JP2015100773A - フィルタ構造体及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】封止セルを封止する目封止部の接着強度・耐久性を十分に確保しながら、封止セル内の空間体積を増加させ、性能向上を図ることができるフィルタ構造体及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】フィルタ構造体1は、多孔質の隔壁部2と、隔壁部2により区画された軸方向Xに貫通してなる複数のセル3とを備えている。複数のセル3のうち、1つのセル3は、軸方向X両側の開口端部311が目封止部4により封止された封止セル31である。目封止部4は、隔壁部2の内壁面200との接触部分の最内端位置Aよりも封止セル31の開口端310側の領域に、封止セル31の内側から開口端310側に向かって軸方向Xに窪んで形成された窪み部41を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、フィルタ構造体及びその製造方法に関する。
固液分離、溶剤脱水等のためのフィルタには、例えば、ハニカム構造等を有する構造体(以下、フィルタ構造体という)が用いられている。フィルタ構造体は、多孔質の隔壁部と、その隔壁部により区画された軸方向に貫通してなる複数のセルとを備えている。そして、フィルタ構造体における特定のセル(封止セル)は、軸方向両側の開口端部の一方又は両方が目封止材からなる目封止部により封止されている。
このようなフィルタ構造体を製造するに当たっては、まず、隔壁部と複数のセルとを有する中間体を成形し、焼成する。そして、焼成後の中間体の封止セルの開口端から目封止材を圧入・充填し、封止セルの開口端部に目封止材からなる目封止部を形成する。その後、目封止部を焼成し、フィルタ構造体を得る。
国際公開第2008/087783号
しかしながら、前記フィルタ構造体を製造するに当たって、封止セルの開口端から目封止材を圧入すると、充填された目封止材により形成された目封止部の内側の端面が封止セルの内側方向に膨らんだ凸形状となる。さらに、目封止部と隔壁部の内壁面との接触面積(接着面積)を十分とし、目封止部の接着強度や耐久性を確保するために、目封止材を過剰に圧入する必要がある。
その結果、目封止部によって封止セル内の空間体積を減少させてしまうことになる。すなわち、封止セルにおいて機能を発揮することができる有効な体積(有効体積)を減少させてしまい、フィルタ構造体の性能低下を招いてしまう。例えば、フィルタ構造体を固液分離、溶剤脱水等のためのフィルタとして用い、封止セルをろ過後の流体を収集する収集用セルとした場合には、その収集効率が低下してしまう。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたものであり、封止セルを封止する目封止部の接着強度・耐久性を十分に確保しながら、封止セル内の空間体積を増加させ、性能向上を図ることができるフィルタ構造体及びその製造方法を提供しようとするものである。
本発明の一の態様であるフィルタ構造体は、多孔質の隔壁部と、該隔壁部により区画された軸方向に貫通してなる複数のセルとを備え、該複数のセルのうち、少なくとも1つのセルは、軸方向両側の開口端部の少なくとも一方が目封止部により封止された封止セルであり、前記目封止部は、前記隔壁部の内壁面との接触部分の最内端位置よりも前記封止セルの開口端側の領域に、該封止セルの内側から開口端側に向かって軸方向に窪んで形成された窪み部を有することを特徴とする。
本発明の他の態様であるフィルタ構造体の製造方法は、多孔質の隔壁部と、該隔壁部により区画された軸方向に貫通してなる複数のセルとを備え、該複数のセルのうち、少なくとも1つのセルは、軸方向両側の開口端部の少なくとも一方が目封止部により封止された封止セルであるフィルタ構造体の製造方法であって、前記隔壁部と前記複数のセルとを有する中間体を成形する成形工程と、前記中間体を焼成する中間体焼成工程と、前記封止セルの前記開口端部における目封止部形成領域の内側に充填支持部材を配置した状態で、前記封止セルの開口端から目封止材を充填して中間目封止部を形成した後、前記封止セルから前記充填支持部材を除去する目封止工程と、前記中間目封止部を焼成して前記目封止部を形成する目封止部焼成工程とを有し、前記目封止工程では、前記封止セルから前記充填支持部材を除去することにより、前記中間目封止部と前記隔壁部の内壁面との接触部分の最内端位置よりも前記封止セルの開口端側の領域において、前記中間目封止部に、前記封止セルの内側から開口端側に向かって軸方向に窪んだ窪み部を形成することを特徴とする。
