JP2007194984A - 画像形成装置および画像形成装置のjob管理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】タンデム接続された画像形成装置間で、マスタ機側で相手機のJOBの入れ替え等の操作を可能にする。
【解決手段】画像データに基づいて画像を形成する画像形成手段と、ネットワークを介して他の画像形成装置に接続して前記画像データに基づいて複数の画像形成装置で1つのJOBの部数を振り分けて出力するタンデムモードと、前記タンデムモードで接続された他の画像形成装置における相手機JOBの操作を行う相手機JOB管理手段を有する。相手機JOBの操作は相手機JOBの入れ替え、削除、保留などによりおこなうことができる。相手機JOBはタンデムJOBに限定する他、全JOBを対象にすることもできる。相手機に出向くことなく該相手機でのJOBの入れ替えなどの操作を行うことができ、タンデム出力に際し、作業性、生産性が向上する。
【選択図】図5
【解決手段】画像データに基づいて画像を形成する画像形成手段と、ネットワークを介して他の画像形成装置に接続して前記画像データに基づいて複数の画像形成装置で1つのJOBの部数を振り分けて出力するタンデムモードと、前記タンデムモードで接続された他の画像形成装置における相手機JOBの操作を行う相手機JOB管理手段を有する。相手機JOBの操作は相手機JOBの入れ替え、削除、保留などによりおこなうことができる。相手機JOBはタンデムJOBに限定する他、全JOBを対象にすることもできる。相手機に出向くことなく該相手機でのJOBの入れ替えなどの操作を行うことができ、タンデム出力に際し、作業性、生産性が向上する。
【選択図】図5
Description
この発明は、複数の画像形成装置で画像データに基づく1つのJOBの部数を振り分けて出力するタンデムモードを有する画像形成装置および該画像形成装置のJOB管理方法に関するものである。
近年、高度情報化技術の進展により複写機、プリンタあるいは複合機など画像形成装置のデジタル化及びネットワーク化に伴い、複数の画像形成装置を連結して、ある1つの画像読み取り装置で読み取った原稿画像を複数の画像形成装置で高速複写したり、コンピュータなどから送信された画像データを複数のプリンタで高速出力することにより、多数枚の画像出力を短時間で得られるタンデム出力システムの技術が実用化されている。
このタンデム出力システムでは、親機で予約されたタンデムJOBについて子機へ部数を分配するが、子機に既に他のJOBが予約されている場合、これらのJOBの終了後にタンデム出力がなされることになり、早くタンデムJOBの出力を行いたいという要望に応えることができない。
これに対しては、親機からのタンデムJOBを受け付けた子機側で、自身に予約JOBがあった場合に、出力中JOBの後に受け付けたタンデムJOBを自動的に予約することで、タンデム出力を早期に行う画像形成装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開2004−222003号公報
これに対しては、親機からのタンデムJOBを受け付けた子機側で、自身に予約JOBがあった場合に、出力中JOBの後に受け付けたタンデムJOBを自動的に予約することで、タンデム出力を早期に行う画像形成装置が提案されている(特許文献1参照)。
しかし、上記した提案技術では、子機側でタンデム出力が自動的に順序付けられるので、ユーザーが望む優先順序でタンデム出力が行われない場合がある。例えば、最優先でタンデムJOBを出力したい場合や、後に生成されたタンデムJOBの順位を繰り上げたい場合などに対応することができない。
このため、ユーザーが望む順序で出力順序が設定されない場合には、ユーザーはJOBを分配された各々の子機へ出向き、子機側で予約JOBの出力入れ替え作業を行う必要がある。これにより従来の画像形成装置では、タンデム出力に際し、作業性の悪さや生産性の低下という問題を抱えている。
このため、ユーザーが望む順序で出力順序が設定されない場合には、ユーザーはJOBを分配された各々の子機へ出向き、子機側で予約JOBの出力入れ替え作業を行う必要がある。これにより従来の画像形成装置では、タンデム出力に際し、作業性の悪さや生産性の低下という問題を抱えている。
本発明は、上記事情を背景としてなされたものであり、ユーザーが子機側で出向くことなくユーザーが望む順位でタンデム出力の順位を変更することができる画像形成装置および画像形成装置のJOB管理方法を提供することを目的とする。
すなわち、本発明の画像形成装置のうち、請求項1記載の発明は、画像データに基づいて画像を形成する画像形成手段と、ネットワークを介して他の画像形成装置に接続して前記画像データに基づいて複数の画像形成装置で1つのJOBの部数を振り分けて出力するタンデムモードと、前記タンデムモードで接続された他の画像形成装置における相手機JOBの操作を行う相手機JOB管理手段とを有することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、ネットワークを介して他の画像形成装置との間で1つのJOBの部数を振り分けて出力するタンデムモードの際に、タンデムモードで接続された他の画像形成装置における相手機JOBを自機に備える相手機JOB管理手段によって操作することができる。
複数の画像形成装置はネットワークを介して接続されるが、該ネットワークは、各装置間との単方向または双方向の送受信を可能とするものであり、各画像形成装置は、通常はLAN、専用線、WAN等によって接続される。各画像形成装置は、これらのネットワークに接続するLANインターフェースなどを通信手段として備える。該通信手段は、各画像形成装置間で画像データや、種々の指令データや設定データなどの送受信を行うことができる。
タンデムモードでは、一つの画像形成装置で読み取った画像データや外部からの画像データの入力によって各画像形成装置が連動して画像形成を行う。タンデムモードは、常時動作するものであってもよく、また、タンデム動作釦などによる操作によって動作するものであってもよい。また、他の画像形成装置からのタンデムモード設定通知を受けてタンデムモードに移行するものであってもよい。
相手機JOBとしては、タンデムJOBや他の画像形成装置におけるタンデムモード以外のJOBを対象にすることができる。また、相手機JOB管理手段は、後述するように、適宜の入力手段を介してユーザーが操作入力を行うものや、画像形成装置での自機JOBの順位入れ換えなどの操作に連動して他の画像形成装置における相手機JOBが自動的に操作されるものにより構成することができる。相手機JOB管理手段による操作内容は、相手機JOB操作指令としてネットワークを介して他の画像形成装置に送信される。
請求項2記載の画像形成の発明は、請求項1記載の発明において、前記タンデムモードで相手機として接続する画像形成装置の設定を行う相手機接続設定手段を有することを特徴とする。
請求項2記載の発明によれば、タンデムモードで接続する他の画像形成装置の設定が相手機接続設定手段によってなされ、該設定に基づいてタンデムモードでの接続が確立される。相手機接続設定手段は、ユーザーの設定入力によって設定を行うものでもよく、また、ネットワークに接続された画像形成装置を検知して接続の設定を自動的に行うものであってもよい。
請求項3記載の画像形成装置の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記相手機JOBの操作が、相手機JOBの入れ替え、削除、保留の少なくとも一つであることを特徴とする。
請求項3記載の発明では、相手機JOBの操作として、JOBの入れ替え、削除、保留を示す。これらの操作は、いずれか一つが操作対象であってもよく、また、複数を操作対象とするものであってもよい。
請求項4記載の画像形成装置の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、前記相手機JOB管理手段で操作を行う対象JOBは、タンデムモードによるJOBであることを特徴とする。
請求項4記載の発明では、相手機JOB管理手段で操作を行う対象JOBがタンデムJOBのみに限定される。
