を自動制御する前に、ユーザの承認または確認が必要とされる場合でも、制御装置2は制御対象の機器3を制御することができる。
[制御装置2の構成]
まず、図2を用いて制御装置2のハードウェア構成について説明する。
図2は、実施の形態に係る制御装置2のハードウェア構成を示す図である。
制御装置2は、図2に示すようにプロセッサ201、メモリ202、通信インタフェース(I/F)203及び入力装置204を備えるコンピュータである。メモリ202は、プログラム及びデータを予め保持しているROM、プログラムの実行に際してデータ等の記憶に利用するためのRAM等であり、例えば不揮発性メモリを含んでいてもよい。プロセッサ201は、メモリ202に格納された制御プログラム等を実行することにより例えば通信I/F203等を制御して各種処理を行う。通信I/F203は、無線又は有線で、HANを介して施設1内の機器3(機器3a、3b等)と通信し、また、広域ネットワーク或いは専用ネットワーク等を介して外部サーバ(不図示)と通信するための通信回路である。入力装置204は、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル等といったユーザインタフェースとなる装置であり、施設の者(管理者、住人等)であるユーザの操作を受け付ける。なお、入力装置204は、ユーザの接触操作を受け付ける他、音声での操作、リモコン等での遠隔操作を受け付ける構成であってもよい。また、制御装置2は、ディスプレイ等の表示装置を備えていてもよい。また、制御装置2は、コンテンツサーバ機能(例えばウェブサーバ機能)を有し、外部機器(例えばスマートフォン、タブレット、パーソナルコンピュータ等)のブラウザによるアクセスを受けて情報を送信することで、そのブラウザに情報を表示させ、またそのブラウザを介して入力された情報を受信してもよい。この場合にはその外部機器が制御装置2についての表示装置及び入力装置204の代わりとなり得る。また、制御装置2はメモリ202の他にデータの記憶に利用するためにハードディスク装置等の補助記憶装置を備えてもよい。
次に、図3〜図5Cを用いて制御装置2の各機能構成要素について説明する。図3は、実施の形態に係る制御装置2の機能ブロック図である。図4は、図3に示す通信部27の機能ブロック図である。図5A〜図5Cは、実施の形態に係る動作設定パラメータの一例を示す図である。図5Aは後述する設定1の動作設定パラメータの一例を示しており、図5Bは後述する設定2の動作設定パラメータの一例を示しており、図5Cは後述する設定3の動作設定パラメータの一例を示している。
図3に示されるように、制御装置2は、入力部21と、取得部22と、制御部26と、通信部27とを備え、制御部26は、決定部23、選択部24および出力部25を有する。
入力部21は、通信部27を介して入力情報が入力される機能を有する。入力部21は、上述したプロセッサ201、メモリ202等で実現される。本実施の形態では、入力情報は、施設1の使用電力の削減を要請するDR(デマンドレスポンス)要請や施設1における環境情報などである。ここで、DR要請は、電力会社等が所有する、図1で図示しない外部サーバから通信部27を介して入力される。環境情報は、例えばセンサ4aより検知された施設1における温度や湿度でもよいし、例えばセンサ4bより検知された施設1における照度でもよい。なお、環境情報は、施設1に人感センサを備える場合には、施設1における人の在不在の情報でもよく、施設1に施設1の電力消費量を測定するセンサを備える場合には、施設1の電力消費量でもよい。また、それらを組み合わせて利用してもよい。
制御部26は、決定部23、選択部24および出力部25を有する。決定部23、選択部24および出力部25はそれぞれ、プロセッサ201、メモリ202等で実現される。
決定部23は、制御対象の機器に設定すべき一以上の動作設定パラメータを含む第1設定を、制御装置2が得た入力情報に基づいて決定する。本実施の形態では、決定部23は、例えば図5Aに示すようにn個の動作設定パラメータ(図でパラメータ1〜n)で構成される設定1を、制御装置2が得た入力情報に基づいて決定する。ここでは、説明の便宜上、設定1として決定されるパラメータ1〜nの内容をa〜aで表記している。なお、制御装置2が例えば機器3a(空調機器)を制御する場合、一以上の動作設定パラメータは、運転状態、運転モード、設定温度、風量および風向きのうちの少なくとも一の設定値である。また、制御装置2が例えば機器3b(照明機器)を制御する場合、一以上の動作設定パラメータは、動作状態、明るさおよび色温度のうちの少なくとも一の設定値である。
