JP5610731B2 - 画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5610731B2
JP5610731B2 JP2009205747A JP2009205747A JP5610731B2 JP 5610731 B2 JP5610731 B2 JP 5610731B2 JP 2009205747 A JP2009205747 A JP 2009205747A JP 2009205747 A JP2009205747 A JP 2009205747A JP 5610731 B2 JP5610731 B2 JP 5610731B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
forming apparatus
script
external
execution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009205747A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010093790A (ja
Inventor
洋平 正垣
洋平 正垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2009205747A priority Critical patent/JP5610731B2/ja
Publication of JP2010093790A publication Critical patent/JP2010093790A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5610731B2 publication Critical patent/JP5610731B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)

Description

本発明は、複数の画像形成装置が接続されているネットワーク上に接続され、1つ以上の処理を組み合わせたスクリプトを利用する画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラムに関する。
ネットワーク上に画像読取装置と複数の画像形成装置とコンピュータが接続され、画像読取装置により読み取られた画像を特定の画像形成装置やコンピュータに送出して処理する画像形成システムが普及している。このような画像形成システムに関連して、特許文献1には、以下の技術が提案されている。
この技術は、複数のコンピュータや画像形成装置とネットワーク接続された画像読取装置が、画像を受け取る側の各種のコンピュータや各種の画像形成装置の各装置固有の様々な動作の処理手順を記述したスクリプトを取得し、このスクリプトを実行することで受け取り側の装置を遠隔制御できるようにする。
特開平11−275299号公報
上述した従来の技術は、1つのスクリプトに記述された処理を、当該スクリプトを記憶する単一の複合機(コピー(プリント)機能、スキャン機能、ファクシミリ機能を併せ持つ多機能画像形成装置)を用いて実行することを想定している。
このため、例えば、複数の複合機が接続されている環境において、ある複合機が記憶しているスクリプトに記述された処理の全部又は一部を、ネットワーク上の他の複合機で実行することができないという問題がある。
本発明の目的は、処理ごとに実行する画像形成装置を適切に決定することで、ユーザの利便性を向上させることができる画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、外部の画像形成装置とネットワークを介して通信することが可能な画像形成装置において、前記外部の画像形成装置に記憶されている、複数の処理が記述されたスクリプトを取得する取得手段と、前記取得手段が取得したスクリプトに記述された複数の処理のうち、原稿を読み取る動作を伴う処理については前記画像形成装置が実行すると決定し、画像データを保存する動作、或いは保存された画像データを取得する動作を伴う処理については前記外部の画像形成装置が実行すると決定する決定手段と、前記決定手段が決定した装置に対して前記スクリプトの処理を実行するよう命令する命令手段とを有することを特徴とする。
本発明の画像形成装置の制御方法は、外部の画像形成装置とネットワークを介して通信することが可能な画像形成装置の制御方法において、前記外部の画像形成装置に記憶されている、複数の処理が記述されたスクリプトを取得する取得ステップと、前記取得ステップで取得されたスクリプトに記述された複数の処理のうち、原稿を読み取る動作を伴う処理については前記画像形成装置が実行すると決定し、画像データを保存する動作、或いは保存された画像データを取得する動作を伴う処理については前記外部の画像形成装置が実行すると決定する決定ステップと、前記決定ステップ決定された装置に対して前記スクリプトの処理を実行するよう命令する命令ステップとを有することを特徴とする。
