JP2015103211A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】不快感を与えずにスキミングを防止することができる。
【解決手段】磁気読取部2にカード1が挿入されるカード挿入口2aを有し、ガイド部3は、カード1の一辺が挿入方向Bに摺動されてカード1をカード挿入口2aに案内し、保護部4は、カード挿入口2aのカード1の主面側の側部であって、内部にカード1が搬送される際に磁気記録媒体1aが通過する位置に設けられ、規制部5は、磁気記録媒体1aの挿入方向Bの先端部1aa近傍が保護部4に被されるようにカード1を規制する。これにより、スキミング装置6をカード挿入口2aに設置できなくなる。また、スキミング装置6が保護部4に設置されても、カード1を挿入方向Bに移動させると磁気記録媒体1aは、その先端部1aaからではなく、その途中からスキミング装置6を通過するため、スキミング装置6は磁気記録媒体1aの情報を盗み取ることができなくなる。
【選択図】図1

Description

磁気記録媒体を備えるカードを受け付けて情報処理を実行する情報処理装置に関する。
近年、各種情報が記憶された磁気ストライプが設けられたプラスチックカード(磁気カード)を受け付けて、当該磁気ストライプから情報を読み取り、規定の処理を実行する情報処理装置が様々な場所で利用されている。情報処理装置の一例として、金融機関等の自動取引装置(ATM:Automated Teller Machine)、役所等で証明書を自動で交付する証明書自動交付機、デパート等で買い物額に応じたポイントを付与するポイント付与機がある。
また、このような情報処理装置において、磁気カードから磁気ストライプに記憶されている情報を盗み取る犯罪(スキミング:Skimming)の被害が報告されている。例えば、自動取引装置は、一般に、ユーザが磁気カードをカード挿入口に挿入すると、挿入された磁気カードはローラにより自動取引装置内に一定速度で搬入されて、磁気カードの磁気ストライプから情報の読み出しが行われる。このような自動取引装置に対するスキミングでは、カード挿入口にスキミング装置が巧妙に設置されて、ユーザにより挿入された磁気カードが自動取引装置内に搬入される際に、スキミング装置も磁気ストライプが一定速度で通過する。また、磁気ストライプの(挿入方向)先端部から末端部がスキミング装置を通過するために、スキミング装置により、磁気ストライプに記録されている口座情報等が正常に再生されて盗み取られてしまう。なお、このスキミング方法では、磁気カードの自動取引装置内への搬入時に限らず、ユーザへの返却時に外部へ搬出する場合も同様に盗み取られる。
このようなスキミングの対策として、例えば、自動取引装置内に磁気カードを搬入する際に、一旦逆方向に搬出させて再び搬入させる等、磁気カードが一定速度で搬入(または搬出)されないようにローラの回転を制御することが行われている(例えば、特許文献1参照)。これにより、スキミング装置に磁気ストライプの情報を正常に再生できなくすることができる。
特許第3806271号公報
しかし、上記のスキミングの対策方法では、搬入される磁気カードを一旦逆方向に搬出させて再び搬入させるために、一旦搬出された磁気カードにユーザの指が当たってしまうおそれがあり、ユーザに操作性の不快感を与えてしまう。さらには、磁気カードが円滑に搬入されないために、ユーザに自動取引装置の故障の発生を疑わせてしまう。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、不快感を与えずにスキミングを防止することができる情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明の一観点によれば、磁気記録媒体を主面に備えるカードを受け付けて情報処理を実行する情報処理装置において、カード挿入口に前記磁気記録媒体の読み取り方向と平行に挿入された前記カードを内部に搬送させて、前記磁気記録媒体から情報を読み取る磁気読取部と、前記カードの一辺が前記カード挿入口への前記カードの挿入方向に摺動されて前記カードを前記カード挿入口に案内するガイド部と、前記カード挿入口の前記カードの主面側の側部であって、前記内部に前記カードが搬送される際に前記磁気記録媒体が通過する位置に設けられた保護部と、前記カード挿入口に対向して設けられ、前記ガイド部に前記カードの一辺が当接されると、前記磁気記録媒体の前記挿入方向の先端部近傍が前記保護部に被されるように前記カードを規制する規制部と、を有する情報処理装置が提供される。
このような情報処理装置では、スキミング装置の設置を防止し、また、スキミング装置が設置されても磁気カードの磁気記録媒体から情報を盗み取ることをできなくする。