取得部22は、制御対象の機器3に現在設定されている一以上の動作設定パラメータを含む第2設定を、機器3から取得する。取得部22は、プロセッサ201、メモリ202等で実現される。本実施の形態では、取得部22は、例えば図5Bに示すようにn個の動作設定パラメータ(図でパラメータ1〜n)で構成される設定2であって制御対象の機器3に現在設定されている設定2を、制御対象の機器3から取得する。ここでは、説明の便宜上、設定2として現在設定されるパラメータ1〜nの内容をb〜bで表記している。なお、制御装置2が例えば機器3a(空調機器)を制御する場合、取得部22は、現在設定されている運転状態、運転モード、温度設定、風量および風向きのうちの少なくとも一の設定値を現在設定されている設定2を構成する動作設定パラメータとして取得する。また、制御装置2が例えば機器3b(照明機器)を制御する場合、取得部22は、現在設定されている動作状態、明るさおよび色温度のうちの少なくとも一の設定値を現在設定されている設定2を構成する動作設定パラメータとして取得する。
選択部24は、第1設定に含まれる一以上の動作設定パラメータと、対応する機器3に設定されている第2設定に含まれる一以上の動作設定パラメータとを比較し、いずれかを選択する。本実施の形態では、選択部24は、図5Aに示す設定1のn個の動作設定パラメータ(図でパラメータ1〜n)それぞれの内容と、図5Bに示す設定2のn個の動作設定パラメータ(図でパラメータ1〜n)それぞれの内容とを比較し、いずれかを選択する。選択部24は、例えば図5Cに示すようなn個の動作設定パラメータ(図でパラメータ1〜n)を選択し、これら選択したn個の動作設定パラメータで構成される第3設定を出力部25に出力する。ここでは、一例として設定3として選択されたパラメータ1〜nの内容をa、b、b、〜aと表記している。
出力部25は、選択部24により選択された一以上の動作設定パラメータを含む第3設定を機器3に対して出力する。本実施の形態では、出力部25は、選択部24により選択された、図5Cに示すようなn個の動作設定パラメータ(図でパラメータ1〜n)で構成される第3設定を、例えば機器3a(空調機器)や機器3b(照明機器)など制御対象の機器3に制御命令として、通信部27を介して出力する。
通信部27は、プロセッサ201及び通信I/F203により実現され、例えば図4に示すように、センサ通信機能部271と、機器通信機能部272と、サーバ通信機能部273とを有する。センサ通信機能部271は、センサ4aやセンサ4bなどのセンサ4と通信する機能を有し、センサ4と通信することで、センサ4が検知した施設1の環境情報を取得し、入力部21に入力する。機器通信機能部272は、機器3a(空調機器)や機器3b(照明機器)など制御対象の機器3と通信する機能を有する。機器通信機能部272は、制御対象の機器3と通信することで、制御対象の機器3に現在設定されている設定2を取得して入力部21に入力したり、出力部25より出力された、制御対象の機器3に設定すべき設定3を制御対象の機器3に送信したりする。サーバ通信機能部273は、電力会社等が所有する外部サーバと通信する機能を有し、当該外部サーバと通信することで、当該外部サーバから出力されるDR要請を取得し、入力部21に入力する。
[制御装置2の動作]
次に、以上のように構成される制御装置2の動作例として、制御対象の機器に設定3を出力するまでの処理について説明する。
図6は、実施の形態に係る制御装置2の動作例を示すフローチャートである。図7は、図6のS12の処理の詳細例を示すフローチャートである。以下、図6および図7に即して制御装置2の動作を説明する。
まず、制御装置2は、入力情報に基づいて、制御対象の機器に設定すべき一以上の動作設定パラメータを含む第1設定を決定する(S10)。具体的には、上述したように、決定部23は、例えば図5Aに示すn個の動作設定パラメータ(図でパラメータ1〜n)で構成される設定1を、制御装置2が得た入力情報に基づいて決定する。
