JP2015098330A - 仕切部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】偏平な折畳状態から迅速に組み立てることができる仕切部材を提供する。【解決手段】一対の幹仕切板22を上端となる山折線22aを軸に折り重ね、幹仕切板22の下端となる端辺の一側部分に連設した底板23を水平方向へ開くように折り曲げ、底板23の内側端に連設した枝仕切板24を起立させ、枝仕切板24の先端に連設した延枠板25を幹仕切板22の他側方向へ折り曲げ、延枠板25の先端に連設した端枠板26を幹仕切板22へ向けて折り曲げ、端枠板26の先端部を幹仕切板22に固定することにより、幹仕切板22と枝仕切板24とで区画された収納部を形成し、底板23に幹仕切板22及び枝仕切板24との境界がなす角部を二等分する斜め45?の谷折線23aを入れ、折り畳みに際し、底板23をその谷折線23aに沿って二つ折りにし、底板23同士を重ね合わせ、幹仕切板22と枝仕切板24、延枠板25及び端枠板26とを重ね合わせる。【選択図】図6
Description
この発明は、折畳状態から簡単に組み立てられる仕切部材に関するものである。
包装箱に内装する組立式の仕切部材として、下記特許文献1には、図11に示すようなものが記載されている。
この仕切部材は、一対の幹仕切板51を上端となる山折線51aを軸に折り重ね、幹仕切板51の下端に連設した底板52を水平方向へ開くように折り曲げ、底板52に連設した側枠板53を起立させつつ、側枠板53の両端に連設した枝仕切板54を幹仕切板51の方向へ折り曲げ、幹仕切板51と枝仕切板54の切込55同士を噛み合わせて、幹仕切板51と枝仕切板54とで区画された収納部を形成するものである。
しかしながら、上記のような仕切部材では、組み立てに際し、ブランクの折り曲げを順次行い、切込同士を噛み合わせなければならず、その作業に手間がかかる。
このため、例えば、偏平な折畳状態で小売店へ配送され、店頭で組み立てられる陳列具のトレイに上記のような仕切部材を内装して、区画された商品の収納部を形成しようとする場合、陳列作業が煩雑になるという問題があるほか、偏平なブランク状態では、面積が大きくなるという問題がある。
そこで、この発明は、偏平かつコンパクトに折り畳むことができ、折畳状態から迅速に組み立てることができる仕切部材を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明に係る仕切部材は、一対の幹仕切板を上端となる山折線を軸に折り重ね、幹仕切板の下端となる端辺の一側部分に連設した底板を水平方向へ開くように折り曲げ、底板の内側端に連設した枝仕切板を起立させ、枝仕切板の先端に連設した延枠板を幹仕切板の他側方向へ折り曲げ、延枠板の先端に連設した端枠板を幹仕切板へ向けて折り曲げ、端枠板の先端部を幹仕切板に固定することにより、幹仕切板と枝仕切板とで区画された収納部を形成し、底板に幹仕切板及び枝仕切板との境界がなす角部を二等分する斜め45°の谷折線を入れ、折り畳みに際し、底板をその谷折線に沿って二つ折りにし、底板同士を重ね合わせ、幹仕切板と枝仕切板、延枠板及び端枠板とを重ね合わせることとしたのである。
この発明に係る仕切部材では、幹仕切板と枝仕切板のなす角を挟む二辺に連なった底板に斜め45°の谷折線を入れ、枝仕切板から延枠板を介して連なる端枠板の先端部を幹仕切板に固定したので、偏平かつコンパクトに折り畳むことができ、その折畳状態から迅速に組み立てることができる。このため、折畳式の陳列具に適用した場合、組み立てに手間取ることがなく、陳列作業の負担が軽減される。
以下、この発明の実施形態に係る仕切部材をトレイに内装した陳列具について、添付図面に基づいて説明する。
図1に示すように、この陳列具は、縦方向に長い方形板状の本体1の前面に、中段のトレイ2、上段のトレイ3及び下段のトレイ4を取り付け、中段のトレイ2に、この出願に係る仕切部材21を内装し、上段及び下段のトレイ3,4に、他の形態の仕切部材31,41を内装したものとされている。トレイ2,3,4は、収納した商品Gを見やすくするため、周壁が前方へかけて低くなった形状とされている。
本体1は、図8に示す合紙のブランクから形成される。このブランクでは、基板5の両側に半切の折目線を介して裏板6が連設されている。基板5には、トレイ2,3,4を取り付けるための横方向に長いスリット7が中間部、上部及び下部に設けられ、紐穴8が上端角部に設けられている。紐穴8には吊下用の紐8aが挿通され、紐8aにより商品Gのキャッチコピー等を印刷した広告パネル9が陳列具の上方に保持される。
トレイ2,3,4は、図9及び図10に示す板紙のブランクから形成される。このブランクでは、前板10の両側端に側板11が連設され、一方の側板11から後板12及び継代片13が順次連設されている。前板10及び後板12の下端には折畳用の斜め折目線を入れた底板14が連設され、側板11の下端には底板15が連設されている。前板10の上端には前重板16が連設され、後板12の上端には差込片17が連設されている。これらの各部分の境界には、押罫の折目線が入れられている。
また、トレイ2のブランクにおいて、前重板16には、仕切部材21の取付時における位置決め用の目印16aとして切目線が入れられている。