第1の実施の形態に係る情報処理装置の概要を説明するための図である。 情報処理装置における磁気記録媒体の読み取りを説明するための図である。 第1の実施の形態に係る別の情報処理装置を説明するための図である。 第2の実施の形態に係る自動取引装置の一例を示す外観図である。 第2の実施の形態に係る自動取引装置が備えるハードウェア構成例を示す図である。 第2の実施の形態に係る自動取引装置が備えるカード処理ユニットのカード挿入口の一例を示す図(その1)である。 第2の実施の形態に係る自動取引装置が備えるカード処理ユニットのカード挿入口の一例を示す図(その2)である。 第2の実施の形態に係る自動取引装置で実行される取引処理のフローチャート(その1)である。 第2の実施の形態に係る自動取引装置で実行される取引処理のフローチャート(その2)である。 第2の実施の形態に係る自動取引装置の取引処理時の表示画面例を示す図である。 第2の実施の形態に係る自動取引装置で実行されるカード搬入処理のフローチャートである。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。
[第1の実施の形態]
第1の実施の形態の情報処理装置について図1を用いて説明する。
図1は、第1の実施の形態に係る情報処理装置の概要を説明するための図であり、図1(A)は情報処理装置10の要部側面図、図1(B)は図1(A)の一点鎖線Y−Yにおける上部断面図をそれぞれ表している。
情報処理装置10は、磁気記録媒体1aを主面に備えるカード1を受け付けて情報処理を実行するものであり、磁気読取部2と、ガイド部3、保護部4、規制部5を備えている。
磁気読取部2は、カード挿入口2aに磁気記録媒体1aの読み取り方向と平行に挿入されたカード1を内部に搬送させて、磁気記録媒体1aから情報を読み取る。磁気読取部2は、カード挿入口2aから挿入されたカード1をローラの回転により一定速度で内部(挿入方向B)に搬入し、磁気カードリーダで磁気記録媒体1aから情報を読み取る。磁気読取部2は、内部に搬入したカード1をローラの回転により外部(搬出方向C)に搬出する。また、磁気読取部2は、そのカード挿入口2aの向きが、主面が地面に対して垂直(縦向き)または水平(横向き)のカード1に対応するようにして、情報処理装置10に備えられている。なお、図1では、カード挿入口2aの向きが縦方向のカード1に対応する場合を示している。
ガイド部3は、カード1の(図1(A)中下側の)一辺がカード挿入口2aへのカード1の挿入方向Bに摺動されてカード1をカード挿入口2aに案内する。また、ガイド部3は、カード1を磁気読取部2から外部に搬出する際には搬出方向Cに案内する。
保護部4は、カード挿入口2aのカード1の磁気記録媒体1aが設けられた主面側の側部であって、内部にカード1が搬送される際に磁気記録媒体1aが通過する位置に設けられている。なお、保護部4の形状は、図1(A)では、楕円形の一部が利用されてはいるが、この形状に限定されず、操作方向Aで操作されて受け入れられたカード1の磁気記録媒体1aの挿入方向Bの先端部近傍が被されるような形状であれば構わない。
規制部5は、カード挿入口2aに対向して設けられ、ガイド部3にカード1の一辺が当接されると、磁気記録媒体1aの挿入方向Bの先端部近傍が保護部4に被されるようにカード1を規制する。
このような情報処理装置10では、ユーザは、カード1を操作方向Aに操作して、入れる。ユーザは、カード1の一辺がガイド部3に当接したら、カード1を挿入方向Bに移動させる。このように移動されたカード1は、カード挿入口2aから情報処理装置10の磁気読取部2内に一定速度で搬入される。また、情報処理装置10の処理完了後、磁気読取部2のカード挿入口2aからカード1が搬出されると、ユーザは、カード1を搬出方向Cに引き出して、カード1の(搬出方向C)末端部(図1中左側)がカード挿入口2aから抜け出る。さらに、ユーザは、カード1を操作方向Dに操作して取り出すことで、カード1が返却される。
さらに、このような構成を有する情報処理装置10の詳細について図1並びに図2を用いて説明する。
図2は、情報処理装置における磁気記録媒体の読み取りを説明するための図であり、図2(A)は図1において保護部4が設けられていない場合、図2(B)は図1において規制部5が設けられていない場合をそれぞれ示している。
図1の情報処理装置10において、保護部4が無い場合には、スキミング装置6をカード挿入口2aに容易に設置することができる。この場合において、ユーザは、図2(A)に示すように、カード1を操作方向Aに操作し、カード1の(図2中下側の)一辺をガイド部3に当接させて、カード1を挿入方向Bに移動させると、磁気記録媒体1aの先端部1aa(図2中左側)から末端部1ab(図2中右側)がスキミング装置6を通過してしまい、スキミング装置6は磁気記録媒体1aの情報を正常に再生できるために磁気記録媒体1aの情報が盗み取られてしまう。
また、図1の情報処理装置10において、規制部5が設けられていない場合について説明する。この際、仮に、スキミング装置6が、磁気記録媒体1aが通過するような保護部4の箇所に設置されているものとする。ユーザは、図2(B)に示すように、操作方向A1に操作してガイド部3に当接したカード1を挿入方向Bに移動させると、磁気記録媒体1aの先端部1aaから末端部1abがスキミング装置6を通過してしまう。このために、スキミング装置6により磁気記録媒体1aの情報が盗み取られてしまう。
