JP2015095390A - Led照明器具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1LED発光部40と、入射端面62を有する中空部が器具本体20に支持されるとともに、第1LED発光部40が入射端面62と対面して配置された導光板60と、第1LED発光部40の出射方向と直交する方向に光を照射する第2LED発光部71とを有する。導光板60の中空部には、下カバー61Aが設けられている。中央には第2LED発光部71が設けられており、下カバー61Aの中央にはレンズ部材70が設けられている。下カバー61Aは押え部612と、押え部612に連結される天板部613とを有する。天板部613は、中央部に向かって窪んだ凹形状となっているため、第2LED発光部71から外向きに発せられた光が天板部613の凹形状の窪みに照射されて下方に反射するので、第2LED発光部71の周囲に暗い部分が形成されるのを防止できる。
【選択図】図3
Description
図10に示すように、特許文献1に記載のLED照明器具10A0は、天井に取り付けられる円板状のシャーシ101およびシャーシ101に取り付けられる透光カバー102を有する。透光カバー102の中央部には、円板状の開口部(図示省略)が設けられており、開口部にはセンターカバー103が着脱可能に取り付けられている。
シャーシ101には、中央に円筒形状の取付台105が設けられており、取付台105の外周面には、複数のLEDモジュール104が外周向きに取り付けられている。
このため、LED照明器具10A0の中央部に、真下を照らすための中央発光部を設ける場合がある。
このような場合に、取付台105のような中央発光部を囲むような部材があると、中央発光部の外側に暗い部分ができてしまうという問題があった。
以下、本発明に係る実施形態のLED照明器具について、図面を用いて説明する。
図1に示すように、第1実施形態のLED照明器具10Aは、例えば天井面11に取り付けて、主に下方を照明するのに用いることができる。
なお、以下の説明においては、LED照明器具10Aを天井面11に取り付けた状態で、天井面11側を「上」、天井面11と反対側(すなわち、床側)を「下」とする。
図1および図2に示すように、LED照明器具10Aは、天井面11に取り付けられる器具本体20を有する。
器具本体20の下側には上導光板50が配置されており、上導光板50の下側には、上導光板50を下側から支持する不透光性の上カバー51が、器具本体20に取り付けられている。
下カバー61Aはリング形状をしており、下カバー61Aの内側にはリング状のセンターレンズ(レンズ部材)70が下カバー61Aの内周に沿って設けられている。
センターレンズ70の内側には、円板状の蓋72が着脱可能に取り付けられている。
図2および図3に示すように、器具本体20は、例えば、アルミニウム等の金属で全体円板形状に形成されている。器具本体20の中央には、天井面11に取り付けられている天井に設けられた引掛けシーリング(図示省略)に取り付けられる取付アダプタ22用の開口21を有する。
器具本体20は、中央の平坦部23の外周端から下方に向かって外側へ傾斜して折り曲げられて、立壁24が形成されている。立壁24は、下端部が外側へ折り曲げられて水平部25が設けられている。
従って、蓋72(図1参照)を外して、取付アダプタ22を引掛シーリングに取り付けることにより電気的及び機械的に接続され、器具本体20は天井面11に取り付けられる。このとき、弾性部材26が器具本体20と天井面11との間で弾性変形して、器具本体20のぐらつきを防止する。
すなわち、LED照明器具10Aは、下LED発光部40よりも多くの光束が出る上LED発光部30の光が下導光板60よりも大径の上導光板50が出射されるため、効果的に天井面11に光を照射できる。
従って、上LED発光部30が下LED発光部40よりも内側に配置されているとともに、下導光板60よりも上導光板50が小径の場合に比較して、良好な照明バランスが得られる。
なお、外側面311の長手方向両端には、外側に突出する突起部313が設けられている。突起部313は、後述するように上ホルダ31にLEDチップ32を実装した基板33を取り付けた際に、LEDチップ32よりも外側に突出するようになっている。
軒部34は、上ホルダ31の外側面311の下端部から外側面311と一定間隔離れて上方へ平行に延びる支持部341と、支持部341の上端に設けられた断面L字形状の受部342を有する。
外側面311と支持部341との間の隙間に、後述する基板33と放熱板35が挿入される。
また、受部342と上ホルダ31の外側面311との間には、隙間345が設けられている。
図7(A)に示すように、基板33は矩形板状を呈しており、実装面331の幅方向(上下方向)中央部には、長手方向に沿って直線状に複数個のLEDチップ32が実装されている。また、基板33の長手方向両端部には、電源部(図示省略)から点灯電力の供給を受けたり、隣接する基板33と電気的に接続するためのコネクタ332が設けられている。
図7(B)に示すように、放熱板35は、金属板により矩形板状に形成されている。放熱板35の長手方向両端部および下端部には、全体C字形状の突起352が設けられている。突起352は、内側に向かって突出して設けられており、外側面351は、平坦である。
これにより、放熱板35が上ホルダ31の外側面311に密着しないようにしている。
また、放熱板35の上端部は、内側に向かって折り曲げられて折曲部353が形成されている。