前記フィルタ構造体において、封止セルの開口端部に配置された目封止部は、隔壁部の内壁面との接触部分の最内端位置よりも封止セルの開口端側の領域に、封止セルの内側から開口端側に向かって軸方向に窪んで形成された窪み部を有する。そのため、目封止部と隔壁部の内壁面との接触面積(接着面積)を例えば減少させることなく、十分に確保しながら、窪み部の形成によって封止セル内の空間体積を増加させることが可能となる。
すなわち、目封止部の接着強度や耐久性を十分に確保しながら、封止セルにおいて機能を発揮することができる有効な体積(有効体積)を増加させることが可能となる。これにより、フィルタ構造体の性能向上を図ることができる。例えば、フィルタ構造体を固液分離や溶剤脱水のためのフィルタとして用い、封止セルを後述する収集用セルとした場合には、ろ過後の流体の収集効率を高めることができるといった効果を得ることができる。
前記フィルタ構造体の製造方法は、前述のとおり、成形工程と、中間体焼成工程と、目封止工程と、目封止部焼成工程とを有する。ここで、目封止工程では、目封止材を充填する際の足場となる充填支持部材を封止セル内に配置し、この状態で封止セルの開口端から目封止材を充填して中間目封止部を形成する。そして、封止セルから充填支持部材を除去することにより、中間目封止部に窪み部を形成する。
これにより、窪み部が形成された目封止部を有し、前述したような効果を有するフィルタ構造体を容易に得ることができる。すなわち、封止セルを封止する目封止部の接着強度・耐久性を十分に確保しながら、封止セルの空間体積を増加させ、性能向上を図ることができるフィルタ構造体を容易に得ることができる。
このように、本発明によれば、封止セルを封止する目封止部の接着強度・耐久性を十分に確保しながら、封止セル内の空間体積を増加させ、性能向上を図ることができるフィルタ構造体及びその製造方法を提供することができる。
ここで、前記フィルタ構造体において、前記窪み部は、前記目封止部の前記最内端位置から前記封止セルの開口端側に向かって軸方向に窪んで形成されていてもよい。この場合には、目封止部と隔壁部の内壁面との接触面積(接着面積)を十分に確保しながら、目封止部に窪み部を形成した分だけ封止セル内の空間体積を増加させることが可能となる。
また、前記封止セルは、他の前記セル内に流入させた流体を収集するための収集用セルを含んでいてもよい。この場合には、収集用セル内の空間体積(有効体積)を増加させることができるため、例えば、フィルタ構造体を固液分離や溶剤脱水のためのフィルタとして用いたときに、収集用セルの収集効率を高めることができる。
なお、収集用セルは、例えば、セル内に流入させた流体が隔壁部内を通過し、ろ過後の流体が収集用セルに収集されるよう構成することができる。また、収集用セルは、1つ設けられていてもよいし、複数設けられていてもよい。
また、前記フィルタ構造体には、前記収集用セルと前記フィルタ構造体の外部とを連通してなる連通路が設けられていてもよい。この場合には、例えば、フィルタ構造体を固液分離や溶剤脱水のためのフィルタとして用いたときに、収集用セルに収集されたろ過後の流体を連通路から外部に排出することができ、収集効率を高めることができる。また、フィルタ構造体を製造するに当たって、収集用セルの開口端部に目封止材を充填する際に足場となる部材(充填支持部材)を連通路から収集用セル内に配置することができる。
また、前記連通路の少なくとも一部は、前記目封止部の前記窪み部の軸方向形成領域内に形成されていてもよい。この場合には、フィルタ構造体を製造するに当たって、収集用セルの開口端部に目封止材を充填する際に足場となる部材(充填支持部材)を連通路から収集用セル内の特定の箇所、すなわち目封止部に窪み部を形成する箇所に配置する作業が容易となる。なお、窪み部の軸方向形成領域とは、軸方向において目封止部に窪み部が形成されている領域のことをいう。言い換えれば、フィルタ構造体の軸方向であって目封止部が設けられる最内端位置から封止セルの開口端側に向かって窪んだ部分である。