本発明のプログラムは、外部の画像形成装置とネットワークを介して通信することが可能な画像形成装置の制御方法をコンピュータに実行させるコンピュータ可読のプログラムにおいて、前記画像形成装置の制御方法は、前記外部の画像形成装置に記憶されている、複数の処理が記述されたスクリプトを取得する取得ステップと、前記取得ステップで取得されたスクリプトに記述された複数の処理のうち、原稿を読み取る動作を伴う処理については前記画像形成装置が実行すると決定し、画像データを保存する動作、或いは保存された画像データを取得する動作を伴う処理については前記外部の画像形成装置が実行すると決定する決定ステップと、前記決定ステップ決定された装置に対して前記スクリプトの処理を実行するよう命令する命令ステップとを有することを特徴とする。
本発明の画像形成装置によれば、処理ごとに当該処理を実行する画像形成装置を選択することで、ユーザの利便性を向上させることができる。
ネットワーク接続された本発明の実施の形態に係る画像形成装置としての複合機のブロック図である。 図1における記憶装置106に保存されている実行複合機判断情報を説明するための図である。 図1の複合機におけるスクリプト情報を概念的に表した図である。 図1の複合機101によって実行される外部複合機105からのスクリプトの取得処理の手順を示すフローチャートである。 図1の複合機101によって実行される、実行複合機判断情報に基づき各処理を実行する複合機の判断を行う実行複合機判断処理の手順を示すフローチャートである。 図1における操作部102に表示される実行複合機判断情報の例を示す図である。 図1の複合機によって実行される、スクリプトの実行を行う手順の一例を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る、ネットワーク接続された画像形成装置としての複合機のブロック図である。
図1において、複合機101は、ネットワーク104を通じて外部複合機105と接続されている。ここで、クライアント側の複合機101は複数あるものとする。また、外部複合機105も必要に応じて複数あってもよい。
複合機101は、操作部102、ネットワーク接続部103、記憶装置106及び制御部107を備える。
操作部(表示手段)102は、液晶表示部と液晶表示部上に張り付けられたタッチパネル入力装置と、複数個のハードキーを有し、ユーザが様々な操作を行うためのユーザI/Fを提供する。操作部102は、所定の情報を入出力するために用いられる。
ネットワーク接続部103は、LAN等のネットワーク104に接続して、ネットワーク104上に接続された外部複合機105やサーバ等とデータのやり取りを行うために用いられる。
本実施の形態で用いるスクリプトとは、1つ以上の処理を一度に呼び出すためにひとまとめに保持しているデータ、または各処理を関連付けて呼び出すプログラムを示す。そして、スクリプトを実行すると、スクリプトに記述されている処理を複合機が順次実行することができる。
スクリプトは、ワークフローや定型業務といった名称で呼ばれることもある。スクリプトは、複合機101の記憶装置106に保存(記憶)される。同様に、外部複合機105の記憶装置(図示せず)にもスクリプトが保存されている。
制御部107は、スクリプト取得部111、処理判断部112、スプリクト更新部113及びスプリクト実行部114を備える。
スクリプト取得部111は、スクリプトが保存されているネットワーク104上の外部複合機105から、スクリプトをクライアント側である複合機101に取得する手段である。
接続対象である外部複合機105のアドレス情報をクライアント側の複合機101に記憶しておく。アドレス情報とは、例えばIPアドレス等がある。そして、上記アドレス情報を基に、複合機101をネットワーク104上にある外部複合機105に接続する。接続した後、外部複合機105の記憶装置106に保存されているスクリプトを、クライアント側の複合機101に複製して送信する。
処理判断部112は、取得したスクリプトに対し、スクリプトが保持している個々の処理をどの複合機で実行するか判断する手段である。
複合機101が取得したスクリプトには1つ以上の処理が関連付けて保持されており、それぞれの処理に対し、それぞれ実行する複合機の選択を行う。
実行する複合機の対象には、スクリプトが保存されていたネットワーク104上の外部複合機105や、スクリプトを受け取ったクライアント側の複合機101や、処理の開始指示を行う複合機等が候補として挙げられる。
本実施の形態においては、処理を実行する複合機の判断は、クライアント側の複合機101が備える記憶装置106に保存されている実行複合機判断情報に基づいて行う。
図2は、図1における記憶装置106に保存されている実行複合機判断情報を説明するための図である。
実行複合機(実行画像形成装置)判断情報とは、スクリプトの各処理をいくつかのカテゴリに分類し、カテゴリの各々に対しどの複合機で実行するか対応付けたデータである。
カテゴリは、例えば、スキャン、プリント、ボックス保存、ボックス取得、メディア保存、メディア取得、センド、データ変換処理のように分けることができる。
ボックス保存とは、複合機が備える記憶装置106にスキャン等で得た文書データや画像データ(以下、代表して文書データとして記載する)を保存することである。ボックス取得とは、プリントやセンド等を行う目的のために、複合機が備える記憶装置106に保存されている文書データを取得することである。