このとき、基板33の裏面333は放熱板35に密着するので、LEDチップ32が発した熱を放熱板35により吸収できる。また、放熱板35は、突起352が上ホルダ31の外側面311に当接するので、上ホルダ31に密着しない。これにより、放熱性を向上させる。
さらに、上ホルダ31を器具本体20に組み付けた後は、放熱板35の折曲部353が器具本体20の平坦部23の下面に当接する(図4参照)。
このため、基板33を介して放熱板35に伝達された熱が、折曲部353から器具本体20に伝達されるので、放熱性を一層向上させる。
傾斜支持部512の上端513は、器具本体20の水平部25の器具本体20の水平部25の最外周縁251と対向している。
図8に示すように、上導光板50は、全体円板状を呈しており、中央には中空部52を有する。中空部52は、器具本体20に支持され六角形に配置された上ホルダ31に対応して、六角形に形成されている。
上導光板50は、表面にリブや印刷を設けて配光制御することができる。
図3に示すように、上導光板50は、器具本体20の水平部25の下面に当接するとともに、上カバー51の傾斜支持部512の上端513により、下方から支持されている。
なお、受部342の被覆面343と上導光板50とは略平行であるが、被覆面343と上導光板50との間に、隙間(例えば、0.25〜1.00mm)を設けてもよい。
受部342は、先端346が入射端面53の同一平面から入射端面53とは反対側(図4において左側)の任意位置まで延びており、上導光板50を下側から支持する。
下導光板60は、上カバー51の水平支持部511の下面と、下カバー61Aの上端611との間に支持されている。
なお、下導光板60は、上導光板50よりも小さいが、前述した上導光板50と同様の構成をしているので、詳細な説明は省略することとする(図5および図8参照)。
なお、下ホルダ41は、前述した上ホルダ31と同様の構成をしているので、詳細な説明は省略することとする。
従って、図5に示すように、下導光板60の中空部63の内周面である入射端面62は、下ホルダ41に支持されている基板33に実装されたLEDチップ32に対向して配置され、下ホルダ41の軒部42によって支持されている。
押え部612は、下導光板60に向かって拡開する錐形状である。従って、下導光板60から内側に向かって出射した光BM1は、押え部612に当たり下方へ反射する。
また、天板部613は、押え部612との稜線614よりも器具本体20の中央部に向かって窪んだ凹形状である。
第2LED発光部71は、リング板状の基板711に、LEDチップ712をリング状に配列して形成することができる。第2LED発光部71から発せられた光は、センターレンズ70を介して主に真下に照射されて照明する。
なお、センターレンズ70から外側向きに出射された光BM2は、下カバー61Aの凹形状の天板部613に照射され、下方へ反射する。
第1実施形態のLED照明器具10Aでは、器具本体20は、下LED発光部40と、下LED発光部40の出射方向に対面するように入射端面62が配置された中空部63を有する下導光板60と、下LED発光部40の出射方向に対して直交する方向に光を照射する第2LED発光部71とを有する。
下導光板60の中空部63には、下カバー61Aが設けられている。下カバー61Aの中央には第2LED発光部71が露出して設けられており、第2LED発光部71を覆うセンターレンズ70が、下カバー61Aの中央に設けられている。
このため、第2LED発光部71が発した光のうち、外向きに発せられた光が天板部613の凹形状の窪みに照射されて下方に反射するので、第2LED発光部71の周囲に暗い部分が形成されるのを防止できる。
次に、第2実施形態のLED照明器具について説明する。
なお、前述した第1実施形態のLED照明器具10Aと共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
図9に示すように、第2実施形態のLED照明器具10Bでは、下カバー61Bは乳白色であり、略円柱状に形成されている。そして、押え部612は、傾斜していない。また、天板部613には窪みが設けられていなくて平面状であり、センターレンズ70の下面と同一面上にある。
20 器具本体
40 下LED発光部(第1LED発光部)
60 下導光板(導光板)
61A、61B 下カバー(カバー)
612 押え部
613 天板部
614 稜線
615 光反射部
62 入射端面
63 中空部
70 センターレンズ(レンズ部材)
71 第2LED発光部
Claims (2)
- 器具本体と、
前記器具本体に収容される第1LED発光部と、
入射端面を有する中空部が前記器具本体に支持されるとともに、前記第1LED発光部が前記入射端面と対面して配置された導光板と、
前記器具本体に収容されるとともに前記第1LED発光部の出射方向に対して直交する方向に光を照射する第2LED発光部と、
前記中空部を覆うとともに前記第2LED発光部が露出するカバーと、
前記カバーに支持されて前記第2LED発光部を覆うレンズ部材とを備え、
前記カバーは、前記導光板に接触する押え部と、前記押え部に連結される天板部とからなる光反射部を有し、
前記天板部は、前記押え部との稜線よりも中央部に向かって窪んだ凹形状であるLED照明器具。 - 請求項1に記載のLED照明器具において、
前記押え部は、前記導光板に向かって拡開する錐形状であるLED照明器具。
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