JP2019149288A - 照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】輝度ムラを低減しながら、薄型化を図ることができる照明器具を提供する。【解決手段】照明器具2は、第1の発光素子48と、第1の発光素子48からの光を入射する第1の端面60、及び、第1の端面60に入射した光を出射する第1の側面62を有する第1の導光板16と、第2の発光素子50と、第1の導光板16を囲むように配置された環状の第2の導光板18であって、第2の発光素子50からの光を入射する第2の端面74、及び、第2の端面74に入射した光を出射する第2の側面76を有する第2の導光板18とを備える。第1の導光板16及び第2の導光板18を平面視した場合に、第1の導光板16の第1の側面62は、第2の導光板18の径方向における中央部を含む領域63に配置されている。【選択図】図6

Description

本発明は、室内等を照明するための照明器具に関する。
室内を照明するための照明器具の一つとして、シーリングライトが知られている(例えば、特許文献1参照)。シーリングライトは、室内の天井に取り付けられる器具本体と、器具本体に支持された発光モジュールと、発光モジュールを覆うように器具本体に取り付けられた拡散グローブとを有している。発光モジュールは、基板と、基板に実装された複数のLED(Light Emitting Diode)とを有している。
特開2013−48167号公報
上述した従来のシーリングライトの照明方式は、複数のLEDからの光が拡散グローブを介して室内に照射される直射方式である。しかしながら、この直射方式では、輝度ムラを低減するためには、複数のLEDと拡散グローブとの距離を大きく確保する必要がある。その結果、シーリングライト全体の厚みが大きくなるという課題が生じる。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、輝度ムラを低減しながら、薄型化を図ることができる照明器具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る照明器具は、第1の発光部と、前記第1の発光部からの光を入射する第1の端面、及び、前記第1の端面に入射した光を出射する第1の側面を有する第1の導光板と、第2の発光部と、前記第1の導光板を囲むように配置された環状の第2の導光板であって、前記第2の発光部からの光を入射する第2の端面、及び、前記第2の端面に入射した光を出射する第2の側面を有する第2の導光板と、を備え、前記第1の導光板及び前記第2の導光板を平面視した場合に、前記第1の導光板の前記第1の側面は、前記第2の導光板の径方向における中央部を含む領域に配置されている。
本発明の一態様に係る照明器具によれば、輝度ムラを低減しながら、薄型化を図ることができる。
実施の形態に係る照明器具の床面側の外観を示す斜視図である。 実施の形態に係る照明器具の天井側の外観を示す斜視図である。 実施の形態に係る照明器具を分解して示す分解斜視図である。 実施の形態に係る照明器具を示す平面図である。 実施の形態に係る照明器具を示す側面図である。 図4のVI−VI線による、実施の形態に係る照明器具の断面図である。 図6の一部を拡大して示す、実施の形態に係る照明器具の要部断面図である。 図6の一部を拡大して示す、実施の形態に係る照明器具の要部断面斜視図である。 実施の形態に係る発光モジュールを抜き出して示す平面図である。 実施の形態に係る第1の導光板を抜き出して示す平面図である。 実施の形態に係る第1の導光板の一部を模式的に拡大して示す要部断面図である。 実施の形態に係る第2の導光板の一部を模式的に拡大して示す要部断面図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される、数値、形状、材料、構成要素、及び、構成要素の配置位置や接続形態などは、一例であって本発明を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。なお、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
(実施の形態)
以下、実施の形態に係る照明器具について説明する。
[1.照明器具の構成]
[1−1.照明器具の概要]
図1〜図4を参照しながら、実施の形態に係る照明器具2の概要について説明する。図1は、実施の形態に係る照明器具2の床面側の外観を示す斜視図である。図2は、実施の形態に係る照明器具2の天井側の外観を示す斜視図である。図3は、実施の形態に係る照明器具2を分解して示す分解斜視図である。図4は、実施の形態に係る照明器具2を示す平面図である。
照明器具2は、例えば室内を照明するためのシーリングライトであり、室内の天井4(図3参照)に設置される。図1〜図4に示すように、照明器具2は、器具本体6と、機能ボックス8と、器具取付部材10と、発光モジュール12と、反射板14と、第1の導光板16(光学部材の一例)と、第2の導光板18(導光板の一例)と、固定部材20と、カバー部材22とを備えている。