次に、制御装置2は、制御対象の機器に現在設定されている一以上の動作設定パラメータを含む第2設定を制御対象の機器から取得する(S11)。具体的には、上述したように、取得部22は、例えば図5Bに示すn個の動作設定パラメータ(図でパラメータ1〜n)で構成される設定2であって制御対象の機器3に現在設定されている設定2を、制御対象の機器3から取得する。
次に、制御装置2は、第1設定に含まれる動作設定パラメータと、対応する第2設定に含まれる動作設定パラメータとを比較し、いずれかのパラメータを選択する(S12)。具体的には、上述したように、選択部24は、図5Aに示す設定1のn個の動作設定パラメータ(図でパラメータ1〜n)それぞれの内容と、図5Bに示す設定2のn個の動作設定パラメータ(図でパラメータ1〜n)それぞれの内容とを比較し、いずれかを選択する。
ここで、より詳細な動作例について図5A〜図5Cおよび図7を用いて説明する。すなわち、まず、選択部24は、例えば図5Bに示す設定2のパラメータ1と例えば図5Aに示す設定1のパラメータ1とを比較し(S121)、設定2のパラメータ1が再利用可かどうかを判定する(S122)。再利用可である場合には(S122でYes)、選択部24は、設定2のパラメータ1を選択する(S123)。一方、再利用不可である場合には(S122でNo)、選択部24は設定1のパラメータ1を選択する(S124)。そして、選択部24は、このような処理をパラメータ1〜nまで繰り返す。なお、S122において、選択部24は、設定2のパラメータiが再利用可かどうかは、制御の主目的によって判定することができる。例えば、室温を監視して快適な環境をユーザに提供する機能では、制御対象の機器3が機器3a(空調機器)、入力情報が施設1の温度であり、その温度がユーザにとって高くて熱中症になる恐れがある場合には、施設1の温度を下げることが主目的となる。この場合、制御の主目的から、パラメータiが温度を設定する動作設定パラメータであれば、設定2のパラメータiは再利用不可であり、パラメータiが風向きを設定する動作設定パラメータであれば、設定2のパラメータiは再利用可能と判定することができる。
次に、制御装置2は、S12において選択された動作設定パラメータ群を含む第3設定を当該制御対象の機器に対して出力する(S13)。具体的には、上述したように、出力部25は、選択部24により選択された、図5Cに示すn個の動作設定パラメータ(図でパラメータ1〜n)で構成される第3設定を、制御対象の機器3に、制御命令として出力する。
このようにして、制御装置2は、制御対象の機器3に対する自動制御を行う場合に、当該機器3の現在の設定2を参照して再利用できるものは再利用することができる。これにより、制御装置2は、ユーザの好みにより合った設定で当該機器3を自動制御することができる。
なお、上述したように制御装置2が施設1における制御対象の機器3を自動制御する前に、ユーザの承認(確認)が必要とされる場合がある。この場合の処理について図8を用いて説明する。
図8は、実施の形態に係る制御装置2の出力部25の処理の別の例を示すフローチャートである。すなわち、制御装置2は、施設1における制御対象の機器3を自動制御する前に、ユーザの承認(確認)が必要とされる場合、図6のS13に代えて図8に示す処理を行う。
具体的には、まず、出力部25は、ユーザの携帯端末5に、設定3による制御の承諾を求める旨を示すメッセージを通知する(S131)。具体的には、出力部25は、選択部24で選択された動作設定パラメータ群を含む第3設定で制御対象の機器3を制御してよいかどうかの承諾を求めるメッセージを、通信部27を介して携帯端末5に出力する。
次に、出力部25は、ユーザにより設定3による制御の承諾があった場合(S132のYes)、設定3を制御対象の機器3に出力する(S133)。これにより、制御装置2は、制御対象の機器3の制御を設定3で行うことができる。一方、出力部25は、ユーザにより設定3による制御の承諾がなかった場合には(S132のNo)、設定3を制御対象の機器3に出力しない(S134)。この場合、制御装置2は、制御対象の機器3の制御を設定2のままで行うことになる。
