JP2015098101A - 画像形成システム、画像形成システムを構成するユニット及び画像形成システムにおけるユニット間の通信復旧方法 - Google Patents

画像形成システム、画像形成システムを構成するユニット及び画像形成システムにおけるユニット間の通信復旧方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが通信アドレスを誤設定した場合に、画像形成システムを起動不可状態から自動的に復旧させる。
【解決手段】直列的に接続された複数のユニットを有するタンデム方式の画像形成システムを構成するユニットの通信を復旧する際に、まずユニットが備える監視部が、当該ユニットが備える通信部を介して、入力された通信アドレスによる他のユニットとの通信を監視する。次に、監視部による監視の結果、当該ユニットが備えるアドレス変更部が、入力された通信アドレスによる他のユニットとの通信が良好でない場合に、入力された通信アドレスを所定の通信アドレスに変更する。そして、通信アドレスを所定の通信アドレスに変更後、ユニットが備えるブート処理部が、当該ユニットのブート処理を行い、通信アドレスを再設定する。
【選択図】図7

Description

本発明は、通信機能を備える複数のユニットから構成される画像形成システム、画像形成システムを構成するユニット、及び画像形成システムにおけるユニット間の通信復旧方法に関する。
従来、2台の画像形成装置が直列的に連結されたタンデム方式の画像形成システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。タンデム方式の画像形成システムでは、画像形成装置間をLAN(Local Area Network)ケーブルで接続し、IP(Internet Protocol)プロトコルを利用して画像形成装置間の通信を行う。IPプロトコルでは通信装置間で通信を行うための通信アドレスとしてIPアドレスが規定されている。IPアドレスは、個々のネットワークを識別するネットワークアドレス部と、ネットワーク内で個々のホストを識別するホストアドレス部から構成されている。IPドレスを構成するビット列におけるネットワークアドレス部の長さ(ネットワークアドレス部とホストアドレス部の切れ目)を識別するものが、サブネットマスクである。そのため、第1の画像形成装置と第2の画像形成装置のIPアドレス/サブネットマスクを、第1の画像形成装置と第2の画像形成装置との間で通信可能となるように設定する必要がある。第1の画像形成装置と第2の画像形成装置はそれぞれ、自装置と相手装置のIPアドレス/サブネットマスクの設定を保持する。第1の画像形成装置と第2の画像形成装置との間で通信が不可能である場合は、画像形成システムは使用不可の状態となる。
図11は、タンデム方式の画像形成システムの第1のネットワーク構成例を示す説明図である。
タンデム方式の画像形成システムを構成する第1の画像形成装置220と第2の画像形成装置230がLANケーブル202で直結されている。第1の画像形成装置220には、タッチパネルを搭載した操作表示部222が設けられている。サーバ251,252及びパーソナルコンピュータ(PC)253は、集線装置の一例であるハブ250を介して相互に通信可能である。第1の画像形成装置220と第2の画像形成装置230は、ハブ250を含むネットワークとは切り離されている。この場合には、第1の画像形成装置220と第2の画像形成装置230のIPアドレスは、サーバ251,252及びPC253のIPアドレスとの重複が許容される。したがって、第1の画像形成装置220と第2の画像形成装置230に、相互に通信可能なIPアドレス/サブネットマスクを設定するだけでよい。
図12は、タンデム方式の画像形成システムの第2のネットワーク構成例を示す説明図である。
第1の画像形成装置220と第2の画像形成装置230は、サーバ251,252及びPC253と、ハブ250を介して相互に通信可能に接続されている。この場合には、第1の画像形成装置220と第2の画像形成装置230のIPアドレスは、サーバ251,252及びPC253のIPアドレスとの重複が許容されない。
一般に、タンデム方式の画像形成システムは、画像形成システムを設置時にサービスマンが固定のIPアドレスを設定する。その後、ユーザが使用環境に合わせてIPアドレス/サブネットマスクを変更することがある。
画像形成システムを設置する際、サービスマンは第1及び第2の画像形成装置のそれぞれに設けられた操作パネルを操作して各種の設定を行う。そして設定が完了した後に、第2の画像形成装置に設けられた操作パネルは撤去される。よって、ユーザは、第1の画像形成装置と第2の画像形成装置のIPアドレス/サブネットマスクの設定変更を、第1の画像形成装置の操作パネルを用いて行う。
特開2012−143964号公報
ユーザが、第1の画像形成装置又は第2の画像形成装置のIPアドレスを変更する際、誤って既に他の通信端末(サーバやPC等)で使用されているIPアドレスを設定したり、第1の画像形成装置と第2の画像形成装置との間で接続不可能なIPアドレス/サブネットマスクを設定したりすることがある。このようなIPアドレス/サブネットマスクの誤設定により、第1の画像形成装置と第2画像形成装置との間で通信不可となった場合には、タンデム方式の画像形成システムが起動せず、使用不可能な状態となってしまう。
また、サービスマンによる設定完了後は、上記のように第1の画像形成装置は操作パネルが接続されているが、第2の画像形成装置には操作パネルが接続されていない。よって、ユーザが第2の画像形成装置のIPアドレス/サブネットマスクを誤って設定した場合には、第1及び第2の画像形成装置間が通信不可であって且つ第2の画像形成装置に操作パネルがないため、第2の画像形成装置のIPアドレス/サブネットマスクを変更しようとしても、変更する手段がない。
このように、タンデム方式の画像形成システムにおいて、第1の画像形成装置と第2の画像形成装置との間の通信アドレス(IPプロトコルの場合は、IPアドレス/サブネットマスク)の誤設定によるシステム起動不可の状態になると、ユーザだけでは復旧は不可能である。そのため、ユーザはサービスマンに連絡し、画像形成システムの復旧を依頼することが必要となる。
上記の状況から、ユーザがIPアドレスのような通信アドレスを誤設定した場合に、画像形成システムを起動不可状態から自動的に復旧させる手法が望まれていた。
本発明の一態様は、直列的に接続された複数のユニットで構成される画像形成システムのユニット間の通信を復旧する際に、まずユニットが備える監視部が、画像形成システムが備える入力部により入力された通信アドレスを用いて他のユニットとの通信を監視する。次に、監視部による監視の結果、当該ユニットが備えるアドレス変更部が、入力された通信アドレスによる他のユニットとの通信が良好でない場合に、入力された通信アドレスを予め設定された所定の通信アドレスに変更する。そして、入力された通信アドレスを所定の通信アドレスに変更後、当該ユニットが備えるブート処理部が、当該ユニットのリブート処理を行い、所定の通信アドレスを新たな通信アドレスとして設定する。