以下、照明器具2の各構成要素について詳細に説明する。なお、以下に示す各図において、Z軸のマイナス側が天井4側、Z軸のプラス側が床面(図示せず)側を表している。また、説明の都合上、以下に示す図1、図3、図5〜図8、図11及び図12では、照明器具2を通常の使用時の姿勢とは上下逆の姿勢で図示している。
[1−2.器具本体]
まず、図2、図3、図5及び図6を参照しながら、器具本体6について説明する。図5は、実施の形態に係る照明器具2を示す側面図である。図6は、図4のVI−VI線による、実施の形態に係る照明器具2の断面図である。
器具本体6は、発光モジュール12等を支持するための筐体である。図2、図3、図5及び図6に示すように、器具本体6は、XY平面視で、中央部に円形状の開口部24を有する円環状に形成されている。図6に示すように、器具本体6の開口部24の径中心は、照明器具2の中心軸26上に位置している。なお、中心軸26は、Z軸に平行な直線である。器具本体6は、例えばアルミニウム板又は鋼板等の板金をプレス加工することによって上述した形状に成形される。
[1−3.機能ボックス]
次に、図2、図3、図5及び図6を参照しながら、機能ボックス8について説明する。図2、図3、図5及び図6に示すように、機能ボックス8は、ケース28と、回路ユニット30とを有している。なお、説明の都合上、回路ユニット30は、図2にのみ図示している。
ケース28は、回路ユニット30を収納するための中空状の箱体である。ケース28は、XY平面視で略矩形状に形成されている。図2、図3及び図5に示すように、ケース28は、器具本体6の天井4側の側面32に複数の連結部材34を介して連結されている。すなわち、照明器具2を天井4に設置した状態では、器具本体6は、複数の連結部材34を介してケース28から吊り下げられるようにして支持される。ケース28の中央部には、円形状の貫通孔36が形成されている。図6に示すように、ケース28の貫通孔36には、機能ボックス8を器具取付部材10に装着するための筒状のホルダ38が固定されている。ホルダ38の内部には、器具取付部材10が着脱自在に嵌合される。
回路ユニット30は、発光モジュール12を点灯させるための電力を生成し、且つ、発光モジュール12の点灯を制御するためのユニットである。図2に示すように、回路ユニット30は、ケース28の内部に配置されている。説明の都合上、図示を省略しているが、回路ユニット30は、基板と、基板に実装された複数の回路部品とを有している。
基板は、複数の回路部品を実装するためのプリント配線基板である。図3に示すように、基板は、電線40を介して発光モジュール12と電気的に接続され、且つ、電線42を介して器具取付部材10と電気的に接続されている。
複数の回路部品は、基板の実装面に実装されている。複数の回路部品は、電源用回路部品と、制御用回路部品とを含んでいる。電源用回路部品は、発光モジュール12を点灯させるための電力を生成するための電源回路を構成する。電源回路は、商用電源(図示せず)から引っ掛けシーリングボディ44(後述する)を介して供給されてきた交流電力を直流電力に変換し、当該直流電力を発光モジュール12に供給する。電源回路で生成された直流電力が発光モジュール12に供給されることにより、発光モジュール12が点灯する。また、制御用回路部品は、発光モジュール12の点灯を制御するための制御回路を構成する。
なお、複数の回路部品は、例えば、a)電解コンデンサ又はセラミックコンデンサ等の容量素子、b)抵抗器等の抵抗素子、c)整流回路素子、d)コイル素子、e)チョークコイル(チョークトランス)、f)ノイズフィルタ、g)ダイオード又は集積回路素子等の半導体素子等を含んでいる。
[1−4.器具取付部材]
次に、図2、図3及び図6を参照しながら、器具取付部材10について説明する。器具取付部材10は、室内の天井4に設置された引っ掛けシーリングボディ44に機能ボックス8を着脱自在に取り付けるためのアダプタである。
図2、図3及び図6に示すように、器具取付部材10は、機能ボックス8のケース28のホルダ38の内部に着脱自在に嵌合される。また、器具取付部材10は、引っ掛けシーリングボディ44に着脱自在に取り付けられる。
照明器具2を室内の天井4に設置する際には、ユーザは、まず、器具取付部材10を引っ掛けシーリングボディ44に取り付ける。その後、ユーザは、器具取付部材10がケース28のホルダ38の内部に挿入されるようにして、機能ボックス8を天井4側に押し上げることにより、ホルダ38と器具取付部材10とを嵌合させる。これにより、機能ボックス8が器具取付部材10及び引っ掛けシーリングボディ44を介して室内の天井4に取り付けられ、照明器具2が室内の天井4に設置される。
なお、引っ掛けシーリングボディ44は、例えば室内の天井4の裏側に配置された商用電源と電線(図示せず)を介して電気的に接続されている。照明器具2が室内の天井4に設置されることにより、商用電源からの交流電力が電線及び引っ掛けシーリングボディ44を介して照明器具2に供給される。
[1−5.発光モジュール]
