JP6620642B2 - 照明器具 - Google Patents

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本発明は、照明器具に関する。
従来、光源からの光の照射方向を下面方向と壁面方向とに変更可能な埋込型照明器具が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、ハウジング内の軸方向に揺振可能な揺振アームの先端にランプホルダを備えており、揺振アームを動かすことによって、照射方向を変更可能な埋込型照明器具が開示されている。
実開昭56−144424号公報
しかしながら、特許文献1に開示された埋込型照明器具においては、揺振アームが揺振するスペースを必要とするため、埋込型照明器具の大型化を招いてしまう。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、灯具本体を大型化させずに、下方と壁面方向等の二方向に照射可能な照明器具を提供することを目的とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
すなわち、本願に開示する照明器具は、
発光素子を有する第一光源部と、発光素子を有する第二光源部と、を備える照明器具であって、
開口部と、前記開口部から続く反射面と、を有する反射部を有し、
前記反射部は、前記第一光源部の光を出射する第一出射口と、前記第二光源部の光を出射する第二出射口と、を有し、
前記第一光源部と第二光源部は、前記第一光源部の光軸と前記第二光源部の光軸が直角若しくは鋭角を成すように配置され、
前記第一光源部と前記第二光源部からの光は前記開口部から出射されるものである。
本願に開示する照明器具において、
前記第一出射口は、その中心が前記反射部の中心からオフセット配置されることが好ましい。
本願に開示する照明器具において、
前記第二光源部は、前記第二出射口を覆う拡散パネルと、前記発光素子と前記拡散パネルとの間に配置されるパネルホルダと、を有し、
前記パネルホルダは、前記光軸に沿って広がる反射面を有し、
前記第一光源部側の前記反射面は、出射側の前記反射面よりも前記第二光源部の光軸に対する傾きは小さくなるように形成されることが好ましい。
本願に開示する照明器具において、
前記第一光源部及び前記第二光源部の点灯状態を制御する制御手段を備え、
前記制御手段は、前記第一光源を点灯するモードと、前記第二光源を点灯するモードと、に切替制御することが好ましい。
本発明によれば、下方と壁面方向等の二方向に照射することができる。
本発明の一実施形態に係る埋込型照明器具を斜め下方から見た斜視図。 埋込型照明器具を斜め上方から見た斜視図。 灯具本体を示す平面図。 灯具本体を取付穴に取り付けた状態を示す図であり、図3のA−A線断面図。 反射部を示す斜視図であり、(a)反射部を斜め下方から見た斜視図(b)反射部を斜め上方から見た斜視図。 第一出射口と第二出射口との配置を示す反射部の底面図。 パネルホルダを示す斜視図であり、(a)パネルホルダの斜視図(b)光軸から見たパネルホルダの側面図(c)図7(b)のB−B線断面図。 第二光源部のパネルホルダによる配光制御を説明する説明図。
本発明の実施形態に係る埋込型照明器具100について、図1から図8を用いて説明する。埋込型照明器具100は、本発明の照明器具の一実施形態である。埋込型照明器具100は、図4に示すように取付面となる天井Cに形成された、例えば、丸型の取付穴Hに埋め込まれて設置されるダウンライトである。以下の説明では、埋込型照明器具100の上下方向は、埋込型照明器具100が天井Cに設置された状態における上下方向(図4における上下方向)として説明する。また、本実施形態の説明において、上方から埋込型照明器具100等を視た状態を平面視とし、下方から埋込型照明器具100等を視た状態を底面視とする。上下方向に対して直交方向から埋込型照明器具100等を視た状態を側面視とする。埋込型照明器具100等の断面形状を視た状態を断面視とする。
埋込型照明器具100は、図1、図2に示すように、灯具本体11と、電源部61とを主に備える。灯具本体11は、電源部61と電線によって電気的に接続される。灯具本体11は、電源部61と電線によって電気的に接続される。保持部材により灯具本体11と電源部61とを連結し、電源部61を灯具本体11の側方に保持しても良い。
