JP2015101008A - 液体収容容器 - Google Patents

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平田 和之
Kazuyuki Hirata
和之 平田
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Abstract

【課題】従来の液体収容容器では、信頼性を向上させることが困難である。【解決手段】一端が開口する第1ケース71Aと、前記開口を封止するシート部材85と、液体を収容可能であり、且つ、第1ケース71Aとシート部材85とにより形成された空間に収容される液体収容体と、シート部材85と前記液体収容体との間に配置され、前記液体収容体の一部を押圧するスペーサー83と、を備え、スペーサー83は、前記液体収容体に接触可能な接触部と、シート部材85から離間している離間部と、を含む、ことを特徴とする液体収容容器。【選択図】図18

Description

本発明は、液体収容容器等に関する。
従来から、液体収容容器の一例であるインクカートリッジにおいて、液体の一例であるインクが収容されたインクパックをケースに収容した構成が知られている。インクパックは、可撓性を有する袋体を含んでおり、袋体にインクが収容される。このようなインクカートリッジにおいて、従来、インクパックを収容可能な凹部が形成されたケースと、凹部内にインクパックを収容した状態でケースの凹部を封止する封止フィルムと、インクパックと封止フィルムとの間に介在するスペーサーと、を有するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このインクカートリッジでは、封止フィルムで封止された凹部内でインクパックがガタつくことをスペーサーによって抑制しやすい。
特開2009−12425号公報
ところで、インクパックにおいて、インクが消費されていくと、袋体の膨らみがインクの消費にともなってつぶれていく。このとき、袋体を構成するシート部材にしわなどが発生すると、袋体の膨らみがつぶれにくくなることがある。袋体がつぶれにくくなると、インクパック内にインクが残留しやすいので、消費し切れずにインクパック内に残留するインクが発生しやすい。このようなことが発生すると、インクパック内に無駄なインクが残留することになる。
上記特許文献1に記載されたインクカートリッジにおいて、無駄に残留するインクの量(以下、インク残量と呼ぶ)を低減するために、スペーサーを拡張することが考えられる。この場合、スペーサーは、スペーサーと袋体とが重なり合う領域を拡大する方向に拡張される。これにより、スペーサーと袋体とが重なり合う領域を拡大することができる。このような構成によれば、袋体の膨らみがつぶれたときに袋体のガタつきを抑えやすい。つまり、この構成では、袋体がつぶれる態様をスペーサーで規定しやすいので、袋体に発生するしわを軽減しやすい。これにより、袋体の膨らみがなめらかにつぶれやすいので、インクパック内に残留するインク残量を低減しやすい。
しかしながら、上記のようにスペーサーを拡張すると、スペーサーと封止フィルムとが当たりやすくなる。スペーサーと封止フィルムとが当たりやすくなると、封止フィルムがスペーサーによって損傷を受けやすくなる。例えば、インクカートリッジに衝撃が加わったときなどに、スペーサーが封止フィルムに損傷を与えてしまうことが考えられる。封止フィルムが損傷すると、インクカートリッジの信頼性が損なわれる。このように、従来の液体収容容器では、信頼性を向上させることが困難であるという課題がある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現され得る。
[適用例1]一端が開口する筐体と、前記開口を封止するシート部材と、液体を収容可能であり、且つ、前記筐体と前記シート部材とにより形成された空間に収容される液体収容体と、前記シート部材と前記液体収容体との間に配置され、前記液体収容体の一部を押圧する押圧部材と、を備え、前記押圧部材は、前記液体収容体に接触可能な接触部と、前記シート部材から離間している離間部と、を含む、ことを特徴とする液体収容容器。
この適用例の液体収容容器では、押圧部材で液体収容体の一部を押圧することができるので、筐体とシート部材とにより形成された空間における液体収容体のガタつきを抑えやすい。これにより、液体収容体に収容される液体の量に応じて液体収容体の形態を規制しやすい。この結果、液体収容体に残留する液体の量を軽減しやすい。また、この液体収容容器では、押圧部材が離間部を含む。この構成によれば、離間部がシート部材から離間しているので、シート部材は、離間部から損傷を受けにくい。これにより、シート部材の信頼性が向上するので、液体収容容器の信頼性を向上させやすい。
[適用例2]上記の液体収容容器であって、前記液体収容体に収容された液体を導出可能な供給口が形成された第1面と、前記第1面に対向する第2面と、を備え、前記押圧部材は、前記第2面側よりも前記第1面側において前記筐体に係合される被係合部を備え、前記離間部は、前記被係合部よりも前記第2面側に位置する、ことを特徴とする液体収容容器。
この適用例では、押圧部材を、離間部によって被係合部よりも第2面側に向けて拡張することができる。
[適用例3]上記の液体収容容器であって、前記離間部において、前記被係合部側よりも前記第2面側の方が前記シート部材から遠い、ことを特徴とする液体収容容器。