さらに、情報処理装置10において、図2(A),(B)のいずれにおいても、内部に搬入したカード1をユーザに返却するために外部(搬出方向C)に搬出する場合、磁気記録媒体1aの先端部1aa(図2中右側)から末端部1ab(図2中左側)がスキミング装置6を通過してしまう。このため、カード1の搬出時も搬入時と同様に、スキミング装置6により磁気記録媒体1aの情報が盗み取られてしまう。
一方、情報処理装置10は、図1に示すように、磁気読取部2、ガイド部3に加えて、保護部4、規制部5を備えている。特に、保護部4は、カード挿入口2aに設けられているために、スキミング装置6のカード挿入口2aへの設置を防止することができる。このような情報処理装置10において、ユーザは、図1(A)に示すように、カード1を操作方向Aに操作し、カード1の一辺がガイド部3に当接すると、カード1の末端部(図1中右側)は規制部5に規制されて、磁気記録媒体1aの先端部1aa(図1中左側)は保護部4に被された状態となる。この状態から、ユーザはカード1を挿入方向Bに移動させて、カード1を磁気読取部2に挿入させる。ここで、図2(B)と同様に保護部4にスキミング装置6が設置されているとすれば、カード1と共に挿入方向Bに移動する磁気記録媒体1aは、その先端部1aaからではなくその途中からスキミング装置6を通過するようになる。すなわち、スキミング装置6では磁気記録媒体1aの先端部1aaから末端部1abが通過されないために、磁気記録媒体1aの情報を正確に再生することができず、磁気記録媒体1aの情報を盗み取ることができない。
また、情報処理装置10では、磁気読取部2の内部に搬入したカード1をユーザに返却するために、外部(搬出方向C)に搬出する際にも、磁気記録媒体1aは、図2(B)と同様に保護部4に設置されたスキミング装置6を末端部1ab(図1中右側)から、その途中までが通過する。このため、スキミング装置6は、磁気記録媒体1aの情報を正確に再生することができず、磁気記録媒体1aの情報を盗み取ることができない。
このように、上記情報処理装置10では、カード挿入口2aにカード1が挿入される磁気読取部2を有し、ガイド部3は、カード1の一辺が挿入方向Bに摺動されてカード1をカード挿入口2aに案内し、保護部4は、カード挿入口2aのカード1の主面側の側部であって、内部にカード1が搬送される際に磁気記録媒体1aが通過する位置に設けられ、規制部5は、磁気記録媒体1aの挿入方向Bの先端部1aa近傍が保護部4に被されるようにカードを規制する。これは、保護部4の端部から規制部5の端部までの距離L3は、カード1の磁気記録媒体1aの長さL2より短く、L2>L3となる。これにより、スキミング装置6のカード挿入口2aへの設置を防止することができる。また、スキミング装置6が(磁気記録媒体1aが通過する)保護部4に設置されたとしても、カード1を挿入方向Bに移動させると磁気記録媒体1aは、その先端部1aaからではなく、その途中からスキミング装置6を通過するようになる。このため、スキミング装置6は磁気記録媒体1aの情報を正確に再生することができないために、磁気記録媒体1aの情報が盗み取られることを防止することができる。ユーザは、カード1を操作方向Aに操作し、ガイド部3に沿ってカード1を挿入方向Bに挿入するだけで、不快に感じずにカード1を情報処理装置10に挿入することができる。また、情報処理装置10からカード1をユーザに返却する際も、同様に、スキミング装置6は磁気記録媒体1aの情報を正確に再生することができないために、磁気記録媒体1aの情報が盗み取られることを防止することができる。
また、情報処理装置10は次のような形態にすることも可能である。
図3は、第1の実施の形態に係る別の情報処理装置を説明するための図である。
なお、図3(A)は、別の情報処理装置の側面図を、図3(B)は、カード1の挿入角度を説明するための図をそれぞれ表している。
情報処理装置10aでは、規制部5は、図1の情報処理装置10において、規制部5のガイド部3に対して図3(A)に示すように、ガイド部3の鉛直方向に対して挿入方向Bの反対側(図3(A)中右側)に傾斜している。
このような情報処理装置10aでは、規制部5が傾斜することで、情報処理装置10と比較して、カード挿入口2aと規制部5の上部との間(図3(A)中の距離L1)が広がる。このため、ユーザは、カード1を操作方向A2に入れやすくなり、さらに、操作方向A2がガイド部3に対して傾斜しているために、カード1の移動方向を操作方向A2から挿入方向Bに変更しやすくなる。これは、保護部4の端部から規制部5の端部までの距離L4は、カード1の磁気記録媒体1aの長さL2より短く、L1>L2>L4となる。このため、情報処理装置10aは、ユーザの操作性が向上して、情報処理装置10と同様の効果が得られる。