本発明の画像形成装置によれば、ユーザがIPアドレスのような通信アドレスを誤設定した場合に、予め設定された所定の通信アドレスを用いて、画像形成システムを起動不可状態から自動的に復旧させることができる。
本発明の第1の実施の形態に係るタンデム方式の画像形成システムの全体構成例を示す概略図である。 図1の画像形成システムを構成する2台の画像形成装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図1の画像形成システムの第1の画像形成装置の機能を示すブロック図である。 図1の画像形成システムの第2の画像形成装置の機能を示すブロック図である。 図1の第1の画像形成装置と第2の画像形成装置によるシステム起動の流れを示すシーケンス図である。 図1の第1の画像形成装置と第2の画像形成システムによるIPアドレス設定の流れを示すシーケンス図である。 図1の画像形成システムの第1の画像形成装置の起動処理を示すフローチャートである。 図1の画像形成システムの第2の画像形成装置の起動処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係るタンデム方式の画像形成システムの全体構成例を示す概略図である。 図9の画像形成システムを構成する給紙装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 タンデム方式の画像形成システムの第1のネットワーク構成例を示す説明図である。 タンデム方式の画像形成システムの第2のネットワーク構成例を示す説明図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて詳細に説明する。説明は以下の順に行う。なお、以下の説明や各図において、同一要素または同一機能を有する要素には同一の符号を付して示し、重複する説明は省略する。
1.第1の実施の形態(2台の画像形成装置をLANケーブルで接続した例)
2.第2の実施の形態(給紙装置及び後処理装置と画像形成装置とをLANケーブルで接続した例)
<第1の実施の形態>
[画像形成システムの全体構成例]
はじめに、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成システムの概要について、図1を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るタンデム方式の画像形成システムの全体構成例を示す概略図である。
この画像形成システム1は、用紙の搬送経路の上流側(図1の右側)から見て、給紙装置10と、第1の画像形成装置20と、第2の画像形成装置30と、後処理装置40が順に直列的に連結されている。画像形成システム1は、第1の画像形成装置20と第2の画像形成装置30がLANケーブルで直列的に連結されている。第1の画像形成装置20と第2の画像形成装置30は、画像形成システム1を構成する通信機能を備えたユニットの一例である。
第1の画像形成装置20と第2の画像形成装置30は、タンデム方式の画像形成システム1を構成する画像形成装置として連結される際に、一方が当該画像形成システム1を統括的に管理するメイン機として設定され、他方が当該メイン機の指示に従って稼動するサブ機として設定されている。
給紙装置10は、用紙のサイズに応じて複数の給紙トレイと、給紙ローラ、分離ローラ、給紙/分離ゴム、送り出しローラ等の給紙機構(給紙部)を有しており、指示されたサイズの用紙を第1の画像形成装置20へ供給する。
第1の画像形成装置20は、画像読取部21と、操作表示部22と、給紙部23と、搬送部24と、画像形成部25と、定着部26を有する。搬送部24は、搬送路切替部や反転ローラ等から構成される反転部24aを備える。反転部24aは、定着部26を通過した用紙の表裏を反転せずに下流側に連結された第2の画像形成装置30へ搬送したり、用紙をスイッチバックして用紙の表裏を反転させた後に第2の画像形成装置30へ搬送したりする。
第2の画像形成装置30は、第1の画像形成装置20の給紙部23、搬送部24、画像形成部25、定着部26と同様の機能を備えた、給紙部33、搬送部34、画像形成部35、定着部36を有する。
用紙の両面に画像を形成する両面モードのジョブを実行する場合、第1の画像形成装置20が用紙の一方の面に画像形成を行なう画像形成装置として機能し、第2の画像形成装置30が用紙の他方の面に画像形成を行なう画像形成装置として機能する。
後処理装置40は、ソート部、ステープル部、パンチ部、折り部等の各種後処理部と、排紙トレイを有しており、第2の画像形成装置30から搬送された用紙に対して各種後処理を施し、後処理が施された用紙を排紙トレイに排出する。
図2は、画像形成システム1を構成する第1の画像形成装置20と第2の画像形成装置30のハードウェア構成例を示すブロック図である。
第1の画像形成装置20と第2の画像形成装置30は、LANケーブル2により接続されている。第1の画像形成装置20と第2の画像形成装置30との間の通信には、通信アドレスとして例えばIPアドレスが用いられる。通信アドレスは、ネットワークに接続された通信装置を識別するための符号や番号で表される識別情報である。第1の画像形成装置20と第2の画像形成装置30は、LANケーブル2を介して制御データと画像データの送信及び受信を行う。
第1及び第2の画像形成装置20,30の各不揮発メモリ124,134(記憶部の一例)には、第1及び第2の画像形成装置20,30のIPアドレス/サブネットマスクの設定が保持される。
以下は、不揮発メモリ124,134に保持されるIPアドレス/サブネットマスクの固定値の一例である。以降の説明において、IPアドレス/サブネットマスクを単に「IPアドレス」と記すことがある。
第1の画像形成装置20…「192.168.0.1/255.255.255.192」
第2の画像形成装置30…「192.168.0.2/255.255.255.192」
[第1の画像形成装置20のハードウェア構成例]
第1の画像形成装置20は、例えばCPU(Central Processing Unit)121と、CPU121が実行するプログラム等を記憶するためのROM(Read Only Memory)122と、CPU121の作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)123と、を有する。さらに、大容量記憶装置としての不揮発メモリ124と、操作表示部22を有する。なお、ROM122(記憶部の一例)としては、通常電気的に消去可能なプログラマブルROMが用いられる。また、不揮発メモリ124には半導体メモリが用いられるが、ハードディスクドライブ(HDD)などでもよい。