メディア保存とは、例えばUSBメモリを例とする、複合機に接続されている外部メディアに文書データを保存することである。
メディア取得とは、複合機に接続されている外部メディアに保存されている文書データを取得することである。
センドとは、ネットワーク接続された外部複合機105に対して、スキャン等で得た文書データを送受信することである。
データ変換処理とは、文書データをPDFに圧縮変換する高圧縮PDF化処理や、圧縮されているデータを出力するためのフォーマットに展開する処理等の、文書データに対して変換を行う処理のことである。
実行複合機判断情報には、これらのカテゴリの個々に対し、そのカテゴリに分類される処理を実行する複合機はどれなのかという情報が予め対応付けられている。実行複合機判断情報には、実行する複合機を「this」や、「remote」と記述する。
「this」とは、クライアント側の複合機101、即ち、実行複合機判断情報が記憶されている複合機にて処理を実行することを示す。
「remote」とは、ネットワーク104上にある、スクリプトが生成された外部複合機105にて処理を実行することを示す。
カテゴリに対してどの実行複合機を設定するかを決定する方法は、いくつか考えられる。
複合機101が有する機能によって判断する方法がある。
例えば、ステイプルを行うというカテゴリの処理を実行する複合機は、ステイプル機能を複合機101が有していない場合は、「remote」と決定し、ステイプル機能を複合機101が有している場合は、「this」と決定する。
他には、カラープリントのカテゴリの処理を実行する複合機は、複合機のカラープリント機能の有無によって決定する。メディア保存やメディア取得等のカテゴリは、外部メディアの接続状況を検索し、1つの複合機にしか接続されていない場合は、該当の外部メディアが接続されている複合機で実行すると決定する。検索をして、外部メディアがクライアント側の複合機101を含む複数の複合機に接続されていると検出した場合は、「this」と決定する。
クライアント側の複合機101が機能を有していなくて、クライアント側の複合機101で実行できないカテゴリの処理を実行する複合機は「remote」と決定し、それ以外は「this」と決定する等の方法も考えられる。
また、複合機101に設定されている設定値によって判断する方法がある。
例えば、プリントする用紙サイズがA3を含む処理が分類されるカテゴリは、複合機101がプリント可能な用紙サイズがA3以外に限定されている場合、「remote」と決定し、A3を含むと設定されている場合、「this」と決定する。
カラープリントのカテゴリに分類される処理を行う複合機は、ユーザ設定値でカラープリントが許可されている場合は、「this」と決定し、カラープリントが許可されていない場合は、「remote」と決定する。外部複合機105でのプリントを許可しない設定が有効な場合は、プリント処理が分類されるカテゴリは、全て「this」と決定する等が考えられる。
また、予め実行複合機が決められている場合もある。
例えば、紙媒体(用紙)を伴う処理であるスキャンやプリント等のカテゴリの処理を行う複合機は、「this」と決定する。ボックス保存やボックス取得のカテゴリの処理を行う複合機は、「remote」と決定する等が考えられる。
また、センドやデータ変換処理のカテゴリの処理を行う複合機は、各処理の該当の機能をクライアント側の複合機101が有している場合は、「this」と決定し、該当機能を有していない場合は、「remote」と決定する。
これら上述の方法のうちどれか1つの方法、またはその中からいくつかの方法を組み合わせてカテゴリに対する実行複合機の決定を行う。
以上により、データの変換処理等に際しては、ネットワーク104を介してやり取りするデータ量が小さくなり、ネットワーク104の有効活用となる。
スクリプト更新部113は、取得したスクリプトに対し、各処理を実行する実行複合機判断情報を追加する手段である。
実行複合機判断情報に基づき、スクリプトの各処理を実行する複合機が判明したら、スクリプト情報に実行複合機判断情報を追加する。
図3は、図1の複合機におけるスクリプト情報を概念的に表した図である。
スクリプト情報とは、スクリプトが保持している情報のことである。例えば、スクリプトの中身であり、どのような処理を一度に呼び出すのかを表す処理内容リストの情報が含まれる。また、スクリプト情報には、あるスクリプトが、画面上のどのボタンを押下したら実行されるのか、つまりどのボタンと関連しているかを示す情報等も含まれる。
スクリプトの取得とは、外部複合機105に保存されている1つ以上のスクリプトの全てを取得するということであり、スクリプト情報の一覧を取得するということである。更新されたスクリプトは複合機が備える記憶装置106に一時的に記憶される。
クライアント側の複合機101に記憶されたスクリプトは、クライアント側の複合機101が有する操作部102の画面上にそのボタンが表示される。スクリプト実行開始ボタンが押下されることで、選択されたスクリプトの実行開始が指示される。
これにより、ユーザは取得したスクリプトに対し、外部複合機105から取得したということを意識しなくても、実行開始指示を行うことが可能になる。
スクリプト実行部114は、スクリプトの実行開始指示を受けて、スクリプトの実行を開始し、スクリプト情報に含まれる実行複合機判断情報に基づいた複合機で処理の実行を行う手段である。