(実施例1)
ここで、制御装置2の制御対象の機器3が機器3a(空調機器)であり、入力情報が施設1の温度(環境情報)である場合の一具体的態様を、実施例1として説明する。
図9A〜図9Cは、実施例1に係る動作設定パラメータの一例を示す図である。
図9Aは入力情報に基づき決定された設定1の動作設定パラメータの一例を示している。換言すると、決定部23は、図9Aに示すように5個の動作設定パラメータ(運転状態、運転モード、温度設定、風量および風向き)で構成される設定1を、制御装置2がセンサ4aから得た入力情報である施設1の温度に基づいて決定している。図9Aには、運転状態はON(電源がONされている状態)、運転モードは冷房、設定温度は24℃、風量は強および風向きは水平である場合の例が示されている。なお、本実施例では、運転状態には、ON、OFF(電源がOFFされている状態)があり、運転モードには、冷房、暖房、除湿があり、設定温度は摂氏で表現され、風量には、強、中、弱があり、風向きには、水平、上(上向き)、下(下向き)、ルーパがあるとしている。しかし、これらには限らないのはいうまでもない。
図9Bは制御対象の機器3a(空調機器)の現在の設定である設定2の動作設定パラメータの一例を示している。換言すると、取得部22は、図9Bに示すように5個の動作設定パラメータ(運転状態、運転モード、温度設定、風量および風向き)で構成される設定2であって制御対象の機器3a(空調機器)に現在設定されている設定2を、機器3a(空調機器)から取得する。図9Bには、運転状態はON(電源がONされている状態)、運転モードは除湿、設定温度は28℃、風量は弱および風向きは下(下向き)である場合の例が示されている。
図9Cは、ユーザの好みに合うように制御装置2により選択された設定3の動作設定パラメータの一例を示している。換言すると、選択部24は、図9Aに示す設定1の5個の動作設定パラメータ(運転状態、運転モード、温度設定、風量および風向き)それぞれの内容と、図9Bに示す設定2の5個の動作設定パラメータ(運転状態、運転モード、温度設定、風量および風向き)それぞれの内容とを比較し、例えば図9Cに示すような5個の動作設定パラメータ(運転状態、運転モード、温度設定、風量および風向き)を選択している。図9Cには、運転状態はON(電源がONされている状態)、運転モードは冷房、設定温度は24℃、風量は弱および風向きは下(下向き)である場合の例が示されている。
なお、設定2の動作設定パラメータの内容を再利用するかどうかは、上述したように、制御の主目的から判定することができる。
(実施例2)
次に、制御装置2の制御対象の機器3が機器3b(照明機器)であり、入力情報が施設1の照度(環境情報)である場合の一具体的態様を、実施例2として説明する。
図10A〜図10Cは、実施例2に係る動作設定パラメータの一例を示す図である。
図10Aは入力情報に基づき決定された設定1の動作設定パラメータの一例を示している。換言すると、決定部23は、図10Aに示すように3個の動作設定パラメータ(動作状態、明るさ、色温度)で構成される設定1を、制御装置2がセンサ4bから得た入力情報である施設1の照度に基づいて決定している。なお、色温度を測定する場合には、センサ4bに加えて色温度計を用いてもよい。つまり、設定1を、制御装置2がセンサ4bから得た入力情報である施設1の照度と色温度計から得た入力情報である施設1の色温度とに基づいて決定してもよい。図10Aには、動作状態はON(電源がONされている状態)、明るさは10段階の5、色温度は4000K(白色)である場合の例が示されている。なお、本実施例では、動作状態には、ON、OFF(電源がOFFされている状態)があり、明るさには、10を最大照度とした10段階あり、色温度には2700K(電球色)から5000K(昼白色)があるとしている。しかし、これらには限らないのはいうまでもない。