また、前記収集用セルの内壁面の少なくとも一部には、セラミックを主成分とする分離膜が設けられていてもよい。この場合には、例えば、固液分離や溶剤脱水のための分離フィルタとしての機能を向上させることができる。そして、収集用セルにおけるろ過後の流体の収集効率を高めることができる。
なお、分離膜は、収集用セルの内壁面の一部に設けられていてもよいし、収集用セルの内壁面全体に設けられていてもよい。また、分離膜は、収集用セルに加えて、他のセルの内壁面に設けられていてもよい。また、分離膜を構成するセラミックとしては、例えば、アルミナ、シリカ、チタニア、ジルコニア、ゼオライト等を用いることができる。
また、前記フィルタ構造体は、例えば、固液分離や溶剤脱水のための分離フィルタとして用いることができる。この場合、ろ過後の流体を収集する前述の収集用セルを設ける構成とすることができる。また、前述したように、収集用セル等のセルの内壁面に分離膜を設け、フィルタ構造体を分離膜の支持体として用いることもできる。また、前記フィルタ構造体は、ディーゼルパティキュレートフィルタ(DPF)等の排ガス浄化フィルタとして用いることもできる。
また、前記フィルタ構造体(隔壁部、目封止部)は、アルミナ(α−アルミナ、β−アルミナ、γ−アルミナ及びこれらの混合物)、窒化ケイ素、炭化ケイ素、シリカ、ジルコニア、チタニア、カルシア、カーボン、ガラス、各種ゼオライト等のセラミックを主成分として含有していることが好ましく、アルミナ、ジルコニア、チタニア及びガラスからなる群より選ばれた1種のセラミックを主成分として含有していることが特に好ましい。前記ガラスの種類は、特に限定されず、例えば、石灰ガラス、ホウケイ酸ガラス、無アルカリガラス等が挙げられる。
また、前記フィルタ構造体において、前記隔壁部と前記目封止部とは、同一の組成であることが好ましい。この場合には、フィルタ構造体を製造するに当たって、隔壁部と目封止部との焼成時の焼成収縮や熱膨張率がほぼ同一となるため、隔壁部と目封止部との間でのクラックの発生を抑制することができる。
また、前記フィルタ構造体の寸法、形状等、前記隔壁部の気孔径、気孔率、厚み等、前記セルの数、寸法、形状等は、特に限定されず、用途等に応じて適宜設定することができる。例えば、フィルタ構造体の形状としては、ハニカム状等が挙げられる。セルの断面形状としては、円形、多角形(三角形、四角形、六角形)等が挙げられる。
前記フィルタ構造体の製造方法において、前記目封止工程では、前記中間目封止部に、前記最内端位置から前記封止セルの開口端側に向かって軸方向に窪んだ前記窪み部を形成してもよい。この場合には、目封止部と隔壁部の内壁面との接触面積(接着面積)を十分に確保しながら、目封止部に窪み部を形成した分だけ封止セル内の空間体積を増加させることが可能となる。
また、前記封止セルは、他の前記セル内に流入させた流体を収集するための収集用セルであってもよい。この場合には、収集用セル内の空間体積(有効体積)を増加させることができるため、例えば、フィルタ構造体を固液分離や溶剤脱水のためのフィルタとして用いたときに、収集用セルの収集効率を高めることができる。
また、前記目封止工程前において、前記中間体に、前記収集用セルと前記中間体の外部とを連通してなる連通路を形成する連通路形成工程を行い、前記目封止工程では、前記充填支持部材を前記連通路から前記収集用セル内に配置してもよい。この場合には、充填支持部材を収集用セル内に配置する作業が容易となる。
また、前記連通路形成工程では、前記連通路の少なくとも一部を、前記中間目封止部に前記窪み部が軸方向において形成される領域内に形成してもよい。この場合には、充填支持部材を連通路から収集用セル内の特定の箇所、すなわち中間目封止部に窪み部が形成される箇所に配置する作業が容易となる。
また、前記充填支持部材は、前述の連通路等から封止セル内に配置することができる。例えば、充填支持部材を連通路から封止セル内に配置する場合、充填支持部材は、連通路から差し込むことができる太さであればよい。また、充填支持部材の断面形状は、円形状、四角形状等、その形状は限定されない。また、充填支持部材の材質は、金属、木材、樹脂等が挙げられるが、これらに限定されない。また、充填支持部材の硬度は、目封止材を充填する際の足場となる程度の硬度を有していればよい。