スクリプトの各処理に対し、スクリプト情報を基に、どの複合機で処理を実行するのか確認をする。
実行複合機判断情報の「実行する複合機」が「this」と記述されている処理については、クライアント側の複合機101で該当の処理を行う。実行複合機判断情報の「実行する複合機」が「remote」と記述されている処理については、スクリプトを取得したネットワーク104上の外部複合機105に対し、該当の処理を行うように命令する。このとき、前述のアドレス情報を基に、ネットワーク104上にある外部複合機105が指定される。
実行命令の送信時には、クライアント側複合機101のアドレス情報、および文書データ必要有無情報の付与を行う。文書データ必要有無情報とは、外部複合機105で該当の処理を実行した結果、生成もしくは更新された文書データをクライアント側複合機101に送る必要があるかどうかを記載した情報を意味する。これにより、外部複合機105での処理実行結果の通知や、文書データ必要有無情報の内容によっては文書データも、付与されたアドレス情報を用いてクライアント側複合機101に送り返してもらうことができる。
外部複合機105からクライアント側複合機101へ送られてきた文書データは、スクリプトの後の処理で利用したり、バックアップデータとして利用したりする。
外部複合機105では、受信した実行命令にデバイス情報が付与されていた場合は、スクリプト内の一処理の実行命令であると判断して、処理の実行が完了したら、結果や文書データをクライアント側複合機101へ送信する。
図4は、図1の複合機101によって実行される外部複合機105からのスクリプトの取得処理の手順を示すフローチャートである。
図4において、ステップS101では、クライアント側の複合機101は、画像の表示指示を検知する。
ステップS102では、クライアント側の複合機101は、ネットワーク104上にある指定された外部複合機105に対して接続を開始する。
ステップS103では、外部複合機105に接続ができたか確認を行い、接続ができたと判断した場合、処理はステップS104へ進む。何らかの理由で接続ができなかったと判断した場合は、エラーを発行してフローは終了する。
ステップS104では、クライアント側の複合機101は、接続した外部複合機105が備える記憶装置106にスクリプトが保存されているか確認を行い、スクリプトが存在すると判断した場合、処理はステップS105へ進む。スクリプトが存在しなかった場合、エラーを発行してフローは終了する。
ステップS105では、クライアント側の複合機101は、それぞれのスクリプトに対し、取得することが許可されているか確認を行い、許可されていると判断した場合、処理はステップS106へ進む。スクリプトの取得が許可されていないと判断した場合、エラーを発行してフローは終了する。
ステップS106では、クライアント側の複合機101は、ネットワーク104上の外部複合機105からスクリプトの取得を行い、フローは終了する。
図5は、図1の複合機101によって実行される、実行複合機判断情報に基づき各処理を実行する複合機の判断を行う実行複合機判断処理の手順を示すフローチャートである。
図5において、ステップS201では、クライアント側の複合機101は、取得したスクリプトの変更が許可されているか確認を行い、変更が許可されていると判断した場合は、処理はステップS202へ進む。許可されていないと判断した場合は、エラーを発行してフローは終了する。
ステップS202では、クライアント側の複合機101は、スクリプト情報に実行複合機判断情報が既に設定されているか確認を行い、まだ設定がされていないと判断した場合は、処理はステップS203へ進む。既に設定されていると判断した場合は、フローを終了する。
ステップS203では、クライアント側の複合機101は、スクリプト情報と実行複合機判断情報とを照らし合わせる。
ステップS204では、クライアント側の複合機101は、照らし合わせた結果、スクリプトの各処理に対し、実行複合機判断情報の対応したカテゴリに関連付けられている実行複合機を決定する。
ステップS205では、クライアント側の複合機101は、決定された実行複合機を、スクリプト情報の各処理に、実行複合機判断情報として追加して、スクリプト情報を更新して、フローを終了する。
本実施の形態では、スクリプトの実行開始指示を受ける前に、処理判断部112による処理判断を行う構成としたが、別の構成でも構わない。例えば、実行開始指示を受けてから、処理判断部112による処理判断を行う構成であっても構わない。
スクリプト取得部111によって取得されたスクリプトは、修正を加えられずに複合機101が備える記憶装置106に一時的に記憶する。そして、スクリプトの実行開始指示を受けて、処理判断部112による処理判断を行い、実行複合機を判断した後、スクリプト更新部113によって、スクリプト情報に実行複合機判断情報を追加する。以降の処理は、前述と同様の方法で行うため、省略する。
本実施の形態では、クライアント側の複合機101にて実行開始指示が行われる構成としたが、別の構成でも構わない。例えば、スクリプトは既にクライアント側の複合機101の記憶装置106に保存されており、外部複合機105から接続され、実行開始指示を受ける構成であっても構わない。