図10Bは制御対象の機器3b(照明機器)の現在の設定である設定2の動作設定パラメータの一例を示している。換言すると、取得部22は、図10Bに示すように3個の動作設定パラメータ(動作状態、明るさ、色温度)で構成される設定2であって制御対象の機器3b(照明機器)に現在設定されている設定2を、機器3b(照明機器)から取得する。図10Bには、動作状態はON(電源がONされている状態)、明るさは10段階の3、色温度は3000K(電球色)である場合の例が示されている。
図10Cは、ユーザの好みに合うように制御装置2により選択された設定3の動作設定パラメータの一例を示している。換言すると、選択部24は、図10Aに示す設定1の3個の動作設定パラメータ(動作状態、明るさ、色温度)それぞれの内容と、図10Bに示す設定2の3個の動作設定パラメータ(動作状態、明るさ、色温度)それぞれの内容とを比較し、例えば図10Cに示すような3個の動作設定パラメータ(動作状態、明るさ、色温度)を選択している。図10Cには、動作状態はON(電源がONされている状態)、明るさは10段階の5、色温度は3000K(電球色)である場合の例が示されている。
なお、設定2の動作設定パラメータの内容を再利用するかどうかは、上述したように、制御の主目的から判定することができる。
[効果等]
上述したように、本発明の一態様に係る制御装置は、需要家の施設1における一以上の機器3を制御するネットワーク(HAN等)に接続された制御装置2であって、制御対象の機器3に設定すべき一以上の動作設定パラメータを含む第1設定を、制御装置2が得た入力情報に基づいて決定する決定部23と、制御対象の当該機器3に現在設定されている一以上の動作設定パラメータを含む第2設定を、制御対象の当該機器3から取得する取得部22と、第1設定に含まれる一以上の動作設定パラメータと、対応する第2設定に含まれる一以上の動作設定パラメータとを比較し、いずれかを選択する選択部24と、選択部24により選択された一以上の動作設定パラメータを含む第3設定を制御対象の機器3に対して出力する出力部25とを備える。
これにより、制御装置2は、制御対象の機器3に対する自動制御を行う場合に、当該機器3の現在の設定2を参照して再利用できるものは再利用することができるので、制御装置2は、ユーザの好みにより合った設定で当該機器3を自動制御することができる。
ここで、例えば、入力情報は、制御装置2の外部から入力される、使用電力の削減を要請するDR(デマンドレスポンス)要請であってもよいし、入力情報は、需要家の施設1における環境情報であってもよいし、制御装置2に予め設定された制御情報であってもよいし、利用者により設定された制御情報であってもよい。
さらに、例えば、制御対象の機器3は、空調機器であり、一以上の動作設定パラメータは、運転状態、運転モード、温度設定、風量および風向きのうちの少なくとも一の設定値であってもよい。また、例えば、制御対象の機器3は、照明機器であり、一以上の動作設定パラメータは、動作状態、明るさおよび色温度のうち少なくとも一の設定値であってもよい。
また、本発明の一態様に係る制御方法は、需要家の施設1における一以上の機器3を制御するネットワーク(HAN等)に接続された制御装置2における制御方法であって、制御装置2が得た入力情報に基づいて、制御対象の機器3に設定すべき一以上の動作設定パラメータを含む第1設定を決定する決定ステップと、制御対象の当該機器3に現在設定されている一以上の動作設定パラメータを含む第2設定を制御対象の当該機器3から取得する取得ステップと、第1設定に含まれる動作設定パラメータと、対応する第2設定に含まれる動作設定パラメータとを比較し、いずれかを選択する選択ステップと、選択ステップにおいて選択された動作設定パラメータを含む第3設定を制御対象の当該機器3に対して出力する出力ステップとを含む。
これにより、制御装置2が制御対象の機器3に対する自動制御を行う場合に、当該機器3の現在の設定2を参照して再利用できるものは再利用することができるので、制御装置2に、ユーザの好みにより合った設定で当該機器3を自動制御することができる制御方法を実現できる。