また、目封止材の充填性は、その材料の粘性に影響を受けやすく、粘性が低いほど充填しやすくなる。また、目封止材は、中間体を成形する時の坏土組成と同一の組成か水含有量のみがその坏土組成よりも多い組成物を用いることが好ましい。また、充填した目封止材を固化させる方法は、目封止材に熱硬化性樹脂を添加し、加熱により固化させてもよいが、水分を蒸発乾燥させることで固化させる方法が簡便で好ましい。
実施形態1における、フィルタ構造体を示す斜視説明図である。 実施形態1における、フィルタ構造体の軸方向に直交する断面を示す説明図である。 実施形態1における、図2のC−C線矢視断面説明図である。 実施形態1における、図3の目封止部周辺を拡大して示す断面説明図。 実施形態1における、図2のD−D線矢視断面説明図である。 実施形態1における、中間体を示す断面説明図。 実施形態1における、中間体の収集用セル内に充填支持部材を配置した状態を示す断面説明図。 実施形態1における、中間体の収集用セル内に目封止材を充填して目封止部を形成した状態を示す断面説明図。 実施形態2における、別例のフィルタ構造体を示す断面説明図。
(実施形態1)
本発明のフィルタ構造体及びその製造方法にかかる実施形態について、図面を用いて説明する。
図1〜図5に示すように、本実施形態のフィルタ構造体1は、多孔質の隔壁部2と、隔壁部2により区画された軸方向Xに貫通してなる複数のセル3とを備えている。複数のセル3のうち、少なくとも1つのセル3は、軸方向X両側の開口端部311が目封止部4により封止された封止セル31である。目封止部4は、隔壁部2の内壁面200との接触部分の最内端位置Aよりも封止セル31の開口端310側の領域に、封止セル31の内側から開口端310側に向かって軸方向Xに窪んで形成された窪み部41を有する。以下、これを詳説する。
図1〜図3に示すように、フィルタ構造体1は、円柱状の隔壁部2を備えている。隔壁部2には、軸方向Xに貫通して形成された複数のセル3が設けられている。複数のセル3のうち、1つのセル3は、両方の開口端部311が目封止部4により封止された封止セル31であり、その他のセル3は、両方の開口端部321が目封止部4により封止されていない貫通セル32である。
また、本実施形態において、その1つの封止セル31は、複数の貫通セル32内に流入させた流体を収集するための収集用セル31aである。複数の貫通セル32内に流入した流体は、隔壁部2を通過して収集用セル31aに収集される。
図2に示すように、フィルタ構造体1を軸方向Xに直交する断面で見た場合に、収集用セル31aは、断面形状が略長方形状であり、貫通セル32は、断面形状が円形状である。収集用セル31aの断面積は、貫通セル32の断面積よりも大きい。収集用セル31aは、フィルタ構造体1を径方向に横切るように配置されており、複数の貫通セル32は、収集用セル31aを隔ててその両側に配置されている。
図3、図4に示すように、収集用セル31aの両方の開口端部311を封止する目封止部4は、隔壁部2の内壁面200(収集用セル31aの内表面)との接触部分の最も内側の位置(最内端位置A)よりも収集用セル31aの開口端310側の領域において、窪み部41を有する。窪み部41は、収集用セル31aの内側から開口端310側(収集用セル31aの外側)に向かって軸方向Xに窪んで形成されている。
また、本実施形態において、窪み部41は、目封止部4の最内端位置Aから収集用セル31aの開口端310側に向かって凹状に窪んで形成されている。そして、目封止部4の内側の端面401は、凹状の曲面を形成している。また、窪み部41は、収集用セル31aにおける長辺方向の一端側から他端側まで(図2参照)形成されている。なお、図4では、収集用セル31aの一方の開口端部311を示したが、他方の開口端部311も同様の構成となっている。
図1、図2、図5に示すように、フィルタ構造体1の外周面100には、収集用セル31aとフィルタ構造体1の外部とを連通するスリット状の2つの連通路5が設けられている。各連通路5は、収集用セル31aの長径方向の一端及び他端と外部とを連通するように形成されている。また、連通路5は、フィルタ構造体1の軸方向Xの一端側から他端側に連続的に形成されている。