次に、図3及び図6〜図9を参照しながら、発光モジュール12について説明する。図7は、図6の一部を拡大して示す、実施の形態に係る照明器具2の要部断面図である。図8は、図6の一部を拡大して示す、実施の形態に係る照明器具2の要部断面斜視図である。図9は、実施の形態に係る発光モジュール12を抜き出して示す平面図である。
図3及び図6に示すように、発光モジュール12は、例えば白色光を発するための光源である。図3及び図7〜図9に示すように、発光モジュール12は、複数の基板46と、複数の基板46の各々に実装された複数の第1の発光素子48(第1の発光部の一例)及び複数の第2の発光素子50(第2の発光部の一例)とを有している。
複数の基板46の各々は、複数の第1の発光素子48及び複数の第2の発光素子50を実装するためのプリント配線基板であり、略円弧状に形成されている。複数の基板46は、器具本体6の床面側の側面52に取り付けられており、器具本体6の開口部24を囲むようにして円環状に並べられている。なお、基板46としては、例えば、樹脂基板、メタルベース基板、セラミック基板又はガラス基板等を用いることができる。また、基板46は、リジッド基板に限定されず、フレキシブル基板であってもよい。
複数の第1の発光素子48は、各基板46の実装面(床面側の面)の内周部側に実装されている。具体的には、複数の第1の発光素子48は、各基板46の実装面の内周部側において、各基板46の周方向に沿って間隔を置いて円弧状に配置されている。これにより、発光モジュール12全体では、複数の第1の発光素子48は、円環状に配置されている。
複数の第2の発光素子50は、各基板46の実装面の外周部側に実装されている。具体的には、複数の第2の発光素子50は、各基板46の実装面の外周部側において、各基板46の周方向に間隔を置いて円弧状に配置されている。これにより、発光モジュール12全体では、複数の第2の発光素子50は、複数の第1の発光素子48を囲むように円環状に配置されている。
第1の発光素子48及び第2の発光素子50の各々は、例えば、パッケージ化された表面実装(SMD:Surface Mount Device)型の白色LED素子である。すなわち、第1の発光素子48及び第2の発光素子50の各々は、凹部を有する白色樹脂製のパッケージ(容器)と、パッケージの凹部の底面に一次実装されたLEDチップと、パッケージの凹部内に封入された封止部材とを有している。LEDチップは、例えば青色光を発する青色LEDチップである。封止部材には、青色LEDチップからの青色光を励起光として蛍光発光するYAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)等の黄色蛍光体が含有されている。
このように、第1の発光素子48及び第2の発光素子50の各々は、青色LEDチップと黄色蛍光体とによって構成されたB−Yタイプの白色LED素子である。具体的には、封止部材に含有される黄色蛍光体は、青色LEDチップからの青色光の一部を吸収することにより励起されて黄色光を放出する。この放出された黄色光と黄色蛍光体に吸収されなかった青色光とが混ざることにより、白色光が生成される。このようにして第1の発光素子48及び第2の発光素子50の各々から白色光が出射される。
なお、本実施の形態では、第1の発光素子48及び第2の発光素子50がともに白色光を発するようにしたが、互いに異なる色(波長)の光を発するようにしてもよい。例えば、第1の発光素子48が白色光を発し、第2の発光素子50が電球色光を発するようにしてもよい。
[1−6.反射板]
次に、図3及び図6〜図8を参照しながら、反射板14について説明する。反射板14は、第1の導光板16の第1の出射部58(後述する)の裏面64から出射した光を反射するためのものである。
図3に示すように、反射板14は、XY平面視で円形状に形成されている。反射板14の床面側の側面には、例えば白色の塗料が塗布された反射面54が形成されている。図6〜図8に示すように、反射板14は、器具本体6の開口部24を覆うようにして、器具本体6の床面側の側面52に配置されている。この時、反射板14の反射面54は、第1の導光板16の第1の出射部58の裏面64に対向するように配置されている。
[1−7.第1の導光板]
次に、図1、図3、図4、図6〜図8、図10及び図11を参照しながら、第1の導光板16について説明する。図10は、実施の形態に係る第1の導光板16を抜き出して示す平面図である。図11は、実施の形態に係る第1の導光板16の一部を模式的に拡大して示す要部断面図である。
第1の導光板16は、複数の第1の発光素子48からの光を拡散させるための光学部材である。第1の導光板16は、固定部材20により器具本体6の床面側の側面52に固定されている。
図1、図3、図4及び図6に示すように、第1の導光板16は、XY平面視で円形状に形成されている。具体的には、第1の導光板16は、第1の入射部56と、第1の出射部58とを有している。なお、第1の導光板16は、透光性を有する材料、例えば透明のアクリル樹脂等で形成されている。