なお、規制部5の傾斜角度は、カード1を操作方向A2に操作してカード1の一辺を図3(A)に示すようにガイド部3に当接させるのであれば、どのような角度であっても構わない。
また、カード1を挿入させる角度については、図3(B)の様に、磁気記録媒体1aの長さL2だけ水平方向に移動させて、カード1の挿入角度がβ以下の角度で挿入された時、磁気記録媒体1aは、スキミング装置により、読み取られる恐れがある。従って、磁気記録媒体1aの幅L5が、先端部1aaから末端部1abまでが通らない角度αでカード1を挿入させて、且つ、カード1の底面が、ガイド部3に当接した時に、保護部4が磁気記録媒体1aの先端部1aa周辺の一部を覆い隠す状態となっていることにより、スキミング装置が設置されていてもスキミング装置は磁気記録媒体1aの情報を正確に再生することができない。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態では、第1の実施の形態の情報処理装置の一例として、自動取引装置を例に挙げて具体的に説明する。
自動取引装置について図4を用いて説明する。
図4は、第2の実施の形態に係る自動取引装置の一例を示す外観図である。
自動取引装置100には、図4に示すように、受付画面等を表示する表示部120aと、ユーザから操作入力を受け付ける入力検知部120b、磁気カードが挿入/排出されるカード挿入口131、通帳が挿入/排出される通帳挿入/排出口141、硬貨が入出金される硬貨入出金口151、紙幣が入出金される紙幣入出金口161が設けられている。
さらに、このような外観である自動取引装置100のハードウェア構成について図5を用いて説明する。
図5は、第2の実施の形態に係る自動取引装置が備えるハードウェア構成例を示す図である。
自動取引装置100は、自動取引装置100で実行される処理の制御を行う制御ユニット110と、ユーザからの操作入力を受け付け、また、受付画面等を表示する表示ユニット120を有する。また、磁気カードをカード挿入口131から挿入・排出するカード処理ユニット130と、通帳を通帳挿入/排出口141から挿入・排出する通帳処理ユニット140、硬貨を硬貨入出金口151から入出金する硬貨処理ユニット150、紙幣を紙幣入出金口161から入出金する紙幣処理ユニット160を有する。
制御ユニット110は、CPU(Central Processing Unit)110aと、RAM(Random Access Memory)110b、HDD(Hard Disk Drive)110c、グラフィック処理部110d、通信制御部110e、入出力インタフェース110fを備えており、これらの各部はバス110gで相互に接続されている。
CPU110aは、HDD110c等の記憶媒体に記憶された各種プログラムを実行することにより、この自動取引装置100全体を統括的に制御する。
RAM110bには、CPU110aに実行させるOS(Operating System)並びにプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM110bには、CPU110aによる処理に必要な各種データが格納される。
HDD110cには、自動取引装置100上のOSやアプリケーションのプログラムが格納される。また、HDD110cには、CPU110aによる処理に必要な各種情報が格納される。
グラフィック処理部110dには、表示ユニット120の表示部120aが接続されている。グラフィック処理部110dは、CPU110aからの命令に従って所定の画面を表示ユニット120の表示部120aに表示させる。
通信制御部110eは、自動取引装置100の管理等を行う図示を省略するホストコンピュータと金融系ネットワークとをそれぞれ介して通信可能に接続されており、ホストコンピュータと信号の送受信を行う。
入出力インタフェース110fには、表示ユニット120の入力検知部120bと、カード処理ユニット130、通帳処理ユニット140、硬貨処理ユニット150、紙幣処理ユニット160が接続されている。また、入出力インタフェース110fは、可搬型記録媒体170への情報の書き込み、及び可搬型記録媒体170への情報の読み出しが可能な可搬型記録媒体インタフェースと接続可能になっている。入出力インタフェース110fは、バス110gを介してCPU110aからの制御信号を各ユニットに通知し、各ユニットからの信号を同様にCPU110aに通知する。
続いて、その他の各ユニットについて説明する。
表示ユニット120は、表示部120aと入力検知部120bとを備え、グラフィック処理部110dと入出力インタフェース110fにそれぞれ接続されている。
表示部120aは、グラフィック処理部110dからの画面情報に基づいて画面を表示する。
入力検知部120bは、いわゆる、タッチパネルであって、表示部120aが表示する画面に対するユーザのタッチを検知する。なお、入力検知部120bが検知した画面のタッチ位置に表示されている取引内容が制御ユニット110のCPU110aで実行される。