また、本発明の一態様に係る制御システムは、需要家の施設1における一以上の機器3と、制御対象の機器3を制御するネットワーク(HAN等)に接続された制御装置2とを備える制御システム100であって、制御装置2は、制御装置2が得た入力情報に基づいて、制御対象の機器3に設定すべき一以上の動作設定パラメータを含む第1設定を決定する決定部23と、制御対象の当該機器3に現在設定されている一以上の動作設定パラメータを含む第2設定を制御対象の機器3から取得する取得部22と、第1設定に含まれる動作設定パラメータと、対応する第2設定に含まれる動作設定パラメータとを比較し、いずれかを選択する選択部24と、選択部24により選択された動作設定パラメータを含む第3設定を制御対象の当該機器3に対して出力する出力部とを有する。
これにより、制御装置2が制御対象の機器3に対する自動制御を行う場合に、当該機器3の現在の設定2を参照して再利用できるものは再利用することができるので、制御装置2に、ユーザの好みにより合った設定で当該機器3を自動制御することができる制御システムを実現できる。
また、本発明の一態様に係るプログラムは、需要家の施設1における一以上の機器3を制御するネットワーク(HAN等)に接続された制御装置2におけるプログラムであって、制御装置2が得た入力情報に基づいて、制御対象の機器3に設定すべき一以上の動作設定パラメータを含む第1設定を決定する決定ステップと、制御対象の当該機器3に現在設定されている一以上の動作設定パラメータを含む第2設定を制御対象の当該機器3から取得する取得ステップと、第1設定に含まれる動作設定パラメータと、対応する第2設定に含まれる動作設定パラメータとを比較し、いずれかを選択する選択ステップと、選択ステップにおいて選択された動作設定パラメータを含む第3設定を制御対象の当該機器3に対して出力する出力ステップとを含む。
これにより、制御装置2が制御対象の機器3に対する自動制御を行う場合に、当該機器3の現在の設定2を参照して再利用できるものは再利用することができるので、制御装置2に、ユーザの好みにより合った設定で当該機器3を自動制御することができるプログラムを提供することができる。
(変形例)
上記実施の形態では、制御装置2は、施設1に設置されているとして説明したが、それに限らず、施設1の外部からネットワーク(外部ネットワーク)を介して、施設1における制御対象の機器3を制御するとしてもよい。以下、この場合の例を変形例として説明する。
図11は、変形例に係る制御システム100aの全体構成の一例を示す図である。なお、図1と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図11に示す制御システム100aは、図1に示す制御システム100に対して、制御装置2aが施設1の外部に設置され、AiSEG(登録商標)などの制御機器6が追加されている点で構成が異なる。
制御機器6は、施設1における1以上の機器3を制御するネットワーク(HAN等)に接続されており、制御装置2aの制御命令を受信して、制御装置2aの制御対象である機器3を制御する。
外部ネットワーク7は、施設1の外のネットワークであり、例えばインターネットなどの汎用ネットワークである。外部ネットワーク7は、施設1内のHAN等のネットワークに接続されている。本変形例では、外部ネットワーク7は、制御機器6を介して施設1内のHAN等のネットワークに接続されている。
制御装置2aは、上述した制御装置2の機能を全て有し、外部ネットワーク7と接続されている。制御装置2aは、外部ネットワーク7を介して制御対象の機器3に対して第3設定を出力する。これにより、制御装置2aは、外部ネットワーク7を介して、制御対象の機器3を制御することができる。本変形例では、制御装置2は、制御機器6を介して制御対象の機器3に対して第3設定を出力する。
なお、上述の実施の形態では、制御装置2aは、施設1における制御対象の機器3が制御できればよいので、施設1の内外に設置される装置(据え置き型の装置)である場合に限らない。例えば、施設1の管理者、住人等に保有され可搬性を有する装置(例えば携帯端末等)であってもよい。
携帯端末5は、図11では、外部ネットワーク7と接続されているが、これに限らない。携帯端末5は、施設1内にあり、無線通信等で外部ネットワーク7に接続されるとしてもよいし、施設1内にあり、制御機器6を介して外部ネットワーク7と接続されるとしてもよい。いずれにせよ、携帯端末5は、制御装置2aが施設1における一以上の機器3を自動制御する前に、ユーザの承認または確認が必要とされるとき、制御装置2より制御対象の機器3を制御する内容(設定等)が事前に送信される。そして、携帯端末5は、表示部にその内容を表示し、ユーザによりその内容(設定等)が確認または承認された場合には、確認または承認された旨を制御装置2aに送信する。