また、連通路5の軸方向Xの両端部は、目封止部4の窪み部41の軸方向形成領域B(図4、図5参照)内に存在する。すなわち、連通路5の一部は、目封止部4の窪み部41の軸方向形成領域B内に形成されている。ここで、窪み部41の軸方向形成領域Bとは、軸方向Xにおいて窪み部41が形成されている領域のことである。
図1〜図5に示すように、フィルタ構造体1において、隔壁部2及び目封止部4は、同一の組成であり、アルミナを主成分とするセラミックにより構成されている。また、隔壁部2は、軸方向Xの両端面に研磨面(研磨跡を含む)が形成されている。また、目封止部4は、外側の端面402(収集用セル31aの開口端310側の端面)に研磨面が形成されている。すなわち、フィルタ構造体1は、軸方向Xの両端面101、102に研磨面が形成されている。
次に、フィルタ構造体1の製造方法について説明する。
図6〜図8に示すように、フィルタ構造体1の製造方法は、隔壁部2と複数のセル3とを有する中間体10を成形する成形工程と、中間体10を焼成する中間体焼成工程と、封止セル31の開口端部311における目封止材充填領域400の内側に充填支持部材6を配置した状態で、封止セル31の開口端310から目封止材を充填して中間目封止部40を形成した後、封止セル31から充填支持部材6を除去する目封止工程と、中間目封止部40を焼成して目封止部4を形成する目封止部焼成工程とを有する。
そして、目封止工程では、封止セル31から充填支持部材6を除去することにより、中間目封止部40と隔壁部2の内壁面200との接触部分の最内端位置aよりも封止セル31の開口端310側の領域において、中間目封止部40に、封止セル31の内側から開口端310側に向かって軸方向Xに窪んだ窪み部41を形成する。以下、これを詳説する。
フィルタ構造体1の製造するに当たっては、まず、フィルタ構造体1を構成するセラミック原料を作製した。具体的には、セラミック材料粉末としてのアルミナ100質量部及びホウケイ酸ガラスフリット25質量部、有機バインダとしてのメチルセルロース10質量部、水20質量部をミキサーで混合・混練し、セラミック原料を作製した。
次いで、図6に示すように、セラミック原料を押出成形し、フィルタ構造体1から目封止部4を除いた構造を有する中間体10、すなわち隔壁部2と複数のセル3とを有する中間体10を得た(成形工程)。その後、中間体10をマイクロ波の照射により乾燥させ、中間体10を大気雰囲気下において1200℃、1時間の条件で焼成した(中間体焼成工程)。
次いで、焼成後の中間体10の外周面100に、スリット溝状の2つの連通路5を形成した(連通路形成工程)。本実施形態では、平面研削盤に厚さ1mmのブレードを取り付け、中間体10を研削加工することにより、連通路5を形成した。このとき、連通路5の一部を、中間目封止部40において窪み部41が軸方向Xに形成される領域内に形成した。その後、焼成後の中間体10における全ての貫通セル32の開口端320をマスキングした。
次いで、図7(a)、(b)に示すように、充填支持部材6を中間体10の一方の連通路5から封止セル31(収集用セル31a)を介して他方の連通路5まで差し込み、収集用セル31aの開口端部311における目封止材充填領域400の内側に充填支持部材6を配置した。すなわち、目封止材を充填する際の足場となるように、充填支持部材6を収集用セル31a内に配置した。また、充填支持部材6の一部が中間目封止部40において窪み部41が形成される領域に配置されるように、充填支持部材6を配置した。
次いで、図8(a)、(b)に示すように、収集用セル31aの開口端310から目封止材を圧入・充填し、収集用セル31aの開口端部311に中間目封止部40を形成した。その後、中間体10から充填支持部材6を引き抜き、収集用セル31aから充填支持部材6を除去した(目封止工程)。なお、図8では、収集用セル31aの一方の開口端部311を示したが、他方の開口端部311も同様の工程を行った。
これにより、中間目封止部40と隔壁部2の内壁面200との接触部分の最内端位置aよりも収集用セル31aの開口端310側の領域において、中間目封止部40に窪み部41を形成した。本実施形態では、最内端位置aから収集用セル31aの開口端310側に向かって凹状に窪んだ窪み部41を中間目封止部40に形成した。
次いで、中間目封止部40を設けた中間体10を60℃で乾燥させ、中間体10の両端面101、102からマスキングを除去した。その後、中間体10(中間目封止部40)を大気雰囲気下において1200℃、1時間の条件で焼成した(目封止部焼成工程)。これにより、図1〜図5に示すようなフィルタ構造体1を得た。