カード処理ユニット130は、カード挿入口131からユーザにより挿入された磁気カードの磁気ストライプに対して情報の読み出し等の処理を実行する。また、カード処理ユニット130は、読み出し等の処理が完了したら、磁気カードを搬送させてカード挿入口131から排出してユーザに返却する。なお、カード処理ユニット130のカード挿入口131の詳細については後述する。
通帳処理ユニット140は、通帳挿入/排出口141からユーザにより挿入された通帳を所定位置まで搬送し、ユーザからの取引実行指示に応じて実行された取引の履歴等を通帳の頁に印字する。また、通帳処理ユニット140は、取引履歴等の記録が完了した通帳を搬送して、通帳挿入/排出口141から排出して、ユーザに返却する。
硬貨処理ユニット150及び紙幣処理ユニット160は、自動取引装置100で実行した取引に応じて、当該取引の形式に基づく金額に対応する硬貨及び紙幣の入金または出金を硬貨入出金口151及び紙幣入出金口161に対して実行する。
次に、カード処理ユニット130の構成例について図6を用いて説明する。
図6及び図7は、第2の実施の形態に係る自動取引装置が備えるカード処理ユニットのカード挿入口の一例を示す図である。
なお、図6(A)は、カード処理ユニット130のカード挿入口131近傍の側面図、図6(B)は図6(A)のカード処理ユニット130のカード挿入口131近傍の上面図をそれぞれ表している。
カード処理ユニット130は、磁気ストライプXaを備える磁気カードXが縦向きに搬送路136に沿って挿入されるカード挿入口131を備え、一対の第1センサ132a1,132a2、一対の第1搬送ローラ133a1,133a2、シャッタ機構135、一対の第2センサ132b1,132b2、一対の第2搬送ローラ133b1,133b2が内蔵されている。
第1センサ132a1,132a2及び第2センサ132b1,132b2は、受光・発光素子であって、挿入または排出される磁気カードXを光学的に検知して磁気カードXの挿入状態を検知する。
第1搬送ローラ133a1,133a2は、軸134a1,134a2に軸支されており、制御ユニット110により軸134a1,134a2を介して、その回転速度が制御され、第1センサ132a1,132a2または第2センサ132b1,132b2を通過してきた磁気カードXを挿入方向Bまたは搬出方向Cに搬送するものである。
シャッタ機構135は、ユーザが磁気カードXを挿入できる領域と磁気データを読み取る領域とを区別するもので、磁気データを読み取る領域に搬入した磁気カードXを磁気カードリーダの外から物理的にアクセスできないようにするものである。
第2搬送ローラ133b1,133b2は、軸134b1,134b2に軸支されており、軸134b1,134b2を介して、その回転速度が制御されて、第2センサ132b1,132b2を通過してきた磁気カードXを挿入方向Bに搬送し、または、搬出方向Cに搬出するものである。
なお、第1搬送ローラ133a1,133a2及び第2搬送ローラ133b1,133b2並びにシャッタ機構135は、第1センサ132a1,132a2及び第2センサ132b1,132b2による磁気カードXの検出状況に応じて、制御ユニット110によりそれらの回転速度並びに開閉が制御される。
また、カード処理ユニット130には、カード挿入口131に対して、搬送路136と、一対の保護部137a,137b、規制部138が備えられている。
搬送路136は、カード挿入口131の外部から、カード挿入口131を通って、カード処理ユニット130の内部まで通じている。このような搬送路136は、磁気カードXの(図6(A)中下側の)一辺がカード挿入口131への挿入方向Bに摺動されて磁気カードXをカード挿入口131に案内する。また、搬送路136は、磁気カードXをカード処理ユニット130内の所定の領域まで案内する。なお、搬送路136には、搬送路136の鉛直方向に対して挿入方向Bの反対側に傾斜した傾斜面を備える傾斜部材136aが規制部138側に形成されている。
保護部137a,137bは、カード挿入口131の両側部(図6(B)参照)に搬送路136を挟み、間隙137cを空けて設けられている。また、保護部137a,137bは、図6(A)に示されるように、磁気カードXが間隙137cにセットされた際に、少なくとも、磁気カードXの磁気ストライプXaの挿入方向Bの先端近傍(図6(A)中左側)に被さるような形状を成している。図6(A)では、保護部137a,137bは間隙137cにセットされた磁気カードXの搬出方向Cの上方角部(図6(A)中右上部分)以外に被さり、凹部137aが形成された形状を成している。なお、保護部137b側も保護部137aと同様の形状を成しているが、その記載は省略する。このような保護部137a,137bは、特に、搬送路136にセットされた磁気カードXの破線領域136b(図6(A)中下側)に被さるような形状を成しているために、磁気カードXをカード挿入口131に円滑に挿入させることができる。