請求項5記載の画像形成装置の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の発明において、前記接続設定手段にて選択された相手機の予約及び出力中のJOB情報を表示する相手機JOB表示手段を有することを特徴とする。
請求項5記載の発明によれば、タンデム接続された他の画像形成装置におけるJOBの情報が相手機JOB表示手段により表示される。これによりユーザーは、タンデム接続された他の画像形成装置のJOBの順位を視覚により容易に確認することができ、相手機JOBの操作も望みどおりに容易に行うことができる。
請求項6記載の画像形成装置の発明は、請求項5記載の発明において、前記相手機JOB情報表示手段は、相手機JOB情報が通常出力かタンデムモードによる出力であるかを識別可能に表示することを特徴とする。
請求項6記載の発明によれば、ユーザーは相手機JOB情報表示手段に表示されている相手機JOBがタンデム出力によるものであるか否かを容易に確認することができる。
請求項7記載の画像形成装置の発明は、請求項1〜6のいずれかに記載の発明において、前記相手機JOB管理手段で操作を行う対象JOBを予約されている全てのJOBを対象とするかタンデムモードによるJOBのみを対象とするかを設定可能であることを特徴とする。
請求項7記載の発明によれば、相手機JOB管理手段で操作を行うJOBをユーザーの希望により、タンデムJOBに限るか、全てを対象とするかを選択することができる。
選択は、機械設定によって予め行うことができ、また、相手機JOB管理手段で操作を行うたびに設定可能にすることもできる。
選択は、機械設定によって予め行うことができ、また、相手機JOB管理手段で操作を行うたびに設定可能にすることもできる。
請求項8記載の画像形成装置の発明は、請求項1〜7のいずれかに記載の発明において、前記相手機JOB管理手段は、相手機JOBの操作を行う相手機JOB操作入力手段を備えることを特徴とする。
請求項8記載の発明によれば、ユーザーの操作入力によって相手機JOBの操作を行うことができる。
請求項9記載の画像形成装置の発明は、請求項1〜8のいずれかに記載の発明において、前記相手機JOB管理手段は、自機におけるJOBの操作に連動して前記相手機JOBの操作を行うことを特徴とする。
請求項9記載の発明によれば、自機のJOB操作に連動して相手機JOBの操作が行われ、相手機JOBの操作の簡略化がなされる。連動させる自機のJOBは、タンデムJOBに限定することができる。
請求項10記載の画像形成装置の発明は、請求項9記載の発明において、前記相手機JOB管理手段は、自機におけるJOBの操作に連動して前記相手機JOBの操作を行うか否かを設定可能であることを特徴とする。
請求項10記載の発明によれば、相手機JOBの操作を自機におけるJOBの操作に連動して自動的に行うか否かをユーザーの希望により選択することができる。
選択は、機械設定によって予め行うことができ、また、相手機JOB管理手段で操作を行うたびに設定可能にすることもできる。
選択は、機械設定によって予め行うことができ、また、相手機JOB管理手段で操作を行うたびに設定可能にすることもできる。
請求項11記載の画像形成装置の発明は、請求項1〜10のいずれかに記載の発明において、前記相手機JOB管理手段は、複数の画像形成装置間でタンデムモードによる接続が確立したことに基づいて相手機JOBの操作を可能とすることを特徴とする。
請求項11記載の発明によれば、タンデムモード確率前の相手機JOBの操作を不可にすることで、不適切な相手機JOBの操作を防止することができる。
請求項12記載の画像形成装置の発明は、請求項1〜10のいずれかに記載の発明において、前記相手機JOB管理手段は、タンデムモードに基づいて他の画像形成装置に画像データの送信を行った後、相手機JOBの操作を可能とすることを特徴とする。
請求項12記載の発明によれば、タンデムモードに際し、画像データ送信前の相手機JOBの操作を不可にすることができ、不適切な相手機JOBの操作をより確実に防止することができる。
請求項13記載の画像形成装置の発明は、請求項1〜12のいずれかに記載の発明において、タンデムモードに基づいて前記相手機に送信されるタンデムJOBについて、相手機側での操作を禁止する操作禁止指令を前記相手機に送信する相手機操作禁止指令手段を備えることを特徴とする。
請求項13記載の発明によれば、相手機JOB管理手段によって操作を行った相手機JOBが相手機側で操作されるのを禁止して、操作した相手機JOBの順位等を確実に固定することができる。
請求項14記載の画像形成装置の発明は、請求項13記載の発明において、前記相手機操作禁止指令手段による前記操作禁止指令を行うか否かを設定可能であることを特徴とする。
請求項14記載の発明によれば、相手機JOB管理手段によって操作を行った相手機JOBが相手機側で操作されるのを禁止するか否かを設定することができる。該選択は、機械設定によって予め行うことができ、また、相手機JOB管理手段で操作を行うたびに設定可能にすることもできる。また、JOB毎に前記禁止を行うか否かを設定可能にしてもよい。
請求項15記載の画像形成装置の発明は、画像データに基づいて画像を形成する画像形成手段と、ネットワークを介して他の画像形成装置に接続して前記画像データに基づいて複数の画像形成装置で1つのJOBの部数を振り分けて出力するタンデムモードと、前記タンデムモードで接続された他の画像形成装置からの相手機JOB操作指令を受けて自機によるJOBの操作を行う自機JOB管理手段とを有することを特徴とする。
請求項15記載の発明によれば、ネットワークを介して他の画像形成装置との間で1つのJOBの部数を振り分けて出力するタンデムモードの際に、該タンデムモードで接続された他の画像形成装置でなされたJOB操作の指令に基づいて自機のJOB操作が行われる。
上記画像形成装置は、これらのネットワークに接続するLANインターフェースなどを通信手段として備える。該通信手段は、各画像形成装置間で画像データや、種々の指令データや設定データなどの送受信を行うことができる。
請求項16記載の画像形成装置の発明は、請求項15記載の発明において、タンデムモードに際し、自機におけるJOB情報を、他の画像形成装置に送信可能であることを特徴とする。
請求項16記載の発明によれば、相手機JOBの操作を行う画像形成装置に対し、自機のJOB情報を送信して、他の画像形成装置側から相手機JOBとしての操作を容易にする。
請求項17記載の画像形成装置の発明は、請求項15または16に記載の発明において、前記相手機JOB操作指令の対象JOBは、タンデムモードによるJOBであることを特徴とする。
請求項17記載の発明によれば、他の画像形成装置で操作される自機のJOBがタンデムJOBに限定される。
請求項18記載の画像形成装置の発明は、請求項15〜17のいずれかに記載の発明において、タンデムモードに基づいて他の画像形成装置から送信されたタンデムJOBについて、前記他の画像形成装置から送信された操作禁止指令を受けて自機での前記タンデムJOBの操作を禁止することを特徴とする。
請求項18記載の発明によれば、タンデムモードに際し、他の画像形成装置からの操作禁止指令を受けて、自機のJOB操作を禁止する。
請求項19記載の画像形成装置のJOB管理方法の発明は、ネットワークを介して接続された複数の画像形成装置で画像データに基づいて1つのJOBの部数を振り分けて出力するタンデム出力に際し、マスター機となる画像形成装置によってスレーブとなる画像形成装置の相手機JOBの操作を可能とすることを特徴とする。
請求項19記載の発明によれば、タンデムモードに際し、マスターとなる画像形成装置によってスレーブとなる画像形成装置のJOBの操作を行うことができる。
請求項20記載の画像形成装置のJOB管理方法の発明は、請求項19記載の発明において、前記相手機JOBの操作が、相手機JOBの入れ替え、削除、保留の少なくとも一つであることを特徴とする。