灯具本体11は、第一光源部21と、第二光源部31と、反射部41と、ヒートシンク51と、を有している。
また、灯具本体11において、光軸L1に沿う方向を第一光源部21の光軸方向と定義し、軸方向と直交する方向を第一光源部21の径方向と定義し、光軸L2に沿う方向を第二光源部31の光軸方向と定義し、軸方向と直交する方向を第二光源部31の径方向と定義する。
第一光源部21は、埋込型照明器具100の光軸L1に沿って光を出射する部分である。本実施形態では、第一光源部21は、下面側を照射面として光を出射している。第一光源部21は、図4に示すように、ヒートシンク51の光源配置部53内に設けられており、基板22と、パネルホルダ23と、拡散パネル24と、を有している。
基板22は、平板状に加工された基板面に、点光源である複数の発光素子を有するLEDモジュールである。発光素子は、基板22の中央部に配置される円形状発光面を有するCOBタイプのLEDである。発光素子は、パネルホルダ23の開口部26に対応するように配置される。基板22は、ヒートシンク51の有底部の内面に当接して配置され、ネジ等の取付部材によりヒートシンク51に取り付けられる。基板22は、電線(図示せず)によって電源部61と電気的に接続されている。
なお、本実施形態では、光源として発光素子(COBタイプのLED)を用いたが、光源の種類は発光素子に限定されず、例えば表面実装タイプの発光素子や有機EL素子(OLED)などであっても実現可能である。すなわち、発光素子は、本発明の第一光源の一例である。
また、基板22は、熱伝導性シート(図示せず)や放熱グリスを介してヒートシンク51に取り付けてもよく、これにより、より高い放熱性を得ることができる。
パネルホルダ23は、発光素子を有する基板22と拡散パネル24との間に配置される。パネルホルダ23は、拡散パネル24と基板22とを所定間隔で離間しつつ、拡散パネル24をパネルホルダ23の下端と反射部41の上端との間に挟持する笠状部材である。パネルホルダ23は、ヒートシンク51内にネジ等の取付部材によって取り付けられる。パネルホルダ23の第一光源部21側(上端)は、中央部において円形状の開口部26が形成される。開口部26から延設される周壁部は光軸L1に沿って(下方に向かって)広がるように形成され、周壁部の内周面は、発光素子から発生する光を反射する反射面27として形成される。つまり、パネルホルダ23は光軸L1に沿って広がる反射面27を有する。本実施形態では、パネルホルダ23の反射面27は、斜面状に形成される。パネルホルダ23は、発光素子から発生する光のうち、光軸L1(図4における下方向)を基準として側方に向かう光を反射面27で反射させ、光軸L1に向かうように配光制御する。すなわち、反射面27により、発光素子の光軸L1以外の方向に出た光を反射させて、発光素子から発生する光を、照射面に効率よく集光している。
なお、本実施形態のパネルホルダ23としては、反射面27が下方にいくにしたがって広がる斜面状に形成したものを説明したが、反射面27の形状はこれに限定されない。例えば、反射面27の形状は、下方にいくにしたがって広がる放物面状に形成されるものであってもよい。
拡散パネル24は、反射部41の上方側の第一出射口42を覆い、ヒートシンク51内に配置された発光素子からの光を透過及び拡散させて、照射面を形成する部材である。拡散パネル24は、透光性を有する樹脂素材やガラス素材等で形成される。拡散パネル24は、図4に示すように、平面視形状が円形で下方に突出するドーム状に形成されている。拡散パネル24は、下部の周縁部に径方向外側に突出するフランジ部28を有する。フランジ部28の下面と、反射部41と、の間にはパッキン29が挿入される。拡散パネル24は、反射部41の上端に位置決めされた状態で、反射部41の上端とパネルホルダ23の下端とで挟持され、発光素子に対向する位置で保持される。
なお、拡散パネル24の形状は、図4等に示すような円形形状に限らず、四角形状の多角形でもよい。また、下方に突出するドーム状に限らず、上方に突出する形状や平面上等でもよい。
第二光源部31は、第一光源部21の光軸L1に対して所定の角度だけ傾斜した方向を光軸L2とし、該光軸L2に沿って光を出射する部分である。第二光源部31は、光軸L1と光軸L2の成す角θ1が直角若しくは鋭角となるように配置される。本実施形態では、第二光源部31は、壁面W上部側を照射面として光を出射している。第二光源部31は、図4に示すように、ヒートシンク51の光源配置部54内に設けられており、基板32と、パネルホルダ33と、拡散パネル34と、を有している。