次に、本実施形態における作用効果について説明する。
フィルタ構造体1において、封止セル31(収集用セル31a)の開口端部311に配置された目封止部4は、隔壁部2の内壁面200との接触部分の最内端位置Aよりも封止セル31の開口端310側の領域に、封止セル31の内側から開口端310側に向かって軸方向Xに窪んで形成された窪み部41を有する。そのため、目封止部4と隔壁部2の内壁面200との接触面積(接着面積)を例えば減少させることなく、十分に確保しながら、窪み部41の形成によって封止セル31内の空間体積を増加させることが可能となる。
すなわち、目封止部4の接着強度や耐久性を十分に確保しながら、封止セル31において機能を発揮することができる有効な体積(有効体積)を増加させることが可能となる。これにより、フィルタ構造体1の性能向上を図ることができる。本実施形態のように、フィルタ構造体1を固液分離や溶剤脱水のためのフィルタとして用い、封止セル31を収集用セル31aとした場合には、ろ過後の流体の収集効率を高めることができるといった効果を得ることができる。
また、本実施形態において、窪み部41は、目封止部4の最内端位置Aから封止セル31の開口端310側に向かって軸方向Xに窪んで形成されている。そのため、目封止部4と隔壁部2の内壁面200との接触面積(接着面積)を十分に確保しながら、目封止部4に窪み部41を形成した分だけ封止セル31内の空間体積を増加させることが可能となる。
また、封止セル31は、他のセル3(貫通セル32)内に流入させた流体を収集するための収集用セル31aである。そのため、本実施形態のように、フィルタ構造体1を固液分離や溶剤脱水のためのフィルタとして用いる場合、収集用セル31a内の空間体積(有効体積)を増加させることができるため、収集用セル31aの収集効率を高めることができる。
また、フィルタ構造体1には、収集用セル31aとフィルタ構造体1の外部とを連通してなる連通路5が設けられている。そのため、本実施形態のように、フィルタ構造体1を固液分離や溶剤脱水のためのフィルタとして用いたときに、収集用セル31aに収集されたろ過後の流体を連通路5から外部に排出することができ、ろ過効率を高めることができる。また、フィルタ構造体1を製造するに当たって、収集用セル31aの開口端部311に目封止材を充填する際に足場となる部材(充填支持部材6)を連通路5から収集用セル31a内に配置することができる。
また、連通路5の一部は、目封止部4の窪み部41の軸方向形成領域B内に形成されている。そのため、フィルタ構造体1を製造するに当たって、収集用セル31aの開口端部311に目封止材を充填する際に足場となる部材(充填支持部材6)を連通路5から収集用セル31a内の特定の箇所、すなわち目封止部4に窪み部41を形成する箇所に配置する作業が容易となる。
また、フィルタ構造体1において、隔壁部2と目封止部4とは、同一の組成である。そのため、フィルタ構造体1を製造するに当たって、隔壁部2と目封止部4との焼成時の焼成収縮や熱膨張率がほぼ同一となるため、隔壁部2と目封止部4との間でのクラックの発生を抑制することができる。
一方、フィルタ構造体1の製造方法は、前述のとおり、成形工程と、中間体焼成工程と、目封止工程と、目封止部焼成工程とを有する。ここで、目封止工程では、目封止材を充填する際の足場となる充填支持部材6を封止セル31(収集用セル31a)内に配置し、この状態で封止セル31の開口端310から目封止材を充填して目封止部4を形成する。そして、封止セル31から充填支持部材6を除去することにより、前記特定の領域において、中間目封止部40に窪み部41を形成する。
これにより、窪み部41が形成された目封止部4を有し、前述したような効果を有するフィルタ構造体1を容易に得ることができる。すなわち、封止セル31を封止する目封止部4の接着強度・耐久性を十分に確保しながら、封止セル31の空間体積を増加させ、性能向上を図ることができるフィルタ構造体1を容易に得ることができる。
また、本実施形態において、目封止工程では、目封止部4に、最内端位置aから封止セル31の開口端310側に向かって軸方向Xに窪んだ窪み部41を形成する。そのため、目封止部4と隔壁部2の内壁面200との接触面積(接着面積)を十分に確保しながら、目封止部4に窪み部41を形成した分だけ封止セル31内の空間体積を増加させることが可能となる。