図7及び図8に示すように、第1の入射部56は、一端部56a(天井4側の端部)から他端部56b(床面側の端部)に向けて湾曲しながら縮径する筒状に形成されている。第1の入射部56の凹面側は発光モジュール12に対向し、第1の入射部56の凸面側はカバー部材22に対向している。第1の入射部56は、光を一端部56aから他端部56bに向けて導く。第1の入射部56の一端部56aには、その全周に亘って円環状の第1の端面60(入射面の一例)が形成されている。第1の端面60は、複数の第1の発光素子48に対向且つ近接する位置に配置されている。すなわち、複数の第1の発光素子48は、第1の端面60の周方向に沿って間隔を置いて円環状に配置されている。複数の第1の発光素子48の各々からの光は、第1の端面60に入射する。
図6〜図8に示すように、第1の出射部58は、第1の入射部56の他端部56bの全周から第1の導光板16の径方向内側に延び、XY平面視で円形状に形成されている。すなわち、第1の出射部58は、第1の入射部56の他端部56bを閉塞するように、略水平な姿勢(すなわち、天井4に対して略平行な姿勢)で配置されている。すなわち、図4に示すように、第1の導光板16及び第2の導光板18を平面視した場合に、第1の導光板16の第1の側面62は、第2の導光板18の径中心61(第2の導光板18の径方向における中央部の一例)を含む領域63に配置されている。第1の出射部58の径中心は、照明器具2の中心軸26上に位置している。図7及び図8に示すように、第1の出射部58の床面側には、第1の側面62(出射面の一例)が形成されている。第1の側面62は、光が出射する面であり、XY平面視で円形状に形成されている。
図10に示すように、第1の出射部58の第1の側面62とは反対側の裏面64(天井4側の面)には、光散乱パターン68が形成されている。図11に示すように、光散乱パターン68は、例えば複数の低角プリズム66がドット状に配置されたパターンである。複数の低角プリズム66の各々は、例えばドット加工により形成された円錐状の凹部である。光散乱パターン68は、裏面64(第1の側面62)の外周部から内周部に近付くに従って、複数の低角プリズム66の密度が徐々に高くなるように形成されている。複数の低角プリズム66の密度は、裏面64(第1の側面62)の径中心で最も高く、裏面64(第1の側面62)の外周縁で最も低い。すなわち、光散乱パターン68(第1の出射部58の形状)は、第1の側面62の外周部から取り出される光の光取り出し効率よりも、第1の側面62の内周部から取り出される光の光取り出し効率の方が大きくなるように形成されている。図10では、複数の低角プリズム66の密度を色の濃淡で表現してある。すなわち、図10では、色が濃いほど複数の低角プリズム66の密度が高いことを表し、色が薄いほど複数の低角プリズム66の密度が低いことを表現してある。
仮に、複数の低角プリズム66の密度が第1の側面62の全域に亘って均一である場合には、光取り出し効率が第1の側面62の全域に亘って均一となる。しかしながら、この場合において、例えば第1の出射部58の直径を大きくした際には、複数の第1の発光素子48からの光が第1の側面62の内周部まで到達し難くなるため、第1の側面62の内周部で取り出される光の量が少なくなる。その結果、第1の側面62の内周部が外周部よりも暗くなるという問題が生じる。
これに対して、本実施の形態では、複数の低角プリズム66の密度は、第1の側面62の外周部から内周部に近付くに従って徐々に高くなるので、第1の側面62の内周部における光取り出し効率を比較的高くすることができる。これにより、例えば第1の出射部58の直径を大きくした場合であっても、第1の側面62の内周部からより多くの光を取り出すことができるので、第1の側面62の内周部が外周部よりも暗くなるのを抑制することができる。その結果、第1の側面62における輝度ムラを低減することができる。
なお、本実施の形態では、光散乱パターン68を、裏面64の外周部から内周部に近付くに従って、複数の低角プリズム66の密度が徐々に高くなるように形成したが、これに限定されない。例えば、光散乱パターン68を、裏面64の外周部から内周部に近付くに従って、複数の低角プリズム66の各々の大きさが徐々に大きくなるように形成してもよい。この場合、低角プリズム66の大きさは、裏面64(第1の側面62)の径中心で最も大きく、裏面64(第1の側面62)の外周縁で最も小さくなる。あるいは、光散乱パターン68を、裏面64の外周部から内周部に近付くに従って、複数の低角プリズム66の密度が徐々に高くなり、且つ、複数の低角プリズム66の各々の大きさが徐々に大きくなるように形成してもよい。
図7に示すように、複数の第1の発光素子48からの光は、第1の端面60に入射して、第1の入射部56から第1の出射部58へと導かれる。第1の出射部58に導かれた光は、低角プリズム66で反射することにより、第1の出射部58の第1の側面62から拡散されながら室内に向けて出射する。
なお、第1の出射部58に導かれた光の一部は、第1の出射部58の裏面64から拡散されながら出射する。第1の出射部58の裏面64から出射した光は、反射板14の反射面54で反射された後に、第1の出射部58の裏面64に入射する。これにより、第1の導光板16における光利用効率を高めることができる。