基板32は、平板状に加工された基板面に、点光源である複数の発光素子を有するLEDモジュールである。発光素子は、基板32の中央部に配置される円形状発光面を有するCOBタイプのLEDである。発光素子は、パネルホルダ33の開口部36に対応するように配置される。基板32は、ヒートシンク51の内側面に当接して配置され、ネジ等の取付部材によりヒートシンク51に取り付けられる。基板32は、電線によって電源部61と電気的に接続されている。
なお、本実施形態では、光源として発光素子(COBタイプのLED)を用いたが、光源の種類は発光素子に限定されず、例えば表面実装タイプの発光素子や有機EL素子(OLED)などであっても実現可能である。すなわち、発光素子は、本発明の第二光源の一例である。
また、基板32は、熱伝導性シート(図示せず)や放熱グリスを介してヒートシンク51に取り付けてもよく、これにより、より高い放熱性を得ることができる。
パネルホルダ33は、発光素子を有する基板32と拡散パネル34との間に配置される。パネルホルダ33は、拡散パネル34と基板32とを所定間隔で離間しつつ、拡散パネル34をパネルホルダ33の内端と反射部41の外端との間に挟持する笠状部材である。パネルホルダ33は、ヒートシンク51内にネジ等の取付部材によって取り付けられる。パネルホルダ33の第二光源部31側には、中央部において円形状の開口部36が形成される。開口部36から延設される周壁部の内周面は光軸L2に沿って広がるように形成され、発光素子から発生される光を反射する反射面37として形成される。つまり、パネルホルダ33は光軸L2に沿って広がる反射面37を有する。本実施形態では、パネルホルダ33の反射面37は、傾斜状に形成される。パネルホルダ33は、発光素子から発生する光のうち、光軸L2(壁面方向)を基準として、光軸L2から外れた方向に向かう光を反射面37で反射させ、光軸L2に向かうように配光制御する。すなわち、反射面37により、発光素子の光軸L2以外の方向に出た光を反射させることで、発光素子から発生する光を、照射面に効率よく集光している。
なお、本実施形態の反射面37は、光軸L2に沿って広がる傾斜状に形成したものを説明したが、反射面37の形状はこれに限定されない。例えば、反射面37の形状として、光軸L2に沿って広がる放物面状に形成されるものであってもよい。
図7、図8に示すように、パネルホルダ33の反射面37のうち、第一光源部21側の反射面37aは、出射側の反射面37bよりも第二光源部31の光軸L2に対する傾きは小さくなるように形成される。パネルホルダ33の反射面37のうち、第一光源部21側とは、光軸L2よりも第一光源部21側(上側)を指し、出射側とは、光軸L2よりも照射面側(下側)を指す。第一光源部21側の反射面37aの光軸L2に対する傾きθ2が出射側の反射面37bの光軸L2側に対する傾きθ3よりも小さく形成されることで、第二光源部31から発生する光のうち、第一光源部21側の反射面37aに照射される光は、より下方に向けて反射することができる。
また、本実施形態の反射面37は、出射側の反射面37bが平坦に形成されている。このように形成することによって、第二光源部31から発生した光を幅広に広げるようなライン状の光を壁面W側に照射する。
なお、反射面37が光軸L2に沿って広がる放物面状に形成される場合は、反射面37のうち、第一光源部21側の反射面37aの曲率が出射側の反射面37bの曲率よりも大きくなるように構成することで、第二光源部31から発生する光のうち、第一光源部21側の反射面37aに照射される光は、より下方に向けて反射することができる。
拡散パネル34は、反射部41の第二出射口43を覆い、ヒートシンク51内に配置された発光素子からの光を透過及び拡散させて、照射面を形成する部材である。拡散パネル34は、透光性を有する樹脂素材やガラス素材等で形成される。拡散パネル34は、第二出射口43を覆うように略矩形状に形成されている。拡散パネル34は、径方向外側に突出するフランジ部38を有する。フランジ部38と、反射部41と、の間にはパッキン39が挿入される。拡散パネル34は、反射部41に位置決めされた状態で、反射部41の外端とパネルホルダ33の内端とて挟持され、発光素子に対向する位置で保持される。
なお、拡散パネル34の形状は、略矩形状に限らず、第二出射口43を覆うことができる略弓形状や、多角形状でもよい。また、平板状に限らず、照射方向側に突出するドーム状や発光素子側に突出する形状等でもよい。
反射部41は、光源部からの光を反射する光源用リフレクターである。第一光源部21及び第二光源部31からの光は、反射部41に形成される開口部48を通って照射面に出射される。開口部48は、反射部41の照射側(図4における下側)に形成される。反射部41は、開口部48から続く反射面47を有している。反射面47は、開口部48の縁部と連続する内周面に、光源部からの光を反射する反射面47を有している。本実施形態では、反射部41は、第一光源部21の光軸L1に沿って広がる反射面47を有する。反射面47は、光軸L1に沿って広がる放物面状に形成される。反射部41は、図4及び図5に示すように、第一出射口42と、第二出射口43と、フランジ部46と、を有している。
第一出射口42は、第一光源部21の発光素子から発生する光を通過させるものである。第一出射口42は、第一光源部21に対向して配置される。第一出射口42は、反射部41の第一光源部21側に略円形状に形成される。第二出射口43は、第二光源部31の発光素子から発生する光を通過させるものである。第二出射口43は、第二光源部31に対向して配置される。
本実施形態の第二出射口43は、第二光源部31の光軸L2と直交し、第一出射口42と重ならない、仮想面I上に配置される。仮想面Iは、光軸L2と直交するため、第二光源部と対向するように構成される。また、仮想面Iは、第一出射口42と重ならないように規定されるため、平面視において、第一出射口42と第二出射口43とが重なることがない。そのため、第二出射口43は、第一出射口42から出射される光の障害となることがないように配置することができる。仮想面I上に形成される第二出射口43は、反射部41の拡径側(下側)の内周縁から径方向内側に突出する底板41aを底部として略弓形状に形成される。
なお、反射部41や第一出射口42の平面視形状は、図5等に示すような円形形状に限らず、四角形状等の多角形状でもよく、種々の取付穴の開口形状に取付可能な形状であってもよい。また、第二出射口43の光軸L2からみた形状は、略弓形状に限らず、四角形状等の多角形状でもよく、種々の取付穴の開口形状に取付可能な形状であってもよい。
図6に示すように、第一出射口42は、第一出射口42の中心O2が反射部41の中心O1からオフセットされた位置に配置される。本実施形態の第一出射口42では、その中心O2が第二出射口43と対向する反射面47側にずれた位置に配置されている。第一出射口42は、反射部41の中心O1(拡径(下端)側の外周縁部の中心)に対して所定間隔だけずらして配置される。第二出射口43と対向する反射面47側とは、図4に示す反射部41の壁面W側を指す。
第一出射口42の周縁には、拡散パネル24のフランジ部28の下面側にパッキン29が挿入される凹部44が形成される。拡散パネル24は、凹部44にパッキン29を挿入した状態において、反射部41及びヒートシンク51をネジ等の取付部材により取り付けることで反射部41の上端に位置決めされる。第二出射口43の周縁は、フランジ部38の照射面側にパッキン39を介して覆われる。拡散パネル34は、パッキン39を挿入した状態において、反射部41及びヒートシンク51をネジ等の取付部材により取り付けることで反射部41に位置決めされる。
フランジ部46は、下部の外周縁から径方向外側に突出して環状に形成される鍔部である。フランジ部46は、埋込型照明器具100を天井Cの取付穴Hに設置した状態で取付穴Hの周縁部を覆う部分である。フランジ部46の上面には、反射部41を取付穴Hに取り付けた際に、反射部41と取付穴Hの周縁部との隙間を塞ぐための平面視環状の枠パッキン50が設けられている。フランジ部46は、天井Cの下面側に枠パッキン50を介して取付穴Hの周縁部を覆う。
ヒートシンク51は、熱伝導率の高いアルミニウム等の金属素材からなる放熱部材である。ヒートシンク51は、光源配置部53・54と、取付バネ71を取り付けるバネ取付部55と、を備える。
ヒートシンク51は、有底略円筒状に形成される。ヒートシンク51の一端(第二光源部31側)には、反射部41の凹部45と係止可能な係止部52が設けられる。凹部45に係止部52が係止された状態で、ヒートシンク51はネジ等の取付部材によって反射部41に取り付けられる。ヒートシンク51の有底部の内面には、凹状で第一光源部21を配置するための光源配置部53が形成されている。ヒートシンク51の係止部52の内側面には、第二光源部31を配置するための光源配置部54が形成されている。
バネ取付部55は、取付バネ71をヒートシンク51に取り付ける部分である。バネ取付部55は、ヒートシンク51の周縁に略均等配置されるように複数個(本実施形態では、2個)設けられている。バネ取付部55は、取付バネ71を当接してネジで取り付けるためのものである。
取付バネ71は、灯具本体11を天井Cの取付穴Hに埋め込んで取り付けるための固定手段である。取付バネ71は、図3に示すように、ヒートシンク51の周縁に略均等配置されたバネ取付部55に配設される。取付バネ71は、ステンレス素材等の板状金属部材の中途部を複数箇所屈曲及び湾曲させて形成された板バネである。取付バネ71は、略V字状に形成された板バネであり、基端部がヒートシンク51のバネ取付部55に当接してネジにより固定されるとともに、自由端部が灯具本体11側方に延出されるものである。灯具本体11を天井Cの取付穴Hに設置した場合、取付バネ71は、取付バネ71が広がろうとする弾性力によって取付穴Hの周縁を押圧することでフランジ部46との間で天井Cを挟持し、灯具本体11を天井Cに固定する。
なお、取付バネの形状、取付位置、本数等については、本実施形態のものに限定されない。
電源部61は、光源部が有する発光素子(第一光源部21の発光素子、第二光源部31の発光素子)に給電を行って、発光素子を点灯させるための電源装置である。電源部61は、箱状の電源ケース内に直方形状に加工されたプリント配線板上に複数の電子部品が実装された電源回路が収容されたものである。電源部61は、外部商用電源から供給される交流電流を所定の直流電流に変換し、変換後の電流を基板22の発光素子又は基板32の発光素子に供給するためのものである。電源部61は、配線を介して端子台62に電気的に接続されている。端子台63は、電源部61の一側面に配置されている。埋込型照明器具100を天井Cに取り付ける際、配線により端子台63と天井裏側の外部商用電源とを接続することで、電源部61は外部商用電源と電気的に接続される。電源部61は、基板22及び基板32にそれぞれ配線によって電気的に接続されている。埋込型照明器具100は、第一光源部21及び第二光源部31の点灯状態を制御する制御手段(図示しない)を備える。制御手段によって、第一光源部21のみを点灯させたり、第二光源部31のみを点灯させたり、第一光源部21及び第二光源部31を点灯させたりすることができる。
以上のように、第一光源部21と第二光源部31は、第一光源部21の光軸L1と第二光源部31の光軸L2が直角若しくは鋭角を成すように配置される。これにより、第一光源部21の照射面とは別に第二光源部31の照射面を形成することができ、二方向に光を照射できる照明器具を実現することができる。本実施形態では、第一光源部21が照射する下面方向と、第二光源部31が照射する壁面方向と、に光を照射できる。また、本実施形態の埋込型照明器具100は、照射方向の異なる第一光源部21と第二光源部31を有する。これにより、照射方向を変更するために、光源部の位置を物理的に調整するスペースを設ける必要がないため、照明器具の大型化を防ぐ。
また、第一光源部21を下面方向に出射するように配置した場合に、光軸L1と光軸L2が直角よりも大きい角度を成すように第二光源部31を配置すると照明器具の高さ方向の寸法の増大化を招く。本実施形態の埋込型照明器具100の場合、第二光源部31の高さ方向の配置位置は、第一光源部21を頂点として、それよりも下方から反射部41の開口部48までの間の高さ位置に配置される。光軸L1と光軸L2が直角若しくは鋭角を成すように第一光源部21と第二光源部31を配置することで、照明器具、特に灯具本体11の高さ寸法の増大化を防ぐ。また、光軸L1と光軸L2が鈍角となるように配置されると、第二光源部31から出射された光の一部は、反射部41の部分によって反射されて効率的に壁面を照射できない可能性がある。本実施形態の埋込型照明器具100は、第二光源部31から出射される光が反射部41によって遮られにくく、効率的に壁面へと照射される。