仕切部材21は、図9に示す板紙のブランクから形成される。このブランクでは、一対の幹仕切板22が上端となる端辺の山折線22aを介して連設され、幹仕切板22の下端となる端辺の一側部分には底板23が連設されている。底板23の内側端には枝仕切板24が連設され、枝仕切板24の先端には延枠板25、端枠板26及び貼付片27が順次連設されている。また、一方の底板23には、幹仕切板22と反対側の端辺に取付片28が連設されている。
そして、底板23には、幹仕切板22及び枝仕切板24との谷折線とされた境界がなす角部を二等分するように、斜め45°の谷折線23aが入れられている。これらの谷折線には、折り曲げを容易とするため、断続する切目が入れられ、交点に逃穴が設けられている。また、このブランクの他の部分の境界には、押罫の折目線が入れられ、これらの折目線は、谷折線となる底板23と取付片28の境界を除き、山折線とされている。
なお、山折線は、用紙の表面側が突き出す方向へ折り曲げる折目線であり、谷折線は、用紙の表面が窪む方向へ折り曲げる折目線である。
仕切部材31,41は、共通の構成であり、図10に示す板紙のブランクから形成される。このブランクでは、二分割された底板32,42の間に一対の仕切板33,43が連設され、一方の底板32,42の後端には、中立板34,44、棚板35,45、後立板36,46及び底敷板37,47が順次連設されている。また、この底板32,42の前端には、中立板34,44と同一幅の取付片38,48が連設されている。底板32,42とこれに連なる各部分との境界は、断続する切目を入れた谷折線とされ、他の部分の境界は、押罫の山折線とされている。
また、一対の仕切板33,43には、それぞれ中立板34,44へ向けて係合突起33a,43aが突設され、中立板34,44の中央部には、縦向きスリット状の係合穴34a,44aが設けられている。
なお、底板42の前後方向の寸法は、底板32の前後方向の寸法よりも少し大きく、棚板45の前後方向の寸法は、棚板35の前後方向の寸法よりも少し小さくなっている。
上記のような各部材のブランクから陳列具を組み立てるには、トレイ2,3,4のブランクにおいて、例えば、トレイ2について図3に示すように、底板14,15を裏面側へ折り返し、さらに底板14を斜め折目線に沿って折り返し、その折り返した領域内と継代片13とに接着剤を塗布し、前板10と一方の側板11との境界の折目線及び他方の側板11と後板12との境界の折目線に沿って折り畳みながら圧着する。
また、仕切部材21のブランクにおいて、一対の幹仕切板22を山折線22aを軸に折り重ね、底板23を幹仕切板22に対して直角に開くように折り曲げ、底板23から枝仕切板24を起立させ、延枠板25を幹仕切板22の他側方向へ幹仕切板22と平行となるように折り曲げ、端枠板26を幹仕切板22へ向けて枝仕切板24と平行となるように折り曲げて、貼付片27を幹仕切板22の間に挟み込み、幹仕切板22同士を貼り合わせると共に、幹仕切板22と貼付片27とを貼り合わせる。
そして、仕切部材21は、底板23を谷折線23aに沿って二つ折りにした状態で、底板23同士を重ね合わせ、幹仕切板22と枝仕切板24、延枠板25及び端枠板26とを重ね合わせた折畳状態とし、取付片28をトレイ2の前重板16の裏面に貼り付けることにより、トレイ2に取り付ける。前重板16への取付片28の貼り付けに際しては、取付片28の先端を前重板16の目印16aに沿わせる。
さらに、図10に示す仕切部材31,41のブランクにおいて、例えば、仕切部材31の場合、棚板35と後立板36の境界の折目線に沿って折り曲げ、底敷板37の先端部をこの底板32の裏面に貼り付け、仕切板33同士を重ねた状態とする。
そして、図2に示すように、仕切部材31は、取付片38をトレイ3の前重板16の裏面に貼り付けることにより、トレイ3に取り付ける。仕切部材41についても、仕切部材31と同様に組み立て、トレイ4に取り付ける。
このようなトレイ2,3,4を本体1に取り付けるには、差込片17をスリット7に差し込んで下方となる方向へ折り曲げ、後板12を基板5に貼り付ける。
その後、本体1において、基板5の両側から裏板6を後方へ折り返し、基板5の後面に裏板6を貼り付けることにより、本体1を合紙が積層された強固なものとする。
上記のように組み立てた陳列具は、図2に示すように、偏平に折り畳んだ状態で、商品と同梱して小売店へ配送されるので、別途輸送コストがかかることがない。
そして、店頭で陳列具を使用する際には、トレイ2,3,4を組み立てると共に、仕切部材21について、図4及び図5に示すように、底板23の谷折線23aに沿った折り曲げを伸ばすと、幹仕切板22と枝仕切板24とが直交した組立状態となるので、その状態で、図6に示すように、仕切部材21をトレイ2に内装し、幹仕切板22と枝仕切板24とで区画された収納部を形成する。
このように、仕切部材21は、複雑な折曲作業や切込同士の噛み合わせ作業を行うことなく、一つの動作のみで使用状態に組み立てることができるので、店頭での陳列作業における従業員の負担を軽減することができる。