CPU121は、制御部の一例であり、ROM122、RAM123、不揮発メモリ124、LANIF(Local Area Network InterFace)125及び操作表示部22にそれぞれシステムバス127を介して接続され、装置全体を制御する。また、CPU121は、画像読取部21、画像処理部27、画像形成部25、給紙部23、搬送部24に、システムバス127を介して接続されている。
不揮発メモリ124は、画像読取部21で読み取って得た原稿の画像の画像データを記憶したり、出力済みの画像データ等を記憶したりする。また、不揮発メモリ124は、第1及び第2の画像形成装置20,30の通信アドレスとしてIPアドレス/サブネットマスクを記憶する。
操作表示部22は、液晶表示装置(LCD)又は有機ELD(Electro Luminescence Display)等のディスプレイ(表示部の一例)を有する。この操作表示部22は、ユーザに対する指示メニューや取得した画像データに関する情報等を表示する。さらに、操作表示部22は、ディスプレイに積層された又は一体化されたタッチパネル、及び複数のキーを備え、ユーザの操作による各種の指示、文字、数字などのデータの入力を受け付ける。ユーザは操作表示部22を操作して、第1及び第2の画像形成装置20,30に、IPアドレス/サブネットマスクを設定する。
画像読取部21は、原稿の画像を光学的に読み取って電気信号に変換する。例えば、カラー原稿を読み取る場合は、一画素当たりRGB各10ビットの輝度情報をもつ画像データを生成する。画像読取部21によって生成された画像データや、第1の画像形成装置20に接続された外部装置の一例を示すPC(パーソナルコンピュータ)から送信される画像データは、画像処理部27に送られ、画像処理される。画像処理部27は、受信した画像データに対し、必要に応じて、シェーディング補正、画像濃度調整、画像圧縮等の画像処理を行う。
例えば、第1の画像形成装置20でカラーの画像を形成する場合、画像読取部21等によって生成されたR・G・Bの画像データを画像処理部27における色変換LUT(look up table)に入力する。そして、画像処理部27は、R・G・BデータをY・M・C・Bkの画像データに色変換する。そして、色変換した画像データに対して、階調再現特性の補正、濃度補正LUTを参照した網点などのスクリーン処理、あるいは細線を強調するためのエッジ処理などを行う。
画像形成部25は、感光体ドラム、帯電装置、露光装置、現像装置、転写装置、クリーニング装置等を備え、画像データに基づき、用紙に画像を形成する。なお、第1の画像形成装置20がカラー画像を形成するものである場合には、画像形成部25がトナー色(Y,M,C,Bk)毎に設けられる。画像形成部25は、画像処理部27によって画像処理された画像データを受け取り、画像データに基づいて、転写装置(転写位置)に搬送された用紙に画像を形成する。
給紙部23は、第1の画像形成装置20本体の下部に配置されており、用紙のサイズに応じて複数の給紙トレイを有する。この用紙トレイに収納された用紙は、給紙部23により給紙されて搬送部24に送られ、搬送部24によって画像形成部25の転写装置に搬送される。
LANIF125は、LAN等のネットワークに接続するためのNIC(Network Interface Card)やモデム等の通信インターフェイス(通信部の構成要素の一例)である。例えば、LANIF125は、NICを用いて、第2の画像形成装置30のLANIF135とIPプロトコルに則った通信(IP通信)を行う。また、第1の画像形成装置20は、専用線を通じて給紙装置10とシリアル通信を行う。
通信部128は、外部ネットワークに接続するための通信インターフェイスである。例えば、通信部128は、NIC等を用いて、外部ネットワークを通じてパーソナルコンピュータ等の外部装置と通信を行い、外部装置からジョブデータや設定データを受信する。通信部128は、外部ネットワークを通じて受信した各データを、システムバス127を介してCPU121に送る。
なお、本実施の形態では、外部装置としてパーソナルコンピュータを適用した例を説明したが、これに限定されるものではなく、外部装置としては、例えばファクシミリ装置等その他各種の通信装置を適用することができる。
[第2の画像形成装置30のハードウェア構成例]
第2の画像形成装置30は、第1の画像形成装置20の操作表示部22を備えていないことを除いて、第1の画像形成装置20と同様の構成である。すなわち、第2の画像形成装置30は、第1の画像形成装置20の画像読取部21、画像処理部27、画像形成部25、給紙部23、及び搬送部24に対応する、画像読取部31、画像処理部37、画像形成部35、給紙部33、及び搬送部34を備えている。また、第2の画像形成装置30は、第1の画像形成装置20のCPU121、ROM122,RAM123、不揮発メモリ124、LANIF125、及び通信部128に対応する、CPU131、ROM132,RAM133、不揮発メモリ134、LANIF135、及び通信部138を備えている。
第2の画像形成装置30の各部は、システムバス137を介して相互に接続している。第2の画像形成装置30の各部の機能は、第1の画像形成装置20の対応する部分の機能と同様であるため詳細な説明は省略する。なお、第2の画像形成装置30の通信部138は外部ネットワークに接続していない。
第1の画像形成装置20がメイン機に設定されていることから、第1の画像形成装置20のCPU121は、第2の画像形成装置30から、第2の画像形成装置30の状態を示す信号をLANIF125を介して受信する。そして、CPU121は、第2の画像形成装置30の状態を示す信号に基づいて画像形成システム1全体を統括的に制御する。例えば、第1の画像形成装置20は、第2の画像形成装置30内でのエラー(JAM発生(紙づまり)、用紙切れ、トナー不足等)を示す信号を受信した場合には、当該エラーに応じた表示信号や動作指示信号を生成し、当該生成した信号を操作表示部22や第2の画像形成装置30等へ送信する。
[第1の画像形成装置20の機能]
図3は、第1の画像形成装置20の機能を示すブロック図である。
入出力制御部61は、LANIF125を通じて、第2の画像形成装置30から第2の画像形成装置30の状態を示す信号や種々の情報を受信する(通信部の構成要素の一例)。入出力制御部61は、入力されたIPアドレスを用いて、第2の画像形成装置30に初期通信要求を送信する。