以上説明したように、本発明の画像形成装置によれば、画像データに基づいて画像を形成する画像形成手段と、ネットワークを介して他の画像形成装置に接続して前記画像データに基づいて複数の画像形成装置で1つのJOBの部数を振り分けて出力するタンデムモードと、前記タンデムモードで接続された他の画像形成装置における相手機JOBの操作を行う相手機JOB管理手段とを有し、また本発明の画像形成装置のJOB管理方法は、ネットワークを介して接続された複数の画像形成装置で画像データに基づいて1つのJOBの部数を振り分けて出力するタンデム出力に際し、マスター機となる画像形成装置によってスレーブとなる画像形成装置の相手機JOBの操作を可能とするので、相手機に出向くことなく該相手機でのJOBの入れ替え、削除、保留などの操作を行うことができ、タンデム出力に際し、作業性、生産性が向上する効果がある。
以下に、本発明の一実施形態を説明する。
図1は、本発明の画像形成装置1の機械的な構造を示すものであり、以下に機械的構造について説明する。
画像形成装置1は、その上部側に、CCD121を含むスキャナ部120、自動原稿給送装置(ADF)123、原稿がセットされるプラテンガラス124、ADF原稿読み取りスリットガラス125が設けられており、これらによって原稿読み取り手段が構成されている。また、画像形成装置1の上部側で、プラテンガラス124が位置しない箇所に、操作部140が設けられて、操作者による操作が可能になっている。
図1は、本発明の画像形成装置1の機械的な構造を示すものであり、以下に機械的構造について説明する。
画像形成装置1は、その上部側に、CCD121を含むスキャナ部120、自動原稿給送装置(ADF)123、原稿がセットされるプラテンガラス124、ADF原稿読み取りスリットガラス125が設けられており、これらによって原稿読み取り手段が構成されている。また、画像形成装置1の上部側で、プラテンガラス124が位置しない箇所に、操作部140が設けられて、操作者による操作が可能になっている。
また、画像形成装置1の下部側には、給紙トレイ153が配置され、さらに画像形成装置1に付設するようにして同じく給紙トレイとなる大容量給紙トレイ154が配置されている。これら給紙トレイの搬送先には第2給紙ローラ155が配置されている。これら構成により本発明の給紙手段が構成されている。第2給紙ローラ155の搬送方向下流場所には、LD151等からなる画像形成部が設けられている。上記画像形成部、給紙トレイ153、大容量給紙トレイ154、第2給紙ローラ155などによってプリンタ部150が構成されている。画像形成部の下流側には、排紙域に後処理装置(FNS)160が設置されており、画像形成がなされた転写紙に所望の後処理(ステープル、パンチなど)を行えるようになっている。上記画像形成部は、感光体151a、帯電器151b、現像器151c、定着器151dなどによって構成されている。
上記画像形成装置1はデジタル複合機からなり、他の画像形成装置2が、図2に示すように、ネットワークを構成するLAN50によってタンデム出力可能に接続されて、タンデム画像形成システムを形成している。図では、画像形成装置として画像形成装置1、2が示されているが、本発明としてはその台数は特に限定されるものではない。なお、図中PC1、PC2は、外部処理装置である端末装置である。なお、画像形成装置2も上記画像形成装置1と同様の機械構成を有しており、その説明は省略する。
図2では、画像形成装置1、2を機能上のブロック図として示しており、その内容を以下に詳細に説明する。
すなわち画像形成装置1、2は、制御部110、210とスキャナ部130、230と操作部140、240とプリンタ部150、250とを有するデジタルコピア本体100、200と、LAN50を通して外部との間で入出力される画像データを処理する画像処理手段170、270とを備えている。
すなわち画像形成装置1、2は、制御部110、210とスキャナ部130、230と操作部140、240とプリンタ部150、250とを有するデジタルコピア本体100、200と、LAN50を通して外部との間で入出力される画像データを処理する画像処理手段170、270とを備えている。
前記デジタルコピア本体100、200の制御部110、210には、上記したようにLAN50に接続されるLANインターフェース112、212を有しており、該LANインターフェース112、212は、画像形成装置100、200の内部側ではPCIバス101、201を介して制御部110、210のDRAM制御IC111、211に接続されている。また、制御部110、210には、画像形成装置全体を制御する画像制御CPU113、213を備えており、該画像制御CPU113、213に前記DRAM制御IC111、211が接続されている。
また、画像制御CPU113、213には、不揮発メモリ115、215が接続されている。該不揮発メモリ115には、上記画像制御CPU113、213を動作させるためのプログラムや画像形成装置1、2の各種設定データ、プロセス制御パラメータ等のデータが格納されている。
また、DRAM制御IC111、211には、RAM119、219が接続されている。RAM119、219は、データの一時保存やプラグラムのワークエリアなどとして動作する。さらに、DRAM制御IC111、211には、PCIバス101、201を介して大容量のHDD117、217が接続されている。該HDD117、217には画像データの格納が可能であり、さらに上記したプログラムや設定データなどの格納も可能である。
また、DRAM制御IC111、211には、RAM119、219が接続されている。RAM119、219は、データの一時保存やプラグラムのワークエリアなどとして動作する。さらに、DRAM制御IC111、211には、PCIバス101、201を介して大容量のHDD117、217が接続されている。該HDD117、217には画像データの格納が可能であり、さらに上記したプログラムや設定データなどの格納も可能である。
画像制御CPU113、213は、不揮発メモリ115、215の不揮発データを読み取り可能であり、また、所望のデータを不揮発データとして該不揮発メモリ115、215に書き込むことが可能である。さらに画像制御CPU113、213は、上記LANインターフェース112、212を通してLAN50(予め指定された機械=IPアドレスに対してなど)を介して他の画像形成装置等との通信が可能であり、他の画像形成装置等との間で画像データの送受信や設定パラメータなどの送受信を行うことができる。すなわち、LANインターフェース112、212は、通信手段としての機能を有している。
画像制御CPU113、213は、上記のように不揮発メモリ115、215との間でデータの授受が可能であり、さらにLANインターフェース112、212を通して他の画像形成装置との間でデータの授受を行うことができる。そして上記データの授受に際し、LANインターフェース112、212を通して相手機JOB操作指令の授受を行うことができる。
また、画像制御CPU113、213では、画像情報の出力に際し、複数の画像形成装置に出力を振り分けて各画像形成装置にタンデム出力を指示することができる。すなわち、該画像制御CPU113、213の動作に従ってタンデムモードが機能する。そして画像制御CPU113、213では、タンデムモードにおいて接続される各画像形成装置の設定(ネットワークでのアドレスなど)がなされる。したがって、画像制御CPU113、213は、本発明の相手機接続設定手段として機能する。また、ユーザーによる設定入力を求める場合には、前記した操作部140が用いられ、該操作部140が相手機接続設定手段の一部として機能する。
また、前記スキャナ部130、230は、光学読み取りを行うCCD131、231と、スキャナ部130、230全体の制御を行うスキャナ制御部132、232とを備えている。スキャナ制御部132、232は、前記制御CPU113、213とシリアル通信可能に接続されている。また、前記CCD131、231は、該CCD131、231で読み取った画像データを処理する読み取り処理部116、216に接続され、該読み取り処理部116、216には画像データを圧縮処理する圧縮IC118、218が接続され、該圧縮IC118、218は前記したDRAM制御IC111、211に接続されている。上記スキャナ部130、230と読み取り処理部116、216と圧縮IC118、218とによって画像読み取り手段が構成される。
また、DRAM制御IC111は、圧縮メモリ120、220とページメモリ121、221とからなる画像メモリに接続されている。さらにDRAM制御IC111、211には、圧縮された画像データを伸張する伸張IC125、225が接続されており、該伸張IC125、225には書き込み処理部126、226が接続されている。該書き込み処理部126、226は、プリンタ部150、250のLD(レーザダイオード)151、251に接続され、該LD151、251の動作に用いられるデータの処理を行う。また、プリンタ部150、250は、プリンタ部150、250の全体を制御するプリンタ制御部152、252を備えており、プリンタ制御部152、252は、前記した画像制御CPU113、213に接続されている。また、プリンタ制御部152、252には、後処理装置160、260を制御する後処理制御CPU161、261が接続されており、プリンタ制御部152、252を介して後処理装置160、260が制御される。
また、前記DRAM制御IC111、211には、PCIバス101、201を介して画像処理手段170、270のDRAM制御IC171、271が接続されている。画像処理手段170、270では、DRAM制御IC171、271に画像メモリ172、272が接続されている。また、画像処理手段170、270では、共通バスに前記DRAM制御IC171、271と、コントローラ制御CPU173、273、LANインターフェース175、275が接続されている。LANインターフェース175、275は、前記LAN50に接続されている。
また、前記操作部140は、入力部となるLCDタッチパネル141、241と、操作部制御部142、242とを備えており、上記LCDタッチパネル141、241と操作部制御部142、242とが接続され、該操作部制御部142、242と前記画像制御CPU113、213とが接続されている。操作部140、240では、画像形成装置1、2における各種設定や動作指令などの入力や設定内容や各種情報の表示が可能になっており、さらには、タンデム接続するために相手機接続設定を行うことができ、またタンデムモードに移行するために操作等を行うことができる。以下に、操作部140に基づいて詳細に説明するが、操作部240においても同様の機能を有している。
図3は、上記操作部140におけるタッチパネル141に管理者設定画面141aを表示したものであり、該画面は、たとえがタッチパネル141に表示したメインメニュー画面(図示しない)から管理者設定を選択することで、画像制御CPU113、213の指令によってタッチパネル141に表示することができる。
該管理者設定画面141aでネットワーク設定釦a1を押釦することで、本体NIC設定釦a2が表示される。該本体NIC設定釦a2を押釦すると、図4に示すように、本体NIC設定画面141bが表示され、本体側のIPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイアドレスなどの自機ネットワーク設定欄b1が設定入力可能に表示され、さらに、相手機となる他の画像形成装置のIPアドレス設定欄b2が設定入力可能に表示される。これらの設定入力を行うことにより複数の画像形成装置間でタンデム接続を行うための接続設定がなされる。なお、操作部240においても同様の構成を有しており、操作部140、240は、画像制御CPU113、213とともに相手機接続設定手段として機能する。なお、上記機械設定画面では、相手機設定が1台のみが設定可能な画面となっているが、「IPアドレス1(相手機)」、「IPアドレス2(相手機)」…「IPアドレスX(相手機)」のように設定部分を拡張することにより、2以上の他の画像形成装置と接続することも可能である。
該管理者設定画面141aでネットワーク設定釦a1を押釦することで、本体NIC設定釦a2が表示される。該本体NIC設定釦a2を押釦すると、図4に示すように、本体NIC設定画面141bが表示され、本体側のIPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイアドレスなどの自機ネットワーク設定欄b1が設定入力可能に表示され、さらに、相手機となる他の画像形成装置のIPアドレス設定欄b2が設定入力可能に表示される。これらの設定入力を行うことにより複数の画像形成装置間でタンデム接続を行うための接続設定がなされる。なお、操作部240においても同様の構成を有しており、操作部140、240は、画像制御CPU113、213とともに相手機接続設定手段として機能する。なお、上記機械設定画面では、相手機設定が1台のみが設定可能な画面となっているが、「IPアドレス1(相手機)」、「IPアドレス2(相手機)」…「IPアドレスX(相手機)」のように設定部分を拡張することにより、2以上の他の画像形成装置と接続することも可能である。
また、上記操作部140は、各種の設定入力を行うことができ、自機JOBや相手機JOBの操作入力を行うことができ、自機JOB管理手段および相手機JOB管理手段として機能することができる。なお、相手機JOB管理手段として機能させるために、他の画像形成装置との間でタンデム接続が確立した後、またはタンデム出力画像データが相手機に送信されたことを条件にすることができる。この場合、タンデム接続前、タンデム出力画像データ前には、相手機JOB管理手段として操作部140の操作を不可にすることができる。なお、タンデム出力画像データの送信中であっても、JOB情報が相手機に送信されている場合には、相手機JOBの操作を可能にすることもできる。
そして、操作部140では、メインメニューなどからJOB管理メニューを選択することで、図5に示すように、JOB管理画面141cを表示することができる。該JOB管理画面141cでは、自機または相手機での各JOBの情報を示すJOB情報表示部c0が表示されており、操作対象として一つのJOBの選択が可能になっている。該JOB情報表示部c0では、モード欄の内容末尾にS(サブJOB:子機として動作)やM(マスタJOB:親機として動作)などを付加表示することで、通常のJOBとタンデムJOBとの識別が可能になる。この実施形態のJOB管理画面141cでは、JOBNo.0005がコピーJOBでサブJOBであることを示している。
上記JOB管理画面141cでは、最下段に予約ジョブ釦c1を有しており、該予約ジョブ釦c1を押釦することで、上記JOB情報表示部c0に予約中および出力中の相手機または自機のJOB情報が表示される。したがって、操作部140は、相手機JOB情報表示手段を構成する。
また、JOB管理画面141cでは、右側下段に相手機ジョブ釦c2を有しており、該相手機ジョブ釦c2を押釦するたびに、相手機JOBと自機JOBとが交互に選択されて、上記JOB情報表示部c0に相手機JOBまたは自機JOBの情報が表示される。なお、相手機におけるJOBの情報は、相手機となる画像形成装置から送信されることで取得される。そのタイミングは本発明としては特に限定されないが、例えば、相手機ジョブ釦c2が押された場合に、これをJOB情報要求手段の一例として、画像形成装置1から他の画像形成装置に対しLANインターフェース112、LAN50を通してJOB情報送信要求がなされ、他の画像形成装置では、該要求を受けて画像制御CPUなどで構成されるJOB情報送信手段などによってLANインターフェース112、LAN50を通して要求を行った画像形成装置にJOB情報を送信するようにしてもよい。また、タンデムJOBが出力されて他の画像形成装置で受信された場合、JOB情報を返信するようにしてもよい。
図5に示すJOB管理画面141cでは、相手機JOBが対象にされて相手機JOBの情報がJOB情報表示部c0に表示されている。相手機ジョブ釦c2は反転して、相手機のJOBが表示されていることをユーザーに知らせる。
また、JOB管理画面141cでは、右側下段に相手機ジョブ釦c2を有しており、該相手機ジョブ釦c2を押釦するたびに、相手機JOBと自機JOBとが交互に選択されて、上記JOB情報表示部c0に相手機JOBまたは自機JOBの情報が表示される。なお、相手機におけるJOBの情報は、相手機となる画像形成装置から送信されることで取得される。そのタイミングは本発明としては特に限定されないが、例えば、相手機ジョブ釦c2が押された場合に、これをJOB情報要求手段の一例として、画像形成装置1から他の画像形成装置に対しLANインターフェース112、LAN50を通してJOB情報送信要求がなされ、他の画像形成装置では、該要求を受けて画像制御CPUなどで構成されるJOB情報送信手段などによってLANインターフェース112、LAN50を通して要求を行った画像形成装置にJOB情報を送信するようにしてもよい。また、タンデムJOBが出力されて他の画像形成装置で受信された場合、JOB情報を返信するようにしてもよい。
図5に示すJOB管理画面141cでは、相手機JOBが対象にされて相手機JOBの情報がJOB情報表示部c0に表示されている。相手機ジョブ釦c2は反転して、相手機のJOBが表示されていることをユーザーに知らせる。
また、上記相手機ジョブ釦2cの上側には、優先出力釦c3、優先釦c4、保留釦c5、削除釦c6、詳細釦c7が設けられている。これら釦は、上記JOB情報表示部c0において選択されたJOBを対象にしてJOBの操作を行うためのものであり、優先出力釦c3は、選択されたJOBを最優先で出力するように出力順位を変更させるものである。出力中のJOBがある場合には、その直後に出力するように順位を入れ替える。優先釦c4は、選択されたJOBの出力順位を一つ繰り上げさせる。優先釦c4を繰り返し押釦することで、押した数だけ順位をくり挙げることができる。また、保留釦c5は、選択されたJOBを保留中にして、予約JOBリストから削除させるものである。保留されたJOBは、保留JOBとして別途管理される。また削除釦c6は、選択されたJOBを出力することなく予約JOB中から削除させるものである。詳細釦c7は、選択JOBのJOB情報の詳細を表示させるものである。
また、操作部140で相手機JOBの操作を行った場合、相手機側でJOBの操作を禁止することもできる。該操作の禁止を行うか否かをタッチパネル141上で設定することができる。該設定は、前記した管理者設定画面141aで行えるようにしてもよく、また、JOBの操作毎にJOB管理画面141cなどにおいて設定を可能にしてもよい。設定内容は、画像制御CPU113、213に伝えられ、該画像制御CPU113、213によって通信手段、ネットワーク50を介して操作禁止指令を相手機に送信する。該送信は、タンデム接続された際や、画像データを送信する際に行うことができる。したがって、画像制御CPU113、213は、相手機操作禁止指令手段として機能する。また、画像制御CPU113、213は、他の画像形成装置から相手機操作禁止指令を受信した場合には、自機でのJOBの操作を禁止する。該禁止は、上記JOB管理画面141cでの入力を不可にすることなどにより行うことができる。
なお、操作部240においても同様の構成を有しており、操作部140、240は、相手機JOB管理手段、自機JOB管理手段、相手機JOB表示手段として機能する。
なお、操作部240においても同様の構成を有しており、操作部140、240は、相手機JOB管理手段、自機JOB管理手段、相手機JOB表示手段として機能する。
さらに、操作部140、240では、相手機JOB管理手段で相手機のJOBの操作を行う際に、全てのJOBを対象にするか、タンデム出力のみを対象にするかを設定入力できるようにしてもよい。図6は、相手機操作対象JOB選択画面141dを示すものであり、対象JOBを全JOB対象とする全JOB対象釦d1とタンデムJOBのみを対象とするタンデムJOB対象釦d2を有している。全JOB対象釦d1を選択してOK釦d3を押釦することで前記JOB管理画面141cでは、全ての相手機JOBを操作することができる。一方、タンデムJOB対象釦d2を選択してOK釦d3を押釦することで前記JOB管理画面141cでは、相手機JOBのうちタンデムJOBのみを操作することができる。該相手機操作対象JOB選択画面141dは、管理者設定画面などの機械設定で表示されて設定可能にしてもよく、また、タンデムモードに移行する毎に所望により表示させて設定可能にするものであってもよい。
また、画像制御CPU113、213は、操作部140、240で自機におけるJOBの操作を行った際に、これに連動させて相手機のJOBの操作を自動的に行うようにしてもよい。この場合、相手機のJOBの操作を自機におけるJOBの操作に連動させるか否かを設定可能にしてもよい。
図10は、自機のJOB操作に連動して相手機のJOB操作を行うか否かを設定する連動設定画面141eをタッチパネル141に表示したものである。連動設定画面141eは、上記連動を行うための連動設定釦e1と非連動とするための非連動設定釦e2とを有している。連動設定釦e1を選択してOK釦e3を押釦すると、タンデムモードに際し自機でJOBの操作を行った場合には、相手機のJOBが連動して自動的に操作される。一方、連動設定釦e1を選択してOK釦e3を押釦すると、タンデムモードに際し自機でJOBの操作を行っても、相手機のJOB操作はなされず、JOB管理画面141cにおける操作入力によってのみ相手機JOBの操作がなされる。
次に、上記画像形成装置の基本的動作について説明する。
先ず、画像形成装置1において画像データを取得する手順について説明する。なお、画像形成装置1、2は、上記のように同様の構成を有し、基本的動作も同様であるので、以下では画像形成装置1の構成を用いて説明する。
第1に画像形成装置1において、スキャナ部130で画像を読み取り画像データを生成する場合について説明する。
スキャナ部130において原稿からCCD131により画像を光学的に読み取る。この際には、画像装置制御CPU113から指令を受けるスキャナ制御部132によってCCD131の動作制御を行う。画像制御CPU113はプログラムによって動作し、操作部140による操作や外部装置の指令に基づいてスキャナ部130への指令を発行する。
CCD131で読み取られた画像は、読み取り処理部116でデータ処理がなされ、データ処理された画像データは、圧縮IC118において所定の方法によって圧縮され、DRAM制御IC111を介して圧縮メモリ120に格納される。
先ず、画像形成装置1において画像データを取得する手順について説明する。なお、画像形成装置1、2は、上記のように同様の構成を有し、基本的動作も同様であるので、以下では画像形成装置1の構成を用いて説明する。
第1に画像形成装置1において、スキャナ部130で画像を読み取り画像データを生成する場合について説明する。
スキャナ部130において原稿からCCD131により画像を光学的に読み取る。この際には、画像装置制御CPU113から指令を受けるスキャナ制御部132によってCCD131の動作制御を行う。画像制御CPU113はプログラムによって動作し、操作部140による操作や外部装置の指令に基づいてスキャナ部130への指令を発行する。
CCD131で読み取られた画像は、読み取り処理部116でデータ処理がなされ、データ処理された画像データは、圧縮IC118において所定の方法によって圧縮され、DRAM制御IC111を介して圧縮メモリ120に格納される。
また、画像データは、外部から取得することもでき、LAN50からDRAM制御IC171を介して画像メモリ172に格納される。該データは、LANインターフェース175を介して画像形成装置1の画像処理手段170で受信され、DRAM制御IC171によって画像メモリ172に格納される。上記画像メモリ172のデータは、DRAM制御IC171、PCIバス101、DRAM制御IC111を介して圧縮IC118に順次送られて圧縮処理され、DRAM制御IC111を介して圧縮メモリ120に格納される。
また、他例として、画像データは例えば画像形成装置2等において画像読み取り等によって生成され、LAN50を介して送信される。該データは、画像形成装置1のLANインターフェース112を介して受信され、DRAM制御IC111によって上記圧縮メモリ120に格納される。タンデム出力の際には、この手順によってデータが受信される。
また、上記圧縮メモリ120に格納された画像データは、DRAM制御IC111、LANインターフェース112、LAN50を介して他の画像形成装置2等に送信することができる。他の画像形成装置2等では、上記画像データを受信して蓄積し、さらに画像形成処理を行うことができる。また、タンデム出力に際し、画像データを他の画像データに送出する場合も上記と同様の手順によってLANインターフェース112を介してデータの送出がされる。
画像形成装置1で画像出力を行う場合、すなわち複写機やプリンタとして使用する場合、前記のようにして圧縮メモリ120に画像データを格納した後に、画像データを圧縮メモリ120からページメモリ121に展開した後、DRAM制御IC111を介して伸張IC125に送出してデータを伸張し、伸張したデータを書き込み処理部126に送出し、LD151において感光体への書き込みを行う。また、プリンタ部150では、画像装置制御部113の指令を受けてプリンタ制御部152によって各部の制御が行われる。上記によってプリンタ部150において所定の転写紙(図示しない)への印刷が行われ、所望により後処理装置160で後処理制御CPU161の制御により後処理がなされる。
上記構成の画像形成装置1、2を用いたタンデムモードへの移行およびJOBの管理方法の一例について図7のフローチャートに基づいて説明する。この実施形態では画像形成装置1をマスタ機、画像形成装置2をサブ機として説明する。
画像形成装置1、2では、予めタンデムモードで接続する画像形成装置の接続設定がなされており、マスタ機となる画像形成装置1で、タンデムモード釦(図示しない)などを押釦することによってタンデム接続がなされてタンデムモードに移行する。なお、所望によりタンデムモード接続に際して接続設定を行ってもよい。
画像形成装置1、2では、予めタンデムモードで接続する画像形成装置の接続設定がなされており、マスタ機となる画像形成装置1で、タンデムモード釦(図示しない)などを押釦することによってタンデム接続がなされてタンデムモードに移行する。なお、所望によりタンデムモード接続に際して接続設定を行ってもよい。
次いで、マスタ機となる画像形成装置1においてスキャナによる読み取りや外部装置からのデータ受信などによって画像データを取得し、LANインタフェース112、LAN50を介してタンデム出力を開始する。タンデム画像データを受信する画像形成装置2では、自機において予約JOBを有している場合には、受信したタンデムJOBを所定の設定により順位を定めて予約JOBリストに加える。なお、順位の設定は、例えば、受信したタンデムJOBを予約JOBの最後尾に付加してもよく、また、出力中のJOBの次の順位に定めてもよい。
画像形成装置1では、前記したJOB管理画面141cで予約ジョブ釦c1と相手機ジョブ釦c2とを選択することでJOB情報表示部c0に画像形成装置2で予約中のJOB情報が表示される。ここで、JOB情報表示部c0において、操作すなわち入れ替えを行うJOBを選択する(ステップs1)。なお、ここで説明する処理手順では、JOB対象の設定が不可で相手機JOBの全てが操作対象となっており、画像形成装置2(相手機)のJOB操作は、画像形成装置1のJOB操作に連動しないように設定されているものとする。
次いで、優先出力釦c3が押された否かが判定される(ステップs2)。ここで優先出力釦c3が押されている場合に、画像形成装置2において出力JOB(出力中および予約JOB)があるか否かの判定がなされる(ステップs3)。出力JOBがない場合、操作対象とされたJOBは直ちに出力を行うので、操作は必要なく、入れ替え手順を終了する。一方、出力JOBがある場合、操作対象となるJOBを出力中のJOBの次位に位置させて、順位を登録する(ステップs4)。次いで、変更された相手機JOBの出力順を画像形成装置2に通知(指令)する(ステップs5)。この通知を受けた画像形成装置では、該指令に基づいて出力順位を変更して出力を続行する。
また、優先出力釦c3が押釦されていない場合、優先釦c4が押されたか否かの判定がなされる(ステップs6)。優先釦c4が押されていない場合、相手機JOBの入れ替え手順を終了する。一方、優先釦c4が押された場合、選択JOBの前に予約JOBがあるか否かの判定がなされる(ステップs7)。ここで予約JOBがない場合、操作対象とされたJOBは直ちに出力を行うので、操作は必要なく、入れ替え手順を終了する。また、予約JOBがある場合、選択されている相手機JOBの出力純順位を一つ上に上げて順位を登録する(ステップs8)。次いで、変更された相手機JOBの出力順を画像形成装置2に通知(指令)する(ステップs5)。この通知を受けた画像形成装置では、該指令に基づいて出力順位を変更して出力を続行する。
なお、上記では、保留釦c5や削除釦c6が選択された場合については説明を省略したが、これら釦においても同様の手順で処理を行い、保留釦c5が押された場合は、ステップs4で選択JOBを保留状態にして予約JOBから削除し、削除釦がおされた場合には、選択されたJOBを削除して、それぞれ相手機に変更通知を行う。
なお、上記では、保留釦c5や削除釦c6が選択された場合については説明を省略したが、これら釦においても同様の手順で処理を行い、保留釦c5が押された場合は、ステップs4で選択JOBを保留状態にして予約JOBから削除し、削除釦がおされた場合には、選択されたJOBを削除して、それぞれ相手機に変更通知を行う。
上記では、上述したように、JOB対象の設定が不可で相手機JOBの全てが操作対象となる場合について説明したが、以下で、設定が不可でタンデムJOBのみを操作対象とする場合について図8のフローチャートを用いて説明する。
この手順においても、前記手順と同様にしてタンデム接続およびタンデムJOBの出力がなされ、画像形成装置1では、前記したJOB管理画面141cで予約ジョブ釦c1と相手機ジョブ釦c2とを選択することでJOB情報表示部c0に画像形成装置2で予約中のJOB情報が表示される。JOB情報表示部c0において、操作すなわち入れ替えを行うJOBを選択する(ステップsa1)。次いで、選択されたJOBがタンデムJOBであるか否かの判定がなされる(ステップsa2)。ここで選択JOBがタンデムJOBでない場合は、操作対象外のJOBであるため、入れ替え操作手順を終了する。選択JOBがタンデムJOBの場合は操作対象となり、次行程で優先出力釦c3が押された否かが判定される(ステップsa3)。優先出力釦c3が押されている場合に、画像形成装置2において出力JOBがあるか否かの判定がなされる(ステップsa4)。出力JOBがない場合、入れ替え手順を終了し、出力JOBがある場合、操作対象となるJOBを出力中のJOBの次位に位置させて、順位を登録する(ステップsa5)。次いで、変更された相手機JOBの出力順を画像形成装置2に通知(指令)する(ステップsa6)。
また、優先出力釦c3が押釦されていない場合、優先釦c4が押されたか否かの判定がなされる(ステップsa7)。優先釦c4が押されていない場合、相手機JOBの入れ替え手順を終了し、優先釦c4が押された場合、選択JOBの前に予約JOBがあるか否かの判定がなされる(ステップsa8)。予約JOBがない場合入れ替え手順を終了する。予約JOBがある場合、選択されている相手機JOBの出力純順位を一つ上げて順位を登録する(ステップsa9)。次いで、変更された相手機JOBの出力順を画像形成装置2に通知(指令)する(ステップsa6)。
上記では、それぞれJOB対象の設定が不可の場合について説明したが、以下で、対象JOBの設定が可能な場合について図9のフローチャートを用いて説明する。
前記手順と同様にしてタンデム接続およびタンデムJOBの出力がなされ、画像形成装置1では、JOB管理画面141cで入れ替えを行うJOBを選択する(ステップsb1)。次いで優先出力釦c3が押された否かが判定される(ステップsb2)。優先出力釦c3が押されている場合、選択JOBが通常JOBかタンデムJOBかの判定がなされる(ステップsb3)。選択JOBが通常JOBの場合、設定において全JOBを操作対象としているか否かの判定がなされる(ステップsb4)。設定が全JOBでなく、タンデムJOBを対象とする場合、選択JOBが対象JOBでないとして入れ替え手順を終了する。選択JOBがタンデムJOBの場合、または選択JOBが通常JOBで設定が全JOB対象である場合、画像形成装置2において出力JOBがあるか否かの判定がなされる(ステップsb5)。出力JOBがない場合、入れ替え手順を終了する。出力JOBがある場合、操作対象となるJOBを出力中のJOBの次位に位置させて、順位を登録する(ステップsb6)。次いで、変更された相手機JOBの出力順を画像形成装置2に通知(指令)する(ステップsb7)。
前記手順と同様にしてタンデム接続およびタンデムJOBの出力がなされ、画像形成装置1では、JOB管理画面141cで入れ替えを行うJOBを選択する(ステップsb1)。次いで優先出力釦c3が押された否かが判定される(ステップsb2)。優先出力釦c3が押されている場合、選択JOBが通常JOBかタンデムJOBかの判定がなされる(ステップsb3)。選択JOBが通常JOBの場合、設定において全JOBを操作対象としているか否かの判定がなされる(ステップsb4)。設定が全JOBでなく、タンデムJOBを対象とする場合、選択JOBが対象JOBでないとして入れ替え手順を終了する。選択JOBがタンデムJOBの場合、または選択JOBが通常JOBで設定が全JOB対象である場合、画像形成装置2において出力JOBがあるか否かの判定がなされる(ステップsb5)。出力JOBがない場合、入れ替え手順を終了する。出力JOBがある場合、操作対象となるJOBを出力中のJOBの次位に位置させて、順位を登録する(ステップsb6)。次いで、変更された相手機JOBの出力順を画像形成装置2に通知(指令)する(ステップsb7)。
また、優先出力釦c3が押されていない場合、優先釦c4が押されたか否かの判定がなされる(ステップsb8)。優先釦c4が押されていない場合、相手機JOBの入れ替え手順を終了する。優先釦c4が押された場合、選択JOBが通常JOBかタンデムJOBかの判定がなされる(ステップsb9)。選択JOBが通常JOBの場合、設定において全JOBを操作対象としているか否かの判定がなされる(ステップsb10)。設定が全JOBでなく、タンデムJOBを対象とする場合、選択JOBが対象JOBでないため入れ替え手順を終了する。選択JOBがタンデムJOBの場合、または通常JOBで設定が全JOBである場合、画像形成装置2において予約JOBがあるか否かの判定がなされる(ステップsb11)。予約JOBがない場合、入れ替え手順を終了する。予約JOBがある場合、操作対象となるJOBを出力中のJOBの次位に位置させて、順位を登録する(ステップsb12)。次いで、変更された相手機JOBの出力順を画像形成装置2に通知(指令)する(ステップsb7)。
また上記では、JOB管理画面141cで表示されている相手機JOBの操作を行う場合について説明したが、本発明では、自機のタンデムJOBの操作に連動させて相手機のJOBの操作を行うようにしてもよい。その手順を図11に基づいて以下に説明する。
JOB管理画面141cで自機のJOB情報を表示させ、操作を行うJOBをJOB情報表示部c0上において選択し、この選択JOBがタンデムJOBであるか否かの判定を行う(ステップsc1)。選択JOBがタンデムJOBでない場合は、連動操作対象のJOBでないため、入れ替え操作手順を終了する。選択JOBがタンデムJOBの場合、次行程で優先出力釦c3が押された否かが判定される(ステップsc2)。優先出力釦c3が押されている場合に、画像形成装置1において出力JOBがあるか否かの判定がなされる(ステップsc3)。出力JOBがない場合、入れ替え手順を終了する。出力JOBがある場合、操作対象となるJOBを出力中のJOBの次位に位置させて、順位を登録する(ステップsc4)。
JOB管理画面141cで自機のJOB情報を表示させ、操作を行うJOBをJOB情報表示部c0上において選択し、この選択JOBがタンデムJOBであるか否かの判定を行う(ステップsc1)。選択JOBがタンデムJOBでない場合は、連動操作対象のJOBでないため、入れ替え操作手順を終了する。選択JOBがタンデムJOBの場合、次行程で優先出力釦c3が押された否かが判定される(ステップsc2)。優先出力釦c3が押されている場合に、画像形成装置1において出力JOBがあるか否かの判定がなされる(ステップsc3)。出力JOBがない場合、入れ替え手順を終了する。出力JOBがある場合、操作対象となるJOBを出力中のJOBの次位に位置させて、順位を登録する(ステップsc4)。
また、優先出力釦c3が押釦されない場合、優先釦c4が押されたか否かの判定がなされる(ステップsc7)。優先釦c4が押されていない場合、自機JOBの入れ替え手順を終了する。優先釦c4が押された場合、選択JOBの前に自機での予約JOBがあるか否かの判定がなされる(ステップsa8)。予約JOBがない場合入れ替え手順を終了する。予約JOBがある場合、選択されている自機JOBの出力順位を一つ上げて順位を登録する(ステップsa9)。
上記したステップsc4またはステップsc9で、出力順位の変更登録がなされた後、次いで、自機のJOB操作に連動して相手機JOBの操作を行う設定がなされているか否かの判定を行う(ステップsc5)。連動設定がなされていない場合、自機JOBの操作を終了する。連動設定がなされている場合、変更された自機JOBに基づいて、タンデムJOBリストの内容を更新し、その出力順を画像形成装置2に通知(指令)する(ステップsc6)。
次に、画像形成装置1の自機JOB操作に連動して出力順の変更通知を受けた画像形成装置2(サブ機)でのJOB管理方法について図12、13に基づいて説明する。
画像形成装置2でマスタ機からタンデムJOB入れ替えの通知を受信すると、以降の手順に移行する(ステップss1)。次ステップでは、通知されたタンデムJOB数N1を取得し、C1を1に設定する(ステップss2)。次いで、C1がN1よりも大きいか否かを判定し、C1>N1の場合、処理を終了する。C1=N1またはC1<N1の場合、マスタ機からのタンデムJOBリストのC1番目のタンデムJOB IDをタンデムJOBリストから取得する。JOBリストの一例は、図13に示されており、この例では、マスタ機でのJOBのうち、JOB2のタンデムJOBとJOB5のタンデムJOBとの入れ替えがなされて、JOB5(タンデムJOBID=2)、JOB2(タンデムJOBID=1)の順位からなるタンデムJOBリストが相手機に通知されている。
画像形成装置2でマスタ機からタンデムJOB入れ替えの通知を受信すると、以降の手順に移行する(ステップss1)。次ステップでは、通知されたタンデムJOB数N1を取得し、C1を1に設定する(ステップss2)。次いで、C1がN1よりも大きいか否かを判定し、C1>N1の場合、処理を終了する。C1=N1またはC1<N1の場合、マスタ機からのタンデムJOBリストのC1番目のタンデムJOB IDをタンデムJOBリストから取得する。JOBリストの一例は、図13に示されており、この例では、マスタ機でのJOBのうち、JOB2のタンデムJOBとJOB5のタンデムJOBとの入れ替えがなされて、JOB5(タンデムJOBID=2)、JOB2(タンデムJOBID=1)の順位からなるタンデムJOBリストが相手機に通知されている。
次ステップでは、相手機における自機JOB数がN2とされ、C2を1に設定する(ステップss5)。次ステップでは、C2がN2と等しくなると、処理を終了する(ステップss6)。次ステップでは、C2の数字を1ずつ加算しつつ相手機における自機JOB中からC2番目のタンデムJOBを順次検索する(ステップss7、ss8)。相手機における自機JOB中からC2番目にタンデムJOBタンデムを見出すと、C2の数字を保持してC2番目の自機JOBが出力中であるか否かの判定を行う(ステップss9)。図13の例では、JOBリストの4番目にタンデムJOBがある。上記ステップss9で、タンデムJOBが出力中である場合、入れ替えは不要であるため、マスタ機から指示されたタンデムJOBリストから該当タンデムJOBについての情報を削除し(ステップss12)、自機JOB数を示すN2から1を減算する(ステップss13)。一方、上記で検索されたC2番目のタンデムJOBが出力中でない場合、自機JOBリストC2番目のJOBのタンデムJOB IDを、通知されたタンデムJOBリストのC1番目にあるJOBのIDに変更する(ステップss10)。図13の例では、相手機におけるJOB4のタンデムJOB IDをID2に変更する。