この適用例では、例えば、被係合部を支点として離間部が揺動する力が押圧部材に作用しても、離間部の第2面側が、支点となる被係合部側よりもシート部材から遠いので、離間部がシート部材に接触しにくい。このため、シート部材は、離間部から損傷を一層受けにくい。これにより、液体収容容器の信頼性を一層向上させやすい。
[適用例4]上記の液体収容容器であって、前記液体収容体は、可撓性を有する第2のシート部材で構成された袋体を含み、前記袋体は、前記第2のシート部材が重なった状態で接合された接合部を有しており、前記接触部は、前記袋体のうち前記接合部を除いた部分に接触する、ことを特徴とする液体収容容器。
この適用例では、液体収容体が袋体を含んでいる。袋体は、接合部を有している。接合部は、第2のシート部材が重なった状態で接合されているので、他の部分よりも剛性が高い。ここで、例えば、接触部が接合部に接触する構成では、剛性が高い接合部の変形によって袋体にしわが発生しやすくなることがある。このようなことが発生すると、液体収容体に残留する液体の量を軽減しにくい。ところが、本適用例の液体収容容器では、接触部が接合部を除いた部分に接触するので、接合部の変形によって袋体にしわが発生することを避けやすい。この結果、液体収容体に残留する液体の量を軽減しやすい。
[適用例5]上記の液体収容容器であって、前記液体収容体は、可撓性を有する第2のシート部材で構成された袋体を含み、前記袋体は、前記第2のシート部材が重なった状態で接合された接合部を有しており、前記押圧部材は、前記袋体を押圧した状態で前記袋体から離間する第2離間部を有する、ことを特徴とする液体収容容器。
この適用例では、液体収容体が袋体を含んでいる。袋体は、接合部を有している。接合部は、第2のシート部材が重なった状態で接合されているので、他の部分よりも剛性が高い。ここで、例えば、接触部が接合部に接触する構成では、剛性が高い接合部の変形によって袋体にしわが発生しやすくなることがある。このようなことが発生すると、液体収容体に残留する液体の量を軽減しにくい。ところが、本適用例の液体収容容器では、押圧部材が袋体を押圧した状態で、第2離間部が袋体から離間するので、接合部の変形によって袋体にしわが発生することを避けやすい。この結果、液体収容体に残留する液体の量を軽減しやすい。
本実施形態におけるプリンターの主要構成を示す斜視図。 本実施形態におけるカートリッジを示す斜視図。 本実施形態におけるカートリッジを示す分解斜視図。 本実施形態における第1ケースとパックユニットとを示す斜視図。 本実施形態におけるパックユニットとスペーサーとを示す斜視図。 本実施形態におけるスペーサーを示す図。 本実施形態における第1ケースとスペーサーとを示す斜視図。 本実施形態における第1ケースを示す斜視図。 本実施形態における第1ケースを示す斜視図。 本実施形態における第1ケースとスペーサーと第2ケースとを示す分解斜視図。 本実施形態における第1ケースとスペーサーと第2ケースとを示す分解斜視図。 本実施形態における第1ケースとパックユニットと第2ケースとを示す分解斜視図。 本実施形態における第1ケースとスペーサーと第2ケースとを示す分解斜視図。 図13中のA視方向の図。 図14中のB視方向の図。 本実施形態における第1ケースとパックユニットとスペーサーと第2ケースとを示す斜視図。 図16中のC−C線における断面図。 図16中のD−D線における断面図。 本実施形態におけるパックユニットとスペーサーの他の例とを図16中のC−C線に相当する線で切断したときの断面図。
液体噴射装置の1つであるプリンターを例に、実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、各図面において、それぞれの構成を認識可能な程度の大きさにするために、構成や部材の縮尺が異なっていることがある。
本実施形態におけるプリンター1は、図1に示すように、搬送装置3と、記録部5と、移動装置7と、インク供給部9と、制御部11と、を有している。なお、図1には、理解を容易にするため、相互に直交するX軸、Y軸及びZ軸が図示されている。これ以降に示す図についても必要に応じて相互に直交するX軸、Y軸及びZ軸が付されている。そして、図1のX軸、Y軸及びZ軸は、それぞれ、他の図のX軸、Y軸及びZ軸に対応する。
搬送装置3は、記録用紙などの記録媒体Pを、図中の副走査方向に間欠的に搬送する。記録部5は、搬送装置3で搬送される記録媒体Pにインクで記録を行う。移動装置7は、記録部5を、図中の主走査方向に往復移動させる。インク供給部9は、記録部5にインクを供給する。制御部11は、上記の各構成の駆動を制御する。本実施形態では、プリンター1の使用状態において、主走査方向がX軸方向に対応し、副走査方向がY軸方向に対応している。
搬送装置3は、図1に示すように、駆動ローラー12Aと、従動ローラー12Bと、搬送モーター13と、を有している。駆動ローラー12A及び従動ローラー12Bは、互いに外周を接し合って回転可能に構成されている。搬送モーター13は、駆動ローラー12Aを回転駆動するための動力を発生する。搬送モーター13からの動力は、伝動機構を介して駆動ローラー12Aに伝達される。そして、駆動ローラー12Aと従動ローラー12Bとの間に挟持した記録媒体Pを副走査方向に間欠的に搬送する。