図3の例では、当初、第1の画像形成装置20に設定されていたIPアドレスを第1のIPアドレス65bとし、ユーザによって新たに入力されたIPアドレスを第2のIPアドレス65cとしている。固定IPアドレス65aは、予め決められたIPアドレスの固定値であり、例えばROM122に保存されたプログラムに記述されている。第1のIPアドレス65b、第2のIPアドレス65c及び固定IPアドレス65aには、それぞれ第1の画像形成装置20と第2の画像形成装置30のIPアドレス/サブネットマスクが記述されている。なお、固定IPアドレス65aを予め不揮発メモリ124に保存しておいてもよい。
監視部62は、第1タイマ62aと第2タイマ62bを有する。
第1タイマ62aは、第1の画像形成装置20(のアプリケーション)が起動してから、第2の画像形成装置30へ後述する初期通信要求を通知するまでの時間(タイマ値)を計測する。そして、第1タイマ62aのタイマ値が、不揮発メモリ124に保持されている第1設定値66aを超えたときタイムアウトとなる。第2の画像形成装置30は、第1の画像形成装置20よりも遅れてアプリケーションが起動するため、第2の画像形成装置30のアプリケーションが起動するまで遅延処理が必要である。第1タイマ62aによる計時は、遅延処理の一例である。
第2タイマ62bは、第2の画像形成装置30へ初期通信要求を通知してから、第2の画像形成装置30から初期通信要求に対する応答を受信するまでの時間(タイマ値)を計測する。そして、第2タイマ62bのタイマ値が、不揮発メモリ124に保持されている第2設定値66b(第1の規定時間)を超えたときタイムアウトとなる。
監視部62は、第1タイマ62aと第2タイマ62bを利用して、ユーザが操作表示部22を操作して入力したIPアドレス/サブネットマスクによる第2の画像形成装置30とのLANIF125を介した通信を監視する。例えば、監視部62は、第1の画像形成装置20が起動した後、第2の画像形成装置30に初期通信要求を通知し、第2の画像形成装置30から初期通信要求に対する応答があるかどうかを判断する。
監視部62は、初期通信要求を通知した後に第1の規定時間(第2設定値66b)を過ぎても、第2の画像形成装置30から初期通信要求に対する応答がない場合は、第2の画像形成装置30に初期通信要求の再通知(リトライ)を行う。そして、監視部62は、第2設定値66bにリトライ回数を乗算した時間分待っても、第2の画像形成装置30から応答がない場合には、第1の画像形成装置20と第2の画像形成装置30との間の通信が良好でない(通信不可)と判断する。
アドレス変更部63は、操作表示部22から入力されたIPアドレス(第2のIPアドレス65c)を新たなIPアドレスとして、不揮発メモリ124に登録する。また、アドレス変更部63は、操作表示部22から入力されたIPアドレスによる第2の画像形成装置30との通信が良好でない場合に、入力されたIPアドレスを所定のIPアドレス(固定IPアドレス65a)に変更する。
ブート処理部64は、第1の画像形成装置20に電源を投入してから、操作可能な状態になるまでの一連の処理を自動的に行う。またブート処理部64は、入力されたIPアドレスを所定のIPアドレスに変更した後、第1の画像形成装置20のリブート処理を行い、所定のIPアドレスを通信アドレスとして設定する。このブート処理部64は、一例として、ROM122に格納されたブート処理を行うプログラムであるブートローダで実現される。
[第2の画像形成装置30の機能]
図4は、第2の画像形成装置30の機能を示すブロック図である。
第2の画像形成装置30は、第1の画像形成装置20の操作表示部22を備えていないことを除き、第1の画像形成装置20と同様の機能を有する。すなわち、第2の画像形成装置30は、第1の画像形成装置20の入出力制御部61、監視部62、アドレス変更部63、及びブート処理部64に対応する、入出力制御部71、監視部72、アドレス変更部73、及びブート処理部74を備えている。第2の画像形成装置30の各部の機能は、第1の画像形成装置20の対応する部分の機能と同様であるため、異なる点を中心に説明する。
第2の画像形成装置30は、第1の画像形成装置20が起動した後に起動する。入出力制御部71は、LANIF135を通じて、第1の画像形成装置20から送信された信号や種々の情報を受信する(通信部の構成要素の一例)。入出力制御部71は、第1の画像形成装置20から供給されたIPアドレス(第2のIPアドレス65c)を用いて、第1の画像形成装置20から送信された初期通信要求に対して初期通信応答を返信する。
監視部72は、第3タイマ72aを有する。第3タイマ72aは、第2の画像形成装置30(のアプリケーション)が起動してから、第1の画像形成装置20より初期通信要求を受信するまでの時間(タイマ値)を計測する。そして、第3タイマ72aのタイマ値が、不揮発メモリ134に保持されている第3設定値76(第2の規定時間)を超えたときタイムアウトとなる。第3タイマ72aがタイムアウトした場合は、第1の画像形成装置20と第2の画像形成装置30とは通信不可である(通信が良好でない)と判断される。
この監視部72は、LANIF135を通じ、第1の画像形成装置20より供給されたIPアドレスによる第1の画像形成装置20との通信を監視する。例えば、監視部72は、第2の画像形成装置30が起動後に、第3設定値76の時間が過ぎても第1の画像形成装置20から初期通信要求がない場合には、第1の画像形成装置20との通信が良好でないと判断する。
アドレス変更部73は、第1の画像形成装置20より供給されたIPアドレス(第2のIPアドレス65c)を新たなIPアドレスとして、不揮発メモリ134に登録する。また、アドレス変更部73は、第1の画像形成装置20より供給されたIPアドレスによる第1の画像形成装置20との通信が良好でない場合に、入力されたIPアドレスを所定のIPアドレス(固定IPアドレス65a)に変更する。
ブート処理部74は、入力されたIPアドレスを所定のIPアドレスに変更した後、第1の画像形成装置20のブート処理を行い、所定のIPアドレスを通信アドレスとして設定する。
[第1及び第2の画像形成装置20,30によるシステム起動の流れ]
図5は、第1の画像形成装置20と第2の画像形成装置30によるシステム起動の流れを示すシーケンス図である。
第1の画像形成装置20のCPU121は、ROM122に記録されたプログラムを実行することで、図5に示すシーケンスを実現する。同様に、第2の画像形成装置30は、CPU131は、ROM132に記録されたプログラムを実行することで、図5に示すシーケンスを実現する。図5は、第1の画像形成装置20と第2の画像形成装置30にIPアドレスが正常に設定されていることを想定したシーケンスである。
まず、第1の画像形成装置20のCPU121(図2)は、電源スイッチが投入されたことを検知して、第1の画像形成装置20に電源を投入(オン)する(ステップS1)。次に、ブート処理部64(図3)は、第1の画像形成装置20のブート処理を実行する(ステップS2)。そして、ブート処理部64は、ROM122から第1の画像形成装置20のアプリケーションプログラム(以下「アプリケーション」と記す)を読み出し、アプリケーションの起動処理を行う(ステップS3)。このアプリケーションにより、第2の画像形成装置30を起動させるためのハードウェア信号が、第1の画像形成装置20から第2の画像形成装置30へ送信される(ハードウェア信号オン)(ステップS4)。なお、図5では、ステップS4以降の説明において、第1の画像形成装置20を「装置20」、第2の画像形成装置30を「装置30」と記している。以降の図6〜図8においても同様の表現としている。
そして、第1の画像形成装置20の監視部62は、ハードウェア信号が出力された後に又は同時に、第1タイマ62aをスタートさせる(ステップS5)。なお、ハードウェア信号は、LANケーブル2以外の信号線を用いて送信される。
第2の画像形成装置30のCPU131(図2)は、第1の画像形成装置20からハードウェア信号を受信したことを検知すると、第2の画像形成装置30に電源を投入(オン)する(ステップS6)。次に、ブート処理部74(図4)は、第2の画像形成装置30のブート処理を実行する(ステップS7)。そして、ブート処理部74は、ROM132から第2の画像形成装置30のアプリケーションを読み出し、アプリケーションの起動処理を行う(ステップS8)。
次に、第2の画像形成装置30の監視部72は、第3タイマ72aをスタートさせ(ステップS9)、第2の画像形成装置30を第1の画像形成装置20からの初期通信要求の待ち状態にする(ステップS10)。
ここで、第1の画像形成装置20の監視部62は、第1タイマ62aのタイマ値が第1設定値66aに達して第1タイマ62aがタイムアウト(ステップS11)すると、IP通信により初期通信要求を第2の画像形成装置30へ通知する(ステップS12)。すなわち、ユーザにより入力された第2のIPアドレス65cが有効である場合には、第2のIPアドレス65cを用いてIP通信が行われる。また、監視部62は、第2タイマ62bをスタートさせ(ステップS13)、第1の画像形成装置20を第2の画像形成装置30からの初期通信応答の待ち状態にする(ステップS14)。
第2の画像形成装置30の監視部72は、第1の画像形成装置20から初期通信要求を受信すると、第3タイマ72aをリセットし(ステップS15)、IP通信により初期通信要求に対する応答を第1の画像形成装置20へ通知する(ステップS16)。
次に、第1の画像形成装置20の監視部62は、第2の画像形成装置30から初期通信要求に対する応答を受信すると、第2タイマ62bをリセットする(ステップS17)。ステップS17の処理が終了すると、システム起動処理が完了する(ステップS18)。
[第1及び第2の画像形成装置20,30によるIPアドレス設定の流れ]
図6は、第1の画像形成装置20と第2の画像形成装置30によるIPアドレス設定の流れを示すシーケンス図である。
図6は、ユーザが操作表示部22を操作して、第1及び第2の画像形成装置20,30のIPアドレスを設定するシーケンスである。この設定は、図5によりシステム起動処理が正常に完了したことを前提としている。
まず、第1の画像形成装置20が起動状態(ステップS21)において、アドレス変更部63(図3)は、ユーザが操作表示部22からIPアドレス/サブネットマスク(第2のIPアドレス65c)を入力したことを検知する(ステップS22)。この入力されたIPアドレス/サブネットマスクは、RAM123に一時的に記憶される。このとき、第1の画像形成装置20と第2の画像形成装置30の両方のIPアドレス/サブネットマスクが入力される。
以下は、入力されるIPアドレス/サブネットマスクの一例である。
第1の画像形成装置20…「10.9.0.33/255.255.255.0」
第2の画像形成装置30…「10.9.0.34/255.255.255.0」
次に、第1の画像形成装置20のアドレス変更部63は、上記の第1及び第2の画像形成装置20,30のIPアドレス/サブネットマスク(第2のIPアドレス65c)とは異なる、入力前のIPアドレス/サブネットマスク(第1のIPアドレス65b)を、不揮発メモリ124に登録する(ステップS23)。
第1の画像形成装置20のアドレス変更部63は、入力された第1及び第2の画像形成装置20,30のIPアドレス/サブネットマスク(第2のIPアドレス65c)を、IP通信により、第2の画像形成装置30へ通知する(ステップS24)。
次に、第2の画像形成装置30が起動状態(ステップS25)において、アドレス変更部73(図4)は、第1の画像形成装置20から通知された第1及び第2の画像形成装置20,30のIPアドレス/サブネットマスク(第2のIPアドレス65c)を、不揮発メモリ134へ登録する(ステップS26)。このステップS26の処理により、入力された第1及び第2の画像形成装置20,30の両方のIPアドレス/サブネットマスクが不揮発メモリ134に保存される。
次に、第2の画像形成装置30のアドレス変更部73は、IP通信により、第1及び第2の画像形成装置20,30のIPアドレス/サブネットマスクの通知に対する応答を、第1の画像形成装置20へ通知する(ステップS27)。
次に、第1の画像形成装置20のアドレス変更部63は、第2の画像形成装置30から応答を受信すると、ステップS22で入力された第1及び第2の画像形成装置20,30のIPアドレス/サブネットマスク(第2のIPアドレス65c)を、不揮発メモリ124へ登録する(ステップS28)。ステップS28の処理が終了すると、IPアドレス設定処理が完了する。このステップS26の処理により、入力された第1及び第2の画像形成装置20,30の両方のIPアドレス/サブネットマスクが不揮発メモリ124に保存される。
その後、画像形成システム1をリブート後に、第1の画像形成装置20の不揮発メモリ124、第2の画像形成装置30の不揮発メモリ134から変更後のIPアドレス/サブネットマスク(第2のIPアドレス65c)を読み出し、第1の画像形成装置20と第2の画像形成装置30が変更後のIPアドレス/サブネットマスクを用いてIP通信を行う。
なお、入力されたIPアドレス/サブネットマスク(第2のIPアドレス65c)の不揮発メモリ124における記録領域は、ステップS23において登録された入力前のIPアドレス/サブネットマスク(第1のIPアドレス65b)の記録領域とは異ならせる。このようにすることで、ユーザの設定誤りでIP通信不可の場合であっても、第1の画像形成装置20の操作表示部22に、第1及び第2の画像形成装置20,30のIPアドレス/サブネットマスクの変更前と変更後の設定値を表示することができる。したがって、ユーザが、変更前と変更後の設定値を確認することが可能となる。なお、変更前のIPアドレス/サブネットマスクが固定値(固定IPアドレス65a)である場合、表示される変更前の設定値は固定値となる。