規制部138は、カード挿入口131に対向して設けられ、搬送路136に磁気カードXの一辺が当接されると、磁気ストライプXaの、少なくとも挿入方向Bの先端部Xaa近傍が保護部4に被されるように磁気カードXを規制する。
このようなカード処理ユニット130に対する磁気カードXの挿入及び返却について説明する。
自動取引装置100のカード処理ユニット130において、ユーザが、図6(A)に示すように、磁気カードXを操作方向A3に操作して間隙137cに入れると、磁気カードXの(図6(A)中下側)一辺が搬送路136に当接される。この際、磁気カードXの磁気ストライプXaの図6(A)中の左側は保護部137a,137bに被さった状態となる。なお、磁気カードXの両面に磁気ストライプがある場合には、保護部137bは、保護部137aと同じ形状で形成されていた方がよい。磁気ストライプが片面のみの場合には、磁気ストライプが設けられた磁気カードXの面側のみに保護部137aがあり、対向する面は、磁気カードXを挿入した場合は、当該磁気カードXを保持することができる形状(図7の破線で示す保護部137b2)であってもよい。また、磁気カードXは、搬送路136の傾斜部材136aにより図6(A)中反時計回りに傾斜する。ユーザはこの状態から磁気カードXを挿入方向Bに移動させると、磁気カードXは、傾斜部材136aによって傾斜しており、また、間隙137cにセットされた際に搬出方向Cの上方角部以外に被さる保護部137a,137bに案内されることからカード挿入口131に円滑に挿入される。保護部137a,137bは凹部137a1が形成されているために、磁気カードXを移動させるユーザの磁気カードXを持つ指が凹部137a1に収まり、磁気カードXをカード挿入口131に確実に挿入させることができる。また、この際、カード挿入口131には、保護部137a,137bが設けられているために、スキミング装置の設置を防止することができる。仮に、保護部137a,137bの磁気カードXの磁気ストライプXaが通過する箇所にスキミング装置が設置されたとしても、磁気カードXの磁気ストライプXaに保護部137a,137bが被さっているために、スキミング装置に対して、磁気カードXの磁気ストライプXaは先端部Xaaではなく、その途中から末端部Xabまでが通過する。このために、スキミング装置は、磁気ストライプXaの磁気データを正確に再生することができず、スキミング装置による磁気データの盗み取りを防止することができる。
また、自動取引装置100のカード処理ユニット130から磁気カードXをユーザに返却する際には、ユーザは、カード挿入口131から搬出方向Cに搬出された磁気カードXを搬出方向Cに引き出す。この際、引き出される磁気カードXは傾斜部材136aにより、(搬出方向Cの)末端部Xab(図6(A)中右側)が持ち上がり、ユーザは、磁気カードXを操作方向D1に操作して、取り出すことができる。この場合も、磁気カードXの挿入時と同様に、スキミング装置の設置が防止され、また、スキミング装置からの磁気データの盗み取りを防止することができる。
なお、カード処理ユニット130でも、第1の実施の形態(図3(A)を参照)と同様に、傾斜部材136aを設けずに、規制部138を傾斜させることも可能である。
次に、このようなカード処理ユニット130を備える自動取引装置100に磁気カードXを挿入して実行される取引処理について図8〜図10を用いて説明する。
なお、以下では、取引処理として支払い処理が実行される場合を例に挙げて説明する。
図8及び図9は、第2の実施の形態に係る自動取引装置で実行される取引処理のフローチャートである。
図10は、第2の実施の形態に係る自動取引装置の取引処理時の表示画面例を示す図である。なお、図10(A)は、取引選択画面の一例、図10(B)は磁気カードXの受け付け画面の一例、図10(C)は暗証番号・支払い金額受け付け画面の一例、図10(D)は、支払い処理中止画面の一例をそれぞれ表している。
[ステップS11] 制御ユニット110は、表示部120aに、例えば、図10(A)に示されるような取引選択画面を表示させる。
[ステップS12] 制御ユニット110は、入力検知部120bがユーザが取引選択画面の「支払い」ボタンを選択して、「OK」ボタンを押下したことを検知したか否かを判定する。
入力検知部120bが「支払い」ボタンが選択されて、「OK」ボタンが押下されたことを検知すると、制御ユニット110が、ステップS13の処理を実行する。このような検知が行われるまでは、入力検知部120bは「支払い」ボタンの選択を待ち受ける。
[ステップS13] 制御ユニット110は、例えば、図10(B)に示されるような磁気カードXの受け付け画面を表示部120aに表示させて、ユーザからの磁気カードXの受け付けを開始する。
[ステップS14] 制御ユニット110は、カード処理ユニット130に対する磁気カードXの受け付けを待ち受ける。
ここで、図6を用いて説明したように、ユーザが磁気カードXをカード処理ユニット130の操作方向A3に操作して間隙137cに入れて、磁気カードXの一辺が搬送路136に当接すると磁気カードXを挿入方向Bに移動させる。