(他の実施の形態等)
上述した実施の形態は一例にすぎず、各種の変更、付加、省略等が可能であることは言うまでもない。
また、DR要請では、施設1の使用電力の削減を要請する旨を示す情報に限らず、DR要請に係る制御内容を示す情報が含まれていてもよい。但し、DR要請に制御内容を示す情報が含まれている場合であっても、制御装置2等は、制御内容に基づき、制御対象の機器3に設定すべき一以上の動作設定パラメータを含む第1設定を決定し、制御対象の機器に現在設定されている一以上の動作設定パラメータを含む第2設定を取得する。そして、制御装置2は、これらを比較していずれかを選択することは実施の形態で述べたとおりに行う。
また、上述した制御部26における決定部23及び選択部24の機能分担は任意であり、一方の機能の一部又は全部を他方が包含し得る。
また、制御は、予め制御装置2等に機能として設定されていたり、利用者が設定した情報に基づいても実現されてもよい。制御装置2等に特定の時刻に節電制御を行うよう設定されている場合、該当時刻になった際に、制御装置2等は設定された節電情報に基づいて制御対象の機器3に設定すべき一以上の動作設定パラメータを含む第1設定を決定し、制御対象の機器に現在設定されている一以上の動作設定パラメータを含む第2設定を取得する。そして、制御装置2は、これらを比較していずれかを選択することは実施の形態で述べたとおりに行う。
また、上述の制御装置2等の動作手順の全部又は一部は、制御装置2等のハードウェアにより実現されても、ソフトウェアを用いて実現されてもよい。なお、ソフトウェアによる処理は、制御装置2等に含まれるプロセッサがメモリに記憶された制御プログラムを実行することにより実現されるものである。また、その制御プログラムを記録媒体に記録して頒布や流通させてもよい。例えば、頒布された制御プログラムを装置にインストールして、装置のプロセッサに実行させることで、その装置に、例えば上述した制御装置2等の動作の全部又は一部を行わせることが可能となる。
また、上述した実施の形態で示した構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明の範囲に含まれる。
なお、本発明の包括的又は具体的な各種態様には、装置、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラム、コンピュータで読み取り可能な記録媒体等の1つ又は複数の組み合わせが含まれる。
その他、上記実施の形態に対して当業者が思い付く各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
1 施設
2、2a 制御装置
3、3a、3b 機器、
5 携帯端末
6 制御機器
7 外部ネットワーク
22 取得部
23 決定部
24 選択部
25 出力部
100、100a 制御システム

Claims (11)

  1. 需要家の施設における一以上の機器を制御するためのネットワークに接続された制御装置であって、
    制御対象の機器に設定すべき一以上の動作設定パラメータで構成される第1設定を、前記制御装置が得た入力情報に基づいて決定する決定部と、
    前記機器に現在設定されている一以上の動作設定パラメータで構成される第2設定を、前記機器から取得する取得部と、
    前記第1設定に構成される一以上の動作設定パラメータと、対応する前記第2設定に構成される一以上の動作設定パラメータとを比較し、前記制御装置の制御の主目的が達成されるように、いずれかを選択する選択部と、
    前記選択部により選択された一以上の動作設定パラメータで構成される第3設定を前記機器に対して出力する出力部とを備える、
    制御装置。
  2. 前記入力情報は、前記制御装置の外部から入力される、使用電力の削減を要請するDR(デマンドレスポンス)要請である、
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記入力情報は、前記需要家の施設における環境情報である、