このとき、スクリプト情報の実行複合機判断情報に基づき、スクリプトの処理のうち、「remote」と記述されている処理については、実行開始指示をした外部複合機105に対し該当の処理を行うように命令する。「this」と記述されている処理については、クライアント側の複合機101で該当する処理を実行する。
本実施の形態では、スクリプト情報に「remote」と記述されている処理は、スクリプトが生成された複合機にて処理を実行する構成としたが、別の構成でも構わない。例えば、スクリプトが保存されていた複合機、即ちスクリプトを取得するために接続した外部複合機105にて処理を実行する構成であっても構わない。
本実施の形態では、スクリプト取得部111がある構成としたが、別の構成でも構わない。例えば、何らかの別の手段で、既に複合機101が備える記憶装置106にスクリプトが記憶されている構成であっても構わない。
記憶装置106に一時的に記憶されたスクリプトに対し、処理判断部112や、スクリプト更新部113や、スクリプト実行部114以降から処理が開始されるようにしても構わない。
本実施の形態では、スクリプトの取得元が外部複合機105である構成としたが、別の構成でも構わない。例えば、取得するスクリプトが保存されている場所が、ネットワーク104上のコンピュータやサーバでも構わない。この場合、スクリプト情報に「remote」と記述されている処理については、予め指定されている外部複合機105に対し、該当の処理を行うように命令する。
本実施の形態では、スクリプトの取得は、スクリプト取得部111によって能動的に取得しに行く構成としたが、別の構成でも構わない。例えば、スクリプトを外部複合機105から配信する構成であっても構わない。配信される場合は、スクリプトの受信時、もしくは実行開始指示を受けたときに、処理判断部112以降の処理を行う構成であっても構わない。
本実施の形態では、実行複合機判断情報は、クライアント側の複合機101の記憶装置106に保存されている構成としたが、別の構成でも構わない。例えば、実行複合機判断情報がネットワーク104上の外部複合機105や、サーバや、コンピュータに保存されていて、そこから情報の取得や参照を行う構成であっても構わない。この場合、スクリプト情報に「this」と記述されている処理については、クライアント側の複合機101にて該当の処理を行う。
本実施の形態では、処理判断部112による処理判断は、スクリプトの取得後に行う構成としたが、別の構成でも構わない。例えば、スクリプトの生成時に処理判断を行う構成であっても構わない。スクリプトを新規作成した際に、処理判断部112による処理判断を行い、各処理をどの複合機で実行するか決定し、スクリプト情報に実行複合機判断情報を追加して保存する。この場合、処理判断しようとするときに、既にスクリプト情報に実行複合機判断情報が関連付けられていることがあり得る。
本実施の形態では、実行複合機判断情報が既に設定されている場合は、実行複合機の判断をせずに処理を終了する構成としたが、別の構成でも構わない。例えば、複合機101が備える記憶装置106に、既に設定されている方を優先するか、新しく判断する方を優先するかについての設定値が記憶されている構成でもよい。
以上の構成の場合、「this」と記述されている処理も、「remote」と記述されている処理も、同じ複合機にて処理を実行することになるため、外部複合機105とは関係なく、今まで通りの処理を実行することができる。
本実施の形態では、実行複合機判断情報を用いて手順を実施する構成としたが、別の構成でも構わない。例えば、実行複合機判断情報は保持しない構成であっても構わない。実行開始指示を受けて、個々の処理に対し、順に、処理判断部112により判断された実行複合機で処理の実行を行う。この場合、スクリプト更新部113は適用しなくてもよくなる。処理判断部112とスクリプト実行部114による処理を同時に行うことで、実行複合機判断情報を保持せずに、本実施の形態の処理を実施することができる。
図6は、図1における操作部102に表示される実行複合機判断情報の例を示す図である。
スクリプトを実行する前にユーザに設定確認をさせる動作について、図6を用いて説明する。
クライアント側の複合機101は、実行開始指示を受けた後、実行複合機判断情報に基づき、実行複合機を判断する。そして、判断結果を複合機101が備える操作部102の画面上に表示する。
実行する複合機に対し、修正がある場合は、ユーザが画面上にて実行複合機の変更を行う。そして、複合機は変更された実行複合機判断情報に基づき、処理の実行を行う。処理の実行後に、修正した設定でスクリプト情報を保存するかを、操作部102の画面上に表示しユーザに選択させる。そして、選択結果に基づき、スクリプト情報の更新を行う。
また、本実施の形態の場合、実行複合機判断情報に、実行する複合機の候補に「select」という記述を追加することができる。
「select」とは、実行複合機を確定させずに、ユーザに選択させることを示す。スクリプト情報の実行複合機判断情報が「select」と記述されている処理については、画面上に判断結果を表示する際に、ユーザに実行複合機を選択させる。そして、ユーザが選択した複合機に対し、該当の処理を行うように命令する。