制御ユニット110は、第1センサ132a1,132a2がカード挿入口131に挿入された磁気カードXを検出すると、ステップS30の処理を実行する。
[ステップS15] 制御ユニット110は、磁気カードXの受け付けを開始してから、所定の受付時間が経過したか否かを判定する。
制御ユニット110が、予め設定された受け付け時間が経過したことを判定すると、ステップS11の処理を再び実行し、当該受け付け時間が経過していないことを判定するとステップS14の処理を再び実行する。
[ステップS30] 制御ユニット110は、カード処理ユニット130の第1搬送ローラ133a1,133a2、シャッタ機構135、第2搬送ローラ133b1,133b2を制御して、カード挿入口131に挿入された磁気カードXをカード処理ユニット130の内部に搬入させる。
なお、ステップS30の処理の詳細については後述する。
[ステップS16] 制御ユニット110は、カード処理ユニット130に、内部に搬入させた磁気カードXの磁気ストライプXaから磁気データを読み取らせる。
[ステップS17] 制御ユニット110は、ステップS16の磁気データの読み取りが正常に実行されたか否かを判定する。
制御ユニット110は、磁気データの読み取りが正常に実行されたことを判定した場合にはステップS18の処理を実行し、正常に実行されなかった場合にはステップS22の処理を実行する。
[ステップS18] 制御ユニット110は、例えば、図10(C)に示されるような暗証番号及び支払い金額の入力受け付け画面を表示部120aに表示して、ユーザから入力検知部120bで暗証番号及び支払い金額を受け付ける。
[ステップS19] 制御ユニット110は、図示しないホストコンピュータにステップS18で受け付けた暗証番号及び支払い金額を通知して、支払い取引可能か否かを問い合わせる。
[ステップS20] 制御ユニット110は、ホストコンピュータからの支払い取引の可否の応答を受け付ける。
制御ユニット110は、ホストコンピュータから支払い取引の許可を受信すると、ステップS21の処理を実行し、支払い取引の不許可を受信するとステップS22の処理を実行する。
[ステップS21] 制御ユニット110は、紙幣処理ユニット160並びに硬貨処理ユニット150からステップS18で入力された支払い金額を出金させる。
[ステップS22] 制御ユニット110は、例えば、図10(D)に示すような取引中止画面を表示部120aに表示させる。
[ステップS23] 制御ユニット110は、カード処理ユニット130のシャッタ機構135を開放し、第1搬送ローラ133a1,133a2及び第2搬送ローラ133b1,133b2を回転させて、カード挿入口131から磁気カードXを搬出させて、ユーザに磁気カードXを返却する。
上記処理が完了すると、制御ユニット110は、再び、ステップS11の処理を実行する。
次に、ステップS30のカード搬入処理について図6並びに図11を用いて説明する。
図11は、第2の実施の形態に係る自動取引装置で実行されるカード搬入処理のフローチャートである。
[ステップS31] 制御ユニット110は、カード挿入口131への磁気カードXの挿入を第1センサ132a1,132a2が検知すると、モータを回転させる。
これにより、モータの回転により軸134a1,134a2及び軸134b1,134b2を回転駆動させて、第1搬送ローラ133a1,133a2及び第2搬送ローラ133b1,133b2が回転することにより、磁気カードXを内部に搬入する。
[ステップS32] 制御ユニット110は、制御してシャッタ機構135を開放する。
シャッタ機構135が開放されることにより、第1搬送ローラ133a1,133a2により磁気カードXがシャッタ機構135よりも内部(図6中左側)に搬入される。
[ステップS33] 制御ユニット110は、第2センサ132b1,132b2の磁気カードXの検知を待ち受けて、第2センサ132b1,132b2が磁気カードXの搬入を検知すると、ステップS34の処理を実行する。
[ステップS34] 制御ユニット110は、第2センサ132b1,132b2が磁気カードXを検知してから所定の時間が経過したか否かを判定する。
制御ユニット110は、所定の時間が経過するのを待って、所定の時間が経過したことを判定するとステップS35の処理を実行する。
[ステップS35] 制御ユニット110は、第2センサ132b1,132b2が磁気カードXを検知したか否かを判定する。
制御ユニット110は、第2センサ132b1,132b2が、磁気カードXを検知(磁気カードXが第2センサ132b1,132b2を搬入されて)して、磁気カードXを検知しなくなった(磁気カードXが第2センサ132b1,132b2を通過した)ことを判定すると、ステップS36の処理を実行する。
なお、第2センサ132b1,132b2が磁気カードXを検知しなくなると、磁気カードXは内部の磁気データを読み取る領域に搬入されたことになる。
[ステップS36] 制御ユニット110は、シャッタ機構135を閉鎖させる。