[1−8.第2の導光板]
次に、図1〜図8及び図12を参照しながら、第2の導光板18について説明する。図12は、実施の形態に係る第2の導光板18の一部を模式的に拡大して示す要部断面図である。
第2の導光板18は、複数の第2の発光素子50からの光を拡散させるための光学部材である。第2の導光板18は、固定部材20により器具本体6の床面側の側面52に固定されている。
図1〜図5に示すように、第2の導光板18は、XY平面視で円環状(ドーナツ状)に形成されており、第1の導光板16を囲むように配置されている。具体的には、第2の導光板18は、第2の入射部70と、第2の出射部72とを有している。なお、第2の導光板18は、透光性を有する材料、例えば透明のアクリル樹脂等で形成されている。
図6〜図8に示すように、第2の入射部70は、一端部70a(天井4側の端部)から他端部70b(床面側の端部)に向けて湾曲しながら拡径する筒状に形成されている。第2の入射部70の凹面側は発光モジュール12に対向し、第2の入射部70の凸面側はカバー部材22に対向している。第2の入射部70は、光を一端部70aから他端部70bに向けて導く。第2の入射部70の一端部70aには、その全周に亘って円環状の第2の端面74(端面の一例)が形成されている。第2の端面74は、複数の第2の発光素子50に対向且つ近接する位置に配置されている。すなわち、複数の第2の発光素子50は、第2の端面74の周方向に沿って間隔を置いて円環状に配置されている。複数の第2の発光素子50の各々からの光は、第2の端面74に入射する。
図5〜図8に示すように、第2の出射部72は、第2の入射部70の他端部70bの全周から第2の導光板18の径方向外側に延び、XY平面視で円環状(ドーナツ状)に形成されている。第2の出射部72は、器具本体6よりも第2の導光板18の径方向外側に張り出しており、略水平な姿勢で配置されている。第2の出射部72の径中心は、照明器具2の中心軸26上に位置している。図7及び図8に示すように、第2の出射部72の床面側には、第2の側面76(側面の一例)が形成されている。第2の側面76は、光が出射する面であり、XY平面視で円環状に形成されている。
また、図7に示すように、第2の出射部72の第2の側面76は、第1の出射部58の第1の側面62と略同一面上に配置されている。なお、本明細書において、「略同一面上に配置されている」とは、第1の側面62及び第2の側面76が完全に同一面上に配置されている場合だけでなく、第1の側面62が第2の側面76に対してZ軸方向に所定距離以下(例えば、第1の側面62又は第2の側面76の厚みの10分の1以下)だけずれている場合も含むものとする。
図12に示すように、第2の出射部72の第2の側面76とは反対側の裏面78(天井4側の面)には、光散乱パターン82が形成されている。光散乱パターン82は、例えば複数の低角プリズム80がドット状に配置されたパターンである。複数の低角プリズム80の各々は、例えばドット加工により形成された円錐状の凹部である。光散乱パターン82は、複数の低角プリズム80の密度が裏面78の全域に亘ってほぼ均一となるように形成されている。すなわち、光散乱パターン82は、第2の側面76の全域に亘って光取り出し効率がほぼ均一となるように形成されている。
図7に示すように、複数の第2の発光素子50からの光は、第2の端面74に入射して、第2の入射部70から第2の出射部72へと導かれる。第2の出射部72に導かれた光は、低角プリズム80で反射することにより、第2の出射部72の第2の側面76から拡散されながら室内に向けて出射する。なお、第2の出射部72に導かれた光の一部は、第2の出射部72の裏面78から拡散されながら出射する。
また、図7及び図12に示すように、第2の出射部72の外周面84は、第2の出射部72の第2の側面76から裏面78に向けて拡径するテーパ状に形成されている。第2の出射部72に導かれた光の一部は、第2の出射部72の外周面84から拡散されながら出射する。
[1−9.固定部材]
次に、図3及び図6〜図8を参照しながら、固定部材20について説明する。固定部材20は、第1の導光板16及び第2の導光板18を器具本体6の床面側の側面52に固定するための部材である。
図3に示すように、固定部材20は、XY平面視で円環状(ドーナツ状)に形成されており、第1の導光板16の第1の入射部56と第2の導光板18の第2の入射部70との間の非発光領域に配置されている。固定部材20は、例えばネジ(図示せず)により器具本体6の床面側の側面52に取り付けられている。
図6〜図8に示すように、固定部材20の内周部は、第1の導光板16の第1の入射部56の凸面側を器具本体6の床面側の側面52に向けて押圧する。また、固定部材20の外周部は、第2の導光板18の第2の入射部70の凸面側を器具本体6の床面側の側面52に向けて押圧する。
[1−10.カバー部材]
次に、図1、図3、図4、図7及び図8を参照しながら、カバー部材22について説明する。カバー部材22は、固定部材20を目隠しするための化粧カバーである。