上記ステップss10またはステップss13後に、C1に1を加算し(ステップss11)、ステップss3に戻ってマスタ機から通知されたタンデムJOBリストの次位のタンデムJOBについて同様の判定手順を繰り返す。すなわち、図13の例では、相手機のJOBリストでは、7番目のJOB7がタンデムJOBになっており、該タンデムJOBにおけるタンデムJOB IDを、マスタ機から通知されたタンデムJOBリストの次順位のタンデムJOBにおけるID、すなわちID1に変更する。マスタ機から通知されたタンデムJOB数について同様の判定手順を繰り返すと、C1=N1+1となり、ステップss3の判定によって処理を終了する。画像形成装置では、変更された自機JOBリストの順位に従って、画像出力がなされる。
なお、上記実施形態では説明を行わなかったが、相手機のJOB操作に関連して、順位を変更した相手機JOBについて相手機側で入れ替えなどの操作を禁止することができる。該禁止指令は、マスタ機側から送信され、相手機ではこの指令を受けて自機でのJOBの操作を禁止することができる。
以上、上記実施形態に基づいて本発明について説明を行ったが、本発明は上記内容に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない範囲で適宜の変更が可能である。
1 画像形成装置
2 画像形成装置
50 ネットワーク
113、213 画像制御CPU
140、240 操作部
141、241 LCDタッチパネル
141a 管理者設定画面
141c JOB管理画面
c0 JOB情報表示部
141d 相手機操作対象JOB選択画面
141e 連動設定画面
112、212 LANインターフェース
115、215 不揮発メモリ
150、250 プリンタ部
2 画像形成装置
50 ネットワーク
113、213 画像制御CPU
140、240 操作部
141、241 LCDタッチパネル
141a 管理者設定画面
141c JOB管理画面
c0 JOB情報表示部
141d 相手機操作対象JOB選択画面
141e 連動設定画面
112、212 LANインターフェース
115、215 不揮発メモリ
150、250 プリンタ部
Claims (20)
- 画像データに基づいて画像を形成する画像形成手段と、ネットワークを介して他の画像形成装置に接続して前記画像データに基づいて複数の画像形成装置で1つのJOBの部数を振り分けて出力するタンデムモードと、前記タンデムモードで接続された他の画像形成装置における相手機JOBの操作を行う相手機JOB管理手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
- 前記タンデムモードで相手機として接続する画像形成装置の設定を行う相手機接続設定手段を有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記相手機JOBの操作が、相手機JOBの入れ替え、削除、保留の少なくとも一つであることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 前記相手機JOB管理手段で操作を行う対象JOBは、タンデムモードによるJOBであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成システム。
- 前記接続設定手段にて選択された相手機の予約及び出力中のJOB情報を表示する相手機JOB表示手段を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記相手機JOB情報表示手段は、相手機JOB情報が通常出力かタンデムモードによる出力であるかを識別可能に表示することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
- 前記相手機JOB管理手段で操作を行う対象JOBを予約されている全てのJOBを対象とするかタンデムモードによるJOBのみを対象とするかを設定可能であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記相手機JOB管理手段は、相手機JOBの操作を行う相手機JOB操作入力手段を備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記相手機JOB管理手段は、自機におけるJOBの操作に連動して前記相手機JOBの操作を行うことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記相手機JOB管理手段は、自機におけるJOBの操作に連動して前記相手機JOBの操作を行うか否かを設定可能であることを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
- 前記相手機JOB管理手段は、複数の画像形成装置間でタンデムモードによる接続が確立したことに基づいて相手機JOBの操作を可能とすることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記相手機JOB管理手段は、タンデムモードに基づいて他の画像形成装置に画像データの送信を行った後、相手機JOBの操作を可能とすることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の画像形成装置。
- タンデムモードに基づいて前記相手機に送信されるタンデムJOBについて、相手機側での操作を禁止する操作禁止指令を前記相手機に送信する相手機操作禁止指令手段を備えることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記相手機操作禁止指令手段による前記操作禁止指令を行うか否かを設定可能であることを特徴とする請求項13記載の画像形成装置。
- 画像データに基づいて画像を形成する画像形成手段と、ネットワークを介して他の画像形成装置に接続して前記画像データに基づいて複数の画像形成装置で1つのJOBの部数を振り分けて出力するタンデムモードと、前記タンデムモードで接続された他の画像形成装置からの相手機JOB操作指令を受けて自機によるJOBの操作を行う自機JOB管理手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
- タンデムモードに際し、自機におけるJOB情報を、他の画像形成装置に送信可能であることを特徴とする請求項15記載の画像形成装置。
- 前記相手機JOB操作指令の対象JOBは、タンデムモードによるJOBであることを特徴とする請求項15または16に記載の画像形成装置。
- タンデムモードに基づいて他の画像形成装置から送信されたタンデムJOBについて、前記他の画像形成装置から送信された操作禁止指令を受けて自機での前記タンデムJOBの操作を禁止することを特徴とする請求項15〜17のいずれかに記載の画像形成装置。
- ネットワークを介して接続された複数の画像形成装置で画像データに基づいて1つのJOBの部数を振り分けて出力するタンデム出力に際し、マスター機となる画像形成装置によってスレーブとなる画像形成装置の相手機JOBの操作を可能とすることを特徴とする画像形成装置のJOB管理方法。
- 前記相手機JOBの操作が、相手機JOBの入れ替え、削除、保留の少なくとも一つであることを特徴とする請求項19記載の画像形成装置のJOB管理方法。
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---|---|---|---|
JP2006011925A JP2007194984A (ja) | 2006-01-20 | 2006-01-20 | 画像形成装置および画像形成装置のjob管理方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015098101A (ja) * | 2013-11-18 | 2015-05-28 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成システム、画像形成システムを構成するユニット及び画像形成システムにおけるユニット間の通信復旧方法 |
-
2006
- 2006-01-20 JP JP2006011925A patent/JP2007194984A/ja active Pending
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