[ステップS37] 制御ユニット110は、シャッタ機構135の閉鎖後、所定の時間が経過したか否かを判定する。
制御ユニット110は、所定の時間が経過するのを待って、所定の時間が経過したことを判定すると、ステップS38の処理を実行する。
[ステップS38] 制御ユニット110は、モータの回転を停止して、第1搬送ローラ133a1,133a2及び第2搬送ローラ133b1,133b2の回転を停止させる。
このようにして、図6で説明した方法で挿入された磁気カードXは、カード処理ユニット130内に搬入されて、取引(支払い)処理が実行される。
なお、以上の処理内容を記述したプログラムは、制御ユニット110のHDD110cに格納しておくことができる。このプログラムの処理動作は、HDD110cから読み出されてRAM110bに展開され、それをCPU110aが実行することによって実現される。
また、以上の処理は、新たなハードウェアを追加したり既存のハードウェアを改造したりすることなく、既存のハードウェア資源をそのまま利用して実現することができる。
このように、上記自動取引装置100は、カード挿入口131に磁気カードXが挿入されるカード処理ユニット130を有し、搬送路136は、磁気カードXの一辺が挿入方向Bに摺動されて磁気カードXをカード挿入口131に案内し、保護部137a,137bは、カード挿入口131の側部であって、内部に磁気カードXが搬送される際に磁気ストライプXaが通過する位置に少なくとも設けられ、規制部138は、磁気ストライプXaの挿入方向Bの先端部Xaa近傍が保護部137a,137bに被されるようにカードを規制する。これにより、スキミング装置のカード挿入口131への設置を防止することができる。また、スキミング装置が(磁気ストライプXaが通過する)保護部137a,137bに設置されたとしても、磁気カードXを挿入方向Bに移動させると磁気ストライプXaは、その先端部Xaaからではなく、その途中からスキミング装置を通過するようになる。このため、スキミング装置は磁気ストライプXaの情報を正確に再生することができないために、磁気ストライプXaの情報が盗み取られることを防止できる。ユーザは、磁気カードXを操作方向A3に操作し、搬送路136に沿って磁気カードXを挿入方向Bに挿入するだけで、不快に感じずに磁気カードXを自動取引装置100に挿入することができる。また、自動取引装置100から磁気カードXをユーザに返却する際も、同様に、スキミング装置は磁気ストライプXaの情報を正確に再生することができないために、磁気ストライプXaの情報が盗み取られることを防止することができる。
なお、上述の実施の形態は、実施の形態の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えることができる。
さらに、上述の実施の形態は、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではない。
1 カード
1a 磁気記録媒体
2 磁気読取部
2a カード挿入口
3 ガイド部
4 保護部
5 規制部
6 スキミング装置
10 情報処理装置

Claims (4)

  1. 磁気記録媒体を主面に備えるカードを受け付けて情報処理を実行する情報処理装置において、
    カード挿入口に前記磁気記録媒体の読み取り方向と平行に挿入された前記カードを内部に搬送させて、前記磁気記録媒体から情報を読み取る磁気読取部と、
    前記カードの一辺が前記カード挿入口への前記カードの挿入方向に摺動されて前記カードを前記カード挿入口に案内するガイド部と、
    前記カード挿入口の前記カードの主面側の側部であって、前記内部に前記カードが搬送される際に前記磁気記録媒体が通過する位置に設けられた保護部と、
    前記カード挿入口に対向して設けられ、前記ガイド部に前記カードの一辺が当接されると、前記磁気記録媒体の前記挿入方向の先端部近傍が前記保護部に被されるように前記カードを規制する規制部と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記ガイド部の前記規制部側に形成され、前記ガイド部の鉛直方向に対して前記挿入方向反対側に傾斜した傾斜面を備える傾斜部材、
    をさらに有することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記規制部は、前記ガイド部の鉛直方向に対して前記挿入方向反対側に傾斜している、
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. 前記カード挿入口の前記保護部と対向する位置に設けられた、前記保護部と同じ形状の別の保護部、
    をさらに有することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
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