図1、図3及び図4に示すように、カバー部材22は、XY平面視で円環状(ドーナツ状)に形成されており、例えば透光性を有さない樹脂等で形成されている。カバー部材22は、固定部材20を覆うように配置され、固定部材20に着脱自在に取り付けられている。
図1、図3及び図4に示すように、カバー部材22の内周部には、第1の導光部材86が配置されている。第1の導光部材86は、カバー部材22の内周部の全周に沿って円環状に形成されている。第1の導光部材86は、透光性を有する材料(例えば乳白色のアクリル樹脂等)で形成されている。図7及び図8に示すように、第1の導光部材86は、第1の導光板16の第1の入射部56の凸面側を覆うように配置されている。
第1の導光板16の第1の入射部56に入射した光の一部は、第1の入射部56の凸面側から出射して第1の導光部材86に入射する。第1の導光部材86に入射した光は、第1の導光部材86から室内(すなわち、照明器具2の外部)に向けて出射する。これにより、第1の導光板16の第1の入射部56に入射した光を利用して、第1の導光部材86を発光させることができる。
図1、図3及び図4に示すように、カバー部材22の外周部には、第2の導光部材88が配置されている。第2の導光部材88は、カバー部材22の外周部の全周に沿って円環状に形成されている。第2の導光部材88は、第1の導光部材86と同様に、透光性を有する材料で形成されている。図7及び図8に示すように、第2の導光部材88は、第2の導光板18の第2の入射部70の凸面側を覆うように配置されている。
第2の導光板18の第2の入射部70に入射した光の一部は、第2の入射部70の凸面側から出射して第2の導光部材88に入射する。第2の導光部材88に入射した光は、第2の導光部材88から室内に向けて出射する。これにより、第2の導光板18の第2の入射部70に入射した光を利用して、第2の導光部材88を発光させることができる。
[2.効果]
本実施の形態の照明器具2は、第1の発光素子48と、第1の発光素子48からの光を入射する第1の端面60、及び、第1の端面60に入射した光を出射する第1の側面62を有する第1の導光板16と、第2の発光素子50と、第1の導光板16を囲むように配置された環状の第2の導光板18であって、第2の発光素子50からの光を入射する第2の端面74、及び、第2の端面74に入射した光を出射する第2の側面76を有する第2の導光板18とを備える。第1の導光板16及び第2の導光板18を平面視した場合に、第1の導光板16の第1の側面62は、第2の導光板18の径方向における中央部を含む領域63に配置されている。
これによれば、照明器具2の照明方式は、第1の発光素子48からの光を第1の導光板16により室内に導き、且つ、第2の発光素子50からの光を第2の導光板18により室内に導く導光方式である。この導光方式では、第1の発光素子48から第1の導光板16の第1の端面60までの距離、及び、第2の発光素子50から第2の導光板18の第2の端面74までの距離が短い場合であっても、輝度ムラを低減することができる。その結果、輝度ムラを低減しながら、照明器具2の薄型化を図ることができる。さらに、第2の導光板18は第1の導光板16を囲むように配置されているので、照明器具2の発光面積を大きく確保することができる。
さらに、第1の側面62及び第2の側面76は、略同一面上に配置されている。
これによれば、照明器具2をより一層薄型化することができる。
さらに、第1の導光板16は、一端部56aから他端部56bに向けて縮径する筒状に形成され、一端部56aに第1の端面60が形成された第1の入射部56と、第1の入射部56の他端部56bから径方向内側に延びて他端部56bを閉塞するように形成され、第1の側面62が形成された第1の出射部58とを有する。
これによれば、第1の端面60と第1の側面62との位置関係を例えば略平行とすることができる。その結果、第1の発光素子48と第1の導光板16とを照明器具2の厚み方向に配置することができるので、照明器具2の径方向の大きさを抑えながら、照明器具2の薄型化を図ることができる。
さらに、第1の端面60は、第1の入射部56の一端部56aの全周に亘って形成されている。第1の発光部は、第1の端面60の周方向に沿って間隔を置いて配置された複数の第1の発光素子48を有する。
これによれば、複数の第1の発光素子48からの光が第1の端面60の全周に亘って入射するので、第1の導光板16の第1の側面62の周方向における輝度ムラを低減することができる。
さらに、第2の導光板18は、一端部70aから他端部70bに向けて拡径する筒状に形成され、一端部70aに第2の端面74が形成された第2の入射部70と、第2の入射部70の他端部70bから径方向外側に延びて環状に形成され、第2の側面76が形成された第2の出射部72とを有する。
これによれば、第2の端面74と第2の側面76との位置関係を例えば略平行とすることができる。その結果、第2の発光素子50と第2の導光板18とを照明器具2の厚み方向に配置することができるので、照明器具2の径方向の大きさを抑えながら、照明器具2の薄型化を図ることができる。