また、実行複合機の判断結果を操作部102に表示し、ユーザに修正させる際、該当の処理を実行するのが不可能な実行複合機が含まれる場合は、該当の項目を網掛け表示とする。
また、ユーザに設定確認させるかどうかの設定値を複合機101が備える記憶装置106に記憶しておき、その設定値により、ユーザに設定確認させるかどうかを選択することもできる。
本実施の形態では、画面上に表示した実行複合機の判断結果を変更できる構成としたが、実行複合機の一部、または全てを変更不可とし、画面上で確認させるだけであっても構わない。これにより、実行複合機を予め強制指定することができる。
これにより、外部複合機105から取得したスクリプトの一部、あるいは全ての処理を外部複合機105で実行することや、外部複合機105に保存されているスクリプトの一部、あるいは全ての処理をクライアント側の複合機101で実行することが可能となる。その結果、利便性を向上させることができる。
図7は、本発明の実施の形態に係る、スクリプトの実行を行う手順の一例を説明するためのフローチャートである。
S301では、クライアント側複合機101は、スクリプトの実行開始命令を受けて、処理がクライアント側複合機101で実行する処理か、外部複合機105で実行する処理かを調べる。クライアント側複合機101で実行する処理の場合は、S302へ進む。外部複合機105で実行する処理の場合は、S303へ進む。
S302では、クライアント側複合機101は、該当の処理をクライアント側複合機101で実行する。
S303では、クライアント側複合機101は、実行命令にクライアント側複合機101のアドレス情報を付与する。
S304では、クライアント側複合機101は、外部複合機105にて該当の処理を実行する事により、生成もしくは更新される文書データが存在し、なおかつその文書データをクライアント側複合機101で必要とするか判断を行う。必要であると判断した場合は、S305へ進む。必要ではないと判断した場合は、S306へ進む。
S305では、クライアント側複合機101は、文書データをクライアント側複合機101に送信する必要があるという情報を実行命令に付与する。
S306では、クライアント側複合機101は、該当の処理を外部複合機105で実行するために、クライアント側複合機101に保持されている文書データを必要とするか判断を行う。必要であると判断した場合は、S307へ進む。必要ではないと判断した場合は、S308へ進む。
文書データが必要であると判断する例として、外部複合機105でセンド処理を実行するときに用いる文書データが、クライアント側複合機101でスキャン処理を実行して生成された文書データであるという場合が挙げられる。
S307では、クライアント側複合機101は、クライアント側複合機101に存在する文書データを実行命令に付与する。
S308では、クライアント側複合機101は、外部複合機105に対して、処理の実行命令を送信する。
S309では、クライアント側複合機101は、外部複合機105にて処理を実行した結果と必要であるならば文書データがクライアント側複合機101に通知されてきたかどうかを判断する。通知されてきていない場合は、引き続き通知されてくるまで待つ。通知されてきた場合は、S310へ進む。
S310では、クライアント側複合機101は、スクリプト内の処理が全て完了したか判断を行う。全ての処理が完了したと判断した場合は、スクリプトの実行が終了したとしてフローを終了する。まだ処理が残っていると判断した場合は、S301へ進み、次の処理へ移る。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
101 クライアント側の複合機
102 操作部
103 ネットワーク接続部
104 ネットワーク
105 外部複合機
106 記憶装置
107 制御部
111 スクリプト取得部
112 処理判断部
113 スクリプト更新部
114 スクリプト実行部

Claims (7)

  1. 外部の画像形成装置とネットワークを介して通信することが可能な画像形成装置において、
    前記外部の画像形成装置に記憶されている、複数の処理が記述されたスクリプトを取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得したスクリプトに記述された複数の処理のうち、原稿を読み取る動作を伴う処理については前記画像形成装置が実行すると決定し、画像データを保存する動作、或いは保存された画像データを取得する動作を伴う処理については前記外部の画像形成装置が実行すると決定する決定手段と、
    前記決定手段が決定した装置に対して前記スクリプトの処理を実行するよう命令する命令手段と、
    有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記決定手段決定された装置を示す情報を表示する表示手段を更に有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記決定手段更に前記取得手段が取得したスクリプトに記述された複数の処理のうち、印刷動作を伴う処理については前記画像形成装置及び前記外部の画像形成装置が有している機能に基づいて当該処理を実行する装置を決定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 外部の画像形成装置とネットワークを介して通信することが可能な画像形成装置の制御方法において、