また、第一光源部21と第二光源部31から出射された光は、それぞれ反射部41内の第一出射口42と第二出射口43から開口部48を通って外部へ出射される。これにより、一つの反射部41を用いて、第一光源部21及び第二光源部31から発生する各々の光を、出射口を介して二方向に容易に照射することができる。個別に反射部を配置することなく、二方向に照射できるため、外観としても見苦しくなく、天井面に無理なく設置できる。また、第一光源部21と第二光源部31にそれぞれ個別に反射部を設けないため、照明器具が大型化しないとともに、部品点数を少なくすることができる。また、第一光源部21及び第二光源部31が発光素子から構成されることで、灯具本体11を構成する部材を小型化することができる。
第一出射口42の中心O2は、反射部41の中心O1からオフセット配置される。これにより、照明器具、特に灯具本体11を大型化させずに第一光源部21及び第二光源部31を無理なく収容することができる。そのため、灯具本体11の大きさを略変えることなく、二方向に照射することができる。また、第一光源部21及び第二光源部31を一の灯具本体11に収容することができ、個別に収容する必要がなく、部品点数を少なくすることができる。
第二光源部31のパネルホルダ33は、前記光軸L2に沿って広がる反射面37を有し、第一光源部21側の反射面37aは、出射側の反射面37bよりも光軸L2に対する傾きは小さくなるように形成される。これにより、第二光源部31から発生する光のうち、第一光源部21側の反射面37aに照射される光は、より下方に向けて反射することができる。そのため、第一光源部21側の反射面37に照射される光が反射部41にあたって予期せぬ方向に照射されることを防ぐことができ、壁面W側に集光することができる。
特許文献1の照明器具では、照射方向を変更するために揺振アームを動かさねばならない。そのため、照明器具が天井面などの高所に取り付けられた状態では、照射方向を変更しにくいものであった。本実施形態の埋込型照明器具100は、第一光源部21及び第二光源部31の点灯状態を制御する制御手段を備えることで、第一光源部21のみを点灯させたり、第二光源部31のみを点灯させたりすることができ、容易に照射方向を変更することができる。
なお、本発明の照明器具は、本実施形態の埋込型照明器具100に限定するものではない。例えば、直付型照明器具として構成することもできる。
また、本実施形態のように、円形状の反射部ではなく、角形状や多角形状に形成することもできる。
11 灯具本体
21 第一光源部
31 第二光源部
33 パネルホルダ
37 パネルホルダの反射面
37a 第一光源部側の反射面
37b 開口部側の反射面
41 反射部
42 第一出射口
43 第二出射口
47 反射面
48 開口部
100 埋込型照明器具(照明器具)
I 仮想面
L1 光軸
L2 光軸
O1 反射部の中心
O2 第一出射口の中心
θ1 光軸L1と光軸L2の成す角
θ2 反射面37aの光軸L2に対する傾き
θ3 反射面37bの光軸L2に対する傾き

Claims (4)

  1. 発光素子を有する第一光源部と、発光素子を有する第二光源部と、を備える照明器具であって、
    開口部と、前記開口部から続く反射面と、を有する反射部を有し、
    前記反射部は、前記第一光源部の光を出射する第一出射口と、前記第二光源部の光を出射する第二出射口と、を有し、
    前記第一光源部と第二光源部は、前記第一光源部の光軸と前記第二光源部の光軸が直角若しくは鋭角を成すように配置され、
    前記第一光源部と前記第二光源部からの光は前記開口部から出射される、照明器具。
  2. 前記第一出射口は、その中心が前記反射部の中心からオフセット配置される請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記第二光源部は、前記第二出射口を覆う拡散パネルと、前記発光素子と前記拡散パネルとの間に配置されるパネルホルダと、を有し、
    前記パネルホルダは、前記光軸に沿って広がる反射面を有し、
    前記第一光源部側の前記反射面は、出射側の前記反射面よりも前記第二光源部の光軸に対する傾きは小さくなるように形成される請求項1又は2に記載の照明器具。
  4. 前記第一光源部及び前記第二光源部の点灯状態を制御する制御手段を備える請求項1から3の何れか一項に記載の照明器具。
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