さらに、第2の端面74は、第2の入射部70の一端部70aの全周に亘って形成されている。第2の発光部は、複数の第1の発光素子48を囲むように配置され、第2の端面74の周方向に沿って間隔を置いて配置された複数の第2の発光素子50を有する。
これによれば、複数の第2の発光素子50からの光が第2の端面74の全周に亘って入射するので、第2の導光板18の第2の側面76における輝度ムラを低減することができる。
さらに、照明器具2は、第1の導光板16と第2の導光板18との間に配置された環状のカバー部材22と、カバー部材22の内周部に沿って配置された第1の導光部材86であって、第1の導光板16からの光の一部を入射し、入射した光を外部に出射する第1の導光部材86と、カバー部材22の外周部に沿って配置された第2の導光部材88であって、第2の導光板18からの光の一部を入射し、入射した光を外部に出射する第2の導光部材88とを備える。
これによれば、第1の導光板16と第2の導光板18との間で暗部が形成されるのを抑制することができる。
また、本実施の形態の照明器具2は、第1の発光素子48と、第1の発光素子48からの光を入射する第1の端面60、及び、第1の端面60に入射した光を出射する第1の側面62を有する第1の導光板16と、第2の発光素子50と、第1の導光板16を囲むように配置された環状の第2の導光板18であって、第2の発光素子50からの光を入射する第2の端面74、及び、第2の端面74に入射した光を出射する第2の側面76を有する第2の導光板18とを備える。第1の導光板16の第1の側面62及び第2の導光板18の第2の側面76は、略同一面上に配置されている。
これによれば、照明器具2の照明方式は、第1の発光素子48からの光を第1の導光板16により室内に導き、且つ、第2の発光素子50からの光を第2の導光板18により室内に導く導光方式である。この導光方式では、第1の発光素子48から第1の導光板16の第1の端面60までの距離、及び、第2の発光素子50から第2の導光板18の第2の端面74までの距離が短い場合であっても、輝度ムラを低減することができる。その結果、輝度ムラを低減しながら、照明器具2の薄型化を図ることができる。さらに、第2の導光板18は第1の導光板16を囲むように配置されているので、照明器具2の発光面積を大きく確保することができる。
(変形例等)
以上、本発明について実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
上記実施の形態では、第1の導光板16の第1の出射部58の裏面64に光散乱パターン68を形成したが、これに限定されない。例えば、光散乱パターン68を省略して、第1の側面62の外周部から内周部に近付くに従って、第1の出射部58の厚みが徐々に小さくなるように形成してもよい。
また、上記実施の形態では、第1の導光板16をXY平面視で円形状に形成したが、これに限定されず、例えばXY平面視で矩形状に形成してもよい。また、第2の導光板18をXY平面視で円環状に形成したが、これに限定されず、例えばXY平面視で矩形状の環状に形成してもよい。
また、上記実施の形態では、第1の発光素子48及び第2の発光素子50の各実装構造をSMD構造としたが、これに限定されず、例えばLEDチップを基板46に直接実装したCOB(Chip On Board)構造であってもよい。この場合、封止部材によって、基板46上に実装された複数のLEDチップを一括に封止してもよく、あるいは、個別に封止してもよい。また、封止部材には、上述した黄色蛍光体等の波長変換材が含有されていてもよい。
また、上記実施の形態では、第1の発光素子48及び第2の発光素子50としてLEDを例示したが、これに限定されず、例えば半導体レーザ等の半導体発光素子、有機EL(Electro Luminescence)又は無機EL等、その他の固体発光素子を用いてもよい。
また、照明器具2は、例えばマイナスイオンを発生させるためのイオン発生部を備えていてもよい。イオン発生部は、例えば器具本体6の内部に配置されている。イオン発生部は、針状放電極と、針状放電極に高電圧(例えば、約6000V)を印加する高電圧発生回路と、針状放電極を冷却するペルチェ素子とを有している。針状放電極は、ペルチェ素子のペルチェ効果によって冷却されることにより結露する。高電圧発生回路が針状放電極に結露した空気中の水分に高電圧を印加することにより、ナノメータサイズ(例えば、直径約5〜20nm)の微粒子水で包まれたマイナスイオン(いわゆる、ナノイー(登録商標))を発生させる。イオン発生部により発生したマイナスイオンは、器具本体6の内部に配置された送風ファン等により器具本体6の外部に吹き出され、室内に拡散される。
なお、ナノイーは、マイナスイオン単独で存在する場合よりも空気中に長時間(マイナスイオンの約6倍の寿命で)存在することが可能であり、且つ、ナノメータサイズと非常に小さいため、室内全体に万遍無く拡散し且つ長時間浮遊することができる。ナノイーは、反応性が高く、且つ、臭い成分に作用して無臭成分に分解する能力を持つことが知られている。そのため、ナノイーが室内に拡散することにより、a)室内のカーテン又は浮遊塵埃等を脱臭する効果、b)室内に浮遊又は付着しているアレルゲン、ウイルス等を不活化させる効果、c)室内に浮遊又は付着しているカビ、細菌等を除菌する効果等が得られる。