    前記外部の画像形成装置に記憶されている、複数の処理が記述されたスクリプトを取得する取得ステップと、
    前記取得ステップで取得されたスクリプトに記述された複数の処理のうち、原稿を読み取る動作を伴う処理については前記画像形成装置が実行すると決定し、画像データを保存する動作、或いは保存された画像データを取得する動作を伴う処理については前記外部の画像形成装置が実行すると決定する決定ステップと、
    前記決定ステップ決定された装置に対して前記スクリプトの処理を実行するよう命令する命令ステップと、
    有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  5. 前記決定ステップ決定された装置を示す情報を表示する表示ステップを更に有することを特徴とする請求項記載の画像形成装置の制御方法。
  6. 前記決定ステップ更に前記取得ステップにおいて取得したスクリプトに記述された複数の処理のうち、印刷動作を伴う処理については前記画像形成装置及び前記外部の画像形成装置が有している機能に基づいて当該処理を実行する装置を決定することを特徴とする請求項記載の画像形成装置の制御方法。
  7. 外部の画像形成装置とネットワークを介して通信することが可能な画像形成装置の制御方法をコンピュータに実行させるコンピュータ可読のプログラムにおいて、
    前記画像形成装置の制御方法は、
    前記外部の画像形成装置に記憶されている、複数の処理が記述されたスクリプトを取得する取得ステップと、
    前記取得ステップで取得されたスクリプトに記述された複数の処理のうち、原稿を読み取る動作を伴う処理については前記画像形成装置が実行すると決定し、画像データを保存する動作、或いは保存された画像データを取得する動作を伴う処理については前記外部の画像形成装置が実行すると決定する決定ステップと、
    前記決定ステップ決定された装置に対して前記スクリプトの処理を実行するよう命令する命令ステップと、
    有することを特徴とするプログラム。
JP2009205747A 2008-09-11 2009-09-07 画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム Expired - Fee Related JP5610731B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009205747A JP5610731B2 (ja) 2008-09-11 2009-09-07 画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008233539 2008-09-11
JP2008233539 2008-09-11
JP2009205747A JP5610731B2 (ja) 2008-09-11 2009-09-07 画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010093790A JP2010093790A (ja) 2010-04-22
JP5610731B2 true JP5610731B2 (ja) 2014-10-22

Family

ID=42256011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009205747A Expired - Fee Related JP5610731B2 (ja) 2008-09-11 2009-09-07 画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5610731B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006277273A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Seiko Epson Corp 印刷指示生成装置、印刷装置および印刷指示生成方法
JP4372147B2 (ja) * 2006-12-18 2009-11-25 キヤノン株式会社 画像形成システム及び情報処理装置
US20080201492A1 (en) * 2007-02-15 2008-08-21 Kabushiki Kaisha Toshiba Digital multi-function peripheral, digital multi-function peripheral system, and control method for digital multi-function peripheral system

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010093790A (ja) 2010-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4861883B2 (ja) 画像形成装置及びアプリケーション実行方法