[第1の画像形成装置20の起動処理]
図7は、第1の画像形成装置20の起動処理を示すフローチャートである。
まず、第1の画像形成装置20の起動処理(図5のステップS1〜S3)が開始されると、CPU121(図2)は、自装置が第1の画像形成装置20(メイン機)又は第2の画像形成装置30(サブ機)のいずれであるかを判断する(ステップS31)。この判断は、ステップS3のアプリケーション起動時に行う。ここで、第2の画像形成装置30であると判断した場合には、第2の画像形成装置30の起動処理へ移行する(ステップS32)。
ステップS31の判断処理において自装置が第1の画像形成装置20である場合、第2の画像形成装置30を起動するため、第1の画像形成装置20から第2の画像形成装置30にハードウェア信号が送信される(ハードウェア信号オン)(ステップS33)。第1の画像形成装置20の監視部62は、ハードウェア信号が出力された後に又は同時に、第1タイマ62aをスタートさせる(ステップS34)。
次に、監視部62は、第1タイマ62aのタイマ値が第1設定値66aに達して第1タイマ62aがタイムアウトしたかどうかを判断し(ステップS35)、第1タイマ62aがタイムアウトしていない場合にはこの判断処理を継続する。
次に、ステップS35の判断処理において第1タイマ62aがタイムアウトした場合には、監視部62は、第2タイマ62bをスタートさせるとともに、IP通信により初期通信要求を第2の画像形成装置30へ通知する(ステップS36)。このとき、監視部62は、入力されたIPアドレス/サブネットマスク(第2のIPアドレス65c)を用いてIP通信を行う。監視部62は、初期通信要求を通知すると、初期通信要求の通知回数をインクリメントする(初期値は0)。このとき、第1の画像形成装置20は、第2の画像形成装置30からの初期通信応答の待ち状態となる。
次に、監視部62は、第2タイマ62bのタイマ値が第2設定値66bに達して第2タイマ62bがタイムアウトしたかどうかを判断する(ステップS37)。ここで、第2タイマ62bがタイムアウトしている場合には、ステップS40に進む。
ステップS37の判断処理において第2タイマ62bがタイムアウトした場合には、監視部62は、初期通信要求の通知回数が閾値を超えているかどうかを判断し(ステップS40)、閾値を超えていない場合には、ステップS36へ進む。そして、監視部62は、第2タイマ62bを再スタートさせるとともに、IP通信により初期通信要求を第2の画像形成装置30へ再通知する(ステップS36)。この処理が終了後、ステップS37に進み、上記の処理を繰り返す。
一方、ステップS40において初期通信要求の通知回数が閾値を超えている場合には、監視部62は、第1の画像形成装置20と第2の画像形成装置30との通信が良好でないと判断する。そこで、アドレス変更部63は、現在のIPアドレス/サブネットマスク(第2のIPアドレス65c)に代えて、固定値のIPアドレス/サブネットマスク(固定IPアドレス65a)を不揮発メモリ124へ登録する(ステップS41)。最後に、ブート処理部64は、第1の画像形成装置20をリブートし(ステップS42)、固定IPアドレス65aを通信アドレスに設定する。この処理が終了すると、第1の画像形成装置20の起動処理を終了する。そして、第1の画像形成装置20は、図7の起動処理が再度実行する。
またステップS37の判断処理において第2タイマ62bがタイムアウトしていない場合には、監視部62は、第2の画像形成装置30から初期通信要求に対する応答の有無を判断する(ステップS38)。ここで、初期通信要求に対する応答がない場合は、ステップS37に戻り、第2タイマ62bの監視を継続する。
一方、ステップ38において初期通信要求に対する応答がある場合には、監視部62は、第2タイマ62bをリセットする(ステップS39)。この処理が終了すると、第1の画像形成装置20の起動処理を終了する。
以上説明した第1の画像形成装置20の起動処理により、第1の画像形成装置20ではユーザにより入力されたIPアドレス/サブネットマスクから、固定値のIPアドレス/サブネットマスクへ変更される。そして、第1の画像形成装置20をリブートすることにより、不揮発メモリ124に登録された固定値のIPアドレス/サブネットマスクが、以降の通信に用いられる通信アドレスとして割り当てられる。
[第2の画像形成装置30の起動処理]
図8は、第2の画像形成装置30の起動処理を示すフローチャートである。
まず、第2の画像形成装置30の起動処理(図5のステップS6〜S8)が開始されると、CPU131(図2)は、自装置が第1の画像形成装置20(メイン機)又は第2の画像形成装置30(サブ機)のいずれであるかを判断する(ステップS51)。この判断は、ステップS8のアプリケーション起動時に行う。ここで、第1の画像形成装置20であると判断した場合には、第1の画像形成装置20の起動処理へ移行する(ステップS52)。
ステップS51の判断処理において自装置が第2の画像形成装置30である場合、第2の画像形成装置30の監視部72は、アプリケーションの起動後に、第3タイマ72aをスタートさせる(ステップS53)。
次に、監視部72は、第3タイマ72aのタイマ値が第3設定値76に達して第3タイマ72aがタイムアウトしたかどうかを判断する(ステップS54)。ここで、第3タイマ72aがタイムアウトしている場合には、ステップS57へ進む。
ステップS54において第3タイマ72aがタイムアウトしている場合には、監視部72は、第1の画像形成装置20と第2の画像形成装置30との通信が良好でないと判断する。そこで、アドレス変更部73は、第1の画像形成装置20から供給された現在のIPアドレス/サブネットマスク(第2のIPアドレス65c)に代えて、固定IPアドレス/サブネットマスク(固定IPアドレス65a)を不揮発メモリ134へ登録する(ステップS57)。最後に、ブート処理部74は、第2の画像形成装置30をリブートし(ステップS58)、固定IPアドレス65aを通信アドレスに設定する。この処理が終了すると、第2の画像形成装置30の起動処理を終了する。そして、第1の画像形成装置20は、図7の起動処理が再度実行する。
またステップS54の判断処理において第3タイマ72aがタイムアウトしていない場合には、監視部72は、第1の画像形成装置20から初期通信要求の通知の有無を判断する(ステップS55)。ここで、初期通信要求の通知がない場合は、ステップS54に戻り、第3タイマ72aの監視を継続する。
一方、ステップ55において初期通信要求の通知がある場合には、監視部72は、第3タイマ72aをリセットする(ステップS56)。この処理が終了すると、第2の画像形成装置30の起動処理を終了する。