記録部5は、4つの中継ユニット15と、キャリッジ17と、記録ヘッド19と、を備えている。中継ユニット15は、インク供給部9から供給されたインクを記録ヘッド19に中継する。記録ヘッド19は、インクをインク滴として吐出して、記録媒体Pに記録を行う。キャリッジ17は、4つの中継ユニット15と、記録ヘッド19とを搭載している。なお、記録ヘッド19は、フレキシブルケーブル31を介して制御部11に接続されている。記録ヘッド19からのインク滴の吐出は、制御部11によって制御される。
移動装置7は、図1に示すように、タイミングベルト43と、キャリッジモーター45と、ガイド軸47と、を備えている。タイミングベルト43は、一対のプーリー41A及びプーリー41B間に張設されている。一対のプーリー41A及びプーリー41Bは、主走査方向に沿って並べられている。このため、タイミングベルト43は、主走査方向に沿って張設されている。キャリッジモーター45は、プーリー41Aを回転駆動するための動力を発生する。ガイド軸47は、主走査方向に延在している。ガイド軸47は、両端が図示しない筐体に支持されており、キャリッジ17を主走査方向にガイドする。
なお、本実施形態では、主走査方向及び副走査方向によって規定される水平な面にプリンター1を配置した状態が、プリンター1の使用状態である。プリンター1の使用状態において、搬送方向及び主走査方向の双方に直交する方向が鉛直方向である。搬送方向及び主走査方向の双方に直交する方向は、Z軸方向と表記される。プリンター1の使用状態では、Z軸方向が鉛直方向となる。そして、プリンター1の使用状態では、図1において、記録ヘッド19から記録媒体Pに向かう向き、すなわちZ軸負方向が、鉛直下方の向きである。
キャリッジ17は、タイミングベルト43の一部に固定されている。キャリッジ17には、キャリッジモーター45からプーリー41A及びタイミングベルト43を介して動力が伝達される。そして、キャリッジ17は、伝達された動力によって、主走査方向に往復移動可能に構成されている。
インク供給部9は、図1に示すように、液体収容容器の一例であるカートリッジ51と、ホルダー53と、ポンプユニット55と、を有している。なお、本実施形態では、インク供給部9は、複数の(本実施形態では4つの)カートリッジ51を含む。ホルダー53は、4つのカートリッジ51を保持する。4つのカートリッジ51は、ホルダー53に対して着脱可能に構成されている。各カートリッジ51には、インクが収容されている。インクは、可撓性を有するシートで構成されたインクパックに密封された状態で、カートリッジ51内に収容されている。プリンター1では、インクパック内のインクが消費されると、新たなカートリッジ51に交換される。
4つのカートリッジ51には、相互に異なる種類のインクが収容されている。本実施形態では、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)のインクが、それぞれ異なるカートリッジ51に収容されている。以下において、4つのカートリッジ51をインクの種類ごとに識別する場合に、4つのカートリッジ51は、それぞれ、カートリッジ51Y、カートリッジ51M、カートリッジ51C、及びカートリッジ51Kと表記される。カートリッジ51Yには、イエローのインクを密封したインクパックが収容されている。同様に、カートリッジ51Mには、マゼンタのインクを密封したインクパックが収容され、カートリッジ51Cには、シアンのインクを密封したインクパックが収容され、カートリッジ51Kには、ブラックのインクを密封したインクパックが収容されている。
各カートリッジ51内のインクパックには、インク供給チューブ61が接続される。インク供給チューブ61は、カートリッジ51側とは反対側において、記録部5の中継ユニット15に接続されている。ポンプユニット55は、ホルダー53に装着されたカートリッジ51内に大気を送り込むことによって、カートリッジ51の内部を加圧する。これにより、カートリッジ51内のインクパックが加圧される。このため、インクパック内のインクがインク供給チューブ61を介して中継ユニット15に送り込まれる。これにより、カートリッジ51内のインクが中継ユニット15を介して記録ヘッド19に供給される。そして、記録ヘッド19に供給されたインクが、記録媒体P側に向けられたノズル(図示せず)からインク滴として吐出される。
上記の構成を有するプリンター1では、搬送モーター13の駆動が制御部11によって制御され、搬送装置3が記録媒体Pを記録ヘッド19に対向させながら、副走査方向に間欠的に搬送する。このとき、制御部11は、キャリッジモーター45の駆動を制御して、キャリッジ17を主走査方向に往復移動させながら、記録ヘッド19の駆動を制御して、所定の位置でインク滴を吐出させる。このような動作によって、記録媒体Pにドットが形成され、この記録媒体Pに画像データなどの記録情報に基づく記録が行われる。
カートリッジ51は、図2に示すように、ケース71と、基板75と、を有している。ケース71には、供給口76と、加圧口77と、が設けられている。供給口76は、ケース71に形成された開口として設けられている。加圧口77には、前述したポンプユニット55(図1)が接続される。加圧口77は、ポンプユニット55から送り込まれる大気をケース71内に導入する導入口である。基板75は、ケース71に設けられている。基板75には、複数の端子が設けられている。また、基板75の裏側には、基板75の端子に電気的に接続された記憶装置(図示せず)が設けられている。記憶装置には、例えば、カートリッジ51に収容されたインクに関する情報などが記録されている。