また、目封止工程前において、中間体10に、収集用セル31aと中間体10の外部とを連通してなる連通路5を形成する連通路形成工程を行い、目封止工程では、充填支持部材6を連通路5から収集用セル31a内に配置する。そのため、充填支持部材6を収集用セル31a内に配置する作業が容易となる。
また、連通路形成工程では、連通路5の一部を、中間目封止部40に窪み部41が軸方向Xにおいて形成される領域内に形成する。そのため、充填支持部材6を連通路5から収集用セル31a内の特定の箇所、すなわち中間目封止部40に窪み部41を形成する箇所に配置する作業が容易となる。
このように、本実施形態によれば、封止セル31を封止する目封止部4の接着強度・耐久性を十分に確保しながら、封止セル31内の空間体積を増加させ、性能向上を図ることができるフィルタ構造体1を提供することができる。
(実施形態2)
本実施形態は、図9に示すように、収集用セル31aの内壁面に分離膜11を設けた例である。本実施形態では、収集用セル31aを含むすべてのセル3の内壁面(隔壁部2の内壁面200)に分離膜11が設けられている。分離膜11は、セラミックを主成分とする1層構造の多孔質膜であって、用途に応じた膜厚及び気孔径を有している。分離膜11としては、例えば、アルミナ、シリカ、チタニア、ジルコニア、ゼオライト等を用いることができる。なお、分離膜11は、複数層により構成されていてもよい。
また、フィルタ構造体1の軸方向Xの両端面101、102上には、ガラス封止材12が設けられている。ガラス封止材12を構成する材料としては、石灰ガラス、ホウケイ酸ガラス、無アルカリガラス等を用いることができる。その他の基本的な構成は、実施形態1と同様である。
本実施形態の場合には、固液分離や溶剤脱水のための分離フィルタとしての機能を向上させることができる。そして、収集用セル31aにおけるろ過後の流体の収集効率を高めることができる。その他の基本的な作用効果は、実施形態1と同様である。
(実験例)
本例では、本発明の実施品と比較品とを作製して比較検討を行った例である。
<実施品の作製及び評価>
前述の実施形態1と同様の方法で、押出成形・焼成して全長300mmの中間体を得た。そして、中間体の外周面に幅1mmの連通路を形成した。このとき、中間体の外周面において、中間体の端面から連通路の端部までの距離を10mmとした。その後、貫通セルの円形状の開口端(直径2mm)を全てマスキングし、連通路から直径1mmの充填支持部材を挿し込んで固定した。
次いで、封止セル(収集用セル)の略四角形状の開口端(15×1.5mm)から目封止材を5g充填し、封止セル(収集用セル)の開口端部に中間目封止部を形成した。そして、中間体から充填支持部材を引き抜き、中間目封止部に窪み部を形成した。その後、窪み部が形成された目封止部を有する中間体を60℃で乾燥させ、中間体からマスキングを除去し、1200℃で焼成した。これにより、実施品のフィルタ構造体を得た。
次いで、得られたフィルタ構造体を切断し、目封止部の圧入深さを測定した。ここで、圧入深さとは、目封止部が封止セル(収集用セル)の開口端からどれくらいの距離(深さ)まで形成されているかを示すものである。その結果、目封止部の中央部分では圧入深さが7mm、目封止部の隔壁部接触部分では圧入深さが15mmであった。
<比較品の作製及び評価>
充填支持部材を用いないこと以外は前述の実施品と同様の方法で、比較品のフィルタ構造体を得た。そして、得られたフィルタ構造体を切断し、目封止部の圧入深さを測定した。その結果、目封止部の中央部分では圧入深さが18mm、目封止部の隔壁部接触部分では圧入深さが5mmであった。
また、比較品では、その後にフィルタ構造体の端面研磨を行ったところ、作製した10体のすべてにおいて研磨時の衝撃で目封止部が欠落し、目封止部の接着強度が不十分であることが確認された。研磨時の衝撃に耐え得る十分な接着強度を確保するためには、目封止材の量が実施品の2.5倍であり、このときの目封止部の中央部分の圧入深さは30mm、目封止部の隔壁部接触部分の圧入深さは12mmであった。