    請求項1に記載の制御装置。
  4. 前記入力情報は、前記制御装置に予め設定された制御情報、または前記需要家により設定された制御情報である、
    請求項1に記載の制御装置。
  5. 前記機器は、空調機器であり、
    前記一以上の動作設定パラメータは、運転状態、運転モード、温度設定、風量および風向きのうちの少なくとも一の設定値である、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の制御装置。
  6. 前記機器は、照明機器であり、
    前記一以上の動作設定パラメータは、動作状態、明るさおよび色温度のうち少なくとも一の設定値である、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の制御装置。
  7. 需要家の施設における一以上の機器を制御するネットワークに接続された制御装置における制御方法であって、
    前記制御装置が得た入力情報に基づいて、制御対象の機器に設定すべき一以上の動作設定パラメータで構成される第1設定を決定する決定ステップと、
    前記機器に現在設定されている一以上の動作設定パラメータで構成される第2設定を前記機器から取得する取得ステップと、
    前記第1設定に構成される動作設定パラメータと、対応する前記第2設定に構成される動作設定パラメータとを比較し、前記制御装置の制御の主目的が達成されるように、いずれかを選択する選択ステップと、
    前記選択ステップにおいて選択された動作設定パラメータで構成される第3設定を前記機器に対して出力する出力ステップとを含む、
    制御方法。
  8. 需要家の施設における一以上の機器と、前記機器を制御するネットワークに接続された制御装置とを備える制御システムであって、
    前記制御装置は、
    当該制御装置が得た入力情報に基づいて、制御対象の機器に設定すべき一以上の動作設定パラメータで構成される第1設定を決定する決定部と、
    前記機器に現在設定されている一以上の動作設定パラメータで構成される第2設定を前記機器から取得する取得部と、
    前記第1設定に構成される動作設定パラメータと、対応する前記第2設定に構成される動作設定パラメータとを比較し、前記制御装置の制御の主目的が達成されるように、いずれかを選択する選択部と、
    前記選択部により選択された動作設定パラメータで構成される第3設定を前記機器に対して出力する出力部とを有する、
    制御システム。
  9. 前記ネットワークは、前記施設の外のネットワークである外部ネットワークと接続されており、
    前記制御装置は、前記外部ネットワークを介して前記機器に対して前記第3設定を出力する、
    請求項8に記載の制御システム。
  10. 需要家の施設における一以上の機器を制御するネットワークに接続された制御装置におけるプログラムであって、
    前記制御装置が得た入力情報に基づいて、制御対象の機器に設定すべき一以上の動作設定パラメータで構成される第1設定を決定する決定ステップと、
    前記機器に現在設定されている一以上の動作設定パラメータで構成される第2設定を前記機器から取得する取得ステップと、
    前記第1設定に構成される動作設定パラメータと、対応する前記第2設定に構成される動作設定パラメータとを比較し、前記制御装置の制御の主目的が達成されるように、いずれかを選択する選択ステップと、
    前記選択ステップにおいて選択された動作設定パラメータで構成される第3設定を前記機器に対して出力する出力ステップとを、
    コンピュータに実行させるためのプログラム。
  11. 前記出力部は、
    前記施設のユーザの携帯端末に対して、前記第3設定による制御の承諾を求める旨を示すメッセージを通知し、前記承諾があった場合のみ、前記第3設定を前記機器に対して出力する、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の制御装置。
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