ホルダー53(図1)にカートリッジ51が装着されるとき、カートリッジ51は、供給口76側からホルダー53に挿入される。ホルダー53内には、図示しない接点機構が設けられている。ホルダー53内の接点機構は、制御部11に電気的に接続されている。カートリッジ51がホルダー53に装着されると、基板75の複数の端子がホルダー53内の接点機構に当接する。これにより、基板75に設けられた記憶装置と制御部11との間で情報の授受が可能となる。
ケース71は、図3に示すように、第1ケース71Aと、第2ケース71Bと、を有している。また、カートリッジ51は、パックユニット81と、スペーサー83と、シート部材85と、を有している。基板75は、第1ケース71Aに設けられている。第1ケース71Aと第2ケース71Bとは、X軸方向において、互いに隣り合っている。パックユニット81は、第1ケース71Aと第2ケース71Bとの間に配置されている。第1ケース71Aは、第1壁91と、第2壁92と、第3壁93と、第4壁94と、第5壁95と、を有している。第1壁91は、X軸方向と交差しており、第2ケース71B側に面している。第2壁92と、第3壁93と、第4壁94と、第5壁95とは、それぞれ、第1壁91に交差している。第1壁91をシート部材85側から平面視したときに、第1壁91は、第2壁92と、第3壁93と、第4壁94と、第5壁95とによって囲まれている。
第2壁92と第3壁93とは、第1壁91をY軸方向に挟んで互いに対峙する位置に設けられている。第4壁94と第5壁95とは、第1壁91をZ軸方向に挟んで互いに対峙する位置に設けられている。第2壁92は、第4壁94及び第5壁95のそれぞれに交差している。第3壁93も、第4壁94及び第5壁95のそれぞれに交差している。第2壁92と、第3壁93と、第4壁94と、第5壁95とは、第1壁91から+X軸方向に突出している。これにより、第1壁91を主壁として、主壁から+X軸方向に伸びる第2壁92と、第3壁93と、第4壁94と、第5壁95とによって凹部96が構成される。
凹部96は、−X軸方向に向かって凹となる向きに構成されている。凹部96は、+X軸方向に向かって、すなわちシート部材85側に向かって開口している。換言すれば、凹部96は、シート部材85側とは反対側に向かって凹となる向きに設けられている。前述した供給口76及び加圧口77は、第1ケース71Aの第2壁92に設けられている。また、基板75は、第4壁94に設けられている。供給口76は、第2壁92を貫通している。このため、供給口76は、凹部96内に至っている。加圧口77は、第2壁92において、供給口76よりも第4壁94側に設けられている。加圧口77には、第2壁92を貫通して凹部96内に連通する流路が設けられている。ポンプユニット55(図1)から送り込まれる大気は、加圧口77の流路を通って凹部96内に導入される。なお、第1壁91〜第5壁95は、それぞれ、平坦な壁に限られず、凹凸を含むものであってもよい。
第1ケース71Aの凹部96内には、パックユニット81が収容される。パックユニット81は、供給ユニット101と、袋体103と、を有している。袋体103は、可撓性を有するシート部材で構成されており、シート部材が袋状に接合されている。袋体103の内部にインクが収容される。本実施形態では、シート部材を溶着で接合することによって袋体103が構成されている。袋体103の形態としては、ピロータイプ、スタンディングパウチタイプ、ガゼットタイプなど、種々の形態が採用され得る。本実施形態では、ガゼットタイプが採用されている。袋体103は、一枚のシート部材を袋状に接合することによって構成されている。ガゼットタイプの袋体103では、周縁に接合部105が設けられている。図3では、構成をわかりやすく示すため、接合部105にハッチングが施されている。なお、袋体103を構成するシート部材が第2のシート部材に対応している。
供給ユニット101は、接合部105を貫通して、袋体103の外側から袋体103の内側に挿入されている。供給ユニット101と袋体103とは、接合部105において互いに接合されている。供給ユニット101は、袋体103の内部から袋体103の外部に突出している。以下において、接合部105の部位のうち供給ユニット101に交差する部位は、接合部105Aと表記される。供給ユニット101には、袋体103の内部に連通する流路が設けられている。袋体103内のインクは、供給ユニット101に設けられた流路を通って袋体103の外側に導出される。上記の構成を有するパックユニット81は、供給ユニット101が凹部96の内側から供給口76に嵌入された状態で、袋体103が凹部96内に収容される。これにより、パックユニット81は、図4に示すように、第1ケース71Aに収容される。
図3に示すように、スペーサー83は、パックユニット81よりも第2ケース71B側に設けられている。換言すれば、スペーサー83は、パックユニット81と第2ケース71Bとの間に設けられている。スペーサー83は、パックユニット81に重なった状態で第1ケース71Aの凹部96内に収容される。このとき、スペーサー83は、図5に示すように、供給ユニット101の一部と、袋体103の一部とに重なる。スペーサー83の機能の1つとして、袋体103の変形の形態を規制しやすくするという機能が挙げられる。