以上の結果から、本発明の実施品は、比較品に比べて、より少ない目封止材量で目封止部の接着強度・耐久性を十分に確保することができることがわかった。また、封止セル(収集用セル)内の空間体積(有効体積)を増加させることができ、性能向上を図ることができる(具体的にはろ過後の流体の収集効率を高めることができる)ことがわかった。
1…フィルタ構造体、10…中間体、2…隔壁部、200…内壁面、3…セル、31…封止セル、310…開口端、311…開口端部、31a…収集用セル、4…目封止部、40…目封止部形成領域、41…窪み部、5…連通路、6…充填支持部材、A,a…最内端位置、B…軸方向形成領域、X…軸方向

Claims (11)

  1. 多孔質の隔壁部と、
    該隔壁部により区画された軸方向に貫通してなる複数のセルとを備え、
    該複数のセルのうち、少なくとも1つのセルは、軸方向両側の開口端部の少なくとも一方が目封止部により封止された封止セルであり、
    前記目封止部は、前記隔壁部の内壁面との接触部分の最内端位置よりも前記封止セルの開口端側の領域に、該封止セルの内側から開口端側に向かって軸方向に窪んで形成された窪み部を有することを特徴とするフィルタ構造体。
  2. 前記窪み部は、前記目封止部の前記最内端位置から前記封止セルの開口端側に向かって軸方向に窪んで形成されていることを特徴とする請求項1に記載のフィルタ構造体。
  3. 前記封止セルは、他の前記セル内に流入させた流体を収集するための収集用セルであることを特徴とする請求項1又は2に記載のフィルタ構造体。
  4. 前記フィルタ構造体には、前記収集用セルと前記フィルタ構造体の外部とを連通してなる連通路が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のフィルタ構造体。
  5. 前記連通路の少なくとも一部は、前記目封止部の前記窪み部の軸方向形成領域内に形成されていることを特徴とする請求項4に記載のフィルタ構造体。
  6. 前記収集用セルの内壁面の少なくとも一部には、セラミックを主成分とする分離膜が設けられていることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載のフィルタ構造体。
  7. 多孔質の隔壁部と、該隔壁部により区画された軸方向に貫通してなる複数のセルとを備え、該複数のセルのうち、少なくとも1つのセルは、軸方向両側の開口端部の少なくとも一方が目封止部により封止された封止セルであるフィルタ構造体の製造方法であって、
    前記隔壁部と前記複数のセルとを有する中間体を成形する成形工程と、
    前記中間体を焼成する中間体焼成工程と、
    前記封止セルの前記開口端部における目封止部形成領域の内側に充填支持部材を配置した状態で、前記封止セルの開口端から目封止材を充填して中間目封止部を形成した後、前記封止セルから前記充填支持部材を除去する目封止工程と、
    前記中間目封止部を焼成して前記目封止部を形成する目封止部焼成工程とを有し、
    前記目封止工程では、前記封止セルから前記充填支持部材を除去することにより、前記中間目封止部と前記隔壁部の内壁面との接触部分の最内端位置よりも前記封止セルの開口端側の領域において、前記中間目封止部に、前記封止セルの内側から開口端側に向かって軸方向に窪んだ窪み部を形成することを特徴とするフィルタ構造体の製造方法。
  8. 前記目封止工程では、前記中間目封止部に、前記最内端位置から前記封止セルの開口端側に向かって軸方向に窪んだ前記窪み部を形成することを特徴とする請求項7に記載のフィルタ構造体の製造方法。
  9. 前記封止セルは、他の前記セル内に流入させた流体を収集するための収集用セルであることを特徴とする請求項7又は8に記載のフィルタ構造体の製造方法。
  10. 前記目封止工程前において、前記中間体に、前記収集用セルと前記中間体の外部とを連通してなる連通路を形成する連通路形成工程を行い、前記目封止工程では、前記充填支持部材を前記連通路から前記収集用セル内に配置することを特徴とする請求項9に記載のフィルタ構造体の製造方法。
  11. 前記連通路形成工程では、前記連通路の少なくとも一部を、前記中間目封止部に前記窪み部が軸方向において形成される領域内に形成することを特徴とする請求項10に記載のフィルタ構造体の製造方法。
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