また、仕切部材31,41は、偏平に折り畳んだ状態から、例えば、仕切部材31について図7に示すように、中立板34、棚板35、後立板36及び底敷板37を角筒状に折り曲げて、係合突起33aと係合穴34aとを係合させ、仕切板33,43を起立させた状態に組み立て、トレイ3に内装する。さらに、仕切部材41も同様に組み立て、トレイ4に内装する。これにより、図1に示すように、前側の底板32,42よりも後側の棚板35,45が高くなる雛壇状とする。
そして、トレイ2において、幹仕切板22と枝仕切板24とで区画された収納部にスプレー缶入り化粧品等の商品Gを収納すると共に、トレイ3,4において、仕切板33,43で区画された収納部に商品Gを収納し、棚板35,45に商品Gを載せると、商品Gを整然と見栄えよく陳列することができる。
なお、上記実施形態では、仕切部材21として、幹仕切板22と枝仕切板24とで区画された4つの収納部が均等の大きさとなるものを例示したが、各収納部が異なる大きさとなるようにしてもよい。
また、十字状に区画された4つの収納部が形成されるものを例示したが、幹仕切板22を延長して、底板23、枝仕切板24、延枠板25、端枠板26を複数組設けることにより、4つの収納部を1つのユニットとして、複数ユニットの収納部が形成されるようにしてもよい。
また、陳列具への取付状態でトレイの底板に当接するものを例示したが、トレイの底板から浮き上がるように取り付けてもよい。
そのほか、陳列具のワンタッチ底のトレイに取り付ける場合について例示したが、上記のような仕切部材21は、他の形式の折畳可能なトレイや各種の箱に取り付け、又は別体として内装することにより使用することもできる。
1 本体
2,3,4 トレイ
5 基板
6 裏板
7 スリット
8 紐穴
8a 紐
9 広告パネル
10 前板
11 側板
12 後板
13 継代片
14 底板
15 底板
16 前重板
16a 目印
17 差込片
21 仕切部材
22 幹仕切板
22a 山折線
23 底板
23a 谷折線
24 枝仕切板
25 延枠板
26 端枠板
27 貼付片
28 取付片
31,41 仕切部材
32,42 底板
33,43 仕切板
33a,43a 係合突起
34,44 中立板
34a,44a 係合穴
35,45 棚板
36,46 後立板
37,47 底敷板
38,48 取付片
G 商品
2,3,4 トレイ
5 基板
6 裏板
7 スリット
8 紐穴
8a 紐
9 広告パネル
10 前板
11 側板
12 後板
13 継代片
14 底板
15 底板
16 前重板
16a 目印
17 差込片
21 仕切部材
22 幹仕切板
22a 山折線
23 底板
23a 谷折線
24 枝仕切板
25 延枠板
26 端枠板
27 貼付片
28 取付片
31,41 仕切部材
32,42 底板
33,43 仕切板
33a,43a 係合突起
34,44 中立板
34a,44a 係合穴
35,45 棚板
36,46 後立板
37,47 底敷板
38,48 取付片
G 商品
Claims (1)
- 一対の幹仕切板(22)を上端となる山折線(22a)を軸に折り重ね、幹仕切板(22)の下端となる端辺の一側部分に連設した底板(23)を水平方向へ開くように折り曲げ、底板(23)の内側端に連設した枝仕切板(24)を起立させ、枝仕切板(24)の先端に連設した延枠板(25)を幹仕切板(22)の他側方向へ折り曲げ、延枠板(25)の先端に連設した端枠板(26)を幹仕切板(22)へ向けて折り曲げ、端枠板(26)の先端部を幹仕切板(22)に固定することにより、幹仕切板(22)と枝仕切板(24)とで区画された収納部を形成し、底板(23)に幹仕切板(22)及び枝仕切板(24)との境界がなす角部を二等分する斜め45°の谷折線(23a)を入れ、折り畳みに際し、底板(23)をその谷折線(23a)に沿って二つ折りにし、底板(23)同士を重ね合わせ、幹仕切板(22)と枝仕切板(24)、延枠板(25)及び端枠板(26)とを重ね合わせる仕切部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013237814A JP2015098330A (ja) | 2013-11-18 | 2013-11-18 | 仕切部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013237814A JP2015098330A (ja) | 2013-11-18 | 2013-11-18 | 仕切部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015098330A true JP2015098330A (ja) | 2015-05-28 |
Family
ID=53375249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013237814A Pending JP2015098330A (ja) | 2013-11-18 | 2013-11-18 | 仕切部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015098330A (ja) |
-
2013
- 2013-11-18 JP JP2013237814A patent/JP2015098330A/ja active Pending
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