カートリッジ51では、パックユニット81内のインクが消費されると、パックユニット81内のインクの減少にともなって袋体103の体積が収縮する。袋体103の体積が収縮すると、袋体103の変形の形態によって袋体103を構成するシート部材にしわが発生することがある。袋体103を構成するシート部材にしわが発生すると、袋体103内のインクの流れが阻害され、袋体103内に残留しやすくなる。このようなことが発生すると、カートリッジ51には、消費されないインクが残留しやすくなる。このようなことに対して、スペーサー83が有効である。スペーサー83によって袋体103の変形の形態を、シート部材にしわが発生しにくい形態に規制すれば、袋体103内に残留するインクを軽減することができる。この結果、消費されずに無駄になるインクを軽減することができる。
図3に示すように、シート部材85は、スペーサー83よりも第2ケース71B側に設けられている。換言すれば、シート部材85は、スペーサー83と第2ケース71Bとの間に設けられている。シート部材85は、第2ケース71B側から第1ケース71Aを見て、第1ケース71Aの凹部96を覆う大きさを有している。第1ケース71Aの第2壁92〜第5壁95には、それぞれ、接合部111が設けられている。
第2ケース71B側から第1ケース71Aを見たときに、接合部111は、凹部96を囲んでいる。接合部111には、シート部材85が接合される。シート部材85と凹部96とによって囲まれる空間にパックユニット81及びスペーサー83が収容される。本実施形態では、シート部材85は、溶着によって接合部111に接合されている。シート部材85によって凹部96内の気密性が高められている。これにより、凹部96は、シート部材85によって封止されている。なお、供給ユニット101と供給口76との間には、シール部材が設けられている。このシール部材によって、供給ユニット101と供給口76との間の気密性が高められている。
第2ケース71Bは、図3に示すように、シート部材85の第1ケース71A側とは反対側に設けられている。第2ケース71Bは、第2ケース71B側から第1ケース71Aを見て、第1ケース71Aの凹部96を覆う大きさを有している。第2ケース71Bは、第1ケース71Aの凹部96をシート部材85ごと覆っている。これにより、パックユニット81、スペーサー83、及びシート部材85が、第1ケース71Aと第2ケース71Bとの間に収容される。
スペーサー83は、図6に示すように、第1規制部113と、第2規制部114とに区分され得る。第1規制部113は、図7に示すように、Z軸方向において、第1ケース71Aの第4壁94と第5壁95との間にわたって延在している。また、第1規制部113は、スペーサー83を凹部96内に収容した状態で、第1ケース71Aの第2壁92に接している。第1規制部113と第3壁93との間には、隙間があけられている。
そして、第1規制部113の第3壁93側に、第2規制部114が設けられている。第2規制部114は、第1規制部113から第3壁93側に向かって突出している。第2規制部114と第4壁94との間には、隙間があけられている。同様に、第2規制部114と第5壁95との間にも、隙間があけられている。つまり、第2規制部114のZ軸方向における寸法は、第1規制部113のZ軸方向における寸法よりも小さい。他方で、第2規制部114のY軸方向における寸法は、第1規制部113のY軸方向における寸法よりも大きい。このため、第2規制部114は、第1規制部113から第3壁93側に向かって延在している。
また、第2規制部114と第3壁93との間には、隙間があけられている。また、第2規制部114と第1壁91との間にも、隙間があけられている。つまり、第2規制部114は、第1壁91〜第5壁95のいずれにも接していない。すなわち、第2規制部114は、第1壁91〜第5壁95のいずれからも離間している。
ここで、図8に示すように、第1ケース71Aの凹部96内において、第1壁91と第2壁92とが交差する箇所に土手部117が設けられている。土手部117は、第1壁91から第2ケース71B(図3)側に向かって突出している。土手部117は、Z軸方向において、第4壁94と第5壁95との間にわたって設けられている。スペーサー83を凹部96内に収容した状態で、土手部117は、スペーサー83の第1規制部113に対面する。スペーサー83を凹部96内に収容した状態で、土手部117と第1規制部113との間には、隙間があいている。パックユニット81(図3)を凹部96内に収容した状態で、土手部117と第1規制部113との間に、袋体103の接合部105A及び供給ユニット101が位置する。
ここで、第1ケース71Aは、図8に示すように、第5壁95にレール状の係合部121と、レール状の係合部122と、を有している。係合部121及び係合部122は、それぞれ、第5壁95から第4壁94側に向かって凸となる向きに設けられている。係合部121及び係合部122は、それぞれ、X軸方向に延在している。係合部121は、係合部122よりも第2壁92側に位置している。また、第1ケース71Aは、図9に示すように、第4壁94にレール状の係合部123と、レール状の係合部124と、を有している。係合部123及び係合部124は、それぞれ、第4壁94から第5壁95側に向かって凸となる向きに設けられている。係合部123及び係合部124は、それぞれ、X軸方向に延在している。係合部123は、係合部124よりも第2壁92側に位置している。本実施形態では、係合部121と係合部123とは、Z軸方向において互いに対峙する位置に設けられている。また、係合部122と係合部124とは、Z軸方向において互いに対峙する位置に設けられている。
他方で、スペーサー83には、図10に示すように、第1規制部113に被係合部125と、被係合部126とが設けられている。被係合部125は、第1規制部113をX軸方向に貫く溝として設けられている。被係合部125は、X軸方向に沿って延在している。被係合部125は、第1ケース71Aの係合部121(図8)に嵌合可能に構成されている。被係合部126は、被係合部125よりも第3壁93側、すなわち被係合部125よりも+Y軸方向側に設けられている。被係合部126は、第1規制部113を第1ケース71A側から第2ケース71B側に向かって切り欠いた凹部として設けられている。被係合部125と被係合部126とは、それぞれ、Z軸方向において第5壁95側から第4壁94側に向かって、すなわち+Z軸方向側に向かって凹となる向きに設けられている。
また、スペーサー83の被係合部125側とは反対側には、図11に示すように、第1規制部113に被係合部127と、被係合部128とが設けられている。被係合部127は、第1規制部113をX軸方向に貫く溝として設けられている。被係合部127は、X軸方向に沿って延在している。被係合部127は、第1ケース71Aの係合部123(図8)に嵌合可能に構成されている。被係合部128は、被係合部127よりも第3壁93側、すなわち被係合部127よりも+Y軸方向側に設けられている。被係合部128は、第1規制部113を第1ケース71A側から第2ケース71B側に向かって切り欠いた凹部として設けられている。被係合部127と被係合部128とは、それぞれ、Z軸方向において第4壁94側から第5壁95側に向かって、すなわち−Z軸方向側に向かって凹となる向きに設けられている。被係合部125と被係合部127とは、Z軸方向において互いに対峙する位置に設けられている。また、被係合部126と被係合部128とは、Z軸方向において互いに対峙する位置に設けられている。
スペーサー83を第1ケース71Aの凹部96に収容するとき、被係合部125が係合部121に係合し、被係合部126が係合部122に係合し、被係合部127が係合部123に係合し、被係合部128が係合部124に係合する。これにより、第1ケース71Aに対するスペーサー83のY軸方向における位置が規制される。
図8に示すように、土手部117には、傾斜部141が設けられている。傾斜部141は、土手部117の第3壁93側に設けられている。傾斜部141は、第2壁92側から第3壁93側に向かうにつれて第1壁91に近づく向きに傾斜している。傾斜部141は、パックユニット81(図3)を凹部96内に収容した状態で、パックユニット81の肩部143Aに対面する。肩部143Aは、図12に示すように、袋体103の一部の部位であり、接合部105Aに交差する部位143のうちの一方である。部位143には、第1ケース71A側に向いた肩部143Aと、第2ケース71B側に向いた肩部143Bとが含まれる。傾斜部141(図8)は、肩部143A及び肩部143Bのうち肩部143Aに対面する。
他方で、スペーサー83の第1規制部113には、図13に示すように、傾斜部145が設けられている。傾斜部145は、第1規制部113の第2規制部114側に設けられている。傾斜部145は、第1規制部113側から第2規制部114側に向かうにつれて第2ケース71B側に近づく向きに傾斜している。傾斜部145は、パックユニット81(図3)及びスペーサー83を第1ケース71Aの凹部96内に収容した状態で、パックユニット81の肩部143B(図12)に対面する。
パックユニット81(図3)及びスペーサー83を第1ケース71Aの凹部96内に収容した状態で、土手部117の傾斜部141がパックユニット81の肩部143Aに接触可能であり、スペーサー83の第1規制部113の傾斜部145がパックユニット81の肩部143Bに接触可能である。カートリッジ51では、土手部117の傾斜部141と、スペーサー83の傾斜部145とによって、パックユニット81の肩部143A及び肩部143Bを支えることができる。これにより、袋体103の変形の形態を規制しやすくすることができる。この結果、消費されずに無駄になるインクを軽減することができる。
スペーサー83の第2規制部114は、図13に示すように、傾斜部145から突出している。第2規制部114は、図13中のA視方向の図である図14に示すように、Y軸方向において、被係合部125及び被係合部126よりも第3壁93側に位置する。このため、第2規制部114は、第1ケース71Aに収容された状態で、第1規制部113よりも第3壁93側に位置する。第2規制部114は、第1規制部113のZ軸方向における寸法の範囲内に収まっている。X軸方向において、第2規制部114の第2ケース71B側の端部147は、第1規制部113の端部149よりも第1ケース71A側に位置している。また、X軸方向において、第2規制部114の第1ケース71A側の端部151は、第1規制部113の端部153よりも第2ケース71B側に位置している。また、第2規制部114の端部147と端部155との間のY軸方向における距離は、第1規制部113のY軸方向における寸法よりも長い。
第2規制部114には、傾斜部161が設けられている。傾斜部161は、第2規制部114の第2ケース71B側に設けられている。傾斜部161は、端部147から第1規制部113側とは反対側に向かうにつれて、すなわち端部147から+Y軸方向側に向かうにつれて第2ケース71Bから遠ざかる向きに傾斜している。このため、スペーサー83を第1ケース71Aに収容しシート部材85で凹部96を封止した状態で、第1規制部113よりも第2規制部114の方がシート部材85(図3)から遠い。第2規制部114の第1ケース71A側には、図13に示すように、傾斜部163と、傾斜部164と、傾斜部165とが設けられている。
傾斜部163は、図14中のB視方向の図である図15に示すように、Z軸方向において、第1ケース71Aの第5壁95側から第4壁94側に向かうにつれて、すなわち+Z軸方向側に向かうにつれて第1ケース71Aから遠ざかる向きに設けられている。傾斜部164は、Z軸方向において、第1ケース71Aの第4壁94側から第5壁95側に向かうにつれて、すなわち−Z軸方向側に向かうにつれて第1ケース71Aから遠ざかる向きに設けられている。傾斜部163と傾斜部164とは、互いに反対向きに傾斜している。傾斜部165は、図14に示すように、端部151側から端部155側に向かうにつれて、すなわち+Y軸方向側に向かうにつれて第1ケース71Aから遠ざかる向きに傾斜している。
パックユニット81及びスペーサー83を第1ケース71Aに収容した状態において、第2規制部114は、図16に示すように、パックユニット81の袋体103に当接する。第2規制部114は、傾斜部161側とは反対側において袋体103に当接する。すなわち、図16中のC−C線における断面図である図17に示すように、傾斜部163及び傾斜部164側において、袋体103に当接する。ここで、第2規制部114は、図16に示すように、第1ケース71Aの第2壁92〜第5壁95のそれぞれから離間している。このため、第2規制部114は、袋体103の接合部105(図3)から離間する。つまり、第2規制部114は、袋体103の接合部105には接しない。換言すれば、第2規制部114は、袋体103のうち接合部105を除いた部分に接触する。
前述したように、第2規制部114は、第1規制部113のZ軸方向における寸法の範囲内に収まっている。このため、第2規制部114は、図16中のD−D線における断面図である図18に示すように、シート部材85よりも第1壁91側に位置する。これにより、第2規制部114は、シート部材85から離間している。換言すれば、第2規制部114とシート部材85との間に隙間が保たれている。
上記の構成を有するカートリッジ51をホルダー53(図1)に装着すると、ホルダー53内に設けられた供給針(図示せず)がパックユニット81(図3)の供給ユニット101に嵌入する。カートリッジ51内のインクは、供給ユニット101から上記供給針を介してインク供給チューブ61(図1)に導出される。また、カートリッジ51をホルダー53に装着すると、ポンプユニット55が加圧口77(図3)に接続される。そして、ポンプユニット55から第1ケース71Aとシート部材85とによって囲まれた空間内に大気が送り込まれる。これにより、カートリッジ51内でパックユニット81の袋体103が加圧される。この結果、パックユニット81内のインクがインク供給チューブ61(図1)を介して記録ヘッド19側に送り込まれる。
記録ヘッド19によるインクの消費にともなって、カートリッジ51内の袋体103が萎縮していく。このとき、本実施形態では、スペーサー83によって、袋体103の変形の形態を規制しやすい。カートリッジ51では、第1ケース71Aの土手部117とスペーサー83の第1規制部113とによって、袋体103の接合部105Aを支えることができる。また、土手部117の傾斜部141と第1規制部113の傾斜部145とによって、袋体103の肩部143A及び肩部143Bを支えることができる。これにより、袋体103の変形の形態を規制しやすくすることができる。また、スペーサー83の第2規制部114によって、袋体103を支えることができる。上記により、袋体103の変形の形態を規制しやすくすることができる。この結果、消費されずに無駄になるインクを軽減することができる。
なお、本実施形態において、第1ケース71Aが筐体に対応し、パックユニット81が液体収容体に対応し、スペーサー83が押圧部材に対応し、第1規制部113の傾斜部145と第2規制部114の傾斜部163及び傾斜部164側が接触部に対応し、第2規制部114の傾斜部161側が離間部に対応している。また、第2壁92が第1面に対応し、第3壁93が第2面に対応している。
本実施形態では、図14に示すように、スペーサー83の第2規制部114において、被係合部125や被係合部126側よりも第3壁93側の方が第2ケース71Bから遠い。つまり、カートリッジ51では、スペーサー83の第2規制部114において、被係合部125や被係合部126側よりも第3壁93側の方がシート部材85から遠い。これによれば、例えば、被係合部125や被係合部126を支点として第2規制部114が揺動する力がスペーサー83に作用しても、第2規制部114がシート部材85に接触しにくい。このため、シート部材85は、第2規制部114から損傷を受けにくい。これにより、カートリッジ51の信頼性を向上させやすい。
また、本実施形態では、第2規制部114が、袋体103の接合部105(図3)から離間している。つまり、第2規制部114は、袋体103のうち接合部105を除いた部分に接触する。接合部105は、袋体103を構成するシート部材が重なった状態で接合されているので、他の部分よりも剛性が高い。ここで、例えば、第2規制部114が接合部105に接触する構成では、剛性が高い接合部105の変形によって袋体103にしわが発生しやすくなることがある。このようなことが発生すると、カートリッジ51に残留するインクの量を軽減しにくい。ところが、本実施形態では、第2規制部114が接合部105を除いた部分に接触するので、接合部105の変形によって袋体103にしわが発生することを避けやすい。この結果、カートリッジ51に残留するインクの量を軽減しやすい。
なお、本実施形態では、第2規制部114は、図16に示すように、Z軸方向から見て、第1ケース71Aの第2壁92〜第5壁95によって囲まれた領域内に納まっている。これにより、Z軸方向に見て、接合部105と第2規制部114とが重ならないように構成されている。しかしながら、Z軸方向に見て、接合部105と第2規制部114とが重なる構成も採用され得る。この場合、パックユニット81とスペーサー83とを図16中のC−C線に相当する線で切断したときの断面図である図19に示すように、第2規制部114は、接合部105から離間する離間部171を有する。離間部171は、Z軸方向に見て、接合部105に重なる。しかし、この構成では、離間部171と接合部105との間に隙間が保たれている。この構成によれば、第2規制部114が袋体103に接した状態でも、離間部171が接合部105から離間するので、接合部105の変形によって袋体103にしわが発生することを避けやすい。このため、この構成においても、図16に示す構成と同様の効果が得られる。なお、離間部171が第2離間部に対応している。
1…プリンター、3…搬送装置、5…記録部、7…移動装置、9…インク供給部、11…制御部、12A…駆動ローラー、12B…従動ローラー、13…搬送モーター、15…中継ユニット、17…キャリジ、19…記録ヘッド、31…フレキシブルケーブル、41A,41B…プーリー、43…タイミングベルト、45…キャリッジモーター、47…ガイド軸、51…カートリッジ、51C…カートリッジ、51K…カートリッジ、51M…カートリッジ、51Y…カートリッジ、53…ホルダー、55…ポンプユニット、61…インク供給チューブ、71…ケース、71A…第1ケース、71B…第2ケース、75…基板、76…供給口、77…加圧口、81…パックユニット、83…スペーサー、85…シート部材、91…第1壁、92…第2壁、93…第3壁、94…第4壁、95…第5壁、96…凹部、101…供給ユニット、103…袋体、105…接合部、111…接合部、113…第1規制部、114…第2規制部、117…土手部、121…係合部、122…係合部、123…係合部、124…係合部、125…被係合部、126…被係合部、127…被係合部、128…被係合部、141…傾斜部、143…部位、143A,143B…肩部、145…傾斜部、147…端部、149…端部、151…端部、153…端部、155…端部、161…傾斜部、163…傾斜部、164…傾斜部、165…傾斜部、171…離間部、P…記録媒体。

Claims (5)

  1. 一端が開口する筐体と、
    前記開口を封止するシート部材と、
    液体を収容可能であり、且つ、前記筐体と前記シート部材とにより形成された空間に収容される液体収容体と、
    前記シート部材と前記液体収容体との間に配置され、前記液体収容体の一部を押圧する押圧部材と、を備え、
    前記押圧部材は、
    前記液体収容体に接触可能な接触部と、
    前記シート部材から離間している離間部と、を含む、
    ことを特徴とする液体収容容器。
  2. 前記液体収容体に収容された液体を導出可能な供給口が形成された第1面と、
    前記第1面に対向する第2面と、を備え、
    前記押圧部材は、前記第2面側よりも前記第1面側において前記筐体に係合される被係合部を備え、
    前記離間部は、前記被係合部よりも前記第2面側に位置する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の液体収容容器。
  3. 前記離間部において、前記被係合部側よりも前記第2面側の方が前記シート部材から遠い、
    ことを特徴とする請求項2に記載の液体収容容器。
  4. 前記液体収容体は、可撓性を有する第2のシート部材で構成された袋体を含み、
    前記袋体は、前記第2のシート部材が重なった状態で接合された接合部を有しており、
    前記接触部は、前記袋体のうち前記接合部を除いた部分に接触する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の液体収容容器。
  5. 前記液体収容体は、可撓性を有する第2のシート部材で構成された袋体を含み、
    前記袋体は、前記第2のシート部材が重なった状態で接合された接合部を有しており、
    前記押圧部材は、前記袋体を押圧した状態で前記袋体から離間する第2離間部を有する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の液体収容容器。
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