また、照明器具2は、室内に人が存在することを検出する人感センサと、照明器具2の周囲の画像を撮像するためのカメラ機能を有する画像センサとを備えていてもよい。画像センサは、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサである。この場合、人感センサで室内に人を検知した際に、防犯対策として画像センサにより撮像した画像をメモリ等に記憶しておくことができる。
また、照明器具2は、有線又は無線によって照明器具2が受信した音声を出力するスピーカを備えていてもよい。この場合、例えば発光モジュール12の点灯に同期してスピーカから音声が出力されるように、スピーカが制御されてもよい。
その他、上記実施の形態に対して当業者が思い付く各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
2 照明器具
16 第1の導光板(光学部材)
18 第2の導光板(導光板)
22 カバー部材
48 第1の発光素子(第1の発光部)
50 第2の発光素子(第2の発光部)
56 第1の入射部
56a,70a 一端部
56b,70b 他端部
58 第1の出射部
60 第1の端面(入射面)
62 第1の側面(出射面)
63 領域
70 第2の入射部
72 第2の出射部
74 第2の端面(端面)
76 第2の側面(側面)
86 第1の導光部材
88 第2の導光部材

Claims (8)

  1. 第1の発光部と、
    前記第1の発光部からの光を入射する第1の端面、及び、前記第1の端面に入射した光を出射する第1の側面を有する第1の導光板と、
    第2の発光部と、
    前記第1の導光板を囲むように配置された環状の第2の導光板であって、前記第2の発光部からの光を入射する第2の端面、及び、前記第2の端面に入射した光を出射する第2の側面を有する第2の導光板と、を備え、
    前記第1の導光板及び前記第2の導光板を平面視した場合に、前記第1の導光板の前記第1の側面は、前記第2の導光板の径方向における中央部を含む領域に配置されている
    照明器具。
  2. 前記第1の側面及び前記第2の側面は、略同一面上に配置されている
    請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記第1の導光板は、
    一端部から他端部に向けて縮径する筒状に形成され、前記一端部に前記第1の端面が形成された第1の入射部と、
    前記第1の入射部の前記他端部から径方向内側に延びて前記他端部を閉塞するように形成され、前記第1の側面が形成された第1の出射部と、を有する
    請求項1又は2に記載の照明器具。
  4. 前記第1の端面は、前記第1の入射部の前記一端部の全周に亘って形成され、
    前記第1の発光部は、前記第1の端面の周方向に沿って間隔を置いて配置された複数の第1の発光素子を有する
    請求項3に記載の照明器具。
  5. 前記第2の導光板は、
    一端部から他端部に向けて拡径する筒状に形成され、前記一端部に前記第2の端面が形成された第2の入射部と、
    前記第2の入射部の前記他端部から径方向外側に延びて環状に形成され、前記第2の側面が形成された第2の出射部と、を有する
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の照明器具。
  6. 前記第2の端面は、前記第2の入射部の前記一端部の全周に亘って形成され、
    前記第2の発光部は、前記第1の発光部を囲むように配置され、前記第2の端面の周方向に沿って間隔を置いて配置された複数の第2の発光素子を有する
    請求項5に記載の照明器具。
  7. 前記照明器具は、さらに、
    前記第1の導光板と前記第2の導光板との間に配置された環状のカバー部材と、
    前記カバー部材の内周部に沿って配置された第1の導光部材であって、前記第1の導光板からの光の一部を入射し、入射した光を外部に出射する第1の導光部材と、
    前記カバー部材の外周部に沿って配置された第2の導光部材であって、前記第2の導光板からの光の一部を入射し、入射した光を外部に出射する第2の導光部材と、を備える
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の照明器具。
  8. 第1の発光部と、
    前記第1の発光部からの光を入射する入射面、及び、前記入射面に入射した光を出射する出射面を有する光学部材と、
    第2の発光部と、
    前記光学部材を囲むように配置された環状の導光板であって、前記第2の発光部からの光を入射する端面、及び、前記端面に入射した光を出射する側面を有する導光板と、を備え、
    前記光学部材の前記出射面及び前記導光板の前記側面は、略同一面上に配置されている
    照明器具。
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