以上説明した第2の画像形成装置30の起動処理により、第2の画像形成装置30ではユーザにより入力されたIPアドレス/サブネットマスクから、固定値のIPアドレス/サブネットマスクへ変更される。そして、第2の画像形成装置30をリブートすることにより、不揮発メモリ134に登録された固定値のIPアドレス/サブネットマスクが、以降の通信に用いられる通信アドレスとして割り当てられる。
上述した第1の実施の形態では、第1の画像形成装置20の不揮発メモリ124及び第2の画像形成装置30の不揮発メモリ134に、IPアドレスが登録(設定)されている。操作表示部22から入力されたIPアドレスは、アドレス変更部63(73)により、不揮発メモリ124(134)に登録される。第1の画像形成装置20(第2の画像形成装置30)が備える監視部62(72)は、不揮発メモリ124(134)に格納された、操作表示部22から入力されたIPアドレスを用いて第2の画像形成装置30(第1の画像形成装置20)との通信を監視する。そして、その監視の結果、第1の画像形成装置20(第2の画像形成装置30)が備えるアドレス変更部63(73)が、入力されたIPアドレスによる通信相手の第2の画像形成装置30(第1の画像形成装置20)との通信が良好でない場合に、入力されたIPアドレスを固定のIPアドレスに変更する。そして、IPアドレスを固定のIPアドレスに変更後、第1の画像形成装置20(第2の画像形成装置30)が備えるブート処理部64(74)が、当該第1の画像形成装置20(第2の画像形成装置30)のブート処理を行い、通信アドレスとして固定のIPアドレスを不揮発メモリ124(134)に登録(設定)する。
このように、本実施の形態は、ユーザが第1の画像形成装置20及び第2の画像形成装置30に誤ったIPアドレスを設定した場合に、予め登録しておいた通信可能な固定値のIPアドレスに自動的に変更することができる。それにより、画像形成システム1をユーザの誤設定によって起動が不可能な状態から自動的に復旧させ、容易にユーザが正しい設定をやり直すことができるようになる。
また、画像形成システム1は、第1の画像形成装置20及び第2の画像形成装置30によって双方向から通信を監視するため、ユーザの誤設定をより確実に検知できる。
<第2の実施の形態>
第2の実施の形態は、給紙装置10及び後処理装置40と第1及び第2の画像形成装置20,30とをLANケーブルで接続した例である。
図9は、本発明の第2の実施の形態に係るタンデム方式の画像形成システムの全体構成例を示す概略図である。
図9の画像形成システム1Aは、第1の実施の形態に係る画像形成システム1(図1)と同様に、第1の画像形成装置20と第2の画像形成装置30が直列的に連結されている。さらに画像形成システム1Aでは、第1の画像形成装置20がLANIF126を備え、給紙装置10がLANIF115を備え、LANIF126とLANIF115がLANケーブル2で接続されている。また、第2の画像形成装置30がLANIF136を備え、後処理装置40がLANIF145を備え、LANIF136とLANIF145がLANケーブル2で接続されている。このように、各装置間をLANケーブル2で接続することにより、操作表示部22から各装置のIPアドレス/サブネットマスクを設定することができる。
図10は、給紙装置10のハードウェア構成例を示すブロック図である。
給紙装置10は、給紙部11と、CPU111と、ROM112と、RAM113と、不揮発メモリ114と、LANIF115を備えている。給紙装置10の各部は、システムバス137を介して相互に接続している。
給紙装置10は、給紙部11により、複数の給紙トレイに収納された用紙から指示されたサイズの用紙を第1の画像形成装置20へ供給する。また、給紙装置10が備えるCPU111、ROM112、RAM113、不揮発メモリ114、LANIF115は、第2の画像形成装置30のCPU131、ROM132、RAM133、不揮発メモリ134、LANIF135と同様の機能を有する。そして、給紙装置10は、図4に示す第2の画像形成装置30の機能と同様の機能を有する。
図5〜図8に示したシーケンス図又はフローチャートに記載した第2の画像形成装置30を、給紙装置10に置き換えることで、第1の画像形成装置20の操作表示部22により、第1の画像形成装置20及び給紙装置10のIPアドレス/サブネットマスクを設定することができる。
また、画像形成システム1Aの後処理装置40は、第2の画像形成装置30とLANケーブル2を介して接続している。この後処理装置40は、給紙部11を除いて給紙装置10と同様のハードウェア構成を有し、図4に示す第2の画像形成装置30の機能と同様の機能を有する。したがって、給紙装置10と同様に、第1の画像形成装置20の操作表示部22により、第2の画像形成装置30及び後処理装置40のIPアドレス/サブネットマスクを設定することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施の形態について説明した。しかしながら、上記実施の形態による発明の開示の一部をなす論述及び図面により本発明は限定されることはなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
上述した第1の実施の形態において、第1の画像形成装置20の監視部62は、第2設定値66bにリトライ回数を乗算した時間を過ぎても、第2の画像形成装置30から応答がない場合には、第1の画像形成装置20と第2の画像形成装置30との間の通信が良好でない(通信不可)と判断する構成を説明したが、これに限られない。すなわち、第1の画像形成装置20の第2タイマ62bが、第3の画像形成装置30の第3タイマ72より遅いタイミングでタイムアウトするように、第2設定値66bと第3の設定値76を設定すればよい。例えば、第2設定値66bを、第3設定値76より大きい値(例えば、第1の実施の形態における第2設定値66bにリトライ回数を乗算した時間に相当する時間分)を設定しておく。そして、監視部62は、第2タイマ62bのタイマ値がこの大きな値の第2設定値66bを超えても、第2の画像形成装置30から応答がない場合には、通信が良好でないと判断するようにしてもよい。
また、上述した第2設定値66b、第3設定値76及びリトライ回数は、基本的には予め設定された固定値であるが、ユーザが操作表示部22(入力部)を用いて入力できる構成としてもよい。入力の際は、CPU121又は131が、ユーザにより入力された第2設定値66b、第3設定値76及びリトライ回数の値が、上述した条件を満たすかどうかをチェックし、条件を満たさない場合は、入力不可とする。
また、上述した第1の実施の形態では、図7のステップS42において第1の画像形成装置20をリブートするが、このとき第2の画像形成装置30へ送信していたハードウェア信号をオフし、第2の画像形成装置30を停止させるようにしてもよい。これにより、第1の画像形成装置20をリブートしているときに、第1の画像形成装置20から第2の画像形成装置30を確実に切り離すことができるため、第1の画像形成装置20をリブート中の予期せぬ事故を未然に防止できる。
また、上述した第1の実施の形態では、図8のステップS58において第2の画像形成装置30をリブートするが、このとき第1の画像形成装置20からのハードウェア信号をオフし、第2の画像形成装置30を停止させてもよい。そして、第2の画像形成装置30は、第1の画像形成装置20のリブートが完了後、図6に示すように第1の画像形成装置20からハードウェア信号を受け取って起動する。
また、上述した第1及び第2の実施の形態では、第1及び第2の画像形成装置20,30と、給紙装置10と、後処理装置40によってタンデム方式の画像形成システム1を構成したが、この例に限られない。すなわち、画像形成システムを構成するユニットは、2台又は3台、もしくは5台以上とすることができる。
また、上述した第1及び第2の実施の形態において、隣接するユニット間をLANケーブル2で直結したがこの例に限らず、図12に示したハブ250等の集線装置を用いて、第1及び第2の画像形成装置20,30と、給紙装置10と、後処理装置40を相互に通信可能に接続してもよい。
1,1A…画像形成システム、 20…第1の画像形成装置、 22…操作表示部、 30…第2の画像形成装置、61,71…入出力制御部、 62,72…監視部、 62a…第1タイマ、 62b…第2タイマ、 63…アドレス変更部、 64…ブート処理部、 65a…固定IPアドレス、 65b…第1のIPアドレス、 65c…第2のIPアドレス、 66a…第1設定値、 66b…第2設定値、 67…リトライ上限値、72a…第3タイマ、 76…第3設定値、 121,131…CPU、 122,132…ROM、 123,133…RAM、 124,134…不揮発メモリ、 125,135…LANIF

Claims (6)

  1. 複数のユニットが直列的に連結された画像形成システムにおいて、
    前記複数のユニットの各々は、
    設定された通信アドレスを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された通信アドレスを用いて他のユニットと通信を行う通信部と、
    前記画像形成システムが備える入力部により入力された通信アドレスを前記設定された通信アドレスとして用いて他のユニットとの通信を監視する監視部と、
    前記監視部による監視の結果、前記入力された通信アドレスによる前記他のユニットとの通信が良好でない場合に、前記入力された通信アドレスを予め設定された所定の通信アドレスに変更するアドレス変更部と、
    前記入力された通信アドレスを前記所定の通信アドレスに変更後、当該ユニットのリブート処理を行い、前記所定の通信アドレスを新たな通信アドレスとして設定するブート処理部と、を備える
    画像形成システム。
  2. 前記複数のユニットとして、通信ケーブルで直結された第1のユニットと第2のユニットを有し、
    前記第1のユニットが起動した後、前記第1のユニットの前記通信部は、前記入力された通信アドレスを用いて前記第2のユニットに初期通信要求を通知し、前記第1のユニットの前記監視部は、前記初期通信要求を通知後に第1の規定時間を過ぎても前記第2のユニットから前記初期通信要求に対する応答がない場合には、前記第2のユニットとの通信が良好でないと判断し、前記アドレス変更部は、前記入力された通信アドレスを所定の通信アドレスに変更して、当該所定の通信アドレスを記憶部に記憶し、
    前記第1のユニットが起動した後に前記第2のユニットが起動し、前記第2のユニットの前記監視部は、前記第2のユニットが起動後に第2の規定時間が過ぎても前記第1のユニットから前記初期通信要求がない場合には、前記第1のユニットとの通信が良好でないと判断し、前記第2のユニットは、前記アドレス変更部は、前記入力された通信アドレスを前記所定の通信アドレスに変更して、前記所定の通信アドレスを記憶部に記憶する
    請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記第1のユニットの前記監視部は、前記初期通信要求を通知後に第1の規定時間を過ぎても前記第2のユニットから前記初期通信要求に対する応答がない場合は、前記第2のユニットに前記初期通信要求を再通知し、前記初期通信要求の再通知回数が閾値を超えた場合には、前記第2のユニットとの通信が良好でないと判断する
    請求項2に記載の画像形成システム。
  4. 前記第1のユニットにおける前記第1の規定時間に前記初期通信要求の再通知回数を乗算した時間が、前記第2のユニットにおける前記第2の規定時間よりも長い
    請求項3に記載の画像形成システム。
  5. 直列的に接続された複数のユニットを有する画像形成システムを構成するユニットにおいて、
    前記ユニットは、
    設定された通信アドレスを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された通信アドレスを用いて他のユニットと通信を行う通信部と、
    前記画像形成システムが備える入力部により入力された通信アドレスを前記設定された通信アドレスとして用いて他のユニットとの通信を監視する監視部と、
    前記監視部による監視の結果、前記入力された通信アドレスによる前記他のユニットとの通信が良好でない場合に、前記入力された通信アドレスを予め設定された所定の通信アドレスに変更するアドレス変更部と、
    前記入力された通信アドレスを前記所定の通信アドレスに変更後、当該ユニットのリブート処理を行い、前記所定の通信アドレスを新たな通信アドレスとして設定するブート処理部と、を備える
    画像形成システムを構成するユニット。
  6. 直列的に接続された複数のユニットで構成される画像形成システムにおけるユニット間の通信復旧方法において、
    前記ユニットが備える監視部は、前記画像形成システムが備える入力部により入力された通信アドレスを用いて他のユニットとの通信を監視し、
    前記監視部による監視の結果、前記ユニットが備えるアドレス変更部は、前記入力された通信アドレスによる前記他のユニットとの通信が良好でない場合に、前記入力された通信アドレスを予め設定された所定の通信アドレスに変更し、
    前記入力された通信アドレスを前記所定の通信アドレスに変更後、前記ユニットが備えるブート処理部は、当該ユニットのリブート処理を行い、前記所定の通信アドレスを新たな通信アドレスとして設定する
    画像形成システムにおけるユニット間の通信復旧方法。
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