US8065406B2 (en) Job processing apparatus, method for managing job log in the job processing apparatus, and system for managing job history
US10725715B2 (en) Displaying information on terminal device based on terminal device type
JP5822537B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
JP2007287090A (ja) 表示制御システム、画像処理装置、表示制御方法
US8610912B2 (en) Image processing apparatus, information processing apparatus, methods for controlling the apparatuses, and storage medium storing program allowing the instruction of the processing to be executed next without waiting for the completion of cooperative processing and allows checking of the processing status of cooperative processing being executed
JP6178567B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法とプログラム、及び情報処理システム
JP2005322971A (ja) 情報処理システム及びそれに用いる情報処理方法並びに情報処理プログラム
US9386082B2 (en) Information processing apparatus, and control method and storage medium therefor
JP2010072679A (ja) 画像形成システム、画像形成装置、端末装置、印刷制御方法およびプログラム
JP2012034277A (ja) 画像処理システム、その制御方法およびプログラム
JP2009189047A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP6790550B2 (ja) 情報処理装置、画像形成装置及びプログラム
US20170264775A1 (en) Image processing apparatus, method of controlling the same, and storage medium
JP2008065534A (ja) 情報処理システムおよびサーバ
US9749481B2 (en) Image processing apparatus capable of transmitting image data, control method therefor, and storage medium storing control program therefor
JP5610731B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP2003259074A (ja) 画像処理装置,画像処理内容設定用プログラム,画像処理システム
JP6089621B2 (ja) 操作端末、操作端末を用いた情報処理システム、情報処理方法、プログラム
US8520241B2 (en) Image processing apparatus and control method thereof
JP6949629B2 (ja) 画像形成装置、制御方法及びプログラム
JP2017173917A (ja) 情報処理装置、システム、情報処理方法及びプログラム
JP2019161264A (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、画像処理装置のリモート支援システム
JP2007305143A (ja) 情報処理装置および情報処理方法
JP2006005963A (ja) 情報処理装置および情報処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120906

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130823

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130924

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140318

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140805

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140902

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5610731

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees